JPS63230023A - 果実栽培法及び果実栽培用ネツト - Google Patents

果実栽培法及び果実栽培用ネツト

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Publication number
JPS63230023A
JPS63230023A JP6469487A JP6469487A JPS63230023A JP S63230023 A JPS63230023 A JP S63230023A JP 6469487 A JP6469487 A JP 6469487A JP 6469487 A JP6469487 A JP 6469487A JP S63230023 A JPS63230023 A JP S63230023A
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JP
Japan
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fruit
net
extrusion
extruded
ethylene
Prior art date
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JP6469487A
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JPH0473975B2 (ja
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長谷波 剛
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Dainippon Plastics Co Ltd
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Dainippon Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Plastics Co Ltd filed Critical Dainippon Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は梨、林檎、桃などの果実栽培に於て防鳥、防虫
の目的で使用される所謂果実栽培袋の一種である。
(従来技術および問題点) 従来果実栽培袋としては紙製の袋が専ら使用されている
。しかしこれは色々と工夫はされているが、果実に被せ
て袋の口を狭める作業が必須のもので、作業効率が良く
ない。これの改良も種々提案されてはいるが、高価に付
いたりして、実用化されていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明者はポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂との混合物より構成された押出成形一体網筒を果実
に被せると防鳥、防虫の効果がある事を見出した。
すなわち本発明は栽培中の果実をポリエチレンとエチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂との混合物にり構成された押
出成形一体網筒内に挿入し網筒の弾力性のみにより果実
外面に添わせて保持させることを特徴とする果実栽培法
及びそれに使用するポリエチレンとエチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂との混合物より構成された押出成形一体網
筒からなる果実栽培用ネットである。
従来の考え方は防鳥、防虫の目的には果実をすっぽりと
覆ってしまうことが必須と考えられていたが、意外にも
網で覆っても目的が達成される事が判明したのでおる。
しかもその網目も特に細かくする必要は無く、従って製
造もし易い普通のもので充分で必る事が判った。
押出成形一体網筒とは特公昭43−2 =1.556.
48−4236、などに代表される様な逆方向に回転す
る内外二つの押出口金より押出されたス1ヘランド群が
未だ粘着状態に必る間に押出方向の異なる群同志のスト
ランドを交叉する部分で接合させて得られる第1図の如
き筒状の網から成る果実栽培用ネットである。この様な
果実栽培用ネットは押出成型で通常エンドレスに製造さ
れ引き取られるので、網目は引き取り方向に長く引き延
ばされた形で冷却され固定されるので、この網筒内に果
実を挿入した時には網目としては拡開し即ら製造時の引
き取り方向には縮み、引き取り方向に直角方向には拡が
る為網筒が元へ戻ろうとする力で果実をしっかりと保持
する事になる。 網目は目的の果実によって変えてもよ
いが、通常太さ0゜2〜2mm程度の糸条で構成され、
辺の長さ即ちス]〜ランド同志の交叉接合点の間の長さ
か0.5〜2CII+程度のものが適当でおる。果実栽
培用ネットとしては一番拡げた時の直径が成熟果実の長
さの2倍以上が適当で、艮ざは果実の大きざの2倍程度
以上にするのが好ましい。短いと果実を覆った余分の網
筒端部が自立的にずぼまず、防鳥、防虫の効果が減殺さ
れると共に、果実が成熟して網筒を外す際にも面倒でお
る。
第1図には果実栽培用ネットの端部を長さ方向に対して
直角方向に切断した物であるが、ストランドの端が重な
り合う為、口を開けるのに手間がかかるので第3図の如
く端部3を斜に切断して置くと扱易くなる。
本発明の押出成形一体網筒を構成するポリエチレンとエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂との混合物は例えば高圧
法ポリエチレン90〜95重量%とエチレン−酢酸ビニ
ル共徂合樹脂5〜10重仏%との混合物で、エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂は高圧法ポリエチレンを更に柔軟
にする作用と弾力性を上げる作用とを有する。エチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂の含有量を増加すると弾力性は
大きくなるが、価格も上昇するし、本発明の目的には余
り必要ない。
本発明に使用する樹脂には通常用いられる紫外線安定剤
、抗酸化剤、染顔料を混合してもよいことは言う迄も無
