JPH0591811A - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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JPH0591811A
JPH0591811A JP25381291A JP25381291A JPH0591811A JP H0591811 A JPH0591811 A JP H0591811A JP 25381291 A JP25381291 A JP 25381291A JP 25381291 A JP25381291 A JP 25381291A JP H0591811 A JPH0591811 A JP H0591811A
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保徳 浦野
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉葱の茎葉を切断する茎葉処理装置のカッタ
−の交換・保守・点検等を簡単に、かつ、能率よく行う
とともに、安全に行うようにする。 【構成】 収穫機本体1の後端左右部に支持杆13を立設
する。左右の支持杆13の上端部に回動中心軸14を介して
持上げコンベヤ19を有する左右のマスト15を上下方向に
回動自在に支持する。左右のマスト15に荷受台30を昇降
自在に設けるとともに、この荷受台30の昇降部にマスト
15に対する第1のロック装置50を設ける。収穫機本体1
の後端左右部に左右のマスト15の下端部を収穫機本体1
に係脱自在にロックする第2のロック装置59を設ける。
荷受台30を左右のマスト15に沿って昇降させるシリンダ
−装置38を設ける。 【効果】 カッタ−の交換時には茎葉処理装置の後方部
を大きく開放して広い作業スペ−スを確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収穫機に係り、たとえ
ば、玉葱のような収穫物を掘り取り、土をふるい落しな
がら搬送し、収穫物から茎葉を除去した上で収穫物をコ
ンテナ内に収受するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の収穫機としては、たとえ
ば、実公昭62ー28819号公報に記載されているよ
うに、収穫機本体の上部に玉葱を後方に搬送するととも
に、この玉葱の茎葉を切断するカッタ−を後端部に備え
たカッティング装置を設け、このカッティング装置の後
端部に近接してカッティング装置から搬出される玉葱を
持上げる持上げコンベヤを立設固定し、この持上げコン
ベヤの後方部に持上げコンベヤから搬出される玉葱を収
受するコンテナを昇降自在に支持した昇降装置を設けた
構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構成
では、持上げコンベヤはカッティング装置の後端部に近
接して立設固定されているため、持上げコンベヤとカッ
ティング装置の後端部のカッタ−との間隔が狭く、カッ
ティング装置特に後端部のカッタ−の保守・点検・整備
に際しては、これらの作業が極めて困難で多くの手数を
要し、すなわち、カッタ−は消耗品であるため、所定の
使用頻度によって交換する必要があるが、持上げコンベ
ヤとカッティング装置の後端部のカッタ−との間隔が狭
いため、交換を必要とするカッタ−に対して作業者の手
が届きずらい場合が多くカッタ−の交換作業に手間取
り、作業能率上好ましくなく、また、その交換作業に危
険性を伴う、という問題がある。
【0004】そこで、本発明は前記課題に鑑みてなされ
たもので、茎葉処理装置のカッタ−を交換するなど茎葉
処理装置の保全作業に際しては、茎葉処理装置の後方部
を大きく開放して作業スペ−スを確保することができ、
カッタ−の交換を含め茎葉処理装置の保守・点検・整備
作業を容易に、かつ、能率よく、しかも、安全に行うこ
とができる収穫機を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の収穫機は、移動
自在の収穫機本体と、この収穫機本体の上部に設けられ
収穫物を後方に向かって搬送するとともに後端部に茎葉
を切断するカッタ−を備えた茎葉処理装置と、前記収穫
機本体の左右部に相対して立設された左右の支持杆と、
この左右の支持杆の上端部にそれぞれ回動中心軸を介し
