JPH0623132Y2 - キュービクル形受電設備 - Google Patents

キュービクル形受電設備

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JPH0623132Y2
JPH0623132Y2 JP10978388U JP10978388U JPH0623132Y2 JP H0623132 Y2 JPH0623132 Y2 JP H0623132Y2 JP 10978388 U JP10978388 U JP 10978388U JP 10978388 U JP10978388 U JP 10978388U JP H0623132 Y2 JPH0623132 Y2 JP H0623132Y2
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清 牛島
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はキュービクル形容器内に断路器や遮断器等の機
器を収納して構成されるキュービクル形受電設備に関す
るものである。
[従来の技術] ガス絶縁を採用したキュービクル形受電設備において
は、SFガスを封入したキュービクル容器内に受電側
断路器及び遮断器を含む必要機器を収納し、受電側断路
器の近傍にケーブルヘッドを取付けている。
この種の受電設備においては、オプションで避雷器が設
けられるが、従来はこの避雷器を他の機器とともにキュ
ービクル容器内に収納していた。
[考案が解決しようとする課題] 従来のキュービクル形受電設備においては、避雷器をキ
ュービクル容器内に配置する構成をとっていたため、キ
ュービクル容器内に避雷器を収納するスペースを確保し
ておく必要があり、キュービクル容器が大形化するとい
う問題があった。特にビル等の受電設備においては、避
雷器を必要とする割合が10%(10台に1台)程度で
あり、ほとんどの受電設備では避雷器を必要としないた
め、避雷器が設けられることを想定してキュービクル容
器を大形に構成しておくことは不経済であった。
尚避雷器が設けられる場合と設けられない場合とで大き
さが異なるキュービクル容器を用いることも考えられる
が、この場合にはキュービクル容器及びその内部に収納
される機器の標準化を図ることができないため、コスト
が著しく高くなる。
本考案は目的は、キュービクル容器を大形化することな
く、しかも同一のキュービクル容器を用いて、避雷器を
設ける場合と設けない場合とに対応できるようにしたキ
ュービクル形受電設備を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のキュービクル形受電設備は、絶縁ガスを封入し
たキュービクル容器内に受電側断路器及び遮断器を含む
必要機器を収納して受電側断路器の近傍にケーブルヘッ
ドを取付けたものであって、本考案においては、キュー
ビクル容器と別個に設けた避雷器エレメント容器内に避
雷器を収納して避雷器エレメントを構成する。
またキュービクル容器の壁部の受電側断路器を望む個所
にハンドホールを設けて、該ハンドホールに避雷器エレ
メント及びハンドホール閉鎖用蓋板のいずれをも接続し
得るようにしておく。
本考案ではまた、受電側断路器に、遮断器につながる主
回路に電気的に接続された固定電極と、回転操作される
回転導体に接続されて固定電極に接離する可動電極と、
ケーブルヘッドに接続されて回転導体に常時接触させら
れる受電側摺動接触子とを設けておき、この断路器を、
ハンドホールに臨む位置に、回転導体の回転軸を該ハン
ドホールの中心軸線と直角な方向に向けた状態で配置す
る。
また避雷器エレメントには、ハンドホールに接続された
際に断路器の回転導体に接触して避雷器の端子を該回転
導体に電気的に接続する摺動接触子を設けておく。
更にハンドホールにハンドホール閉鎖用蓋板が取付けら
れたときに断路器と該蓋板との間に所定の絶縁距離が確
保されるように断路器の位置を設定しておく。
上記の構成において、ハンドホールは、避雷器エレメン
トを上下方向に沿って180度向きを異ならせて接続し
得るように設けるのが好ましい。この場合、避雷器エレ
メントをいずれの向きで接続した場合でも避雷器側摺動
接触子を前記回転導体に接触させ得るように断路器の回
転導体の位置と避雷器側摺動接触子の位置とを設定して
おく。
尚本考案における「キュービクル容器」は、全体的に見
た場合に直方体状若しくは立方体状(キュービクル状)
またはこれらに近い形を呈する容器であれば良い。この
キュービクル容器は単一の容器からなっていてもよく、
複数の容器を組合せたものからなっていてもよい。
[作用] 上記のように、受電側断路器の可動電極を回転導体に支
持して、該回転導体の回転軸をキュービクル容器のハン
ドホールの中心軸線と直角な方向に向けた状態で配置
し、該回転導体に接触する摺動接触子を避雷器エレメン
トに設けておくと、避雷器エレメントをハンドホールに
接続することにより避雷器を受電側断路器に接続するこ
とができる。
従って上記のように構成すれば、キュービクル容器のハ
ンドホールを利用して避雷器エレメントを取付けること
ができ、キュービクル容器内には避雷器を配置するため
のスペースを確保する必要がない。そのためキュービク
ル容器を必要最小限の大きさに構成することができ、装
置の小形化を図ることができる。
また上記のように、避雷器エレメントを別個に構成して
キュービクル容器に接続するようにすると、避雷器の有
無にかかわりなく、1種類のキュービクル容器を用意し
ておけばよいため、キュービクル容器及びその内部に配
置される機器の標準化を図ってコストの低減を図ること
ができる。
また上記のようにキュービクル容器のハンドホールに蓋
板を取付けた状態で受電側断路器と該蓋板との間に所定
の絶縁距離が確保されるように断路器の位置を設定して
おけば、避雷器が不要な場合には単にハンドホールを蓋
板により閉鎖するだけで良く、キュービクル容器内の機
器の配置は一切変更する必要がない。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第9図は本考案の実施例を示したもので、
第1図は避雷器エレメントを取付けた状態の要部断面
図、第2図は避雷器エレメントを取付けない場合の構成
を示す縦断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、
第4図は避雷器エレメントを取付けた状態の上面図であ
る。また第5図は本実施例の電気的構成を示す単線結線
図、第6図ないし第8図は本実施例で用いる避雷器エレ
メントの構成を示す図、第9図は避雷器エレメントの摺
動接触子と受電側断路器の回転導体との接続状態を示す
要部断面図である。
第5図において、CHdは受電用ケーブルの端末部が接
続されるケーブルヘッド、DS1及びES1はそれぞれ
受電側の断路器及び接地開閉器、CBは遮断器、CTは
変流器、DS2及びES2はそれぞれ変圧器側の断路器
及び接地開閉器、ES3は遮断器点検用接地開閉器、L
Aはオプションで設けられる避雷器であり、この例では
断路器DS2の固定電極側が図示しない変圧器に接続さ
れる。
第1図ないし第4図において、1は受電設備で、この受
電設備は、操作器箱2の上にほぼ縦長直方体状に形成さ
れた受電側機器収納用のキュービクル容器3と送出側機
器収納用のキュービクル容器4とを備えている。容器1
及び2は上から見てL字形を呈するように並べて配置さ
れ、両容器3,4の間に形成された空間がカバー5によ
り覆われて、全体が略直方体状を呈するように配慮され
ている。容器3及び4は溶接等により連結されて一体化
され、容器3内の空間と容器4内の空間とは下部におい
て窓部6(第2図参照)を通して連通されている。
キュービクル容器3及び4は気密構造を有し、これらの
容器内にはSFガスが所定の圧力で封入されている。
カバー5の内側の空間には3相のガス遮断器CBが配置
されている。各遮断器はSFガスを封入した絶縁筒6
内に遮断部を収納したもので、それぞれの側面の上下に
設けられた端子導出部6A及び6Bが容器3の側壁を気
密に貫通させて容器3内に挿入されている。各遮断器の
可動接触子を操作する操作軸はレバー8及びリンク9を
介して操作器箱2内の操作器に連結されている。
受電側機器収納容器3の天井部には3相のケーブルヘッ
ドCHdが取付けられ、このケーブルヘッドCHdの近
傍には受電側断路器DS1及び受電側接地開閉器ES1
が配置されている。また遮断器の端子部2aの下方には
遮断器点検用接地開閉器ES3の可動電極5が配置され
ている。
送出側機器収納容器4内には上下方向に伸びる3相の主
回路導体10が配置され、これらの導体の下端は窓部7
内を通した接続導体11と、容器3内に設けられた導体
12とを介して遮断器CBの下側の端子導出部6Bの端
子金具6bの接続されている。容器4内の上部には変圧
器側断路器DS2及び接地開閉器ES2(第1図ないし
第4図には図示せず。)が配置され、断路器DS2の可
動接触子側の端子が導体10の上端に接続されている。
容器4の上部に変圧器との接続部4Aが設けられ、この
接続部4Aが絶縁スペーサを介して図示しない変圧器に
接続される。
本考案は、容器3の側壁の受電側断路器DS1を望む個
所にハンドホール15を設けてこのハンドホール15に
避雷器エレメントを接続し得るようにしたこと、及び断
路器DS1を、避雷器を接続するのに適した構造にした
ことを特徴とする。
更に詳細に説明すると、ハンドホール15はその周辺部
にフランジ16を有し、このフランジには避雷器エレメ
ント20(第1図参照)及びハンドホール閉鎖用蓋板2
1(第2図参照)のいずれをも接続し得るようになって
いる。
またこの例では、容器3の側壁の下部にもハンドホール
22が設けられ、このハンドホール22は蓋板23によ
り閉鎖されている。
受電側断路器DS1は、遮断器CBの上側の端子導出部
6Aに設けられた端子金具6aに接続された固定電極2
5と、絶縁材料からなる角柱状の回転軸26に取付けら
れた円盤状の回転導体27と、回転導体27に接続され
て固定電極25に接離する可動電極28と、ケーブルヘ
ッドCHdの端子に接続されて回転導体27に常時接触
させられた受電側摺動接触子29とを備えている。この
端路器DS1は、その回転導体27の回転軸26をハン
ドホール15の中心軸線と直角な方向に向けた状態で該
ハンドホール15に臨む位置に配置されている。回転軸
26の両端には断面円形の軸が設けられ、該軸が図示し
ない軸受により支持されている。
可動電極28は対のフィンガ状接触子片28a(第9図
参照)を対向させて互いに接近する方向に付勢した公知
の構造のもので、対向する接触子片の間に固定接触子2
5を挟み込む状態で該固定接触子に接触する。
また受電側摺動接触子29は対向配置されて互いに接近
する方向に付勢された対の接触子片からなっていて、回
転導体27を間に挟んだ状態で該回転導体に接触してい
る。
上記固定電極25から離れた位置に可動接触子28が接
離する接地電極30が設けられ、この接地電極30は図
示しない接地線により接地電位部に接続されている。
またこの例では、固定電極25に接地用電極31が取付
けられ、この接地用電極31と固定電極5とにより遮断
器点検用接地開閉器ES3が構成されている。
ハンドホール15に取付けられる避雷器エレメント20
は、第6図ないし第9図に見られるように、避雷器エレ
メント容器35内に3相の避雷器LAを収納したもの
で、避雷器エレメント容器35は箱形の容器の一側面の
一端寄りにに円筒状の分岐管部36を設けたものからな
る。分岐管部36の先端にはフランジ36aが設けら
れ、このフランジがハンドホール15の周辺のフランジ
16にボルト結合されるようになっている。
3相の避雷器LAは容器35の長手方向に平行に伸びる
ように配置されてそれぞれの一端が容器35の他端側の
壁部に固定されている。各避雷器LAはその本体の中心
軸線から偏心した位置に中心軸線を有する電極部37を
備え、この電極部37には棒状の可動電極38が摺動自
在に接触させられている。また容器35の分岐管部36
の内側に固定されたフレーム39に絶縁支持物40を介
して導体41が支持され、この導体41の容器35内に
位置する一端41aに電極部37に対向する固定電極4
2が取付けられている。前記可動電極38の後端部は、
絶縁操作棒43を介して操作軸44に連結されている。
操作軸44は容器35の端部壁を摺動自在に貫通して容
器外に導出され、この操作軸44を操作することにより
可動電極38を固定電極42に接触する閉路位置と固定
電極42から離間した開路位置とに移動させ得るように
なっている。この例では、電極部37と、可動電極38
と絶縁操作棒43と、操作軸44と、固定電極42とに
より避雷器用断路部が構成されている。
容器35の端部壁の外面には、可動電極38を閉路位置
に位置させた状態で操作軸43の端部を押える押え板4
5を取付け得るようになっており、これにより運転時に
避雷器が外されるのを防止している。容器35の端部壁
にはまた避雷器LAの接地端子に接続された端子金具4
6を保持した端子盤47が取付けられている。
固定電極42につながる導体41の他端41bは、分岐
管部36内を通して容器35外に突出し、この導体41
の他端に避雷器側摺動接触子50が取付けられている。
この摺動接触子50は、対向配置された対の接触子片5
0a,50aからなっていて、容器35の分岐管部36
が前記ハンドホール15に接続された際に、各接触子片
50が対応する相の回転導体27に、該回転導体を間に
挟んだ状態で接触するようになっている。
本実施例では、受電側断路器DS1の3相の回転導体2
7を支持した回転軸26の中心軸線がハンドホール15
の中心軸線と直行するように回転軸26の位置が設定さ
れている。また避雷器エレメント20を、その操作軸4
4が導出された端部を上方に向けた状態で(第1図に示
す状態で)ハンドホール15に接続した場合、及び避雷
器エレメント20を、その操作軸44が導出された端部
を下方に向けた状態で取付けた場合のいずれの場合に
も、各摺動接触子50を対応する回転導体27に接触さ
せることができるように各摺動接触子50の位置が設定
されている。
上記受電設備1の避雷器側の面を設置現場にある壁面か
ら十分に離して設置することができる場合には、避雷器
用断路部を操作する操作軸44の操作を容易にするた
め、キュービクル容器の操作軸44が導出された端部を
下側に向けて取付けて、キュービクル容器と壁面との間
のスペースで操作軸44の操作を行わせるようにするの
が好ましい。
受電設備1を、その避雷器エレメントを据付現場の壁面
側に向けた状態で、該壁面に接近させて設置する場合に
は、避雷器エレメント容器35の操作軸44が導出され
た側を上方に向けた状態で(第1図に示す状態で)取付
けて、上方から操作軸44の操作を行わせるようにす
る。
避雷器が設けられない場合には、第2図に示すように、
ハンドホール15に蓋板21を取付けて該ハンドホール
を閉鎖しておく。このようにハンドホール15に蓋板2
1を取付けた状態で断路器DS1と蓋板21との間に所
定の絶縁距離が確保されるように断路器DS1の位置を
設定しておく。
上記のように構成すれば、ハンドホールを利用して避雷
器を取付けることができるため、キュービクル容器内に
は避雷器を収納するスペースを確保しておく必要がな
い。そのため、キュービクル容器を小形にすることがで
きる。避雷器の有無に係わりなく同じキュービクル容器
を用いることができるため、キュービクル及びその内部
に収納される機器の標準化を図ることができる。
上記の実施例では、1回線受電、1遮断器、1変圧器の
構成の受電設備に本考案を適用したが、第13図に示す
ように、2回線受電、2遮断器、2MOF、2変圧器の
構成を有する受電設備にも本考案を適用することができ
る。
第13図において、L1及びL2は第1及び第2の回線
で、これらの回線はそれぞれ受電ユニットU1及びU2
を介して変圧器T1及びT2に接続されている。各受電
ユニットは、受電用ケーブルヘッドCHd1と、受電側断
路器DS1及び接地開閉器ES1と、遮断器CBと、遮
断器点検用接地開閉器ES21及びES22と、断路器DS
2と、変圧器1次側断路器DS3及び接地開閉器ES3
と、変圧器接続用ケーブルヘッドCHd2と、オプション
で設けられる避雷器LAとにより構成されている。ユニ
ットU1,U2間は母線BUSにより接続されている。
第13図の構成を有する受電設備の外観の一例を第10
図ないし第12図に示してある。これらの図において、
100は架台101の上に支持された受電側機器収納用
のキュービクル容器、102は同じく架台101の上に
支持された変流器収納用のキュービクル容器、103は
架台104の上に支持された変圧器1次側機器収納用キ
ュービクル容器、105は容器103の上部と容器10
2の上部との間を接続するダクト状の容器、106は容
器103の側面に接続された母線容器である。
図面中に第13図に示した各機器を示す符号を付記した
ように、容器100内には受電側断路器DS1及び接地
開閉器ES1と遮断器点検用接地開閉器ES21とが収納
され、この容器100の上部にケーブルヘッドCHd1が
取付けられている。
容器102内には変流器CTがその1次導体(主回路導
体)とともに収納され、容器105内には断路器DS2
及び接地開閉器ES22が収納されている。更に容器10
3内には変圧器1次側断路器DS3及び接地開閉器ES
3が収納され、該容器103の側面上部に変圧器につな
がるケーブルを接続するためのケーブルヘッドCHd2が
取付けられている。
容器100と102とは上から見てL字形を成すように
配置され、容器100の側方に設けられたスペースに遮
断器CBが配置されている。この遮断器CBの端子は第
1図ないし第9図に示した実施例の場合と同様に受電側
断路器DS1が収納された容器100内に導入されて所
定の機器に接続されている。遮断器CBが配置されたス
ペースはカバー110により覆われていて、容器100
及び102を含むブロックの外観が全体としてキュービ
クル状を呈するようになっている。
また容器105の下方に形成されたスペースにMOF
(電力需給用計器用変成器)が配置され、このMOFが
配置されたスペースはカバー111により覆われてい
る。
ユニットU1及びU2は同じ様に構成されて平行に配置
され、ユニットU1及びU2の母線容器106同志が接
続管115により接続されている。母線容器106,1
06及び接続管115内に母線導体が配置され、該母線
導体によりユニットU1,U2間が接続されている。
受電側機器収納容器100のユニット間スペースに臨む
側面にハンドホールが設けられ、このハンドホールに避
雷器エレメント20が接続されている。受電側断路器D
S1の構成及び避雷器エレメント20の構成は第1図な
いし第9図に示した実施例と同様である。
避雷器エレメントが取付けられない場合には、受電側機
器収納容器100のハンドホールを蓋板により閉じてお
く。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、受電側断路器の可動電
極を回転導体に支持して、該回転導体の回転軸をキュー
ビクル容器のハンドホールの中心軸線と直角な方向に向
けた状態で配置し、該回転導体に接触する摺動接触子を
避雷器エレメントに設けたので、避雷器エレメントをハ
ンドホールに接続することにより避雷器を受電側断路器
に接続することができる。従ってキュービクル容器のハ
ンドホールを利用して避雷器エレメントを取付けること
ができ、キュービクル容器内に避雷器を配置するための
スペースを確保する必要性を無くすことができる。その
ためキュービクル容器を必要最小限の大きさに構成する
ことができ、装置の小形化を図ることができる利点があ
る。
また本考案によれば、避雷器の有無にかかわりなく、1
種類のキュービクル容器を用意しておけばよいため、キ
ュービクル容器及びその内部に配置される機器の標準化
を図ってコストの低減を図ることができる。
更にキュービクル容器のハンドホールに蓋板を取付けた
状態で受電側断路器と該蓋板との間に所定の絶縁距離が
確保されるように断路器の位置を設定したので、避雷器
が不要な場合には単にハンドホールを蓋板により閉鎖す
るだけで良く、避雷器が設けられる場合と設けられない
場合とに簡単に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本考案の実施例を示したもので、
第1図は避雷器エレメントを取付けた状態の要部断面
図、第2図は避雷器エレメントを取付けない場合の構成
を示す縦断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、
第4図は避雷器エレメントを取付けた状態の上面図、第
5図は本実施例の電気的構成を示す単線結線図、第6図
は本実施例で用いる避雷器エレメントの構成を半部を断
面して示した正面図、第7図は同避雷器エレメントの上
面図、第8図は第7図のVI−VI線断面図、第9図は避雷
器エレメントの摺動接触子と受電側断路器の回転導体と
の接続状態を示す要部断面図、第10図ないし第12図
はそれぞれ本考案の他の実施例を示す上面図、正面図及
