JPH0592097U - 水中長靴部の防水構造 - Google Patents

水中長靴部の防水構造

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JPH0592097U
JPH0592097U JP3317092U JP3317092U JPH0592097U JP H0592097 U JPH0592097 U JP H0592097U JP 3317092 U JP3317092 U JP 3317092U JP 3317092 U JP3317092 U JP 3317092U JP H0592097 U JPH0592097 U JP H0592097U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underwater
boots
fastener
vertical split
waterproof structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3317092U
Other languages
English (en)
Inventor
葉子 池島
Original Assignee
日本工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイビング用ドライスーツ等に要求されてい
る絶対的な気密性を保持し、その上で着脱が容易、かつ
デザインに優れた構造のものを得ることにある。 【構成】 水中長靴部の足首から膝に至る部分へ縦割り
2を形成し、その縦割りの内面にほぼ楕円形状のひだ6
を気密状態で形成すると共に、縦割り2にファスナ4を
装着してなることを特徴とする水中長靴部の防水構造で
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイビング用ドライスーツ、胴付長靴、水中長靴等の水中長靴部の 防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダイビング用ドライスーツ等の水中長靴部は、足にフィットした細い方がよい が脱着に困難性がある。そのために通常はかなり太めになっている。また、鮎つ りなどに使用している水が入ってもよい形式のウエットタイツでは着脱を容易に するために割りとファスナの組合せがある。 しかし、ダイビングスーツは一名ドライスーツと称されるように、水が絶対に 入ってはならないタイプであって、上記のように脱着に困難性がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案はダイビング用ドライスーツ等に要求されている絶対的な気密 性を保持し、その上で、着脱が容易、かつデザインに優れた構造について検討し た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を本考案では、水中長靴部の足首から膝に至る部分へ縦割り2を形成 し、その縦割りの内面にほぼ楕円形状のひだ6を気密状態で形成し、縦割り2に ファスナ4を装着することにより解決した。
【0005】
【作用】
このような構造であると、縦割り内面のほぼ楕円形状のひだ6がダイビング用 ドライスーツ等の胴部径に自由度を与えて着脱を容易にすると共に、気密性が保 たれる。また、縦割り2にファスナ4を装着したので、着用時にはひだが重なっ てファスナで締付けられ、体にフィットする細いスマートな外形となる。ファス ナが縦割り内で表皮より内部に納まるようにすれば構造的にも強いものとなる。
【0006】
【実施例】
図1,2は本考案第1実施例のダイビング用ドライスーツであって、図1は図 2中のA−A部拡大断面図、図2は全体正面図である。この例では、表皮1には 縦割り2がある。この縦割りを設けたことにより履き易いものとなっている。表 皮1の縦割り部分は縁取テープ3で巻いて縁取りしている。これにより縁部が補 強され、デザインもよくなっている。
【0007】 縦割り2の間はファスナで閉じるようになっているが、その取付け構造は特徴 的である。すなわち、ファスナテープ4の両面に接着ベース5a,5bを縫着し、こ の一方の接着ベース5aを表皮1へ巻いた縁取テープ3の裏面側と接着している。 接着ベース5a,5bは何れも合成皮革を使用している。これによりファスナは表皮 から内部へ控えた位置にあるようになっている。
【0008】 表皮の裏布7は前記縦割り2の周囲に沿って加熱溶融させている。溶融部と前 記ファスナ接着ベース裏面とはひだ6で覆って縦割りの周囲を接着している。裏 布7はナイロンジャージ製である。また、ひだ6は広がったときに全体が楕円形 状であって、接着ベース5b間でも接着されている。
【0009】 このような構造は、着脱の際にファスナを開いた状態にすると、ひだ6が楕円 形に一平面となり、脚部のサイズが大きく拡径されて足の出入れが楽で履きやす い。着用時に水の中でもファスナとひだ6間の空隙までしか水が入らないので、 完全気密が保たれる。また、裏布からの水の浸透もない。
【0010】 図3は本考案第2実施例の図1相当断面図である。この例は、表皮1へファス ナを取付けるに際して、ファスナテープ4の両面に挾持ベルト8a,8bを設け、そ の端縁をゴム弾性コ字状固着片9で拘束し、コ字状固着片9を表皮1へ接着して いる。ひだ6は表皮1へ一体化している。
【0011】
【考案の効果】
本考案によって、高度に気密性を保持したダイビング用ドライスーツ等を、着 脱が容易で、構造的に強く、しかもデザインに優れた形態で提供することが可能 となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例のダイビング用ドライスーツ
の図2中のA−A部拡大断面図である。
【図2】本考案第1実施例のダイビング用ドライスーツ
の全体正面図である。
【図3】本考案第2実施例の図1相当断面図である。
【符号の説明】
1 表皮 2 縦割り 3 縁取テープ 4 ファスナテープ 5a 接着ベース 5b 接着ベース 6 ひだ 7 裏布 8a 挾持ベルト 8b 挾持ベルト 9 コ字状固着片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中長靴部の足首から膝に至る部分へ縦
    割り2を形成し、その縦割りの内面にほぼ楕円形状のひ
    だ6を気密状態で形成すると共に、縦割り2にファスナ
    4を装着してなることを特徴とする水中長靴部の防水構
    造。
JP3317092U 1992-05-20 1992-05-20 水中長靴部の防水構造 Pending JPH0592097U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941749A (ja) * 1982-09-01 1984-03-08 三菱電機株式会社 冷却装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941749A (ja) * 1982-09-01 1984-03-08 三菱電機株式会社 冷却装置

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