て上下方向に回動自在に支持された左右のマストと、こ
の左右のマストの内側部間に設けられ前記茎葉処理装置
から搬出される収穫物を持上げる持上げコンベヤと、前
記左右のマストに昇降自在に設けられ前記持上げコンベ
ヤから搬出される収穫物を収受する荷受台と、この荷受
台を前記マストに沿って昇降させるシリンダ−装置と、
前記荷受台の昇降部に設けられ荷受台を前記マストに対
してロックする第1のロック装置と、前記収穫機本体の
左右部に設けられ前記左右のマストの下端部を収穫機本
体に係脱自在にロックする第2のロック装置と、を具備
したものである。
【0006】
【作用】本発明の収穫機は、収穫機が進行されるととも
に、圃場から順次掘起された収穫物は、順次茎葉処理装
置に搬入されるとともに、この茎葉処理装置にて後方に
向って搬送され後端部に搬送された各玉葱の茎葉は、カ
ッタ−にて順次切断される。また、茎葉を除去した玉葱
は、茎葉処理装置の搬出端部から持上げコンベヤに順次
搬入されて上方に持上げられ、その搬出端部から荷受台
に支持されたコンテナ内に順次搬入されて収受される。
この場合、コンテナは、シリンダ−装置によりマストに
沿って押し上げられた荷受台にて持上げコンベヤの搬出
端部に近づけた状態で支持することにより、コンテナに
対する収穫物の収受落差が小さく、収穫物を損傷するこ
となく収受される。そして、コンテナ内に所定量の収穫
物が収容されたところで、シリンダ−装置を作動して左
右のマストにそって荷受台を下降することにより、荷受
台に支持されたコンテナは収穫物を収容できる状態に設
定される。したがって、コンテナ内に対する収穫物の収
容状態に応じて荷受台を順次下降することにより、コン
テナ内には収穫物を収受落差が小さい状態で収受され収
穫物を損傷することなく順次収容される。
【0007】そうして、収穫物を収容したコンテナを積
下す場合には、シリンダ−装置の作動によってコンテナ
を支持した荷受台を左右のマストにそって所定の積下し
位置まで下降することにより、荷受台上からコンテナを
容易に積下すことができる。つぎに、茎葉処理装置、た
とえば、茎葉処理装置の後端部のカッタ−を交換する場
合には、第1のロック装置を作動し、この第1のロック
装置にて荷受台をマストに沿って上昇しないようにマス
トに対してロックするとともに、第2のロツク装置を作
動し、第2のロック装置にて左右のマストの下端部の収
穫機本体に対するロックを解除する。ついで、シリンダ
−装置を作動しピストンロッドを伸長すると、荷受台を
ロックした左右のマストは、収穫機本体に設けた左右の
支持杆の上端部の回動中心軸を中心として上方に向かっ
て上昇回動されるとともに、この左右のマストの内端部
間に設けた持上げコンベヤが同様に上昇回動され、これ
らが上昇回動されて茎葉処理装置の後方部を大きく開放
した時点でシリンダ−装置の作動を停止する。これによ
り、茎葉処理装置の後方部には作業者が作業し易い広い
スペ−スが確保され、茎葉処理装置のカッタ−の交換作
業が容易になる。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例の構成を説明す
る。
【0009】1は収穫機本体で、この収穫機本体1は、
主フレーム2を有し、この主フレ−ム2の下側部にはク
ローラ3が設けられているとともに、前記主フレーム2
の上部に設けた相対する左右の側枠2a間には茎葉処理装
置4が設けられている。
【0010】この茎葉処理装置4は、収穫物としての玉
葱を後方に向って搬送しながら玉葱の茎葉を下方に向け
て順次整列させる一対を1組として並設されたロ−ラ5
a,5bからなる複数組のロ−ラ群5と、このロ−ラ群5の
各組の一対のロ−ラ5a,5b の後端部において、その一方
のロ−ラ5aの後端部に対して配設された円錐形状の案内
体6を上部に有する回転自在の環状の回転体7と、他方
のロ−ラ5bの後端部に対して配設された円錐形状の案内
体8を上部に有する回転自在の円盤状のカッタ−9とに
より構成されている。
【0011】そして、前記各組のカッタ−9は、それぞ
れの案内体8の支軸10に対して着脱自在に取着されてい
るとともに、前記各組の一方側の前記回転体7に外周部
が接触して回転体7の回転よって連動回転されるように
なっている。しかして、前記ロ−ラ群5の各組一対のロ
−ラ5a,5b は、それぞれ互いに反対方向の内側に向かっ
て回転され、玉葱を後方に向って搬送しながら玉葱の茎
