JPH0592929A - ヘモフイルスパラガリナルムワクチン - Google Patents

ヘモフイルスパラガリナルムワクチン

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JPH0592929A
JPH0592929A JP3224128A JP22412891A JPH0592929A JP H0592929 A JPH0592929 A JP H0592929A JP 3224128 A JP3224128 A JP 3224128A JP 22412891 A JP22412891 A JP 22412891A JP H0592929 A JPH0592929 A JP H0592929A
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JP
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vaccine
protein
paragallinarum
cells
haemophilus
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JP3224128A
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Antonius A C Jacobs
アントニウス・アルノルダス・クリステイアーン・ヤコブ
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Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
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    • A61K39/02Bacterial antigens
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    • C07K14/195Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 Haemophilus paragallinarum感染症に対する
食用飼鳥類の防御用ワクチンを提供する。 【構成】 38kD 外部−膜蛋白質を含むH.paragallinaru
m細胞の膜画分から誘導され、細胞と繊維状物質を含ま
ない、H.paragallinarum感染症に対する食用飼鳥類の防
御用ワクチン、該ワクチンの製造方法及び該ワクチンを
動物に投与することによるH.paragallinarum感染症から
食用飼鳥類を防御する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘモフィルスパラガリ
ナルム(Haemophilus paragallinarum)感染症に対する
食用飼鳥類の防御用ワクチン、Haemophilus paragallin
arum抗原物質、前記物質に対して特異な抗体または抗血
清及び、Haemophilus paragallinarumワクチンの製造方
法に関する。
【0002】Haemophilus paragallinarum(H.paragall
inarum)は、伝染性コリーザ(IC)と称するニワトリの
上気道感染症を引き起す。最も顕著な所見としては、鼻
道と鼻腔が漿液性〜粘液性の鼻分泌物で詰まること、顔
面浮腫及び結膜炎などが挙げられる。下気道(例えば、
肺胞及び肺)の感染症も発生し得る。罹患率は高いが、
自然致死率は比較的低い。しばしば、ICにかかると、多
くの家畜をえり除かねばならず、発育が阻害され、卵の
生産が減少するので、経済的に損失が非常に大きい。さ
らに、ICは通常より重症で長期化するので、他の病因
(例えば、鶏痘、Mycoplasma gallisepticum、感染性気
管支炎、パスツレラ及び感染性喉頭気管炎)を併発する
と、罹患率が非常に高くなってしまう。ICから回復した
鳥類は、往々にして病原菌を保有したままであり、群れ
が感染状態に置かれてしまう。
【0003】現在、ICに対する予防接種は、細菌全体
(whole bacteria)から作られている。これらのワクチ
ンは、生の、好ましくは弱毒株または失活有毒株をベー
スとし得る。しかしながら、弱毒生ワクチンは、不適当
に弱毒化した病原菌を動物に接種するので、接種した動
物を発病させ且つ群れの中で病気を広めてしまう危険性
を常に含んでいる。さらに、弱毒化菌は有毒状態に戻り
得る。
【0004】失活させたワクチンも、多くの欠点を有し
ている。例えば、細菌全体を投与した後には、細胞壁材
料[例えば、リポ多糖(LPS)]が存在するため、副作
用が発生し得ることなどである。
【0005】H.paragallinarumの3種類の異なる血清型
は、血清型A、BまたはCに区別することができる。各
