JPH0591603U - 視標指示装置 - Google Patents

視標指示装置

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JPH0591603U
JPH0591603U JP4454492U JP4454492U JPH0591603U JP H0591603 U JPH0591603 U JP H0591603U JP 4454492 U JP4454492 U JP 4454492U JP 4454492 U JP4454492 U JP 4454492U JP H0591603 U JPH0591603 U JP H0591603U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、視標の指示を瞬時に行うことがで
き、かつ、検眼の正確性を期すことが可能な視標指示装
置1を提供する。 【構成】 本考案は、任意の行及び列に亘って視標を表
示する視力表表示装置3の視標表示領域の回りに配置し
た不透明である程度光を透過する材料により形成した枠
体4と、この枠体4に前記視標の行及び列に対応する状
態で内蔵されるとともに、各々点灯状態では対応する枠
体4の内面部分を各々照射しその外面部分を明るくする
所要数の光源とを具備し、点灯した光源に対応する枠体
4外面部分の変化により対応する行,列の視標を指示す
るようにした。この構成により、視標の指示を瞬時に、
かつ、融像刺激等を与えること無く行うことができ、か
つ、検眼の正確性を期すことが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、視標指示装置に関し、より詳しくは、自覚式の検眼装置に用いられ る視力表表示装置に適用して好適な視標指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自覚式の検眼装置に用いられる視力表表示装置として図19に示すもの が知られている。
【0003】 同図に示す視力表表示装置100は、本体101の前面の開口部にランドルト マーク等の視標103を複数の行及び列に亘って表示したチャート102を切替 え可能に配置するとともに、このチャート102の前面に検眼に供する特定の行 又は列の視標103のみを露出させ、他の視標103を遮蔽するマスク板104 を配置している。
【0004】 しかしながら、この視力表表示装置100の場合、マスク板104を用いて検 眼に供する視標103を指示するものであるため、被検者の視野を狭めてしまう とともに、マスク板104を瞬時に移動することは不可能で(例えば、最上段で あれば迅速に視標103を指示できるが、2段目,3段目となると徐々にマスク 板104を移動しなければならない。)、自覚式検眼の進行が遅くなるという問 題があった。
【0005】 また、上述したマスク板104の代りに、指示ランプを用いた構成のものもあ るが、指示ランプの点灯により検眼に供する特定の行又は列の視標103を瞬時 に指定したのでは、両眼視テスト等の際に融像刺激になってしまい、正確な自覚 式検眼を行うことができないという問題があった。
【0006】 尚、視力表表示装置としては、上述した場合の他、内部照明を備えた壁掛け式 のものも知られているが、このような視力表表示装置では視標の指示手段を具備 しないのが通常である。
【0007】 さらに、紙製の視力表表示装置の場合には、視標の指示手段が無いことが当然 のこととなっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来においては、視標を指示する指示手段が適切でなく自覚 式検眼の進行が遅くなったり、検眼に悪影響を与えたりするという問題があった 。
【0009】 そこで、本考案は、所望の視標の指示又は表示を瞬時に行うことができ、検眼 の正確性を期すことが可能な視標指示装置を提供することを目的とするものであ る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の視標指示装置は、任意の行及び列に亘って視標を表示する視力 表表示装置の視標表示領域の回りに配置した不透明である程度光を透過する材料 により形成した枠体と、この枠体に前記視標の行及び列に対応する状態で内蔵さ れるとともに、各々点灯状態では対応する枠体の内面部分を各々照射しその外面 部分を明るくする所要数の光源とを具備し、点灯した光源に対応する枠体外面部 分の変化により対応する行,列の視標を指示するようにしたものである。
