JPH0590484U - 複写装置におけるコピー用紙枠表示装置 - Google Patents

複写装置におけるコピー用紙枠表示装置

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JPH0590484U
JPH0590484U JP3313892U JP3313892U JPH0590484U JP H0590484 U JPH0590484 U JP H0590484U JP 3313892 U JP3313892 U JP 3313892U JP 3313892 U JP3313892 U JP 3313892U JP H0590484 U JPH0590484 U JP H0590484U
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JP3313892U
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浩一 竹中
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の位置決めが容易な複写装置におけるコ
ピー用紙枠表示装置を提供すること。 【構成】 原稿台ガラスの直近下方に配設された用紙枠
表示装置20は、4本の第1〜第4指示部材21a〜2
1dと、2本の第1、第2フィルム巻取部22,23
と、これらフィルム巻取部22,23に巻かれたフィル
ム24等からなり、原稿カバーを開くと第1フィルム巻
取部22によりフィルム24が巻取られて各種サイズの
用紙枠29が原稿台ガラスの真下に配置される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写装置におけるコピー用紙枠表示装置に係り、特に複写せんとす る原稿とコピー用紙との位置関係を容易に判別しうるようにした複写装置におけ るコピー用紙枠表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写装置の原稿台ガラスの周縁部には、コピー用紙の大きさを表示した A3,A4,B5等の用紙枠が表示されているのが一般的であり、コピーしよう とする原稿を載置する位置の目安としていた。
【0003】 また、原稿台ガラス上の用紙枠を明確にする他の手段としては、前記用紙枠表 示に加えて、原稿を読取装置内部に設けた照明用ライトにより照射し、その原稿 の内容を原稿裏面に映し出し、原稿の位置決めを容易にするものがあった。この 場合は、原稿露光用のライトを兼用するようにしたタイプのものもある。
【0004】 そして、かかる複写装置を用いて大きな図面等(例えば、原稿台ガラスからは み出す図面)の「一部」を複写しようとする場合には、作業者が目視によってそ の「一部」を原稿台ガラスの用紙枠に合わせて、大体の位置に前記図面等をセッ トして複写していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、原稿台ガラスの縁に用紙枠を記録したタイプの場合は、大きな 原稿が前記用紙枠の記録部を覆ってしまい、原稿裏面からその用紙サイズ枠を読 み取ることが困難であるという問題があった。
【0006】 また、前記原稿内容を原稿裏面に映し出すタイプのものは、複写しようとする 原稿内容を確認するのは容易であったが、原稿の位置決めの場合には、やはり用 紙枠の位置を大体の予想によって位置決めを行なわなければならないという問題 があった。
【0007】 更に、原稿露光用ライトを兼用するタイプのものは、原稿露光用ライトを発光 し、かつ、その露光用ライトをコピー用紙幅で移動しなければならず、原稿を最 適位置にセットするのに時間がかかり、また、前記ライトの光が周囲に漏れ、し かもその漏れた光が移動するので、複写装置の周囲で仕事をしている他者の気が 散る等の問題があった。
【0008】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、原稿の位置 決めが容易な複写装置におけるコピー用紙枠表示装置を提供することを目的とす る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、原稿台上に載置された原稿を読取り、こ の読取った情報に基づいてコピー用紙に画像を形成して出力せしめる複写装置に おいて、コピー用紙の各種外形サイズを前記原稿台上に表示する表示装置を備え て構成した。
【0010】 また、前記表示装置は、コピー用紙の各種外形サイズが記載されたフィルムと 、前記各種外形サイズを前記原稿台上に投影せしめる投影装置とを備えて構成し た。
【0011】 また、前記表示装置は、各種コピー用紙サイズを表示する液晶表示装置を備え て構成した。
【0012】
【作用】
上記の構成を有する本考案の装置では、原稿セット時には、例えば、フィルム 上に印刷された用紙枠がコピー面に移動され、照明用ライトにより用紙枠が原稿 に投影される。原稿セットを終了し、コピー開始スイッチを押すと、複写動作の 前に、照明用ランプが消え、用紙枠が印刷されたフィルムが巻き取られ、透明部 が現れて、この透明部を介して通常の複写を行う。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を具体化した実施例を図面を参照して説明する。 先ず、実施例の説明に先立ち、アナログ式とデジタル式複写機の概要を説明す る。
