JP2003143150A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JP2003143150A JP2001338172A JP2001338172A JP2003143150A JP 2003143150 A JP2003143150 A JP 2003143150A JP 2001338172 A JP2001338172 A JP 2001338172A JP 2001338172 A JP2001338172 A JP 2001338172A JP 2003143150 A JP2003143150 A JP 2003143150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の伝送路を有し、ある系統でデータ衝突が
発生した場合、他の系で送信を継続すること。 【解決手段】伝送路を2系統以上有するローカルエリア
ネットワークにおいて、正常時は両系統に同じデータを
送信し、片系でデータ衝突が発生した場合は、その系の
送信を中断し、もう一方の系にて送信を継続する障害回
避機能を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2系統以上の伝送
路を有するローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に
おける送信動作において障害検出および障害回避を行う
伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク技術は、主に情報処理を行
うため(情報処理系)、又はシステム等の制御を行うた
め(監視制御系)に利用される。このうち情報処理系に
はLAN(ローカルエリアネットワーク)を用いること
が広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】伝送路が1系統しかな
い従来のLANでは送信中にコリジョン(データ衝突)が
発生した場合は、直ちに送信を中断し、ある一定時間待
った後、送信を始めからやり直す必要があった。この動
作によって、送信動作に遅延が発生すると共に回線使用
率が低下してしまう。
【0004】また、物理層回路(送信クロック、エンコ
ーダ、ギャップタイマ等)に故障が発生した場合は、送
信が不可能な状態に陥ってしまう。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、複数の伝送路を有すること
で、ある系統でコリジョンが発生した場合でも他の系で
送信を継続し、回線使用率を低下させない伝送装置を提
供することである。
【0006】本発明の他の目的は、ある系統の物理層回
路が故障した場合でも、他の系統で送信動作を継続し、
伝送不能状態に陥らないようにし、フォールト・トレラ
ント性を向上させることのできる伝送装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の伝送装置は、ローカルエリアネットワーク
において、複数の伝送路と、正常時は前記複数の伝送路
に同じデータを送信する手段と、前記複数の伝送路のい
ずれかでデータ衝突が発生したことを検出し、その伝送
路の送信を中断する手段と、および前記送信が中断され
た伝送路を除く他の伝送路において送信を継続する手段
とを具備することを特徴とする。
【0008】この発明によれば、片系でコリジョンが発
生しても、他系で送信を継続できるため、コリジョン発
生時の再送処理による遅延および当該処理による回線使
用率の低下を防止することができる。
【0009】また、片系に異常なステーションが存在
し、不要な送信行為により断続的あるいは連続的にコリ
ジョンが発生していた場合でも、一方の系においては送
信を正常に継続して行うことができる。
【0010】また、本発明の伝送装置は、ローカルエリ
アネットワークにおいて、複数の伝送路と、前記各伝送
路に接続された物理層回路であって少なくともエンコー
ダ回路を含む物理層回路と、正常時は前記複数の伝送路
に同じデータを送信する手段と、前記物理層回路のエン
コーダ回路に異常が発生したことを検出し、その伝送路
の送信を中断する手段と、および前記送信が中断された
伝送路を除く他の伝送路において送信を継続する手段と
を具備することを特徴とする。
【0011】また、本発明の伝送装置は、ローカルエリ
アネットワークにおいて、複数の伝送路と、前記各伝送
路に接続された物理層回路であって、少なくとも物理層
の送信タイミングを決定する回路を含む物理層回路と、
正常時は前記複数の伝送路に同じデータを送信する手段
と、前記物理層回路の送信タイミングを決定する回路に
異常が発生したことを検出し、その伝送路の送信を中断