【0011】 請求項2記載の視標指示装置は、任意の行及び列に亘って視標を表示する視力 表表示装置の視標表示領域に対応する開口を有する枠体と、この枠体の開口に臨 むマスク板を行方向,列方向又は行方向及び列方向の双方に変位可能に配置した 視標遮蔽手段とを具備し、前記視力表表示装置による任意の行及び列に亘る視標 の表示に連動して視標遮蔽手段のマスク板を変位させ所望の行,列又は単独の視 標のみを外方に露出させるようにしたものである。
【0012】
【作用】
上述した構成の視標指示装置の作用を以下に説明する。
【0013】 請求項1記載の視力表表示装置の視標表示領域の回りに配置した枠体に内蔵さ れ、視標の行及び列に対応する配置の所要数の光源のうち、いずれかの行及び列 に対応する光源を点灯すると、これらの光源は不透明である程度光を透過する材 料により形成した枠体の対応する内面部分を各々照射しその反対側の外面部分を 他の部分よりも明るくする。
【0014】 この結果、枠体外面部分の変化により対応する行,列の視標を指示でき、被検 者は視覚により指示された視標のみを視認して検眼を行うことができる。
【0015】 点灯する光源を次々と代えることにより、被検者に対し瞬時に検眼に供すべき 視標を指示できる。
【0016】 また、各光源は不透明な枠体に内蔵され、点灯状態でも対応する枠体の外面部 分が明るくなるだけなので、両眼視テスト等の際に融像刺激を被検者に与えるこ とはなく、検眼の正確性を期すことができる。
【0017】 請求項2記載の視標指示装置における視標遮蔽手段のマスク板を、任意の行及 び列に亘って視標を表示する視力表表示装置の視標表示領域に対応する開口にお いて、前記視力表表示装置による任意の行及び列に亘る視標の表示に連動して変 位させることで、所望の行,列又は単独の視標のみを外方に露出させることがで き、被検者は視覚により露出した視標のみを視認して検眼を行うことができ、検 眼の正確性を期すことができる。
【0018】
【実施例】
以下に本考案の第1の実施例を詳細に説明する。
【0019】 図1は、本実施例の視標指示装置1を含む自覚式検眼装置10の全体構成を示 すものである。
【0020】 前記視標指示装置1は、4行及び4列に亘って合計16個の視標2を表示する 視力表表示装置3の視標表示領域の回りに配置した不透明である程度光を透過す る材料、例えば乳白色の合成樹脂材料により全体形状が直方体状に形成した枠体 4を具備している。この枠体4は、図2,図3に示すように、表面に視標2の表 示領域に対応する開口部5を具備するとともに、この開口部5の左右,上下を囲 む各辺部の裏側に各々前記視標の各行及び各列に対応する合計16個のLED6 a乃至6h,LED7a乃至7hからなる光源群を配置している。
【0021】 即ち、前記LED6a乃至6hは、行指示用で、LED6a乃至6dは前記枠 体4の開口部5の左側内部に、前記LED6e乃至6hは枠体4の開口部5の右 側内部に、各々視標2の各行に対応する配置で前記開口部5と同様な開口部9を 有する背面指示板8に取り付けている。
【0022】 また、前記LED7a乃至7hは、列指示用で、LED7a乃至7dは枠体4 の開口部5の上側に、前記LED7e乃至7hは枠体4の開口部5の左側に、各 々視標2の各列に対応する配置で前記開口部5と同様な開口部9を有する背面指 示板8に取り付けている。
【0023】 尚、図3中、4aは枠体4を視力表表示装置3の全面に装着するための装着片 である。
【0024】 さらに、前記自覚式検眼装置10は、視力表表示装置3と5m離隔した位置に 配置される検眼テーブル11と、この検眼テーブル11に設けた支柱12及びア ーム13により支持された自覚式の検眼手段14と、検眼テーブル11上に配置 したワイヤレスで自覚式検眼装置10全体の操作を行う操作手段としてのリモー トコントローラ15とを具備している。このリモートコントローラ15の上面に は、各種操作入力を行うキー部16と、各種情報を表示する表示部17とを設け ている。
