JPH0592234U - パネルの位置決め装置 - Google Patents

パネルの位置決め装置

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JPH0592234U
JPH0592234U JP3981092U JP3981092U JPH0592234U JP H0592234 U JPH0592234 U JP H0592234U JP 3981092 U JP3981092 U JP 3981092U JP 3981092 U JP3981092 U JP 3981092U JP H0592234 U JPH0592234 U JP H0592234U
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JP
Japan
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panel
conveyor
positioning device
positioning
guide member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3981092U
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English (en)
Inventor
二男 上野
健 田雑
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、例えば自動車の車体部品であるパ
ネルをパレットに積載する際、コンベア上で位置決めす
るための位置決め装置に関する。 【構成】 受入れコンベア4上でパレットWを位置決め
するための位置決め装置において、コンベア4の搬路端
部に搬入方向に向けて進退自在なストッパ部材18を設
け、コンベア4の搬路と平行な一側部にガイド部材23
を設ける一方、このガイド部材23に対向する一側部に
パネルプッシャ部材27を設けて前記ガイド部材23に
向けて進退自在とし、このパネルプッシャ部材27の中
間部を中心に水平面内で揺動可能とする。そして、前記
ストッパ部材18によって水平1軸方向の位置決めを行
い、パネルプッシャ部材27とガイド部材23によって
他の水平1軸方向の位置決めを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車の車体部品であるパネルをパレットに積載する際、コ ンベア上で位置決めするための位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車の車体部品である外板、ドア等のパネル類はトランスファ ープレスによって成形され、順次コンベアによって搬出された後、滞留を避ける ため複数の移載部に振り分けて搬送されている。そして、各移載部にはパネルを 受取るためのコンベアが設けられ、このコンベアによってパネルを受取った後、 コンベア上のパネルをロボット等によってコンテナに積込むようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、移載部においてパネルをロボット等で整斉とコンテナに積載するため には、パネルをコンベア上の正確な位置に位置決めする必要があった。 一方、かかるパネル類は、例えば図7の(A)に示すようなボンネットアウタ Bo、ボンネットインナBi、(B)に示すようなフェンダF、図8の(A)に 示すようなフロントドアDf、(B)に示すようなリアドアDr等、種類によっ て形状が異なり、種類に応じて位置決め装置を設けることは装置の複雑化を伴う という問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案はコンベアの搬路端部に位置調整可能なス トッパ部材を設け、コンベアの搬路と平行な一側部にガイド部材を設ける一方、 このガイド部材に対向する一側部にパネルプッシャ部材を設けて前記ガイド部材 に向けて進退自在とし、このパネルプッシャ部材を中間部を中心に水平面内で揺 動可能とした。
【0005】
【作用】
ストッパ部材にパネルを当接させることでパネルの1軸方向の位置決めを行い 、パネルプッシャ部材によってパネルをガイド部材に押し付けることでパネルの 他の直交1軸方向の位置決めを行う。この際、パネルの種類によってストッパ部 材の位置を変え、又、パネルプッシャ部材を中間部を中心に水平面内で揺動可能 とすることで、パネルプッシャ部材はパネルの端面形状に倣い、パネル全体を均 一に押し付けることが出来る。
【0006】
【実施例】
本考案のパネルの位置決め装置の実施例について添付した図面に基づき説明す る。 図1は本考案の位置決め装置の平面図、図2はその一部拡大図、図3から図5 は本位置決め装置が適用される積載装置の全体図であり、図3が斜視図、図4が 平面図、図5が正面図である。
【0007】 本考案の位置決め装置は、例えばトランスファープレスによって成形され送ら れてくるパネル状の自動車車体部品をパレットに積載する積載装置に適用されて いる。
【0008】 すなわち、図3、図4に示すように、トランスファープレスマシン1に接続す る2本の搬出コンベア2の下流は、搬路が直角に折れ曲がって左右各2ヶ所、合 計4ヶ所のワーク移載部3に連結し、各ワーク移載部3には、各受入れコンベア 4と積込みロボット5が設けられている。そして、ワーク搬路は上下2段に構成 されており、夫々のワーク移載部3に振り分けられたパネルWが別個の搬路を介 して各受入れコンベア4に搬入されるようにしている。
【0009】 そして、図5に示すように、積込みロボット5の両側には縦積み或いは横積み 用のパレット6、6が高さ方向に位置調整可能となって位置決めされ、このパレ ット6内に複数のパネルWを縦積み、或いは横積みしてゆく。
【0010】 本発明の位置決め装置は、図6に示すように、かかる積込みロボット5の前方 の受入れコンベア4上に設けられている。
【0011】 すなわち、受入れコンベア4は、例えば図6の矢示方向から搬入されるパネル Wを受入れるためのスラットコンベアとして構成され、搬路方向(図6の左右方 向)に沿って設けられた複数列の巻回チェーンに直角に所定間隔置きに複数の帯 板状のスチールスラット11を取付け、駆動モータ12によって周回走行させる ようにしている。
【0012】 この受入れコンベア4上には、図1に示すように、搬入されるパネルWの先端 部の位置を規制するストッパ機構13と、パネルWの一側面をガイドするガイド 機構14と、パネルWの他端面を押圧出来るプッシャ機構15が設けられている 。
【0013】 そして、ストッパ機構13は、コンベア4周囲の枠体16に取り付けられたス トップシリンダユニット17と、このストップシリンダユニット17のシリンダ ロッド先端に取り付けられたストッパ部材18を備え、このストッパ部材18に は一対のガイドバー19が取り付けられて、ストップシリンダユニット17のシ リンダロッドと平行に延出するとともに、このガイドバー19は、枠体16に取 り付けられた各ガイド筒20を挿通している。
【0014】 そして、ストップシリンダユニット17の作動によってストッパ部材18が搬 路方向と平行に進退動するようにしている。
【0015】 ガイド機構14は搬路と平行な一側部に設けられており、枠体16に摺動自在 に設けられた一対の支持バー22と、この支持バー22に取り付けられたガイド 部材23を備えている。そして、この支持バー22の周囲には、ガイド部材23 と枠体16の間にスプリング24が巻装され、パネルWの一側面を緩衝支持出来 るようにしている。 又、ガイド部材23は搬路方向に沿って延出するとともに、パネルW受入れ側 が外側に折曲して拡がっている。
【0016】 プッシャ機構15は、このガイド機構14の対向一辺側に設けられている。
【0017】 すなわち、このプッシャ機構15は、枠体16に取り付けられた押付けシリン ダユニット25と、この押付けシリンダユニット25のシリンダロッド中間部に 取り付けられた支持部材26と、この支持部材26の中央に揺動自在に取り付け られたパネルプッシャ部材27を備え、前記支持部材26に一対のガイドバー2 8が取り付けられて前記押付けシリンダユニット25の軸方向に延出するととも に、枠体16に設けた各ガイド筒29を摺動自在に挿通している。
【0018】 このため、押付けシリンダユニット25の作動によってパネルプッシャ部材2 6は、前記ガイド部材23に向けて搬路方向に直交方向に進退動する。
【0019】 ところで、パネルプッシャ部材27は搬路方向に沿って延出する部材であり、 前記支持部材26との連結部は略中間部であるが、その連結部の一例は図2に示 す通りである。
【0020】 すなわち、支持部材26の中央部から押付けシリンダユニット25と同軸線上 に前方に突出する張り出し部材26aが設けられ、この張り出し部材26aに縦 ピン31が固着されている。
【0021】 そして、パネルプッシャ部材27には、この縦ピン31に嵌合可能な嵌合部材 32が固着されており、縦ピン31に対して締付調整自在とされている。 そして、この締付調整は、縦ピン31に対して嵌合部材32が回動自在な程度 とされている。
【0022】 このため、パネルプッシャ部材27は縦ピン31を中心として水平面内で揺動 可能とされることになる。 尚、かかる揺動機構は、実施例に限られるものではなく、他の軸受機構が適用 出来ることについてはいうまでもない。
【0023】 かかるパネルの位置決め装置の作用について述べる。
【0024】 トランスファープレス1によって成形されたパネルWが搬出コンベア2によっ て間歇的に搬送されてくると、パネルWは複数のワーク移載部3に向けて複数の 搬路に振り分けられる。
【0025】 そして夫々のワーク移載部3では、夫々の受入れコンベア4の駆動モータ12 が作動してパネルWを受け入れる。そして、パネルWの先端がストッパ部材18 に当接したところで駆動モータ12が停止する。
【0026】 因みに、かかるストッパ部材18の位置はストップシリンダユニット17によ ってパネルWの種類に応じ予め所定の位置にセットされているものである。
【0027】 コンベアが停止するとプッシャ機構15が作動する。すなわち、押付けシリン ダユニット25が作動してパネルWの側端面をガイド部材23に向けて押付け、 ガイド部材23とパネルプッシャ部材27によってパネルWを挟み込み位置決め する。
【0028】 この際、パネルWの下面を支えるスチールスラット11は、押付け方向と平行 に延出しているため、パネルWの移動がスムースである。 又、パネルWの側面がコンベア搬路と平行でなくても、パネルプッシャ部材2 7が水平面内で揺動可能なため、パネルWの側面を均一な力で押すことが出来る 。つまり、左右いづれかが先にパネルWの側面に当接すると、自然に端面形状に 倣う状態でパネルプッシャ部材27が揺動し、最終的に均一な力で押し付けるこ とが出来るからである。
【0029】 そして、位置決めが完了したところで、積込みロボット5によって把持しパレ ット6に積載してゆく。
【0030】
【考案の効果】
以上のように、本考案のパネルの位置決め装置は、位置調整可能なストッパ部 材で水平1軸方向の位置決めを行い、他の水平1軸方向を、中間部を中心に水平 面内で揺動可能なパネルプッシャ部材によって位置決めするようにしたため、パ ネルの種類、形状に拘らず正確に位置決めすることが出来る。 しかも構成が簡素であるため実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の位置決め装置の平面図
【図2】図1の一部拡大図
【図3】本位置決め装置が適用される積載装置の全体斜
視図
【図4】同平面図
【図5】同正面図
【図6】図4の一部拡大図
【図7】パネルの一例を示し、(A)はボンネット、
(B)はフェンダ
【図8】パネルの他の例を示し、(A)はフロントド
ア、(B)はリアドア
【符号の説明】
4 受入れコンベア 18 ストッパ部材 23 ガイド部材 27 パネルプッシャ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア上でパネルを位置決めするよう
    にしたパネルの位置決め装置において、コンベアの搬路
    端部に位置調整可能なストッパ部材を設け、コンベアの
    搬路と平行な一側部にガイド部材を設ける一方、このガ
    イド部材に対向する一側部にパネルプッシャ部材を設け
    て前記ガイド部材に向けて進退自在とし、このパネルプ
    ッシャ部材を中間部を中心に水平面内で揺動可能とした
    ことを特徴とするパネルの位置決め装置。
JP3981092U 1992-05-19 1992-05-19 パネルの位置決め装置 Withdrawn JPH0592234U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3981092U JPH0592234U (ja) 1992-05-19 1992-05-19 パネルの位置決め装置

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JP3981092U JPH0592234U (ja) 1992-05-19 1992-05-19 パネルの位置決め装置

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JPH0592234U true JPH0592234U (ja) 1993-12-17

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ID=12563325

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JP3981092U Withdrawn JPH0592234U (ja) 1992-05-19 1992-05-19 パネルの位置決め装置

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JP (1) JPH0592234U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101502523B1 (ko) * 2013-10-29 2015-03-24 (주) 인텍플러스 디스플레이 패널 정렬장치
CN110002255A (zh) * 2019-05-20 2019-07-12 江苏万乐自动化装备有限公司 一种片料多工位输送装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960801