JPH0591758A - インバータ装置および照明器具 - Google Patents

インバータ装置および照明器具

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JPH0591758A
JPH0591758A JP3243692A JP24369291A JPH0591758A JP H0591758 A JPH0591758 A JP H0591758A JP 3243692 A JP3243692 A JP 3243692A JP 24369291 A JP24369291 A JP 24369291A JP H0591758 A JPH0591758 A JP H0591758A
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JP
Japan
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switching element
transistor
main switching
current
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3243692A
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English (en)
Inventor
Hajime Osaki
肇 大崎
Tsutomu Kakiya
勉 垣谷
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPH0591758A publication Critical patent/JPH0591758A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動トリガ電流を確実に主スイッチング素子
に入力し、確実に主トランジスタをオンさせることがで
きるインバータ装置を提供する。 【構成】 電圧−周波数変換回路12で電界効果トランジ
スタQ3,Q4を制御する。直流電源Eの直流出力をトラン
ジスタQ1,Q2を発振させ、高周波交流を誘起させ、蛍光
ランプFL1 ,FL2 を点灯させる。電圧−周波数変換回路
12では、電界効果トランジスタQ3,Q4のゲートに、矩形
波パルスを印加する。パルス電圧を電界効果トランジス
タQ4に印加し、このパルス電圧がオフしている期間に、
パルス電流をトランジスタQ5に供給し、起動トリガ電流
を発生させる。起動トリガ電流の発生時には電界効果ト
ランジスタQ4をオンさせず、起動トリガ電流をトランジ
スタQ2のベースに供給して、確実にトランジスタQ2をオ
ンさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、確実に起動を行なうこ
とができるインバータ装置および照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータ装置は、たとえば主ス
イッチング素子となるたとえば主トランジスタのベース
に起動用の起動トリガ電流を供給する起動トリガ回路が
接続されるとともに、このトランジスタのベース・エミ
ッタ間に補助スイッチング素子としてのたとえば補助ト
ランジスタのエミッタ・コレクタを接続したものが知ら
れている。
【0003】そして、起動時には、起動トリガ回路から
の起動トリガ電流により主トランジスタを起動し、起動
後は補助トランジスタの動作に従い主トランジスタの制
御を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の場合、起動トリガ回路がトリガ電流を発生してい
る際に、補助トランジスタがオンしてしまうとトリガ電
流が補助トランジスタにバイパスされ、主トランジスタ
が起動できない場合が生ずることがあるという問題を有
している。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、トリガ電流が確実に主スイッチング素子に入力さ
れ、確実に主トランジスタをオンさせることができるイ
ンバータ装置および照明器具を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインバー
タ装置は、直流電源の直流を高周波交流に変換するイン
バータ回路の発振を行なわせる主スイッチング素子と、
この主スイッチング素子の信号電極に接続され主スイッ
チング素子のスイッチングを制御する補助スイッチング
素子と、前記主スイッチング素子の信号電極に接続され
この信号電極に起動トリガ電流を与えるトリガ回路と、
前記トリガ回路が起動トリガ電流を出力しているとき前
記補助スイッチング素子をオフさせる制御手段とを具備
したものである。
【0007】請求項2記載のインバータ装置は、直流電
源の直流を高周波交流に変換するインバータ回路の発振
を行なわせる主スイッチング素子と、この主スイッチン
グ素子の信号電極に接続されこの信号電極に起動トリガ
電流を与えるトリガ回路と、前記主スイッチング素子の
信号電極に接続されたインピーダンス素子と、このイン
ピーダンス素子を介して前記主スイッチング素子の信号
電極に接続された主スイッチング素子のスイッチングを
制御する補助スイッチング素子とを具備したものであ
る。
【0008】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載のインバータ装置を器具本体に収納し、このイ
ンバータ装置に電気的に接続されるとともに前記器具本