【0025】 次に、自覚式検眼装置10の制御系について図4を参照して説明する。
【0026】 自覚式検眼装置10は、動作プログラムを格納したプログラムメモリ22と、 全体の制御を行うCPU21とからなる制御手段20を具備している。
【0027】 そして、前記CPU21に前記検眼手段14と、視力表表示手段3と、検眼情 報の記憶を行う記憶部23と、前記リモートコントローラ15との間で信号の送 受を行うインターフェース24とを接続している。
【0028】 さらに、前記CPU21に、前記リモートコントローラ15からの指示信号に 基づくCPU21の制御の基に前記視標指示装置1のLED7a乃至7hの個別 的な点灯制御を行う点灯制御部25を接続している。
【0029】 次に、前記視標指示装置1の作用を図5乃至図7をも参照して説明する。
【0030】 被検者が前記検眼手段14を覗く状態にして、自覚式検眼を開始する。
【0031】 検者は、リモートコントローラ15のキー部16から、自覚式検眼に供すべき 視標、例えば、最初に1行,1列の視標を特定する操作を行う。この検者の操作 に基づき、リモートコントローラ15は1行,1列の視標を特定する指示信号を 前記インターフェース24を介してCPU21に送る。このとき、リモートコン トローラ15の表示部17にはCPU21の制御基に図7に示すように「1行, 1列」の文字が表示されるので、検者は視標を認識しながら自覚式の検眼を進行 できる。
【0032】 前記指示信号に基づくCPU21の制御の基に前記点灯駆動部25は視標指示 装置1の一行を指示するLED6aと、一列を指示するLED7aとを点灯する 。
【0033】 点灯したLED6a,LED7aは、乳白色の枠体4の対応する内面部分を各 々照射し、その反対側の外面部分を図5にクロス斜線を付して示すように他の部 分よりも明るくする。
【0034】 この結果、被検者は枠体4の外面部分の変化により対応する1行,1列の視標 を直ちに視認できる。
【0035】 また、検者が1行,3列の視標を特定する操作を行うと、上述した場合と同様 な動作の基にLED6a,LED7cが点灯し、枠体4の対応する外面部分を図 6にクロス斜線を付して示すように他の部分よりも明るくする。
【0036】 このようにして点灯する光源を次々と代えることにより、被検者に対し瞬時に 検眼に供すべき視標を指示できる。
【0037】 また、各LED6a乃至6h,7a乃至7hは、不透明な枠体4に内蔵され、 点灯状態でも対応する枠体4の外面部分が明るくなるだけなので、両眼視テスト 等の際に融像刺激を被検者に与えることはなく、検眼の正確性を期すことができ る。
【0038】 図8は、変形例としてのリモートコントローラ15Aを示す。
【0039】 このリモートコントローラ15Aは、キー部16,表示部17の回りに、前記 LED6a乃至6h,LED7c乃至7hに対応する配置で光源点灯スイッチ3 1a乃至31h,32a乃至32hを設けたものである。このリモートコントロ ーラ15Aによれば、各光源点灯スイッチ31a乃至31h,32a乃至32h を選択的に押すことで、上述した場合と同様に被検者に対し瞬時に検眼に供すべ き視標を指示できる。
【0040】 図9は、前記視標指示装置1を投影式の視力表表示装置40におけるスクリー ン41に取り付ける状態を示すものである。
【0041】 また、図10は、壁51に貼り付けた紙製の視力表表示装置50に前記視標指 示装置1を配置する場合を示すものである。
【0042】 このように、本実施例の視標指示装置1は、既存の視力表表示装置3,40, 50に容易に適用でき、適用範囲が広いという利点もある。
【0043】 次に図11乃至図14を参照して本考案の第2の実施例を説明する。
【0044】 図11は第2の実施例の視標指示装置1Aを含む自覚式検眼装置10Aの全体 構成を示すものである。
【0045】 自覚式検眼装置10Aは、視標指示装置1Aを取り付けた視力表表示装置3か ら5m離隔した位置に配置される検眼テーブル11と、この検眼テーブル11に 設けた支柱12及びアーム13により支持された自覚式の検眼手段14と、検眼 テーブル11上に配置したワイヤレスで自覚式検眼装置10A全体の操作を行う 操作手段としてのリモートコントローラ85とを具備している。
