JPH0594151A - Led点灯回路 - Google Patents

Led点灯回路

Info

Publication number
JPH0594151A
JPH0594151A JP31320391A JP31320391A JPH0594151A JP H0594151 A JPH0594151 A JP H0594151A JP 31320391 A JP31320391 A JP 31320391A JP 31320391 A JP31320391 A JP 31320391A JP H0594151 A JPH0594151 A JP H0594151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
current
switch
circuit
lighting circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31320391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Shiraishi
知男 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEIWA DENKI KK, Seiwa Electric Mfg Co Ltd filed Critical SEIWA DENKI KK
Publication of JPH0594151A publication Critical patent/JPH0594151A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LED点灯回路における電力損失を少なくす
る。LED点灯回路のIC化を可能にする。 【構成】 点灯させるべきLED2に半導体スイッチ
3、シャント4を直列に接続する。半導体スイッチ3の
オンオフにより、LED2にパルス状の電流が供給され
る。LED2へ電流が流れ始めると、不完全積分器5の
出力が上がり、その出力がヒステリシスコンパレータ6
の上限に達すると、半導体スイッチ3がオンからオフへ
切り換わる。不完全積分器5の出力がヒステリシスコン
パレータ6の下限まで下がると、半導体スイッチ3がオ
フからオンへ切り換わる。これを繰り返すことにより、
LED2に供給される電流の平均値が一定となる。半導
体スイッチ3は、オンオフスイッチとして使用されてい
るので、オン時に完全に導通し、飽和電圧が低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDを使用したドッ
トマトリックス表示器等の駆動に用いられるLED点灯
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、LEDは低抵抗特性を有
する。そのため、点灯回路としては定電流特性を持つも
のが必要であり、これまでは、電流制限抵抗を用いたも
のが使用されていた。しかし、電流制限抵抗を用いた点
灯回路は、抵抗での損失が大きく、電流のばらつきも大
きいという問題があり、最近は、定電流回路を用いた点
灯回路に切り換わりつつある。図11に定電流回路を用
いLED点灯回路を模式的に示す。
【0003】21はスキャン用スイッチ、22はLE
D、23は定電流回路である。スキャン用スイッチ21
に対して複数のLED22が並列に接続され、各LED
22に定電流回路23が直列に接続されている。定電流
回路23には所謂カレント・ミラー回路が用いられてい
る。図12にカレント・ミラー回路の電流−電圧特性を
示す。また、スキャン用スイッチ21として使用される
半導体スイッチの電流−電圧特性を図13に示す。複数
のLED22がスキャン用スイッチ21により順次オン
されると同時に、データ信号に応じてLED22に定電
流が供給され、複数のLED22がダイナミックに点灯
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなLED点灯
回路では、図12に示すように、定電流回路23の動作
電圧(コレクタ電圧Vce)が低くなると、その定電流特
性が失われてしまう。そのため、定電流回路23は、最
低でも1V程度の動作電圧を必要とする。また、LED
22は、動作時に2V程度の電圧降下を生じる。更に、
スキャン用スイッチ21として使用される半導体スイッ
チは、LED22の1個点灯時と全点灯時とでは、飽和
電流がかなり異なる。例えば、16ビットの表示器4個
を一つのトランジスタで制御する場合の飽和電流は、1
個点灯では20mA程度であるのに対し、全点灯時では
1.28A(20mA×16×4)に達する。これによ
り、飽和電圧は、図13に示すように、全点灯時では0.
4Vにもなる。その結果、LED22にかかる電圧の電
源電圧に対する割合は、全点灯時では2.0/(0.4+2.
0+1.0)=0.59まで低下する。
【0005】このように、LED22にかかる電圧の電
源電圧に対する割合が低いと、大電圧の電源が必要にな
る。また、スキャン用スイッチ21および定電流回路2
3でのコレクタ損失が大きくなり〔20mA×(1.0V
+0.4V)=28mW〕、冷却が大変で動作電流を大き
くするのが困難となる。
【0006】なお、電流制限抵抗を用いた場合の電力損
失を無くするために、電源からインダクタンスに流れる
電流をスイッチで通断してLEDに供給する点灯回路
は、特開平1−98316号公報に開示されているが、
インダクタンスが使用されているためにIC化ができな
いという致命的欠点がある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑み創案されたもの
で、電源電圧および電力損失を抑えて、なおかつIC化
の容易なLED点灯回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるLED点
灯回路は、LEDを駆動する電源と、前記LEDに直列
接続された半導体スイッチと、前記LEDに流れる電流
を検出し、その検出電流がパルス状になり、且つ、その
パルス状電流の平均値が一定となるように、前記半導体
スイッチをオンオフ制御するスイッチ制御回路とを具備
したことを特徴としている。
【0009】前記スイッチ制御回路は、前記LEDに対
して並列に設けられたダミーLEDと、該ダミーLED
に直列接続された半導体スイッチと、前記ダミーLED
に流れる電流を検出し、その検出電流がパルス状にな
り、且つ、そのパルス状電流の平均値が一定となるよう
に、前記LEDおよびダミーLEDに接続された各半導
体スイッチをオンオフ制御する回路とで構成することが
できる。
【0010】前記スイッチ制御回路は、LEDのオフ時
に、前記パルス状電流のほぼ平均値にチャージされる構
成とすることができる。
【0011】
【作用】本発明にかかるLED点灯回路においては、半
導体スイッチの開閉により、LEDに流れる電流がパル
ス状になり、LEDが間欠点灯されるが、LEDに供給
される電流の平均値が一定とされるために、人の眼に
は、その平均値と同レベルの定常電流が供給された場合
と同じ明るさに認識される。そして、半導体スイッチ
は、純粋なオンオフスイッチとして使用されるので、L
EDに電流を流すオン時に完全な導通状態となる。その
ため、LEDに電流が流れるときの飽和電圧が0Vに近
く、損失が少なくなる。
【0012】スイッチ制御回路がダミーLEDを用いた
ものである場合には、複数のLEDにそれぞれ接続され
た半導体スイッチが、単一の制御回路によりオンオフ制
御される。また、LEDのオフ時にチャージされる構成
である場合には、LEDの駆動開始直後から半導体スイ
ッチのオンオフ制御が開始され、立ち上がり時の制御遅
れによる平均値の変動が解消される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す点灯回路のブロッ
ク図、図2は点灯回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0014】電源Vccにはスキャン用スイッチ1が接続
され、スキャン用スイッチ1には、複数のLED2が並
列に接続されている。各LED2には、データ用の半導
体スイッチ3と、分流用のシャント4とが直列に接続さ
れている。シャント4により検出された電圧は、ローパ
スフィルタと増幅器とからなる不完全積分器5に与えら
れる。不完全積分器5は、電流が供給されるに従って出
力電圧を徐々に上昇させ、電流の供給が停止されると出
力電圧を徐々に低下させる。不完全積分器5の出力電圧
は、ヒステリシスコンパレータ6に入力される。
【0015】ヒステリシスコンパレータ6は、しきい値
として所定のレベル差を持って設定された上限Hおよび
下限Lを有し、入力が上限Hに達すると出力がオンから
オフに切り換わり、下限Lに達すると出力がオンからオ
フへ切り換わるようになっている。ヒステリシスコンパ
レータ6の上下限レベルは、基準電源7の出力電圧によ
り任意に調節される。ヒステリシスコンパレータ5の出
力は、制御器8に入力される。制御器8は、スキャン用
スイッチ1を制御すると共に、データ信号がオンのとき
に、ヒステリシスコンパレータ6の出力によりスイッチ
3をオンオフ制御するゲート回路とされている。
【0016】上記LED点灯回路は、通常はICにより
構成される。
【0017】上記LED点灯回路において、スキャン信
号と同期してデータ信号があれば、データ用の半導体ス
イッチ3が導通し、電源Vccからスキャン用スイッチ1
を介してLED2に電流が供給され、LED2が点灯す
る。これと共に、不完全積分器5に電流が供給され、不
完全積分器5の出力電圧が上昇し始める。不完全積分器
5の出力電圧がヒステリシスコンパレータ6の上限Hに
達するまでは、ヒステリシスコンパレータ6の出力はオ
ン状態を維持し、半導体スイッチ3を導通させ続ける。
【0018】不完全積分器5の出力電圧がヒステリシス
コンパレータ6の上限Hに達すると、ヒステリシスコン
パレータ6の出力がオンからオフに切り換わり、半導体
スイッチ3が非導通状態となる。これにより、LED2
が消灯し、同時に、不完全積分器5の出力が降下し始め
る。不完全積分器5の出力がヒステリシスコンパレータ
6の下限Lに達すると、ヒステリシスコンパレータ6の
出力が再びオンとなり、LED2が点灯すると共に、不
完全積分器5の出力が再び上昇し始める。
【0019】これを繰り返すことにより、平均値が一定
のパルス状電流がLED2に供給される。LED2に供
給される電流の平均値は、基準電源6の出力電圧により
任意に調節される。
【0020】このようなLED点灯回路では、半導体ス
イッチ3が導通しているときの飽和電圧は通常0.1V以
下と非常に低く、シャント4に発生する電圧も0.1V以