体に取り付けられる放電ランプを点灯させるものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1記載のインバータ装置は、制御手段は
トリガ回路が起動トリガ電流を出力しているとき補助ス
イッチング素子をオフさせるため、起動トリガ電流は補
助スイッチング素子に流れず、主スイッチングの信号電
極に流れるので、確実に主スイッチングをオンできる。
【0010】請求項2記載のインバータ装置は、補助ス
イッチング素子が、インピーダンス素子を介して主スイ
ッチング素子の信号電極に接続されたことにより、たと
え起動トリガ電流が補助スイッチング素子のオン時に供
給されてもインピーダンス素子があるため、ほとんどが
主スイッチング素子の信号電極に供給されるので、確実
に主スイッチング素子をオンできる。
【0011】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載のインバータ装置を器具本体に収納し、このイ
ンバータ装置に電気的に接続されるとともに前記器具本
体に取り付けられる放電ランプを点灯させるため、確実
に主スイッチング素子をオンできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】図2において、1は金属性の中空箱型に形
成された器具本体で、この器具本体1の下面には斜め方
向に2面に亘って反射面2,2が形成され、これらそれ
ぞれの反射面2,2の長手方向の両端には、それぞれ一
対のランプソケット3,3が対向して取り付けられ、こ
れらランプソケット3,3間には、放電ランプとしての
直管型の蛍光ランプFL1 ,FL2 が電気的かつ機械的に挟
持接続されている。また、器具本体1内には、蛍光ラン
プFL1 ,FL2 を点灯させる電気回路4が収納されてい
る。
【0014】次に、この電気回路4の回路構成を図1を
参照して説明する。
【0015】図1において、Eは直流電源で、この直流
電源Eには直流を高周波交流に変換する電源回路として
のインバータ回路11が接続されている。
【0016】このインバータ回路11は、直流電源Eの両
端間に主スイッチング素子としてのトランジスタQ1,Q2
のコレクタ・エミッタを接続する。そして、これらトラ
ンジスタQ1,Q2のベース・エミッタ間には、補助スイッ
チング素子としての電界効果トランジスタQ3,Q4のソー
ス・ドレインが接続されている。そして、電界効果トラ
ンジスタQ4のゲートには、制御回路としての電圧−周波
数変換回路12が接続され、電界効果トランジスタQ3のゲ
ートには、レベルシフト回路13を介した電圧−周波数変
換回路12が接続されている。また、電界効果トランジス
タQ3,Q4のソース・ドレイン間には、抵抗R1,R2および
トランスTr1 の制御巻線Tr1b,Tr1cの直列回路が接続さ
れている。
【0017】さらに、直流電源Eの両端子間には、抵抗
R3、コンデンサC1およびトランジスタQ5のコレクタ・エ
ミッタの直列回路が接続され、このトランジスタQ5のベ
ース・エミッタ間に抵抗R4が接続されるとともに、トラ
ンジスタQ5のベースは抵抗R5を介して電圧−周波数変換
回路12に接続されている。また、抵抗R3およびコンデン
サC1の接続点は、ダイオードD1を介して、トランジスタ
Q1のエミッタおよびトランジスタQ2のコレクタに接続さ
れるとともに、ダイアックDaを介してトランジスタQ2の
ベースに接続されている。そして、これら抵抗R3、コン
デンサC1およびトランジスタQ5でトリガ回路を構成して
いる。
【0018】また、直流電源Eの両端子間には、分圧用
のコンデンサC2,C3が接続され、これらコンデンサC3,
C4の接続点には、インバータトランスTr2 の一次巻線Tr
2aの一端が接続され、この一次巻線Tr2aの他端はトラン
スTr1 の入力巻線Tr1aを介して、トランジスタQ1のエミ
ッタおよびトランジスタQ2のコレクタに接続されてい
る。
【0019】さらに、インバータトランスTr2 の二次巻
線Tr2bの両端には、直列に接続された蛍光ランプFL1 ,
FL2 の両端のフィラメントFL1a,FL2bが接続され、蛍光
ランプFL1 ,FL2 の中央のフィラメントFL1b,FL2aは互
いに接続されている。また、インバータトランスTr2 の
フィラメント巻線FL2cは蛍光ランプFL1 のフィラメント
FL1aに接続され、フィラメント巻線FL2dは蛍光ランプFL
1 のフィラメントFL1bおよび蛍光ランプFL2 のフィラメ
ントFL2aに接続され、フィラメント巻線FL2eは蛍光ラン
プFL2 のフィラメントFL2bに接続されている。
【0020】また、蛍光ランプFL1 の両端のフィラメン
トFL1a,FL1b間、および、蛍光ランプFL2 の両端のフィ
ラメントFL2a,FL2b間には、それぞれ始動用のコンデン
サC5,C6が接続されている。
【0021】さらに、蛍光ランプFL1 の両フィラメント
FL1a,FL1b間には、低温時に蛍光ランプの管壁に複数の
縞模様が生じるストライエーションを防止するストライ
エーション防止回路15が接続され、このストライエーシ
ョン防止回路15はダイオードD2、抵抗R6,R7およびサー
ミスタThの直列回路にて構成されている。
【0022】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0023】まず、電圧−周波数変換回路12で電界効果
トランジスタQ3,Q4を制御することにより、直流電源E
の直流出力をトランジスタQ1,Q2を発振させ、高周波交