【0046】 前記視標指示装置1Aは、図12にも示すように、視力表表示装置1Aの視標 表示領域に対応する開口55を有する箱形状の枠体56と、この枠体56の開口 55に臨む合計4枚のマスク板57a,57b,58a,58bを行方向、列方 向又は行方向及び列方向の双方に変位可能に配置した視標遮蔽手段59と、枠体 56の表面に取り付けたリモートコントローラ85からの光操作信号を受光する 第1の受光部60と、前記枠体56を視力表表示装置1Aの上部に係止するフッ ク61とを具備している。
【0047】 第1の受光部60を取り付けた枠体56の領域には、光透過穴62が穿設され 、光透過穴62に対応する視力表表示装置1Aの表面領域にリモートコントロー ラ85からの光操作信号を受光する第2の受光部63を取り付けている。
【0048】 前記視標遮蔽手段59は、図13に示すように、垂直配置のマスク板57a, 57bの背面に各々取り付けたラック65a,65bを第1,第1,第2の横駆 動モータ66a,66bに取り付けたピニオン67a,67bに噛合し、第1, 第2の横駆動モータ66a,66bの駆動力によりマスク板57a,57bを横 方向(列方向)に駆動するようになっている。
【0049】 また、水平配置のマスク板58a,58bの背面に各々取り付けたラック68 a,68bを第1,第2の縦駆動モータ71a,71bに取り付けたピニオン7 0a,70bに噛合し、第1,第2の縦駆動モータ71a,71bの駆動力によ りマスク板58a,58bを縦方向(行方向)に駆動するようになっている。
【0050】 図14は、自覚式検眼装置10Aの制御系を示すものであり、動作プログラム を格納したプログラムメモリ22と、全体の制御を行うCPU21とからなる制 御手段20を具備している。
【0051】 そして、前記CPU21に前記検眼手段14と、検眼情報の記憶を行う記憶部 23とを接続している。
【0052】 また、前記CPU21に視力表表示手段3の第2の受光部63及び視力表駆動 部3aと、視力表指示装置1Aの第1の受光部60及び視標遮蔽手段59を接続 している。
【0053】 次に、前記リモートコントローラ85について図15,図16を参照して説明 する。
【0054】 このリモートコントローラ85は、タッチパネル式の操作表示部86を表面に 具備するとともに、一方の端部に赤外線の操作信号を外部に発光する発光素子8 4を設けた構成となっている。操作表示部86は、例えば、行を指示するタッチ パネル式の4個の行釦87a乃至87dと、列を指示するタッチパネル式の4個 の列釦88a乃至88dと、四角形状で行釦87a乃至87d、列釦88a乃至 88dに対応して最大限4行4列に亘って視標を表示し、また、表示した視標が 押下されたとき対応する信号を送出するタッチパネル式の行列操作表示部89と を具備している。
【0055】 図16は、リモートコントローラ85の制御系を示すものであり、全体の制御 を行う遠隔制御手段91に、行列操作表示部89に表示する各種の視標のパター ンを格納した視標パターンメモリ92と、前記行釦87a乃至87d、列釦88 a乃至88dと、行列操作表示部89とを接続している。
【0056】 また、遠隔制御手段91に前記行釦87a乃至87d、列釦88a乃至88d 、行列操作表示部89の操作に基づき、いずれかの行、いずれかの列、いずれか 特定の一個又は複数個の視標を露出させるマスク操作信号を生成するマスク操作 信号生成部93と、前記行釦87a乃至87d、列釦88a乃至88dの操作に 基づき任意数の行,列に亘る視標を表示させるための視標操作信号を生成する視 標操作信号生成部94とを接続している。
【0057】 そして、マスク操作信号と視標操作信号とを信号処理部95により重畳し、こ れを発光素子84から前記視力表表示装置3に向けて送るようになっている。
【0058】 次に、前記視力表指示装置1Aの動作を主にして説明する。
【0059】 例えば、前記行列操作表示部89に4行4列のランドルトマークからなる視標 群を表示した状態で、前記リモートコントローラ85の行釦87aのみを押した ものとする。