する手段と、および前記送信が中断された伝送路を除く
他の伝送路において送信を継続する手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0012】この発明によれば、一方の系においてPHY
(送信CLK、エンコーダ、ギャップタイマ等)に異常が
発生した場合でも、正常な系にて送信を継続できるた
め、フォールト・トレラント性が向上する。
【0013】また、本発明の伝送装置は、ローカルエリ
アネットワークにおいて、複数の伝送路と、前記複数の
伝送路のいずれかにおいてバースト的な伝送異常が発生
し連続的な受信状態が継続していることを検出する手段
と、前記検出手段により検出された伝送路の送信を中断
する手段と、および前記送信が中断された伝送路を除く
他の伝送路において、送信を継続する手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、片系にてバースト的に
受信異常が発生している場合、もう一方の系にて送信を
継続することができる。また、受信異常が発生している
系に対して送信を行わないため、二次的に発生する連続
的なコリジョンを防止することができる。
【0015】また、本発明の伝送装置は、ローカルエリ
アネットワークにおいて、複数の伝送路と、前記各伝送
路に接続され、交換可能な物理層回路であって少なくと
もエンコーダ回路および物理層回路の送信タイミングを
決定する回路を含む物理層回路と、前記物理層回路のエ
ンコーダ回路または物理層回路の送信タイミングを決定
する回路に異常が発生したことを検出する手段と、およ
び前記検出手段により異常が検出された物理層回路を交
換する手段とを具備することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、請求項2あるいは請求
項3の障害回避機能によって異常と判定されたモジュー
ルをオンラインで交換することが可能となるため、フォ
ールト・トレラント性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。
【0018】図1は、本発明の伝送装置の一実施形態を
示すシステムブロック図である。同図に示すように内部
データバス1にメディアアクセスコントローラ(MA
C)3が接続される。メディアアクセスコントローラ3
には複数の伝送路(A系、B系・・・n系)が接続され
る。複数の伝送路(A系、B系・・・n系)にはそれぞ
れ物理回路層(PHY−A、PHY−B・・・PHY−
n)が接続される。各物理回路層(PHY−A、PHY
−B・・・PHY−n)は送信クロック回路(CLK−
A、CLK−B・・・CLK−n)、エンコーダ5、
7、9、ギャップタイマ11、13、15等を含む。さ
らに、各物理回路層(PHY−A、PHY−B、PHY
−n)は各伝送路上で発生するデータ衝突(コリジョ
ン)を検出しメディアコントロール層回路(MAC)3
にコリジョンを知らせる信号COL−A、COL−B、
・・・COL−nをそれぞれ有する。
【0019】いずれかの伝送路上でコリジョンが発生し
た場合、下記に示す規則に従って送信中断あるいは継続
を行う。これによって一部の系統でコリジョンが発生し
た場合でも他の系で送信を継続し、回線使用率を低下さ
せない効果を得る。
【0020】(規則1)正常時は全系に同じデータを送
信する。 (規則2)ある系でコリジョンが発生した場合、コリジ
ョンが発生した系は送信を中断し、コリジョンが発生し
ていない系で送信を継続する。 (規則2−1)コリジョンが発生した系は直ちに送信を
中断する。 (規則2−2)コリジョンが発生していない系は送信を
継続する。 (規則2−3)コリジョンが発生しても送信し直し(リ
トライ)は行わない。 (規則2−4)必要に応じて、コリジョンが発生したこ
とを示すステータスを出力する。 (規則2−5)次のフレーム送信要求発生時は全系に送
信を試みる。 (規則3)全系でコリジョンが発生した場合は、全系と
もに送信を中断する。 (規則3−1)全系に対してリトライを行う。 (規則3−2)全系コリジョン発生のステータスおよび
送信エラー割込みを出力する。 (規則3−3)次のフレーム送信要求発生時は全系に送
信を試みる。
【0021】MAC3から物理層回路(PHY−A、PHY−
B、・・・PHY−n)への送信データ受け渡しは、あ
るデータ単位(32ビット等)で行われる。図1のように
MAC3からBSY信号を出力し、データ線に有効なデータが
出力したことを物理層回路(PHY−A、PHY−B、P
HY−n)に通知する。物理層回路(PHY−A、PHY
−B、PHY−n)はBSY信号がアクティブになってい
るのを確認し、データ線から送信データを受け取る。こ
のとき、受け取ったことを確認する応答信号ACKをMAC3
に返す。
【0022】図1のように、A系、B系...n系のそれ
ぞれに対応する応答信号をACK-A、ACK-B...ACK-nと
する(MAC3から出力されるBSY信号およびデータ信号は
同じタイミング、同じ内容である)。
【0023】MAC3では、各物理層回路(PHY−A、PH
Y−B、PHY−n)から返ってくる応答信号ACK-A、A
CK-B...ACK-nを以下の規則に従って合成する。これ
によって、一部の系統の物理層回路が故障した場合でも
他の系統で送信動作を継続し、伝送不能状態に陥らない
ようにすることができる。
【0024】(規則4)各物理層回路(PHY−A、PH
Y−B、・・・PHY−n)のエンコーダ5,7,9か
らのデータ受け取り応答信号ACK−A、ACK−B、
・・・ACK−nを合成する。 (規則4−1)応答信号ACK-A、ACK-B...ACK-nのう
ちMAC3への到着が最も遅いACK信号を選ぶ。 (規則4−2)ACKが返らない系は、ある一定時間経過
後、物理層回路(PHY)の異常と判断し、その系の送信
を中断する。 (規則4−3)必要に応じて、ある系で応答信号異常が
発生したというステータスを出力する。 (規則4−4)次のフレームの送信要求が発生したとき
は全系に対して送信データを渡す動作を試みる。
【0025】LANでは、あるステーションが送信終了し
た後、何れかのステーションが次の送信を開始するまで
に一定時間(インターフレーム間ギャップ)待つように
規定されている(この機構は、コリジョンが連続的に発
生しないようにするものである)。
【0026】よって、あるステーションが送信開始する
タイミングは、インターフレーム間ギャップをカウント
するタイマがタイプアップしたことを示す信号GAPTUPに
依ることになる。
【0027】図1のように、A系、B系...n系のそれ
ぞれに対応するギャップタイマアップ信号をGAPTUP-A、
GAPTUP-B...GAPTUP-nとする。
【0028】MAC3では、各物理層回路(PHY−A、P
HY−B、PHY−n)から出力されるギャップタイマ
アップ信号GAPTUP-A、GAPTUP-B...GAPTUP-nを以下
の規則に従って合成する。これによって、一部の系統の
物理層回路が故障した場合でも他の系統で送信動作を継
続し、伝送不能状態に陥らないようにすることができ
る。
【0029】(規則5)ギャップタイマからのギャップ
タイプアップ信号GAPTUPを合成する。 (規則5−1)各ギャップタイマからのGAPTUPで最も遅
いものを選ぶ。 (規則5−2)GAPTUPが返らない系は、ある一定時間経
過後、ギャップタイマの異常と判断し、その系の送信は
中止する。 (規則5−3)必要に応じて、各系のギャップタイマ異
常ステータスを出力する。 (規則5−4)一旦、異常と判断されたギャップタイマ
からGAPTUPがきた場合、その系を復帰させ再び全系にフ
レーム送信を試みる。
【0030】ある系の伝送路にバースト的な伝送異常が
発生し連続的な受信状態が継続している場合、その系に
は送信せず、正常な系にのみ送信を行う。
【0031】以下に示す規則に沿ってバースト受信障害
を引き起こしている系に対して、送信を中止することに
よって不要なコリジョンが連続的に発生することを抑制
する。
【0032】(規則6)バースト受信障害系の送信回
避。 (規則6−1)複数の系において最も早くフレームの受
信が終了したタイミングからカウントして一定時間以上
受信状態が継続している系を検出する。 (規則6−2)上記(規則6−1)にて異常と判定され
た系においては次回の送信は中止する。 (規則6−3)必要に応じて、各系のバースト受信異常
ステータスを出力する。 (規則6−4)一旦、異常と判断された系においてバー
スト受信状態が無くなったら復帰させ、次の回の送信か
ら再開する。
【0033】また、物理層回路部分をモジュール化して
交換可能な構造とする。
【0034】伝送路を2系統以上有するLANにおい
て、正常時は両系統に同じデータを送信し、片系の物理
層のエンコーダ回路等において、異常が発生した場合
は、その系の送信を直ちに中断し、もう一方の系にて送
信を継続する障害回避機能あるいは伝送路を2系統以上
有するLANにおいて、正常時は両系統に同じデータを
送信し、片系の物理層の送信タイミングを決定する回路
(ギャップタイマ等)において異常が発生した場合は、
その系の送信を中止し、もう一方の系にて送信を継続す
る障害回避機能によって異常と判定された物理層回路モ
ジュールがあり、一定時間回復しない場合は、そのモジ
ュールを正常なモジュールと交換する。
【0035】図2は各ステーション17a、17b、1
7c、・・・17nを二つの伝送路で結ぶ2重化ネット
ワークの構成を示す図である。図2において、伝送路を
伝送路Aおよび伝送路Bとする。