血清型では、種々のH.paragallinarum株の間には干渉効
果をベースとする関係がある。しかしながら、特異的な
血清型に属するH.paragallinarum株を接種した鳥類は、
他の血清型に属するH.paragallinarum株の感染症に対し
ては防御されない。即ち、免疫は型−特異性である。従
って、ICに対する十分な防御のためには、好ましくは数
種のH.paragallinarum血清型から誘導した免疫原性物質
を含むワクチンで、鳥類を免疫しなければならない。
【0006】細菌全体をベースとするH.paragallinarum
ワクチンには、上述した欠点の他に、血清型BまたはC
の細菌全体を含む前記ワクチンは、予防接種した鳥類が
その後血清型BまたはCの有毒株に感染したとき、一部
しか防御しないという欠点があると言われている。
【0007】H.paragallinarum血清型Aの繊維状赤血球
凝集素は、Iritaniら[Am.J.Vet.res.,41(1980)]に
よって単離且つ特徴付けられた。この繊維状赤血球凝集
素は、H.paragallinarum血清型A株による感染症に対し
防御活性を有する。
【0008】しかしながら、IritaniらのH.paragallina
rum血清型Aの防御成分の単離方法(即ち、トリプシン
を用いて細胞から防御活性を遊離させ、次いで前記防御
活性のキャリヤを単離する方法)は、血清型Cに対して
は適用できない。この単離方法に従っても、この血清型
のH.paragallinarum株からは防御成分を単離し得なかっ
た。
【0009】H.paragallinarumの全血清型に適用可能な
H.paragallinarumの防御画分の新規な単離方法が新たに
知見された。
【0010】前記方法により、食用飼鳥類のH.paragall
inarum感染症に対する防御性が高く、且つ本質的に細胞
と繊維状物質を含まない、SDS-PAGE(以下に概説する)
で測定して38±3kDの蛋白質を含むH.paragallinarum細
胞の精製した膜画分(membraneous fraction)が得られ
た。
【0011】本発明により、約38kDの蛋白質を含むH.pa
ragallinarum細胞の膜画分(38kD蛋白質の豊富な膜画
分)から誘導されるサブユニットワクチン(即ち、防御
のための必須成分と適性成分のみを含むワクチン)を製
造し得る。このワクチンで免疫させたニワトリは、有毒
のH.paragallinarum株を用いた同種の抗原投与に対し十
分に防御される。
【0012】38kD外部−膜蛋白質(OMP)の豊富なH.par
agallinarum細胞の外部−膜画分から誘導したワクチン
(38kD OMP調製物)をニワトリに投与すると、より一層
完全に防御し得る。
【0013】この精製した38kD OMP調製物は、本質的に
細胞と繊維状物質を含まない。
【0014】本発明によるワクチンは、以下の防御活
性: ……熱感性、 ……トリプシン処理感性、及び ……プロテアーゼ−K処理感性 であるとも特徴づけ得る。
【0015】本発明によるワクチンは、免疫付与特性も
有している前記38kD OMPのフラグメント(即ち、免疫学
的等価物)も含む。
【0016】38kD蛋白質の豊富な膜画分は、38kD OMPの
発現を促進する条件下、培地でH.paragallinarum細菌を
培養し、H.paragallinarum細胞を酵素的または機械的に
(例えば、超音波、粉砕またはフレンチプレスなど)崩
壊させ、細胞膜画分を沈降させることによって得られ、
その後38kD蛋白質の豊富な膜画分は例えば、遠心分離な
どで単離し得る。
【0017】38kD OMP調製物は、上述の膜画分を内部及
び外部膜に[例えば、密度勾配沈降、または内部膜のデ
タージェント(例えば、Triton X-100またはSarcosin
e)による分画可溶化によって]精製し、次いで遠心分
離することによって単離し得る。
【0018】上述の画分または調製物を単離するもうひ
とつの方法は、38kD OMPに特異的な抗血清(例えば、モ
ノクローナル抗体)を用いて実施し得る。H.paragallin
arumの膜抽出物を、前記の38kDOMPに特異的な抗血清を
含むカラム基質に適用し、未吸着物質と抽出物の吸着画
分を分離し、次いでカラム基質から吸着画分を遊離させ
る。
【0019】所望により、38kD OMPを、38kD OMPの防御
特性に悪影響を及ぼさない条件下、当業界で公知の方法
(例えば、前記38kD OMP調製物から1種以上のデタージ
ェントで38kD OMPを抽出することによって可溶化させ、
次いでさらにイオン交換または分子ふるいクロマトグラ
フィー等で精製する)によって均質まで精製し得る。
【0020】精製した38kD蛋白質の豊富な画分は、好適
には総ての入手可能な血清型(例えば、血清型A、B及
びCまたは、当業界で公知の対応する血清型)由来のH.
