JPH0594022A - 多層レジスト構造及びその製造方法 - Google Patents

多層レジスト構造及びその製造方法

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JPH0594022A
JPH0594022A JP3253784A JP25378491A JPH0594022A JP H0594022 A JPH0594022 A JP H0594022A JP 3253784 A JP3253784 A JP 3253784A JP 25378491 A JP25378491 A JP 25378491A JP H0594022 A JPH0594022 A JP H0594022A
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JP
Japan
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layer
resist
intermediate layer
pattern
resist layer
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Pending
Application number
JP3253784A
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English (en)
Inventor
Isao Sato
功 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、3層レジスト構造において、上層
レジスト層に対しての耐性及び濡れ性を良好にさせるこ
とができる多層レジスト構造及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 下地基板11上に下層レジスト層12を形成
し、次にこの下層レジスト層12上に中間層としてアル
コキシシランとアクリル樹脂から成る共重合体13を形
成し、さらにこの共重合体13上に上層レジスト層14
を形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジストパターン形成
工程における多層レジスト構造とその形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】素子の微細化にともない種々のパターン
形成法が検討されてきている。その中で文献:ジェイ・
バク・シ・テクノール(J.Vac.Sci.Tech
nol.B,Vol.1,No.4,Oct.−De
c.1983)に開示されるような、3層パターン形成
法がある。
【0003】以下、図を用いて上記文献の要旨を説明す
る。
【0004】図4(a)はレジスト構造を示したもので
ある。2は基板1上に回転塗布により2.0μm厚に形
成した下層ホトレジスト(AZ−1450J)を200
〜250℃で30分間ハードベークしたもの、3はこの
下層ホトレジスト2上に同様の回転塗布法により0.1
5μm厚に形成した中間層としてのスピンオングラス層
(SOG層)、4はこの中間層3上に同様の回転塗布法
により0.45μm厚に形成した上層レジスト(AZ−
1450B)である。
【0005】次に図4(b)のように上層レジスト4を
光露光及び現像して上層パターン5を形成し、更に図4
(c)のようにこの上層パターン5をマスクとして中間
層のSOG層をCF4 系の反応ガスによりドライエッチ
ングしてパターンニングすることにより中間層パターン
6を得る。
【0006】次に図4(d)のように中間層パターン6
をマスクにして下層レジスト2を酸素による反応性イオ
ンエッチング(O2 RIE)することによりパターンニ
ングして下層パターン7を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なパターン形成方法では、中間層として用いているSO
Gが有機アルカリ現像液に対して耐性が小さく、上層の
現像時に上層のパターン流れが発生する、さらには上層
成膜時に中間層が溶解してしまい良好な上層が形成され
ないという問題があった。
【0008】本発明は上述の問題を鑑みて、 1.上層レジストの現像液である有機アルカリ現像液に
対して耐性を有する中間層材を提供すること 2.また上層の塗布性を有する中間層材及び中間層材の
表面処理方法を提供すること を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の多層レジスト構
造は、中間層としてアルコキシシランとアクリル樹脂と
から成る共重合体を用いるようにしたものである。
【0010】また、本発明の多層レジスト構造の製造方
法は、中間層の表面処理として加熱しながら酸素雰囲気
中でArFレーザー光を照射するようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】上述したように本発明の多層レジスト構造及び
その製造方法によれば、上層レジスト層に対して耐性が
大きくなり、また上層レジスト層のパターン流れがなく
なり、さらに、上層レジスト層形成時の中間層の溶解が
なくなる。
【0012】
【実施例】図1(a)〜(d)は本発明の第1の実施例
を示す図である。まず図1(a)のように下地基板11
上に下層材としてホトレジスト12(例えばノボラック
系ホトレジスト)を回転塗布法により1.0μmの厚さ
に形成し、200〜250℃以上の高温でベークを行
う。
【0013】次にこの下層レジスト層12上に中間層1
3としてアルコキシシランとアクリル樹脂の共重合体を
同様の回転塗布法により0.2μm厚に形成する。この
アルコキシシランとアクリル樹脂の共重合体は、アルコ
キシシランと分子量5000程のアクリル樹脂を脱水縮
合させることにより合成することができるが、共重合比
率はアルコキシシラン対アクリル樹脂の比率が重量比で
1〜3程が好適であり、塗布後の加熱としては窒素雰囲
気中でホットプレートによって200℃で2分間行うの
が好適である。この中間層13上に上層レジスト層14
を同様の回転塗布法により0.5μm厚に形成する。
【0014】その後図1(b)のように、上層レジスト
層14を光露光及び現像し上層パターン15を得る。こ
こで上層レジストとしてDUV光用レジストであるSA
L−601を用いた場合は、露光量として100mJ/
cm2 程、露光後ベーク(PEB)として120℃,1
min程が適当であり、現像液としてはテトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)水溶液等の
有機アルカリ現像液が好適である。
