JPH0591845U - 改善されたスクリーン印刷版枠 - Google Patents

改善されたスクリーン印刷版枠

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JPH0591845U
JPH0591845U JP4210892U JP4210892U JPH0591845U JP H0591845 U JPH0591845 U JP H0591845U JP 4210892 U JP4210892 U JP 4210892U JP 4210892 U JP4210892 U JP 4210892U JP H0591845 U JPH0591845 U JP H0591845U
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JP
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frame
screen
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hot
plate frame
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JP4210892U
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Inventor
祐三 加藤
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祐三 加藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スクリーン紗をスクリーン印刷用の版枠表面
上へ接着固定するために、具体的には新しいタイプのホ
ットメルト系複合材料を色々な形態で利用することによ
つて改善されたスクリーン印刷版枠を提供する。 【構成】 加工木製、鉄またはアルミニウムから作られ
たスクリーン印刷用版元枠1の表面にホットメルト系樹
脂2またはホットメルト系樹脂とビニル系モノマーある
いはアクリル酸エステル系からなる複合組成物2をチュ
ーブ状,フィルム状,ひも状に成型加工した物を枠表面
へ仮接着し、その上へスクリーン紗3を重ね合わせ、ア
イロンまたは角棒状ヒーターをもつて加熱圧着すること
により接合されたスクリーンステンシル印刷版枠。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スクリーン印刷に使用するスクリーン印刷版枠に関し、詳細には新規 な接着技術によつて製作したスクリーン印刷版枠はスクリーン印刷の作業におけ る作業環境を改善し、更に作業能率の向上、材料の節約を達成するを目的とする ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来公知のスクリーン印刷版枠は、スクリーンしゃをしゃ張機を使用して、任意 のテンションをかけた後に、木製、鉄またはアルミニウムから作られたステンシ ル用の元枠フレームに、溶剤にとかしたゴム系の接着剤を塗布して、適宜に溶剤 を蒸発させた後に、スクリーンしゃを枠表面へ重ね合わせ接着固定させた。接着 固定後に枠の四周を縁貼り用耐溶剤性テープにて保護をして仕上げていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来の技術には以下に述べる様な問題点がある。 (1)接着固定工程の溶剤蒸発に長時間を要し、作業能率を低下させること及び 溶剤の蒸発による作業所の環境汚染防止のため排気設備に多大の費用を必要とす る。 (2) スクリーンしゃ上のステンシルの感光性樹脂エマルジョン部分を除去す るためにリムーバ(剥離剤)を使用し落版する作業を行う。 (3) 前記作業後にスクリーンしゃを綺麗にするため最後に洗浄用溶剤でクリ ーニングして再度製版焼き付けをし、再利用する面倒な作業を必要とする。 (4) 前記クリーニング時において洗浄用溶剤によつて版枠の接着固定部分が 浸蝕されて、版の一部のテンションが緩和する現象またはスクリーンしゃが枠フ レームから剥離する等のトラフブルの発生がある。 (5) スクリーンしゃを枠から剥離除去して、鉄またはアルミニウムのフレー ム枠を再使用する場合に、接着剤の付着しているフレームの表面を綺麗に除去す るために、大変な労力と時間が必要となる。 この様に従来方法には、環境問題、作業効率上に問題が多くあつたが、それらを 解決するに良い方法は見い出されてはいない。本発明は上記の様な従来技術を克 服する為に、なされたものであつて、具体的には新しいタイプの接着剤を利用す ることによつて改善されたスクリーン印刷版枠を提供することを目的とするもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のスクリーン印刷版枠は、木製、鉄またはアルミニウムから作られたスク リーン印刷用版元枠の表面に、ホットメルト系樹脂または、それとビニル系ある いはアクリル酸エステル系からなる組成物の塗膜を形成した枠上に、スクリーン しゃを設定し適宜のテンションでしゃ張りし、その上部から加熱圧着接合したも のである。本発明をさらに詳細に説明すると、ステンシルを構成するスクリーン しゃとしてステンレス、テトロン、ナイロン、絹等が用いられる。そのスクリー ンしゃと版枠との接着には従来の溶剤タイプのものと全く異なるホツトメルト系 樹脂を使用し、極めて短時間に両者を接着せしめ、耐薬品性と耐溶剤性に優れた ものとなる。使用できるホットメルト樹脂は共重合ポリエステル樹脂または共重 合ポリアミド樹脂、共重合ナイロン樹脂、エチレン及びエチレン共重合体等であ る。これらの樹脂は再版の時におけるスクリーンしゃの上方への引きはがし性が 容易であるにもかかわらず、引っ張りせん断接着強さが従来品に比較して著しく 大きい。さらにホットメルト樹脂にビニール系モノマーあるいはアクリル酸エス テル系を添加して組成物として用いてもよい。具体的にはビニール系モノマーと しては例えばビニルピロリドン、アクリール酸エステルとしては例えばビスコー ト#2000(商品名、大坂有機社製)の様なカルボキシル基またはハイドロキ シル基をもつた化合物を少量添加することにより引っ張りせん断強さがさらに上 昇し改善することが出来る。この組成物を用い場合には引張りせん断強さは平均 90〜110kg/cmであり、従来のゴム系接着剤の引っ張りせん断強さは 平均30〜40kg/cmである。
【0005】
【作用構成】
次に本考案を図面によつて別紙記入する。詳細に説明すれば図1において符号1 はアルミニウムまたは鉄で作られたフレームである。符号2はホットメルト系の 接着性樹脂である。符号3はスクリーンしゃ等の断面図である。図2及び図2′ における符号4はフレーム枠の断面図及び斜視図で、符号5は枠稜線に沿つたホ ットメルト系樹脂から作られた中空のチユーブである。図3及び図3′における 符号6はフレーム枠で符号7は枠稜線に沿つたホットメルト系樹脂から作られた 帯状フィルムのものである。図4及び4′における符号8はフレーム枠で、符号 9は枠稜線に沿ったホットメルト系樹脂から作られた紐状の物を示す。
【0006】
【実施例】
(1) アルミニウム製スクリーン枠の接着表面の幅として20ミリの幅があり 、これらの表面上に図2の符号5の様な中空になつたポリエステルホットメルト 樹脂を押出成型によつて作らた物を設置するが、先づフレーム枠を乾燥炉で10 0゜Cに予備加熱した後に、フレーム枠を取り出し、しゃ張り機に設置した後に 直ちにフレーム枠の稜線にそつた表面に樹脂チユーブをのせ、予熱によりかり接 着固定せしめた。その上方へステンレス製スクリーンしゃをのせて30ニュトン のテンションまで引っ張り伸度を上昇せしめた後にアイロンにて200°C位ま で順次加熱圧着接合して、5分間放置してスクリーンしゃのテンションが安定し のちに、フレーム枠の外側面に沿ってステンレス製スクリーンしゃを切断し、普 通のテープにて仕上げ貼りをして完成した。 (2) アルミニウム製のスクリーン枠の接着表面の幅としては20ミリの幅が あり、これらの表面上に図3及び図3の如く帯状即ちポリエステル系ホットメル ト樹脂とビニルピロリドンの混合ポリマ製テープ状の0.2ミリ位の薄い厚みの 物を任意に切断して、前回と同じ様に熱したフレーム枠の四周稜線に沿つた表面 上に貼り付けて、かり接着した後に、300メッシュのいわゆる細かい薄いテト ロンのスクリーンしゃを前記のようにしゃ張りをして、25ニユートンのテンシ ョンまで引っ張り伸度を上昇せしめ前回と同じ様にアイロンまたは重量として1 0キログラムの鋳型角ヒーター(長さ30センチ)を使用して160゜C位まで 順次に加熱圧着接合せしめて、その後に冷風を表面に吹き付け急冷して、スクリ ーンしゃのテンション値が安定したのちに、フレーム枠の外側面に沿つてスクリ ーンしゃを切断し、普通のテープにて仕上げ貼りをして完成した。 (3) 鉄製のスクリーン枠の接着表面の幅としては50ミリの幅があり、これ らの表面上に図4及び図4′の如くホットメルト樹脂としてポリエステル系樹脂 、例えばエステルレジン200(TOYOBO)、アロンメルトPES−120 H(東亜合成)を使用して、押し出し成型などによつて作られた紐状の直径1〜 5ミリ位のものを前回と同じ様に操作したフレーム枠の四周稜線に沿った表面上 の中央部に前述のように貼り付けて仮接着した後に50〜250メッシュ位の荒 いメッシュのステンレススクリーンしゃを設置してしゃ張りをした後に、その上 部からアイロンまたは重量として5〜10キログラムの重さをもつた、長さ10 〜50センチの鋳型ヒーター角棒をのせ、加圧加熱して、スクリーンしゃとフレ ーム枠とを順次接合してゆく。これらの単位工程のオープンタイムは1〜5分と して実施する。 (4) 木製のスクリーン枠の接着表面の幅として10〜50ミリ位の幅があり 、これらの表面上の中心部分にホットメルト樹脂としてポリエステル系樹脂であ るPES−120H(東亜合成)100:10TMP3A(トリアクリル酸トリ メチロールプロパン)の組成をもつた物を例えば市販のt−ティングホースのア プリケーターから作られた、太い紐状のごとき物を使用して、フレーム枠の稜線 にそつた表面の中心部に仮接着固定せしめた後に、ナイロン製スクリーンしゃを のせて目的のテンションまで引っ張り伸度を上昇せしめた後にアイロン又は鋳鉄 型ヒーター角棒にて100〜150゜C位までワンステップ毎に順次加熱圧着し て接合する。
【0007】
【考案の効果】
本考案のスクリーン印刷版枠は上記の様に構成されているので、溶剤の蒸発によ る作業場の環境汚染防止になると共に特別の排気設備を必要としない、スクリー ンしゃを枠表面から容易に剥離でき、版枠の再利用に便利で、かつ経済的で簡単 である。 さらに、版枠におけるスクリーンしゃと枠の剥離再利用の際に木製、鉄またはア ルミニウム製版枠の表面に塗布形成している接着層は、従来の接着層の様に剥離 除去するのに時間と設備を要することなく、枠表面の塗膜層を除去することなく 、そのまま版枠表面の塗膜を再利用出来るので、省資源に役立つ事が出来る。ま たエッチングメタルスクリーンしゃ等の金属フレーム枠への接着固定にも安価で 、しかも容易に接着可能となつた。また、スクリーンしゃと版枠との接着固定に 本考案で使用される材料ポリマーは、コストの面でも従来のいわゆるボンド接着 剤に比較して、そんしょくがなく、保管維持にも従来品のように配慮する心配が ない。
【提出日】平成4年5月26日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案 のスクリーン印刷版枠は、加工木製、鉄またはアルミニウムから作られた スクリーン印刷用版元枠の表面に、ホツトメルト系樹脂または、それとビニル系 あるいはアクリル酸エステル系からなる組成物の塗膜を形成した枠上に、スクリ ーンしゃ(紗)を設定し適宜のテンションでしゃ張りし、その上部から加熱圧着 接合したものである。本考案をさらに詳細に説明すると、ステンシルを構成する スクリーンしゃとしてステンレス、テトロン、ナイロン、絹、金属をエッチング して作られたメッシユスクリーン 等が用いられる。そのスクリーンしゃと版枠と の接着には従来の溶剤タイプのものと全く異なるホツトメルト系樹脂を使用し、 極めて短時間に両者を接着せしめ、対薬品性と耐溶剤性に優れたものとなる。使 用できるホツトメルト樹脂は共重合ポリエエステル樹脂または共重合ポリアミド 樹脂、共重合ナイロン樹脂、エチレン及びエチレン共重合体等である。これらの 樹脂は再版の時におけるスクリーンしゃの上方への引きはがし性が容易であるに もかかわらず、引っ張りせん断接着強さが従来品に比較して著しく大きい。 さらにホットメルト樹脂にビニール系モノマーあるいはアクリル酸エステル系を 添加して塗膜組成物として用いてもよい。具体的にはビニール系モノマーとして は例えばビスコート#2000(商品名、大阪有機社製)の様なカルボキシル基 またはハイドロキシル基をもつた化合物を少量添加することにより引っ張りせん 断強さがさらに上昇し改善することが出来る。この組成物を用いた場合には引っ 張りせん断強さは平均90〜110kg/cmであり、従来のゴム系接着剤の 引っ張りせん断強さは平均30〜40kg/cmである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】 次に本考案を図面によつて別紙記入する。詳細に説明すれば図1において符号1 は木製品、アルミニウムまたは鉄で作られたフレームである。符号2はホット メルト系の接着性樹脂である。符号3はスクリーンしゃ等の断面図である。図2 及び図3における符号4はフレーム枠の断面図及び斜視図で、符号5は枠稜線に 沿ったホットメルト系樹脂から作られた中空のチユーブである。図4及び図5に おける符号6はフレーム枠で符号7は枠稜線に沿つたホットメルト系樹脂から作 られた帯状フィルムのものである。図6及び図7における符号8はフレーム枠で 、符号9は枠稜線に沿っホットメルト系樹脂から作られ紐状の物を示す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】
(1) アルミニウム製スクリーン枠の接着表面の幅として20ミリの幅があ り、これらの表面上に図3の符号5の様な中空になつたポリエステルホットメ ルト樹脂を押出成型によつて作られた物を設置するが、先づフレーム枠を乾燥炉 で100℃に予備加熱した後に、フレーム枠を取り出し、しゃ張り機に設置した 後に直ちにフレーム枠の稜線にそつた表面に樹脂チューブをのせ、予熱によりか り接着固定せしめた。その上方へステンレス製スクリーンしゃをのせて30ニュ トンのテンションまで引っ張り伸度を上昇せしめた後にアイロンにて200℃位 まで順番に移動しながら加熱圧着接合して、5分間放置してスクリーンしゃのテ ンションが安定したのちに、フレーム枠の外側面に沿ってステンレス製スクリー ンしゃを切断し、耐溶剤性でない普通のテープにて仕上げ貼りをして完成した。 (2) アルミニウム製のスクリーン枠の接着表面の幅としては20ミリの幅が あり、これらの表面上に図4及び図5の如く帯状即ちポリエステ系ホットメルト 樹脂とビニルピロリドンの混合ポリマー製テープ状の0.2ミリ位の薄い厚みの 物を任意に切断して、前回と同様に熱したフレーム枠の四周稜線に沿った表面上 に貼り付け、かり接着した後に、300メッシユのいわゆる細かい薄いテトロン のスクリーンしゃを前記のようにしゃ張りをして、25ニユートンのテンション まで引っ張り伸度を上昇せしめ前回と同様にアイロンまたは重量として10キロ グラムの鋳型角ヒーター(長さ30センチ)を使用して160℃位まで塗膜を上 昇せしめ 順次に移動しながら加熱圧着接合せしめて、その後に冷風を表面に吹き 付け急冷して、スクリーンしゃのテンション値が安定したのちに、フレーム枠の 外側面に沿ってスクリーンしゅを切断し、普通のテープにて仕上げ貼りをして完 成した。 (3) 鉄製のスクリーン枠の接着表面の幅としては50ミリの幅があり、これ らの表面上に図6及び図7の如くホットメルト樹脂としてポリエステル系樹脂、 例えばエステルレジン200(TOYOBO),アロンメルトPES−120H (東亜合成)を使用して、押し出し成型などによつて作られた紐状の直径1〜5 ミリ位のものを前回と同様に予備加熱したフレーム枠の四周稜線に沿った表面上 の中央部に前述のように貼り付けて仮接着した後に50〜250メッシユ位の荒 いメッシユのステンレススクリーンしゃを設置してしゃ張りをした後に、その上 部からアイロンまたは重量として5〜10キログラムの重さをもつた、長さ10 〜50センチの鋳型ヒーター角棒をのせ、加圧加熱し、スクリーンしゃとフレー ム枠とを順次接合してゆく。これらの加熱プレスの一単位工程のオープンタイ ムは1〜5分として実施する。 (4)加工木製のスクリーン枠の接着表面の幅として10〜50ミリ位の幅があ り、これらの表面上の中心部分にホットメルト樹脂としてポリエステル系樹脂で あるPES−120H(東亜合成)100:10TMPA3A(トリアクリル酸 トリメチロールプロパン)の組成をもつた物を例えば市販のt−ティングホース のアプリケーターから作られ太い紐状のごとき物を使用し、フレーム枠の稜線 にそつた表面の中心部に仮接着固定せしめた後に、ナイロン製スクリーンしゃを のせて目的のテンションまで引っ張り伸度を上昇せしめた後にアイロン又は鋳鉄 型ヒーター角棒にて100〜150℃位まで上昇せしめワンステップ毎に順次加 熱圧着して、スクリーンしゃを接合する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【考案の効果】
本考案のスクリーン印刷版枠は上記の様に構成されているので、溶剤の蒸発によ る作業場の環境汚染防止になると共に特別の排気設備を必要としない、スクリー ンしゃを枠表面から上方向へ容易に剥離でき、版枠の再利用に便利で、かつ経済 的で簡単である。そらに、版枠におけるスクリーンしゃと枠の剥離再利用の際に 、加工化木製、鉄またはアルミニウム製版枠の表面に塗布形成している接着層は 、従来の接着層の様に剥離徐去するのに時間と設備を要することなく、枠表面の 塗膜層を徐去することなく、そのまま版枠表面の塗膜を再利用出来るので、省資 源に役立つ事が出来る。また、エッチングメタルスクリーンしゃの様な金属スク リーン 等の金属フレーム枠への接着固定にも安価で、しかも容易に接着可能とな つた。次にスクリーンしゃと版枠との接着固定に本考案で使用される材料ポリマ ーは、コストの面でも従来のいわゆるボンド接着剤に比較して、そんしょくがな く、保管維持にも従来品のように配慮する心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の接着後のステンシル枠の断面図。
【図2】第2図及び2′図はチューブ状のホットメルト
樹脂を枠表面上に設置した断面図及び斜視図である。
【図3】第3図及び3′図は金属枠上にフィルム状のホ
ットメルト系樹脂を設定した断面図と斜視図である。
【図4】第4図及び4′図は金属枠上に紐状のホットメ
ルト系樹脂を設定した断面図と斜視図を示す。
【符号の説明】
1 金属製版枠、 2 ホットメルト樹脂、 3 スクリーンしゃ、 4 金属版枠、 5 チユーブ状の樹脂、 6 金属版枠、 7 フィルム状の樹脂、 8 金属製版枠、 9 紐状の樹脂、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月26日
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の接着後のステンシル枠の断面図。
【図2】 第2図はチューブ状のホットメルト樹脂を枠
表面上に設置した断面図である。
【図3】 第3図は前項図2の斜視図である。
【図4】 第4図は金属枠上にフィルム状のホットメル
ト系樹脂を 設定した断面図である。
【図5】 第5図は前項図4の斜視図である。
【図6】 第6図は金属枠上に紐状のホットメルト系樹
脂を設定し た断面図である。
【図7】 第7図は前項図6の斜視図である。
【符号の説明】 1 木製品または金属製版枠 2 ホットメルト樹脂 3 スクリーンしゃ(紗) 4 金属版枠 5 チューブ状の樹脂 6 金属版枠 7 フィルム状の樹脂 8 金属製版枠 9 紐状の樹脂
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木製、鉄またはアルミニウムから作られ
    たスクリーン印刷用版元枠の表面にホットメルト系樹脂
    またはホットメルト系樹脂とビニル系モノマーあるいは
    アクリル酸エステル系からなる組成物の塗膜を形成した
    枠上にスクリーンしゃを設定し適宜のテンションでしゃ
    張りをして、その上部から加熱圧着接合したスクリーン
    印刷版枠。
JP4210892U 1992-05-11 1992-05-11 改善されたスクリーン印刷版枠 Pending JPH0591845U (ja)

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JP4210892U JPH0591845U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 改善されたスクリーン印刷版枠

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021011068A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 株式会社ソノコム スクリーン枠の付着物除去方法およびスクリーン枠の付着物除去装置
CN114193911A (zh) * 2021-12-14 2022-03-18 江苏盛矽电子科技有限公司 一种粘接性强的网版及其制作工艺

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