JPH0590839A - データ列間接続部の補間機能を有する任意波形発生装置 - Google Patents

データ列間接続部の補間機能を有する任意波形発生装置

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JPH0590839A
JPH0590839A JP3248074A JP24807491A JPH0590839A JP H0590839 A JPH0590839 A JP H0590839A JP 3248074 A JP3248074 A JP 3248074A JP 24807491 A JP24807491 A JP 24807491A JP H0590839 A JPH0590839 A JP H0590839A
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JP
Japan
Prior art keywords
waveform
window
data
memory
basic
Prior art date
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Pending
Application number
JP3248074A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Iharaki
正裕 伊原木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH0590839A publication Critical patent/JPH0590839A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基本波形データを繰り返し読み出して任意波
形を発生する場合に、不要高周波を抑制することが可能
なデータ列間接続部の補間機能を有する任意波形発生装
置を実現する。 【構成】 記憶手段5に記憶された基本波形を繰り返し
て連続波形を発生する任意波形発生装置において、基本
波形の開始部分と終了部分とを接続する接続部分のウィ
ンドウを設定するウィンドウ設定手段3aと、ウィンド
ウ設定手段3aにより設定されたウィンドウの両端をス
プライン関数により補間する補間手段3bとを備え、ウ
ィンドウ設定手段3aは、補間される部分の波形と基本
波形とを評価関数により両波形の滑らかさを測定し、両
波形の滑らかさが近似するように、ウィンドウ幅を決定
するよう構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記憶手段に記憶された基
本波形を繰り返して発生した連続波形のデータ列間接続
部の補間機能を有する任意波形発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】波形をディジタルデータとしてメモリに
蓄積しておき、これを繰り返し読み出してD/A変換す
る任意波形発生装置がある。この種の装置では、図6に
示すような波形1周期分のデータをメモリにあらかじめ
蓄積しておく。そして、図7に示すようにメモリの内容
を繰り返して読み出すことで、波形を出力している。そ
して、この読み出しのクロック周波数を変えることで、
波形の周波数を変えることができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7の波形によると、
波形の始点と終点との接点で不連続な状態が発生するこ
とがある。特に、図6の波形が何らかの信号処理の結果
に得られたものである場合、頻繁に発生する。
【0004】例えば、発生しようとする信号が帯域制限
されたノイズ信号であれば、不連続点の存在は不要な高
周波の原因となる。このような問題を避けるには、人手
に頼って目視により始点と終点との間を修正する必要が
ある。この作業は単体測定器を使用する上で大変面倒な
作業である。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、基本波形データを繰り
返し読み出して任意波形を発生する場合に、不要高周波
を抑制することが可能なデータ列間接続部の補間機能を
有する任意波形発生装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
手段は、記憶手段に記憶された基本波形を繰り返して連
続波形を発生する任意波形発生装置において、基本波形
の開始部分と終了部分とを接続する接続部分のウィンド
ウを設定するウィンドウ設定手段と、ウィンドウ設定手
段により設定されたウィンドウの両端をスプライン関数
により補間する補間手段とを備え、ウィンドウ設定手段
は、補間される部分の波形と基本波形とを評価関数によ
り両波形の滑らかさを測定し、両波形の滑らかさが近似
するように、ウィンドウ幅を決定するよう構成されたこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】ウィンドウ設定手段により設定されたウィンド
ウ内において、補間手段によりスプライン関数による補
間が行なわれ、この補間により生成された波形が基本波
形と近似した滑らかさになるようにウィンドウ幅が決定
される。そして、基本波形とウィンドウ幅内の補間波形
とが繰り返して読みだされ、所望の波形が出力される。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の第一の実施例を示す構成図
である。この図において、1は装置全体を統括制御する
CPU、2は装置のメインメモリを構成するRAM、3
はウィンドウ設定プログラム,補間処理プログラムなど
が格納されたROM、4は波形データ読み出しアドレス
を発生するシーケンサ、5は基本波形のデータが格納さ
れた波形メモリ、6は読み出された波形データをD/A
変換するD/A変換器である。
【0009】このように構成された本実施例装置を図2
〜図5を参照して説明する。波形メモリ5に基本波形の
データ(例えば一波形分のデータ列)を予め格納してお
く。そして、シーケンサ4が波形メモリ5に与えるアド
レスにしたがって、基本波形のデータが読み出され、こ
れがD/A変換器6でアナログのデータに変換されて波
形として外部に出力される。この際、波形メモリ5内の
データがn個である場合、基本的には図2に示すように
1〜nのアドレスを繰り返すようにして波形データの読
み出しが行なわれる。
【0010】ここで、図3のような波形を繰り返し読み
出して波形を出力する場合を考える。この場合、図4実
線に示すように、原波形の第n点と第1点との振幅が異
なっており、波形が不連続になる。そこで、接続点を中
心にm点のウィンドウを設定する。そして、このウィン
ドウの両端を三次元のスプライン関数で滑らかに補間す
る。これにより、不要な高周波の発生を抑制する。
【0011】次に、このウィンドウにおける補間につい
て詳細に説明する。本実施例では、原波形と補間波形と
の滑らかさの度合いが十分近づくように、ROM3に格
納されたウィンドウ設定プログラムにしたがって補間ポ
イント数mを決定する。このウィンドウ設定プログラム
は、以下に記載する評価関数wを基準にしている。 v= (1/n)Σ |xi+1 −xi| … 但し、i は1〜n−1 u= (1/n)Σ |yi+1 −yi| … 但し、i は1〜m−1 w= v−u … w≦δ … ここで、xi :原波形データのi番目のデータ yi :補間された波形データのi番目のデータ n:原波形点数 m:補間ウィンドウ内点数(2の倍数) ここで、図5を参照して説明する。まず、原波形データ
の滑らかさvを求める(図5ステップ1)。そして、ウ
ィンドウ幅mを2に設定しておく(図5ステップ2)。
そして、スプライン補間を実行し、補間された波形デー
タの滑らかさuを求める(図5ステップ3)。この後、
v,uから評価関数wを求める(図5ステップ4)。そ
して、この評価関数wが所定の値δ以下になるように、
mを増加させるようにして(図5ステップ7,8,
9)、ウィンドウを設定して、スプライン補間を実行す
る。このようにして、上記式を満たすようになった
ら、波形を確定する(図5ステップ6)。
【0012】この場合、以上のようにして生成した補間
部分の波形データで波形メモリ5のデータの一部を書き
換えるか、補間部分の波形データのみをRAM2に格納
するようにする。そして、波形メモリ5若しくは波形メ
モリ5およびRAM2からデータを繰り返し読み出して
波形を出力する。
【0013】以上詳細に説明したように、波形データの
滑らかさを定量的に判断できるので、周波数解析を伴う
ことなくデータ補間を行なうことができ、不要な高周波
成分の発生を抑制することができる。
【0014】
【発明の効果】以上実施例とともに詳細に説明したよう
に、波形データの滑らかさを定量的に判断できるので、
周波数解析を伴うことなくデータ補間を行なうことがで
きる。これにより、不要な高周波成分の発生を抑制する
ことが可能になり、データ列間接続部の補間機能を有す
る任意波形発生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を示す構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施例における動作を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施例における動作を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の一実施例における動作を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の一実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】従来装置における動作を示す説明図である。
【図7】従来装置における動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM(メインメモリ) 3 ROM 4 シーケンサ 5 波形メモリ 6 D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に記憶された基本波形を繰り返
    して連続波形を発生する任意波形発生装置において、 基本波形の開始部分と終了部分とを接続する接続部分の
    ウィンドウを設定するウィンドウ設定手段と、 ウィンドウ設定手段により設定されたウィンドウの両端
    をスプライン関数により補間する補間手段とを備え、 ウィンドウ設定手段は、補間される部分の波形と基本波
    形とを評価関数により両波形の滑らかさを測定し、両波
    形の滑らかさが近似するように、ウィンドウ幅を決定す
    るよう構成されたことを特徴とするデータ列間接続部の
    補間機能を有する任意波形発生装置。
JP3248074A 1991-09-26 1991-09-26 データ列間接続部の補間機能を有する任意波形発生装置 Pending JPH0590839A (ja)

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JP3248074A JPH0590839A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 データ列間接続部の補間機能を有する任意波形発生装置

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JPH0590839A true JPH0590839A (ja) 1993-04-09

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ID=17172824

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