JPH0591183U - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH0591183U JPH0591183U JP3011692U JP3011692U JPH0591183U JP H0591183 U JPH0591183 U JP H0591183U JP 3011692 U JP3011692 U JP 3011692U JP 3011692 U JP3011692 U JP 3011692U JP H0591183 U JPH0591183 U JP H0591183U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resolver
- motor
- rotor
- magnetic
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏心型の1Xレゾルバがモーメント荷重の影
響を受けにくい構成になったアクチュエータを実現する
ことを目的とする。 【構成】 モータと磁気レゾルバをロータどうしとステ
ータどうしを連結して軸方向に配列し、モータと磁気レ
ゾルバの間には共通の軸受を設け、磁気レゾルバは1X
レゾルバとnXレゾルバからなるものであるアクチュエ
ータにおいて、1Xレゾルバはロータの回転中心が偏心
した偏心型の磁気レゾルバであり、この1Xレゾルバを
nXレゾルバよりも前記軸受に近い位置に配置したこと
を特徴とするアクチュエータである。
響を受けにくい構成になったアクチュエータを実現する
ことを目的とする。 【構成】 モータと磁気レゾルバをロータどうしとステ
ータどうしを連結して軸方向に配列し、モータと磁気レ
ゾルバの間には共通の軸受を設け、磁気レゾルバは1X
レゾルバとnXレゾルバからなるものであるアクチュエ
ータにおいて、1Xレゾルバはロータの回転中心が偏心
した偏心型の磁気レゾルバであり、この1Xレゾルバを
nXレゾルバよりも前記軸受に近い位置に配置したこと
を特徴とするアクチュエータである。
Description
【0001】
本考案は、モータと磁気レゾルバを組み合わせて構成したアクチュエータの改 良に関するものである。
【0002】
モータと、絶対回転位置の検出機能をもった磁気レゾルバを組み合わせたアク チュエータとしては、例えば、本出願人による特願平1−85614号の出願明 細書に記載されたものがあった。図2にこの従来例の構成を示す。 図2において、1はアウタ・ロータ型のダイレクト・ドライブ・モータ、2は モータ1の回転を検出する磁気レゾルバである。モータ1と磁気レゾルバ2は軸 方向に配列されている。 磁気レゾルバ2は、1Xレゾルバ21とnXレゾルバ22からなる。1Xレゾ ルバ21とnXレゾルバ22は、ロータどうしとステータどうしが連結されてい る。1Xレゾルバ21は、モータ1が1回転すると検出信号の位相が1周期分変 化するもので、nXレゾルバ22は、モータ1が1回転すると検出信号の位相が n周期分変化(nは2以上の整数)するものである。1Xレゾルバ21の検出信 号により1/n回転を分解能にしてロータの回転位置を検出し、検出した1/n 回転内における回転位置をnXレゾルバ22の検出信号により検出することによ りモータ1の絶対回転位置を検出する。 このアクチュエータでは、モータ1のロータ11と磁気レゾルバ2のロータ2 3どうしが連結され、モータ1のステータ12と磁気レゾルバ2のステータ24 どうしが連結されている。 3はモータ1と磁気レゾルバ2に共通の軸受である。この軸受3はモータ1と 磁気レゾルバ2の間に配置されていて、双方のロータを双方のステータに対して 回転可能に支持している。
【0003】 このようなアクチュエータでは、薄型化を実現するために、1Xレゾルバ21 は、コア部が1枚しか設けられていない1スタックレゾルバにしている。このた め、1Xレゾルバ21として、例えば、本出願人による特願昭63−20597 1号の出願明細書に記載されたものを用いている。この1Xレゾルバは、ロータ の回転中心が偏心していて、偏心によりロータとステータのギャップがロータの 1回転ごとに1周期の割合で変化する偏心型の磁気レゾルバである。このレゾル バでは、ロータ・ステータ間のギャップが変化するとステータに巻かれたコイル のインダクタンスが変わることを利用してモータの回転位置を検出している。
【0004】 しかし、偏心型の磁気レゾルバでは、ロータ・ステータ間のギャップが微小で あるため、モーメント荷重に対して非常に敏感で、検出誤差が出やすいという欠 点をもっている。 図2のアクチュエータでは、磁気レゾルバ2は軸受3により片持支持されてい て、1Xレゾルバ21はnXレゾルバ22よりも自由端側に配置されているため 、1Xレゾルバ21のロータ・ステータ間のギャップはモーメント荷重により変 化しやすく、これにより検出誤差が生じやすいという問題点があった。
【0005】
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、偏心型の1X レゾルバがモーメント荷重の影響を受けにくい構成になったアクチュエータを実 現することを目的とする。
【0006】
本考案は、 モータと磁気レゾルバをロータどうしとステータどうしを連結して軸方向に配 列し、モータと磁気レゾルバの間には共通の軸受を設けるとともに、前記磁気レ ゾルバは1XレゾルバとnXレゾルバからなり、これらのレゾルバの検出信号を もとにモータの絶対回転位置を検出し、検出した絶対回転位置を帰還信号にして モータの回転位置をフィードバック制御するアクチュエータにおいて、 前記1Xレゾルバは、ロータの回転中心が偏心していて、偏心によりロータと ステータとの間のギャップがロータの1回転につき1周期の割合で変化し、この ギャップ変化をもとにロータの回転位置を磁気的に検出する偏心型の磁気レゾル バであり、この1Xレゾルバは前記nXレゾルバよりも前記軸受に近い位置に配 置されていることを特徴とするアクチュエータである。
【0007】
このような本考案では、偏心型の磁気レゾルバである1XレゾルバをnXレゾ ルバよりも軸受に近い位置に配置することにより、モーメント荷重により偏心型 の磁気レゾルバのロータ・ステータ間に生じるギャップ変化を小さくし、これに よってモーメント荷重による検出誤差を低減する。
【0008】
以下、図面を用いて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例を示した構成図である。図1で図2と同一のものは同 一符号を付ける。 図1において、1Xレゾルバ21はnXレゾルバ25よりも軸受3に近い位置 に配置されている。nXレゾルバ25は、1スタックレゾルバで、例えば、本出 願人による特開平1−284526号の出願明細書に記載された磁気レゾルバで ある。この磁気レゾルバは、1枚のステータ板内のコイルをsin相電圧とco s相電圧で励磁するコイルに分け、これらのコイルに誘起される電圧をもとに三 角関数の性質を利用して位相変調型の検出信号を得る磁気レゾルバである。
【0009】 図1のアクチュエータでは、1XレゾルバとnXレゾルバの配列は、図2のア クチュエータと逆になっているため、アクチュエータに荷重モーメントがかかっ たときに、1Xレゾルバ21のロータ・ステータ間に生じるギャップ変化は、図 2のアクチュエータに比べて小さくなる。これによって、荷重モーメントにより 偏心型の1Xレゾルバに生じる検出誤差は低減される。
【0010】
【考案の効果】 本考案によれば、偏心型の1XレゾルバをnXレゾルバよりも軸受に近い位置 に配置したため、荷重モーメントがかかったときに1Xレゾルバのロータ・ステ ータ間に生じるギャップ変化が小さくなる。これによって、荷重モーメントによ り偏心型の1Xレゾルバに生じる検出誤差を低減できる。また、偏心型の1スタ ックレゾルバを用いることができることから、検出精度を落とすことなくアクチ ュエータを薄型化できる。
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来におけるアクチュエータの構成例を示した
図である。
図である。
1 モータ 11,23 ロータ 12,24 ステータ 2 磁気レゾルバ 21 1Xレゾルバ 25 nXレゾルバ 3 軸受
Claims (1)
- 【請求項1】 モータと磁気レゾルバをロータどうしと
ステータどうしを連結して軸方向に配列し、モータと磁
気レゾルバの間には共通の軸受を設けるとともに、前記
磁気レゾルバは1XレゾルバとnXレゾルバからなり、
これらのレゾルバの検出信号をもとにモータの絶対回転
位置を検出し、検出した絶対回転位置を帰還信号にして
モータの回転位置をフィードバック制御するアクチュエ
ータにおいて、 前記1Xレゾルバは、ロータの回転中心が偏心してい
て、偏心によりロータとステータとの間のギャップがロ
ータの1回転につき1周期の割合で変化し、このギャッ
プ変化をもとにロータの回転位置を磁気的に検出する偏
心型の磁気レゾルバであり、この1Xレゾルバは前記n
Xレゾルバよりも前記軸受に近い位置に配置されている
ことを特徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011692U JPH0591183U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011692U JPH0591183U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591183U true JPH0591183U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=12294816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3011692U Withdrawn JPH0591183U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591183U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288159A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Nsk Ltd | レゾルバ装置及びレゾルバ装置を搭載したモータ装置 |
JP2012082970A (ja) * | 2006-12-29 | 2012-04-26 | Nsk Ltd | 転がり軸受装置及びそれを備えたダイレクトドライブモータ |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP3011692U patent/JPH0591183U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288159A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Nsk Ltd | レゾルバ装置及びレゾルバ装置を搭載したモータ装置 |
JP4692923B2 (ja) * | 2005-04-04 | 2011-06-01 | 日本精工株式会社 | レゾルバ装置及びレゾルバ装置を搭載したモータ装置 |
JP2012082970A (ja) * | 2006-12-29 | 2012-04-26 | Nsk Ltd | 転がり軸受装置及びそれを備えたダイレクトドライブモータ |
JP2012132567A (ja) * | 2006-12-29 | 2012-07-12 | Nsk Ltd | 転がり軸受装置及びそれを備えたダイレクトドライブモータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4692923B2 (ja) | レゾルバ装置及びレゾルバ装置を搭載したモータ装置 | |
US6720763B1 (en) | Compact rotary magnetic position sensor having a sinusoidally varying output | |
JP4390348B2 (ja) | 回転型位置検出装置 | |
JP2013152251A (ja) | 回転型位置検出装置 | |
JPH0591183U (ja) | アクチュエータ | |
JP2002027719A (ja) | リラクタンス型レゾルバ | |
JPH0743265B2 (ja) | 回転角センサ | |
JPH0670526A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH0511776U (ja) | アクチユエ―タ | |
JP2556383B2 (ja) | 磁気レゾルバ | |
JP2939950B2 (ja) | レゾルバ | |
JPH0635656Y2 (ja) | ステツピングモ−タ | |
JPH0344617U (ja) | ||
JPH01127927A (ja) | トルク検出装置 | |
US20220136867A1 (en) | Angular position sensor | |
JPH08322287A (ja) | センサレス駆動モータの起動方法 | |
JPS6311895Y2 (ja) | ||
JPH0612906U (ja) | 交流電動機用磁気センサ | |
JPS6223353A (ja) | ブラシレスモ−タ | |
JP3009389B1 (ja) | レゾルバ | |
JPH10257745A (ja) | ロータ位置検出機構付きステッピングモータ | |
JP4166332B2 (ja) | 可変磁気抵抗形位置検出器と感温スイッチを用いるモータ制御装置 | |
JPH079250Y2 (ja) | スピンドルモータ | |
JPH0735365Y2 (ja) | 着磁ヨーク | |
JPH06273430A (ja) | 電磁ピックアップセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |