JPH0591299U - 防虫網状袋体 - Google Patents

防虫網状袋体

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JPH0591299U
JPH0591299U JP9173591U JP9173591U JPH0591299U JP H0591299 U JPH0591299 U JP H0591299U JP 9173591 U JP9173591 U JP 9173591U JP 9173591 U JP9173591 U JP 9173591U JP H0591299 U JPH0591299 U JP H0591299U
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JP
Japan
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bag body
bag
insect
seeds
mesh
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Pending
Application number
JP9173591U
Other languages
English (en)
Inventor
敏一 堀畑
Original Assignee
堀富商工株式会社
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Publication date
Application filed by 堀富商工株式会社 filed Critical 堀富商工株式会社
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Publication of JPH0591299U publication Critical patent/JPH0591299U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、スギ,ヒノキの種子に寄生して被害
を及ぼすカメムシ類の進入に対して、長期間の害虫防止
に適するとともに、植物を被覆した後の通光性及び通気
性に優れた袋体を提供することを目的とする。 【構成】そして、その構成上の要旨は、植物等の実や種
子を被覆して保護する袋体において、袋体本体1が通光
性及び通気性を有し、且つ虫の進入を防止するメッシュ
からなる網状体にて構成されていることにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防虫網状袋体、さらに詳しくは植物の果実や種子に被覆して害虫より 植物の果実や種子を保護するために使用される袋体に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
一般に、スギ,ヒノキの種子に寄生して被害を及ぼすカメムシ類(チャバネア オカメムシ等)の進入に対しては、バイジッド乳剤等を樹冠散布して駆除してい たが、樹冠散布は月に一度位の割合で行わなければならず、そのため費用が多く かかる等の問題がある。
【0003】 そこで、例えば防虫用の袋体とし使用されている、紙で形成され桃やリンゴ等 果実を被覆したものを用いることも考えられるが、前記袋体は、紙で形成されて いるので長期間の害虫防止に適さず、しかも袋体の通光性及び通気性が悪く被覆 後の植物の成育に適さないので、スギ,ヒノキ等においては球果の未成熟な期間 より採取する時期まで数か月かかり、種子に寄生して被害を及ぼすカメムシ類( チャバネアオカメムシ等)の進入防止には適さないという問題があった。
【0004】 本考案は、以上のような点に鑑みて考案されたもので、長期間の害虫防止に適 するとともに、植物を被覆した後の通光性及び通気性に優れた袋体を提供するこ とを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が、上記課題を解決するための技術的手段は、植物等の実や種子を被覆 して保護する袋体において、袋体本体1が通光性及び通気性を有し、且つ虫の進 入を防止するメッシュからなる網状体にて構成されてなることにある。
【0006】
【作用】 すなわち、本考案の防虫網状袋体は、袋体本体1が網状体からなることで、植 物等の実や種子を被覆した際に、前記袋体本体1は通光性及び通気性を有し、し かもメッシュの網状体に形成されてなるために、確実に袋体本体1への虫の進入 を阻止できるのである。 従って、植物等の実や種子の被覆に適したものとなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について説明する。 図1において、1は略長方形の袋体本体で、該袋体本体1の素材は綿織物の一 種で目の粗い平織りの織物で、該平織り部分に糊を施して硬く仕上げた寒冷紗に より形成されている。
【0008】 2は前記袋体本体1の開口部で、内側に折り返し部2aを設け、該折り返し部 2aの下端を縫着することで上端部に挿通孔2bが形成されている。
【0009】 3は前記挿通孔2bに挿通された針金で、該挿通孔2bの一端側寄り他端側に 貫通して形成されている。
【0010】 本考案の実施例は上記の構成からなり、次にこのような構成からなる袋体を使 用する場合について説明する。
【0011】 先ず本考案の袋体本体1を6月頃、球果の熟していないヒノキの複数の枝に被 覆する。 この際、袋体本体1の開口部2より球果の発芽した枝全体を被覆し、被覆後開 口部2の挿通孔2bの両端部分を指で押さえながら貫通した針金3の両端を引張 り、前記針金3の後両端を交差して締め付けることで開口部2を締着し、これに より袋体本体1はヒノキの枝に係止される。
【0012】 次に、この状態で前記袋体本体1はカメムシ類(チャバネアオカメムシ等)の 発生時期の終わる10月までヒノキの枝に被覆して使用され、ヒノキの球果採集 時に袋体本体1を取り外す。
【0013】 この場合において、袋体本体1は寒冷紗で形成された目の粗い平織物なので、 防虫効果に優れ、且つ通気性及び通光性に優れているので、前記袋体本体1で被 覆されたヒノキの枝の球果が、カメムシ類(チャバネアオカメムシ等)に害され ることなく、且つヒノキの枝の球果の生育を阻害されることがない。
【0014】 しかも、前記袋体本体1は寒冷紗で形成され平織り部分に糊を施して硬く仕上 げてあるので、袋体本体1をヒノキの枝に容易に被覆することができる。
【0015】 尚、上記実施例では袋体本体1が略長方形に形成されたが、該袋体本体1の形 状はこれに限定されるものでなく、例えば被覆する植物の種類によっては袋体本 体1を球状に形成することもできる。
【0016】 又、上記実施例では開口部2に設けられた挿通孔2bに針金3を挿通して締め 付け手段を形成したが、前記締め付け手段はこれに限定されるものでなく、例え ば図3に示すように、開口部2周辺にリング体5を複数設け該リング体5に紐6 を挿通して締め付け部を形成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
叙上の様に、本考案は、植物等の実や種子を被覆して保護する袋体において、 袋体本体が通光性及び通気性を有し、且つ虫の進入を防止するメッシュに形成さ れた網状体からなることで、植物の実や種子等は袋体本体に被覆された状態で生 育することができ、且つ実や種子等を害虫等より保護することができるという特 別顕著な効果がある。 従って、スギやヒノキの球果をカメムシ類(チャバネアオカメムシ等)より保 護するのに適するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例としての袋体を示す斜視図。
【図2】本考案の一例としての袋体の使用状態を示す斜
視図。
【図3】他実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・袋体 2・・開口部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物等の実や種子を被覆して保護する袋
    体において、袋体本体1が通光性及び通気性を有し、且
    つ虫の進入を防止するメッシュからなる網状体にて構成
    されてなることを特徴とする防虫網状袋体。
  2. 【請求項2】 前記袋体本体1が寒冷紗で形成されてな
    る請求項1記載の防虫網状袋体。
  3. 【請求項3】 前記袋体本体1の開口部2には閉じ手段
    が設けられてなる請求項1記載の防虫網状袋体。
JP9173591U 1991-11-08 1991-11-08 防虫網状袋体 Pending JPH0591299U (ja)

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JP9173591U JPH0591299U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 防虫網状袋体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072503A (ko) * 2000-09-04 2000-12-05 진정석 과일의 깨짐 방지 스펀지 및 과일의 떨어짐 방지 그물망구조
KR100336944B1 (ko) * 2000-01-07 2002-05-15 성권일 과일봉투
JP2009257694A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Toshiba Carrier Corp 空気調和機の室外機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230023A (ja) * 1987-03-18 1988-09-26 大日本プラスチツクス株式会社 果実栽培法及び果実栽培用ネツト

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