JPH0590634A - 発光ダイオ−ド - Google Patents
発光ダイオ−ドInfo
- Publication number
- JPH0590634A JPH0590634A JP24581891A JP24581891A JPH0590634A JP H0590634 A JPH0590634 A JP H0590634A JP 24581891 A JP24581891 A JP 24581891A JP 24581891 A JP24581891 A JP 24581891A JP H0590634 A JPH0590634 A JP H0590634A
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- JP
- Japan
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- light emitting
- emitting diode
- hole
- electrode
- substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、任意の形状と面積の発光部を持ち、
かつ高効率にすることを主要な目的とする。 【構成】基板(11)上に活性層(13)を有するエピタキシャ
ル層を成長させると共に表面にn側電極(17)を形成した
発光ダイオ−ド(20)において、上記n側電極(17)に少な
くと1つの穴(16)を設け、かつ前記穴(16)の下方に位置
する前記基板(11)主面にメサ部(12)を設けたことを特徴
とする発光ダイオ−ド。
かつ高効率にすることを主要な目的とする。 【構成】基板(11)上に活性層(13)を有するエピタキシャ
ル層を成長させると共に表面にn側電極(17)を形成した
発光ダイオ−ド(20)において、上記n側電極(17)に少な
くと1つの穴(16)を設け、かつ前記穴(16)の下方に位置
する前記基板(11)主面にメサ部(12)を設けたことを特徴
とする発光ダイオ−ド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオ−ドとくに
長寿命発光ダイオ−ドに関する。
長寿命発光ダイオ−ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光ダイオ−ドとしては、例えば
図3に示すものが知られている(特開平3−17477
9号)。
図3に示すものが知られている(特開平3−17477
9号)。
【0003】図中の1はp型GaAs基板であり、メサ
部2を有している。前記基板1上には、p型GaAIA
sクラッド層(第1クラッド層)3、GaAIAs活性
層4及びn型GaAIAsウィンドウ層(第2クラッド
層)5が形成されている。前記第2クラッド層5上には
n側電極6が形成され、前記基板1の裏面にはp側電極
7が形成されている。ここで、前記メサ部2は、平面的
にみると、n側電極6の外周部より外側に位置してい
る。
部2を有している。前記基板1上には、p型GaAIA
sクラッド層(第1クラッド層)3、GaAIAs活性
層4及びn型GaAIAsウィンドウ層(第2クラッド
層)5が形成されている。前記第2クラッド層5上には
n側電極6が形成され、前記基板1の裏面にはp側電極
7が形成されている。ここで、前記メサ部2は、平面的
にみると、n側電極6の外周部より外側に位置してい
る。
【0004】こうした構造の発光ダイオ−ドにおいて、
正孔と電子は図3のX,Yに示すように流れ、活性層4
で面発光し、n側電極6の外周部の第2クラッド層5か
ら矢印Zに示すように放出される。そして、発光部がn
側電極6の外周部より外側になるため、発生した光はn
側電極6に妨げられることなく放射され、効率が良く高
輝度となる。
正孔と電子は図3のX,Yに示すように流れ、活性層4
で面発光し、n側電極6の外周部の第2クラッド層5か
ら矢印Zに示すように放出される。そして、発光部がn
側電極6の外周部より外側になるため、発生した光はn
側電極6に妨げられることなく放射され、効率が良く高
輝度となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発光ダイオ−ドによれば、発光部がn側電極6を取り巻
くド−ナツ形状であるため、任意の形状と面積をもつ発
光部を得ることができないという問題があった。
発光ダイオ−ドによれば、発光部がn側電極6を取り巻
くド−ナツ形状であるため、任意の形状と面積をもつ発
光部を得ることができないという問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、基板表側に少なくも1つの穴を設け、かつ前記穴の
下方に位置する前記基板主面に凸部を設けることによ
り、任意の形状と面積の発光部を持ち、かつ高効率な発
光ダイオ−ドを提供することを目的とする。
で、基板表側に少なくも1つの穴を設け、かつ前記穴の
下方に位置する前記基板主面に凸部を設けることによ
り、任意の形状と面積の発光部を持ち、かつ高効率な発
光ダイオ−ドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に活性
層を有するエピタキシャル層を成長させると共に表面に
電極を形成した発光ダイオ−ドにおいて、上記電極に少
なくとも1つの穴を設け、かつ前記穴の下方に位置する
前記基板主面に凸部を設けたことを特徴とする発光ダイ
オ−ドである。
層を有するエピタキシャル層を成長させると共に表面に
電極を形成した発光ダイオ−ドにおいて、上記電極に少
なくとも1つの穴を設け、かつ前記穴の下方に位置する
前記基板主面に凸部を設けたことを特徴とする発光ダイ
オ−ドである。
【0008】本発明において、前記電極の穴は前記凸部
と同じ径であってもよいが、好ましくは電極の穴は前記
凸部よりも大きくする。これにより、凸部で主として生
じた発光が、電極に妨げられずに穴から一層効率良く放
出される。
と同じ径であってもよいが、好ましくは電極の穴は前記
凸部よりも大きくする。これにより、凸部で主として生
じた発光が、電極に妨げられずに穴から一層効率良く放
出される。
【0009】また、本発明において、前記電極の穴は、
前記電極の中心からずれた位置にあることが好ましい。
これにより、電極へのワイヤボンディングを容易にする
ことができる。
前記電極の中心からずれた位置にあることが好ましい。
これにより、電極へのワイヤボンディングを容易にする
ことができる。
【0010】
【作用】上記の構成において、n側電極の円形の穴の真
下に対応する基板表面に凸部(メサ部)を設けられてい
るため、電子・正孔は図1の矢印にX,Yのように流
れ、メサ上部の活性層で発光する。そして、発光する光
はn側電極の穴を通して矢印Zのように放出される。
下に対応する基板表面に凸部(メサ部)を設けられてい
るため、電子・正孔は図1の矢印にX,Yのように流
れ、メサ上部の活性層で発光する。そして、発光する光
はn側電極の穴を通して矢印Zのように放出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る発光ダイオ−
ドについて図1及び図2を参照して説明する。ここで、
図1は発光ダイオ−ドの断面図、図2は図1の平面図を
示す。
ドについて図1及び図2を参照して説明する。ここで、
図1は発光ダイオ−ドの断面図、図2は図1の平面図を
示す。
【0012】図中の11はp型GaAs基板であり、メ
サ部12を有している。ここで、前記基板11はキャリ
ア濃度2×1019cm-3,厚さ270μmで、メサ部は直径
30μm,高さ20μmの例えば円形である。前記基板
11上には、厚さ40μmのp型GaAIAs(混結比
0.65)クラッド層(第1クラッド層)13、厚さ1μm
のアンド−プGaAIAs(混結比0.35)活性層14及
び厚さ40μmのn型GaAIAsウィンドウ層(第2
クラッド層)15が夫々形成されている。前記第2クラ
ッド層15上には、前記メサ部12の真上に位置する部
分に円形の穴16を有するn側電極17が形成されてい
る。なお、上記穴16はメサ部12より少し大きめにし
ておく。前記基板11の裏面には、p側電極18が形成
されている。
サ部12を有している。ここで、前記基板11はキャリ
ア濃度2×1019cm-3,厚さ270μmで、メサ部は直径
30μm,高さ20μmの例えば円形である。前記基板
11上には、厚さ40μmのp型GaAIAs(混結比
0.65)クラッド層(第1クラッド層)13、厚さ1μm
のアンド−プGaAIAs(混結比0.35)活性層14及
び厚さ40μmのn型GaAIAsウィンドウ層(第2
クラッド層)15が夫々形成されている。前記第2クラ
ッド層15上には、前記メサ部12の真上に位置する部
分に円形の穴16を有するn側電極17が形成されてい
る。なお、上記穴16はメサ部12より少し大きめにし
ておく。前記基板11の裏面には、p側電極18が形成
されている。
【0013】こうした構成の発光ダイオ−ドにおいて、
電子・正孔は矢印X,Yのように流れ、メサ上部の活性
層14で発光する。そして、その上部にn側電極17が
ないため、発光する光19はn側電極17の穴16を通
して効率的に放出される。次に、上記構成の発光ダイオ
−ドの製造方法について説明する。
電子・正孔は矢印X,Yのように流れ、メサ上部の活性
層14で発光する。そして、その上部にn側電極17が
ないため、発光する光19はn側電極17の穴16を通
して効率的に放出される。次に、上記構成の発光ダイオ
−ドの製造方法について説明する。
【0014】まず、前記GaAs基板11上にメサ部1
2をホトリソグラフィにより形成する。メサ部の平面形
状は任意であるが、この場合は円形とした。次に、前記
基板11上に、前記第1クラッド層13、活性層14及
び第2クラッド層15を夫々エピタキシャル成長法によ
り形成した。つづいて、前記第2クラッド層15上に、
前記メサ部12の真上に位置する部分に穴16を有する
n側電極17が形成した。更に、前記基板11の裏面に
p側電極18を形成して発光ダイオ−ド20を作製す
る。
2をホトリソグラフィにより形成する。メサ部の平面形
状は任意であるが、この場合は円形とした。次に、前記
基板11上に、前記第1クラッド層13、活性層14及
び第2クラッド層15を夫々エピタキシャル成長法によ
り形成した。つづいて、前記第2クラッド層15上に、
前記メサ部12の真上に位置する部分に穴16を有する
n側電極17が形成した。更に、前記基板11の裏面に
p側電極18を形成して発光ダイオ−ド20を作製す
る。
【0015】しかして、上記実施例に係る発光ダイオ−
ドによれば、n側電極17の円形の穴16の真下に対応
する基板11表面に前記穴16より若干が径が小さいメ
サ部12を設けた構成になっているため、発光が主とし
てこのメサ部12で生じる。従って、生じた光がn側電
極16に妨げられることなく放出されるので、光の放出
効率が良く、しかも穴16の形状により発光面の形状を
制御できるという効果を有する。
ドによれば、n側電極17の円形の穴16の真下に対応
する基板11表面に前記穴16より若干が径が小さいメ
サ部12を設けた構成になっているため、発光が主とし
てこのメサ部12で生じる。従って、生じた光がn側電
極16に妨げられることなく放出されるので、光の放出
効率が良く、しかも穴16の形状により発光面の形状を
制御できるという効果を有する。
【0016】なお、上記実施例では、穴がn側電極の中
心に位置している場合について述べたが、これに限定さ
れない。例えば、図2に示すように、穴21がn側電極
22の中心Pからずれた位置に設けられていてもよい。
こうした構成にすれば、電極22へのワイヤボンディン
グが容易にすることができる。
心に位置している場合について述べたが、これに限定さ
れない。例えば、図2に示すように、穴21がn側電極
22の中心Pからずれた位置に設けられていてもよい。
こうした構成にすれば、電極22へのワイヤボンディン
グが容易にすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、基板
表側に少なくも1つの穴を設け、かつ前記穴の下方に位
置する前記基板主面に凸部を設けることにより、任意の
形状と面積の発光部を持ち、かつ高効率な発光ダイオ−
ドを提供できる。
表側に少なくも1つの穴を設け、かつ前記穴の下方に位
置する前記基板主面に凸部を設けることにより、任意の
形状と面積の発光部を持ち、かつ高効率な発光ダイオ−
ドを提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係る発光ダイオ−ドの断面
図。
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】従来の発光ダイオ−ドの断面図。
11…p型GaAs基板、12…メサ部、13…第1ク
ラッド層、14…アンド−プGaAIAs活性層、15
…第2クラッド層、16…穴、17…n側電極、18…
p側電極、20…発光ダイオ−ド。
ラッド層、14…アンド−プGaAIAs活性層、15
…第2クラッド層、16…穴、17…n側電極、18…
p側電極、20…発光ダイオ−ド。
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に活性層を有するエピタキシャル
層を成長させると共に表面に電極を形成した発光ダイオ
−ドにおいて、上記電極に少なくとも1つの穴を設け、
かつ前記穴の下方に位置する前記基板主面に凸部を設け
たことを特徴とする発光ダイオ−ド。 - 【請求項2】 前記電極の穴が、前記電極の中心からず
れた位置にある請求項1記載の発光ダイオ−ド。 - 【請求項3】 前記電極の穴が前記凸部よりも大きい請
求項1記載の発光ダイオ−ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24581891A JPH0590634A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 発光ダイオ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24581891A JPH0590634A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 発光ダイオ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590634A true JPH0590634A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17139311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24581891A Withdrawn JPH0590634A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 発光ダイオ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590634A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009200514A (ja) * | 2001-07-24 | 2009-09-03 | Nichia Corp | 半導体発光素子 |
US8299486B2 (en) | 2001-07-24 | 2012-10-30 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP24581891A patent/JPH0590634A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009200514A (ja) * | 2001-07-24 | 2009-09-03 | Nichia Corp | 半導体発光素子 |
US8299486B2 (en) | 2001-07-24 | 2012-10-30 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US8344403B2 (en) | 2001-07-24 | 2013-01-01 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US8344402B2 (en) | 2001-07-24 | 2013-01-01 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US8796721B2 (en) | 2001-07-24 | 2014-08-05 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US9368681B2 (en) | 2001-07-24 | 2016-06-14 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US9865773B2 (en) | 2001-07-24 | 2018-01-09 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US10396242B2 (en) | 2001-07-24 | 2019-08-27 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
US10593833B2 (en) | 2001-07-24 | 2020-03-17 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |