JPS5918212Y2 - 押し廻しガスコック用カバ−部材 - Google Patents
押し廻しガスコック用カバ−部材Info
- Publication number
- JPS5918212Y2 JPS5918212Y2 JP1978158329U JP15832978U JPS5918212Y2 JP S5918212 Y2 JPS5918212 Y2 JP S5918212Y2 JP 1978158329 U JP1978158329 U JP 1978158329U JP 15832978 U JP15832978 U JP 15832978U JP S5918212 Y2 JPS5918212 Y2 JP S5918212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- cover member
- gas cock
- fitting
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Taps Or Cocks (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガスコックの本体枠筒につまみのスカート部
を冠着する構造を有する押し廻しガスコックに用いるカ
バ一部材に関するものである。
を冠着する構造を有する押し廻しガスコックに用いるカ
バ一部材に関するものである。
ガスコックは本体に収納する閉止と、該閉止の軸を外部
から回動して栓の開閉を行なうつまみを有するが、近時
操作のしやすさとがか美観上の問題から枠筒に冠着する
大きなつまみが用いられることが多い。
から回動して栓の開閉を行なうつまみを有するが、近時
操作のしやすさとがか美観上の問題から枠筒に冠着する
大きなつまみが用いられることが多い。
更に操作の安全性の要請から押し廻しコック(ブツシュ
コック)、即ち、閉止軸とつまみの間に閉止軸操作ロッ
ドを介装し、該ロッドないしつまみをその回動軸心方向
に押込まなければ閉止軸を回動しえないロック装置を枠
筒部分に内臓したコックが賞用されている。
コック)、即ち、閉止軸とつまみの間に閉止軸操作ロッ
ドを介装し、該ロッドないしつまみをその回動軸心方向
に押込まなければ閉止軸を回動しえないロック装置を枠
筒部分に内臓したコックが賞用されている。
そしてこれらの押し廻しガスコックにおいては栓筒上端
開口は、そこから突出する閉止軸ないし閉止軸操作ロッ
ドに連結したつまみで覆われる構造にしである。
開口は、そこから突出する閉止軸ないし閉止軸操作ロッ
ドに連結したつまみで覆われる構造にしである。
しかし、部品組立上の要請あるいは押し廻しガスコック
に操作のしやすさ等から、さらには部品の製作精度を荒
くして生産コストを低下さすため、つまみと枠筒との間
には比較的広い隙間が形成されている。
に操作のしやすさ等から、さらには部品の製作精度を荒
くして生産コストを低下さすため、つまみと枠筒との間
には比較的広い隙間が形成されている。
従って水や油の蒸気、殺虫剤等の空中に浮遊する油滴や
塵埃がその間隙を通って枠筒内に侵入し、こびりついた
り錆びついたりしてつまみの回動操作が重くなったり、
ロック装置が作動しなくなる虞れがある。
塵埃がその間隙を通って枠筒内に侵入し、こびりついた
り錆びついたりしてつまみの回動操作が重くなったり、
ロック装置が作動しなくなる虞れがある。
これらを防ぐためには栓筒上端部を気密、水密に封止す
ればよいが構造が複雑、高価で組立てに工数を要する等
の欠点がある。
ればよいが構造が複雑、高価で組立てに工数を要する等
の欠点がある。
また、つまみ9の内側で突出筒状壁の開口部にカバ一部
材Aを冠着して、防塵対策、耐腐蝕性能の完全化を図っ
たものも、第5図に示す如く知られている。
材Aを冠着して、防塵対策、耐腐蝕性能の完全化を図っ
たものも、第5図に示す如く知られている。
しかしながら、これでは、種々のコックに使用できるも
のでなく、コック毎にキャップを製造しなければならな
い。
のでなく、コック毎にキャップを製造しなければならな
い。
かつ、軸の偏心等があると、異物の浸入防止効果が減少
するものであつた。
するものであつた。
そこで、本考案者は鋭意研究の結果、上記従来考案の欠
点を解消するため、種々のコックに適応でき、かつある
程度の偏心には充分対処できる本考案を完成させた。
点を解消するため、種々のコックに適応でき、かつある
程度の偏心には充分対処できる本考案を完成させた。
本考案は、上記目的を達成するため、本体の蓋部に偏心
吸収用の波状部を形成したことを第1の特徴とするもの
である。
吸収用の波状部を形成したことを第1の特徴とするもの
である。
以下、本考案を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図および第2図に示すカバ一部材A1は、ポリ塩化
ビニリデン等のプラスチックフィルムで形成したもので
あって、押し廻しガスコック本体1の上部に形成した枠
筒2に被冠させられる。
ビニリデン等のプラスチックフィルムで形成したもので
あって、押し廻しガスコック本体1の上部に形成した枠
筒2に被冠させられる。
すなわち、枠筒2の上端開口3を全面的に覆う蓋部4の
中央部に、枠筒2の上端開口3から突出する閉止軸操作
ロッド5を挿通する孔6を透設するとともに、その蓋部
4の周縁部に、枠筒2に外接するスカート部からなる嵌
合部7を形成しである。
中央部に、枠筒2の上端開口3から突出する閉止軸操作
ロッド5を挿通する孔6を透設するとともに、その蓋部
4の周縁部に、枠筒2に外接するスカート部からなる嵌
合部7を形成しである。
また、蓋部4には、孔6と同心波形の波状部8を形成し
、枠筒2の外周円の中心と閉止軸操作ロッド5の中心と
の偏心があっても孔6と閉止軸操作ロッド5との封止状
態や嵌合部7と枠筒2との封止状態が破られないように
しである。
、枠筒2の外周円の中心と閉止軸操作ロッド5の中心と
の偏心があっても孔6と閉止軸操作ロッド5との封止状
態や嵌合部7と枠筒2との封止状態が破られないように
しである。
嵌合部7の深さは、閉止軸操作ロッド5が押戻される際
に枠筒2から抜は出さない程度、即ち、つまみ9の押込
みストロークよりも若干大きくしておけばよい。
に枠筒2から抜は出さない程度、即ち、つまみ9の押込
みストロークよりも若干大きくしておけばよい。
第1図および第2図において、符号10は元管継手、1
1はホースエンド、12は枠筒2に内嵌固定されたロッ
ク具、13は止め輪、14は波座金をそれぞれ示す。
1はホースエンド、12は枠筒2に内嵌固定されたロッ
ク具、13は止め輪、14は波座金をそれぞれ示す。
また、第2図中の符号15は閉止軸操作ロッド5をロッ
ク位置く図示)に弾圧するばね、16は閉止軸をそれぞ
れ示す。
ク位置く図示)に弾圧するばね、16は閉止軸をそれぞ
れ示す。
第3図は本考案の別実施例を示し、このカバ一部材A2
は、枠筒2の基端部21よりも小径に形成した枠筒2の
先端部22に外嵌されるスカート部からなる嵌合部7を
有する。
は、枠筒2の基端部21よりも小径に形成した枠筒2の
先端部22に外嵌されるスカート部からなる嵌合部7を
有する。
また、この嵌合部7は枠筒2の基端部21よりも小径に
形成して、つまみ9を押込んで回動する際につまみ9の
内周面から比較的大きく離れているようにしである。
形成して、つまみ9を押込んで回動する際につまみ9の
内周面から比較的大きく離れているようにしである。
そのためつまみ9ス力−ト部内面で擦損されることがな
い。
い。
この場合、枠筒2の先端部22を先広がりテーパ状に形
成すると閉止軸操作ロッド5がロック位置に押戻される
ときに嵌合部7が閉止軸操作ロッド5に連動することが
なく嵌合部7の摺動に伴って異物が嵌合部7と枠筒2と
の間に侵入する虞れもなくせる。
成すると閉止軸操作ロッド5がロック位置に押戻される
ときに嵌合部7が閉止軸操作ロッド5に連動することが
なく嵌合部7の摺動に伴って異物が嵌合部7と枠筒2と
の間に侵入する虞れもなくせる。
その他は前例と同様に構成しである。第4図は本考案の
更に他の実施例を示し、このカバ一部材A3は、ロック
ケース2に内接する外向き面で嵌合部7を形成したこと
が特徴となっている。
更に他の実施例を示し、このカバ一部材A3は、ロック
ケース2に内接する外向き面で嵌合部7を形成したこと
が特徴となっている。
その他は前二例と同様に構威しである。なお、上記各実
施例において、波状部8は、コック操作軸5の押込み、
押戻しに連動する孔6と嵌合部7との変位量の差を解消
し孔6および嵌合部7で良好な封止状態が破られないよ
うにする役目も果たしている。
施例において、波状部8は、コック操作軸5の押込み、
押戻しに連動する孔6と嵌合部7との変位量の差を解消
し孔6および嵌合部7で良好な封止状態が破られないよ
うにする役目も果たしている。
本考案は、以上に説明したように、枠筒の上端開口を全
面的に覆って、水や油の蒸気、油滴、塵埃等の異物がそ
の先端開口に侵入することを防止でき、それらの異物に
よってコック操作軸ないしつまみの回動操作が重くなつ
より、ロック作動が不能になったりすることを防止する
ものである。
面的に覆って、水や油の蒸気、油滴、塵埃等の異物がそ
の先端開口に侵入することを防止でき、それらの異物に