【0036】図3は各ステーションの内部を示すブロッ
ク図である。同図に示すように伝送路Aおよび伝送路B
に直接接続する外部コネクタ19a、19bからトラン
ス21a、21bを経由し、物理層回路(PHY)23
a、23bまでを2重化した構成とする。
【0037】また、内部データバスを介してCPU27
からの各種設定や送信データの読み出し/書き込みを適
宜実施する。CPU27のステータスも内部データバス
25を経由する。
【0038】図4はMAC3と二つの物理層回路(PH
Y−A、PHY−B)との間の信号を示す図である。
【0039】PHY-A回路は送信CLK-Aにて動作し、伝送路
上でコリジョンが発生した場合はコリジョン信号線COL-
AにてMAC3に通知する機能を有する。
【0040】また、PHY-Aエンコーダ部ではMAC3から定
められた幅で渡される送信データ列をシリアルビットス
トリームに変換する。MACによって送信データが用意さ
れ、BSY信号がアクティブになったタイミングでデータ
線に出力される。PHY-Aエンコーダ部5ではBSY信号がア
クティブになったタイミングでデータ線から送信データ
を取り込む。正常に取り込みが終了したタイミングで応
答信号ACK-AをMAC3に返す。
【0041】PHY-Aギャップタイマ11では自ステーシ
ョンの送信あるいは他ステーションからの送信を監視
し、伝送路上にフレームが無くなった時点からタイマ・
カウントを行う。定められたインターフレーム間ギャッ
プ時間をカウントした後、ギャップタイムアップ信号GA
PTUP-AをMAC3に対して出力する。
【0042】上記PHY-Aと同様な機能を、PHY-Bも有する
ものとする。
【0043】図5はA系、B系のコリジョンとフレーム
の様子を示す図である。
【0044】A系、B系のコリジョンとフレームの様子を
図5に示す。A系、B系とも正常に送信を開始するが、
のタイミングでA系にコリジョンが発生したものとする
と、のようにA系の送信を直ちに中断する。しかし、
のようにB系でコリジョンが発生していない場合はB系
の送信を継続する。
【0045】ただし、次回のの送信タイミングでは、
A系B系の両系統に送信を開始する。
【0046】図6に示すように1つの送信フレームは、
いくつかの定められたデータ単位(幅)に分けられてMA
C3から物理層回路(PHY−A、PHY−B、PHY−
n)に渡されていく。物理層回路(PHY−A、PHY−
B、PHY−n)では逐次、送信データ列をシリアルビ
ットストリームに変換して伝送路に送出していく。
【0047】において物理層回路PHY-Bのエンコーダ
部7あるいは送信CLK-B等の異常でACK-Bが返らない場合
を想定すると、のように一定時間待ってからA系の送
信を継続するようにMACからデータとBSYを出力する。こ
のとき、に示すようにB系は直ちに送信を中断する。
【0048】次回の送信ではのようにA系B系の両系統
で送信を試みる。
【0049】図7に示すのように送信CLK-B等の異常
でGAPTUP-B信号がアクティブにならない場合、に示す
通り一定時間待ってからA系の送信を継続して実施す
る。このとき、のようにB系は送信を中止し、これ以
降B系からは送信しない。
【0050】ただし、の通りB系のGAPTUP-B信号が復
帰した場合は、、B系の送信を再開する。
【0051】図8はバースト受信異常時の送信タイミン
グを示す図である。図8において、の時点からB系で
バースト的に受信異常が発生した場合を想定する。の
A系フレーム受信(あるいは送信)終了時から、一定時
間経過してもB系が受信状態であった場合は、B系異常と
判断し、のようにB系への送信を中止する。ただし、B
系バースト受信異常が回復した場合は、再び両系統に送
信を行う。
【0052】図9は交換可能な物理層回路モジュールの
構造例を示す図である。
【0053】図9に示すように、PHY-AおよびPHY-Bを含
む物理層回路部分をそれぞれ交換可能なようにモジュー
ル化し、本体カードに取り付けて運用する構造とする。
【0054】上述した障害回避機能によって異常と判定
された場合、長い時間復帰せず、部品の偶発的な故障が
考えられるときは、異常なモジュールを正常なモジュー
ルと交換することができる。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、複数伝送路の送信制
御を行うことで、コリジョン発生時の再送処理による遅
延および当該処理による回線使用率の低下を防ぎ、また
偶発的な故障の検出と故障系の切り離しを自動的に行
い、さらに二次的な障害の発生を防ぐことで信頼性の高
いネットワークシステムの構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送装置の一実施形態を示すシステム