paragallinarum株より単離し得る。
【0021】本発明のワクチンに配合されるべき38kD O
MPは、化学合成、H.paragallinarum細胞からの精製また
は組換方法によって得ることができる。
【0022】後者の場合には、上述の蛋白質またはその
フラグメントをコードする核酸配列は、例えば、前記配
列を含む個々のクローン毎に遺伝子H.paragallinarum
DNA銀行を(例えば、38kD OMPに対して誘因されたポ
リクローナルまたはモノクローナル抗体との特異反応を
使用して)スクリーニングすることによって同定し得
る。核酸配列は、種々の発現作用性DNA配列に連結し
得、好適な宿主の形質転換に使用し得る所謂組換核酸分
子となる。このようなハイブリッドDNA分子は、例え
ば、ウイルス中に存在するプラスミドまたは核酸配列か
ら誘導し得る。宿主細胞は、原核生物(例えば、細菌)
由来または真核生物(例えば、哺乳動物細胞)由来であ
ってもよい。形質転換した宿主細胞は、38kD OMPを製造
するのに使用し得、その後、前記蛋白質または38kD OMP
含有物質を単離し、続いて本発明のワクチンに配合し得
る。
【0023】もうひとつの態様に於いては、生ベクター
ワクチンは、非病原性の微生物(例えば、微生物中にク
ローニングされた38kD OMPまたはそのフラグメントをコ
ードする核酸配列を含むウイルスまたは細菌)を含んで
製造され得る。
【0024】本発明のワクチンは、少なくとも1種の血
清型のH.paragallinarumの38kD OMP蛋白質の豊富な膜画
分または38kD OMP調製物から誘導される。即ち、前記画
分若しくは調製物を含むワクチン、または38kD OMPの免
疫学的等価物を含むワクチンは、本発明の範囲内であ
る。
【0025】さらに、本発明のワクチンは、上述に概要
した如く組換体DNAワクチンの形態であってもよい。
【0026】好ましくは、本発明のワクチンは、異なる
血清型のH.paragallinarum株から誘導した、1種以上の
38kDの豊富な膜画分または38kD OMP調製物を含み得る。
H.paragallinarum感染症に対する最も完全な防御は、血
清型A、B及びCのH.paragallinarum株から誘導した前
記膜画分または調製物を含むワクチンを鳥類に投与すれ
ば得られる。このような三価のワクチンは、本発明の好
ましい一態様である。本発明の三価のワクチンの場合、
細胞全体をベースとする今まで使用されてきたワクチン
とは対照的に、前記ワクチンを接種した鳥はH.paragall
inarum感染症から完全に防御される。
【0027】防御活性を有するH.paragallinarum物質に
加えて、本発明のワクチンは、例えば活性及び/または
貯蔵寿命を高めるために、往々にして他の構成成分と混
合した水性培地または水含有懸濁液も含み得る。これら
の構成成分は、塩、pH緩衝液、安定剤(例えば、スキム
ミルクまたはカゼイン水解物)、乳化剤、免疫応答を促
進するアジュバント(例えば、鉱油、ムラミルジペプチ
ド、水酸化アルミニウム、サポニン、ポリアニオン及び
両性物質など)並びに防腐剤(例えば、チメロサール)
であってもよい。
【0028】本発明のワクチンは、さらに食用飼鳥類に
対し感染力を有する他の細菌またはウイルス(例えば、
マイコプラズマ、ニューキャッスル病ウイルス及び感染
性気管支炎ウイルス)から誘導した免疫原性物質も含み
得る。
【0029】ワクチンは、非経口的(例えば、皮下また
は筋肉内)に投与されるのが好ましい。ワクチンは、こ
の方法で接種した鳥の能動免疫、及び産卵鳥類に対して
はその子孫の受動免疫のために与え得る。免疫した産卵
鳥類の場合には、その鳥の体内に生じた抗体は、無論そ
の卵の黄身の中に入り込み、従って続いて孵化した雛に
も入り込むであろう。
【0030】ワクチン及び予防接種系両方の組成は様々
であり、防御されるべき動物の種類、動物の年令及び体
重、防御の所望の期間、投与方法、並びに母性抗体によ
り能動免疫または受動免疫のどちらが所望されているか
という問題に依存する。ワクチンの活性成分の最適な有
効量は、非経口的(例えば、食用鶏鳥類の筋肉内または
皮下接種)な場合1回当たり約0.1〜100μgである。最
も好ましい投与量範囲は、0.3〜1.0μg蛋白質である。
【0031】H.paragallinarumに対する上述の能動免疫
感作は、主に健康な鳥類に対する防御(予防)治療とし
ても適用し得る。既にH.paragallinarumに感染した鳥類
も、本発明の膜画分または膜調製物に対する抗体で治療
し得ることは言うまでもない。
【0032】本発明の膜画分に対する抗血清は、好まし
くはアジュバントの存在下、前記画分の有効量を鳥類に
免疫することによって調製し得る。所望により、動物は
好適な免疫応答を引き出すために、第二の接種によって
追加免疫され得る。その後、動物から採血し、抗血清を
調製し得る。
【0033】抗血清または抗体は、医薬的に許容可能な
キャリヤと混合し得る。
【0034】特定の血清型のH.paragallinarum株から誘
導された膜画分に対し特異的なポリクローナル抗血清
は、前記膜画分に対し引き出された抗血清を他の血清型
のH.paragallinarum株の膜画分の混合物とインキュベー
トすることによって調製し得る。前記H.paragallinarum
膜画分に対し非特異的な抗体は、添加されたH.paragall
inarum画分に吸着するので、培養混合物から分離され
得、従って特定の血清型のH.paragallinarum膜画分に特
異的な抗血清調製物が得られる。
【0035】本発明の膜画分または膜調製物に対するモ
ノクローナル抗体も、H.paragallinarumに感染した鳥類
に能動免疫を付与するために使用し得る。前記モノクロ
ーナル抗体は、当業界で公知の方法(例えば、本発明の
膜画分をマウスに免疫し、マウスの脾臓細胞をイモータ
ライズし、次いで有用な抗体を生産するハイブリドーマ
を選択する)によって製造し得る。
【0036】上述の抗血清及びモノクローナル抗体も、
H.paragallinarum細菌に感染した鳥類の免疫学的な診断
に使用し得る。
【0037】
【実施例】
【0038】
【実施例1】H.paragallinarum膜画分の精製及びニワトリの免疫感作 細菌株をチョコレート寒天培地に画線培養し、蝋燭を燃
焼させている大気中、37℃で24時間インキュベートし、
次いで0.01%NADHを補ったTPB中で培養した。
【0039】濃縮したH-18(血清型C)細胞懸濁液(40m
M PBS1mlあたり4×1010細胞+0.01%チメロサールを含
む)230mlを、Branson B12 Sonifierを使用して100ワッ
トで、4℃、6分間超音波にかけた(30秒間超音波にか
け、30秒間の冷却を交互に実施)。続いて、未破壊細胞
を遠心分離し(10分、5000xg)、上清20mlを油中水型
(w/o)の鉱油アジュバントで乳化させた。このワクチ
ンを、SUS-USO(C)とする。残り210mlの上清を、超遠
心分離機で167,000xgで1時間遠心分離し、可溶画分
から全膜画分を精製した。
【0040】膜ペレット(茶色)を50mM Tris-HCl(pH
8.0)60mlに再懸濁させた。この懸濁液10mlを、同緩衝
液で3倍に希釈し、W/Oアジュバントで乳化させた。こ
のワクチンを、38kD 蛋白質の豊富な膜画分(C)とす
る。懸濁液の残り50mlを、50mMTris-HCl(pH8.0)+2%
ナトリウム-N-ラウロイルサルコシンと1:1に混合し、
室温で2時間インキュベートし、内部膜を可溶化した。
続いて混合物を再び167,000xgで1時間遠心分離し、
外部膜から可溶化した内部膜を分離した。
【0041】ペレットを、50mM Tris-HCl(pH8.0)50ml
に懸濁させた。この懸濁液の一部を、同緩衝液で3倍に
希釈し、W/Oアジュバントで乳化させた。このワクチン
を、38kD OMP調製物(C)とする。
【0042】W/Oアジュバントで乳化させた種々の精製
画分の防御率を、表1に示す。
【0043】市場向けのIsabrownニワトリに、10週令で
種々のワクチン0.5mlを1度接種し、4週間後、H.parag
allinarum株H-18(血清型C)で同種の抗原投与した。
各ワクチンに、6羽のニワトリを使用した。
【0044】
【表1】
【0045】表1より明らかなように、H.paragallinar
umの精製した膜画分と特に精製した38kD OMP調製物
(C)は高い防御性を示したが、これは多分、前記画分
によって生起された最適免疫応答によるものであろう。
【0046】一価の38kD OMP調製物(A)ワクチンの調
製に関しては、株083(A)をチョコレート寒天培地で画
線培養し、蝋燭を燃焼させている大気中、37℃で4時間
インキュベートし、次いで0.01% NADHを補ったTPB中で
培養した。37℃で24時間インキュベートした後、細胞を
