JPH0591104A - マルチキヤスト通信方式 - Google Patents

マルチキヤスト通信方式

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JPH0591104A
JPH0591104A JP3248887A JP24888791A JPH0591104A JP H0591104 A JPH0591104 A JP H0591104A JP 3248887 A JP3248887 A JP 3248887A JP 24888791 A JP24888791 A JP 24888791A JP H0591104 A JPH0591104 A JP H0591104A
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JP
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line
communication
multicast
cpu
communication interface
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JP3248887A
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English (en)
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Tetsuya Kawahara
哲也 河原
Shuji Ono
修司 大野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチキャスト通信時、回線の正常/異常を確
認することなく、異常回線に対するマルチキャストデー
タの送信を抑止する。 【構成】ホストコンピュータと複数の端末とが複数の回
線で接続されたコンピュータシステムにおいて、異常が
検出された回線を記憶しておき、上記ホストコンピュー
タから上記複数の端末へマルチキャストデータを一斉に
送信するマルチキャスト通信を行う際に、上記異常が検
出された回線に対しては、マルチキャストデータの送信
を行わないようにしている。 【効果】マルチキャスト通信におけるオーバヘッドの増
加を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータと
複数の端末とが回線制御装置および複数の回線で接続さ
れたコンピュータシステムに係り、特に、ホストコンピ
ュータから複数の端末へ同一データを一斉に送信するマ
ルチキャスト通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータと複数の端末
とが回線制御装置および複数の回線で接続されたコンピ
ュータシステムにおいて、ホストコンピュータから複数
の端末へ同一データを一斉に送信するマルチキャスト通
信を行う際に、例えば、特開平2−2257号公報に記
載されているように、ホストコンピュータは、データに
マルチキャスト通信すべきデータ(マルチキャストデー
タ)である旨の情報を付加して回線制御装置に送出す
る。回線制御装置は、マルチキャストデータである旨の
情報が付加されている場合には、記憶している各端末の
宛先アドレスに基づいて、各端末へマルチキャストデー
タを送信する。その際、回線制御装置では、各端末への
マルチキャストデータ送信時に、別に記憶しておいた故
障端末情報に基づいて、マルチキャストデータを送信す
る端末が異常でないか否かを判別して、異常でない場合
に、当該端末にマルチキャストデータを送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、マ
ルチキャスト通信を行う際に、各端末へマルチキャスト
データを送信する前に、その都度、当該端末が異常でな
いか否かを判別している。このため、マルチキャストデ
ータを送信する端末の数が増えると、端末ごとに行う正
常/異常の判別処理によって、マルチキャスト通信にお
けるオーバヘッドが増加するという問題がある。
【0004】本発明の目的は、マルチキャスト通信を行
う際に、回線の正常/異常を確認することなく、既に異
常を検出している回線にはマルチキャストデータを送信
しないようにすることにより、マルチキャスト通信にお
けるオーバヘッドの増加を防止することを可能とするマ
ルチキャスト通信方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、異常が検出された回線を記憶しておき、
マルチキャスト通信時に、上記異常が検出された回線に
対しては、マルチキャストデータの送信を行わないよう
にしている。
【0006】具体的には、本発明は、CPUおよびデー
タの通信制御を行う通信インタフェース部を有するホス
トコンピュータと、複数の端末と、ホストコンピュータ
と複数の端末との間を接続する回線と、複数の回線を制
御する回線制御装置とを備えたコンピュータシステムに
おいて、ホストコンピュータのCPUに、以下に示す手
段を設けている。
【0007】(1)各回線が正常であるか否かを記憶す