よってコック操作軸ないしつまみの回動操作が重くなつ
より、ロック作動が不能になったりすることを防止する
ものである。
そして更に、蓋部に波状部を設けることによってあらゆ
る押し廻しガスコックにも充分対応することができるも
ので、構造組立てが極めて簡単容易でコストもほとんど
高くならない等の種々優れた実用上の効果を有するもの
である。
る押し廻しガスコックにも充分対応することができるも
ので、構造組立てが極めて簡単容易でコストもほとんど
高くならない等の種々優れた実用上の効果を有するもの
である。
第1図は本考案に係るカバ一部材を有する押し廻しガス
コックの分解斜視図、第2図はその要部縦断側面図、第
3図は別実施例の側面図、第4図は他の実施例の側面図
である。 第5図は従来例を示す断面図である。
コックの分解斜視図、第2図はその要部縦断側面図、第
3図は別実施例の側面図、第4図は他の実施例の側面図
である。 第5図は従来例を示す断面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ガスコック本体1の上部に形成した枠筒2の上端開
口3を全面的に覆う蓋部4に、その上端開口3から突出
する閉止軸16あるいは閉止軸操作ロッド5を挿通する
孔6を透設し、かつ、該孔6と該蓋部4の周縁部で枠筒
2に嵌合するための嵌合部7との間で該蓋部4に偏心吸
収用の波状部8を形成して成る押し廻しガスコック用カ
バ一部材。 2 嵌合部7を枠筒2に外接するスカート部で形成した
いである実用新案登録請求の範囲第1項記載ノ押し廻し
ガスコック用カバ一部材。 3 嵌合部7を、枠筒2の基端部21外径より&Jス径
に形成した枠筒2の先端部22に外嵌され、かつ枠筒2
の基端部4よりも小径のスカート部で形成してなる実用
新案登録請求の範囲第2項記載の押し廻しガスコック用
カバ一部材。 4 嵌合部7を枠筒2に内設する外向き面で形成した実
用新案登録請求の範囲第2項記載の押し廻しガスコック
用カバ一部材。 5 合成樹脂フィルムで形成された実用新案登録請求の
範囲第1項ないし第4項記載の押し廻しガスコック用カ
バ一部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978158329U JPS5918212Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 押し廻しガスコック用カバ−部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978158329U JPS5918212Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 押し廻しガスコック用カバ−部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573666U JPS5573666U (ja) | 1980-05-21 |
JPS5918212Y2 true JPS5918212Y2 (ja) | 1984-05-26 |
Family
ID=29150092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978158329U Expired JPS5918212Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 押し廻しガスコック用カバ−部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918212Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3909726B2 (ja) * | 1997-09-22 | 2007-04-25 | 日立金属株式会社 | メータガス栓 |
JP5000374B2 (ja) * | 2007-01-29 | 2012-08-15 | 日豊金属工業株式会社 | ガスコック |
JP4612021B2 (ja) * | 2007-07-17 | 2011-01-12 | 株式会社藤井合金製作所 | ガス栓の防水構造 |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP1978158329U patent/JPS5918212Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573666U (ja) | 1980-05-21 |
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