JPH0594921A - 多極異方性磁石製造用金型 - Google Patents

多極異方性磁石製造用金型

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JPH0594921A
JPH0594921A JP17322391A JP17322391A JPH0594921A JP H0594921 A JPH0594921 A JP H0594921A JP 17322391 A JP17322391 A JP 17322391A JP 17322391 A JP17322391 A JP 17322391A JP H0594921 A JPH0594921 A JP H0594921A
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JP
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magnet
cavity
permanent magnet
ferromagnetic
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JP17322391A
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English (en)
Inventor
Itsuro Tanaka
逸郎 田中
Koichi Nushishiro
晃一 主代
Shinichi Kijima
慎一 来島
Satoru Nakatsuka
哲 中塚
Masaharu Abe
雅治 阿部
Koichiro Sawa
孝一郎 沢
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 多極異方性円筒状磁石の製造用キャビティ4
の周りの永久磁石の配向方向が永久磁石1対称面に対し
て傾いており、かつ永久磁石1外周縁に、その弧長より
短い強磁性体板を周設し、さらにその外周縁に非磁性体
3を周設した多極異方性磁石製造用金型。 【効果】 本発明に係る金型によると、磁束を有効にキ
ャビティ内に導くことができ、製造された多極異方性磁
石は表面での磁界値が大きく、また多数個取りすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モーター用ローターや
マグネットロールに用いられる多極異方性磁石を製造す
る金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来モーター用ローターやマグネットロ
ールに用いられる円筒状磁石においては、その発生する
磁界を大きくするために多極異方性化が行なわれてお
り、その製造用金型が種々提案されている。たとえば特
開昭54−23997号公報には、磁界発生用のコイル
を金型内に組み込んだ金型を用いて異方性化の磁場処理
をする方法が開示されているが、この方法にはコイルの
冷却が困難であることや金型が大きくなる等の問題があ
る。また特開昭61−125011号公報には、円筒状
キャビティの周囲に半径方向に磁気異方性を付与した永
久磁石を配置しキャビティ表面上にN極とS極とを交互
に有する金型が開示されているが、この方法ではキャビ
ティ内の磁界を充分上げられず、得られる磁石の表面か
ら発生する磁界は必ずしも大きくはなかった。
【0003】さらに特公平2−59993号公報には、
キャビティ周囲の磁極部分に相当する位置にそれぞれ強
磁性体を設置し、この強磁性体の外側に円周方向に沿っ
て交互に異極性が並ぶように永久磁石を設置すると共
に、この永久磁石との間で反発磁界を形成するように強
磁性体間に永久磁石を設置した金型を用いる方法が開示
されている。しかしこの方法においては、永久磁石から
の磁束は強磁性体から洩れてしまうためキャビティ内の
磁界を充分大きくできないという問題と、永久磁石を多
数配置するためキャビティあたりの必要空間が大きくな
り多数個取りが難しいという問題があった。そこで特開
昭62−186507号公報では、直方体状の強磁性体
のキャビティに向かう面以外の5面に同極が接するよう
に永久磁石を配置した金型が開示されている。この方法
によれば比較的キャビティ内の磁界を大きくできるが、
依然として永久磁石を多数配置するためキャビティあた
りの必要空間が大きくなり、多数個取りが難しいという
問題が残った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決すべくなされたもので、得られる磁石表面から発生
する磁界が特に大きく、多数個取りが容易である多極異
方性磁石製造用金型を提供するためになされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
を行なった結果、永久磁石間や永久磁石の外周部に配置
する強磁性体の形状および永久磁石の配置を工夫するこ
とによって上記課題を解決できるとの知見をえ、本発明
を完成するに至った。 本発明は、多極異方性円筒状磁石の製造用キャビティ