る第1の記憶手段。
【0008】(2)回線状態に変化があった回線の情報
を通信インタフェース部から受取った場合に、該回線に
ついて、上記第1の記憶手段の内容を変更する変更手
段。
【0009】(3)上記変更手段により変更した旨を通
信インタフェース部に通知する第1の通知手段。
【0010】そして、ホストコンピュータの通信インタ
フェース部に、以下に示す手段を設けている。
【0011】(4)各回線が正常であるか否かを記憶す
る第2の記憶手段。
【0012】(5)CPUからマルチキャスト通信の指
示を受取った場合に、上記第2の記憶手段に正常である
旨が記憶されている回線に対してマルチキャストデータ
を送信するよう、回線制御装置に指示する送信指示手
段。
【0013】(6)回線状態が変化した回線を検出する
検出手段。
【0014】(7)上記検出手段により検出された回線
の情報をCPUに通知する第2の通知手段。
【0015】(8)上記第1の通知手段からの通知を受
取った場合に、上記第1の記憶手段の変更後の内容を上
記第2の記憶手段にコピーするコピー手段。
【0016】また、本発明は、CPUおよびデータの通
信制御を行う通信インタフェース部を有するホストコン
ピュータと、複数の端末と、ホストコンピュータと複数
の端末との間を接続する回線と、複数の回線を制御する
回線制御装置とを備えたコンピュータシステムにおい
て、ホストコンピュータの通信インタフェース部に、以
下に示す手段を設けている。
【0017】(9)各回線が正常であるか否かを記憶す
る第1の記憶手段。
【0018】(10)CPUからマルチキャスト通信の
指示を受取った場合に、上記第1の記憶手段に正常であ
る旨が記憶されている回線に対してマルチキャストデー
タを送信するよう、回線制御装置に指示する送信指示手
段。
【0019】(11)回線状態が変化した回線を検出す
る検出手段。
【0020】(12)上記検出手段により検出された回
線について、上記第1の記憶手段の内容を変更する変更
手段。
【0021】さらに、両者の場合とも、ホストコンピュ
ータの通信インタフェース部に、以下に示す手段を設け
ることができる。
【0022】(13)CPUからマルチキャスト通信の
指示を受取ってから所定時間内に、マルチキャストデー
タの送信が正常終了した旨の通知を回線制御装置から受
取ったか否かを回線ごとに記憶する第3の記憶手段。
【0023】この場合は、(6)および(11)の検出
手段は、上記第3の記憶手段に回線制御装置からの通知
を受取った旨が記憶されていない回線を、正常から異常
に変化した回線として検出することとなる。
【0024】また、さらに、両者の場合とも、回線制御
装置に、以下に示す手段を設けることができる。
【0025】(14)定期的に回線状態を監視する監視
手段。
【0026】(15)上記監視手段による監視の結果、
回線状態が変化した場合に、その旨を通信インタフェー
ス部に通知する第3の通知手段。
【0027】この場合は、(6)および(11)の検出
手段は、上記第3の通知手段からの通知内容に基づい
て、回線状態に異常が発生した回線を、正常から異常に
変化した回線として検出し、回線状態が正常に戻った回
線を、異常から正常に変化した回線として検出すること
となる。
【0028】
【作用】複数の回線にマルチキャストデータを一斉に送
信するマルチキャスト通信を行う際に、まず、ホストコ
ンピュータのCPUは、通信インタフェース部へマルチ
キャスト通信を指示する。
【0029】通信インタフェース部においては、マルチ
キャスト通信の指示を受取ると、上記送信指示手段は、
上記第2の記憶手段に正常である旨が記憶されている回
線に対してマルチキャストデータを送信するよう、回線
制御装置に指示する。そして、CPUからマルチキャス
ト通信の指示を受取ってから所定時間内に、マルチキャ
ストデータの送信が正常終了した旨の通知を回線制御装
置から受取ったならば、その旨が上記第3の記憶手段に
記憶される。
【0030】全ての送信指示に対して正常終了した旨の
通知を回線制御装置から受取った場合は、マルチキャス
ト通信は正常終了であるので、CPUに正常終了したこ
とを報告する。
【0031】ところが、CPUからマルチキャスト通信
の指示を受取ってから所定時間内に、全ての送信指示に
対して正常終了した旨の通知を回線制御装置から受取ら
なかった場合は、上記検出手段は、上記第3の記憶手段
に回線制御装置からの通知を受取った旨が記憶されてい
ない回線を、正常から異常に変化した回線として検出す
る。そして、上記第2の通知手段は、上記検出手段によ
り検出された異常回線の情報をCPUに通知する。
【0032】CPUにおいては、上記第2の通知手段か
らの通知を受取ると、上記変更手段は、通知された異常
回線について、上記第1の記憶手段の内容を異常である
旨に変更する。そして、上記第1の通知手段は、上記変
更手段により変更した旨を通信インタフェース部に通知
する。
【0033】通信インタフェース部においては、上記第
1の通知手段からの通知を受取ると、上記コピー手段
は、上記第1の記憶手段の変更後の内容を上記第2の記
憶手段にコピーする。
【0034】このようにして、マルチキャスト通信時に
