JPH0593136A - 油中水型シリコ−ン乳化組成物 - Google Patents
油中水型シリコ−ン乳化組成物Info
- Publication number
- JPH0593136A JPH0593136A JP28043491A JP28043491A JPH0593136A JP H0593136 A JPH0593136 A JP H0593136A JP 28043491 A JP28043491 A JP 28043491A JP 28043491 A JP28043491 A JP 28043491A JP H0593136 A JPH0593136 A JP H0593136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- water
- oil
- weight
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は比較低粘度で安定性が良好であ
り、使用感もすぐれている油中水型シリコ−ン乳化組成
物の提供を目的とするものである。 【構成】 本発明の油中水型シリコ−ン乳化組成物
は、A)25℃における粘度が1〜100,000cS であるシリコ
−ンオイル10〜90重量部、B)一般式 【化29】 (ここにR1は同一または異種の炭素数1〜20のアルキル
基またはアリ−ル基、R2は水素原子またはR1と同じ基、
n は5≦n ≦150、 xは0≦x ≦50、 y は1≦y ≦50、 p
は1≦p ≦6の整数)で示される、HLB 値が0.1 〜6で
ある片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物0.1 〜20
重量部、C)上記B)成分と同じ一般式で示される、HLB 値
が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合
物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界面活性剤
0.1 〜20重量部、D)水10〜20重量部よりなり、B)、C) 成
分の加重平均HLB 値が1〜12であることを特徴とするも
のである。
り、使用感もすぐれている油中水型シリコ−ン乳化組成
物の提供を目的とするものである。 【構成】 本発明の油中水型シリコ−ン乳化組成物
は、A)25℃における粘度が1〜100,000cS であるシリコ
−ンオイル10〜90重量部、B)一般式 【化29】 (ここにR1は同一または異種の炭素数1〜20のアルキル
基またはアリ−ル基、R2は水素原子またはR1と同じ基、
n は5≦n ≦150、 xは0≦x ≦50、 y は1≦y ≦50、 p
は1≦p ≦6の整数)で示される、HLB 値が0.1 〜6で
ある片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物0.1 〜20
重量部、C)上記B)成分と同じ一般式で示される、HLB 値
が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合
物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界面活性剤
0.1 〜20重量部、D)水10〜20重量部よりなり、B)、C) 成
分の加重平均HLB 値が1〜12であることを特徴とするも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油中水型シリコ−ン乳化
組成物、特には比較的低粘度でも安定性が良好であり、
皮膚安全性も高く、使用感もすぐれていることから、医
療用、化粧品用原料として有用とされる油中水型シリコ
−ン乳化組成物に関するものである。
組成物、特には比較的低粘度でも安定性が良好であり、
皮膚安全性も高く、使用感もすぐれていることから、医
療用、化粧品用原料として有用とされる油中水型シリコ
−ン乳化組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油中水型シリコ−ン乳化物を得る
ためには親油性のポリエ−テル変性シリコ−ンが乳化剤
として使用されており、これについては例えば側鎖にポ
リエ−テルが結合したシリコ−ンオイルまたは分子鎖両
末端にポリエ−テルが結合したシリコ−ンを乳化剤とし
て用いる方法、さらにはこれに有機性粘土物質を配合し
て乳化物を増粘させ、安定化させる方法が公知とされて
おり(特開昭61-66752号、特開昭61-212321 号、特開昭
61-212324 号、特開昭61-218509 号、特開昭62-45656
号、特開昭62-54759号、特開昭62-216635 号、特開平1
−180237号各公報参照)、これにはまたこのようなシリ
コ−ンオイルを乳化剤とし、さらに油ゲル化剤を配合し
て乳化物を増粘させ安定化させる方法も知られている
(特開平2-88513 号公報参照)。
ためには親油性のポリエ−テル変性シリコ−ンが乳化剤
として使用されており、これについては例えば側鎖にポ
リエ−テルが結合したシリコ−ンオイルまたは分子鎖両
末端にポリエ−テルが結合したシリコ−ンを乳化剤とし
て用いる方法、さらにはこれに有機性粘土物質を配合し
て乳化物を増粘させ、安定化させる方法が公知とされて
おり(特開昭61-66752号、特開昭61-212321 号、特開昭
61-212324 号、特開昭61-218509 号、特開昭62-45656
号、特開昭62-54759号、特開昭62-216635 号、特開平1
−180237号各公報参照)、これにはまたこのようなシリ
コ−ンオイルを乳化剤とし、さらに油ゲル化剤を配合し
て乳化物を増粘させ安定化させる方法も知られている
(特開平2-88513 号公報参照)。
【0003】しかしながら、これらの方法では低粘度の
油中水型シリコ−ン乳化物を得ることが困難で、その用
途が限定されてしまうために、分子鎖の側鎖にポリエ−
テルが結合したシリコ−ンオイルを乳化剤として用いる
と共に、α−モノグリセリルエ−テル、不飽和脂肪酸の
多価金属塩および無機塩を配合したものも提案されてい
る(特開平2−160709号公報参照)が、これでは安定性
のよい乳化物を得ることが難しいという不利がある。
油中水型シリコ−ン乳化物を得ることが困難で、その用
途が限定されてしまうために、分子鎖の側鎖にポリエ−
テルが結合したシリコ−ンオイルを乳化剤として用いる
と共に、α−モノグリセリルエ−テル、不飽和脂肪酸の
多価金属塩および無機塩を配合したものも提案されてい
る(特開平2−160709号公報参照)が、これでは安定性
のよい乳化物を得ることが難しいという不利がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、これについ
ては分子鎖の側鎖にポリエ−テルが結合したシリコ−ン
オイルまたは分子鎖両末端にポリエ−テルが結合したシ
リコ−ンオイルを乳化剤として用いると共に、表面の親
水性水酸基をトリメチルシリル化した疎水性シリカを配
合して安定な油中水型シリコ−ン乳化物を得るという方
法が提案されている(特開平1-72942 号公報参照)が、
これには使用感がわるくなるという不利があり、分子鎖
片末端にポリエ−テルが結合したシリコ−ンオイルを乳
化剤として用いる方法(特開平1-203466号公報参照)で
はかなり安定したものが得られるが、安定性がまだ不十
分であるという欠点がある。
ては分子鎖の側鎖にポリエ−テルが結合したシリコ−ン
オイルまたは分子鎖両末端にポリエ−テルが結合したシ
リコ−ンオイルを乳化剤として用いると共に、表面の親
水性水酸基をトリメチルシリル化した疎水性シリカを配
合して安定な油中水型シリコ−ン乳化物を得るという方
法が提案されている(特開平1-72942 号公報参照)が、
これには使用感がわるくなるという不利があり、分子鎖
片末端にポリエ−テルが結合したシリコ−ンオイルを乳
化剤として用いる方法(特開平1-203466号公報参照)で
はかなり安定したものが得られるが、安定性がまだ不十
分であるという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不
利、欠点を解決した油中水型シリコ−ン乳化組成物に関
するものであり、これはA)25℃における粘度が1〜100,
000cS であるシリコ−ンオイル10〜90重量部、B)一般式
利、欠点を解決した油中水型シリコ−ン乳化組成物に関
するものであり、これはA)25℃における粘度が1〜100,
000cS であるシリコ−ンオイル10〜90重量部、B)一般式
【化2】 (ここにR1は同一または異種の炭素数1〜20のアルキル
基またはアリ−ル基、R2は水素原子またはR1と同じ基、
n は5≦n ≦150、 xは0≦x ≦50、 y は1≦y ≦50、 p
は1≦p ≦6の整数で示される、HLB 値(化合物中の(C
2H4O)yの重量%を5で除した値、以下同じ)が0.1 〜6
である片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物0.1〜
20重量部、C)上記B)成分と同じ一般式で示される、HLB
値が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化
合物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界面活性
剤0.1 〜20重量部、D)水10〜20重量部よりなり、B)成分
とC)成分のHLB 値の差が3以上であり、かつB)、C) 成分
の加重平均的HLB 値が1〜12であることを特徴とするも
のである。
基またはアリ−ル基、R2は水素原子またはR1と同じ基、
n は5≦n ≦150、 xは0≦x ≦50、 y は1≦y ≦50、 p
は1≦p ≦6の整数で示される、HLB 値(化合物中の(C
2H4O)yの重量%を5で除した値、以下同じ)が0.1 〜6
である片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物0.1〜
20重量部、C)上記B)成分と同じ一般式で示される、HLB
値が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化
合物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界面活性
剤0.1 〜20重量部、D)水10〜20重量部よりなり、B)成分
とC)成分のHLB 値の差が3以上であり、かつB)、C) 成分
の加重平均的HLB 値が1〜12であることを特徴とするも
のである。
【0006】すなわち、本発明者らは比較的低粘度で安
定性が良好であり、使用感もすぐれている油中水型シリ
コ−ン乳化組成物を得るべく種々検討した結果、これに
ついてはシリコ−ンオイルを乳化するときの乳化剤とし
て上記した一般式(1) で示されるHLB 値が0.1〜6であ
る片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物と、同じ一
般式で示されるがHLB 値が6〜15である片末端ポリエ−
テル変性シリコ−ン化合物またはHLB 値が6〜19である
非イオン性界面活性剤をそのHLB 値の差が3以上であ
り、かつその加重平均HLB 値が1〜12となるようにして
併用すると、得られる油中水型シリコ−ン乳化組成物が
安定性のよいものとなることを見出すと共に、このもの
は使用感がすぐれており、さらには皮膚安全性も高いも
のであることから医療用、化粧品用原料として有用とさ
れることを確認して本発明を完成させた。以下にこれを
さらに詳述する。
定性が良好であり、使用感もすぐれている油中水型シリ
コ−ン乳化組成物を得るべく種々検討した結果、これに
ついてはシリコ−ンオイルを乳化するときの乳化剤とし
て上記した一般式(1) で示されるHLB 値が0.1〜6であ
る片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物と、同じ一
般式で示されるがHLB 値が6〜15である片末端ポリエ−
テル変性シリコ−ン化合物またはHLB 値が6〜19である
非イオン性界面活性剤をそのHLB 値の差が3以上であ
り、かつその加重平均HLB 値が1〜12となるようにして
併用すると、得られる油中水型シリコ−ン乳化組成物が
安定性のよいものとなることを見出すと共に、このもの
は使用感がすぐれており、さらには皮膚安全性も高いも
のであることから医療用、化粧品用原料として有用とさ
れることを確認して本発明を完成させた。以下にこれを
さらに詳述する。
【0007】
【作用】本発明は油中水型シリコ−ン乳化組成物に関す
るものであり、これはシリコ−ンオイルの乳化を上記し
た一般式(1) で示されるHLB 値が0.1〜6の片末端ポリ
エ−テル変性シリコ−ン化合物と、同じ一般式で示され
るHLB 値が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリコ
−ン化合物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界
面活性剤を乳化剤として行なうことにより製造してなる
ものである。
るものであり、これはシリコ−ンオイルの乳化を上記し
た一般式(1) で示されるHLB 値が0.1〜6の片末端ポリ
エ−テル変性シリコ−ン化合物と、同じ一般式で示され
るHLB 値が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリコ
−ン化合物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界
面活性剤を乳化剤として行なうことにより製造してなる
ものである。
【0008】本発明の油中水型シリコ−ン乳化組成物を
形成させるA)成分としてのシリコ−ンオイルは公知の
ものでよく、これにはメチルシリコ−ンオイル、メチル
フェニルシリコ−ンオイル、長鎖アルキル変性シリコ−
ンオイル、トルフルオロプロピル変性シリコ−ンオイ
ル、アミノ変性シリコ−ンオイルなどが挙げられ、これ
らの中ではメチルシリコ−ンオイル、メチルフェニルシ
リコ−ンオイルが好ましいものとされる。また、これら
はその25℃における粘度が1cSより小さいと安定な乳化
組成物が得られないし、100,000cS より大きいものとす
ると得られる乳化組成物が伸展性の重いものとなるの
で、1〜100,0000cSの範囲のものとすることが必要とさ
れ、この好ましい範囲は10〜10,000cSのものとされる
が、これは低粘度のものと高粘度のものが混合溶解した
ものであってもよい。
形成させるA)成分としてのシリコ−ンオイルは公知の
ものでよく、これにはメチルシリコ−ンオイル、メチル
フェニルシリコ−ンオイル、長鎖アルキル変性シリコ−
ンオイル、トルフルオロプロピル変性シリコ−ンオイ
ル、アミノ変性シリコ−ンオイルなどが挙げられ、これ
らの中ではメチルシリコ−ンオイル、メチルフェニルシ
リコ−ンオイルが好ましいものとされる。また、これら
はその25℃における粘度が1cSより小さいと安定な乳化
組成物が得られないし、100,000cS より大きいものとす
ると得られる乳化組成物が伸展性の重いものとなるの
で、1〜100,0000cSの範囲のものとすることが必要とさ
れ、この好ましい範囲は10〜10,000cSのものとされる
が、これは低粘度のものと高粘度のものが混合溶解した
ものであってもよい。
【0009】なお、このシリコ−ンオイルの乳化組成物
における含有量には特に限定はないけれども、乳化組成
物100 重量部中におけるこのものの含有量が10重量部未
満では安定した組成物が得られないし、これが90重量部
より多くなると得られる組成物がべたつきあるものとな
るので、10〜90重量部とすることが必要とされるが、こ
の好ましい範囲は30〜70重量部とされる。
における含有量には特に限定はないけれども、乳化組成
物100 重量部中におけるこのものの含有量が10重量部未
満では安定した組成物が得られないし、これが90重量部
より多くなると得られる組成物がべたつきあるものとな
るので、10〜90重量部とすることが必要とされるが、こ
の好ましい範囲は30〜70重量部とされる。
【0010】本発明の組成物を構成するB)成分としての
片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物は一般式
片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物は一般式
【化3】 で示され、R1がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オ
クタデシル基またはフェニル基、トリル基などから選択
される同一または異種の炭素数1〜20のアルキル基また
はアリ−ル基、R2が水素原子またはR1と同じ基とされる
もので、n が5≦n ≦150、 x が0≦x ≦50、 y 1≦y
≦50、 p が1≦p ≦6の整数とされるものである。
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オ
クタデシル基またはフェニル基、トリル基などから選択
される同一または異種の炭素数1〜20のアルキル基また
はアリ−ル基、R2が水素原子またはR1と同じ基とされる
もので、n が5≦n ≦150、 x が0≦x ≦50、 y 1≦y
≦50、 p が1≦p ≦6の整数とされるものである。
【0011】しかし、このものはそのHLB 値が0.1未満
では得られる組成物の安定性が低下するものとなり、6
より大きいものとすると親油性の特性が得られないの
で、HLB 値が0.1 〜6のものとすることが必要とされる
が、これには下記の式
では得られる組成物の安定性が低下するものとなり、6
より大きいものとすると親油性の特性が得られないの
で、HLB 値が0.1 〜6のものとすることが必要とされる
が、これには下記の式
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】 で示されるものが例示される。なお、このもののシリコ
−ンオイルへの配合量はこれが0.1 重量部未満では得ら
れる乳化組成物が十分な安定性を示さず、20重量部より
多くしてもそれ以上の安定性向上は期待できず、不経済
となるので、0.1〜20重量部の範囲とする必要がある。
−ンオイルへの配合量はこれが0.1 重量部未満では得ら
れる乳化組成物が十分な安定性を示さず、20重量部より
多くしてもそれ以上の安定性向上は期待できず、不経済
となるので、0.1〜20重量部の範囲とする必要がある。
【0012】また、本発明の組成物を構成するC)成分と
しての片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物は上記
したB)成分と同じ一般式(1) で示されるものとされる
が、このものはそのHLB 値が6未満では親水性の特性が
発揮されず、15より大きいものとすると構造上シリコ−
ン含有量が僅少となるために合成が困難となるので、HL
B 値が6〜15、 好ましくは9〜13のものとすることが必
要とされ、これには下記の式
しての片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物は上記
したB)成分と同じ一般式(1) で示されるものとされる
が、このものはそのHLB 値が6未満では親水性の特性が
発揮されず、15より大きいものとすると構造上シリコ−
ン含有量が僅少となるために合成が困難となるので、HL
B 値が6〜15、 好ましくは9〜13のものとすることが必
要とされ、これには下記の式
【化8】
【化9】
【化10】 で示されるものが例示される。
【0013】しかし、このC)成分としての片末端ポリエ
−テル変性シリコ−ン化合物はHLB値が6〜19、好まし
くは14〜19である非イオン性界面活性剤としてもよく、
この非イオン性界面活性剤としてはポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
ット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ−ル脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエ−テルなどが例示され
る。
−テル変性シリコ−ン化合物はHLB値が6〜19、好まし
くは14〜19である非イオン性界面活性剤としてもよく、
この非イオン性界面活性剤としてはポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
ット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ−ル脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエ−テルなどが例示され
る。
【0014】なお、このC)成分としての片末端ポリエ−
テル変性シリコ−ン化合物または非イオン性界面活性剤
の配合量はシリコ−ンオイルに対し0.1 重量部未満では
乳化組成物に十分に安定性が与えられず、20重量部より
多くしてもそれ以上の安定性向上は期待できず、得られ
る乳化組成物がべたつきの多いものとなるので、0.1〜
20重量部の範囲とすることが必要とされる。
テル変性シリコ−ン化合物または非イオン性界面活性剤
の配合量はシリコ−ンオイルに対し0.1 重量部未満では
乳化組成物に十分に安定性が与えられず、20重量部より
多くしてもそれ以上の安定性向上は期待できず、得られ
る乳化組成物がべたつきの多いものとなるので、0.1〜
20重量部の範囲とすることが必要とされる。
【0015】なお、上記した一般式(1) で示されるB)成
分、C)成分としての片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン
化合物は特開平1-203466号に開示された方法により合成
できる。すなわち次の一般式
分、C)成分としての片末端ポリエ−テル変性シリコ−ン
化合物は特開平1-203466号に開示された方法により合成
できる。すなわち次の一般式
【化11】 (ここにR1およびn は前記のとおり)で示される片末端
に≡SiH 結合を有するオルガノポリシロキサンと、例え
ば一般式 CH2=CHCH2O(C3H6O)x(C2H4O)yR2 ・・・・・・(3) (ここにR2、 x およびy は前記のとおり)で示される片
末端にビニル基を有するポリオキシエチレン化合物とを
白金系触媒の存在下に付加反応させることによって得る
ことができる。
に≡SiH 結合を有するオルガノポリシロキサンと、例え
ば一般式 CH2=CHCH2O(C3H6O)x(C2H4O)yR2 ・・・・・・(3) (ここにR2、 x およびy は前記のとおり)で示される片
末端にビニル基を有するポリオキシエチレン化合物とを
白金系触媒の存在下に付加反応させることによって得る
ことができる。
【0016】また、ここに使用される一般式(2) で示さ
れる末端に≡SiH 結合を有するオルガノポリシロキサン
はヘキサオルガノシクロトリシロキサンとトリオルガノ
シラノ−ルとを5配位けい素化合物、例えば式
れる末端に≡SiH 結合を有するオルガノポリシロキサン
はヘキサオルガノシクロトリシロキサンとトリオルガノ
シラノ−ルとを5配位けい素化合物、例えば式
【化12】 で示される化合物の存在下で反応させて式
【化13】 で示される片末端シラノ−ル基停止オルガノポリシロキ
サンを作り、ついでこのポリマ−とジオルガノクロロシ
ラン[H(R1)2SiCl]とを脱塩酸剤としての例えばトリメ
チルアミンなどを用いて脱塩酸反応させることによって
得ることができる。
サンを作り、ついでこのポリマ−とジオルガノクロロシ
ラン[H(R1)2SiCl]とを脱塩酸剤としての例えばトリメ
チルアミンなどを用いて脱塩酸反応させることによって
得ることができる。
【0017】また、上記したB)成分としての片末端ポリ
エ−テル変性シリコ−ン化合物と、C)成分としての片末
端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物または非イオン性
界面活性剤はいずれもA)成分としてのシリコ−ンオイル
の乳化剤とされるものであり、これらは同時に使用され
るのであるが、これらはそのHLB 値の差が3以上になる
ようにB)成分およびC)成分を選択する必要があり、HLB
値の差が3以下では乳化物の安定性が十分得られず、こ
の好ましい範囲は5以上である。また、これらはその加
重平均HLB 値が1未満であると得られる乳化組成物が十
分な安定性をもつものにならず、これが12より大きいと
油中水型の乳化組成物が得られなくなるので、その加重
平均HLB が1〜12の範囲のものとすることが必要であ
り、この好ましい範囲は2〜10とされる。
エ−テル変性シリコ−ン化合物と、C)成分としての片末
端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物または非イオン性
界面活性剤はいずれもA)成分としてのシリコ−ンオイル
の乳化剤とされるものであり、これらは同時に使用され
るのであるが、これらはそのHLB 値の差が3以上になる
ようにB)成分およびC)成分を選択する必要があり、HLB
値の差が3以下では乳化物の安定性が十分得られず、こ
の好ましい範囲は5以上である。また、これらはその加
重平均HLB 値が1未満であると得られる乳化組成物が十
分な安定性をもつものにならず、これが12より大きいと
油中水型の乳化組成物が得られなくなるので、その加重
平均HLB が1〜12の範囲のものとすることが必要であ
り、この好ましい範囲は2〜10とされる。
【0018】さらに本発明の組成物を構成するD)成分と
しての水は本発明の乳化組成物の濃度をコントロ−ルす
るものであるが、これが10重量部未満では得られる乳化
組成物がべたつきの多いものとなるし、90重量部より多
くすると得られる乳化組成物が安定性の乏しいものとな
るので、10〜90重量部の範囲とすることが必要とされる
が、この好ましい範囲は30〜70重量部とされる。
しての水は本発明の乳化組成物の濃度をコントロ−ルす
るものであるが、これが10重量部未満では得られる乳化
組成物がべたつきの多いものとなるし、90重量部より多
くすると得られる乳化組成物が安定性の乏しいものとな
るので、10〜90重量部の範囲とすることが必要とされる
が、この好ましい範囲は30〜70重量部とされる。
【0019】本発明の油中水型シリコ−ン乳化組成物は
上記したA)〜D)成分から従来公知の方法で製造すること
ができる。したがって、これは例えばA)成分としてのシ
リコ−ンオイルに乳化剤となるB)成分としての片末端ポ
リエ−テル変性シリコ−ン化合物とC)成分としての片末
端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物または非イオン性
界面活性剤の所定量を混合したのち、これにD)成分とし
ての水を加え、ホモミキサ−、ガウリングホモジナイザ
−、コロイドミル、サンドミルなどでシエアをかければ
よく、これによれば所望のシリコ−ン乳化組成物を得る
ことができる。
上記したA)〜D)成分から従来公知の方法で製造すること
ができる。したがって、これは例えばA)成分としてのシ
リコ−ンオイルに乳化剤となるB)成分としての片末端ポ
リエ−テル変性シリコ−ン化合物とC)成分としての片末
端ポリエ−テル変性シリコ−ン化合物または非イオン性
界面活性剤の所定量を混合したのち、これにD)成分とし
ての水を加え、ホモミキサ−、ガウリングホモジナイザ
−、コロイドミル、サンドミルなどでシエアをかければ
よく、これによれば所望のシリコ−ン乳化組成物を得る
ことができる。
【0020】
【実施例】つぎに本発明の実施例、比較例をあげるが、
例中の部は重量部を示したもの、粘度は25℃での測定値
を示したものであり、得られたシリコ−ン乳化組成物の
安定性はつぎの基準により測定した結果を示したもので
ある。
例中の部は重量部を示したもの、粘度は25℃での測定値
を示したものであり、得られたシリコ−ン乳化組成物の
安定性はつぎの基準により測定した結果を示したもので
ある。
【乳化組成物の安定性】100ml のガラスビン容器に高さ
70mmまで乳化物を投入し、室温で5日間静置後、上層に
分離したオイル層の高さを測定し、その安定性をつぎの
分離度 分離度=[分離したオイル層の高さ/初期の乳化物の高
さ(70mm)] ×100(%)で示した。
70mmまで乳化物を投入し、室温で5日間静置後、上層に
分離したオイル層の高さを測定し、その安定性をつぎの
分離度 分離度=[分離したオイル層の高さ/初期の乳化物の高
さ(70mm)] ×100(%)で示した。
【0021】実施例1 分子鎖末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された、粘度
が350cS のメチルシリコ−ンオイル(以下A−1と略記
する)64.0部に、式
が350cS のメチルシリコ−ンオイル(以下A−1と略記
する)64.0部に、式
【化14】で示される、HLB が2.7 である片末端ポリエ
−テル変性シリコ−ン化合物(以下B−1と略記する)
4.0 部と、式
−テル変性シリコ−ン化合物(以下B−1と略記する)
4.0 部と、式
【化15】 で示される、HLB 値が12.8である片末端ポリエ−テル変
性シリコ−ン化合物(以下C−1と略記する)2.0 部と
を添加、分散させたのち、ホモミキサ−で高速撹拌を行
なわせながら、これに水30.0部を徐々に加えて油中水型
シリコ−ン乳化組成物を作り、このものの粘度および分
離度をしらべたところ、後記する表1に示したとおりの
結果が得られた。
性シリコ−ン化合物(以下C−1と略記する)2.0 部と
を添加、分散させたのち、ホモミキサ−で高速撹拌を行
なわせながら、これに水30.0部を徐々に加えて油中水型
シリコ−ン乳化組成物を作り、このものの粘度および分
離度をしらべたところ、後記する表1に示したとおりの
結果が得られた。
【0022】実施例2〜20 A)成分のシリコ−ンオイルとして実施例1で使用した末
端トリメチルシロキシ基封鎖メチルシリコ−ンオイル(3
50cS) [A−1]、末端トリメチルシロキシ基封鎖メチ
ルシリコ−ンオイル(20cS)[以下A−2と略記する]、
末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルシリコ−
ンオイル(フェニル基25モル%、18cS)[以下A−3と
略記する]、末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルシリ
コ−ンオイル(10,000cS)[以下A−4と略記する]、末
端トリメチルシロキシ基封鎖高重合度メチルポリシロキ
サン(平均重合度:3,200) 10部とデカメチルシクロペン
タシロキサン90部との混合物(1,800cs) [以下A−5と
略記する]を使用した。
端トリメチルシロキシ基封鎖メチルシリコ−ンオイル(3
50cS) [A−1]、末端トリメチルシロキシ基封鎖メチ
ルシリコ−ンオイル(20cS)[以下A−2と略記する]、
末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルシリコ−
ンオイル(フェニル基25モル%、18cS)[以下A−3と
略記する]、末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルシリ
コ−ンオイル(10,000cS)[以下A−4と略記する]、末
端トリメチルシロキシ基封鎖高重合度メチルポリシロキ
サン(平均重合度:3,200) 10部とデカメチルシクロペン
タシロキサン90部との混合物(1,800cs) [以下A−5と
略記する]を使用した。
【0023】また、B)成分としての片末端ポリエ−テル
変性シリコ−ン化合物としての実施例1で使用したB−
1、式
変性シリコ−ン化合物としての実施例1で使用したB−
1、式
【化16】 で示されるもの(以下B−2と略記する)、式
【化17】 で示されるもの(以下B−3と略記する)、式
【化18】 で示されるもの(以下B−4と略記する)、式
【化19】 で示されるもの(以下B−5と略記する)を使用するこ
ととした。
ととした。
【0024】さらにこのC)成分としての片末端ポリエ−
テル変性シリコ−ン化合物としては前記した実施例1で
使用したC−1、式
テル変性シリコ−ン化合物としては前記した実施例1で
使用したC−1、式
【化20】 で示されるもの(以下C−2と略記する)、式
【化21】 で示されるもの(以下C−3と略記する)としたほか、
非イオン界面活性剤として式C12H25O(C2H4O)mHで示され
るもの(以下C−4と略記する)、式C18H35O(C2H24O)m
H で示されるもの(以下C−5と略記する)、式
非イオン界面活性剤として式C12H25O(C2H4O)mHで示され
るもの(以下C−4と略記する)、式C18H35O(C2H24O)m
H で示されるもの(以下C−5と略記する)、式
【化22】 で示されるもの(以下C−6と略記する)、式
【化23】 で示されるもの(以下C−7と略記する)、式C17H35CO
O(C2H4O)mHで示されるもの(以下C−8と略記する)、
および式
O(C2H4O)mHで示されるもの(以下C−8と略記する)、
および式
【化24】 で示されるもの(以下C−9と略記記する) を用いるこ
ととした。
ととした。
【0025】なお、ここに使用したB−1〜B−5、C
−1〜C−8のHLB値は表1に示した通りのものであっ
たが、ついでこのA−1〜A−5、B−1〜B−5、C
−1〜C−8を表1に示した量で混合し、これを実施例
1と同様にホモミキサ−で高速撹拌しながら、これに表
1に示した量のD)成分としての水を添加して油中水型の
シリコ−ン乳化組成物を作り、これらの粘度と分離度を
しらべたところ、表1に記載したとおりの結果が得られ
た。
−1〜C−8のHLB値は表1に示した通りのものであっ
たが、ついでこのA−1〜A−5、B−1〜B−5、C
−1〜C−8を表1に示した量で混合し、これを実施例
1と同様にホモミキサ−で高速撹拌しながら、これに表
1に示した量のD)成分としての水を添加して油中水型の
シリコ−ン乳化組成物を作り、これらの粘度と分離度を
しらべたところ、表1に記載したとおりの結果が得られ
た。
【0026】
【表1】
【0027】比較例1〜11 A)成分のシリコ−ンオイルとして実施例1で使用したA
−1とヘキサメチルシジロキサン(0.65cS)[以下A−6
と略記する]、および末端トリメチルシロキサシ基封鎖
シリコ−ンオイル(200,000cS)[以下A−7と略記する]
を使用することとし、B)成分としては実施例1、実施例
2〜20で使用したB−12、B−5、B−6のほか、式
−1とヘキサメチルシジロキサン(0.65cS)[以下A−6
と略記する]、および末端トリメチルシロキサシ基封鎖
シリコ−ンオイル(200,000cS)[以下A−7と略記する]
を使用することとし、B)成分としては実施例1、実施例
2〜20で使用したB−12、B−5、B−6のほか、式
【化25】 で示されるもの(以下B−6と略記する)、および式
【化26】 で示されるもの(以下B−7と略記する)、および式
【化27】 で示されるもの(以下B−8と略記する)、および式
【化28】 で示されるもの[以下B−9と略記する]ものを、また
C)成分としては実施例1、実施例2〜20で使用したC−
1またはC−4を使用することとし、ここに使用したB)
成分、C)成分のHLB は表2に示したものとし、これらを
表2に示した量で混合し、実施例1と同様にホモミキサ
−で高速撹拌しつつ、ここに表2に示した量のD)成分と
しての水を添加して油中水型シリコ−ン乳化組成物を作
り、これらについての粘度および分離度をしらべたとこ
ろ、中には油中水型シリコ−ン乳化組成物を作らないも
のもあり、これらは油中水型シリコ−ン乳化組成物を作
ったものも分離度の大きいものであった。
C)成分としては実施例1、実施例2〜20で使用したC−
1またはC−4を使用することとし、ここに使用したB)
成分、C)成分のHLB は表2に示したものとし、これらを
表2に示した量で混合し、実施例1と同様にホモミキサ
−で高速撹拌しつつ、ここに表2に示した量のD)成分と
しての水を添加して油中水型シリコ−ン乳化組成物を作
り、これらについての粘度および分離度をしらべたとこ
ろ、中には油中水型シリコ−ン乳化組成物を作らないも
のもあり、これらは油中水型シリコ−ン乳化組成物を作
ったものも分離度の大きいものであった。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明は油中水型シリコ−ン乳化組成物
に関するものであり、これは前記したようにA)粘度が1
〜100,000cS であるシリコ−ンオイルに、B)一般式(1)
で示され、HLBが 0.1〜6である片末端ポリエ−テル変性
シリコ−ン化合物、C)上記B)成分と同じ一般式(1) で示
され、HLB が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリ
コ−ン化合物またはHLB が6〜19である非イオン性界面
活性剤、D)水の所定量からなるものであるが、このもの
は乳化剤としてB)、C) 成分を使用するものであることか
ら得られる乳化組成物が安定性のよいものとなるし、こ
れは使用感もよく、皮膚安全性も高いということから、
医療用、化粧品用原料として有用とされるという有利性
をもつものとなる。
に関するものであり、これは前記したようにA)粘度が1
〜100,000cS であるシリコ−ンオイルに、B)一般式(1)
で示され、HLBが 0.1〜6である片末端ポリエ−テル変性
シリコ−ン化合物、C)上記B)成分と同じ一般式(1) で示
され、HLB が6〜15である片末端ポリエ−テル変性シリ
コ−ン化合物またはHLB が6〜19である非イオン性界面
活性剤、D)水の所定量からなるものであるが、このもの
は乳化剤としてB)、C) 成分を使用するものであることか
ら得られる乳化組成物が安定性のよいものとなるし、こ
れは使用感もよく、皮膚安全性も高いということから、
医療用、化粧品用原料として有用とされるという有利性
をもつものとなる。
【化14】
【化14】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83:12)
Claims (1)
- 【請求項1】A)25℃における粘度が1〜100,000cS であ
るシリコ−ンオイル 10〜90重量部、 B)一般式 【化1】 (ここにR1は同一または異種の炭素数1〜20のアルキル基またはアリ−ル基、R2 は水素原子またはR1と同じ基、n は5≦n ≦150、x は0≦x ≦50、Yは1≦y ≦50、 p は1≦p ≦6の整数)で示され、HLB 値が0.1〜 6である片末端ポリエ−テ ル変性シリコ−ン化合物 0.1〜20重量部、 C)上記B)成分と同じ一般式で示される、HLB 値が6〜15である片末端ポリエ−テ ル変性シリコ−ン化合物、またはHLB 値が6〜19である非イオン性界面活性剤 0.1〜20重量部、 D)水 10〜90重量部、 からなり、B)成分とC)成分のHLB 値の差が3以上であ
り、かつB)、C) 成分の加重平均HLB 値が1〜12であるこ
とを特徴とする油中水型シリコ−ン乳化組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280434A JP2544045B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 油中水型シリコ−ン乳化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280434A JP2544045B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 油中水型シリコ−ン乳化組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593136A true JPH0593136A (ja) | 1993-04-16 |
JP2544045B2 JP2544045B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=17625004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280434A Expired - Fee Related JP2544045B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 油中水型シリコ−ン乳化組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544045B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH115712A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-12 | Shiseido Co Ltd | 油中水型乳化組成物及びこれを用いた乳化化粧料 |
WO2002070015A3 (en) * | 2001-03-02 | 2002-12-05 | Caral B V | Polydimethylsiloxane preparation for nail, cartilage, bone and joint disorders |
WO2004000364A1 (en) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | Baas, Fhilipus, Albert | Preparation containing polydimethylsiloxane for nails, cartilage, bone joint, muscle and tendon disorders |
JP2005171229A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-30 | Nitto Kogyo Co Ltd | シリコーンエラストマー多孔質体形成用油中水型エマルジョン組成物 |
EP2301986A1 (en) * | 2009-09-25 | 2011-03-30 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | One-terminal reactive organopolysiloxane having a polyalkyleneoxide group at the omega-terminal and a method for the preparation thereof |
WO2012101941A1 (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-02 | 富士フイルム株式会社 | シリコーン分散物及びその製造方法 |
KR20190003476A (ko) | 2016-04-28 | 2019-01-09 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 유화화장료 |
CN114672029A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-06-28 | 四川大学 | 一种非离子有机硅表面活性剂的制备方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212321A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Shiseido Co Ltd | 乳化剤組成物 |
JPS6245656A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-27 | Shiseido Co Ltd | シリコンオイルを含むゲル組成物 |
JPS62216635A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-24 | Shiseido Co Ltd | 油中水および多価アルコ−ル型乳化組成物 |
JPS63119844A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-24 | Shiseido Co Ltd | 油中水型乳化組成物 |
JPH01203466A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-16 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物 |
JPH0379669A (ja) * | 1989-05-12 | 1991-04-04 | Kobayashi Kose Co Ltd | 油中水型乳化組成物 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3280434A patent/JP2544045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212321A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Shiseido Co Ltd | 乳化剤組成物 |
JPS6245656A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-27 | Shiseido Co Ltd | シリコンオイルを含むゲル組成物 |
JPS62216635A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-24 | Shiseido Co Ltd | 油中水および多価アルコ−ル型乳化組成物 |
JPS63119844A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-24 | Shiseido Co Ltd | 油中水型乳化組成物 |
JPH01203466A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-16 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物 |
JPH0379669A (ja) * | 1989-05-12 | 1991-04-04 | Kobayashi Kose Co Ltd | 油中水型乳化組成物 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH115712A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-12 | Shiseido Co Ltd | 油中水型乳化組成物及びこれを用いた乳化化粧料 |
WO2002070015A3 (en) * | 2001-03-02 | 2002-12-05 | Caral B V | Polydimethylsiloxane preparation for nail, cartilage, bone and joint disorders |
WO2004000364A1 (en) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | Baas, Fhilipus, Albert | Preparation containing polydimethylsiloxane for nails, cartilage, bone joint, muscle and tendon disorders |
EP1374904A1 (en) * | 2002-06-20 | 2004-01-02 | Baas, Fhilipus Albert | Preparation containing polymethyl-siloxane for nails, cartilage, bone joint, muscle and tendon disorders |
JP2005171229A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-30 | Nitto Kogyo Co Ltd | シリコーンエラストマー多孔質体形成用油中水型エマルジョン組成物 |
JP4638714B2 (ja) * | 2003-11-20 | 2011-02-23 | シンジーテック株式会社 | シリコーンエラストマー多孔質体形成用油中水型エマルジョン組成物 |
EP2301986A1 (en) * | 2009-09-25 | 2011-03-30 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | One-terminal reactive organopolysiloxane having a polyalkyleneoxide group at the omega-terminal and a method for the preparation thereof |
US8404882B2 (en) | 2009-09-25 | 2013-03-26 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | One-terminal reactive organopolysiloxane having a polyalkyleneoxide group at the omega-terminal and a method for the preparation thereof |
WO2012101941A1 (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-02 | 富士フイルム株式会社 | シリコーン分散物及びその製造方法 |
JP2012153802A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Fujifilm Corp | シリコーン分散物及びその製造方法 |
KR20190003476A (ko) | 2016-04-28 | 2019-01-09 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 유화화장료 |
US11351107B2 (en) | 2016-04-28 | 2022-06-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Emulsified cosmetic |
CN114672029A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-06-28 | 四川大学 | 一种非离子有机硅表面活性剂的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2544045B2 (ja) | 1996-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6365670B1 (en) | Organopolysiloxane gels for use in cosmetics | |
JP3368005B2 (ja) | 消泡剤組成物 | |
JP3202736B2 (ja) | 線状ポリエーテル−ポリシロキサン−コポリマー、その製法及び使用 | |
KR20100053528A (ko) | 폴리알킬옥실렌 가교결합된 실리콘 엘라스토머를 갖는 실리콘-유기 겔 | |
US9447278B2 (en) | Bi-modal emulsions | |
EP1076073A1 (de) | Entschäumerformulierung | |
JPH07252122A (ja) | 制汗剤組成物 | |
US5132047A (en) | Organopolysiloxane emulsion composition | |
US10232288B2 (en) | Defoamer oil compound, production method therefor, and defoamer composition | |
GB2175000A (en) | Novel polish compositions | |
JP2544045B2 (ja) | 油中水型シリコ−ン乳化組成物 | |
EP0583130B1 (en) | Water dispersible silicone composition | |
JPH119904A (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP6248806B2 (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンドの製造方法及び消泡剤組成物の製造方法 | |
JPH07309714A (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
JP2001055445A (ja) | シリコーンコポリマーまたはシリコーンターポリマーの製造方法 | |
JPH08196811A (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンドの製造方法及びそれを含有する消泡剤組成物 | |
JP2685685B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP6197768B2 (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンド及びその製造方法並びに消泡剤組成物 | |
JP2005137963A (ja) | 消泡剤組成物 | |
JP6179479B2 (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンド及びその製造方法並びに消泡剤組成物 | |
JP3100246B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
KR100321570B1 (ko) | 소포제조성물 | |
JPH05261206A (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP2000086772A (ja) | 油中水型シリコーンエマルション組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |