JPH0594478U - ドアロックアクチュエータ - Google Patents

ドアロックアクチュエータ

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Publication number
JPH0594478U
JPH0594478U JP3536492U JP3536492U JPH0594478U JP H0594478 U JPH0594478 U JP H0594478U JP 3536492 U JP3536492 U JP 3536492U JP 3536492 U JP3536492 U JP 3536492U JP H0594478 U JPH0594478 U JP H0594478U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
door lock
lock actuator
output shaft
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP3536492U
Other languages
English (en)
Inventor
木 和 也 鈴
上 勝 井
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 自動車電機工業株式会社 filed Critical 自動車電機工業株式会社
Priority to JP3536492U priority Critical patent/JPH0594478U/ja
Publication of JPH0594478U publication Critical patent/JPH0594478U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水機能部分の組立てに手間がかかることな
く、防水性や防水機能部分の耐久性に優れた直動式のド
アロックアクチュエータを提供する。 【要約】 車両用ドアDの内部に取付けた状態で、ケースから上
方に延出した出力軸をその軸線方向に往復動させる直動
式のドアロックアクチュエータにおいて、前記出力軸1
2に、ケース11をその上面から側面にかけて被うカバ
ー22を一体的に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、手動操作スイッチまたは車速感応スイッチにより作動して、車両 のドアをロックおよびアンロックするのに用いられる直動式のドアロックアクチ ュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、車両用ドアDの開閉機構を概略的に示す図である。
【0003】 図示の開閉機構は、車体側のストライカとの間で係脱を行うロック装置101 と、手動操作スイッチまたは車速感応スイッチにより作動するドアロックアクチ ュエータ102を備えると共に、一端側にロックノブ103を連結したベルクラ ンク104の他端側に、各々のロッド105,106を介して、前記ロック装置 101およびドアロックアクチュエータ102を連結した構成になっている。
【0004】 前記ドアロックアクチュエータ102は、ケース107から上方に延出した出 力軸108をその軸線方向に往復動させる直動式のものであって、前記出力軸1 08の上端に先のロッド106が連結してある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記したような従来の直動式のドアロックアクチュエータ102に あっては、出力軸108を上向きにして取付けてあることから、ドアD内に入っ た水が付着した場合、その水が出力軸108のまわりからケース107に入り込 む恐れがある。
【0006】 そこで、防水策として、出力軸108とケース107の間に蛇腹状のゴム製 ブーツを取付けたものもあったが、この場合、組立て作業に手間がかかるうえに 、耐久性が充分であるとは言い難い面があり、これらの不具合を解消するための 改善が望まれていた。
【0007】
【考案の目的】
この考案は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、防水機能部分の組立て に手間がかかることがなく、しかも、防水性や防水機能部分の耐久性に優れた直 動式のドアロックアクチュエータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるドアロックアクチュエータは、車両用ドアの内部に取付けた 状態で、ケースから上方に延出した出力軸をその軸線方向に往復動させる直動式 のドアロックアクチュエータにおいて、前記出力軸に、ケースをその上面から側 面にかけて被うカバーを一体的に設けた構成とし、上記構成を課題を解決するた めの手段としている。
【0009】
【考案の作用】
この考案に係わるドアロックアクチュエータでは、ケースをその上面から側面 にかけて被うカバーが出力軸に一体化されているので、とくにカバーの組付け作 業を必要とすることがないと共に、ケースの上部に水が付着する恐れが解消され ることとなり、しかも、前記カバーは出力軸とともに移動するだけで何ら変形す ることがないため、防水性を長期にわたって維持し得ることとなる。
【0010】
【実施例】
以下、図1および図2に基づいてこの考案の一実施例を説明する。
【0011】 すなわち、ドアロックアクチュエータ1は、図1に示すように車両用ドアDの 開閉機構を構成するものであって、車体側のストライカに係脱するロック装置2 などとともに前記ドアDの内部に組付けられている。
【0012】 上記の開閉機構は、一端側にロックノブ3を連結したベルクランク4の他端側 に、各々のロッド5,6を介して、ドアロックアクチュエータ1およびロック装 置2を連結した構成になっており、このほか、図示しない内外のドアハンドルや キーシリンダなどが連動するようにしてある。
【0013】 前記ドアロックアクチュエータ1は、図2に示すように、略筒状のケース11 から出力軸12を延出させた状態に備えており、その出力軸12を上向きにして 取付けられる。以下、上記の取付け姿勢に基づいて構成を説明する。
【0014】 前記ケース11は、上端部中央に上下方向のガイド孔13を有すると共に、側 部には一対の固定用片14,14を有している。前記ケース11の内部には、上 側に、円柱状の伝達部材15が回動自在に収容してあると共に、下側に、前記伝 達部材15を回転させるモータ16が収容してある。
【0015】 前記伝達部材15は、軸線上に上方開口のめねじ孔17を有し、下端部におい て前記モータ16の軸18に連結してある。また、前記モータ16は、ケース1 1の下側から嵌入され、さらに、ケース11の下端を内側に折曲げ加工(19) することにより固定されている。
【0016】 前記出力軸12は、例えば合成樹脂で成形してあって、上端に、リング状の連 結部20を有すると共に、下端側には、ケース11のガイド孔13を通して伝達 部材15のめねじ孔17に螺入されるおねじ部21を有している。そして、前記 出力軸12は、連結部20よりやや下側の位置に、前記ケース11をその上面か ら側面にかけて被うカバー22を一体的に備えている。
【0017】 前記カバー22は、ケース11の上面に対向する水平部23と、ケース11の 周方向にわたって連続する垂下部24とで逆カップ状を成しており、内側空間が 密閉されるのを防ぐためにケース11の側面と垂下部24の間に隙間Sを形成し ている。また、前記垂下部24は、出力軸12が上昇限に達した状態においても ケース11の側面と対向し得る上下寸法を有している。
【0018】 なお、前記ケース11の上面には、ガイド孔13を中心にして環状のゴム製ス トッパ25が設けてあり、前記出力軸12の連結部20には、先述したベルクラ ンク4との連結に用いるロッド5の下端を連結する。また、前記めねじ孔17お よびおねじ部21は、ロックノブ3の操作によって出力軸12が動かされること があるため、その動きに対応し得るようにねじのリード角が大きく設定してある 。
【0019】 上記構成を備えたドアロックアクチュエータ1は、手動操作スイッチあるいは 車速感応スイッチでモータ16を作動させ、伝達部材15を回転させることによ り、めねじ孔17とこれに螺合するおねじ部21の作用で出力軸12を上下に往 復動させる。
【0020】 このように、上記のドアロックアクチュエータ1は、ケース11をその上面か ら側面にかけて被うカバー22が出力軸12に一体化されているので、出力軸1 2の組付けと同時にカバー22が設けられることとなり、ドアD内に取付けられ た状態では、出力軸12が上昇限に達しても必ずカバー22の垂下部24がケー ス11の側面に対向している状態にあって、ドアD内に入った水がケース11の 上面に付着するような恐れは全く無い。
【0021】 また、前記カバー22は、出力軸12とともに往復動するだけで、何ら変形す ることもないので、ケース11の上面に対する防水機能を長期にわたって維持し 得ることとなる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案のドアロックアクチュエータによれば、ケ ース上方に出力軸を延出させた直動式のドアロックアクチュエータにおいて、防 水機能部分つまりカバーの組立て作業をあえて行う必要が無いうえに、ケース上 面に対する防水性を確実にすることができると共に、防水機能部分の充分な耐久 性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるドアロックアクチュ
エータをドアの開閉機構とともに示す概略説明図であ
る。
【図2】図1に示すドアロックアクチュエータの断面図
である。
【図3】従来におけるドアロックアクチュエータをドア
の開閉機構とともに示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 ドアロックアクチュエータ 11 ケース 12 出力軸 22 カバー D ドア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアの内部に取付けた状態で、ケ
    ースから上方に延出した出力軸をその軸線方向に往復動
    させる直動式のドアロックアクチュエータにおいて、前
    記出力軸に、ケースをその上面から側面にかけて被うカ
    バーを一体的に設けたことを特徴とするドアロックアク
    チュエータ。
JP3536492U 1992-05-27 1992-05-27 ドアロックアクチュエータ Pending JPH0594478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3536492U JPH0594478U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 ドアロックアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP3536492U JPH0594478U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 ドアロックアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0594478U true JPH0594478U (ja) 1993-12-24

Family

ID=12439849

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3536492U Pending JPH0594478U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 ドアロックアクチュエータ

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JP (1) JPH0594478U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016098628A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 アイシン精機株式会社 クローザ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016098628A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 アイシン精機株式会社 クローザ装置

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