下に設定できるので、1V程度の動作電圧を必要とする
定電流回路を使用した従来回路に比して、電源Vccを低
電圧(0.4+2.0+0.1+0.1=2.6V)にできる。ま
た、LED2にかかる電圧の電源電圧に対する割合は、
2.0/2.6=0.77となり、従来回路の0.59に比して
大幅に改善される。コレクタ損失も、28mWから〔2
0mA×(0.4V+0.1V+0.1V)=12mW〕へと
いうように、大幅に減らすことができる。更に、インダ
クタンスや大容量のコンデンサが不要なので、小型化が
図られ、IC化も容易である。
【0021】図3は本発明の他の実施例を示している。
本実施例は、1スキャン単位(例えば16×16ドット
のLEDユニットを点灯する回路の場合は16個のLE
D)毎に、1個の電流検出用ダミー回路を具備してい
る。
【0022】ダミー回路は、LED2、半導体スイッチ
3およびシャント4のラインに対して並列に設けられた
ダミーLED2o 、半導体スイッチ3oおよびシャント
4oからなる。ダミーLED2o 、半導体スイッチ3o
およびシャント4o は、LED2、半導体スイッチ3お
よびシャント4にそれぞれ対応する特性を有している。
半導体スイッチ3o は、図1の回路と同様に、不完全積
分器5、ヒステリシスコンパレータ6および制御器8o
によりオンオフ制御される。制御器8o は、各ラインの
データ信号の全てに応答するようになっている。一方、
各ラインの半導体スイッチ3は、制御器8により、その
ラインのデータ信号がオンのときに、ヒステリシスコン
パレータ6の出力によりオンオフ制御される。各ライン
のシャント4は、回路定数を整合させるために設けられ
ている。
【0023】各ラインのデータ信号のいずれか一つでも
オンになると、半導体スイッチ3oのオンオフにより、
平均値一定のパルス状電流がダミーLED2o に供給さ
れる。同時に、データ信号がオンになったラインでも、
同様に半導体スイッチ3がオンオフされる。そして、L
ED、半導体スイッチ、シャントのそれぞれの特性に差
がなければ、ダミーLED2o に流れるのと同じ平均値
一定のパルス状電流がLED2に供給されることにな
る。ここで、LEDの実際の特性は、順電流20mA時
に2.00V±0.05Vと、±2.5%のばらつきに
収まっている。また、半導体スイッチのオン抵抗のばら
つきは±20%、電圧降下は0.1〜0.2Vであるの
で、全体に占めるばらつきは0.5〜1%となる。従っ
て、全体の電流のばらつきは±5〜6%となり、LED
の光量差を検知できる電流差±10%を満足する。従っ
て、LED2には、ダミーLED2o に流れる電流と実
質同一の電流が流れる。
【0024】このようなLED点灯回路によれば、1ス
キャン単位の点灯ラインで、その各半導体スイッチ3を
制御するスイッチ制御回路の主要部(不完全積分器5、
ヒステリシスコンパレータ6等)が共用される。従っ
て、点灯ラインの全てにスイッチ制御回路を設ける場合
に比して、回路構成が簡素化される。
【0025】図4は本発明の更に他の実施例を示してい
る。本実施例は、1スキャン単位中に、赤色LED2a
および緑色LED2bが混在した構成になっている。色
が異なるLEDは、電流−電圧特性が異なり、同一電源
を用いた場合は、例えば緑色LED50mA、2.4V
で駆動する条件では、赤色LEDに300mもの電流が
流れるというように、LEDによって電流値が大幅に異
なる状態となる。本実施例では、これを防ぐために、赤
色LED2aおよび緑色LED2bの電流値が等しくな
るように、赤色LED2aに限流抵抗19を接続してあ
る。これにより、赤色LED2aおよび緑色LED2b
が混在するにもかかわらず、同一電源の使用が可能とな
り、しかも、赤色LED2aに接続された半導体スイッ
チ3、シャント4等の寿命が延びる。更に、図3のよう
に、LEDを1つの回路で一括制御する場合も、その制
御回路が複雑になるのを避けることができる。
【0026】図5は本発明の更に他の実施例を示すLE
D点灯回路のブロック図、図6はその主要部の回路図、
図7は動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【0027】本実施例のLED点灯回路は、データ信号
がオフのときに不完全積分器5をチャージする充電回路
を具備している。充電回路は、データ信号を反転させる
インバータ16と、インバータ16の出力により導通さ
れて、基準電源17から不完全積分器5に電圧をチャー
ジするスイッチ回路18とからなる。スイッチ回路18
は、データ信号がオフのときに非導通となるスイッチン
グトランジスタQを有し、その非導通時に基準電源17
の電圧を抵抗R2、R6により調整して不完全積分器5
のコンデンサC1に印加する。コンデンサC1に印加す
る電圧は、不完全積分器5の出力が、LED2に流れる
電流の平均値にほぼ対応するように調整される。
【0028】このようなLED点灯回路によれば、図1
および図3のLED点灯回路で生じるスイッチ制御の時
間遅れが防止される。即ち、図1および図3のLED点
灯回路では、図2に示すように、データ信号がオフのと
きは、不完全積分器5の出力が0であるために、オフか
らオンへ切り換わってからその出力が増加し始め、所定
時間後にヒステリシスコンパレータ6の比較レベルに達
する。そのため、データ信号がオフからオンへ切り換わ
っても、すぐには半導体スイッチ3のオンオフ制御は行
われない。この制御遅れは、電源電圧の変動により変わ
り、データ信号のオン時間が短いときは、LED2に流
れる電流の平均値を変動させる原因になる。しかるに、
図5、6のLED点灯回路では、図7に示すように、デ
ータ信号がオフのときに、不完全積分器5の出力が、L
ED2に流すべき電流の平均値に相当する電圧に達して
いるので、データ信号がオフからオンへ切り換わると直
ちに半導体スイッチ3のオンオフ制御が開始される。そ
のため、データ信号のオン時間や電源電圧の影響を受け
ることなく、常に、LED2に流れる電流の平均値が一
定に維持される。
【0029】なお、上記各実施例は、LED2をスキャ
ン用スイッチ1によりオンオフしてダイナミックに点灯
させるダイナミック点灯回路とされているが、図8に示
すように、LED2をスキャニングせずに点灯させるス
タティック点灯回路にも、本発明は適用可能である。ス
タティック点灯回路に本発明を適用した場合にも、同様
に動作電圧および電力損失を大きく低減させることがで
きる。
【0030】また、LED2に供給される電流の検出
は、いずれの実施例でも、シャント4で行っているが、
これに限るものではなく、例えば、MOS FETにお
ける多数のトランジスタのうちの一つをシャントとして
利用する分割電圧センス式、分割電流センス式で行うこ
ともでき、更には、LED2に供給される電流の代わり
に、LED2の光量を検出して、半導体スイッチ3を制
御することもできる。
【0031】トランジスタのなかには使用電流範囲で温
度特性の殆どないものがあり、そのようなトランジスタ
をスイッチ2として使用すれば、そのコレクタ−エミッ
タ飽和電圧を電流検出信号として利用できる。その結
果、電流検出や光量検出が不必要になり、IC化が一層
容易となる。ただし、その場合は、トランジスタがオフ
のときに電源電圧が制御回路に付加されるので、例え
ば、トランジスタがオンのときにのみ、コレクタ−エミ
ッタ飽和電圧を制御回路に与えるようなロジックを構成
することが必要になる。
【0032】半導体スイッチ3の制御信号を発生させる
スイッチ制御回路についても、不完全積分器5とヒステ
リシスコンパレータ6との組み合わせに限るものではな
く、例えば、図9(A)に示すように、不完全積分器5
の出力を通常の比較器11に入力し、比較器11の基準
電圧として、PWMによる三角波発生器12の出力を用
いる回路や、図9(B)に示すように、不完全積分器5
の出力を通常の比較器11に入力し、比較器11の出力
をディレー13に入力する回路の使用が可能である。
【0033】更に、LED点灯回路がダイナミック点灯
回路の場合は、不完全積分器5の代わりに、図10
(A)に示すように、完全積分器14を使用したり、図
10(B)に示すように、完全積分器14を二重積分式
で使用したりすることも可能である。なお、15は0検
出器である。いずれの回路を使用しても、LED2に供
給される電流の積分値が一定となり、その結果として単
位時間当たりの電流平均値が一定となるように、半導体
スイッチ3をオンオフ制御することができる。
【0034】
【発明の効果】以上、本発明にかかるLED点灯回路に
よる場合には、LEDに供給される電流がスイッチにの
みによってオンオフされて、LEDが点灯される。スイ
ッチのみによるオンオフ回路は、発生電圧が低く、電源
を小型化し、電力損失を少なくする。そのため、発熱も
抑えられ、冷却が同条件ならばLEDの寿命が延び、温
度上昇を一定とすれば、ファンの容量低下によりコスト
ダウンが可能になる。また、インダクタンスや大容量の
コンデンサが不要なので、小型化およびIC化が可能と
なる。これらの結果、多数のLEDの同時点灯が可能と
なる。
【0035】また、スイッチ制御回路がダミーLEDを
用いたものである場合には、半導体スイッチの制御回路
が簡素化されるので、ICチップを小さく安くでき、制
御回路の消費電流も少なくでき、LEDのオフ時にチャ
ージされる構成である場合には、LEDの駆動開始直後
から半導体スイッチのオンオフ制御が開始され、データ
信号のオン時間や電源電圧の影響を受けることなく、常
に、LEDに流れる電流の平均値を一定に維持できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す点灯回路のブロック図
である。
【図2】同点灯回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示す点灯回路のブロック
図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す点灯回路のブロ
ック図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す点灯回路のブロ
ック図である。
【図6】同点灯回路の主要部の回路図である。
【図7】同点灯回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す点灯回路のブロ
ック図である。
【図9】他のスイッチ制御回路のブロック図である。
【図10】更に他のスイッチ制御回路のブロック図であ
る。
【図11】従来の点灯回路のブロック図である。
【図12】定電流回路に使用されるトランジスタの特性
図である。
【図13】スキャン用スイッチに使用されるトランジス
タの特性図である。
【符号の説明】
1 スキャン用スイッチ 2 LED 2o ダミーLED 3、3o 半導体スイッチ 4、4o シャント 5 不完全積分器 6 ヒステリシスコンパレータ 8、8o 制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDを駆動する電源と、前記LEDに
    直列接続された半導体スイッチと、前記LEDに流れる
    電流がパルス状になり、且つ、そのパルス状電流の平均
    値が一定となるように、前記半導体スイッチをオンオフ
    制御するスイッチ制御回路とを具備したことを特徴とす
    るLED点灯回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ制御回路が、前記LEDに
    対して並列に設けられたダミーLEDと、該ダミーLE
    Dに直列接続された半導体スイッチと、前記ダミーLE
    Dに流れる電流を検出し、その検出電流がパルス状にな
    り、且つ、そのパルス状電流の平均値が一定となるよう
    に、前記LEDおよびダミーLEDに接続された各半導
    体スイッチをオンオフ制御する回路とを具備したことを
    特徴とする請求項1に記載のLED点灯回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ制御回路が、LEDのオフ
    時に、前記パルス状電流のほぼ平均値にチャージされる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のLED点灯
    回路。
JP31320391A 1991-08-08 1991-10-31 Led点灯回路 Pending JPH0594151A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-70962 1991-08-08
JP7096291 1991-08-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0594151A true JPH0594151A (ja) 1993-04-16

Family

ID=13446655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31320391A Pending JPH0594151A (ja) 1991-08-08 1991-10-31 Led点灯回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0594151A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003058106A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Nec Corp 表示装置の駆動回路
JP2003512733A (ja) * 1999-10-18 2003-04-02 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング Ledアレイ用制御回路および対応する作動方法
JP2003122305A (ja) * 2001-10-10 2003-04-25 Sony Corp 有機el表示装置およびその制御方法
WO2003103061A1 (fr) * 2002-05-31 2003-12-11 Sony Corporation Dispositif de commande d'element emetteur de lumiere et appareil mobile l'utilisant
JP2005051114A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Toshiba Corp Led駆動装置
JP2006048079A (ja) * 2000-04-18 2006-02-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
WO2006064841A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置
WO2006093870A1 (en) * 2005-03-01 2006-09-08 Honeywell International Inc. Light emitting diode (led) hysteretic current controller
US7221338B2 (en) 2000-04-18 2007-05-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7298347B2 (en) 2000-06-13 2007-11-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7456581B2 (en) 2004-08-20 2008-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Power supply, backlight apparatus, and display device
JP2009525595A (ja) * 2006-01-31 2009-07-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Ledドライバ回路
JP2009200053A (ja) * 1999-12-14 2009-09-03 Takion Co Ltd 電源装置及びledランプ装置
JP2010535412A (ja) * 2007-08-02 2010-11-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光出力装置
US8013809B2 (en) 2004-06-29 2011-09-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and driving method of the same, and electronic apparatus
US8194006B2 (en) 2004-08-23 2012-06-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device, driving method of the same, and electronic device comprising monitoring elements
TWI406594B (zh) * 2009-07-15 2013-08-21 Macroblock Inc 發光模組的定頻調光方法及定頻調光電路

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003512733A (ja) * 1999-10-18 2003-04-02 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング Ledアレイ用制御回路および対応する作動方法
JP4914988B2 (ja) * 1999-10-18 2012-04-11 オスラム アクチエンゲゼルシャフト Ledアレイ用制御回路および対応する作動方法
JP2009200053A (ja) * 1999-12-14 2009-09-03 Takion Co Ltd 電源装置及びledランプ装置
JP2015079764A (ja) * 1999-12-14 2015-04-23 株式会社ナオコ Ledランプ装置
US7623098B2 (en) 2000-04-18 2009-11-24 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7623099B2 (en) 2000-04-18 2009-11-24 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
JP2006048079A (ja) * 2000-04-18 2006-02-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
US8638278B2 (en) 2000-04-18 2014-01-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US9196663B2 (en) 2000-04-18 2015-11-24 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7221338B2 (en) 2000-04-18 2007-05-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US8400379B2 (en) 2000-04-18 2013-03-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US8194008B2 (en) 2000-04-18 2012-06-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7990348B2 (en) 2000-04-18 2011-08-02 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7623100B2 (en) 2000-04-18 2009-11-24 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US7298347B2 (en) 2000-06-13 2007-11-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
JP2003058106A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Nec Corp 表示装置の駆動回路
JP2003122305A (ja) * 2001-10-10 2003-04-25 Sony Corp 有機el表示装置およびその制御方法
US7365718B2 (en) 2002-05-31 2008-04-29 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using the same
US9041643B2 (en) 2002-05-31 2015-05-26 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
US8941581B2 (en) 2002-05-31 2015-01-27 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
US9148927B2 (en) 2002-05-31 2015-09-29 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
WO2003103061A1 (fr) * 2002-05-31 2003-12-11 Sony Corporation Dispositif de commande d'element emetteur de lumiere et appareil mobile l'utilisant
US8654059B2 (en) 2002-05-31 2014-02-18 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
US8618745B2 (en) 2002-05-31 2013-12-31 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
US9717124B2 (en) 2002-05-31 2017-07-25 Sony Corporation Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
EP1511088A4 (en) * 2002-05-31 2005-12-14 Sony Corp LIGHT EMITTING ELEMENT CONTROLLER AND MOBILE APPARATUS USING THE SAME
JP2005051114A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Toshiba Corp Led駆動装置
US8013809B2 (en) 2004-06-29 2011-09-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and driving method of the same, and electronic apparatus
US8274456B2 (en) 2004-06-29 2012-09-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and driving method of the same, and electronic apparatus
US7456581B2 (en) 2004-08-20 2008-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Power supply, backlight apparatus, and display device
US8576147B2 (en) 2004-08-23 2013-11-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic device
US8194006B2 (en) 2004-08-23 2012-06-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device, driving method of the same, and electronic device comprising monitoring elements
US7830097B2 (en) 2004-12-14 2010-11-09 Panasonic Corporation Semiconductor circuit for driving light emitting diode, and light emitting diode driving apparatus
WO2006064841A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置
US7567223B2 (en) 2005-03-01 2009-07-28 Honeywell International Inc. Light-emitting diode (LED) hysteretic current controller
WO2006093870A1 (en) * 2005-03-01 2006-09-08 Honeywell International Inc. Light emitting diode (led) hysteretic current controller
JP2009525595A (ja) * 2006-01-31 2009-07-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Ledドライバ回路
JP2010535412A (ja) * 2007-08-02 2010-11-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光出力装置
TWI406594B (zh) * 2009-07-15 2013-08-21 Macroblock Inc 發光模組的定頻調光方法及定頻調光電路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0594151A (ja) Led点灯回路
KR100884679B1 (ko) 발광 다이오드 구동 회로
US8686658B2 (en) Systems and methods for multi-state switch networks
US3222572A (en) Apparatus for operating electric discharge devices
US7834678B2 (en) Circuit arrangement and method of driving a circuit arrangement
US4739226A (en) Dimming circuit having switching transistor protection means
US5742133A (en) Driver circuit for an led
JP2008198915A (ja) 発光装置
KR20130120407A (ko) 발광 다이오드 조광 장치
KR100725503B1 (ko) 디스플레이장치
JP2684601B2 (ja) 低圧蛍光ランプのためのスイッチング制御回路と制御装置
JP2011108671A (ja) Led調光装置
JP5599279B2 (ja) 調光回路及び照明装置
CN107682951B (zh) Led灯控制和按键输入分时复用电路及其控制方法
US20170197545A1 (en) Led driver chip for car reading light and state control method thereof
CN107404786A (zh) 照明装置以及照明器具
US4361798A (en) System for extending the voltage range of a phase-fired triac controller
JPH0723987B2 (ja) 情報表示装置
US10426010B2 (en) LED driver
JP2974562B2 (ja) 電磁石駆動装置
SU369400A1 (ru) Устройство отображения информации
JP4372271B2 (ja) El発光装置およびこのel発光装置を内蔵した電子機器
JPH0710789U (ja) 発光素子輝度調整装置
KR930007819Y1 (ko) 수족관용 가열기의 온도 조절회로
CA1105161A (en) Numerical display using plural light sources and having a reduced and substantially constant current requirement