いが、特に染顔料の場合には鳥の嫌う色を選ぶ事が好ま
しく、更に烏、生類か嫌う桑剤を混合しても良いが、通
常は着色のみで充分である。
(発明の効果) 本発明は上記の構成をとり工業的大量生産品である網筒
を使用する為安価であり、取りつけ、取外しの手間も紙
袋の半分以下でおりながら、防鳥、防虫効果は変らず、
果実は直接日光に当たるため甘みも充分である。
本発明は果実を保持する力が網目の復元力にJ:るだけ
の弱い力であるか、素材にポリエチレンとエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂との混合物を使用している為柔かく
、果実の表面に良く沿って果実を包む為に、果実の小さ
い時に被せた場合余り果実を圧迫しないねりには扱は落
ちず、大きくなるに従って網目の変型だけで対応するの
で果実を圧迫せず都合が良い。しかも果実栽培中に(鄭
)落らる事は全く無い。
素材にポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
との混合物を使用している事によって果実表面に柔かく
接触し、成熟した果実表面にも何の痕跡も残らないし、
取外しに当たってもjトに下の部分を持って引下げるだ
けで良い。
実施例 第1図は高圧法ポリエチレン90重ω%とエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂10ffi量%との混合物から公知
の方法で作った網筒からなる果実栽培用ネット1の斜視
図で、へしゃげた状態で幅5cmのもので、斜行する二
つの群のストランド37本が交点て融着し、各融着部間
の長さが略々1cm、長さ約3Qcmの網筒で必る。色
は赤である。
この果実栽培用ネット1の筒内に第2図の如く梨2が入
る様に被せたところ、栽培期間中果実栽培用ネット1が
脱落する事も無く、雀、ひよどりなどの鳥の被害は全く
無かった。
又紙袋と異なり、網目から日光が当たるため梨のlみが
向上したし1本考案果実栽培用ネットはストランドを交
叉部分で融着したもので、融着部が太くなり、ストラン
ドが果実から浮き上がる為か、梨に網目が残ることも無
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の果実栽培用ネットの斜視図、第2図は
本発明の果実栽培用ネットを梨に被せた所を示す説明図
である。 1は果実栽培用ネッ1へ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)栽培中の果実をポリエチレンとエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合樹脂との混合物より構成された押出成形一体
    網筒内に挿入し網筒の弾力性のみにより果実外面に添わ
    せて保持させることを特徴とする果実栽培法。
  2. (2)押出成形一体網筒が逆方向に回転する内外二つの
    押出口金より押出されたストランド群が未だ粘着状態に
    ある間に押出方向の異なる群同志のストランドを交叉す
    る部分で接合させて得られる筒状の網である特許請求の
    範囲第1項記載の果実栽培法。
  3. (3)ポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
    との混合物より構成された押出成形一体網筒からなるこ
    とを特徴とする果実栽培用ネット。
  4. (4)押出成形一体網筒が逆方向に回転する内外二つの
    押出口金より押出されたストランド群が未だ粘着状態に
    ある間に押出方向の異なる群同志のストランドを交叉す
    る部分で接合させて得られる筒状の網であり、果実の大
    きさの2倍以上の長さに切断された網筒である特許請求
    の範囲第3項記載の果実栽培用ネット。
  5. (5)両端部が長さ方向に対して斜になっている特許請
    求の範囲第3項記載の果実栽培用ネット。
JP6469487A 1987-03-18 1987-03-18 果実栽培法及び果実栽培用ネツト Granted JPS63230023A (ja)

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JP6469487A JPS63230023A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 果実栽培法及び果実栽培用ネツト

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JPS63230023A true JPS63230023A (ja) 1988-09-26
JPH0473975B2 JPH0473975B2 (ja) 1992-11-25

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JP (1) JPS63230023A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591299U (ja) * 1991-11-08 1993-12-14 堀富商工株式会社 防虫網状袋体
JP2020141643A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 B・N・ジャパン株式会社 パイナップルの栽培方法とそれに使用されるパイナップル栽培用カバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591299U (ja) * 1991-11-08 1993-12-14 堀富商工株式会社 防虫網状袋体
JP2020141643A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 B・N・ジャパン株式会社 パイナップルの栽培方法とそれに使用されるパイナップル栽培用カバー

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JPH0473975B2 (ja) 1992-11-25

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