の周りに偶数個の永久磁石を強磁性体を介して、対向す
る磁極が同極となるように環状に組み込んだ金型であっ
て、強磁性体の幅がキャビティ側から外周側に次第に狭
まり、その外周端面の幅がキャビティ周長を磁極数で割
った値の30%以下であり、また強磁性体のキャビティ
側端面の幅がキャビティ周長を磁極数で割った値の10
%以上、60%以下であり、かつ円筒中心軸を通る永久
磁石対称面に対し永久磁石の配向角度が外周側に120
℃以上,150℃以下で対称である磁石製造用金型であ
り、さらに該永久磁石の円周方向の弧長よりも短い強磁
性体板を該永久磁石の外周縁に周設し、該強磁性体板を
周設した該磁石製造用金型の外周縁にさらに非磁性体を
周設したことを特徴とする多極異方性磁石製造用金型。 強磁性体板の半径方向厚さが永久磁石の外周半径の1/
40以上,1/10 以下である前項記載の多極異方性磁石製
造用金型。 強磁性体板の円周方向の弧長が永久磁石の円周方向の
弧長の4/5 以上,499/500以下である前項または前項
記載の多極異方性磁石製造用金型。 強磁性体板の円周方向の幅が、永久磁石の外周端部か
ら外周側に向かって次第に狭まり、永久磁石と強磁性体
板側部との接点での円周接線と、強磁性体側部斜線との
傾斜角が30℃以上,60 ℃以下である前項,前項,ま
たは前項記載の多極異方性磁石製造用金型である。
【0006】
【作用】以下に本発明の作用を図面にしたがって説明す
る。本発明で用いられる金型の一例として射出成形用金
型の全体図を図1に示す。図面には得られる成形体が1
個で磁極面が外周の場合の金型を示すが、多数個取りの
場合にはスプルー6、ランナー5を分岐させキャビティ
4を並置する。図1の金型ではキャビティ4の周囲に永
久磁石1が配置され、それを非磁性体3が囲んでいる。
キャビティはランナー5、スプルー6、ノズルタッチ7
を経て射出成形機ノズルへとつながっていて、成形体は
突き出しピンによって突き出される。本発明の特徴であ
るキャビティ付近の図1のA−A’断面図を図2に示
す。本発明においてはキャビティを構成する際、得られ
る磁石作用面が円周方向では多極に、円筒軸方向では同
一極になるように、偶数個の永久磁石1で強磁性体2を
挟んで、強磁性体2に同極を対向させるように配置し、
挟まれた強磁性体2が磁極となってキャビティ内に磁界
を発生する。挟まれた強磁性体2がキャビティ側から遠
ざかるにつれその幅は狭まり、その外周端面の幅L’
は、キャビティ周長を磁極数で割った値の30%以下であ
る。このような構成のため強磁性体2から外周端側に洩
れる磁束が大幅に減少し、キャビティ内に発生する磁界
を大きくすることができ、得られる成形体の磁石の表面
から発生する磁界を大きくできる。
【0007】永久磁石1に挟まれた強磁性体2のキャビ
ティ側端面の幅Lは、キャビティ周長を磁極数で割った
値の10% 以上、60% 以下である。10% 未満の場合には強
磁性体2 の磁化が飽和するため、磁束は円筒軸方向に洩
れ易くなり、結果的に磁束を有効にキャビティ内へ導く
ことができずキャビティ内の磁界を大きくできない。ま
た60% を超える場合にはキャビティ側端面付近の永久磁
石1のNS極間距離が小さくなりすぎてパーミアンス係数
からも減磁が著しくなってしまう。また、本発明ではキ
ャビティ構成部が図2のように永久磁石1の配向角度θ
が円筒中心軸を通る永久磁石対称面に対し、外周側に1
20℃以上、150℃以下である。これにより永久磁石
1が強磁性体2と接する面より磁束が発生し強磁性体2
を通してキャビティ内に磁束が流れ込むだけでなく、永
久磁石1がキャビティと接する面からも配向方向の傾き
に応じた半径方向成分の磁束が発生しキャビティ内に直
接流れ込むため、キャビティ内の磁界の総和を大きくす
ることができ、ひいては得られたボンド磁石の表面から
発生する磁界をさらに大きくできる。ところで、もし永
久磁石の外周部を全く強磁性体で構成した場合、本磁束
が内側に流れることになっている、永久磁石間に配置し
た該強磁性体2において、一部外周部を通って磁束が流
れてしまい、永久磁石1の外周部を全て非磁性体で構成
した場合に比べてキャビティ内に発生する磁界の総和が
同等か、形状によってはむしろ小さくなることが知られ
ている。図6,図7はその磁束模式図である。そこで本
発明では、該金型内永久磁石1がその外周側端部におい
て、図2のように該永久磁石1の中心面を対称に、該永
久磁石の円周方向の弧長よりも短い区間において、強磁
性体で構成される強磁性体板9と接し、前述の該強磁性
体の外周側端部およびその円周方向周辺は非磁性体で構
成される物質と接している。これにより、永久磁石1間
に配置した該強磁性体2に流れ込む磁束が外周部を通る
ことを極力防ぎつつ、該永久磁石1から外周側に発生す
る磁束が該強磁性体板9を通ることとなり、磁束路の抵
抗を大幅に減らすことができる。図6,図7,図8はそ
れらを比較した磁束模式図である。
【0008】また本発明では該強磁性体板9の半径方向
厚さlが該永久磁石の1/40以上、1/10以下である場合が
より有効である。1/40未満の場合には強磁性体板9の磁
化の飽和が著しくなるため、磁束路抵抗減少効果が小さ
くなる。また1/10を超える場合には、永久磁石1 間に配
置した該強磁性体2から該強磁性体板9へ流れる磁束が
大きくなってしまい、本発明の効果が小さくなる。
【0009】さらに本発明では、該強磁性体板9の円周
方向の弧長が該永久磁石の円周方向の弧長の4/5 以上、
499/500 以下である場合がより有効である。499/500 を
超える場合には該強磁性体2から該強磁性体板9へ流れ
る磁束が大きくなり、また4/5 未満の場合には磁束路抵
抗減少効果が小さくなる。
【0010】さらに本発明では、該強磁性体板9の円周
方向の幅が永久磁石の外周端部から外周側向かって次第
に狭まり、永久磁石と強磁性体板側部との接点での円周
接線と強磁性体板側部斜線との傾斜角αが30°以上、60
°以下である場合がより有効である。30°未満の場合に
は、磁束路抵抗減少効果が小さくなり、また60°を超え
る場合には、強磁性材2から強磁性体板9へ流れる磁束
10が大きくなる。
【0011】本発明で用いられる永久磁石1はすでに知
られたものが使用できるが、磁気特性のうち磁束密度お
よび保持力が高く、特に金型使用温度領域の100℃か
ら250℃で高いものが望ましい。たとえばSmCo磁
石等が使用できる。一方、本発明で用いられる強磁性体
もすでに知られたものが使用できるが、たとえば軟鋼、
炭素鋼、ダイス鋼等が使用できる。本発明に用いられる
非磁性体もすでに知られたものが使用できるが、たとえ
ばオーステナイト系ステンレス鋼、銅ベリリウム合金、
高マンガン鋼等が使用できる。
【0012】
【実施例】平均粒径1.5 μm、圧粉密度3.35g/cm3であ
るストロンチウムフェライト粉100 重量部に対しチタネ
ート系カップリング材0.5 重量部をヘンシェルミキサー
中で表面処理し、この表面処理粉90.5重量部とナイロン
12樹脂9.2 重量部と酸化防止剤0.3 重量部を再びヘンシ
ェルミキサー中で混合した。この混合物を2軸押出機に
より240 ℃で混練、造粒した。この造粒物を原料として
実施例および比較例の金型を使用して射出成形を行なっ
た。射出成形は型締力35トンの射出成形機を用い、成
形温度300 ℃、金型温度80℃、射出圧力1.8 トン/cm2
条件で行なった。得るべき円筒状磁石の成形体を図9に
示すが、外径12mm、内径4mm 、高さ16mm、外周10極の多
極異方性磁石である。
【0013】(実施例1)永久磁石1はSmCo磁石,
強磁性体2はSDK−61,非磁性体3は高Mn鋼であ
る図2に示す金型を用いて多極異方性円筒磁石をえた。
永久磁石に挟まれた強磁性体2のキャビティ側端面の幅
Lはキャビティ周長を磁極数で割った値の30%とし、該
強磁性体2の外周側端面の幅L’は0,すなわち隣同士
の永久磁石1は接しているものとした。永久磁石1の配
向角度θは円筒中心軸を通る永久磁石対称面に対し、外
周側に135 °傾いているものとした。永久磁石1および
強磁性体2のキャビティ側端面は、厚さ0.4mm の非磁性
体のスリーブにより成形体表面部とへだてられているも
のとした。該強磁性体板9の半径方向厚さlは該永久磁
石1の外周端部半径の1/20であった。該強磁性体板9の
円周方向の弧長mは、該永久磁石1の円周方向の弧長の
9/10であり、該強磁性体板9の中心線(面)と該永久磁
石の中心線(面)とは一致するものとした。該強磁性体
板9の円周方向の幅は、永久磁石の外周端部から外周側
に向かって次第に狭まり、強磁性体傾線の傾斜角αは永
久磁石1の外周端部において円周接線方向に対し45°と
した。得られた磁石の表面での磁界値は1630G であり、
金型内に取れるキャビティ最大数すなわち最大取り個数
は8個であった。以上の結果を表1に示す。
【0014】(比較例1)強磁性体板9の形状を若干変
えた、図2に示す金型を用いて多極異方円筒磁石を得
た。強磁性体板9の半径方向厚さlが、永久磁石外周端
部半径の1/80である他は実施例1と同様である場合につ
いて実施した。得られた磁石の表面での磁界値は1560G
であった。
【0015】(比較例2)比較例1と同じく、強磁性体
板9の形状を若干変えた、図2に示す金型を用いて多極
異方円筒磁石を得た。強磁性体板9の円周方向の弧長
が、永久磁石の円周方向の弧長の3/5 である他は実施例
1と同様である場合について実施した。得られた磁石の
表面での磁界値は1610G であった。
【0016】(比較例3)比較例1,2と同じく、強磁
性体板9の形状を若干変えた、図2に示す金型を用いて
多極異方円筒磁石を得た。実施例1における傾斜角αが
10°である他は実施例1と同様である場合について実施
した。得られた磁石の表面での磁界値は1620G であっ
た。
【0017】(比較例4)強磁性体板9がなく、図4に
示すように永久磁石と強磁性材2の外周側が全て非磁性
材でおおわれている他は実施例1と同様である場合につ
いて実施した。得られた磁石の表面での磁界値は1520G
であった。以上、比較例1,2,3および4のいずれに
おいても、その金型内に取れるキャビティ最大数すなわ
ち最大取り個数は実施例と同じ8個であった。以上から
明らかなように本発明に係る多極異方性磁石製造用金型
によると、磁石表面から発生する表面磁界が特に大きい
多極異方性磁石を多数個取りすることができた。
【0018】
【表1】
【0019】本実施例ではストロンチウムフェライトを
用いた場合について説明したが、本発明者らは、実験で
希土類磁石やその他の磁石にも本発明が適用できること
を確認している。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る金型を使用すると、成形体
の磁石表面から発生する磁界が特に大きい多極異方性磁
石を多数個取りすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形用金型の断面図である。
【図2】図1のA−A’断面図で、本発明に係る金型の
平断面図である。
【図3】図2のB−B’断面図である。
【図4】比較例4に用いた金型の平断面図である。
【図5】図4のC−C’断面図である。
【図6】比較例4の金型形状における磁束模式図であ
る。
【図7】比較例4において外部ヨークが強磁性体の場合
の磁束模式図である。
【図8】図2の金型形状における磁束模式図である。
【図9】実施例,比較例で得るべき円筒状磁石の成形体
の図面で(a) は平面図,(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 強磁性体 3 非磁性体 4 キャビティ 5 ランナー 6 スプルー 7 ノズルタッチ 8 突き出しピン 9 強磁性体板 10 磁束 11 永久磁石対称面 L 強磁性体のキャビティ側端面の幅 L’強磁性体の外周側端面の幅 m 強磁性体板の円周方向の弧長 l 強磁性体板の半径方向厚さ θ 永久磁石の配向角度 α 強磁性体板側部斜線の傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 来島 慎一 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究本部内 (72)発明者 中塚 哲 東京都千代田区内幸町2丁目2番地3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 阿部 雅治 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究本部内 (72)発明者 沢 孝一郎 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14番1号 慶応大学 理工学部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極異方性円筒状磁石の製造用キャビテ
    ィの周りに偶数個の永久磁石を強磁性体を介して、対向
    する磁極が同極となるように環状に組み込んだ金型であ
    って、強磁性体の幅がキャビティ側から外周側に次第に
    狭まり、その外周端面の幅がキャビティ周長を磁極数で
    割った値の30%以下であり、また強磁性体のキャビテ
    ィ側端面の幅がキャビティ周長を磁極数で割った値の1
    0%以上、60%以下であり、かつ円筒中心軸を通る永
    久磁石対称面に対し永久磁石の配向角度が外周側に12
    0℃以上,150℃以下で対称である磁石製造用金型で
    あり、さらに該永久磁石の円周方向の弧長よりも短い強
    磁性体板を該永久磁石の外周縁に周設し、該強磁性体板
    を周設した該磁石製造用金型の外周縁にさらに非磁性体
    を周設したことを特徴とする多極異方性磁石製造用金
    型。
  2. 【請求項2】 強磁性体板の半径方向厚さが永久磁石の
    外周半径の1/40以上,1/10 以下であることを特徴とする
    請求項1記載の多極異方性磁石製造用金型。
  3. 【請求項3】 強磁性体板の円周方向の弧長が永久磁石
    の円周方向の弧長の4/5 以上,499/500以下であることを
    特徴とする請求項1,または請求項2記載の多極異方性磁
    石製造用金型。
  4. 【請求項4】強磁性体板の円周方向の幅が、永久磁石の
    外周端部から外周側に向かって次第に狭まり、永久磁石
    と強磁性体板側部との接点での円周接線と、強磁性体側
    部斜線との傾斜角が30℃以上、 60 ℃以下であることを
    特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3記載の
    多極異方性磁石製造用金型。
JP17322391A 1991-06-18 1991-06-18 多極異方性磁石製造用金型 Pending JPH0594921A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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