JPH0594593A - 電動車の報知装置 - Google Patents

電動車の報知装置

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JPH0594593A
JPH0594593A JP3059218A JP5921891A JPH0594593A JP H0594593 A JPH0594593 A JP H0594593A JP 3059218 A JP3059218 A JP 3059218A JP 5921891 A JP5921891 A JP 5921891A JP H0594593 A JPH0594593 A JP H0594593A
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transistor
motor
rotational frequency
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祥浩 中沢
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聡 本田
Kenji Tamaki
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 LED9c1〜9c4と、バッテリ1から電源
の供給を受けてモータ4を駆動すると共に、LED9c
1〜9c4を順次点滅して電動車が発進準備状態であるこ
とを報知し、モータ4の回転数が予め設定された回転数
以上となった場合にLED9c1〜9c4の点滅を終了し
て電動車が発進準備完了状態となったことを報知する制
御回路6とを設ける。 【効果】 運転者が煩わしさを感じることなく、発進準
備完了状態であることを充分認識でき、また、無駄な電
気を消費することがない。さらに、内燃機関を用いて走
行する車に乗り馴れている運転者が、この電動車に乗換
えても違和感を感じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動車の発進の準備が完
了したことを表示や音によって運転者に報知する電動車
の報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関を用いて走行するス
クータ等には、走行停止時に動力源の回転を維持する状
態、即ち、エンジンのアイドリング運転状態があるた
め、運転者がこのスクータ等によって交通渋滞が激しい
道路を走行する場合には、エネルギーの消費が甚だしい
という欠点があった。また、運転者は、発進時に、この
エンジンのアイドリング運転状態によってスクータ等の
発進の準備が完了したことを認識している。
【0003】一方、バッテリによって原動機であるモー
タを駆動して走行する電動車には、走行停止時に動力源
の回転を維持する必要がないため、運転者がこの電動車
によって交通渋滞が激しい道路を走行する場合でも、エ
ネルギーの消費がないという長所があった。ところが、
電動車には、上述したエンジンのアイドリング運転状態
がないと共に、発進するまでモータが回転しないため
に、内燃機関を用いて走行するスクータ等に乗り馴れて
いる運転者にとっては、発進時に、発進の準備が完了し
たことが何等かの手段によって認識できなければ、違和
感がある。そこで、従来、電動車の発進の準備完了を報
知する報知装置としては、電源が接続されている間中、
電球が点灯する電球点灯方式のものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電動車の報知装置においては、電球が常時点灯して
いるので、発進準備完了状態であることを運転者に認識
させるために電球の点灯を目立たたせると、走行中、特
に、夜間においては、この電球の点灯が運転者にとって
煩わしくなってしまう。そこで、通常は、明るさをおさ
えて連続点灯していた。従って、実際の発進時には、運
転者は、発進準備完了状態であることを充分に認識でき
ないという欠点があった。
【0005】また、電源が接続されている間中、電球が
連続点灯されているため、運転者がこの電動車によって
交通渋滞が激しい道路を走行する場合には、無駄な電気
が消費されてしまうという欠点があった。本発明は、こ
のような背景の下になされたもので、運転者が煩わしさ
を感じることなく、発進準備完了状態であることを充分
認識でき、また、無駄な電気を消費することがなく、さ
らに、内燃機関を用いて走行する車に乗り馴れている運
転者が、この電動車に乗換えても違和感を感じない電動
車の報知装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る電動車の報知装置は、バッテリ等によりモータを駆動
して走行する電動車において、複数個の表示手段と、前
記バッテリ等から電源の供給を受けて前記モータを駆動
すると共に、前記複数個の表示手段を順次点滅して前記
電動車が発進準備状態であることを報知し、前記モータ
の回転数が予め設定された回転数以上となった場合に前
記複数個の表示手段の点滅を終了して前記電動車が発進
準備完了状態となったことを報知する制御手段とを具備
することを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明による電動車の
報知装置は、バッテリ等によりモータを駆動して走行す
る電動車において、ホーンと、コミュニケーションスイ
ッチと、メインスイッチがオンされてから所定期間前記
ホーンを鳴らすと共に、メインスイッチがオンされた状
態で前記コミュニケーションスイッチがオンされてから
所定期間前記ホーンを鳴らす制御手段とを具備すること
を特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、制御手段は、バ
ッテリ等から電源の供給を受けると、モータを駆動する
と共に、複数個の表示手段を順次点滅して電動車が発進
準備状態であることを報知する。そして、モータの回転
数が予め設定された回転数以上となった場合には、複数
個の表示手段の点滅を終了して電動車が発進準備完了状
態となったことを報知する。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、制御
手段は、メインスイッチがオンされると、所定期間ホー
ンを鳴らす。また、メインスイッチがオンされた状態で
コミュニケーションスイッチがオンされると、所定期間
ホーンを鳴らす。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例による電
動車の報知装置が適用される電動車の要部の電気的構成
を示す回路図、図2は本発明の第1の実施例による電動
車の報知装置が適用される電動車の外観構成を示す側面
図であり、これらの図において、1はバッテリ、2はメ
インスイッチ、3は定電圧回路である。
【0011】また、4は後輪5を回転駆動するモータ、
6は装置各部を制御する制御回路、7は制御回路6によ
って制御され、モータ4を駆動するモータ駆動回路、8
a〜8dはそれぞれトリガパルスによってトリガされて
抵抗RおよびコンデンサCによって決定される所定期間
だけ”H”レベルのパルスを出力するワンショットマル
チバイブレータである。
【0012】さらに、図2において、9は表示部であ
り、例えば、図3に示すように、スピードメータ9a
と、バッテリメータ9bと、4個のLED(発光ダイオ
ード)9c1〜9c4からなるインジケータ9cとから構
成されている。加えて、図1において、10は制御回路
6によってオン/オフされるトランジスタ、11は抵
抗、12a〜12dはそれぞれトランジスタであり、そ
れぞれワンショットマルチバイブレータ8a〜8dのQ
出力パルスによってオン/オフされてLED9c1〜9
4に電流を供給し、LED9c1〜9c4を順次所定期
間点灯させる。
【0013】このような構成において、電動車のメイン
スイッチ2がオンされた場合の制御回路6の動作につい
て図4のフローチャートに基づいて説明する。電動車の
メインスイッチ2がオンされると、制御回路6は、メイ
ンスイッチ2を介してバッテリ1から電源の供給を受
け、モータ駆動回路7を制御してモータ4を回転駆動す
ると共に、トランジスタ10をオンする。これにより、
モータ4が回転を開始すると共に、トランジスタ10の
コレクタ電圧が”L”レベルとなるので、定電圧回路3
の出力端が抵抗11を介して接地されると共に、ワンシ
ョットマルチバイブレータ8a〜8dがすべてクリアさ
れる。従って、ワンショットマルチバイブレータ8a〜
8dのQ出力パルスはすべて”L”レべルであり、トラ
ンジスタ12a〜12dはオフされ、LED9c1〜9
4はどれも点灯しない。
【0014】次に、制御回路6は、ステップS1の処理
へ進み、図示せぬセンサによって検出されたモータ4の
回転数Nmが予め設定されたクラッチ接続回転数未満の
規定回転数Nset以上であるか否かを判断する。この判
断結果が「NO」の場合、即ち、回転数Nmが回転数N
setより少ない場合には、ステップS2へ進む。
【0015】ステップS2では、LED9c1〜9c4
点滅制御する。即ち、トランジスタ10をオフする。こ
れにより、トランジスタ10のコレクタ電圧が”H”レ
ベルとなるので、定電圧回路3の出力端が所定の電位に
なると共に、ワンショットマルチバイブレータ8a〜8
dのクリアが解除される。従って、ワンショットマルチ
バイブレータ8aのQ出力パルスが、まず、抵抗Rおよ
びコンデンサCによって決定される所定期間だけ”H”
レべルとなり、トランジスタ12aがオンされるので、
LED9c1は、電流が供給されて所定期間点灯する
(図3(イ)参照)。
【0016】次に、所定期間が経過すると、ワンショッ
トマルチバイブレータ8aのQ出力パルスが”L”レベ
ルとなり、トランジスタ12aがオフされるので、LE
D9c1は、電流の供給が停止されて消灯する。この
時、ワンショットマルチバイブレータ8aのQ出力パル
スによってワンショットマルチバイブレータ8bがトリ
ガされ、そのQ出力パルスが所定期間だけ”H”レべル
となり、トランジスタ12bがオンされるので、LED
9c2は、電流が供給されて所定期間点灯する(図3
(ロ)参照)。以上説明した動作が順次繰返されること
により、図3(イ)から(ニ)に示すように、LED9
1〜9c4が所定期間ごとに点滅を繰返す。つまり、こ
の電動車が発進準備状態であることを報知する。そし
て、制御回路6は、ステップS1へ戻る。
【0017】一方、ステップS1の判断結果が「YE
S」の場合、即ち、モータ4の回転数Nmが上がって回
転数Nset以上となった場合には、制御回路6は、ステ
ップS3へ進む。ステップS3では、LED9c1〜9
4の点滅制御を終了する。即ち、トランジスタ10を
オンする。これにより、トランジスタ10のコレクタの
電位が”L”レベルとなるので、定電圧回路3の出力端
が抵抗11を介して接地されると共に、ワンショットマ
ルチバイブレータ8a〜8dがすべてクリアされる。従
って、ワンショットマルチバイブレータ8a〜8dのQ
出力パルスはすべて”L”レべルとなり、トランジスタ
12a〜12dはオフされ、LED9c1〜9c4はどれ
も点灯を終了する。つまり、この電動車が発進準備完了
状態であることを報知する。そして、制御回路6は、ス
テップS1へ戻る。
【0018】以上説明したように、運転者が電動車のメ
インスイッチ2をオンしてからするまでLED9c1
9c4が順次回転点滅して発進準備状態であることを表
示した後、その点滅を終了するので、運転者は、発進準
備完了状態になったことを充分に認識できると共に、昼
夜を含めて走行中にLED9c1〜9c4が点灯すること
による煩わしさを感じない。また、走行中はLED9c
1〜9c4が点灯しないので、無駄な電気を消費すること
がない。さらに、内燃機関を用いて走行するスクータ等
に乗り馴れている運転者が、この電動車に乗換えても違
和感を感じない。
【0019】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図5は本発明の第2の実施例による電動車の報知
装置の電気的構成を示す回路図、図6は本発明の第2の
実施例による電動車の報知装置が適用される電動車の外
観構成を示す側面図であり、これらの図において、図1
および図2に対応する部分には同一の符号を付け、その
説明を省略する。図5および図6において、13はコミ
ュニケーションホーン、14はコミュニケーションスイ
ッチ、15はワンショットマルチバイブレータであり、
トリガパルスによってトリガされて所定期間だけ”H”
レベルのパルスを出力する。
【0020】このような構成において、電動車のメイン
スイッチ2がオンされると、ワンショットマルチバイブ
レータ15のトランジスタTr1のベースに抵抗Rc2
Rb2およびRb3によってバイアスが印加されるので、
トランジスタTr1のベース電圧VB1が所定の電位とな
り、トランジスタTr1がオンし、トランジスタTr1
コレクタとコンデンサCbとの接続点が接地される、即
ち、トランジスタTr1のコレクタ電圧VC1が0とな
り、これに応じてトランジスタTr2のベース電圧VB2
が所定の電位以下となるので、トランジスタTr2がオ
フすると共に、コミュニケーションホーン13の両端に
バッテリ2によって電源が印加されるので、コミュニケ
ーションホーン13から発進準備完了音が発せられる。
また、コンデンサCbは、コンデンサCbおよび抵抗R
1のそれぞれの値によって決定される時間で充電され
る。
【0021】そして、コンデンサCbが充電され、コン
デンサCbと抵抗Rb1との接続点の電位、即ち、トラ
ンジスタTr2のベース電圧VB2が所定の値に達する
と、トランジスタTr2がオンする。これにより、トラ
ンジスタTr2のコレクタ、コンデンサCs、抵抗Rb2
およびRc2との接続点が接地される、即ち、トランジ
スタTr2のコレクタ電圧VC2が0となり、これに応じ
てトランジスタTr1のベース電圧VB1が所定の電位以
下となるので、トランジスタTr1がオフし、トランジ
スタTr1のコレクタとコンデンサCbとの接続点の電
位、即ち、トランジスタTr1のコレクタ電圧VC1が所
定の値になり、コミュニケーションホーン13に電流が
流れなくなって、発進準備完了音の発生が停止する。
【0022】次に、メインスイッチ2がオンされている
状態で運転者がコミュニケーションスイッチ14をオン
した場合の動作について説明する。運転者がある時刻t
1において、コミュニケーションスイッチ14をオンす
ると、図5の端子aには、図7(イ)に示すトリガパル
スPtが発生する。これにより、トランジスタTr1
コレクタとコンデンサCbとの接続点がダイオードD、
コンデンサCcおよびコミュニケーションスイッチ14
を介して接地されるので、トランジスタTr1のコレク
タ電圧VC1が図7(ハ)に示すように下がり、これに応
じてトランジスタTr2のベース電圧VB2が図7(ニ)
に示すように所定の電位以下となるので、トランジスタ
Tr2がオフし、トランジスタTr2のコレクタ電圧VC2
が図7(ホ)に示すように上昇する。これにより、トラ
ンジスタTr1のベースに抵抗Rc2、Rb2およびRb3
によってバイアスが印加されるので、トランジスタTr
1のベース電圧VB1が図7(ロ)に示すように所定の電
位となり、トランジスタTr1がオンし、トランジスタ
Tr1のコレクタとコンデンサCbとの接続点が接地さ
れる、即ち、トランジスタTr1のコレクタ電圧VC1
0となり、コミュニケーションホーン13の両端にバッ
テリ2によって電源が印加されるので、コミュニケーシ
ョンホーン13から一時的な認識音が発せられる。ま
た、コンデンサCbは、コンデンサCbおよび抵抗Rb
1のそれぞれの値によって決定される時間で順次充電さ
れる。
【0023】そして、コンデンサCbが充電され、時刻
2が経過し、コンデンサCbと抵抗Rb1との接続点の
電位、即ち、トランジスタTr2のベース電圧VB2が図
7(ニ)に示すように所定の値に達すると、トランジス
タTr2がオンする。これにより、トランジスタTr2
コレクタ、コンデンサCs、抵抗Rb2およびRc2との
接続点が接地される、即ち、トランジスタTr2のコレ
クタ電圧VC2が図7(ホ)に示すように0となり、これ
に応じてトランジスタTr1のベース電圧VB1が図7
(ロ)に示すように所定の電位以下となるので、トラン
ジスタTr1がオフし、トランジスタTr1のコレクタと
コンデンサCbとの接続点の電位、即ち、トランジスタ
Tr1のコレクタ電圧VC1が図7(ハ)に示すように所
定の値になり、コミュニケーションホーン13に電流が
流れなくなって、一時的な認識音の発生が停止する。
【0024】以上説明したように、運転者が電動車のメ
インスイッチ2をオンすると、一定期間発進準備完了音
が発せられるので、運転者は、発進準備完了状態になっ
たことを充分に認識できると共に、昼夜を含めて走行中
にLED等が点灯することによる煩わしさを感じない。
また、内燃機関を用いて走行するスクータ等に乗り馴れ
ている運転者が、この電動車に乗換えても違和感を感じ
ない。
【0025】また、メインスイッチ2をオンした状態で
コミュニケーションスイッチ14をオンすると、一定期
間だけ認識音が発せられるので、騒音の少ないこの電動
車で走行中に通行人などに警告する時に、突然大きな音
を発して通行人を威圧することがない。
【0026】さらに、発進準備完了音を発する音源と認
識音を発する音源とを兼用できるので、装置を安価に構
成できる。加えて、図5に破線によって示すスイッチ1
6を別個に設ければ、コミュニケーションホーン13を
常用ホーンとして兼用することができ、運転者や通行人
などへ警告を発する装置を簡略化できる。尚、発進準備
完了音および一時的な認識音と通常の認識音とは、それ
ぞれ別の音色を有するホーンを用いて発するようにして
もよい。
【0027】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図8は本発明の第3の実施例による電動車の報知
装置の電気的構成を示す回路図であり、この図におい
て、図5に対応する部分には同一の符号を付け、その説
明を省略する。図8においては、コミュニケーションス
イッチ14に代えて、2段階ホーンスイッチ17が新た
に設けられていると共に、常用ホーン18が新たに設け
られている。2段階ホーンスイッチ17は、例えば、図
6のコミュニケーションスイッチ14とほぼ同じの場所
に設ける。ここで、図9に2段階ホーンスイッチ17の
外観構成の一例を示すと共に、図10に2段階ホーンス
イッチ17の接続状態の一例を示す。図10からわかる
ように、2段階ホーンスイッチ17は、接点Aと接点B
とを接続した場合には、上述した第2の実施例のコミュ
ニケーションスイッチ14と同様に機能し、接点Bと接
点Cとを接続した場合には、上述したスイッチ16と同
様に機能する。尚、この装置の動作については、上述し
た第2の実施例の場合とほぼ同様であるので、その説明
を省略する。
【0028】以上説明したように、上述した第3の実施
例によれば、発進準備完了音、一時的な認識音、通常の
認識音それぞれを発する装置を1つの装置で兼用するこ
とができるので、装置が簡略化できる。また、一時的な
認識音と通常の認識音とを切換えるスイッチを1つにし
たので、他のスイッチとの誤操作を防ぐことができる。
【0029】尚、上述した第1のないし第3の実施例に
おいては、発進準備完了を表示あるいは音によって別々
に報知した例を示したが、これらを1つにまとめて表示
と音との両方によって報知するようにしてもよい。こう
することにより、運転者に発進準備が完了したことをよ
り強く認識させることができる。また、上述した第2の
および第3の実施例においては、メインスイッチ2がオ
ンされてから所定時間発進準備完了音を発する例を示し
たが、上述した第1の実施例と同様、モータの回転数N
mがクラッチ接続回転数未満の規定回転数Nsetに達した
時に、所定時間発進準備完了音を発するようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転者が煩わしさを感じることなく、発進準備完了状態
であることを充分に認識できるという効果がある。ま
た、無駄な電気を消費することがないという効果があ
る。さらに、内燃機関を用いて走行する車に乗り馴れて
いる運転者が、この電動車に乗換えても違和感を感じな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による電動車の報知装置
が適用される電動車の要部の電気的構成を示す回路図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例による電動車の報知装置
が適用される電動車の外観構成を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例による電動車の報知装置
が適用される電動車の表示部9の構成の一例およびLE
D9c1〜9c4の点滅状態を説明するための図である。
【図4】図1の制御回路6の動作を表すフローチャート
である。
【図5】本発明の第2の実施例による電動車の報知装置
の電気的構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例による電動車の報知装置
が適用される電動車の外観構成を示す側面図である。
【図7】図5のワンショットマルチバイブレータ15の
各部の信号の波形の一例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例による電動車の報知装置
の電気的構成を示す回路図である。
【図9】図8の2段階ホーンスイッチ17の外観構成の
一例を示す図である。
【図10】図8の2段階ホーンスイッチ17の接続状態
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 メインスイッチ 6 制御回路 8a〜8d,15 ワンショットマルチバイブレータ 9c インジケータ 9c1〜9c4 LED 13 コミュニケーションホーン 14 コミュニケーションスイッチ 16 スイッチ 17 2段階ホーンスイッチ 18 常用ホーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ等によりモータを駆動して走行
    する電動車において、 複数個の表示手段と、 前記バッテリ等から電源の供給を受けて前記モータを駆
    動すると共に、前記複数個の表示手段を順次点滅して前
    記電動車が発進準備状態であることを報知し、前記モー
    タの回転数が予め設定された回転数以上となった場合に
    前記複数個の表示手段の点滅を終了して前記電動車が発
    進準備完了状態となったことを報知する制御手段とを具
    備することを特徴とする電動車の報知装置。
  2. 【請求項2】 バッテリ等によりモータを駆動して走行
    する電動車において、 ホーンと、 コミュニケーションスイッチと、 メインスイッチがオンされてから所定期間前記ホーンを
    鳴らすと共に、メインスイッチがオンされた状態で前記
    コミュニケーションスイッチがオンされてから所定期間
    前記ホーンを鳴らす制御手段とを具備することを特徴と
    する電動車の報知装置。
JP03059218A 1990-11-26 1991-03-22 車両の報知装置 Expired - Lifetime JP3078586B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03059218A JP3078586B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 車両の報知装置
US07/774,595 US5313191A (en) 1990-11-26 1991-10-10 Warning device for an electric vehicle
FR9113428A FR2669585A1 (fr) 1990-11-26 1991-10-30 Vehicule electrique equipe d'un dispositif indiquant, en phase de redemarrage, que ledit vehicule est du type electrique.

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JP03059218A JP3078586B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 車両の報知装置

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JPH0594593A true JPH0594593A (ja) 1993-04-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733066A (ja) * 1993-06-22 1995-02-03 Casio Comput Co Ltd 電動車両

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733066A (ja) * 1993-06-22 1995-02-03 Casio Comput Co Ltd 電動車両

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