JPH058999A - 荷役車両のプツシユプル装置 - Google Patents
荷役車両のプツシユプル装置Info
- Publication number
- JPH058999A JPH058999A JP18951591A JP18951591A JPH058999A JP H058999 A JPH058999 A JP H058999A JP 18951591 A JP18951591 A JP 18951591A JP 18951591 A JP18951591 A JP 18951591A JP H058999 A JPH058999 A JP H058999A
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- Japan
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- mast
- face
- vehicle body
- distance
- cargo handling
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体を移動せずにシートパレット上の荷の荷
役が行えるようにする。 【構成】 自走自在な車体１の前部に、リーチシリンダ
３１により前後方向へリーチ自在なマスト２を設け、こ
のマスト２に上下動自在に取付けられたフィンガボード
４にリンク機構６を介して前後動自在にフェイス７を設
け、このフェイス７の下部に荷の載置されたシートパレ
ット１０を把持するシートグリップ１１を設けると共
に、上記マスト２１にフェイス７の移動距離を検出する
距離センサ１２を設け、この距離センサ１２が検出した
距離をもとにマスト２の前後動を制御することにより、
車体１を停止させた状態でシートパレット１０上に載置
された荷９の荷役作業が行えるようになる。
役が行えるようにする。 【構成】 自走自在な車体１の前部に、リーチシリンダ
３１により前後方向へリーチ自在なマスト２を設け、こ
のマスト２に上下動自在に取付けられたフィンガボード
４にリンク機構６を介して前後動自在にフェイス７を設
け、このフェイス７の下部に荷の載置されたシートパレ
ット１０を把持するシートグリップ１１を設けると共
に、上記マスト２１にフェイス７の移動距離を検出する
距離センサ１２を設け、この距離センサ１２が検出した
距離をもとにマスト２の前後動を制御することにより、
車体１を停止させた状態でシートパレット１０上に載置
された荷９の荷役作業が行えるようになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は車体を移動させずに荷
取り作業が可能な荷役車両のプッシュプル装置に関す
る。
取り作業が可能な荷役車両のプッシュプル装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来フォークリフトトラックのような荷
役車両には、図２に示すようなプッシュプル装置を装着
したものがある。上記プッシュプル装置はパンダグラフ
状に組合されたリンク機構ａ及びプッシュプルシリンダ
ｂにより前後動が自在なフェイスｃを有していて、この
フェイスｃの下部に荷役すべき荷ｄの下に敷かれたシー
トパレットｅの端部を把持するシートグリップｆが設け
られている。
役車両には、図２に示すようなプッシュプル装置を装着
したものがある。上記プッシュプル装置はパンダグラフ
状に組合されたリンク機構ａ及びプッシュプルシリンダ
ｂにより前後動が自在なフェイスｃを有していて、この
フェイスｃの下部に荷役すべき荷ｄの下に敷かれたシー
トパレットｅの端部を把持するシートグリップｆが設け
られている。
【０００３】そして荷役に当っては、図２に示すように
前方へ押出されたフェイスｃの下部に設けられたシート
グリップｆでシートパレットｅの端部を把持し、この状
態でフェイスｃを車体ｇ側へ引き込みながら、フェイス
ｃの移動速度と同じ速度で車体ｇを前進させて、荷ｄの
位置を変えることなくシートパレットｅの下側にフォー
クｈを差し込んで荷取りを行うようになっている。また
フォークｈ上に載設された荷ｄを荷置きする場合はフェ
イスｃを押出しながら同じ速度で車体ｇを後退させるこ
とにより、荷置きが可能になる。
前方へ押出されたフェイスｃの下部に設けられたシート
グリップｆでシートパレットｅの端部を把持し、この状
態でフェイスｃを車体ｇ側へ引き込みながら、フェイス
ｃの移動速度と同じ速度で車体ｇを前進させて、荷ｄの
位置を変えることなくシートパレットｅの下側にフォー
クｈを差し込んで荷取りを行うようになっている。また
フォークｈ上に載設された荷ｄを荷置きする場合はフェ
イスｃを押出しながら同じ速度で車体ｇを後退させるこ
とにより、荷置きが可能になる。
【０００４】しかし上記のようなプッシュプル装置で
は、フェイスｃの移動速度と同じ速度で車体ｇを前後進
させなければならないため、荷役作業に熟練を要する欠
点がある。かかる欠点を改善するものとして、フェイス
ｃの移動量と車体ｇの移動量を検出して、車体ｇの移動
量と同じ量フェイスｃが移動するようにしたプッシュプ
ル装置も提案されている。例えば実開昭６２−１００９
９９号公報など。
は、フェイスｃの移動速度と同じ速度で車体ｇを前後進
させなければならないため、荷役作業に熟練を要する欠
点がある。かかる欠点を改善するものとして、フェイス
ｃの移動量と車体ｇの移動量を検出して、車体ｇの移動
量と同じ量フェイスｃが移動するようにしたプッシュプ
ル装置も提案されている。例えば実開昭６２−１００９
９９号公報など。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報に記載
のものも、荷役する場合車体を移動させる必要があるた
め、自動倉庫のように車体を停止させた状態で荷役する
場合には採用できないなどの不具合があった。この発明
は上記不具合を改善する目的でなされたもので、車体を
移動せずに荷役が行えるようにした荷役車両のプッシュ
プル装置を提供しようとするものである。
のものも、荷役する場合車体を移動させる必要があるた
め、自動倉庫のように車体を停止させた状態で荷役する
場合には採用できないなどの不具合があった。この発明
は上記不具合を改善する目的でなされたもので、車体を
移動せずに荷役が行えるようにした荷役車両のプッシュ
プル装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、自走自在な車体の前部に、リーチシリン
ダにより前後方向へリーチ自在なマストを設け、このマ
ストに上下動自在に取付けられたフィンがボードにリン
ク機構を介して前後動自在にフェイスを設け、このフェ
イスの下部に荷の載置されたシートパレットを把持する
シートグリップを設けると共に、上記マストにフェイス
の移動距離を検出する距離センサを設け、この距離セン
サが検出した距離をもとにマストの前後動を制御するよ
うにしたものである。
成するために、自走自在な車体の前部に、リーチシリン
ダにより前後方向へリーチ自在なマストを設け、このマ
ストに上下動自在に取付けられたフィンがボードにリン
ク機構を介して前後動自在にフェイスを設け、このフェ
イスの下部に荷の載置されたシートパレットを把持する
シートグリップを設けると共に、上記マストにフェイス
の移動距離を検出する距離センサを設け、この距離セン
サが検出した距離をもとにマストの前後動を制御するよ
うにしたものである。
【０００７】
【作 用】上記構成によりフェイスを前進させてフェ
イス下部のシートグリップにより荷の載置されたシート
パレットを把持し、次にフェイスを後退させながらフェ
イスと同じ移動距離マストをリーチすることにより、車
体を移動せずに荷取り等の作業が行えるようになる。
イス下部のシートグリップにより荷の載置されたシート
パレットを把持し、次にフェイスを後退させながらフェ
イスと同じ移動距離マストをリーチすることにより、車
体を移動せずに荷取り等の作業が行えるようになる。
【０００８】
【実 施 例】この発明に一実施例を図１を参照して詳
述する。図１においてはリーチフォークリフトトラック
のような荷役車両の車体で、前部にリーチシリンダ３に
より前後方向へリーチ自在なマスト２が設けられてお
り、このマスト２に図示しないリフトシリンダにより上
下動自在なフィンガボード４が取付けられている。
述する。図１においてはリーチフォークリフトトラック
のような荷役車両の車体で、前部にリーチシリンダ３に
より前後方向へリーチ自在なマスト２が設けられてお
り、このマスト２に図示しないリフトシリンダにより上
下動自在なフィンガボード４が取付けられている。
【０００９】そしてこのフィンガボード４の前面にフォ
ーク５とリンク機構６を介してフェイス７が取付けられ
ている。上記リンク機構６は複数のリンクがパンダグラ
フ状に組合されていて、一端側が上記フィンガボード４
に取付けられ、他端側には上記フェイス７が取付けられ
ていて、プッシュプルシリンダ８によってフェイス７が
前後動できるようになっている。
ーク５とリンク機構６を介してフェイス７が取付けられ
ている。上記リンク機構６は複数のリンクがパンダグラ
フ状に組合されていて、一端側が上記フィンガボード４
に取付けられ、他端側には上記フェイス７が取付けられ
ていて、プッシュプルシリンダ８によってフェイス７が
前後動できるようになっている。
【００１０】またフェイス７の下端には荷役すべき荷９
の下側に敷かれたシートパレット１０の端部を把持する
シートグリップ１１が設けられている。一方マスト２の
前部にはフェイス７のマスト２からの移動距離を計測す
る距離センサ１２が、そして運転席の上方を覆うように
設けられたヘッドガード１３にはマスト２の車体１から
の移動距離を計測する距離センサ１４が設けられてい
る。そしてこれら距離センサ１２，１４により検出され
たフェイス７及びマスト２の移動距離は制限装置１５へ
入力されて、これら移動距離をもとに制御装置１５が、
リーチシリンダ３を操作するリーチ制御弁１６を制御す
るようになっている。
の下側に敷かれたシートパレット１０の端部を把持する
シートグリップ１１が設けられている。一方マスト２の
前部にはフェイス７のマスト２からの移動距離を計測す
る距離センサ１２が、そして運転席の上方を覆うように
設けられたヘッドガード１３にはマスト２の車体１から
の移動距離を計測する距離センサ１４が設けられてい
る。そしてこれら距離センサ１２，１４により検出され
たフェイス７及びマスト２の移動距離は制限装置１５へ
入力されて、これら移動距離をもとに制御装置１５が、
リーチシリンダ３を操作するリーチ制御弁１６を制御す
るようになっている。
【００１１】次に作用を説明すると、荷役すべき荷９の
近傍に車体１を停止させ、この状態でプシュプルシリン
ダ８によりフェイス７を荷９の近傍まで移動させて、フ
ェイス７下端のシートグリップ１１によりシートパレッ
ト１０の端部を把持する。
近傍に車体１を停止させ、この状態でプシュプルシリン
ダ８によりフェイス７を荷９の近傍まで移動させて、フ
ェイス７下端のシートグリップ１１によりシートパレッ
ト１０の端部を把持する。
【００１２】次にこの状態でプッシュプルシリンダ８に
よりフェイス７を車体１側へ後退させながら、同時にリ
ーチシリンダ３によりマスト２を前進させる。そしてマ
スト２からフェイス７までの距離を検出する距離センサ
１２からの信号をもとに、マスト２が同じ距離前進する
ようにリーチ制御弁１６を制御する。
よりフェイス７を車体１側へ後退させながら、同時にリ
ーチシリンダ３によりマスト２を前進させる。そしてマ
スト２からフェイス７までの距離を検出する距離センサ
１２からの信号をもとに、マスト２が同じ距離前進する
ようにリーチ制御弁１６を制御する。
【００１３】またマスト２の移動距離は距離センサ１４
により検出して制御装置１５へフィードバックし、フェ
イス７の移動距離とマスト２の移動距離が一致するよう
に補正する。これによってフェイス７によりシートパレ
ット１０を固定した状態でシートパレット１０を固定し
た状態でシートパレット１０の下側へフォーク５を挿入
することができるため、荷崩れを生じることなく荷９の
荷取りが行えるようになる。
により検出して制御装置１５へフィードバックし、フェ
イス７の移動距離とマスト２の移動距離が一致するよう
に補正する。これによってフェイス７によりシートパレ
ット１０を固定した状態でシートパレット１０を固定し
た状態でシートパレット１０の下側へフォーク５を挿入
することができるため、荷崩れを生じることなく荷９の
荷取りが行えるようになる。
【００１４】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、車体を
移動せずに荷役が行えることから従来のフェイスと同じ
速度で車体を移動させて荷役を行うものに比べて何等熟
練を必要とせずに荷役作業が行えると共に、自動倉庫な
どのように車体を移動せずに荷役を行う必要がある場所
での荷役作業も容易に行えるようになる。
移動せずに荷役が行えることから従来のフェイスと同じ
速度で車体を移動させて荷役を行うものに比べて何等熟
練を必要とせずに荷役作業が行えると共に、自動倉庫な
どのように車体を移動せずに荷役を行う必要がある場所
での荷役作業も容易に行えるようになる。
【図１】この発明の一実施例になる荷役車両のプッシュ
プル装置を示す側面図である。
プル装置を示す側面図である。
【図２】従来の荷役車両のプッシュプル装置を示す側面
図である。
図である。
１ 車体、２ マスト、３ リーチシリンダ、４ フィ
ンガボード、６ リンク機構、７ フェイス、９ 荷、
１０ シートパレット、１１ シートグリップ、１２
距離センサ。
ンガボード、６ リンク機構、７ フェイス、９ 荷、
１０ シートパレット、１１ シートグリップ、１２
距離センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 自走自在な車体１の前部に、リーチシリ
ンダ３により前後方向へリーチ自在なマスト２を設け、
このマスト２に上下動自在に取付けられたフィンがボー
ド４にリンク機構６を介して前後動自在にフェイス７を
設け、このフェイス７の下部に荷の載置されたシートパ
レット１０を把持するシートグリップ１１を設けると共
に、上記マスト２にフェイス７の移動距離を検出する距
離センサ１２を設け、この距離センサ１２が検出した距
離をもとにマスト２の前後動を制御してなる荷役車両の
プッシュプル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3189515A JP2535264B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 荷役車両のプッシュプル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3189515A JP2535264B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 荷役車両のプッシュプル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058999A true JPH058999A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2535264B2 JP2535264B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16242574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3189515A Expired - Fee Related JP2535264B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 荷役車両のプッシュプル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535264B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104045025A (zh) * | 2013-03-15 | 2014-09-17 | 雷蒙德股份有限公司 | 用于传感器控制的前移滑架的系统和方法 |
| EP3235776A1 (en) * | 2016-04-19 | 2017-10-25 | Toyota Material Handling Manufacturing Sweden AB | Fork-lift truck |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP3189515A patent/JP2535264B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104045025A (zh) * | 2013-03-15 | 2014-09-17 | 雷蒙德股份有限公司 | 用于传感器控制的前移滑架的系统和方法 |
| EP3235776A1 (en) * | 2016-04-19 | 2017-10-25 | Toyota Material Handling Manufacturing Sweden AB | Fork-lift truck |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2535264B2 (ja) | 1996-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |