JPH0590761U - 押釦スイッチ - Google Patents
押釦スイッチInfo
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- JPH0590761U JPH0590761U JP3264292U JP3264292U JPH0590761U JP H0590761 U JPH0590761 U JP H0590761U JP 3264292 U JP3264292 U JP 3264292U JP 3264292 U JP3264292 U JP 3264292U JP H0590761 U JPH0590761 U JP H0590761U
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- movable contact
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品数が少なく、簡素な構造を有し、組立て
を容易に行うことができるオールタネイトタイプの押釦
スイッチを提供する。 【構成】 スイッチ機構を収納する箱体と、押釦を推動
自在に収納する押釦収納部とを一体成形すると共に、箱
体の底面部開口を底面板によって閉塞し、この底面板に
コモン端子と固定端子が植設され、コモン端子の位置を
支点に棒受兼可動接片支持体がシーソ運動できるように
支持される。棒受兼可動接片支持体の上面には互いに逆
向きの傾斜面を有し、この傾斜面によって押釦から突出
したピンが棒受兼可動接片支持体の端部に交互に係合し
て押下操作し、棒受兼可動接片支持体を転換操作する。
棒受兼可動接片支持体の上部にバネ受板を係合支持さ
せ、このバネ受板と押釦との間に反発バネを介挿する。
を容易に行うことができるオールタネイトタイプの押釦
スイッチを提供する。 【構成】 スイッチ機構を収納する箱体と、押釦を推動
自在に収納する押釦収納部とを一体成形すると共に、箱
体の底面部開口を底面板によって閉塞し、この底面板に
コモン端子と固定端子が植設され、コモン端子の位置を
支点に棒受兼可動接片支持体がシーソ運動できるように
支持される。棒受兼可動接片支持体の上面には互いに逆
向きの傾斜面を有し、この傾斜面によって押釦から突出
したピンが棒受兼可動接片支持体の端部に交互に係合し
て押下操作し、棒受兼可動接片支持体を転換操作する。
棒受兼可動接片支持体の上部にバネ受板を係合支持さ
せ、このバネ受板と押釦との間に反発バネを介挿する。
Description
【0001】
この考案は各種の電子機器等に利用することができるオールタネイトタイプの 押釦スイッチに関する。
【0002】
一般にプッシュプッシュスイッチとも呼ばれるオールタネイトタイプの押釦ス イッチは図8に示すように絶縁材によって形成された箱体1と、この箱体1の底 面に植設したコモン端子2と、固定端子3および4と、コモン端子2を支点とし てシーソ運動できるように支持された可動接片5と、この可動接片5を位置ずれ することなくシーソ運動できるように支持する可動接片支持体6と、可動接片支 持体6を転換操作する押棒7と、この押棒7を支持して転換動作する棒受8と、 押棒7を可動接片支持体6に向かって押し付けるバネ9と、棒受8の上面に形成 されて互いに逆向きの傾斜面8A,8Bに案内されて棒受8の回動遊端に係合し 、棒受8を転換操作するピン11と、ピン11を押下操作する押釦12と、押釦 12とピン11を上方に偏倚させる反発バネ13と、押釦12を推動自在に支持 する押釦収納部14とによって構成される。
【0003】
従来のオールタネイトタイプの押釦スイッチは箱体1と押釦収納部14とが別 々に作られており、この点で部品の数が多く組立工程数が多くなり、コストが掛 かる欠点がある。つまり押釦収納部14は金属板15に加締め付けられ、金属板 15に形成した爪15Aが箱体1の底面側に延長され底面に向かって折り曲げら れて箱体1に合体される。
【0004】 この合体作業の前に押釦収納部14に押釦12とピン11,反発バネ13とを 装着しておき、箱体1には可動接片5と可動接片支持体6,棒受8,押棒7,バ ネ9をそれぞれ装着しておき、その上で両者を合体させる作業を行う。この合体 作業時は棒受8はバネ9の偏倚力によって箱体1から浮き上がるため、これを抑 え付けながら金属板15を箱体1の開口部に取付けなくてはならない。従って組 立てが面倒となる不都合が生じる。
【0005】 この考案の目的は、部品の数を少なくし、構造を簡素化して組立てを容易に行 うことができるオールタネイトタイプの押釦スイッチを提供しようとするもので ある。
【0006】
この考案では、箱体と押釦収納部とを樹脂材によって一体成形し、箱体と押釦 収納部とを合体する工程を省くと共に、棒受と可動接片支持体とを一体化し、こ の一体化によって押棒と、この押棒を押し付けるバネと、可動接片支持体または 棒受の何れか一方を省略した構造としたものである。
【0007】 この考案の構造によれば部品の数が少なくなり、組立てが容易となって安価に 作ることができる利点が得られる。
【0008】
図1乃至図7にこの考案の一実施例を示す。図1は定常状態、図2は押釦12 を途中まで押下操作した状態、図3は押釦12の押下操作により切り換えが完了 した状態を示している。 図示するように、この考案においては棒受と可動接片支持体とが一体化されて いる点と、反発バネ13の反力を押釦12の復帰力と、棒受と可動接片支持体が 一体化された物体16(以下これを棒受兼可動接片支持体と称す)を支点に圧接 させるための力に利用する構造とした点を特徴とするものである。
【0009】 このために反発バネ13の下端にバネ受板17を設ける。バネ受板17は図5 に示すように箱体1の長辺方向に長い平面形状が長方形の絶縁板で形成される。 上面から底面に向かってスリット17Aが形成され、このスリット17Aを通じ てピン11を上面から底面に自由に貫通させる。バネ受板17の底面側にはスリ ット17Aの両側に三角形の突起17Bを形成する。この三角形の突起17Bの 先端を棒受兼可動接片支持体16に設けた凹部16Aに係合させ、バネ受板17 の両端には下方に延びた突面17Cを形成し、この突面17Cが箱体1の内壁面 に衝合して反転動作時にバネ受板17が廻り過ぎることを規制する構造としてい る。
【0010】 棒受兼可動接片支持体16は図6に示すように凹部16Aを形成した部分の間 に互いに逆向きに傾斜した傾斜面8Aと8Bが形成される。棒受兼可動接片支持 体16の底面側には可動接片5を支持するための凹溝16Bを形成する。この例 では凹溝16Bを2条形成し、2枚の可動接片5を支持する構造とした場合を示 す。
【0011】 可動接片5は導電性のバネ材をコ字状に折り曲げて構成される。コ字状に折り 曲げられた遊端側の辺の中央にコモン端子2に接触するコモン端子接触部5Aが 形成され、両端に固定端子3および4との接触部5B,5Cが形成される。これ らコモン端子接触部5Aおよび接触部5B,5Cは図4に示すようにコモン端子 2と固定端子3および4を挟み付け、電気的な接触を維持する。
【0012】 棒受兼可動接片支持体16の側面に一対の軸16Cが突設される。この軸16 Cは箱体1の開口面を蓋する底面板18に形成した突起18Aで囲まれて形成さ れた凹部18Bに係合し位置決めされる。軸16Cの下側に突起16Dを形成し 、この突起16Dを支点として棒受兼可動接片支持体16がシーソ運動する。 以上説明した構造によれば1個の反発バネ13の反力によって押釦12に復帰 力を与えると共に、棒受兼可動接片支持体16に底面板18に向かう圧接力を与 えることができる。この圧接力によって可動接片5が固定端子3および4に接離 することができる。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように、この考案によれば押釦収納部14と箱体1とを樹脂材に よって一体に成形することができる。箱体1は底面側が開放されており、この底 面側の開口部分から押釦13,ピン11,反発バネ13,バネ受板17,棒受兼 可動接片支持体16,底面板18の順に部品を挿入することにより組立てを行う ことができる。よって組立てを容易に行うことができる。
【0014】 しかも押釦収納部14と箱体1とを一体化すると共に、棒受と可動接片支持体 とを一体化したから、箱体1に押釦収納部14を組付ける工程および従来使われ ている押棒7とバネ9が不要となり、部品の数を少なくすることができる。この 点でも組立てを簡素化することができコストダウンが期待できる。 また部品の数が少なくなったから形状を小形化することができる利点も得られ る。
【図1】この考案の一実施例を示す断面図。
【図2】この考案による押釦スイッチの押釦をわずかに
押下した状態を示す断面図。
押下した状態を示す断面図。
【図3】この考案による押釦スイッチが反転動作を終了
した状態を示す断面図。
した状態を示す断面図。
【図4】この考案による押釦スイッチの図3に示したA
−A線上の断面図。
−A線上の断面図。
【図5】この考案の実施例に用いたバネ受板の構造を説
明するための斜視図。
明するための斜視図。
【図6】この考案の実施例に用いた棒受兼可動接片支持
体の構造を説明するための斜視図。
体の構造を説明するための斜視図。
【図7】この考案の実施例に用いた可動接片の構造を説
明するための斜視図。
明するための斜視図。
【図8】従来の技術を説明するための断面図。
1 箱体 2 コモン端子 3,4 固定端子 5 可動接片 11 ピン 12 押釦 13 反発バネ 14 押釦収納部 16 棒受兼可動接片支持体 17 バネ受板 18 底面板
Claims (1)
- 【請求項1】 A.スイッチ部を収納する箱体と、押釦
を推動自在に支持する押釦収納部とを一体成形した絶縁
ケースと、 B.この絶縁ケースの底面開口部を閉塞し、上記絶縁ケ
ースの底面から端子を導出する底面板と、 C.この底面板の内側に突出されたコモン端子の位置を
支点にシーソ運動する可動接片と、 D.この可動接片に跨がって可動接片を支持し、上面に
互いに逆向きの傾斜面を有し、上記可動接片と共にシー
ソ運動する絶縁体によって成形された棒受兼可動接片支
持体と、 E.上記絶縁ケースの押釦収納部に収納された押釦の裏
側に形成された穴に一端が圧接されて支持され、他端が
上記棒受兼可動接片支持体に形成された互いに逆向きの
傾斜面の何れか一方と対向し、上記押釦を押下操作する
ことにより、上記棒受の端部に係合して上記棒受兼可動
接片支持体をシーソ運動させ、上記可動接片の接触状態
を転換させるピンと、 F.このピンを貫通させるスリットと、このスリットを
挟んで両側に下向きに突出した突起とを具備し、この突
起が上記棒受の上面に形成した凹部に係合したバネ受板
と、 G.このバネ受板と上記押釦との間に介挿され、上記押
釦に押下操作に対する復帰力を与え、上記棒受兼可動接
片支持体に支点に向かう圧接力を与える反発バネと、 によって構成したことを特徴とする押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992032642U JP2593514Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 押釦スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992032642U JP2593514Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 押釦スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590761U true JPH0590761U (ja) | 1993-12-10 |
| JP2593514Y2 JP2593514Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12364508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992032642U Expired - Fee Related JP2593514Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 押釦スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593514Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101631649B1 (ko) * | 2016-03-25 | 2016-06-24 | 삼흥전자공업 주식회사 | 토글 스위치 |
| KR101655977B1 (ko) * | 2016-06-30 | 2016-09-08 | 삼흥전자공업 주식회사 | 스위치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3438839B2 (ja) | 1994-01-21 | 2003-08-18 | 株式会社サガミ電子工業 | 押し釦スイッチ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841542U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-18 | 日本開閉器工業株式会社 | 交互切替式小型押釦スイツチ |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP1992032642U patent/JP2593514Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841542U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-18 | 日本開閉器工業株式会社 | 交互切替式小型押釦スイツチ |
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|---|---|---|---|---|
| KR101631649B1 (ko) * | 2016-03-25 | 2016-06-24 | 삼흥전자공업 주식회사 | 토글 스위치 |
| KR101655977B1 (ko) * | 2016-06-30 | 2016-09-08 | 삼흥전자공업 주식회사 | 스위치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593514Y2 (ja) | 1999-04-12 |
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Legal Events
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