流を誘起させ、蛍光ランプFL1 ,FL2 を点灯させる。
【0024】また、電圧−周波数変換回路12では、電界
効果トランジスタQ3,Q4のゲートに、矩形波パルスを印
加する。そして、図3(a)に示すパルス電圧を電界効
果トランジスタQ4に印加し、図3(b)に示すパルス電
流をトランジスタQ5に供給し、図3(c)に示すように
起動トリガ電流を発生させる。すなわち、図3(a)お
よび図3(c)に示すように、起動トリガ電流の発生時
には電界効果トランジスタQ4をオンさせず、起動トリガ
電流をトランジスタQ2のベースに供給して、確実にトラ
ンジスタQ2をオンさせる。
【0025】また、ストライエーション防止回路15で
は、ランプ電流を非対称にしてストライエーションを防
止する。
【0026】また、他の実施例を図4を参照して説明す
る。
【0027】この図4に示す実施例は、図1に示すトリ
ガ回路14からトランジスタQ5を取り除くとともに、トラ
ンジスタQ2のベースと電界効果トランジスタQ4のドレイ
ンとの間に、インピーダンス素子としての抵抗R11 を接
続したものである。
【0028】したがって、この図4に示す実施例によれ
ば、トリガ回路14から起動トリガ電流が出力された際
に、たとえ電界効果トランジスタQ4がオンしていても、
抵抗R11 を有しているために、起動トリガ電流のほとん
どはトランジスタQ2のベースに供給されるので、確実に
トランジスタQ2を起動させることができる。
【0029】なお、主スイッチング素子および補助スイ
ッチング素子はそれぞれバイポーラトランジスタ、電界
効果トランジスタの他のスイッチング素子であってもよ
い。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載のインバータ装置によれ
ば、制御手段はトリガ回路が起動トリガ電流を出力して
いるとき補助スイッチング素子をオフさせるため、起動
トリガ電流は補助スイッチング素子に流れず、主スイッ
チングの信号電極に流れるので、確実に主スイッチング
をオンできる。
【0031】請求項2記載のインバータ装置によれば、
補助スイッチング素子が、インピーダンス素子を介して
主スイッチング素子の信号電極に接続されたことによ
り、たとえ起動トリガ電流が補助スイッチング素子のオ
ン時に供給されてもインピーダンス素子があるため、ほ
とんどが主スイッチング素子の信号電極に供給されるの
で、確実に主スイッチング素子をオンできる。
【0032】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1または2記載のインバータ装置を器具本体に収納し、
このインバータ装置に電気的に接続されるとともに前記
器具本体に取り付けられる放電ランプを点灯させるた
め、確実に主スイッチング素子をオンできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ装置の一実施例を示す回路
図である。
【図2】同上照明器具の外観を示す斜視図である。
【図3】同上動作を示す波形図である。 (a) 電界効果トランジスタQ4のゲート電圧波形図 (b) トランジスタQ5のゲート電流波形図 (c) トリガ回路14の起動トリガ電流波形図
【図4】他の実施例のインバータ装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 器具本体 11 インバータ回路 12 制御回路としての電圧−周波数変換回路 14 トリガ回路 FL1 ,FL2 放電ランプとしての蛍光ランプ Q1,Q2 主スイッチング素子としてのトランジスタ Q3,Q4 補助スイッチング素子としての電界効果トラ
ンジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の直流を高周波交流に変換する
    インバータ回路の発振を行なわせる主スイッチング素子
    と、 この主スイッチング素子の信号電極に接続され主スイッ
    チング素子のスイッチングを制御する補助スイッチング
    素子と、 前記主スイッチング素子の信号電極に接続されこの信号
    電極に起動トリガ電流を与えるトリガ回路と、 前記トリガ回路が起動トリガ電流を出力しているとき前
    記補助スイッチング素子をオフさせる制御手段とを具備
    したことを特徴としたインバータ装置。
  2. 【請求項2】 直流電源の直流を高周波交流に変換する
    インバータ回路の発振を行なわせる主スイッチング素子
    と、 この主スイッチング素子の信号電極に接続されこの信号
    電極に起動トリガ電流を与えるトリガ回路と、 前記主スイッチング素子の信号電極に接続されたインピ
    ーダンス素子と、 このインピーダンス素子を介して前記主スイッチング素
    子の信号電極に接続された主スイッチング素子のスイッ
    チングを制御する補助スイッチング素子とを具備したこ
    とを特徴としたインバータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のインバータ装置
    を器具本体に収納し、このインバータ装置に電気的に接
    続されるとともに前記器具本体に取り付けられる放電ラ
    ンプを点灯させることを特徴とした照明器具。
JP3243692A 1991-09-24 1991-09-24 インバータ装置および照明器具 Pending JPH0591758A (ja)

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