ブロック図である。
【図2】各ステーション17a、17b、17c、・・
・17nを二つの伝送路で結ぶ2重化ネットワークの構
成を示す図である。
【図3】図2に示す2重化伝送路上のステーションの内
部を示すブロック図である。
【図4】MAC3と二つの物理層回路(PHY−A、P
HY−B)との間の信号を示す図である。
【図5】A系、B系のコリジョンとフレームの様子を示
す図である。
【図6】応答信号消失時の送信タイミングを示す図であ
る。
【図7】ギャップタイマ異常時の送信タイミングを示す
図である。
【図8】バースト受信異常時の送信タイミングを示す図
である。
【図9】交換可能な物理層回路(PHY)モジュールの
構造例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・内部データバス 3・・・メディアアクセスコントローラ(MAC) 5、7、9・・・エンコーダ 11、13、15・・・ギャップタイマ 17a、17b、17c、17n・・・ステーション 19a、19b・・・外部コネクタ 21a、21b・・・トランス 23a、23b・・・物理層回路 25・・・内部データバス 27・・・CPU PHY−A、PHY−B、・・・PHY−n・・・物理
層回路 CLK−A、CLK−B、・・・CLK−n・・・送信
クロック回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/02 H04L 13/00 S Fターム(参考) 5K014 AA01 CA06 DA02 FA01 FA05 FA15 5K032 AA06 CA06 EA02 EB06 5K033 AA06 CA06 DB16 EA02 EB06 5K034 AA05 EE07 EE10 FF02 HH01 HH09 HH16 JJ13 LL01 LL02 LL04 MM01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローカルエリアネットワークにおいて、 複数の伝送路と、 正常時は前記複数の伝送路に同じデータを送信する手段
    と、 前記複数の伝送路のいずれかでデータ衝突が発生したこ
    とを検出し、その伝送路の送信を中断する手段と、およ
    び前記送信が中断された伝送路を除く他の伝送路におい
    て送信を継続する手段と、を具備することを特徴とする
    伝送装置。
  2. 【請求項2】ローカルエリアネットワークにおいて、 複数の伝送路と、 前記各伝送路に接続された物理層回路であって少なくと
    もエンコーダ回路を含む物理層回路と、 正常時は前記複数の伝送路に同じデータを送信する手段
    と、 前記物理層回路のエンコーダ回路に異常が発生したこと
    を検出し、その伝送路の送信を中断する手段と、および
    前記送信が中断された伝送路を除く他の伝送路において
    送信を継続する手段と、を具備することを特徴とする伝
    送装置。
  3. 【請求項3】ローカルエリアネットワークにおいて、 複数の伝送路と、 前記各伝送路に接続された物理層回路であって、少なく
    とも物理層の送信タイミングを決定する回路を含む物理
    層回路と、 正常時は前記複数の伝送路に同じデータを送信する手段
    と、 前記物理層回路の送信タイミングを決定する回路に異常
    が発生したことを検出し、その伝送路の送信を中断する
    手段と、および前記送信が中断された伝送路を除く他の
    伝送路において送信を継続する手段と、を具備すること
    を特徴とする伝送装置。
  4. 【請求項4】ローカルエリアネットワークにおいて、 複数の伝送路と、 前記複数の伝送路のいずれかにおいてバースト的な伝送
    異常が発生し連続的な受信状態が継続していることを検
    出する手段と、 前記検出手段により検出された伝送路の送信を中断する
    手段と、および前記送信が中断された伝送路を除く他の
    伝送路において、送信を継続する手段と、を具備するこ
    とを特徴とする伝送装置。
  5. 【請求項5】ローカルエリアネットワークにおいて、 複数の伝送路と、 前記各伝送路に接続され、交換可能な物理層回路であっ
    て少なくともエンコーダ回路および物理層回路の送信タ
    イミングを決定する回路を含む物理層回路と、 前記物理層回路のエンコーダ回路または物理層回路の送
    信タイミングを決定する回路に異常が発生したことを検
    出する手段と、および前記検出手段により異常が検出さ
    れた物理層回路を交換する手段と、を具備することを特
    徴とする伝送装置。
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