異常が発生したことが検出された回線については、ホス
トコンピュータのCPUが、該回線について、上記第1
の記憶手段の内容を異常である旨に変更し、通信インタ
フェース部が変更後の内容を上記第2の記憶手段にコピ
ーするので、次回のマルチキャスト通信時には、上記送
信指示手段は、該回線に対してマルチキャストデータを
送信するよう、回線制御装置に指示することはない。
【0035】一方、回線制御装置においては、上記監視
手段が定期的に回線状態を監視しており、上記監視手段
による監視の結果、回線状態が変化した場合に、上記第
3の通知手段は、その旨を通信インタフェース部に通知
する。
【0036】通信インタフェース部においては、上記第
3の通知手段からの通知を受取ると、上記検出手段は、
その通知内容に基づいて、回線状態に異常が発生した回
線を、正常から異常に変化した回線として検出し、回線
状態が正常に戻った回線を、異常から正常に変化した回
線として検出することとなる。
【0037】そして、上記第2の通知手段は、上記検出
手段により検出された回線の情報をCPUに通知する。
【0038】CPUにおいては、上記第2の通知手段か
らの通知を受取ると、上記変更手段は、通知された回線
について、上記第1の記憶手段の内容を異常である旨ま
たは正常である旨に変更する。そして、上記第1の通知
手段は、上記変更手段により変更した旨を通信インタフ
ェース部に通知する。
【0039】通信インタフェース部においては、上記第
1の通知手段からの通知を受取ると、上記コピー手段
は、上記第1の記憶手段の変更後の内容を上記第2の記
憶手段にコピーする。
【0040】このようにして、定期的な監視時に異常が
発生したことが検出された回線については、ホストコン
ピュータのCPUが、該回線について、上記第1の記憶
手段の内容を異常である旨に変更し、通信インタフェー
ス部が変更後の内容を上記第2の記憶手段にコピーする
ので、次回のマルチキャスト通信時には、上記送信指示
手段は、該回線に対してマルチキャストデータを送信す
るよう、回線制御装置に指示することはない。また、定
期的な監視時に正常に戻ったことが検出された回線につ
いては、ホストコンピュータのCPUが、該回線につい
て、上記第1の記憶手段の内容を正常である旨に変更
し、通信インタフェース部が変更後の内容を上記第2の
記憶手段にコピーするので、次回のマルチキャスト通信
時には、上記送信指示手段は、該回線に対してマルチキ
ャストデータを送信するよう、回線制御装置に指示する
こととなる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0042】図1は本発明の第1の実施例に係るコンピ
ュータシステムの構成を示すブロック図である。
【0043】本実施例のコンピュータシステムは、利用
者にサービスを提供するホストコンピュータ100と、
利用者の端末118−a〜118−dと、各端末118
−a〜118−dが接続される通信網(公衆通信網また
は専用通信網)117と、ホストコンピュータ100と
各端末118−a〜118−dとの間の通信制御を行う
多回線通信制御装置111とから構成されている。
【0044】ホストコンピュータ100は、CPU10
1と、主記憶部102と、通信インタフェース部106
とから構成され、これらは、コンピュータバス105に
より接続されている。
【0045】CPU101は、各端末118−a〜11
8−dへの通信処理等を行う。主記憶部102は、送信
データを格納するための通信バッファ103および宛先
パターンテーブル104を有している。
【0046】通信インタフェース部106は、MPU1
07および通信バッファ108を有している。MPU1
07は、CPU101からのデータ通信指示に対する処
理、主記憶部102の通信バッファ103から通信バッ
ファ108へのデータ転送処理等を行う。
【0047】さらに、通信インタフェース部106は、
宛先パターンテーブル109および終了報告確認テーブ
ル110を有している。宛先パターンテーブル109
は、マルチキャスト通信を行う際に、通信インタフェー
ス部106がマルチキャストデータを送信する回線を判
別するためのものであり、主記憶部102の宛先パター
ンテーブル104をコピーしたものである。また、終了
報告確認テーブル110は、マルチキャストデータを送
信する各回線について、各回線制御モジュール114−
a〜114−cからの終了報告を全て受取ったか否かを
確認するためのものである。
【0048】多回線通信制御装置111は、コンピュー
タ・インタフェース・モジュール112と、回線制御モ
ジュール114−a〜114−cとから構成され、これ
らは、内部バス103により接続されている。コンピュ
ータ・インタフェース・モジュール112は、通信イン
タフェース部106に接続されている。
【0049】回線制御モジュール114−a〜114−
cは、各々、MPU115−aおよび通信バッファ11
6−a、MPU115−bおよび通信バッファ116−
b、MPU115−cおよび通信バッファ116−cを
有している。
【0050】各MPU115−a〜115−cは、通信
インタフェース部106からのデータ送信指示に対する
処理、通信インタフェース部106内の通信バッファ1
08からのデータ転送処理および端末118−a〜11
8−dへのデータ送信処理等を行う。各回線制御モジュ
ール114−a〜114−cは、通信網117に接続さ
れた各端末118−a〜118−dとの間の回線制御を
行う。
【0051】以上のような構成のコンピュータシステム
において、マルチキャスト通信を行う際に、まず、ホス
トコンピュータ100内のCPU101は、マルチキャ
ストデータを主記憶部102の通信バッファ103に格
納し、通信インタフェース部106にマルチキャストデ
ータ送信要求のコマンドを発行する。
【0052】通信インタフェース部106においては、
CPU101からマルチキャストデータ送信要求のコマ
ンドを受取ると、MPU107は、主記憶部102の通
信バッファ103に格納されたマルチキャストデータを
通信バッファ108へ転送し、宛先パターンテーブル1
09に基づいて、マルチキャストデータを送信する回線
を判別する。
【0053】図4は宛先パターンテーブル109の構成
を示す図である。
【0054】宛先パターンテーブル109は、回線制御
モジュール番号400と回線識別番号401とから構成
されている。
【0055】回線制御モジュール番号400は、多回線
通信制御装置111内の全ての回線制御モジュール11
4−a〜114−cに、順次割付けた番号を表す。ま
た、回線識別番号401は、各回線制御モジュール11
4−a〜114−cごとに接続される回線に順次割付け
た番号を表す。
【0056】宛先パターンテーブル109においては、
各回線制御モジュール番号400の回線識別番号401
ごとに、マルチキャストデータ送信の有効/無効、すな
わち、回線の正常/異常を、1/0で表している。な
お、宛先パターンテーブル109は主記憶部102上の
宛先パターンテーブル104をコピーしたものであり、
宛先パターンテーブル104の構成は、宛先パターンテ
ーブル109の構成と同一である。
【0057】次に、MPU107は、マルチキャストデ
ータを送信すると判別した回線、すなわち、宛先パター
ンテーブル109において「1」となっている回線識別
番号401に対応する回線について、多回線通信制御装
置111にマルチキャストデータ送信を指示し、マルチ
キャスト通信処理終了監視タイマ(図示せず。)を動作
させる。
【0058】多回線通信制御装置111においては、マ
ルチキャストデータ送信を指示された回線に対応する回
線制御モジュール114−a〜114−cのMPU11
5−a〜115−cは、通信インタフェース部106の
通信バッファ108に格納されたマルチキャストデータ
を通信バッファ116−a〜116−cへ転送し、転送
されたマルチキャストデータを該当する端末118−a
〜118−dへ送信する。
【0059】そして、MPU115−a〜115−c
は、端末118−a〜118−dから受信完了通知を受
取ると、コンピュータ・インタフェース・モジュール1
12を介して、通信インタフェース部106に終了報告
を行う。
【0060】通信インタフェース部106においては、
MPU107は、マルチキャスト通信処理終了監視タイ
マがタイムアウトする前に、マルチキャストデータ送信
を指示された回線に対応する回線制御モジュール114
−a〜114−cから終了報告を受取った場合に、終了
報告確認テーブル110に、該当回線から終了報告を受
取り済みである旨を登録する。
【0061】図5は終了報告確認テーブル110の構成
を示す図である。
【0062】終了報告確認テーブル110は、回線制御
モジュール番号500と、回線識別番号501と、デー
タ送信指示発行総数502と、終了報告受取確認カウン
タ503とから構成されている。
【0063】回線制御モジュール番号500は、多回線
通信制御装置111内の全ての回線制御モジュール11
4−a〜114−cに、順次割付けた番号を表す。ま
た、回線識別番号501は、各回線制御モジュール11
4−a〜114−cごとに接続される回線に順次割付け
た番号を表す。データ送信指示発行総数502は、マル
チキャストデータを送信する回線の総数を表し、これ
は、宛先パターンテーブル109において「1」となっ
ている回線識別番号401の総数に相当する。終了報告
受取確認カウンタ503は、各回線制御モジュール11
4−a〜114−cから終了報告を受取った数を表し、
終了報告の受取り時に値を「1」増加する。
【0064】終了報告確認テーブル110では、回線制
御モジュール114−a〜114−cから終了報告を受
取り済みであることを表すために、該当回線の「1」を
「0」に書替える。
【0065】そして、マルチキャストデータ送信を指示
された回線制御モジュール114−a〜114−cの全
てから終了報告を受取った場合、または、マルチキャス
ト通信処理終了監視タイマがタイムアウトした場合に、
図2に示すように、宛先パターンテーブル109を変更
する。
【0066】図2はマルチキャスト通信終了後に宛先パ
ターンテーブル109を変更する際の概略手順を示す図
である。
【0067】通信インタフェース部106においては、
マルチキャストデータ送信を指示された回線制御モジュ
ール114−a〜114−cの全てから終了報告を受取
った場合、または、マルチキャスト通信処理終了監視タ
イマがタイムアウトした場合に、MPU107は、終了
報告処理201を起動する。すなわち、終了報告処理2
01では、終了報告確認テーブル110の内容に基づい
て、終了情報テーブル202を作成し、主記憶部102
上の終了情報テーブル200にコピーし、CPU101
へマルチキャスト通信の終了報告を行う。
【0068】図6は終了情報テーブル202の構成を示
す図である。
【0069】終了情報テーブル202は、終了状態60
0と、終了未報告回線識別番号601と、未報告原因6
02とから構成されている。
【0070】終了状態600は、マルチキャスト通信が
終了した時の状態、すなわち、正常終了/異常終了を示
す。終了未報告回線識別番号601は、マルチキャスト
通信処理終了監視タイマがタイムアウトした時点で終了
未報告の回線の識別番号を示す。また、未報告原因60
2は、終了未報告の回線について通信インタフェース部
106が検出する異常原因を示す。なお、主記憶部10
2上の終了情報テーブル200の構成は、終了情報テー
ブル202の構成と同一である。
【0071】さて、CPU101においては、通信イン
タフェース部106からマルチキャスト通信の終了報告
を受取ると、主記憶部102上の終了情報テーブル20
0から異常回線を検出する。そして、異常回線がある場
合に、CPU101は、該異常回線について、主記憶部
102上の宛先パターンテーブル104のパターン変更
を行う。すなわち、該異常回線を「0」とする。異常回
線全てについてパターン変更が完了すると、CPU10
1は、通信インタフェース部106へ宛先パターンテー
ブル変更通知のコマンド203を発行する。
【0072】図3はコマンド203のフォーマットを示
す図である。
【0073】コマンド203は、コマンドコード300
と、格納先アドレス301と、転送量302とから構成
されている。
【0074】コマンドコード300は、CPU101が
発行したコマンドの種別を表す。コマンドコード300
が宛先パターンテーブル変更通知を表す場合、格納先ア
ドレス301は、主記憶部102上の宛先パターンテー
ブル104の先頭アドレスを示す。また、転送量302
は、主記憶部102の宛先パターンテーブル104の大
きさを示す。
【0075】ここで、格納先アドレス301および転送
量302の内容は、コマンドコード300の内容によっ
て異なる。すなわち、コマンドコード300が上述した
マルチキャスト通信要求を表す場合、格納先アドレス3
01は、主記憶部102上の通信バッファ103に格納
されたマルチキャストデータの先頭アドレスを示し、転
送量302は、該マルチキャストデータの大きさを示
す。
【0076】通信インタフェース部106においては、
CPU101から宛先パターンテーブル変更通知のコマ
ンド203を受取ると、MPU107は、宛先パターン
テーブル変更通知処理204を起動する。すなわち、宛
先パターンテーブル変更通知処理204では、主記憶部
102上の変更後の宛先パターンテーブル104を宛先
パターンテーブル109にコピーする。
【0077】以下、図7〜図9を用いて、本実施例にお
ける宛先パターンテーブル109のパターン変更処理手
順の流れを詳細に説明する。
【0078】図7は通信インタフェース部106におけ
る終了報告処理201の流れを示すフローチャートであ
る。
【0079】通信インタフェース部106においては、
マルチキャストデータ送信を指示された回線制御モジュ
ール114−a〜114−cの全てから終了報告を受取
った場合、または、マルチキャスト通信処理終了監視タ
イマがタイムアウトした場合に、MPU107は、終了
報告確認テーブル110からデータ送信指示発行総数5
02および終了報告受取確認カウンタ503を読出す
(ステップ700)。そして、データ送信指示発行総数
502と終了報告受取確認カウンタ503とを比較し
(ステップ701)、両者が等しい場合は、マルチキャ
スト通信は正常終了であるので、終了情報テーブル20
2の終了状態600に正常終了を登録する(ステップ7
07)。そして、終了情報テーブル202を主記憶部1
02へコピーして(ステップ708)、CPU101へ
マルチキャスト通信の終了報告を行う(ステップ70
9)。
【0080】また、ステップ701の比較の結果、両者
が等しくない場合は、マルチキャスト通信は異常終了で
あるので、終了情報テーブル202の終了状態600に
異常終了を登録し(ステップ702)、終了報告確認テ
ーブル110から終了未報告の回線識別番号501、す
なわち、終了報告確認テーブル110において「1」と
なっている回線識別番号501を検出する(ステップ7
03)。次に、終了報告確認テーブル110から検出し
た回線識別番号501に対応する回線について、終了未
報告となった原因を検出し(ステップ704)、先に検
出した回線識別番号501を終了情報テーブル202の
終了未報告回線識別番号601に登録し、異常原因を未
報告原因602に登録する(ステップ705)。
【0081】そして、終了報告確認テーブル110から
終了未報告の回線識別番号501を全て検出したか否か
を判別し(ステップ706)、検出未完了の場合は、終
了未報告の回線識別番号501の検出処理を継続する。
ステップ706の判別の結果、検出完了の場合は、登録
完了した終了情報テーブル202を主記憶部102へコ
ピーし(ステップ708)、CPU101へマルチキャ
スト通信の終了報告を行う(ステップ709)。
【0082】このように、通信インタフェース部106
においては、マルチキャスト通信が終了すると、マルチ
キャスト通信の終了状態に応じて、終了情報テーブル2
02を作成し、CPU101へマルチキャスト通信の終
了報告を行う。
【0083】図8はCPU101における宛先パターン
テーブル変更処理の流れを示すフローチャートである。
【0084】CPU101においては、通信インタフェ
ース部106からマルチキャスト通信の終了報告を受取
ると(ステップ800)、主記憶部102上の終了情報
テーブル200の終了状態600の内容を読出す(ステ
ップ801)。そして、読出した終了状態が正常終了で
あるか否かを判別し(ステップ802)、正常終了であ
る場合は、本処理を終了する。
【0085】ステップ802の判別の結果、正常終了で
ない場合は、終了情報テーブル200から終了未報告回
線識別番号601および未報告原因602を読出し、異
常回線を検出する(ステップ803)。次に、検出した
異常回線について、主記憶部102上の宛先パターンテ
ーブル104のパターンを変更する(ステップ80
4)。そして、終了情報テーブル200内の全ての異常
回線について、宛先パターンテーブル104のパターン
変更が完了したか否かを判別し(ステップ805)、未
完了の場合は、異常回線の検出処理を継続する。ステッ
プ805の判別の結果、完了の場合は、通信インタフェ
ース部106へ宛先パターンテーブル変更通知のコマン
ド203を発行する(ステップ806)。
【0086】このように、CPU101においては、マ
ルチキャスト通信の終了報告を受取ると、終了情報テー
ブル200の内容に基づいて、マルチキャスト通信の正
常終了/異常終了を判別する。そして、異常終了の場合
には、異常回線について宛先パターンテーブル104を
変更し、通信インタフェース部106に宛先パターンテ
ーブル変更通知のコマンド203を発行する。
【0087】図9は通信インタフェース部106におけ
る宛先パターンテーブル変更通知受取処理の流れを示す
フローチャートである。
【0088】通信インタフェース部106においては、
CPU101からコマンド203を受取ると(ステップ
900)、コマンド203の内容を解析し(ステップ9
01)、コマンドコード300が宛先パターンテーブル
変更通知を表しているか否かを判別する(ステップ90
2)。コマンドコード300が宛先パターンテーブル変
更通知を表していない場合は、該当するコマンド処理へ
処理を引渡し(ステップ904)、本処理を終了する。
【0089】コマンドコード300が宛先パターンテー
ブル変更通知を表している場合は、格納先アドレス30
1が示す主記憶部102上の宛先パターンテーブル10
4を、転送量302で示された値に従って、通信インタ
フェース部106内にコピーする(ステップ903)。
【0090】このように、通信インタフェース部106
は、CPU101から宛先パターンテーブル変更通知の
コマンド203を受取ると、主記憶部102上の変更後
の宛先パターンテーブル104を宛先パターンテーブル
109にコピーする。
【0091】以上説明したように、本実施例によれば、
ホストコンピュータ100においては、通信インタフェ
ース部106からのマルチキャスト通信の終了情報に基
づいて、異常回線を検出した場合は、宛先パターンテー
ブル104のパターンを変更する。そして、通信インタ
フェース部106においては、変更された宛先パターン
テーブル104をコピーした宛先パターンテーブル10
9に基づいて、マルチキャスト通信を行う。
【0092】これにより、マルチキャスト通信時に、異
常回線に対するマルチキャストデータ送信を指示して、
マルチキャスト通信処理終了監視タイマがタイムアウト
してしまうことを防ぐことができる。
【0093】また、本実施例では、宛先パターンテーブ
ル104の変更処理をCPU101が行うので、宛先パ
ターンテーブル変更処理によって、通信インタフェース
部106が行うマルチキャスト通信の処理負荷に影響を
与えないようにすることができる。
【0094】さらに、宛先パターンテーブル104を、
CPU101からのアクセス用と通信インタフェース部
106のMPU107からのアクセス用との両方設け
て、1つのテーブルを競合してアクセスすることを防ぐ
ようにしてもよい。これにより、宛先パターンテーブル
104のアクセス競合制御を行う必要がなくなる。
【0095】なお、回線制御モジュール114a〜11
4cは、それぞれ、定期的に、対応する回線の状態を監
視しており、回線状態に変化があった場合、すなわち、
正常であった回線に異常が発生した場合または異常であ
った回線が正常に戻った場合に、コンピュータ・インタ
フェース・モジュール112を介して、通信インタフェ
ース部106にその旨を通知する。
【0096】通信インタフェース部106においては、
回線制御モジュール114a〜114cから回線状態が
変化した旨の通知を受取ると、上述したマルチキャスト
通信終了後に宛先パターンテーブル109を変更する際
の手順と同様にして、宛先パターンテーブル109を変
更する。
【0097】これにより、マルチキャスト通信時に異常
が検出され、宛先パターンテーブル109において
「0」に変更された異常回線は、その後の回線制御モジ
ュール114a〜114cの回線状態監視により正常に
戻ったことが検出されたならば、「1」に変更されるの
で、次回のマルチキャスト通信時には、マルチキャスト
データが送信されることとなる。また、マルチキャスト
通信時に異常が検出されず、宛先パターンテーブル10
9において「1」となっている回線であっても、その後
の回線制御モジュール114a〜114cの回線状態監
視により異常が発生したことが検出されたならば、
「0」に変更されるので、次回のマルチキャスト通信時
には、マルチキャストデータは送信されない。
【0098】次に、本発明の第2の実施例について図1
0を用いて説明する。
【0099】図10は本発明の第2の実施例における宛
先パターンテーブル109を変更する際の概略手順を示
した図である。
【0100】本実施例が第1の実施例と異なる点は、宛
先パターンテーブル109の変更を、通信インタフェー
ス部106が終了報告処理において行うことである。
【0101】通信インタフェース部106においては、
マルチキャストデータ送信を指示された回線制御モジュ
ール114−a〜114−cの全てから終了報告を受取
った場合、または、マルチキャスト通信処理終了監視タ
イマがタイムアウトした場合に、MPU107は、終了
報告処理1000を起動する。すなわち、終了報告処理
1000では、終了報告確認テーブル110の内容に基
づいて、終了情報テーブル202を作成しながら、異常
回線を検出した場合は、該異常回線について宛先パター
ンテーブル109のパターンを変更する。そして、完了
した終了情報テーブル202を主記憶部102上の終了
情報テーブル200にコピーし、CPU101へマルチ
キャスト通信の終了報告を行う。
【0102】本実施例によれば、通信インタフェース部
106において宛先パターンテーブル109を変更する
ので、即座に異常回線へのデータ送信を抑止できる。
【0103】また、宛先パターンテーブル109は、通
信インタフェース部106内でのみ保持すればよいの
で、宛先パターンテーブル104は不要となり、主記憶
部102の容量を削減できる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホストコンピュータと複数の端末とが回線制御装置およ
び複数の回線で接続されたコンピュータシステムにおい
て、異常が検出された回線を記憶しておき、マルチキャ
スト通信時に、回線の正常/異常を確認することなく、
上記異常が検出された回線に対しては、マルチキャスト
データの送信を抑止するので、マルチキャスト通信にお
けるオーバヘッドの増加を防止することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係るコンピュータシステムの構
成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例に係る宛先パターンテーブル変更
の概略手順を示す説明図。
【図3】CPUが通信インタフェース部へ発行するコマ
ンドのフォーマットを示す説明図。
【図4】宛先パターンテーブルの構成を示す説明図。
【図5】終了報告確認テーブルの構成を示す説明図。
【図6】終了情報テーブルの構成を示す説明図。
【図7】通信インタフェース部における終了報告処理の
流れを示すフローチャート。
【図8】CPUにおける宛先パターンテーブル変更処理
の流れを示すフローチャート。
【図9】通信インタフェース部における宛先パターンテ
ーブル変更通知受取処理の流れを示すフローチャート。
【図10】第2の実施例に係る宛先パターンテーブル変
更の概略手順を示す説明図。
【符号の説明】
100…ホストコンピュータ、 101…CPU、 102…主記憶部、 103…通信バッファ、 104…宛先パターンテーブル、 105…コンピュータバス、 106…通信インタフェース部、 107…MPU、 108…通信バッファ、 109…宛先パターンテーブル、 110…終了報告確認テーブル、 111…多回線通信制御装置、 112…コンピュータ・インタフェース・モジュール、 113…内部バス、 114−a〜114−c…回線制御モジュール、 115−a〜115−c…MPU、 116−a〜116−c…通信バッファ、 200…終了情報テーブル、 201…終了報告処理、 202…終了情報テーブル、 203…コマンド、 204…宛先パターンテーブル変更通知受取処理、 1000…終了報告処理。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/04 29/14 8020−5K H04L 13/00 303 Z 8020−5K 313

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUおよびデータの通信制御を行う通信
    インタフェース部を有するホストコンピュータと、複数
    の端末と、上記ホストコンピュータと上記複数の端末と
    の間を接続する回線と、上記複数の回線を制御する回線
    制御装置とを備えたコンピュータシステムにおいて、上
    記ホストコンピュータから上記回線制御装置および上記
    回線を介して上記複数の端末に同一データ(以下、マル
    チキャストデータと称す。)を一斉に送信するマルチキ
    ャスト通信を行うマルチキャスト通信方式であって、 各回線が正常であるか否かを記憶する第1の記憶手段
    と、回線状態に変化があった回線の情報を上記通信イン
    タフェース部から受取った場合に、該回線について、上
    記第1の記憶手段の内容を変更する変更手段と、上記変
    更手段により変更した旨を上記通信インタフェース部に
    通知する第1の通知手段とを、上記ホストコンピュータ
    のCPUに設け、 各回線が正常であるか否かを記憶する第2の記憶手段
    と、上記CPUからマルチキャスト通信の指示を受取っ
    た場合に、上記第2の記憶手段に正常である旨が記憶さ
    れている回線に対してマルチキャストデータを送信する
    よう、上記回線制御装置に指示する送信指示手段と、回
    線状態が変化した回線を検出する検出手段と、上記検出
    手段により検出された回線の情報を上記CPUに通知す
    る第2の通知手段と、上記CPUの第1の通知手段から
    の通知を受取った場合に、上記第1の記憶手段の変更後
    の内容を上記第2の記憶手段にコピーするコピー手段と
    を、上記ホストコンピュータの通信インタフェース部に
    設けたことを特徴とするマルチキャスト通信方式。
  2. 【請求項2】CPUおよびデータの通信制御を行う通信
    インタフェース部を有するホストコンピュータと、複数
    の端末と、上記ホストコンピュータと上記複数の端末と
    の間を接続する回線と、上記複数の回線を制御する回線
    制御装置とを備えたコンピュータシステムにおいて、上
    記ホストコンピュータから上記回線制御装置および上記
    回線を介して上記複数の端末に同一データ(以下、マル
    チキャストデータと称す。)を一斉に送信するマルチキ
    ャスト通信を行うマルチキャスト通信方式であって、 各回線が正常であるか否かを記憶する第1の記憶手段
    と、上記CPUからマルチキャスト通信の指示を受取っ
    た場合に、上記第1の記憶手段に正常である旨が記憶さ
    れている回線に対してマルチキャストデータを送信する
    よう、上記回線制御装置に指示する送信指示手段と、回
    線状態が変化した回線を検出する検出手段と、上記検出
    手段により検出された回線について、上記第1の記憶手
    段の内容を変更する変更手段とを、上記ホストコンピュ
    ータの通信インタフェース部に設けたことを特徴とする
    マルチキャスト通信方式。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のマルチキャスト通
    信方式において、 上記CPUからマルチキャスト通信の指示を受取ってか
    ら所定時間内に、マルチキャストデータの送信が正常終
    了した旨の通知を上記回線制御装置から受取ったか否か
    を回線ごとに記憶する第3の記憶手段を上記ホストコン
    ピュータの通信インタフェース部に設け、 上記検出手段は、上記第3の記憶手段に上記回線制御装
    置からの通知を受取った旨が記憶されていない回線を、
    正常から異常に変化した回線として検出することを特徴
    とするマルチキャスト通信方式。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載のマルチキャス
    ト通信方式において、 定期的に回線状態を監視する監視手段と、上記監視手段
    による監視の結果、回線状態が変化した場合に、その旨
    を上記通信インタフェース部に通知する第3の通知手段
    とを、上記回線制御装置に設け、 上記検出手段は、上記第3の通知手段からの通知内容に
    基づいて、回線状態に異常が発生した回線を、正常から
    異常に変化した回線として検出し、回線状態が正常に戻
    った回線を、異常から正常に変化した回線として検出す
    ることを特徴とするマルチキャスト通信方式。
  5. 【請求項5】ホストコンピュータと複数の端末とが複数
    の回線で接続されたコンピュータシステムにおいて、異
    常が検出された回線を記憶しておき、上記ホストコンピ
    ュータから上記複数の端末へ同一データを一斉に送信す
    るマルチキャスト通信を行う際に、上記異常が検出され
    た回線に対しては、同一データの送信を行わないように
    することを特徴とするマルチキャスト通信方法。
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