JPH0590228A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0590228A
JPH0590228A JP25230391A JP25230391A JPH0590228A JP H0590228 A JPH0590228 A JP H0590228A JP 25230391 A JP25230391 A JP 25230391A JP 25230391 A JP25230391 A JP 25230391A JP H0590228 A JPH0590228 A JP H0590228A
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JP
Japan
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insulating film
step portion
film
semiconductor device
height
Prior art date
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Pending
Application number
JP25230391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Matsuda
哲朗 松田
Hiroyuki Yano
博之 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い配線パターン部分の平坦化は勿論、高低
落差の大きな広い配線パターン部分の平坦化も確実にで
きることを目的とする。 【構成】 凹凸を有する半導体基板101の所望領域上
を凹凸の高さより高い段差部104により囲む工程と、
段差部104により囲まれた所望領域上に流動性材料1
05を堆積して平坦化する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係り、詳しくは半導体装置の平坦化法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化及び微細化
が進み、半導体装置の平坦化法がますます重要視されて
いる。特に、リソグラフィに用いられる露光波長とパタ
ーン加工サイズとがほぼ同じ超LSIでは、露光領域で
十分の数ミクロンの高低落差の凹凸が存在するだけで、
焦点ボケを起こしパターン形成が不可能となってしま
う。
【0003】従来、この種の平坦化法では、図4に示す
ように、所望の素子(図示略す)が形成されたシリコン
単結晶基板401上に二酸化硅素絶縁膜402,配線4
03が順次形成されたLSI多層配線の層間絶縁膜40
4として、BPSG(ボロン及びリンを添加した二酸化
硅素膜)などの熱流動性ガラスやSOG(スピンオンガ
ラス:溶剤に溶かしたガラス材料)などを用いて平坦化
したり、レジストエッチバック法により平坦化してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述した従
来の平坦化法においては、狭い配線パターン部分A,C
では熱流動性ガラスまたはSOGの層間絶縁膜404が
凹凸部に流動し平坦化されるが、高低落差の大きな広い
配線パターン部分Bでは粘性を有する層間絶縁膜404
が下地のうねりに追随してしまい、高低落差が残る。そ
こで、層間絶縁膜404の粘性を低下させると、層間絶
縁膜404がシリコン単結晶基板401の表面から流れ
落ち、層間絶縁膜404の厚膜塗布ができなくなるた
め、高低落差は解消されない。また、レジストエッチバ
ック法でもレジストの粘性や流動性を用いるので、高低
落差の大きな広い配線パターン部分Bでの高低落差が解
消されない。このように、従来例では局所的な狭い配線
パターン部分A,Cの平坦化はできるものの、高低落差
の大きな広い配線パターン部分Bの平坦化ができないと
いう問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
狭い配線パターン部分の平坦化は勿論、高低落差の大き
な広い配線パターン部分の平坦化も確実にできる半導体
装置の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するため、凹凸を有する半導体基板の所望領域上
を前記凹凸の高さより高い段差部により囲む工程と、こ
の段差部により囲まれた前記所望領域の少なくとも一領
域上に流動性材料を堆積して平坦化する工程とを含むも
のである。
【0007】また、凹凸を有する半導体基板の所望領域
を前記凹凸の高さより高い段差部により囲む工程と、こ
の段差部により囲まれた前記所望領域の少なくとも一領
域上に層間膜を形成する工程と、この層間膜をエッチバ
ック法または研磨により平坦化する工程とを含むもので
あり、前記段差部と前記層間膜とを同一の材料により形
成すると好ましいものである。
【0008】
【作用】本発明においては、所望領域上を凹凸の高さよ
り高い段差部で囲むので、層間膜または低粘性の流動性
材料が所望領域の少なくとも一領域上に凹凸の高さより
厚膜に形成される。また、層間膜上に塗布される膜、例
えばレジストは段差部により囲まれるので、レジストは
厚膜に塗布され、その表面は容易に平坦化される。さら
に、段差部と層間膜とを同一材料により形成することに
より、より一様なエッチング又は研磨が行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明半導体装置の平坦化法に係わる
実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0010】先ず、シリコン単結晶基板101上に所望
の素子(図示略す)を形成し、全面に二酸化硅素絶縁膜
102を堆積する。続いて、前記二酸化硅素絶縁膜10
2上に配線103を形成する。このとき、シリコン単結
晶基板101上の凹凸は最大で2.7μmである(図1
a)。
【0011】次に、全面にプラズマCVDにより窒化硅
素膜を約4μm堆積する。その後、この窒化硅素膜に対