【0014】 デジタル式複写機の概要を説明すると、原稿の画像を読み取る「スキャナ部」 と、スキャナ部から送られて来る信号に応じて画像を再現(プリント)する「プ リンタ部」で構成される。スキャナ部では、まず原稿をランプで照明する。原稿 画像の濃淡に比例した原稿からの反射光は、ミラー,レンズ等を通して受光素子 部で結像し、順次小さな点(画素)に分解されると同時に、電気の強弱に変換( 光電変換)される。この電気信号を加工することにより、拡大,縮小,移動時の 画像処理を電気的に行うことができる。加工された電気信号は、伝送ケーブルを 通してプリンタ部へ送られ、レーザ光に変換(レーザ変調)される。このレーザ 光により感光ドラム上に静電潜像が作られ、その後、カセットから送られたコピ ー用紙に現像,転写,定着を行うことによりコピーが完成し、外部へ排紙される 。
【0015】 また、アナログ式複写機の場合は、原稿からの反射光像が、そのままプリント 機構へ送られ、この反射光像により感光ドラム上に静電潜像が作られ、デジタル 式複写機と同様にカセットから送られたコピー用紙に現像,転写,定着を行い、 コピーが完成し、外部へ排紙される。
【0016】 本考案は前記デジタル式,アナログ式複写機のいずれにも適用可能である。(1)第1実施例 本実施例は、表示装置の要部にフィルムを用いた場合である。
【0017】 図1(A),(B)に本実施例の複写装置1の要部をなす用紙枠表示装置20 の斜視図を示し、図2に前記複写装置1の切欠側面図を示す。 先ず、図2に基づいて複写装置1の全体構成を説明する。
【0018】 図2に示すように、直方体状のケース2の天面には透明ガラスからなる原稿台 ガラス3が配設され、原稿台ガラス3にはヒンジ(図示せず)を介して後方に開 閉自在の原稿台カバー4が配設されている。
【0019】 前記原稿台ガラス3の直近下方には本考案の要旨に係る用紙枠表示装置20が 配設されている。 用紙枠表示装置20は、図1(A)に示すように、長方形の対角上に配設され た4本の第1〜第4支持部材21a〜21dと、2本の第1,第2フィルム巻取 部22,23と、これらフィルム巻取部22,23に巻かれたポリエステルフィ ルム等からなるフィルム24等により構成され、前記支持部材21a〜21dは ケース2に固定された基準フレーム5(図2参照)に固定されている。
【0020】 第1フィルム巻取部22の一端は第3支持部材21cの先端部に回転自在に取 付けられ、他端は軸受25aを介して第2支持部材21bの先端部に回転自在に 取付けられている。前記第1フィルム巻取部22の他端先端部にはギア26aが 固定され、このギア26aは第1巻取モータ27aの出力ギア28aに噛合され ている。
【0021】 同様に、第2フィルム巻取部23の一端は第4支持部材21dの先端部に回転 自在に取付けられ、他端は軸受25bを介して第1支持部材21aの先端部に回 転自在に取付けられている。前記第2フィルム巻取部23の他端先端部にはギア 26bが固定され、このギア26bは第2巻取モータ27bの出力ギア28bに 噛合されている。
【0022】 前記フィルム24の、各種コピー用紙の用紙カセット(図示せず)に対応する 位置には、B5,A4等の各種サイズの用紙枠29が印刷され、更に用紙枠29 が原稿台ガラス3の直下に正確に移動されたことを確認するための黒ベタ部31 が印刷されている。
【0023】 前記第3支持部材21cの近傍には、前記黒ベタ部31を検出する反射式の用 紙サイズ枠位置確認用センサー32が配設されている。前記黒ベタ部31と用紙 枠29との位置関係は予め判明しているので、黒ベタ部31を検出することによ り、用紙枠29が原稿台ガラス3直下の正規の位置に移動されてきたことを知る ことができる。
【0024】 また、用紙枠29を原稿台ガラス3上に投影するためのライト33が基準フレ ーム5(図2参照)上に取付けられている。 次に、図3に示すフローチャートに基づいて本実施例の動作を説明する。
【0025】 前記複写装置1は、原稿位置決めモードスイッチ(図示せず)を備え、この原 稿位置決めモードスイッチには「一回モード」と「連続モード」があり、オペレ ータが選択する。ここに「一回モード」とは一回のみコピーをする動作であり、 「連続モード」とは指定枚数のコピーを繰り返す動作である。 一回モードの場合 この場合は通常のコピーではないので(ステップS1;No)、オペレータは モード選択(例えば、一回モード)をする(ステップS2)。オペレータが、原 稿台カバー4を開くと、検知用センサ(図示せず)により原稿台カバー4が開か れたことが検知される。この検知により第1巻取モータ27aが回転され、黒ベ タ部31を用紙サイズ枠位置認識用センサ32が感知するまで、フィルム24を 巻取る(ステップS3)。やがて、用紙枠29が原稿台ガラス3上に現れ、同時 に原稿照明用のライト33が点灯し(ステップS4)、用紙枠29が原稿台ガラ ス3直下に投影される(ステップS5)。この時第1巻取モータ27aは、微弱 励磁がかけられてフィルム24をピンと張る役目をなし、フィルム24の巻取り 後は弱励磁をかけた状態になる。この状態で、図面等を原稿台ガラス3上に載せ ると、用紙枠29が図面等に投影される。オペレータはこの投影された用紙枠を 見ながら原稿の位置決めを行う(ステップS6)。
【0026】 前記原稿セットが終了し、原稿台カバー4が閉じられると(ステップS7)、 原稿台カバー4に取り付けられた検知用センサー(図示せず)が、原稿台カバー 4が閉じたことを検知して原稿照明用ライト33が消え(ステップS8)、次に 第1巻取モータ27aが規定のステップ数だけ回転してフィルム24の透明部を 原稿台ガラス3の下に移動し(この状態を図1(B)に示す)、コピー可能状態 になる(ステップS9)。
【0027】 次にオペレータによって操作パネル上のコピーのスイッチが押され(ステップ S10)、コピーが行なわれる(ステップS11)。この時第1巻取モータ31 は微弱励磁がかけられてフィルム24をピンと張る役目をしており、この状態で 複写装置1の原稿読取装置(図示せず)が働いて、原稿の読み取りおよび印刷を 行う。
【0028】 以上に説明した場合は一回モードなのでそのまま終了する(ステップS12; Yes)。 連続モードの場合 連続モードでは、フローチャートのステップS1〜S11までは、前記「一回 モード」の場合と同一である。ステップS12では、「連続モード」が予め選択 されているので、「No」となり、再度ステップS3に戻り、テップS3〜S1 2を繰り返す。 通常コピーの場合 この場合はコピースイッチ(図示せず)が押下され(ステップS10)、コピ ーがされ(ステップS11)、終了する(ステップS12;Yes)。(2)第2実施例 本実施例は、表示装置の要部に液晶を用いた場合である。
【0029】 図4(A),(B)に本実施例の切欠側面図および液晶表示装置の斜視図を示 す。なお、既に説明した部分には同一符号を付し、重複記載を省略する。 図4(A),(B)に示すように、原稿台ガラス3の下面には液晶表示装置4 0が配設されている。
【0030】 液晶表示装置40には用紙枠29Aが形成されていて、液晶表示開始スイッチ (図示せず)をオンにすることにより用紙枠サイズ29Aが液晶画面に表示され る。この用紙枠29Aが表示された状態でライト33を点灯することにより、原 稿(図示せず)に用紙枠29Aが写し出され、原稿の裏面側から用紙枠29Aを 視認可能となる。また、前記液晶表示開始スイッチをオフにすると、液晶画面は 透明になり、通常のコピーが可能となる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように本考案によれば、用紙枠表示装置にコピ ー用紙の用紙枠が表示されるので、原稿の一部を複写する時に、その印刷しよう とする用紙枠の位置を容易に確認でき、コピーミスを減らし、資源の無駄使いを 防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の要部を示す図であって、
(A)は用紙枠を表示した場合の斜視図、(B)はコピ
ー時の斜視図である。
【図2】前記第1実施例の切欠側面図である。
【図3】前記第1実施例の動作フローチャートである。
【図4】(A)は本考案の第2実施例の切欠側面図、
(B)は要部斜視図である。
【符号の説明】
3…原稿台ガラス 5…基準フレーム 24…フィルム 29…用紙枠 33…照明用ライト(投影装置) 40…液晶表示装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置された原稿を読取り、こ
    の読取った情報に基づいてコピー用紙に画像を形成して
    出力せしめる複写装置において、 コピー用紙の各種外形サイズを前記原稿台上に表示する
    表示装置を備えたことを特徴とする複写装置におけるコ
    ピー用紙枠表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、コピー用紙の各種外形
    サイズが記載されたフィルムと、前記各種外形サイズを
    前記原稿台上に投影せしめる投影装置とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の複写装置におけるコピー用紙
    枠表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示装置は、各種コピー用紙サイズ
    を表示する液晶表示装置を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の複写装置におけるコピー用紙枠表示装置。
JP3313892U 1992-05-20 1992-05-20 複写装置におけるコピー用紙枠表示装置 Pending JPH0590484U (ja)

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