遠心分離し、精製した38kD外部膜蛋白質調製物(A)
を、38kD OMP調製物(C)の場合に記載した様に正確に
単離し得た。
【0047】単離したOMP(A)をW/Oアジュバントで乳
化させ、10μg/0.5mlと1μg/0.5mlを含むワクチンとし
た。これらのワクチンを試験するために、市場向けのIs
abrown鶏(10週令)に、0.5mlの投与量を1回、筋肉内
(胸)に接種した。接種日と、接種4週間後の血液サン
プルを採取し、血清を標準法の抗体に従って赤血球凝集
素−阻害(HI)について試験した(防御性を表示す
る)。
【0048】
【表2】
【0049】結果(表2)から、10μg及び1μgの投与
量を接種したニワトリが100%防御されたことを結論し得
る(HI-A>20)。
【0050】一価の38kD OMP調製物(B)を、株Spross
(B)を培養し、38KD OMP調製物の単離に使用した出発
材料として使用した以外には、上記の通りに正確に調製
した。
【0051】
【実施例2】三価ワクチンで免疫したニ ワトリの防御 本実施例に於いては、三価サブユニットワクチン(W/O
アジュバント)を調製し、血清型A、B及びCの株の抗
原投与に対する防御性を試験した。
【0052】さらに、一価のH-18(C)のワクチンを、
株083(A)及び株Spross(B)の異種抗原投与に対して
試験した。三価のサブユニットワクチンに使用した株08
3(A)、Spross(B)及びH-18(C)の38kD OMP調製物
を、実施例1の記載通りに正確に精製した。三価のワク
チンは、投与量0.5ml当たり各蛋白質を100μg含んでい
た。一価のH18(C)ワクチンは、実施例1で使用した38
kD OMP調製物ワクチンと同一であった。
【0053】市販のIsabrownニワトリを、10週令でワク
チン0.5mlを一回接種し、4週間後に抗原投与した。各
抗原投与グループに、ニワトリ7羽を使用した。
【0054】
【表3】
【0055】表3より、同種防御のみが一価のワクチン
H-18(C)で接種した後に誘発されたことが解る。三価
のワクチンは全試験株での抗原投与に対し完全防御し
た。
【0056】
【実施例3】38kD蛋白質の豊富な膜画分の特性表示 H.paragallinarumの血清型A,B及びC株(各々、株08
3、株Spross及び株H-18)から誘導した、38kD蛋白質の
豊富な膜画分と38kD OMP調製物の精製を、実施例1の記
載通りに実施した。
【0057】精製した調製物を、Laemmli法[Nature(1
970),227,680〜685]によってSDS-PAGEにかけた。
【0058】精製した調製物のCBB染色したSDS-PAGEか
ら、約38kDバンドがOMP調製物中の優性蛋白質であるこ
とが明らかとなった(図1)。図1では、種々の調製物
[即ち、SUS-USO及び38kD OMP調製物は、各々株083
(A)(レ−ンA−B)、Spross(B)(レーンD−E)及び
H-18(C)(レーンG−H)から誘導したもの]のSDS-PAG
Eゲル電気泳動プロフィールを示している。
【0059】分子量マーカー蛋白質は、レーンC、F及
びIである。
【0060】 チトクロームC、ウマ 12.3 kD ミオグロブリン、ウマ 17.2 kD 炭酸デヒドラターゼ、ウシ 30.0 kD オボアルブミン、ニワトリ卵 43.0 kD アルブミン、ウシ血清 66.3 kD オボトランスフェリン、ニワトリ卵 78.0 kD 38kD OMP調製物の防御活性の特徴をさらに調べるため
に、これらの調製物を株083(A)、Spross(B)及びH-1
8(C)から実施例1の記載通りに精製し、熱処理及び酵
素消化(トリプシン及びプロテイナーゼ−K)にかけ
た。
【0061】トリプシンは、蛋白質を正に帯電したアミ
ノ酸残基(即ち、リシン、アルギニン)の後ろで分割す
る。プロテアーゼ−Kは、強力な酵素で、殆どの蛋白質
を小さなペプチドに分割する。100℃に加熱すると、ア
ミノ酸鎖は変わらないが、殆どの蛋白質の三次及び四次
構造を(殆ど不可逆的に)広げる。酵素消化に関して
は、蛋白質2mgを40mM PBS 1ml中で酵素200μgと37℃
で1.5時間インキュベートした。対照調製物を、酵素を
除外した以外には同様に処理した。熱変性した蛋白質を
得るために、蛋白質2mgを40mM PBS1ml中で100℃に10
分間加熱した。
【0062】ワクチン組成物を調製し、投与量0.5ml当
たり蛋白質50μgを含むO/W乳濁液とした。これを同種の
抗原投与試験にかけた。市販のIsabrownニワトリ(10週
令)に、一回接種し、4週間後に抗原投与した。各抗原
投与グループに、6羽のニワトリを使用した(表4−表
6)。
【0063】この防御実験から、熱及び酵素処理によっ
て3種類全部の防御能力がひどく低下したことから、防
御活性は熱及び酵素処理に敏感であると結論し得る。
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】
【表6】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調製物のSDS-PAGEゲル電気泳動のプロ
フィールを示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調製物のSDS−PAGEゲル電気泳
動のプロフィールを示す写真である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本質的に細胞と繊維状物質を含まず、SD
    S-PAGEで測定して約38kDの蛋白質または前記蛋白質の免
    疫学的等価物を含むHaemophilus paragallinarum細胞の
    膜画分から誘導されることを特徴とするHaemophilus pa
    ragallinarum感染症に対する食用飼鳥類の防御用ワクチ
    ン。
  2. 【請求項2】 主蛋白質成分として38kD蛋白質を含む外
    部−膜調製物から誘導されることを特徴とする請求項1
    に記載のワクチン。
  3. 【請求項3】 少なくとも2種類の異なる血清型のHaem
    ophilus paragallinarum細胞の膜画分から誘導されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のワクチン。
  4. 【請求項4】 血清型A、B及びCのHaemophilus para
    gallinarum細胞の膜画分から誘導されることを特徴とす
    る請求項3に記載のワクチン。
  5. 【請求項5】 食用飼鳥類に対し感染力を有する少なく
    とも1種の微生物またはその免疫原性物質も含むことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のワクチ
    ン。
  6. 【請求項6】 アジュバントを含むことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1項に記載のワクチン。
  7. 【請求項7】 SDS-PAGEで測定して約38kDの蛋白質また
    は前記蛋白質の免疫学的等価物を含み、本質的に細胞及
    び繊維状物質を含まない、Haemophilus paragallinarum
    細胞の膜画分であることを特徴とするHaemophilus para
    gallinarum抗原物質。
  8. 【請求項8】 主蛋白質成分として38kD蛋白質を含む外
    部−膜調製物であることを特徴とする請求項7に記載の
    抗原物質。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載のHaemophilus
    paragallinarum抗原物質と免疫活性な抗体または抗血
    清。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の抗体または抗血清を
    含む医薬調製物。
  11. 【請求項11】 Haemophilus paragallinarum細菌を培
    地で培養し、次いでそれから約38kDの蛋白質を含むその
    膜物質を抽出し、そして免疫活性を有する調製物に製造
    することを特徴とする請求項1に記載のワクチンの製造
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    ワクチンの有効量を動物に投与することを特徴とするHa
    emophilus paragallinarum感染症に対する食用飼鳥類の
    防御方法。
JP3224128A 1990-09-05 1991-09-04 ヘモフイルスパラガリナルムワクチン Pending JPH0592929A (ja)

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