してフォトリソグラフィ及び反応性イオンエッチングを
行い、下地の凹凸の高さより高い段差部104を下地の
凹凸を囲むようにシリコン単結晶基板101の端部にお
ける二酸化硅素絶縁膜102上に形成する(図1b)。
【0012】続いて、前記段差部104により囲まれる
領域上にスピンコータを用い、層間絶縁膜として、流動
性材料、例えば粘度0.3cpのシロキサン系スピンオ
ンガラス105を塗布する。この場合、スピンコータは
500rpmで15秒間回転した後、3500rpmで
回転させる。その後、前記スピンオンガラス105を1
50℃の窒素ガス雰囲気で30秒間ベークした後、40
0℃の窒素ガス雰囲気で1800秒間ベークし、固化す
る。さらに、このような塗布及びベークを繰り返し行
い、約3μm厚のスピンオンガラス105を形成する。
これにより、シリコン単結晶基板101の裏面と平行な
平坦面が形成される(図1c)。
【0013】尚、本実施例においては、スピンオンガラ
スに限定されず、凝縮性CVD膜など堆積時に流動形状
の得られるものやBPSGなど堆積後の加熱によりフロ
ーする熱流動性ガラスなどを用いても良い。
【0014】次に、半導体装置の他の平坦化法について
説明する。
【0015】先ず、シリコン単結晶基板201上に所望
の素子(図示略す)を形成し、全面に二酸化硅素絶縁膜
202を堆積する。続いて、前記二酸化硅素絶縁膜20
2上に配線203を形成する。このとき、シリコン単結
晶基板201上の凹凸は最大で2.5μmである(図2
a)。
【0016】その後、減圧CVDによりシリコン単結晶
基板201の全面にタングステンを約2μm厚堆積す
る。そして、このタングステンに対してフォトリソグラ
フィ及び反応性イオンエッチングを行い、下地の凹凸の
高さより高い段差部204を下地の凹凸を囲むようにシ
リコン単結晶基板201の端部における二酸化硅素絶縁
膜202上に形成する。しかる後、全面に配線203の
層間絶縁膜としての二酸化硅素絶縁膜205をプラズマ
CVDにより約0.8μm厚堆積する(図2b)。
【0017】次いで、スピンコータを用いて、前記二酸
化硅素絶縁膜205上に粘度0.2cpのフォトレジス
ト206を約1.5μm厚塗布する。この場合、スピン
コータは500rpmで15秒間回転した後、1800
rpmで30秒間回転させる。その後、フォトレジスト
206を150℃の窒素ガス雰囲気で30秒間ベーク
し、固化する。このとき、シリコン単結晶基板201の
裏面を静電気や真空を用いて平板に貼り付け、反らない
ようにする。これにより、フォトレジスト206の表面
はシリコン単結晶基板201の裏面と平行な平坦面とな
る(図2c)。
【0018】しかる後、四弗化炭素及び水素を用いた反
応性イオンエッチングによりフォトレジスト206と二
酸化硅素絶縁膜205とを一様にエッチングする。かく
して、二酸化硅素絶縁膜205を厚くすることなく、シ
リコン単結晶基板201の裏面に平行な平坦面が得られ
る(図2d)。
【0019】ところで、本実施例においては、層間絶縁
膜のエッチングに代えて、層間絶縁膜の研磨により平坦
面を形成しても良く、段差部204や凹凸の表面を層間
絶縁膜と同一の材料により形成すれば、より一様なエッ
チング又は研磨が行われ、平坦化がより確実になる。
【0020】また、図3に示すように、段差部303を
シリコン基板301のスクライブライン302上に形成
すると、流動性材料が狭いチップ上毎に塗布されること
になり、チップ上の流動性材料に対するシリコン基板3
01の反りの影響が抑えられて、平坦面の形成が容易と
なる。
【0021】さらにまた、段差部の形成はシリコン基板
の全領域を囲むようにして行ってもよいし、一部領域を
囲むようにして行ってもよい。
【0022】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
動性材料が凹凸の高さより厚膜に形成され、或いはレジ
ストの表面が容易に平坦になるので、高低落差の大きな
広い配線パターンでの平坦化が容易にできる。また、層
間膜が厚膜に形成されるので、高低落差の大きな広い配
線パターンの研磨による平坦化が容易にできる。さら
に、段差部と層間膜とを同一材料により形成することに
より、より一様なエッチング又は研磨が行われ、平坦化
がより確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平坦化方法を説明する工程断面図であ
る。
【図2】本発明の他の平坦化方法を説明する工程断面図
である。
【図3】本発明基板の鳥かん図である。
【図4】従来の平坦化例を示す断面図である。
【符号の説明】
101,201 シリコン単結晶基板 102,202,205 二酸化硅素絶縁膜 103,203 配線 104,204 段差部 105 スピンオンガラス 206 フォトレジスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸を有する半導体基板の所望領域を前
    記凹凸の高さより高い段差部により囲む工程と、この段
    差部により囲まれた前記所望領域の少なくとも一領域上
    に流動性材料を堆積して平坦化する工程とを含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 凹凸を有する半導体基板の所望領域上を
    前記凹凸の高さより高い段差部により囲む工程と、この
    段差部により囲まれた前記所望領域の少なくとも一領域
    上に層間膜を形成する工程と、この層間膜をエッチバッ
    ク法または研磨により平坦化する工程とを含むことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記段差部と前記層間膜とは同一の材料
    により形成されることを特徴とする請求項2記載の半導
    体装置の製造方法。
JP25230391A 1991-09-30 1991-09-30 半導体装置の製造方法 Pending JPH0590228A (ja)

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