JP2580927B2 - フォークリフトのプッシュプル装置 - Google Patents

フォークリフトのプッシュプル装置

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JP2580927B2
JP2580927B2 JP3360148A JP36014891A JP2580927B2 JP 2580927 B2 JP2580927 B2 JP 2580927B2 JP 3360148 A JP3360148 A JP 3360148A JP 36014891 A JP36014891 A JP 36014891A JP 2580927 B2 JP2580927 B2 JP 2580927B2
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徳明 明塚
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,フォークリフトのプッ
シュプル装置,特にそのプラテン移動装置における誤操
作を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来技術】フォークリフトのプッシュプル装置は,荷
物搭載時にはプラテン(フォーク)上に荷物を引き込
み,一方荷物を下ろす時は,荷物をプラテンに沿って押
し出す装置である。かかる,プッシュプル装置は,例え
ば実開平3−9398号,実公昭57−2880号,実
開昭62−157796号公報に示されている。そし
て,上記プッシュプル装置は,図4〜図6に示すごと
く,フォークリフト前方のマスト(後述の図3の符号9
1参照)に昇降可能に装着したフォークフレーム92
と,該フォークフレーム92の下部に左右移動可能に設
けた左右一対のプラテン94とを有する。
【0003】また,該プラテン94の上方には,前後方
向に移動するフェースプレート95を有し,該フェース
プレート95と上記フォークフレーム92との間には前
後方向に伸縮自在に配設したパンタグラフ96を有す
る。また,上記プラテン94の上方には,該プラテン9
4に当接又は離反する昇降可能なリテーナ97をリテー
ナ昇降器98に設けている。また,フォークフレーム9
2には,上記一対のプラテン94を左右移動するための
プラテン移動装置8を有する。
【0004】上記パンタグラフ96は,これを前後方向
に伸縮させるための,プッシュプルシリンダ961を,
フォークフレーム92との間に介設している。また,上
記リテーナ昇降器98は,図4,5に示すごとく,油圧
シリンダ981と,ピストンロッド982と,連結棒9
83からなる。該リテーナ97は,その下面にプラテン
94との間でシートパレット60を挟持するためのリテ
ーナゴム板971を有する。このリテーナ97は,プラ
テン94上にシートパレット60を残したまま,フェー
スプレート95により荷物70を押し出すときに,シー
トパレット60を保持するために用いられる。リテーナ
97は,上記油圧シリンダ98によって昇降される(図
6,矢印S,1点鎖線97)。
【0005】また,上記プラテン移動装置8は,図4〜
6に示すごとく,フォークフレーム92に設けたホルダ
ー924と,プラテン94の上部に設けた軸受941と
の間に配置されている。即ち,プラテン移動装置8は,
スクリュー棒82とその先端に設けたハンドル係合端8
1と,ハンドル86とよりなる。そして,スクリュー棒
82の基部83は,ホルダ924に設けた軸受925に
回動可能に支承されている。また,上記プラテン94の
軸受941には,スクリュー棒82を回動したときに,
プラテン94が左右移動できるように,スクリュー溝が
設けてある。そのため,上記ハンドル係合端81にハン
ドル86の基部861を係合させて,回動させたときに
は,軸受941が左右移動し,プラテン94が左右移動
させられる(図6の矢印T,1点鎖線94)。
【0006】次に,フェースプレート95は,図4,5
に示すごとく,その下部にシートパレット60を掴むグ
リップ部7を有する。該グリップ部7は,グリッパジョ
ー74と,その上部に昇降可能に設けたグリッパ73と
を有する。グリッパジョー74は,フェースプレート9
5に設けたブラケット75に固定してある。一方,グリ
ッパ73は,その下部にグリッパジョー74との間でシ
ートパレット60を挟持するためのゴム製当接板731
を有する。また,グリッパ73の上部軸732は,上記
ブラケット75を貫通して昇降シリンダ(図示略)に連
結されている。上記グリッパ73及びグリッパジョー7
4は,フェースプレート95により,荷物70をシート
パレット60と共に押し出す際に,シートパレット60
を挟持しておくものである。なお,図4において,符号
99はリフトブラケット,991は昇降ガイドローラで
ある。また,図5において,符号923はプラテンガイ
ド,943はプラテン背板である。
【0007】
【解決しようとする課題】ところで,上記プッシュプル
装置には次の問題点がある。即ち,まず,上記一対のプ
ラテン94は,米袋,肥料袋等の荷物70の大きさに応
じて,両者の左右間隔を変える必要がある。このときに
は,図6に示すごとく,上記プラテン移動装置8におい
て,そのスクリュー棒82のハンドル係合端81に,ハ
ンドル86の係合部861を係止させ,ハンドル86を
回す。これにより,一対のプラテン94が左右移動し
(矢印T),その間隔が調整される。
【0008】しかしながら,図6に実線で示すごとく,
上記プラテンの間隔調整の際に,プラテン94の上面に
リテーナ97のリテーナゴム板971が当接したままで
あると,プラテン94の上記左右移動によって両者が強
く摩擦する。そのため,プラテン94の間隔調整を円滑
に行うことができない。また,ハンドル86を強く回す
と,リテーナ97にこじりを生じ,損傷することがあ
る。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,プラテンの
間隔調整を円滑に行うことができ,かつリテーナに損傷
を生じることがない,フォークリフトのプッシュプル装
置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,車両前方のマストに昇降
可能に装着したフォークフレームと,該フォークフレー
ムの下部に左右移動可能に設けた複数のプラテンと,該
プラテンの上方を前後方向に移動するフェースプレート
と,該フェースプレートと上記フォークフレームとの間
に伸縮自在に配設したパンタグラフとを有し,また上記
プラテンの上方には,該プラテンに当接又は離反する昇
降可能なリテーナをリテーナ昇降器に取付け,また上記
フォークフレームには上記プラテンを左右移動させるた
めのプラテン移動装置を設けてなるプッシュプル装置に
おいて,上記リテーナ昇降器には,リテーナと共に昇降
しかつプラテン移動装置を覆うことができるカバーを設
け,リテーナを下降させたときにはプラテン移動装置を
覆い,リテーナを上昇させたときにはプラテン移動装置
の操作を可能となすよう構成したことを特徴とするフォ
ークリフトのプッシュプル装置にある。本発明において
最も注目すべきことは,プラテン移動装置を覆うカバー
を設け,該カバーをリテーナ昇降器に設けてリテーナの
昇降と共に昇降させるよう構成したことにある。
【0010】上記カバーは,プラテン移動装置全体を覆
うものでも,またプラテン移動装置の操作部分,例えば
前記従来例に示したハンドル係合端の周囲を覆うもので
あっても良い。要するに,リテーナがプラテンに接触し
ている際には,プラテン移動装置の操作が不可能となる
ように構成する。上記カバーは,金属,プラスチックな
どにより,函状体,板状体等の形状に構成する。そし
て,該カバーは,上記昇降可能なリテーナ昇降器に取付
ける。具体的には,例えばリテーナ昇降器において,油
圧シリンダとリテーナとを連結しリテーナと共に昇降す
る連結棒に,上記カバーを取付ける(図1参照)。
【0011】
【作用及び効果】本発明のフォークリフトのプッシュプ
ル装置においては,上記プラテン移動装置を覆うカバー
を設け,該カバーはリテーナと共に昇降可能に設けてあ
る。そのため,リテーナを下降させて該リテーナをプラ
テン上に当接させているときには,上記カバーはプラテ
ン移動装置を覆った状態にある。それ故,上記当接時に
は,プラテン移動装置を作動させることができない。し
たがって,上記当接時に,無理に,プラテン移動装置を
作動させることがなく,リテーナを損傷することがな
い。
【0012】一方,リテーナが上昇されて,プラテンに
当接していないときには,カバーも上昇位置にある。そ
のため,プラテン移動装置はカバーによって覆われてお
らず,例えばハンドルを係合させてプラテン移動装置を
作動させることができる。それ故,プラテンの間隔調整
を円滑に行うことができる。以上のごとく,本発明によ
れば,プラテンの間隔調整を円滑に行うことができ,か
つリテーナに損傷を与えることがない,フォークリフト
のプッシュプル装置を提供することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例にかかる,フォークリフトの
プッシュプル装置につき,図1〜図3を用いて説明す
る。本例は,フォークリフト9の前方のマスト91に昇
降可能に装着したフォークフレーム92と,該フォーク
フレーム92の下部に左右移動可能に設けた一対のプラ
テン94(図4参照)とを有する。また,プラテン94
の上方を前後方向に移動するフェースプレート95と該
フェースプレート95と上記フォークフレーム92との
間に伸縮自在に配設したパンタグラフ96とを有する。
【0014】また,図1に示すごとく,上記プラテン9
4の上方には該プラテン94に当接又は離反する昇降可
能なリテーナ97を有する。該リテーナ97は,リテー
ナ昇降器98の連結棒983に取付けてある。また,上
記フォークフレーム92には,上記プラテンを左右移動
させるためのプラテン移動装置8を設けてある。そし
て,上記リテーナ昇降器98の連結棒983には,リテ
ーナ97と共に昇降し,かつプラテン移動装置8を覆う
ことができるカバー1を取付けてある。該カバー1は,
図2に示すごとく,函体11と連結杆12とからなる。
函体11の下部112及び後部113は,開口してい
る。連結杆12は,上記連結棒983に固定するための
ネジ穴13を有する。その他は,前記従来例と同様であ
る。
【0015】次に,作用効果につき説明する。本例のプ
ッシュプル装置においては,シートパレット60(図5
参照)をプランテン94との間で挟持する際には,図1
に実線で示すごとく,リテーナ97を下降させて,リテ
ーナ97のリテーナゴム板971をプラテン94の上面
に当接させている。このときには,リテーナ97の下降
に伴ってカバー1も下降するので,上記カバー1がプラ
テン移動装置8を覆っている。即ち,カバー1の函体1
1が,プラテン移動装置8のハンドル係合端81の前面
及び側面を覆っている。
【0016】それ故,上記当接時には,プラテン移動装
置8のハンドル係合端81に,ハンドル86の係合部8
61を係合させることができない。したがって,上記当
接時に,無理に,プラテン移動装置を作動させることが
なく,リテーナ97を損傷することがない。一方,リテ
ーナ97がリテーナ昇降器98の油圧シリンダ981に
よって,連結棒983を介して上昇され,そのリテーナ
ゴム板971がプラテン94に当接していないときに
は,上記連結棒983に取付けたカバー1も上昇位置に
ある。
【0017】そのため,プラテン移動装置8のハンドル
係合端81は覆われておらず,該ハンドル係合端81に
ハンドル86の係合部861を係合させ,これを回転さ
せて,プラテン94の間隔調整操作を行うことができ
る。それ故,プラテン94の間隔調整を円滑に行うこと
ができる。なお,プッシュプル装置におけるその他の作
用は従来例と同様である。また,本例では,カバー1は
函体11としたが,ハンドル係合端81の前方のみを覆
う板状体であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるプッシュプル装置の要部正面
図。
【図2】実施例1にかかるプッシュプル装置のカバーの
斜視図。
【図3】実施例1にかかる,フォークリフト及びそのプ
ッシュプル装置の側面図。
【図4】従来例における,フォークリフトのプッシュプ
ル装置の一部省略斜視図。
【図5】従来例の,プッシュプル装置におけるリテーナ
及びプラテン移動装置付近の側面図。
【図6】従来例のプッシュプル装置における,要部正面
図。
【符号の説明】
1...カバー, 11...函体, 60...シートパレット, 7...グリップ部, 70...荷物, 73...グリッパ, 74...グリッパジョー, 8...プラテン移動装置, 82...スクリュー棒, 86...ハンドル, 92...フォークフレーム, 94...プラテン, 95...フェースプレート, 97...リテーナ, 98...リテーナ昇降器, 983...連結棒,

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方のマストに昇降可能に装着した
    フォークフレームと,該フォークフレームの下部に左右
    移動可能に設けた複数のプラテンと,該プラテンの上方
    を前後方向に移動するフェースプレートと,該フェース
    プレートと上記フォークフレームとの間に伸縮自在に配
    設したパンタグラフとを有し,また上記プラテンの上方
    には,該プラテンに当接又は離反する昇降可能なリテー
    ナをリテーナ昇降器に取付け,また上記フォークフレー
    ムには上記プラテンを左右移動させるためのプラテン移
    動装置を設けてなるプッシュプル装置において,上記リ
    テーナ昇降器には,リテーナと共に昇降しかつプラテン
    移動装置を覆うことができるカバーを設け,リテーナを
    下降させたときにはプラテン移動装置を覆い,リテーナ
    を上昇させたときにはプラテン移動装置の操作を可能と
    なすよう構成したことを特徴とするフォークリフトのプ
    ッシュプル装置。
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