【0015】その後図1(c)のように上層パターン1
5をマスクとして中間層13をCF4 /O2 系の反応ガ
スを用いたドライエッチングによりパターンニングする
ことにより中間層パターン16が形成される。
【0016】その後図1(d)のように全面をO2 RI
Eすることにより、この中間層パターン16をO2 RI
Eのマスクにして下層にパターン転写することにより下
層パターン17を得ることができる。
【0017】図2(a)〜(e)は本発明の第2の実施
例を示す図である。まず図2(a)のように下地基板2
1上に下層材としてホトレジスト22(例えばノボラッ
ク系ホトレジスト)を回転塗布法により1.0μmの厚
さに形成し、200〜250℃以上の高温でベークを行
う。
【0018】次にこの下層レジスト層22上に中間層2
3としてSOG(例えば東京応化製OCDtype−
7)または実施例1で説明したアルコキシシランとアク
リク樹脂の共重合体を同様の回転塗布法により0.2μ
m厚に形成する。
【0019】その後図3のようにホットプレート24上
で加熱しながら中間層23の表面処理として酸素雰囲気
中でArFレーザー光を照射する。図3において、25
は酸素導入口、26は外部のレーザー源から光学系を用
いて導入したArFレーザー光、27は酸素雰囲気保持
ボックスである。ここでウエハ加熱温度は200℃程と
し、ArFレーザー光照射は発振周波数500Hz、エ
ネルギー密度0.1mJ/cm2 の条件で1分間程で十
分である。このArFレーザー光(発振波長193n
m)は中間層23によって吸収され中間層23を架橋さ
せる、また一方雰囲気ガスである酸素によっても吸収さ
れる為酸素から発生する活性酸素によって中間層23を
酸化させる。この架橋及び酸化によって、上層と混合層
を形成しにくい中間層23を得ることができる。
【0020】その後図2(b)のように中間層23上に
上層レジスト層28を同様の回転塗布法により0.5μ
m厚に形成する。
【0021】その後図2(c)のように上層を光露光及
び現像し上層パターン29を得る。ここで上層レジスト
としてDUV光用レジストであるSAL−601を用い
た場合は、露光量として100mJ/cm2 程、露光後
ベーク(PEB)として120℃,1min程が適当で
あり、現像液としてはテトラメチルアンモニウムハイド
ロオキサイド(TMAH)水溶液等の有機アルカリ現像
液が好適である。
【0022】その後図2(d)のように上層パターン2
9をマスクとして中間層23をCF4 /O2 系の反応ガ
スを用いたドライエッチングによりパターンニングする
ことにより中間層パターン30が形成される。
【0023】その後図2(e)のように全面をO2 RI
Eすることにより、中間層パターン30をO2 RIEの
マスクにして下層にパターン転写することにより下層パ
ターン31を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように本発明の
多層レジスト構造によれば、中間層としてアルコキシシ
ランとアクリル樹脂の共重合体を用いている為、共重合
比率を変えることにより炭素含有率及びSi含有率を下
層02RIEの条件に適合して最適化することができ
る。
【0025】また、本発明の多層レジスト構造の製造方
法によれば、中間層の表面処理として酸素雰囲気中でA
rFレーザー光を照射するようにした為、中間層の上層
現像液に対しての耐性及び上層レジストの濡れ性を良好
にさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の多層レジスト構造の製
造工程断面図。
【図2】本発明の第2の実施例の多層レジスト構造の製
造工程断面図。
【図3】本発明の第2の実施例で用いる装置を説明する
ための図。
【図4】従来の多層レジスト構造の製造工程断面図。
【符号の説明】
11,21 下地基板 12,22 下層レジスト層 13,23 中間層 14,28 上層レジスト層 15,29 上層パターン 16,30 中間層パターン 17,31 下層パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地基板上に形成される第1のレジスト
    層と、 前記第1のレジスト層上に形成されるアルコキシシラン
    とアクリル樹脂から成る共重合体と、 前記共重合体上に形成される第2のレジスト層とを含む
    ことを特徴とする多層レジスト構造。
  2. 【請求項2】 下地基板上に第1のレジスト層を形成す
    る工程と、 前記第1のレジスト層上に中間層を形成する工程と、 前記中間層の表面処理として加熱しながら酸素雰囲気中
    でArFレーザー光を照射する工程と、 前記中間層上に第2のレジスト層を形成する工程とを含
    むことを特徴とする多層レジスト構造の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の前記中間層は、アルコキ
    シシランとアクリル樹脂から成る共重合体とSOGのう
    ちいずれか一方を有することを特徴とする多層レジスト
    構造の製造方法。
JP3253784A 1991-10-01 1991-10-01 多層レジスト構造及びその製造方法 Pending JPH0594022A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887649B2 (en) 2001-06-14 2005-05-03 Fujitsu Limited Multi-layered resist structure and manufacturing method of semiconductor device
JP2009164406A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Pulstec Industrial Co Ltd 基板のピット形成方法
JP2009204674A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Toshiba Corp パターン形成方法

Cited By (3)

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US6887649B2 (en) 2001-06-14 2005-05-03 Fujitsu Limited Multi-layered resist structure and manufacturing method of semiconductor device
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