JP2591228B2 - 自動車車体の組立装置 - Google Patents

自動車車体の組立装置

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JP2591228B2
JP2591228B2 JP4513190A JP4513190A JP2591228B2 JP 2591228 B2 JP2591228 B2 JP 2591228B2 JP 4513190 A JP4513190 A JP 4513190A JP 4513190 A JP4513190 A JP 4513190A JP 2591228 B2 JP2591228 B2 JP 2591228B2
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floor
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馨 奥山
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の車体を組み立てる組立装置に関す
る。
従来の技術 自動車の車体の組立装置とりわけボディメインラインで
の組立装置として例えば第2図〜第5図に示す構造のも
のがある(例えば特公昭62−11949号公報参照)。
この組立装置は第2図に示すように、フロアメイン用
シャトルバー1とこのシャトルバー1よりも短い一対の
ボディサイド用シャトルバー2とを中心として構成され
ており、各シャトルバー1,2は相互に一体的に連結され
ていて駆動装置3のはたらきにより一斉に前進後退動作
する。Soはシャトルバー1,2のストロークを示す。
第2図のステージS1においてドロップリフター4によ
りフロアメインFが投入されると、フロアメインFは第
3図に示すようにフロアメイン用シャトルバー1に付帯
しているフロアメイン受け部材としてのフロアフィンガ
ー5に位置決め支持された上、各シャトルバー1,2のト
ランスファ動作によりアイドルステージS2を経てステー
ジS3に搬入される。
ステージS3ではドロップリフター6により左右のボデ
ィサイドBsが投入されるとともに、ラインサイドのスト
レージエリアE1〜E3にストレージされている車幅方向の
骨格部材例えばエアボックス,リアパネルおよびリアパ
ーセルシェルフがそれぞれハンドリングロボット7,8に
よって投入される。そして、ボディサイドBsは第3図に
示すようにボディサイド用シャトルバー2に付帯してい
るボディサイド受け部材としてのボディサイドフィンガ
ー9で位置決め・支持されてフロアメインFとの相対位
置決めがなされる一方、エアボックス,リアパネルおよ
びリアパーセルシェルフの各部品は左右のボディサイド
Bs,Bs間に股がるように掛け渡される。
さらにステージS4ではオートローダ10によりルーフパ
ネルが投入され、こうしてステージS4までに投入された
各部品が仮組み付けされた状態の車体Bが溶接工程であ
るステージS5に搬入される。
ステージS5では、第3図および第5図に示すように各
シャトルバー1,2により車体Bが投入されると、複数のN
Cタイプのフロアメイン用ロケータ11が上昇してロケー
ト・クランプ機構12によりフロアメインFを位置決め・
クランプして支持する一方、同じく複数のNCタイプのボ
ディサイド用ロケータ13がそれぞれ車体Bの側方から前
進し、ホディサイドBのうちルーフサイドレール部およ
びホイールハウス部等をゲージ・クランプ機構14により
位置決め・クランプして支持することになる。
こうして車体Bがフロアメイン用およびボディサイド
用の各ロケータ11,13によって位置決め・支持されると
フロアメイン用およびボディサイド用の各シャトルバー
1,2に付帯しているシリンダ駆動のフロアフィンガー5
およびボディサイドフィガー9が所定量だけ下降した
上、各シャトルバー1,2が後退する。この時、一対のボ
ディサイド用シャトルバー2は第2図に示すようにフロ
アメイン用シャトルバー1よりも長さが短いために上記
のように後退動作を行うことによってステージS5から完
全に退避する。
なお、各シャトルバー1,2はフレーム24側のガイドロ
ーラブラケット15,16,17に設けられたガイドローラ18,1
9,20に案内されて往復動作する。シャトルバー1,2がス
テージS5から退避すると、それまで車体Bの側方で待機
していたNCタイプのサイドシル部用ロケータ21が前進
し、第4図および第5図に示すようにサイドシル部をゲ
ージ・クランプ機構22で位置決め・クランプすることで
各部品相互の位置決めが完了する。そして、図示しない
溶接ロボット等によりスポット溶接が施される。
スポット溶接が終了した車体Bは、以降はフロアメイ
ン用シャトルバー1のみによってステージS5からアイド
ルステージS6および車体精度計測ステージS7を経てステ
ージS8に搬送され、ステージS8からリフター23によって
搬出される。
発明が解決しようとする課題 上記のような従来の構造においては、各シャトルバー
1,2が溶接工程であるステージS5から退避するのを待っ
てサイドシル部用ロケータ21が前進して位置決め動作を
行うことになるのであるが、たとえボディサイド用シャ
トルバー2が退避したとしても、溶接工程には第4図に
示すようにシャトルバー2を案内するためのガイドロー
ラブラケット16,17が残存することになる。
その結果、ガイドローラブラケット17があるためにサ
イドシル部用ロケータ21の作動範囲が著しく制約され
る。また、複数車種の車体が同一ライン上を流れるいわ
ゆる混流生産ラインにおいては、サイドシル部用ロケー
タ21で受けるべき位置が車種に応じて変動することにな
るのであるが、第4図に示すようにサイドシル部用ロケ
ータ21とガイドローラブラケット17とが干渉するおそれ
があるために理想とする受け位置が得られないという問
題がある。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来のガイドローラブラ
ケット17の機能をサイドシル部用ロケータ21を持たせる
ことによって両者の干渉をなくし、サイドシル部用ロケ
ータの自由度を増大させた構造を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、サイドシル部用ロケータの一部に、このサ
イドシル部用ロケータが待機位置にある状態で前記ボデ
ィサイド用シャトルバーを案内するガイド部材を設けた
ことを特徴とする。
作用 この構造によると、サイドシル部用ロケータ自体が従
来のガイドローラブラケットとしての機能を併せ持つこ
とでガイドローラブラケットを廃止でき、その結果とし
てサイドシル部用ロケータの作動範囲ひいては自由度の
制約が大幅に緩和される。
実施例 第1図(A),(B)は本発明の一実施例を示す図
で、第3図と共通する部分には同一符号を付してある。
第1図(A),(B)に示すように、ボディサイド用
シャトルバー2を案内するガイド部材としてのガイドロ
ーラ19,25のうち、一方のガイドローラ19がフレーム24
側のガイドローラブラケット16に取り付けられているの
に対し、他方のガイドローラ25がサイドシル部用ロケー
タ21の先端のゲージ・クランプ機構22に取り付けられて
いる点で従来の構造と異なっている。
そして、第1図(A)に示すようにサイドシル部用ロ
ケータ21が待機位置P1にある状態で双方のガイドローラ
19,25が同一平面上で対向して、これらのガイドローラ1
9,25によりボディサイド用シャトルバー2が案内される
ようになっている。
このような構造によると、溶接工程であるステージS5
に車体Bが搬入される際にはサイドシル部用ロケータ21
が第1図(A)に示す待機位置P1にあるので、フロアメ
イン用シャトルバー1はガイドローラブラケット15のガ
イドローラ18に、ボディサイド用シャトルバー2はガイ
ドローラブラケット16のガイドローラ19とサイドシル部
用ロケータ21側のガイドローラ25とによりそれぞれ案内
されてトランスファ動作し、これによって車体Bが前ス
テージS4から溶接工程であるステージS5に搬入される。
そして、フロアメインFがフロアメイン用ロケータ11
により、またボディサイドBsがボディサイド用ロケータ
13によりそれぞれ位置決め・支持されるのを待って各シ
ャトルバー1,2が一斉に後退し、これによってボディサ
イド用シャトルバー2は溶接工程から完全に退避する。
ボディサイド用シャトルバー2が退避すると第1図
(B)に示すようにサイドシル部用ロケータ21が位置決
め位置P2まで前進してサイドシル部を第5図のように位
置決め・クランプすることになるが、従来のようにガイ
ドローラブラケット17(第3図および第4図参照)がな
いためにサイドシル部用ロケータ21が干渉することがな
く、サイドシル部用ロケータ21の作動範囲を十二分に大
きく確保することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、サイドシル部用ロケー
タにガイド部材を設け、従来のガイドローラブラケット
の機能をサイドシル部用ロケータ自体に併せ持たせたこ
とにより、従来のようなサイドシル部用ロケータとガイ
ドローラブラケットとの干渉の問題が生じないのでサイ
ドシル部用ロケータの作動範囲の制約が緩和されてサイ
ドシル部用ロケータの自由度を大幅に増大させることが
できる。
また上記のようにサイドシル部用ロケータの自由度が
増大することにより、サイドシル部用ロケータで受ける
べき位置が車種に応じて変動したとしても従来のような
位置的な制約を受けることなく理想とする位置をサイド
シル部用ロケータで受けることができるので、組立精度
の一層の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例を示す構成説明図、第
1図(B)は同図(A)の作動を説明するための要部構
成説明図、第2図は第1図(A)の組立装置を含むボデ
ィメインラインの工程説明図、第3図は従来の組立装置
の構成説明図、第4図は第3図の作動を説明するための
要部構成説明図、第5図は第3図の右側面説明図であ
る。 1……フロアメイン用シャトルバー、2……ボディサイ
ド用シャトルバー、11……フロアメイン用ロケータ、13
……ボディサイド用ロケータ、21……サイドシル部用ロ
ケータ、22……ゲージ・クランプ機構、25……ガイド部
材としてのガイドローラ、B……車体、Bs……ボディサ
イド、F……フロアメイン、P1……待機位置、P2……位
置決め位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアメイン,ボディサイド,ルーフおよ
    び車幅方向の骨格部材が相互に仮組み付けされた車体
    を、フロアメイン受け部を有するフロアメイン用シャト
    ルバーとボディサイド受け部を有するボディサイド用シ
    ャトルバーとで位置決め・支持した上で、これら各シャ
    トルバーの同期した搬送動作により車体を溶接工程に投
    入する搬送装置と、 溶接工程に設けられ、溶接動作に先立って前記溶接工程
    に投入された車体を位置決め・支持するフロアメイン用
    ロケータおよびボディサイド用ロケータと、 同じく溶接工程に設けられ、位置決め位置と待機位置と
    の間を車幅方向に前進後退動作可能であった、前記フロ
    アメイン用およびボディサイド用の各ロケータによって
    車体が位置決め・支持されたのち少なくともボディサイ
    ド用シャトルバーが溶接工程から退避するのを待って前
    記ボディサイドのうちのサイドシル部を位置決め・支持
    するサイドシル部用ロケータとを備えてなり、 前記サイドシル部用ロケータの一部に、このサイドシル
    部用ロケータが待機位置にある状態で前記ボディサイド
    用シャトルバーを案内するガイド部材を設けたことを特
    徴とする自動車車体の組立装置。
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