葉を下方に向けて順次整列させるようになっている。ま
た、前記各カッタ−9の後側部に位置して玉葱を後方に
案内するシュ−ト11が設けられている。
【0012】また前記主フレーム2には前記クローラ3
及び前記茎葉処理装置4のロ−ラ群5のそれぞれに出力
して、これらを駆動する駆動装置(図示せず)が設けら
れている。また、前記主フレーム2の前側部から前方部
には、前部から後方の主フレーム2に向って順次、接地
輪、掘起体、コンベヤ、及びこのコンベヤの搬出端部か
ら前記茎葉処理装置4に玉葱を案内するシュートが連設
されている。そして、前記コンベヤは、前記駆動装置に
よって連動回行されるようになっている。
【0013】つぎに、前記主フレーム2上の左右の側枠
2aの後端部にはブラケット12が相対して上方に向かって
一体に突設され、この左右のブラケット12には後上方に
向けてやや傾斜した状態の左右の支持杆13の下端部がそ
れぞれ一体に固着されて立設され、この左右の支持杆13
の上端部には回動中心軸14を介して左右の固定用マスト
15の取付枠16が上下方向に回動自在に軸着されている。
この左右の取付枠16は、前記左右のマスト15の上端近傍
部に固着されて前記支持杆13側に向かって突設され、こ
の左右の取付枠16の突出端部が前記左右の支持杆13の上
端部にそれぞれ前記回動中心軸14を介して回動自在に軸
着されている。
【0014】前記左右の固定用マスト15は、それぞれ上
下方向に長く平行に配設されており、その上端部間には
左右方向に長い水平状に配設された支枠17の両端部が一
体に固着されている。また、前記左右の固定用マスト15
の内側部には上下部に複数の連結金具18がそれぞれ相対
して固着され、この相対する左右上下の連結金具18には
前記茎葉処理装置4の搬出端部から搬出される玉葱を持
上げる持上げコンベヤ19が連結されて支持されている。
この持上げコンベヤ19は、左右部に前記左右上下の連結
金具18に連結された相対するコンベヤフレ−ム20を有
し、この左右のコンベヤフレ−ム20の上端部間には左右
部にスプロケット21を固着した駆動軸22が回転自在に軸
架されているとともに、この左右のコンベヤフレ−ム20
の下端部間には左右部にスプロケット23を固着した回転
軸24が回転自在に軸架され、前記上端左右部のスプロケ
ット21と前記下端左右部のスプロケット23との間には、
左右の無端チェ−ン間に土をふるい落す間隙をおいて多
数の横杆を並設軸架して形成した無端回行体25が回行自
在に懸架され、この無端回行体25の所定位置における横
杆には玉葱を係止して持上げる係止横杆が突設されてい
る。
【0015】つぎに、前記左右の固定用マスト15には上
下部に複数のローラ軸を介してガイドローラがそれぞれ
回転自在に軸架され、この左右上下のガイドロ−ラを介
して前記左右の固定用マスト15には断面コ字形状の昇降
マスト26が昇降自在に嵌挿され、この左右の昇降マスト
26の上端部間及び下端近傍部間にはそれぞれ連結杆27が
横架固定されている。また前記左右の昇降マスト26の上
端近傍部の外側部には支軸28を介して側面視L形状のブ
ラケット29の垂直状部における上端部が上下方向に回動
自在に軸架され、この左右部のブラケット29の水平状部
における端部には荷受台30の上端部が一体に固着支持さ
れている。
【0016】前記荷受台30は、左右部に側面視L形状に
形成された台枠31を有し、この左右部の台枠31の垂直状
部32における上端部が前記左右部のブラケット29に一体
に固着支持されているとともに、この左右部の垂直状部
32は上下部の複数の横杆33にて連結支持されている。そ
して、この左右部の垂直状部32及びこの垂直状部32の下
端部から後方に突出された左右部のフォーク状の水平状
部34にてコンテナ35を支持するようになっている。
【0017】また前記左右の昇降マスト26の上端近傍部
の前側部には一対の取付片36が相対して突設され、この
一対の取付片36間には支軸37を介して第1のシリンダー
装置38のピストンロッド39の上端部が回動自在に軸支さ
れ、この第1のシリンダー装置38の下端部は、前記クロ
ーラ3の枠体40の後端部から突設された取付枠41に支軸
42を介して回動自在に軸支されている。そして、この第
1のシリンダー装置38のピストンロッド39の伸縮により
荷受台30を有する昇降マスト26が固定用マスト15にそっ
て昇降動されるようになっている。
【0018】さらに前記荷受台30の左右部における台枠
31の垂直状部32の前側上部には一対の取付片43が相対し
て突設され、この一対の取付片43間には支軸44を介して
第2のシリンダー装置45のピストンロッド46の上端部が
回動自在に軸支され、この第2のシリンダー装置45の下
端部は一対の固定突片47の先端部間に支軸48を介して回
動自在に軸支されている。そして、この第2のシリンダ
ー装置45のピストンロッド46の伸縮により、昇降マスト
26の荷受台30が支軸28を中心として上下方向に回動され
るようになっている。なお、図中49は左右の固定マスト
15の上端部間に上下方向回動自在に支持されたシュート
である。
【0019】つぎに、荷受台30の昇降部としての前記左
右の昇降マスト26の下側部には、前記左右の固定用マス
ト15の下側部の連結金具18のそれぞれに対して係脱自在
の第1のロック装置50がそれぞれ取着されている。この
第1のロック装置50は、前記左右の昇降マスト26の下側
部に固着されたベ−ス51を有し、この左右のベ−ス51の
内側部には左右に間隔をおいて支板52が相対してそれぞ
れ平行に立設され、この左右の支板52間にロック体53の
基体部を固着した支軸54がそれぞれ回動自在に軸支さ
れ、この左右の支軸54の一端部にはハンドル55がそれぞ
れ形成され、このハンドル55の回動により前記ロック体
53が支軸54を中心として上下方向に回動され、このロッ
ク体53にて荷受台30を前記左右の固定用マスト15に対し
てロックするようになっている。
【0020】前記ロック体53は、上面部には前記固定用
マスト15の下側部の連結金具18の下面部18a に係脱する
係合部56が水平状に形成され、この係合部56の先端下部
には前記連結金具18の下面部18a に対する案内面57が切
欠形成されているとともに、この案内面57に続く下面部
には前記ベ−ス51上に支持される支持面58が水平状に形
成されている。
【0021】つぎに、前記収穫機本体1の主フレ−ム2
の後端左右部には前記左右の固定用マスト15の下端部を
ロックする第2のロック装置59がそれぞれ取着されてい
る。この第2のロック装置59は、前記主フレ−ム2の後
端部の左右上部にはベ−ス60が固着され、この左右のベ
−ス60上には板状のロック体61がそれぞれ垂直状に一体
に固着され、この左右のロック体61の後側上部には後方
側を開放した係止凹部62が形成されている。また、前記
左右のベ−ス60上には前記左右のロック体61の内側部に
位置して間隔をおいて支持板63がそれぞれ垂直状に一体
に固着され、前記左右のロック体61と前記左右の支持板
63との前側部間には支軸64を介してフック体65がそれぞ
れ上下方向に回動自在に軸支されている。
【0022】前記左右のフック体65は、後側下部に前記
ロック体61の係止凹部62に対向する係合凹部66が形成さ
れているとともに、前端部にはハンドル67が前方に向け
て一体に突出されている。また、前記左右のフック体65
の後端下部には巻回したスプリング68の一端部68a がそ
れぞれ係止されているとともに、このスプリング68の他
端部68b が前記支持板63の途中部にそれぞれ係止されて
いる。そして、前記スプリング68にて前記フック体65が
常時下方に向けて付勢され係合凹部66にて係止凹部62を
それぞれ後方から閉じるようになっている。また、前記
左右のロック体61と前記左右の支持板63との前端下部間
には前記フック体65のハンドル67の下降位置を支持する
ストッパ−69が一体に横架されている。
【0023】さらに、前記左右の固定用マスト15の下端
部には連結軸70が水平状に一体に固着され、この左右の
連結軸70は前記左右のロック体61の係止凹部62内にそれ
ぞれ係脱自在に係合されるとともに、前記左右のフック
体65の係合凹部66にてロックされるようになっている。
そして、前記左右の固定用マスト15の下端部をロックし
た状態では左右の固定用マスト15は垂直状に支持される
ようになっている。
【0024】つぎに、前記構成の作用を説明する。
【0025】第1のシリンダー装置38を作動してこのピ
ストンロッド39を伸長すると、コンテナ35を載置した荷
受台30を有する左右部の昇降マスト26が左右部の固定用
マスト15にそって上昇され、コンテナ35の開口部がシュ
ート49の下側部に近接する位置まで上昇された時点で第
1のシリンダー装置38の作動を停止する。ついで第2の
シリンダー装置45を作動してこのピストンロッド46伸長
すると、コンテナ35を載置した荷受台30は支軸28を中心
として図1反時計方向に上昇回動され、この荷受台30が
コンテナ35内にシュート49が挿入される位置まで上昇回
動された時点で第2のシリンダー装置45の作動を停止す
る。
【0026】つぎに、収穫機本体1に設けた駆動装置を
作動して、クローラ3、茎葉処理装置4、コンベヤ及び
持上げコンベヤ19の無端回行体25をそれぞれの方向に向
けて連動駆動する。
【0027】そして、クローラ3の駆動回行により、収
穫機が進行されるとともに、掘起体により圃場の茎葉を
有する玉葱が順次掘起され、この各玉葱は、図1時計方
向に駆動回行されるコンベヤから茎葉処理装置4に順次
搬入される。
【0028】この茎葉処理装置4に搬入された各玉葱
は、この茎葉処理装置4の回転するロ−ラ群5における
一対を1組とする各組のロ−ラ5a,5b 間に分散され、か
つ、この互いに反対方向の内側に向かって回転されるロ
−ラ5a,5b にて後方に向かって順次搬送されながら、こ
れらの茎葉は、ロ−ラ5a,5b 間から下方に引出されて整
列された状態でそれぞれの後端部に搬送される。そし
て、各玉葱は、それぞれのロ−ラ5a,5b の搬出端部から
案内体6,8上に搬入支持されるとともに、これらの玉
葱の茎葉は、案内体6,8間に案内され、かつ、回転体
7とカッタ−9とにより切断除去される。
【0029】また、茎葉が切断除去された玉葱は、シュ
−ト11から図1時計方向に駆動回行される持上げコンベ
ヤ19の無端回行体25の各係止横杆に係止されて持上げら
れ、上方部の搬出端部からシュート49を介してコンテナ
35内に順次搬入収受される。この場合コンテナ35はシュ
ート49を挿入した傾斜状態で支持されているので、収各
玉葱の収受落差が小さく、玉葱を損傷することなく収受
される。そして、傾斜状態でのコンテナ35内に所定量の
玉葱が収容されたところで、第2のシリンダー装置45を
作動してこのピストンロッド46を収縮すると、コンテナ
35を載置した荷受台30は支軸28を中心として図1時計方
向に下降回動され、コンテナ35内に玉葱を収容できる状
態で第2のシリンダー装置45の作動を停止する。
【0030】したがって第2のシリンダー装置45は、コ
ンテナ35内に対する玉葱の収容状態に応じて順次下降回
動することにより、コンテナ35内には玉葱の収容落差を
小さくして玉葱を損傷することなく順次収容される。ま
た、コンテナ35内に対する玉葱の収容状況に応じて第1
のシリンダー装置38を作動してそのピストンロッド39を
収縮することにより、コンテナ35を支持した荷受台30は
左右の昇降マスト26を介して左右の固定用マスト15に沿
って順次下降される。これにより、コンテナ35内には玉
葱の収容落差を小さくして玉葱を損傷することなく順次
収容される。
【0031】つぎに、玉葱を収容したコンテナ35を積下
す場合には、第1のシリンダー装置38を作動してそのピ
ストンロッド39を、さらに収縮することにより、コンテ
ナ35を載置した荷受台30は、左右の昇降マスト26を介し
て左右の固定用マスト15に沿ってさらに下降され、コン
テナ35が所定の積下し位置に下降されたところで第1の
シリンダー装置38の作動を停止する。そしてコンテナ35
を荷受台30から積下す。
【0032】つぎに、茎葉処理装置4、たとえば、茎葉
処理装置4の後端部に対して設けたの各カッタ−9を交
換する場合には、左右の第1のロック装置50において、
それぞれのハンドル55を回動操作して、それぞれのロッ
ク体53を支軸54を中心として、左右の固定用マスト15の
下側部の連結金具18に向かって回動し、この左右のロッ
ク体53の支持面58をベ−ス51上に支持させることによ
り、左右のロック体53が左右の連結金具18の下側部に突
出され、かつ、このロック体53の上面部の係合部56が連
結金具18の下側部18a に対向した状態に突出される。こ
れにより、左右の固定用マスト15に対して左右の昇降マ
スト26がわずかに上昇されることによって、左右の連結
金具18の下側部18a に左右のロック体53の係合部56が係
合し、荷受台35が左右の固定用マスト15に沿って上昇し
ない状態に設定される。
【0033】また、左右の第2のロツク装置59におい
て、それぞれのハンドル67を下方に押動操作すると、そ
れぞれのフック体65が支軸64を中心としてスプリング68
に抗して上方に回動され、この左右のフック体65の係合
凹部66が左右の固定用マスト15の連結軸70から外れ、こ
の左右の連結軸70のロックが解除される。
【0034】ついで、第1のシリンダ−装置38を作動し
ピストンロッド39を伸長すると、左右の固定用マスト15
に沿って左右の昇降マスト26がわずかに上昇され、左右
の連結金具18の下側部18a に左右のロック体53の係合部
56が係合し、荷受台35の左右の昇降マスト26がそれぞれ
の固定用マスト15に沿って上昇しない状態にロックされ
る。
【0035】そして、第1のシリンダ−装置38のピスト
ンロッド39をさらに伸長すると、左右の固定用マスト15
は、収穫機本体1に設けた左右の支持杆13の上端部の回
動中心軸14を中心として上方に向かって上昇回動される
とともに、この左右の固定用マスト15の内端部間に設け
た持上げコンベヤ19が同様に上昇回動され、これらが上
昇回動されて茎葉処理装置4の後方部を大きく開放した
時点で第1のシリンダ−装置38の作動を停止する。ま
た、必要に応じて左右の第2のロック装置と上昇回動し
た左右のマストとの間に棒状の支持体71を着脱自在に連
結し、この左右の支持体71にて左右の固定用マスト15を
支持する。これにより、茎葉処理装置4の後方部には広
い作業スペ−スが開成される。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、茎葉処理装置のカッタ
−を交換するなど茎葉処理装置の保全作業に際しては、
第1のロック装置にて左右のマストに対して荷受台の昇
降部をロックすることにより、荷受台を左右のマストに
沿って上昇しないようにマストの所定位置に確実に保持
することができ、また、第2のロック装置を作動して左
右のマストの下端部の収穫機本体に対するロックを解除
するとともに、シリンダ−装置を作動してピストンロッ
ドを伸長することにより、荷受台及び持上げコンベヤを
備えた左右のマストを収穫機本体に立設した左右の支持
杆の上端部の回動中心軸を中心として確実に上昇回動さ
せることができ、したがって、茎葉処理装置の後方部を
大きく開放して広い作業スペ−スを確実に確保すること
ができ、このため、カッタ−の交換を含め茎葉処理装置
の保守・点検・整備作業を容易に、かつ、能率よく行う
ことができるとともに、これらの作業を安全に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す収穫機の側面図であ
る。
【図2】同上茎葉処理装置のカッタ−機構部を示す側面
図である。
【図3】同上第1のロック装置を示す拡大側面図であ
る。
【図4】同上第2のロック装置を示す拡大側面図であ
る。
【図5】同上茎葉処理装置の後方部を開放した状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 収穫機本体 4 茎葉処理装置 9 カッタ− 13 支持杆 14 回動中心軸 15 マスト 19 持上げコンベヤ 30 荷受台 38 シリンダ−装置 50 第1のロック装置 59 第2のロック装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在の収穫機本体と、この収穫機本
    体の上部に設けられ収穫物を後方に向かって搬送すると
    ともに後端部に茎葉を切断するカッタ−を備えた茎葉処
    理装置と、前記収穫機本体の左右部に相対して立設され
    た左右の支持杆と、この左右の支持杆の上端部にそれぞ
    れ回動中心軸を介して上下方向に回動自在に支持された
    左右のマストと、この左右のマストの内側部間に設けら
    れ前記茎葉処理装置から搬出される収穫物を持上げる持
    上げコンベヤと、前記左右のマストに昇降自在に設けら
    れ前記持上げコンベヤから搬出される収穫物を収受する
    荷受台と、この荷受台を前記マストに沿って昇降させる
    シリンダ−装置と、前記荷受台の昇降部に設けられ荷受
    台を前記マストに対してロックする第1のロック装置
    と、前記収穫機本体の左右部に設けられ前記左右のマス
    トの下端部を収穫機本体に係脱自在にロックする第2の
    ロック装置と、を具備したことを特徴とする収穫機。
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