JPH0593808A - カラーフイルタ及びその製造方法 - Google Patents
カラーフイルタ及びその製造方法Info
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- JPH0593808A JPH0593808A JP25535691A JP25535691A JPH0593808A JP H0593808 A JPH0593808 A JP H0593808A JP 25535691 A JP25535691 A JP 25535691A JP 25535691 A JP25535691 A JP 25535691A JP H0593808 A JPH0593808 A JP H0593808A
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Abstract
関し、平坦化が良好なカラーフィルタ及びその製造方法
を実現することを目的とする。 【構成】 ブラックマトリスクパターン20が形成され
た第1の透明基板21と、該ブラックマトリスクパター
ンに対応して赤、緑、青の画素パターン22,23,2
4が形成された第2の透明基板25とが、ブラックマト
リスクパターン20と画素パターン22,23,24が
向かい合うようにして貼り合わされて成るように構成す
る。
Description
その製造方法に関する。詳しくは、平坦性が良く大型液
晶表示装置に用いて表示品質を向上せしめる大型カラー
フィルタ及びその製造方法に関する。
4に示す。同図において、1,1′は透明なガラス基板
であり、一方のガラス基板1にはストライプ状の透明電
極2と配向膜3が形成され、他方のガラス基板1′には
Cr 等の金属薄膜でブラックマトリクス4が形成され、
その上に赤R,緑G,青Bの3色の画素パターンが形成
され、その上に平滑層6を介してストライプ状の電極
2′と配向膜3′が形成され、両配向膜3,3′間に液
晶7が満たされている。そしてストライプ状透明電極
2,2′は互いに直交してマトリクス状をなし、またカ
ラーフィルタ5の青,緑,赤もマトリクス状に配置され
ている。
ィルタの製造方法の1例を図5により説明する。先ず
(a)図の如く透明ガラス基板8の上にCr 等の遮光膜9
を成膜する。次いで (b)図の如くCr 膜9の上にフォト
レジストを塗布し、マスクを用いて露光現像してフォト
レジストパターン10を形成する。次いで (c)図の如く
Cr 膜をエッチングして不要部を除去し、 (d)図の如き
ブラックマトリクスパターン11を形成する。
ーン11上に赤,緑,青の内の一色(例えば赤)の光硬
化性レジスト12を塗布し、次いで (f)図の如くマスク
13を用いて露光, 現像, 硬化を行い、(g)図の如く赤
の画素パターン14を作成する。同様にして (h)図の如
く緑, 青のパターン15,16を形成する。最後に (i)
図の如く赤,緑,青の画素パターン14,15,16上
に透明樹脂にてトップコート層の平坦化膜17を形成し
カラーフィルタを完成する。なおこの後平坦化膜17の
上に透明電極18が形成される。
ルタの製造方法では、ガラス基板8上に形成されたブラ
ックマトリクスパターン11の段差によってその上の画
素パターン14,15,16に凹凸部ができる。従って
平坦化膜17を形成しても凹凸はできてしまう。このた
めパネル化した際にセル厚が均一にならず液晶表示品質
が低下するという問題がある。また凹凸を解消するため
に画素パターン形成後又はトップコート形成後研磨する
方法もあるが結果は良好でない。
及びその製造方法を実現しようとする。
に於ては、ブラックマトリクスパターン20が形成され
た第1の透明基板21と、該ブラックマトリクスパター
ン20に対応して赤,緑,青の画素パターン22,2
3,24が形成された第2の透明基板25とが、ブラッ
クマトリクスパターン20と画素パターン22,23,
24が向かい合うようにして貼り合わされて成ることを
特徴とする。また、それに加えて上記第1,第2の透明
基板21,25が透明ガラス基板又は透明フィルムであ
ることを特徴とする。
に於ては、第1の透明基板21上に遮光膜26を形成す
る工程と、該遮光膜26をフォトリソグラフィ法により
ブラックマトリクスパターンに形成する工程と、第2の
透明基板25上に赤,緑,青の画素パターン22,2
3,24を形成する工程と、上記第1,第2の透明基板
21,25を、ブラックマトリクスパターン20と画素
パターン22,23,24が向かい合うようにして接着
剤又は樹脂29を用いて貼り合わせる工程とよりなるこ
とを特徴とする。
明基板21,25が透明ガラス基板又は透明フィルムで
あることを特徴とする。また、それに加えて上記第1,
第2の透明基板21,25に位置合わせ用のマーカー2
7,28が形成されることを特徴とする。
r 又は黒色光硬化性レジストにより形成されることを特
徴とする。また、それに加えて、上記画素パターンは、
光硬化性着色レジストを用いたフォトリソグラフィ法又
は印刷法により形成されることを特徴とする。この構成
を採ることにより、平坦性の良いカラーフィルターが得
られる。
第1の透明基板21と、赤,緑,青の画素パターン2
2,23,24が形成された第2の透明基板25を、ブ
ラックマトリクスパターン20と画素パターン22,2
3,24を向かい合うようにして貼り合わせてカラーフ
ィルタとしたことにより、その両面は透明基板のままで
あるので凹凸はなく、従って平坦性は良好である。
断面図である。本実施例は同図に示すように、ブラック
マトリクス20が形成された第1の透明基板21と、前
記ブラックマトリクスパターン20に対応して赤R,緑
G,青Bの三色の画素パターン22,23,24が形成
された第2の透明基板25とが、ブラックマトリクスパ
ターン20と画素パターン22,23,24とが向かい
合う様にして接着剤又は樹脂29により貼り合わされた
ものである。
が、第2の透明基板25にはガラス基板又は透明フィル
ムが用いられる。またブラックマトリクス20はCr 又
は黒色光硬化性レジストで形成した膜をフォトリソグラ
フィ法により形成され、画素パターン22,23,24
は印刷法又は顔料分散法により形成される。
透明基板21,25でブラックマトリクス20及び画素
パターン22,23,24を挟んで接着されているた
め、両透明基板21,25には凹凸ができず、良好な平
坦度が得られる。従ってカラー液晶表示装置に用いられ
た場合、表示むらがなく、表示品質は良好となる。
の第1の実施例を図2により説明する。本実施例は先ず
図2(a) の如く、ガラスよりなる第1の透明基板21に
Cr 等の金属よりなる遮光膜26(厚さ1000Å) を蒸着
等により被着する。次いで該遮光膜26の上にフォトレ
ジストを塗布し、マスクを用いて露光・現像した後エッ
チングして遮光膜26の不要部を除去して図2(b) の如
くブラックマトリクスパターン20及び位置合わせ用マ
ーカー27を形成する。
明フィルムからなる第2の透明基板25の上に赤色顔料
を分散させた光硬化性レジストを塗布し乾燥させた後、
マスクを用いて露光・現像・硬化して赤の画素パターン
22を形成する。同様にして緑の画素パターン23及び
青の画素パターン24を形成する。また何れかの色で画
素パターンと同時に位置合わせ用マーカー28を形成す
る。
リクスパターン20が形成された第1の透明基板21と
画素パターン22,23,24が形成された第2の透明
基板25とを、そのブラックマトリクスパターン20と
画素パターン22,23,24とが向かい合うように
し、且つ互いの位置合わせ用マーカー27,28により
位置合わせして接着剤又は樹脂29を用いて貼り合わせ
る。接着剤又は樹脂29による接着は、 (d)図の如く透
明基板21,25の外周のみ、あるいは (e)図の如く基
板全面の何れでも良い。また接着用の樹脂としては熱硬
化性樹脂又は光硬化性樹脂又は紫外線硬化樹脂が用いら
れ、接着後、熱硬化性樹脂は熱で、光硬化性樹脂は光
で、紫外線硬化樹脂は紫外線でそれぞれ硬化させる。
第2の実施例を図3により説明する。本実施例は、先ず
図3(a) の如く、ガラスよりなる第1の透明基板21の
上に黒の色素材料を分散させた光硬化性フォトレジスト
を塗布、乾燥し露光・現像・硬化させた遮光パターン、
又はCr 等の金属膜を被着してフォトリソグラフィ法で
パターニングした遮光パターンよりなるブラックマトリ
クスパターン20及び位置合わせ用マーカー27を形成
する。なおブラックマトリクスパターン20の厚さは後
に形成する画素パターンと同じ厚さとする。
第2の透明基板25の上に光硬化性着色フォトレジスト
を塗布し、フォトリソグラフィ法にて赤,緑,青の画素
パターン22,23,24と位置合わせ用マーカー28
を形成する。なお該画素パターンは電着又は印刷法で形
成しても良い。
と第2の透明基板25とを、そのブラックマトリクスパ
ターン20と画素パターン22,23,24とが向かい
合うようにし、且つ互いの位置合わせ用マーカー27,
28により位置合わせして接着剤又は樹脂29で貼り合
わせる。接着用樹脂としては紫外線硬化樹脂等が用いら
れる。なおブラックマトリクスパターン20と画素パタ
ーンは出来るだけ密着しているのが好ましく、そのすき
まは光のもれが影響しない程度が良い。また接着剤又は
樹脂による接着は透明基板の外周のみ、あるいはブラッ
クマトリクスパターンと画素パターンとのすきまを埋め
るようにしても良い。
び第2の実施例によればカラーフィルタの表面がガラス
基板又は透明フィルムの表面であるため凹凸はなく、良
好な平面度が得られる。
坦化されているため、表示部内では凹凸はなく、セル厚
が一定となる。従って従来見られた凹凸による表示ムラ
は発生せず表示品質の向上が可能となる。またこの製造
方法は特に大型基板のカラーフィルタの製造に有効であ
る。
である。
施例を説明するための図である。
施例を説明するための図である。
る。
製造方法を説明するための図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ブラックマトリクスパターン(20)が
形成された第1の透明基板(21)と、該ブラックマト
リクスパターン(20)に対応して赤,緑,青の画素パ
ターン(22,23,24)が形成された第2の透明基
板(25)とが、ブラックマトリクスパターン(20)
と画素パターン(22,23,24)が向かい合うよう
にして貼り合わされて成ることを特徴とするカラーフィ
ルタ。 - 【請求項2】 上記第1,第2の透明基板(21,2
5)が透明ガラス基板又は透明フィルムであることを特
徴とする請求項1のカラーフィルタ。 - 【請求項3】 第1の透明基板(21)上に遮光膜(2
6)を形成する工程と、該遮光膜(26)をフォトリソ
グラフィ法によりブラックマトリクスパターン(20)
に形成する工程と、第2の透明基板(25)上に赤,
緑,青の画素パターン(22,23,24)を形成する
工程と、上記第1,第2の透明基板(21,25)を、
ブラックマトリクスパターン(20)と画素パターン
(22,23,24)が向かい合うようにして接着剤又
は樹脂(29)を用いて貼り合わせる工程とよりなるこ
とを特徴とするカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項4】 上記第1,第2の透明基板(21,2
5)が透明ガラス基板又は透明フィルムであることを特
徴とする請求項3のカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項5】 上記第1,第2の透明基板(21,2
5)に位置合わせ用のマーカー(27,28)が形成さ
れることを特徴とする請求項3のカラーフィルタの製造
方法。 - 【請求項6】 上記遮光膜(26)はCr 又は黒色光硬
化性レジストにより形成されることを特徴とする請求項
3のカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項7】 上記画素パターン(22,23,24)
は光硬化性着色レジストを用いたフォトリソグラフィ法
又は印刷法により形成されることを特徴とする請求項3
のカラーフィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25535691A JP3188288B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | カラーフィルタ及びその製造方法並びに液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25535691A JP3188288B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | カラーフィルタ及びその製造方法並びに液晶表示パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593808A true JPH0593808A (ja) | 1993-04-16 |
JP3188288B2 JP3188288B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17277647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25535691A Expired - Lifetime JP3188288B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | カラーフィルタ及びその製造方法並びに液晶表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3188288B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5948576A (en) * | 1994-01-28 | 1999-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for producing a color filter |
CN111463332A (zh) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 群创光电股份有限公司 | 具有发光二极管封装体的电子装置 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP25535691A patent/JP3188288B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5948576A (en) * | 1994-01-28 | 1999-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for producing a color filter |
US6134059A (en) * | 1994-01-28 | 2000-10-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Color filter, production process thereof, and liquid crystal panel |
CN111463332A (zh) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 群创光电股份有限公司 | 具有发光二极管封装体的电子装置 |
CN111463332B (zh) * | 2019-01-18 | 2021-07-27 | 群创光电股份有限公司 | 具有发光二极管封装体的电子装置 |
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