JPH0592721A - 車両ルーフ - Google Patents
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- JPH0592721A JPH0592721A JP4084174A JP8417492A JPH0592721A JP H0592721 A JPH0592721 A JP H0592721A JP 4084174 A JP4084174 A JP 4084174A JP 8417492 A JP8417492 A JP 8417492A JP H0592721 A JPH0592721 A JP H0592721A
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Abstract
に、組込まれるスライド或いはスライドチルトルーフの
構造巾および構造高さを有意に減少できることで、開放
位置においてカバーによって最大限に大きくルーフ開口
部を解放できる車両ルーフを提供することを目的とす
る。 【構成】 固定ルーフ面に設けてあり、作動機構に含ま
れ、且つカバーに結合された連結機構と共働する摺動自
在或いは昇降自在の剛なカバーによって開閉できるルー
フ開口部と、第1方向及びこの方向に垂直な第2方向へ
作用し、閉鎖位置にあるカバーをルーフ面に関して縦方
向及び高さ方向へ調節する螺着可能な調節装置とを有す
る車両ルーフにおいて、前記調節装置のうち第1方向へ
作用する部材がカバーに固定されており、調節装置のう
ち第1方向に対して垂直な第2方向へ作用する部材が連
結機構に固定されている。
Description
あり、作動機構に含まれカバーに結合された連結機構と
共働する摺動自在或いは昇降自在の剛なカバーによって
開閉できる開口部と、第1方向及びこの方向に垂直な第
2方向へ作用し、閉鎖位置にあるカバーをルーフ面に関
して縦方向及び高さ方向へ調節する螺着可能な調節装置
とを有する車両ルーフに関する。
いはチルトルーフ構造体のカバーの高さ調節及び取付け
を行う方法及び装置は、西ドイツ特許第3,435,813 号か
ら公知であるように、取付操作の簡単化及び高さ調節の
ため、カバー上に置かれルーフ開口部を被う取付ジグを
使用する。この場合、相互に垂直な2つの方向、即ち、
ルーフの縦方向および高さ方向へ作用する螺着可能な調
節装置は、カバーの作動機構に含まれた取付目板を介し
てカバーに結合された昇降要素に設けられている。
ると同時に調節作業を簡単化するため、手動工具で駆動
でき、且つ垂直方向へ配置された形式の、または作用す
る傾斜或いはシフト伝動機構から高さ調節装置を構成し
た形式の車両ルーフの少なくとも昇降自在のルーフカバ
ーの高さ調節装置は、西ドイツ特許公開第3,510,759号
から公知であるように、前記傾斜或いはシフト伝動装置
に、縦方向に対して傾斜した少なくとも1つのスリット
を有する摺動プレート及び長穴と、摺動プレートを変位
させる簡単な手動工具を作動する装置と、別の部材に設
けられた垂直方向長穴と、長穴を貫通する少なくとも1
つの固定または結合ネジとが含まれている。
435,813 号の場合、双方の調節方向は昇降要素の唯一つ
の開口によって実現されるので、上記開口は、縦方向お
よび高さ方向へ比較的大きい寸法を有していなければな
らなかった。また、昇降要素の縦方向へ見て少なくとも
2つのこの種の調節装置を設けなければならないので、
上記開口によって昇降要素の強度が低下してしまい、そ
の補償のために昇降要素を比較的厚く構成しなければな
らなかった。従って、組込まれるスライドルーフ或いは
スライドチルトルーフの構造巾が必然的に増大し、調節
後に昇降要素にカバーの取付目板を固定するため十分な
固定面が得られるよう、螺着のために比較的大きいネジ
ヘッドおよび昇降要素の開口を被う固定プレートを設
け、更に、固定プレートとネジヘッドとの間にワッシャ
を設けなければならなかった。
含んで取付操作および調節操作が複雑となり、スライド
ルーフ或いはスライドチルトルーフを組込んだ際、構造
高さまたは構造巾は調節装置に基づき必然的に大きくな
り、従って、この場合、解放されるルーフ開口部が、全
体的に見て縮少されていた。また、前記西ドイツ特許公
開第3,510,759 号の場合、上記摺動プレートは、別個に
作製して取付けなければならない補足部材であるので、
この種の車両ルーフの製造費および取付費は高くなる
上、特殊な手動工具を作動して調節作業を行わなければ
ならず、別の工具としてのねじ回しによって螺着部の結
合ネジを締付けなければならなかった。
巾方向へも高さ方向へもスペースを必要とするので、こ
の場合に設けられた高さ調節装置によって、組込ルーフ
の構造高さおよび構造巾の減少を殆んど達成できなかっ
た。そこで、本発明の目的は、簡単に取付及び調節でき
るのみならず、特に、組込まれるスライド或いはスライ
ドチルトルーフの構造巾および構造高さを有意に減少で
きることで、開放位置においてカバーによって最大限に
大きくルーフ開口部を解放できる車両ルーフを提供する
ことにある。
成するために次の技術的手段を講じる。即ち、固定ルー
フ面に設けてあり、作動機構に含まれ、且つカバーに結
合された連結機構と共働する摺動自在或いは昇降自在の
剛なカバーによって開閉できるルーフ開口部と、第1方
向及びこの方向に垂直な第2方向へ作用し、閉鎖位置に
あるカバーをルーフ面に関して縦方向及び高さ方向へ調
節する螺着可能な調節装置とを有する車両ルーフにおい
て、前記調節装置のうち第1方向へ作用する部材がカバ
ーに固定されており、調節装置のうち第1方向に対して
垂直な第2方向へ作用する部材が連結機構に固定されて
いることを特徴としている。
バーを調節するためのシフト方式は、スライド或いはス
ライドチルトルーフの少なくとも2つの異なる部分に分
割されて、カバー調節のため縦方向および高さ方向のシ
フトを達成できるが、このために必要な開口は、1つの
方向へのみシフト路を与えるにすぎない。従って、上記
分割によって、シフトに利用される開口の大きさは、従
来よりも小さく選択できるし、一方では、関連の構造部
材が、著しく強度低下されることはない。
補足構造部材(例えば、固定プレート等) は不要であ
り、ネジ結合のためにネジヘッドの径の小さいネジを使
用できる。上記のすべての方策の共働作用にもとづき、
構造巾または構造高さを減少でき、別個に取扱う構造部
材の数が可能な限り少数となるので、製造作業も取付作
業も簡単となる。特に、固定プレート、ワッシャなどは
全く不要である。
され、この種の長穴は、スライド或いはスライドチルト
ルーフの関連部材、即ち、ルーフに固定の部材または連
結機構に固定の部材の作製時に簡単に構成できる。ま
た、カバーとルーフ面との間の間隙を被うめくら蓋は、
カバーを支持するカバー内側パネルに取外し自在に特に
簡単に固定できるように、カバー内側パネルとともに複
合ユニットを形成し、このユニットは、調節時、作動機
構に含まれる連結機構に配列され、カバー内側パネルに
めくら蓋を取外自在に固定する場合、取付操作の簡単化
のためにクリップ結合系が設けられている。
カバーに固定の部材の長穴は、カバー内側パネルに設け
られ、縦方向へ作用する。一方、連結機構に固定の部材
は、同じく、長穴から形成され、高さ方向へ作用する。
調節装置の各部材の作用方向は、場合によっては、交換
することもでき、この際、調節装置の部材の作用方向が
縦方向である場合、カバー内側パネルの高さ方向寸法を
小さく設計できるので、構造高さが低いと云う利点が得
られる。
高さ方向寸法は、構造にもとづき、いずれにせよ最小で
あるので、調節装置のうち連結機構に固定され高さ方向
へ作用する部材のための長穴は、問題なく設置できる。
また、カバーに固定の部材 (例えば、カバー内側パネ
ル) に取外し自在に結合されためくら蓋に、ネジ受容部
材 (例えば、ナット部材) が設けられ、このネジ受容部
材は紛失しないよう、あらかじめ、めくら蓋に取付けて
あるので、取付作業および調節作業が簡単化される。
する際は、ネジ受容部材は、作製し易いよう、めくら蓋
に射出成形したナットから形成できる。更に、別の方策
として、ネジ受容部材が、めくら蓋に摺動自在に設置さ
れ、調節装置のうち連結機構に設けた部材が縦方向へ作
用する場合は特に、ネジ受容部材は縦方向へ摺動自在な
ようめくら蓋に設置されているので、この構成の場合、
調節装置の作用方向は、めくら蓋および連結機構に分割
され、めくら蓋が、調節装置のうちカバーに固定の部材
を形成することになる。
ば、長穴等) をカバー支持部材 (例えば、カバー内側パ
ネル) に直接に設ける必要はなく、従って、製造技術的
利点が得られる。また、めくら蓋は、カバー内側パネル
に固定されているので、この複合ユニットにおいて、調
節装置のうちカバーに固定の部材として利用できる。こ
のようにして、めくら蓋には、被覆機能以外に、別の機
能が与えられる。
を有する調節装置が、カバーを支持するカバー内側パネ
ルにカバーに対応して不動に設けらており、連結機構に
は、カバー内側パネルに設けた調節装置を被い、調節さ
れた位置において連結機構に対して固定する押えプレー
トがあらかじめ取付けてられているので、連結機構に、
ネジ受容部材 (例えば、ナット等) を同じくあらかじめ
取付けている。
ち、高さ方向および縦方向の作用方向は、1つの構造部
材、即ち、カバーを支持するカバー内側パネルにおいて
実現されるが、調節装置のネジ結合のため、径が比較的
小さいネジヘッドを選択でき、紛失されないようあらか
じめ連結機構に取付けた押えプレートによって、調節後
に部材を固定するのに十分な固定面が得られる。従っ
て、構造高さまたは構造巾を減少でき、取付作業も簡単
化される。これは、ネジの受容および固定に必要な部材
が、紛失されないようすでに、連結機構にあらかじめ取
付けてあるからである。
シャは不要であるので、調節装置に必要な構造部材の全
数を減少できる。即ち、本発明において設ける押えプレ
ートは、固定プレートの機能およびワッシャの機能を果
たす。この場合、固定作用を改善するため、連結機構の
対向固定面または押えプレートの固定面またはカバー内
側パネルの関連の固定面を粗く構成できる。このように
して、固定面を縮少しても、相互に配列された部材を有
効に固定するのに十分な固定作用が確保される。
供するため押えプレートを高さ方向へできる限り大きく
構成できるよう、カバー内側パネルに向く押えプレート
の縁にはアールが設けられている。この場合、押えプレ
ートの上記アール部分もシフト路に利用できるよう、カ
バー内側パネルの形状に上記アールを適合させている。
連結機構の相互に離れた少なくとも2つの個所にあらか
じめ取付けられているので、上記受けピンは、クリップ
結合、溶接またはリベット結合によって連結機構に結合
できる。本発明に係る上述の場合、連結機構は金属板か
ら構成され、連結機構の構造巾がでる限り縮少されるこ
とによって、特に、スライド或いはスライドチルトルー
フの構造巾を減少することができる。
し、強度および負荷の理由から比較的厚く設計したもの
では、特に、構造巾をかなり減少できる。
する。図1は、本発明に係るスライドルーフを有する車
両の略平面図であり、図2〜図4は、本発明に係る車両
ルーフの実施例の分解斜視図である。図面において、各
実施例の同一または類似の部材には同一の参照符号を附
した。
フ開口部3 を設けた車両ルーフ1 の前記ルーフ開口部3
には、概ねスライドチルトルーフ5 のフレーム4 が挿入
されている。このフレーム4 は固定ルーフ面2 に設けら
れたルーフ開口部3 に対応して開口6 を形成している。
ルーフ開口部3 またはフレーム4 によって形成された開
口6 は、スライドチルトルーフ5 の剛なカバー7 によっ
て開閉できるようになっている。
なくとも部分的に解放するため、作動機構8 によってス
ライドチルトルーフ5のカバー7 を換気位置に上昇で
き、または固定ルーフ面2 の下方に縦方向へ摺動できる
ようにしている。尚、図示のスライドチルトルーフ5
は、単に好ましい実施例として選択したものであり、ル
ーフ開口部3 またはフレーム開口6 を少なくとも部分的
に解放するために、図示の実施例とは異なる、例えば、
固定ルーフ面2 の下方に縦方向へ摺動させるだけのスラ
イドルーフ (図示してない) を車両ルーフ1 に組込むこ
とも可能である。
る。調節装置10は、固定ルーフ2 と閉鎖位置のカバー7
の外面とが面一となるよう閉鎖位置のカバー7 を固定ル
ーフ面2 に関して縦方向および高さ方向へ調節するのに
役立つものであり、図2に示したように、前記車両ルー
フ1 の縦方向へ見て、3つの調節装置10が間隔を置いて
設けられている。第1方向(例えば、図2で見て縦方
向)へ作用する部材11は、カバー7 に固定されており、
第1方向に垂直な第2方向へ作用する部材12、即ち、高
さ方向へ作用する部材12は、連結機構16に固定されてい
る。
材11は、縦方向へ長い長穴13から形成されている。上記
長穴13は、図1に示したカバー7 (図2には示してな
い)のホルダとして役立つカバー内側パネル14に構成さ
れている。カバー内側パネル14は、上記カバー7 に固定
されており、従って、カバーに固定の部材をなす。調節
装置10のうち連結機構16に固定の第2部材12は、前記連
結機構16に高さ方向へ、即ち、カバー内側パネル14の長
穴13に対して垂直方向へ長く構成された長穴15から形成
されている。双方の長穴13,15は、相互に同列に配して
ある。
合目的的には合成樹脂から成るめくら蓋17は、取付操作
の簡単化のため、クリップ結合系18によってカバー内側
パネル14に取外し可能なよう取付けられている。前記ク
リップ結合系18のホゾ19は、めくら蓋17に構成されてお
り、前記カバー内側パネル14に構成された関連の長穴状
開口20に係合される。めくら蓋17は、クリップ結合系18
によって力結合および形状結合にもとづきカバー内側パ
ネル14に取付けられていると共に、前記クリップ結合系
18の長穴状開口20にもとづき、めくら蓋17およびカバー
内側パネル14は縦方向へ若干摺動できるようになってい
る。前記めくら蓋17には、ネジ受容部材21が調節装置10
の長穴13,15 と同列に設けられ、このネジ受容部材21
は、めくら蓋17の材料中に射出成形されたナット22から
形成されている。
穴13および連結機構16に対応する長穴15に差込まれ、且
つめくら蓋17に形成されたナット22に螺着できる頭付ネ
ジ23を有し、連結においては、先ず、連結機構16の長穴
15の内法巾よりも大きいヘッドを有するネジ23を差込
み、クリップ結合系18によってカバー内側パネル14にめ
くら蓋17を取付た後、カバー7 の閉鎖位置においてカバ
ー7 の外面が固定ルーフ面2 と面一をなすよう、作動機
構8に含まれる連結機構16をカバー7 に固定のカバー内
側パネル14に関して縦方向および高さ方向へ調節する。
次いで、調節装置10の頭付ネジ23をナット22に螺着して
締付けることによって、めくら蓋17を取付けたカバー内
側パネル14および連結部材16を調節された相対位置に固
定する。次いで、頭付ネジ23を締付けることによって、
対応する部材を相対位置において相互に固定する。
において連結機構16に当接、固定されるよう構成すれば
よく、ネジ23のヘッドを設計する際、カバー内側パネル
14の長穴13の形状および寸法を考慮する必要はない。ま
た、射出成形ナット22の形のネジ受容部材21は、紛失さ
れないようめくら蓋17に保持されているので、調節装置
10に含まれる別個に取扱うべき部材は、1つだけ、即
ち、頭付ネジ23のみである。
るため、図2の実施例の場合、連結機構16は金属部材と
して構成されている。連結機構16に設けている案内路24
は、移動の容易性の確保および運転時の騒音の減少のた
め、合成樹脂材料で囲むのが好ましい。図3に、調節装
置の第2実施例(概ね10' で示した) を示した。図2の
実施例と同一または同様の部材は、同一の参照符号で示
し、以下において詳細には説明しない。
10' の第2作用部材12として、図2の実施例と同様、長
穴15が設けられている。一方、カバー内側パネル14' に
は、第1作用部材11' として、縦方向へ作用する長い凹
み25が設けられている。更に、カバー内側パネル14' に
は、めくら蓋17' がずれないようカバー内側パネル14'
に固定するためのクリップ系18' のはめ合い開口26が設
けられている。
は、めくら蓋17' に構成されており、カバー内側パネル
14' のはめ合い開口26に形状結合状態および力結合状態
で係合される。前記調節装置10' の双方の部材11',12に
関連させて、めくら蓋17'には、ネジ受容部材21' とし
て板状に構成されたナット部材が縦方向へ可動に取付け
られている。このため、めくら蓋17' には、ナット部材
28が紛失されないよう、しかも、縦方向へ可動なよう導
入した箱状突出部29が射出成形されている。
面2 に関して縦方向および高さ方向へ調節するための機
能態様は、本質的に、図2を参照して説明した機能態様
と一致する。この場合、射出成形ナット22の代わりに、
ナット部材28がめくら蓋17' に縦方向へ可動に保持され
ている。めくら蓋17' は、クリップ結合系18' によって
カバー内側パネル14' に不動に結合されているので、め
くら蓋17' に保持されたナット部材28は、突出部29内を
縦方向および高さ方向へ摺動できる。
で示した) を示した。この場合、上述の実施例とは異な
り、調節装置10" の相互に垂直な方向へ作用する双方の
部材は、1つの構造部材、即ち、カバーに固定のカバー
内側パネル14" に統合されている。このカバー内側パネ
ル14" は、縦方向へ間隔を置いて配置され、頭付ネジ23
のシャフトに関連してカバー内側パネル14" を連結機構
16" に対して縦方向および高さ方向へ相対運動させ得る
よう構成された3つの開口30を有する。しかしながら、
頭部の径ができる限り小さい頭付ネジ23を使用できるよ
う、連結機構16" には、当該の調節装置10" のために、
カバー内側パネル14" に向く縁にアールを設けて丸く構
成した押えプレート31が設けられている。押えプレート
31は、連結機構16" にあらかじめ取付けられており、カ
バー内側パネル14" に設けられた調節装置10" の開口30
を完全に被う。前記押えプレート31は、受けピン32によ
って、連結機構16" に僅かに可動であるが紛失されない
よう固定されている。調節装置10" には、ネジ受容部材
21" として、押えプレート31の挿入口34に関連させて連
結機構16"'に対して紛失されないよう、例えば、溶接な
どによって、固定できるナット33が設けられている。詳
細に示していないが、押えプレート31の固定面または連
結機構16" の対向固定面またはカバー内側パネル14" の
関連の固定面は粗く構成されている。
は、連結機構16" に固定した押えプレート31との間の中
間スペースにカバー内側パネル14" を導入する。次い
で、頭付ネジ23を押えプレート31の挿入口34およびカバ
ー内側パネル14" の開口に差込み、ナット33に僅かにネ
ジ込む。次いで、カバー内側パネル14" にホルダとして
取付けたカバー7 (図1)の調節作業を行なった後、頭
付ネジ23をナット33にネジ込み、締付固定することによ
って、連結機構16" に対して調節された位置にカバー内
側パネル14" を固定する。次いで、押えプレート31によ
って、固定面を介して、カバー内側パネル14" を連結機
構16" に関連する位置に固定する。次いで、遮蔽のた
め、通常のように、めくら蓋 (図示してない)をカバー
内側パネル14"に適切な態様で取付ける。この場合、上
述の好ましい実施例と同様、クリップ結合系などを設け
ることもできる。
に、調節装置10,10',10") に限定されるものではなく、
本発明の枠内において、必要に応じて多くの設計変更が
可能である。即ち、特に、部材11,11'12の作用方向を交
互に変更できる。更に、図示の実施例の場合よりも多数
または少数の調節装置10,10',10"を設けることができ
る。また、スライドチルトルーフ5 に、図示の実施例の
調節装置10,10',10"を組合せて設けることもできる。更
に、図2の実施例の連結機構16の長穴15の代わりに、図
3の実施例に対応して凹み25を設けることもできる。
ルーフ或いはスライドチルトルーフを組込んだ車両ルー
フのルーフ面に関して縦方向および高さ方向へ作用する
調節装置として、含まれる各部材の数ができる限り少く
取付け易いものにしたので、この場合、相互に垂直な方
向へ作用する調節装置の部材は、各種の部材 (例えば、
カバーのホルダとして役立つカバー内側パネル、作動機
構に含まれる連結機構またはめくら蓋) に配置すること
ができる。別の方式として、調節のために必要な調節装
置の双方の作用方向は、唯一の構造部材 (例えば、カバ
ー内側パネル) において実現できる。各固定ネジと共働
するネジ受容部材は、それぞれ、スライドルーフ或いは
スライドチルトルーフの関連の構造部材に紛失されない
よう固定されている。
平面図である。
視図である。
視図である。
視図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 固定ルーフ面(2) に設けてあり、作動機
構(8) に含まれ、且つカバー(7) に結合された連結機構
(16),(16'),(16")と共働する摺動自在或いは昇降自在の
剛なカバー(7) によって開閉できるルーフ開口部(3),
(6) と、 第1方向及びこの方向に垂直な第2方向へ作用し、閉鎖
位置にあるカバー(7)をルーフ面(2) に関して縦方向及
び高さ方向へ調節する螺着可能な調節装置(10),(10'),
(10")とを有する車両ルーフにおいて、 前記調節装置(10),(10')のうち第1方向へ作用する部材
(11),(11')がカバー(7) に固定されており、調節装置(1
0),(10')のうち第1方向に対して垂直な第2方向へ作用
する部材(12)が連結機構(16),(16')に固定されているこ
とを特徴とする車両ルーフ。 - 【請求項2】 前記調節装置(10),(10')の少なくとも1
つの部材(11),(11'),(12) が、長穴(13),(15) から形成
されていることを特徴とする請求項1記載の車両ルー
フ。 - 【請求項3】 前記カバー(7) と固定ルーフ面(2) との
間の間隙を被う、めくら蓋(17),(17')が、カバー(7) を
支持するカバー内側パネル(14),(14')に取り外し可能な
よう固定されていることを特徴とする請求項1または2
に記載の車両ルーフ。 - 【請求項4】 前記カバー内側パネル(14),(14')にめく
ら蓋(17),(17')を取り外し可能なよう固定するため、ク
リップ結合系(18),(18')が設けられていることを特徴と
する請求項3記載の車両ルーフ。 - 【請求項5】 前記調節装置(10),(10')のうちカバー
(7) に固定の部材(11)の長穴(13)が、カバー内側パネル
(14)に設けられ、縦方向へ作用することを特徴とする請
求項2〜4の1つに記載の車両ルーフ。 - 【請求項6】 前記調節装置(10),(10')のうち連結機構
(16),(16')に固定の部材(12)の長穴(15)が、高さ方向へ
作用することを特徴とする請求項2〜5の1つに記載の
車両ルーフ。 - 【請求項7】 前記めくら蓋(17),(17')にはネジ受容部
材(21),(21')が設置されていることを特徴とする請求項
3〜6の1つに記載の車両ルーフ。 - 【請求項8】 前記ネジ受容部材(21),(21')が、めくら
蓋(17),(17')に固定されていることを特徴とする請求項
7の車両ルーフ。 - 【請求項9】 前記ネジ受容部材(21)は、めくら蓋(17)
に射出成形したナット(22)から成ることを特徴とする請
求項8記載の車両ルーフ。 - 【請求項10】 前記ネジ受容部材(21') は、めくら蓋
(17')に摺動自在に設置されていることを特徴とする請
求項1〜4、6、7の1つに記載の車両ルーフ。 - 【請求項11】 前記ネジ受容部材(21') は縦方向へ摺
動可能であることを特徴とする請求項10記載の車両ル
ーフ。 - 【請求項12】 双方の作用方向を有する調節装置(1
0") が、カバー(7) を支持するカバー内側パネル(14")
に前記カバー(7) に対して不動に設けられており、前記
連結機構(16") には、カバー内側パネル(14") に設けら
れた調節装置(10") を被い、調節された位置において上
記装置を連結機構(16") に固定する押えプレート(31)が
あらかじめ取付けられていることを特徴とする請求項1
記載の車両ルーフ。 - 【請求項13】 前記連結機構(16") の対向固定面また
は前記押えプレート(31)の固定面またはカバー内側パネ
ル(14") の関連の固定面が、粗く構成されていることを
特徴とする請求項12記載の車両ルーフ。 - 【請求項14】 前記カバー内側パネル(14") に向く押
えプレート(31)の縁にはアールが設けられていることを
特徴とする請求項12または13に記載の車両ルーフ。 - 【請求項15】 前記アールが、カバー内側パネル(1
4") の形状に適合していることを特徴とする請求項14
記載の車両ルーフ。 - 【請求項16】 前記押えプレート(31)が、受けピン(3
2)によって連結機構(16") にあらかじめ取付けられてい
ることを特徴とする請求項12〜15の1つに記載の車
両ルーフ。 - 【請求項17】 前記受けピン(32)が、クリップ結合、
溶接またはリベット結合によって連結機構(16") に結合
されていることを特徴とする請求項16記載の車両ルー
フ。 - 【請求項18】 カバー(7) の縦方向各側には、少なく
とも2つの(好ましくは、3つの)調節装置(10),(1
0'),(10")が間隔を置いて設けられていることを特徴と
する請求項1〜17の1つに記載の車両ルーフ。 - 【請求項19】 前記連結機構(16),(16'),(16")は、金
属板部材から成ることを特徴とする請求項1〜18の1
つに記載の車両ルーフ。
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Publications (2)
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---|---|---|---|---|
JP2012081885A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Yachiyo Industry Co Ltd | サンルーフ装置におけるルーフパネルの高さ調整構造 |
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DE19543242C1 (de) * | 1995-11-20 | 1997-01-09 | Webasto Karosseriesysteme | Deckelanordnung für ein Fahrzeugdach |
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DE102013216292B4 (de) * | 2013-08-16 | 2017-10-26 | Bos Gmbh & Co. Kg | Antriebssystem für einen beweglichen Dachteil eines Dachmoduls eines Kraftfahrzeugs |
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1991
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-
1992
- 1992-04-06 JP JP08417492A patent/JP3410745B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8424962B2 (en) | 2010-09-22 | 2013-04-23 | Yachiyo Industry Co., Ltd. | Sunroof device |
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DE4124528C1 (en) | 1992-07-30 |
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