JPH0594607A - 磁気ヘツド高さ調整機構 - Google Patents
磁気ヘツド高さ調整機構Info
- Publication number
- JPH0594607A JPH0594607A JP25325991A JP25325991A JPH0594607A JP H0594607 A JPH0594607 A JP H0594607A JP 25325991 A JP25325991 A JP 25325991A JP 25325991 A JP25325991 A JP 25325991A JP H0594607 A JPH0594607 A JP H0594607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- height
- head
- rotary drum
- adjusting mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気ヘッドの高さが、調整後、回転ドラムの振
動や押しねじのクリープ現象等によって変化しないよう
にする。 【構成】磁気ヘッド３はヘッドベース２の一方端に接着
され、またヘッドベース２の他方端側は、止めねじ５に
よって回転ドラム１の低面に固定されている。磁気ヘッ
ド３の高さ調整は、押しねじ４を押し込むことによりヘ
ッドベース２を弾性変形させて基準面に対し一定値Ｈと
なるようにする。回転ドラム１には、押しねじ４の近傍
に貫通孔６が開けられており、磁気ヘッド３の高さを調
整した後、時間経過により硬化する樹脂７を貫通孔６か
ら流し込み、弾性変形しているヘッドベース２と回転ド
ラム１の底面との隙間に樹脂７を充填し固定する。
動や押しねじのクリープ現象等によって変化しないよう
にする。 【構成】磁気ヘッド３はヘッドベース２の一方端に接着
され、またヘッドベース２の他方端側は、止めねじ５に
よって回転ドラム１の低面に固定されている。磁気ヘッ
ド３の高さ調整は、押しねじ４を押し込むことによりヘ
ッドベース２を弾性変形させて基準面に対し一定値Ｈと
なるようにする。回転ドラム１には、押しねじ４の近傍
に貫通孔６が開けられており、磁気ヘッド３の高さを調
整した後、時間経過により硬化する樹脂７を貫通孔６か
ら流し込み、弾性変形しているヘッドベース２と回転ド
ラム１の底面との隙間に樹脂７を充填し固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記憶再生装置の磁気
ヘッド高さ調整機構に関し、特に回転ドラムに搭載する
磁気ヘッドの高さ調整機構に関する。
ヘッド高さ調整機構に関し、特に回転ドラムに搭載する
磁気ヘッドの高さ調整機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】各磁気記憶再生装置間で磁気テープの記
録再生ができるようにするため、磁気ヘッドを回転ドラ
ムに取付ける場合、磁気ヘッドの高さが基準面に対して
一定の値となるように調整している。
録再生ができるようにするため、磁気ヘッドを回転ドラ
ムに取付ける場合、磁気ヘッドの高さが基準面に対して
一定の値となるように調整している。
【０００３】従来は、図２に示すように、一方端に磁気
ヘッド３が接着されたヘッドベース２の他方端を、止め
ねじ５によって回転ドラム１に固定し、押しねじ４を回
してヘッドベース２を弾性変形させることによって、磁
気ヘッド３の高さが基準面に対して一定値Ｈとなるよう
に調整している。
ヘッド３が接着されたヘッドベース２の他方端を、止め
ねじ５によって回転ドラム１に固定し、押しねじ４を回
してヘッドベース２を弾性変形させることによって、磁
気ヘッド３の高さが基準面に対して一定値Ｈとなるよう
に調整している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気ヘ
ッド高さ調整機構では、回転ドラムの振動や、押しねじ
のクリープ現象等によって、押しねじが緩んだり変形し
たりするため、磁気ヘッドの高さが変化し、各磁気記憶
再生装置間で磁気テープの互換性がなくなるという問題
点がある。
ッド高さ調整機構では、回転ドラムの振動や、押しねじ
のクリープ現象等によって、押しねじが緩んだり変形し
たりするため、磁気ヘッドの高さが変化し、各磁気記憶
再生装置間で磁気テープの互換性がなくなるという問題
点がある。
【０００５】本発明の目的は、回転ドラムの振動や、押
しねじのクリープ現象等によって、磁気ヘッドの高さが
変化することのない磁気ヘッド高さ調整機構を提供する
ことにある。
しねじのクリープ現象等によって、磁気ヘッドの高さが
変化することのない磁気ヘッド高さ調整機構を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッド高さ
調整機構は、一方端に磁気ヘッドが接着され他方端側が
回転ドラムの底面に固定されたヘッドベースを前記回転
ドラムに設けた押しねじにより回転軸方向に弾性変形さ
せて前記磁気ヘッの高さを調整する磁気ヘッド高さ調整
機構において、前記回転ドラムを貫通して前記ヘッドベ
ースに達する貫通孔を前記押しねじ近傍に設け、前記磁
気ヘッの高さ調整後、前記貫通孔を介して時間経過によ
り硬化する樹脂を注入し、弾性変形している前記ヘッド
ベースと前記回転ドラム底面との隙間を充填し固定す
る。
調整機構は、一方端に磁気ヘッドが接着され他方端側が
回転ドラムの底面に固定されたヘッドベースを前記回転
ドラムに設けた押しねじにより回転軸方向に弾性変形さ
せて前記磁気ヘッの高さを調整する磁気ヘッド高さ調整
機構において、前記回転ドラムを貫通して前記ヘッドベ
ースに達する貫通孔を前記押しねじ近傍に設け、前記磁
気ヘッの高さ調整後、前記貫通孔を介して時間経過によ
り硬化する樹脂を注入し、弾性変形している前記ヘッド
ベースと前記回転ドラム底面との隙間を充填し固定す
る。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、磁気ヘッド３はヘッドベース２の一方端に接着さ
れ、またヘッドベース２の他方端側は、止めねじ５によ
って回転ドラム１の低面に固定されている。
り、磁気ヘッド３はヘッドベース２の一方端に接着さ
れ、またヘッドベース２の他方端側は、止めねじ５によ
って回転ドラム１の低面に固定されている。
【０００９】磁気ヘッド３の高さを調整する場合は、回
転ドラム１に設けられた押しねじ４を押し込むことによ
ってヘッドベース２を回転軸方向に弾性変形させ、磁気
ヘッド３の高さが基準面に対して一定値Ｈとなるように
する。
転ドラム１に設けられた押しねじ４を押し込むことによ
ってヘッドベース２を回転軸方向に弾性変形させ、磁気
ヘッド３の高さが基準面に対して一定値Ｈとなるように
する。
【００１０】ところで、回転ドラム１には、押しねじ４
の近傍にヘッドベース２に達する貫通孔６が開けられて
おり、磁気ヘッド３の高さを調整した後、時間経過によ
り硬化する樹脂７を貫通孔６から流し込むことにより、
弾性変形しているヘッドベース２と回転ドラム１の低面
との隙間を樹脂７で充填し固定する。
の近傍にヘッドベース２に達する貫通孔６が開けられて
おり、磁気ヘッド３の高さを調整した後、時間経過によ
り硬化する樹脂７を貫通孔６から流し込むことにより、
弾性変形しているヘッドベース２と回転ドラム１の低面
との隙間を樹脂７で充填し固定する。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気ヘッドの高さを調整した後、回転ドラムの上方から貫
通孔を介して時間経過により硬化する樹脂を注入し、弾
性変形しているヘッドベースと回転ドラム低面との隙間
を硬化剤で充填し固定することにより、回転ドラムの振
動や、押しねじのクリープ現象等によって、磁気ヘッド
の高さが変化するのを防止でき、各磁気記録再生装置間
での磁気テープの互換性を確保できる。
気ヘッドの高さを調整した後、回転ドラムの上方から貫
通孔を介して時間経過により硬化する樹脂を注入し、弾
性変形しているヘッドベースと回転ドラム低面との隙間
を硬化剤で充填し固定することにより、回転ドラムの振
動や、押しねじのクリープ現象等によって、磁気ヘッド
の高さが変化するのを防止でき、各磁気記録再生装置間
での磁気テープの互換性を確保できる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】従来の磁気ヘッド高さ調整機構の一例を示す断
面図である。
面図である。
１ 回転ドラム ２ ヘッドベース ３ 磁気ヘッド ４ 押しねじ ６ 貫通孔 ７ 樹脂
Claims (1)
- 【請求項１】 一方端に磁気ヘッドが接着され他方端側
が回転ドラムの底面に固定されたヘッドベースを前記回
転ドラムに設けた押しねじにより回転軸方向に弾性変形
させて前記磁気ヘッの高さを調整する磁気ヘッド高さ調
整機構において、前記回転ドラムを貫通して前記ヘッド
ベースに達する貫通孔を前記押しねじ近傍に設け、前記
磁気ヘッの高さ調整後、前記貫通孔を介して時間経過に
より硬化する樹脂を注入し、弾性変形している前記ヘッ
ドベースと前記回転ドラム底面との隙間を充填し固定す
ることを特徴とする磁気ヘッド高さ調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25325991A JPH0594607A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 磁気ヘツド高さ調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25325991A JPH0594607A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 磁気ヘツド高さ調整機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0594607A true JPH0594607A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17248790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25325991A Pending JPH0594607A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 磁気ヘツド高さ調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0594607A (ja) |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP25325991A patent/JPH0594607A/ja active Pending
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