【0060】 このとき、行列操作表示部89の行釦87aに対応する行(第1行)の視標群 は遠隔制御手段91の制御の基に図15に斜線で示すように他の視標群と異なる 表示態様(例えば点滅状態)になるとともに、前記視標操作信号生成部94は行 釦87aに対応する行の視標群を表示するための視標操作信号を生成する。また 、マスク操作信号生成部93は、行釦87aに対応する行の視標群のみを露出す るためのマスク操作信号を生成する。これらマスク操作信号と視標操作信号とは 信号処理部95により重畳され、発光素子84により操作信号として前記視力表 表示装置3に向けて送られる。
【0061】 前記視力表表示装置3に取り付けた視標指示装置1Aの第1の受光部60は発 光素子84からの操作信号を受光し電気信号に変換して制御手段20に送る。
【0062】 また、視力表表示装置3の第2の受光部63は、枠体56の光透過穴62を透 過してきた操作信号を受光し電気信号に変換して制御手段20に送る。
【0063】 これにより、制御手段20の制御の基に視力表表示装置3の視力表駆動部3a は前記行釦87aに対応する行の視標群を付した視力表を視標表示領域に臨ませ る。
【0064】 一方、視標指示装置1Aの視標遮蔽手段59は、制御手段20の制御の基に前 記マスク板58a,58bを変位させ、行釦87aに対応する行の視標群のみを 開口55に露出させる。尚、このときマスク板57a,57bは開口55から最 も退避した位置とする。
【0065】 これにより、被検者は行釦87aに対応する行の視標群のみを視認して検眼を 行うことができ、検眼の正確性を期すことができる。
【0066】 以上の動作は、行釦87aに対応する行の視標群のみを開口55に露出させる 場合であるが、他の行釦87b乃至87dを操作した場合、列釦88a乃至88 dを操作した場合もそれぞれ対応する行又は列の視標群のみを開口55に露出さ せることができる。
【0067】 また、前記行列操作表示部89に表示されている特定の一つの視標を押下した 場合には、上述した場合と同様な動作の基にマスク板57a,57b、マスク板 58a,58bが変位し特定の一つの視標のみを開口55に露出させることがで きる。
【0068】 尚、前記視標指示装置1A,視力表表示装置10Aの場合、マスク操作信号と 視標操作信号とは信号処理部95により重畳され、発光素子84により第1,第 2の受光部60,63に送るようにしたが、視標指示装置1Aによりマスク操作 信号と視標操作信号とからなる操作信号を中継方式で視力表表示装置10Aに送 ったり、この逆の信号伝送経路を採用したりすることも可能である。
【0069】 また、上述した視標指示装置1Aの場合、フック61により既存の視力表表示 装置に容易に取り付けることができるとともに、この際、既存のリモートコント ローラを前記リモートコントローラ85に取り替えることで、上述した場合と同 様な作用,効果を発揮させることができる。
【0070】 図17は、投影式の視力表表示装置10Bを示すものであり、各種の視標を円 形状に配列した視標板96と、この視標板96と同心配置で各種のマスク部97 を円形状に配列したマスク板98と、光源78と、投影光学系79とを具備する 構成である。
【0071】 このように構成の視力表表示装置10Bによっても、視標板96,マスク板9 8の適切な回転制御により図18に示すようにマスク部97により例えば1行の 視標のみを露出させる状態に投影でき、既述した場合と同様な作用を発揮させる ことができる。
【0072】 本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種 々の変形が可能である。
【0073】 例えば、前記視力表指示装置1Aの場合、視力表表示装置10Aの視標がロー ル式のときに、所望の視標が視標表示領域に出るまでマスク板57a,57b、 マスク板58a,58bをそれぞれ閉じた状態としておき、所望の視標が視標表 示領域に出た段階でマスク板57a,57b、マスク板58a,58bを各々開 いて当該視標を開口55に露出させるようにすることもできる。
【0074】
【考案の効果】
以上詳述した請求項1記載の考案によれば、上述した構成としたので、視標の 指示を瞬時に、かつ、融像刺激等を与えること無く行うことができ、かつ、検眼 の正確性を期すことが可能な視標指示装置を提供することができる。
【0075】 また、請求項2記載の考案によれば、上述した構成としたので、所望の行,列 、又は所望の特定の視標のみを速やかに露出させることができ、検眼の正確性を 期すことが可能な視標指示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の視標指示装置を含む自
覚式検眼装置の斜視図
【図2】本実施例装置の拡大図
【図3】本実施例装置の拡大断面図
【図4】本実施例装置の制御系を示すブロック図
【図5】本実施例装置の使用状態の部分図
【図6】本実施例装置の使用状態の部分図
【図7】本実施例装置のリモートコントローラの表示態
様を示す平面図
【図8】本実施例装置のリモートコントローラの他例を
示す平面図
【図9】本実施例装置を投影式の視力表表示装置に取り
付けた状態を示す斜視図
【図10】本実施例装置を紙製の視力表表示装置に取り
付けた状態を示す斜視図
【図11】本考案の第2の実施例の視標指示装置を含む
自覚式検眼装置の斜視図
【図12】本考案の第2の実施例の視標指示装置の拡大
斜視図
【図13】本考案の第2の実施例の視標指示装置の内部
構成図
【図14】図11に示す自覚式検眼装置の制御系を示す
ブロック図
【図15】図11に示す自覚式検眼装置のリモートコン
トローラを示す平面図
【図16】図11に示す自覚式検眼装置のリモートコン
トローラを制御系を示すブロック図
【図17】本考案の応用例の分解斜視図
【図18】本考案の応用例の動作を示す説明図
【図19】従来例の斜視図
【符号の説明】
1 視標指示装置 1A 視標指示装置 3 視力表表示装置 4,56 枠体 6a乃至6h LED 7a乃至7h LED 10 自覚式検眼手段 55 開口 57a マスク板 57b マスク板 58a マスク板 58b マスク板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の行及び列に亘って視標を表示する
    視力表表示装置の視標表示領域の回りに配置した不透明
    である程度光を透過する材料により形成した枠体と、こ
    の枠体に前記視標の行及び列に対応する状態で内蔵され
    るとともに、各々点灯状態では対応する枠体の内面部分
    を各々照射しその外面部分を明るくする所要数の光源と
    を具備し、点灯した光源に対応する枠体外面部分の変化
    により対応する行,列の視標を指示するようにしたこと
    を特徴とする視標指示装置。
  2. 【請求項2】 任意の行及び列に亘って視標を表示する
    視力表表示装置の視標表示領域に対応する開口を有する
    枠体と、この枠体の開口に臨むマスク板を行方向、列方
    向又は行方向及び列方向の双方に変位可能に配置した視
    標遮蔽手段とを具備し、前記視力表表示装置による任意
    の行及び列に亘る視標の表示に連動して視標遮蔽手段の
    マスク板を変位させ所望の行,列又は単独の視標のみを
    外方に露出させるようにしたことを特徴とする視標指示
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990078733A (ko) * 1999-08-03 1999-11-05 서진홍 시력 측정장치
JP2014128315A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nidek Co Ltd 視標呈示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19990078733A (ko) * 1999-08-03 1999-11-05 서진홍 시력 측정장치
JP2014128315A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nidek Co Ltd 視標呈示装置

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