JPH059462Y2 - - Google Patents

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JPH059462Y2
JPH059462Y2 JP1986181885U JP18188586U JPH059462Y2 JP H059462 Y2 JPH059462 Y2 JP H059462Y2 JP 1986181885 U JP1986181885 U JP 1986181885U JP 18188586 U JP18188586 U JP 18188586U JP H059462 Y2 JPH059462 Y2 JP H059462Y2
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JP
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vane
turbine
gas passage
opening
turbine housing
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JP1986181885U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関のターボチヤージヤ等に適
用して最適な可変容量ラジアルタービンに関し、
更に詳細には、2口タービンハウジングのガス通
路に揺動可能に設けられるベーンの構造に関す
る。
従来の技術 第5図に単一のガス通路を有する可変容量ラジ
アルタービンの従来例を示す。すなわち、タービ
ンハウジング11内のタービンホイール14への
ガス通路12が単一であり、揺動可能に設けられ
たベーン13の開閉によつてタービンホイール1
4へのガス流入口の開閉を行ない、タービン容量
を可変としている。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記構成になる従来の可変容量ラジ
アルタービンを第6図に示すような2口のタービ
ンハウジング21、すなわちタービンハウジング
21内のタービンホイール(図示せず)へのガス
通路(スクロール)が仕切り部22により符号2
3a,23bで示すように上下に2つに区画され
ているものに応用する場合、 a 上下のガス通路23a,23bに、別々に第
5図のベーン13の構成を適用する、 b ベーン13を上下つなげる代わりに、ベーン
の開閉しろの部分の仕切り部22を取り払つ
て、上下のガス通路23aと23bとを一部連
通させる、 方法が考えられる。
しかし、上記a)の方法では構造が複雑、機械
加工代が増える、高価となる問題があり、また上
記b)の方法では上下のガス通路間の連通による
性能の低下が問題となる。
本考案は、このような従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、全体の構造が簡単であ
ると共に、2つのガス通路間の連通による性能の
低下なしに、2つのガス通路を完全に分断するこ
とができるベーンを備える可変容量ラジアルター
ビンを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案は、ター
ビンハウジング内のタービンホイールへのガス通
路が仕切り部により2つに区画されたタービンハ
ウジングのガス通路に揺動可能なベーンが設けら
れ、このベーンの揺動位置の変化によつて排気ガ
ス流入部の一部が開閉されることにより排気ガス
流量を連続的に可変できるように構成された可変
容量ラジアルタービンにおいて、上記ベーンは、
上記ガス通路の開度を変更する開閉作用部分と、
この開閉作用部分の両側面からこれら側面と略直
角方向に延設された外側の中仕切り部分とホイー
ル側の中仕切り部分とを備え、上記外側の中仕切
り部分が上記タービンハウジングの仕切り部に常
時当接して上記ガス通路を2つに区画するように
構成されるようにしたものである。
作 用 上記の手段によれば、ベーンに設けた外側の中
仕切り部分がタービンハウジングの仕切り部に常
時当接し、ベーンの作動時にはこの仕切り部上を
摺接することによつて、タービンハウジング内の
2つのガス通路は常時完全に分断され、それぞれ
独立性が保たれる。
実施例 以下、第1図〜第4図を参照して本考案の実施
例について詳細に説明する。
第1図は本考案に係る可変容量ラジアルタービ
ンに備えられる揺動可能なベーンの一例を示す斜
視図、第2図は第1図のベーンが可変容量ラジア
ルタービンに取付けられて、閉じている状態を示
す断面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第1図のベーンが開いている状態を示す、
第2図と同様な図である。
これらの図に示すように、本考案によれば、揺
動可能なベーン40は、仕切り部35により区画
されているタービンハウジング41−42の2つ
のガス通路(スクロール)36a,36bの開度
を変更する開閉作用部分31−32と、この開閉
作用部分31−32の両側面からこれら側面と略
直角方法に延設された外側の中仕切り部分34と
ホイール側の中仕切り部分33とを備えている。
そして、特に第3図に示すように、このベーン
40の外側中仕切り部分34は、タービンハウジ
ング41−42の仕切り部35に常時当接して、
タービンハウジング41−42内のタービンホイ
ール(図示せず)へのガス通路を2つのガス通路
36a,36bに区画するように構成されてい
る。
したがつて、ベーン40の外側中仕切り部分3
4は、ベーン40の作動時にはタービンハウジン
グ41−42の仕切り部35上を摺接することに
よつて、タービンハウジング41−42内の2つ
のガス通路36a,36bは常時完全に分断さ
れ、それぞれ独立性が保たれる。
なお、本実施例において、タービンハウジング
は、下側本体41と上ぶた42とで構成されてい
る。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、揺動自在
なベーンに設けた外側の中仕切り部分がタービン
ハウジングの仕切り部に常時当接し、ベーンの作
動時にはこの仕切り部上を摺接することによつ
て、タービンハウジング内の2つのガス通路は常
時完全に分断され、それぞれ独立性が保たれるの
で、全体の構造が簡単で、かつ機械加工面が少な
く、製造が容易であると共に、2つのガス通路間
の連通による性能の低下のない2口可変容量ラジ
アルタービンが提供される。
そして、例えば本考案をターボチヤージヤに適
用した場合には、エンジンの低速状態において、
ベーンを閉じれば、完全に分断された2つのガス
通路により、連通による性能低下が防止できて、
高い給気圧力が得られ、低速トルクを増大できる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可変容量ラジアルタービ
ンに備えられる揺動可能なベーンの一例を示す斜
視図、第2図は第1図のベーンが可変容量ラジア
ルタービンに取付けられて、閉じている状態を示
す断面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第1図のベーンが開いている状態を示す、
第2図と同様な図、第5図は単一のガス通路を有
する可変容量ラジアルタービンの従来例を示す断
面図、第6図は従来の2口タービンハウジングを
示す断面図である。 31,32……開閉作用部分、33……ホイー
ル側の中仕切り部分、34……外側の中仕切り部
分、35……仕切り部、36a,36b……ガス
通路、40……ベーン、41……タービンハウジ
ング(下側本体)、42……タービンハウジング
(上ぶた)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タービンハウジング内のタービンホイールへの
    ガス通路が仕切り部により2つに区画されたター
    ビンハウジングのガス通路に揺動可能なベーンが
    設けられ、このベーンの揺動位置の変化によつて
    排気ガス流入部の一部が開閉されることにより排
    気ガス流量を連続的に可変できるように構成され
    た可変容量ラジアルタービンにおいて、上記ベー
    ンは、上記ガス通路の開度を変更する開閉作用部
    分と、この開閉作用部分の両側面からこれら側面
    と略直角方向に延設された外側の中仕切り部分と
    ホイール側の中仕切り部分とを備え、上記外側の
    中仕切り部分が上記タービンハウジングの仕切り
    部に常時当接して上記ガス通路を2つに区画する
    ように構成されたことを特徴とする可変容量ラジ
    アルタービン。
JP1986181885U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH059462Y2 (ja)

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JP1986181885U JPH059462Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP1986181885U JPH059462Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JPS6387236U JPS6387236U (ja) 1988-06-07
JPH059462Y2 true JPH059462Y2 (ja) 1993-03-09

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WO2020174550A1 (ja) * 2019-02-25 2020-09-03 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 ノズルベーン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339525A (en) * 1976-09-22 1978-04-11 Bloom Eng Co Inc Method of heating furnace chamber and its device

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JPS6387236U (ja) 1988-06-07

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