び右側面図、第13図は同実施例の電気的構成を示す単
線結線図である。 1……受電設備、3,4……キュービクル容器、15…
…ハンドホール、20……避雷器エレメント、35……
避雷器エレメント容器、25……固定電極、26……回
転軸、27……回転体、28……可動電極、29……摺
動電極、DS1……受電側断路器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ガスを封入したキュービクル容器内に
    受電側断路器及び遮断器を含む必要機器を収納し、前記
    受電側断路器の近傍にケーブルヘッドを取付けてなるキ
    ュービクル形受電設備において、 前記避雷器エレメント容器内に避雷器を収納して避雷器
    エレメントを構成し、 前記キュービクル容器の壁部の前記受電側断路器を望む
    個所にハンドホールを設けて、該ハンドホールに前記避
    雷器エレメント及びハンドホール閉鎖用蓋板のいずれを
    も接続し得るようにしておき、 前記受電側断路器は、前記遮断器につながる主回路に電
    気的に接続された固定電極と、回転操作される回転導体
    に接続されて前記固定電極に接離する可動電極と、前記
    ケーブルヘッドに接続されて前記回転導体に常時接触さ
    せられる受電側摺動接触子とを備えていて、前記ハンド
    ホールに臨む位置に前記回転導体の回転軸を該ハンドホ
    ールの中心軸線と直角な方向に向けた状態で配置され、 前記避雷器エレメントは前記ハンドホールに接続された
    際に前記回転導体に接触して前記避雷器の端子を該回転
    導体に電気的に接続する摺動接触子を備え、 前記ハンドホールにハンドホール閉鎖用蓋板が取付けら
    れたときに前記断路器と該蓋板との間に所定の絶縁距離
    が確保されるように前記断路器の位置が設定されている
    ことを特徴とするキュービクル形受電設備。
  2. 【請求項2】前記ハンドホールは、前記避雷器エレメン
    トを上下方向に沿って180度向きを異ならせて接続し
    得るように設けられ、避雷器エレメントをいずれの向き
    で接続した場合でも避雷器側摺動接触子を前記回転導体
    に接触させ得るように前記断路器の回転導体の位置と避
    雷器側摺動接触子の位置とが設定されていることを特徴
    とする請求項1に記載のキュービクル形受電設備。
JP10978388U 1988-08-22 1988-08-22 キュービクル形受電設備 Expired - Lifetime JPH0623132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10978388U JPH0623132Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 キュービクル形受電設備

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10978388U JPH0623132Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 キュービクル形受電設備

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Publication Number Publication Date
JPH0233511U JPH0233511U (ja) 1990-03-02
JPH0623132Y2 true JPH0623132Y2 (ja) 1994-06-15

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ID=31346344

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JP10978388U Expired - Lifetime JPH0623132Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 キュービクル形受電設備

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