JPH058991Y2 - - Google Patents

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JPH058991Y2
JPH058991Y2 JP1988008062U JP806288U JPH058991Y2 JP H058991 Y2 JPH058991 Y2 JP H058991Y2 JP 1988008062 U JP1988008062 U JP 1988008062U JP 806288 U JP806288 U JP 806288U JP H058991 Y2 JPH058991 Y2 JP H058991Y2
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motor
idling
pump
rotation speed
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は気泡発生装置の空転防止回路に関す
る。
B 考案の概要 浴槽内の水位が低下して気泡発生用ポンプが空
転すると、これを回転させるモータの回転数が上
昇することを利用して、空転状態であると判定す
ることにより、モータの回転を停止させるように
したので、水位計、水圧計を用いなくても確実に
モータの空転を防止できるようになつた。更に、
モータの回転を停止した後は、水位を上昇させる
には一定の時間がかかることから、一定時間モー
タの再起動をできないようにした。
C 従来の技術 浴槽内で気泡を発生させる装置としては、第2
図に示されるものが一般的である。即ち、湯水を
溜めた浴槽1の下部側方に気泡発生用ポンプ3が
取り付けられると共にこのポンプ3にモータ4が
装着されている。気泡発生用ポンプ3はモータ4
により回転駆動されて、水中に空気を送り込んで
気泡5を発生する。
ここで、水位が低下して気泡発生用ポンプ3の
位置よりも下がると、気泡発生用ポンプ3が空転
状態となつて、そのシールが摩耗し、水漏れの原
因となる。
そこで、従来では気泡発生用ポンプ3よりも上
方に静電容量型の近接スイツチ7を取り付けて、
低水位の場合にはモータ4の回転を停止して空転
を防止していた。
しかし、静電容量型の近接スイツチは一般に湿
気や水滴に弱いため、浴槽1の外周面に取り付け
られると、誤動作しやすく信頼性に欠けるという
問題がある。また、取付工事が必要となる問題も
あつた。
一方、フロートスイツチを設けて水位を検出す
る方法や、配管中に圧力スイツチを取り付けて、
水圧が上がらなければ停止させる方法もあるが、
構造が複雑で配管を追加しなければならない場合
もあり、問題があつた。
D 考案が解決しようとする課題 更に、本考案者が先に提案した電流値制御方式
(実願昭60−141967号)は、モータが空転すると
電流値が下がるという特性を利用して空転を防止
するので上記問題はないが、モータの容量、周波
数、電源電圧によつて調整しなければならず多少
面倒となつていた。
尚、気泡発生用ポンプとしては、プラスチツク
ポンプ等が使用され、水なしで回転させるとプラ
スチツクのシール部分がすぐ焼付いてしまうが、
もちろん数秒ではなく、焼付くまで数分はかかる
のである。
本考案は、上記実情に鑑みると共にモータの負
荷量と回転数の特性に着目してなされたもので、
検出が確実にできると共に施工又は工事が簡易で
あり、安全で調整の簡単な気泡発生装置の空転防
止回路を提供することを目的とする。
E 課題を解決するための手段及び作用 泡浴発生用ポンプが空転すると、負荷が小さく
なり、これを駆動させるモータの回転数が上昇す
る特性を利用し、モータの回転数が基準回転数に
比較して大きいときは空転状態であるとしてモー
タの回転を停止させるのである。更に、モータの
回転を停止させた後は、水位を上昇させるのに一
定の時間が必要であることから、一定時間モータ
の再起動をできないようにした。
F 実施例 以下、本考案について実施例に基づき詳細に説
明する。
第1図に本考案の一実施例を示す。同図に示す
ように気泡発生用ポンプ3を駆動回転させるモー
タ4には、ライン12を介して電源10又は制御
電源11が接続されている。気泡発生用ポンプ3
は図示省略した浴槽に取り付けられ、浴槽の吐出
口又は吸水口よりも水位が高いと負荷が大きい
が、吐出口、吸水口と同レベルか、あるいはそれ
よりも水位が低くなつて空転状態となると負荷は
小さくなる。モータ4は負荷が大きいと回転が低
く、また負荷が小さいと回転が高くなる。このモ
ータ4の回転数の変化は、モータ4に組み付けら
れたタコジエネレータ16を経て回転数検出器1
7で検出される。回転数検出器17で検出された
モータの回転数Nは、回転数判定器18におい
て、予め設定された基準回転数N0に比較される。
基準回転数N0は、モータ4が空転せずにポンプ
3から気泡を正常に発生している状態での回転数
である。回転数判定器18は、回転数Nが基準回
転数N0よりも高いときは空転状態であると判定
して、モータ4を停止させる停止命令を出力す
る。そして、この停止命令が出力された後、短時
間再起動阻止回路20がモータ4の再起動を阻止
するため停止命令を維持して出力する。タイマ回
路19は再起動を阻止する時間、例えば0〜30秒
を計測する。このようにモータ4の再起動を短時
間阻止しているのは、水位が上昇するには一定の
時間が必要であるので、その間に故意又は過失に
よりモータ4を回転させようとしてもできないよ
うにするためである。
停止命令は、スイツチ回路14及び電磁接触器
13に接続する出力リレー駆動停止回路15に入
力される。電磁接触器13は、モータ4と電源1
0又は制御電源11とをつなぐライン12に開閉
器として介設され、スイツチ回路14をON−
OFF操作することにより、電磁接触器13を開
閉するためのON−OFF信号が出力される。電磁
接触器13を閉じるとモータ4が気泡発生用ポン
プ3を駆動して気泡を発生させ、また電磁接触器
13を開くとモータ4の回転が停止することにな
る。出力リレー駆動停止回路15は、スイツチ回
路14からのON−OFF信号を電磁接触器13へ
伝達する一方、前記停止命令が入力されると、
ON−OFF信号にかかわらず電磁接触器13を強
制的に開放する。停止命令は一定時間継続して入
力されるため、この間にスイツチ回路14をON
にしても電磁接触器13が開放されたままとな
り、モータ4の再起動、停止というサイクルを繰
り返すことはない。一定時間経過すると、停止命
令が終了するので、水位が十分に上昇した後にス
イツチ回路14をONとしてモータ4を再起動す
ると良い。
上述したように、本考案はモータ4の空転を、
その回転数の変化に基づいて検出するから、モー
タの空転を早期に発見して、これを防止するだけ
で、予防はできない。しかし、モータの空転から
停止までの時間を十分に短くすれば、ポンプ3の
シールの摩耗や焼付を確実に防止することが可能
である。更に、モータの電流の変化に基づいて空
転を検出する場合(実願昭60−141967号)に比
べ、回転数を検出するので電源、電圧変動に対し
検出精度が高い。更に、検出精度を高めるには、
モータの容量、周波数、電源電圧により切り替え
れば良いが、3桁の数値設定のみでできるので、
各場合により1個のスイツチを必要とする電流制
御方式に比べ調整が簡単である。尚、第1図中の
タイマ回路21は、モータ4が長時間回転してい
ると焼付くおそれがあるので、10分程度連続運動
したら停止命令を出力するためのものである。こ
のようにすることにより、スイツチ回路14を切
り忘れても長時間運転せず、安心である。
次に、他の実施例について第3図及び第4図を
参照して説明する。本実施例はデジタル制御を利
用したものである。
即ち、タコジエネレータの出力は波形整形器2
2に入力され、モータの回転数に応じた周期の矩
形状に変換される。この矩形状はパルス数比較器
23に入力され、1秒間隔で1秒間のパルス数を
サンプリングされてカウント値Bとなる。発振器
24はサンプリング時間をパルス数比較器23に
入力するためのものである。パルス数比較器23
には遮断パルス設定器25から設定値Aが入力さ
れ、設定値Aはカウント値Bと比較される。ここ
で設定値Aとは、モータが空転せずに気泡発生用
ポンプから正常に気泡が発生する状態に対応する
値である。パルス数比較器23は、設定値Aにカ
ウント値Bが等しいときにA=B信号を出力する
(第4図参照)。このA=B信号は空転確認回路2
6に入力され、このA=B信号が連続して数回入
力されたときに、空転確認回路26は低水位であ
ると判断して低水位信号を出力する。この低水位
信号は停止信号発生器27に入力されて、停止信
号となり、出力リレー駆動停止回路15へ入力さ
れることとなる。尚、その他の構成は、前述した
実施例と同様であるが、故意の連続的な繰り返し
起動、停止を防止するため、一度運転を停止する
と、その後一定時間スイツチ回路14をONとし
ても起動できなくする繰り返し運転防止回路28
が設けられている。
本実施例は、デジタル方式であるので前述した
実施例に比べても調整が簡単で、信頼性も高い。
また、空転確認回路26を設けているので、誤動
作も少ないという利点もある。
G 考案の効果 以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に、本考案はモータの回転数に基づいて停止命令
を出力し、気泡発生用ポンプの空転を防止するの
で、水位検出器、、水圧検出器などが不要となつ
て、その取付、調整、メンテナンスから解放され
る。また、回転数検出器をモータに組み込んでお
けば、施工時作業が簡単となる。更に、回転数検
出方式にしたため、電源電圧変動に対し、検出精
度が高いというメリツトもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は従来の気泡発生装置の説明図、第3図は本考
案の第2の実施例を示す回路図、第4図は本考案
の第2の実施例にかかるデジタル方式の動作波形
図である。 図面中、1は水槽、2は水、3は気泡発生用ポ
ンプ、4はモータ、5は気泡、7は近接スイツ
チ、10は電源、11は制御電源、13は電磁接
触器、14はスイツチ回路、15は出力リレー駆
動停止回路、16はタコジエネレータ、17は回
転数検出器、18は回転数判定器、19,21は
タイマ回路、20は短時間再起動阻止回路、22
は波形整形器、23はパルス数比較器、24は発
振器、25は遮断パルス設定器、26は空転確認
回路、27は停止信号発生器、28は繰り返し運
動防止回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽に溜めた液中に空気を送り込んで気泡を発
    生させる気泡発生用ポンプと、該ポンプを回転駆
    動させるモータとを有する気泡発生装置におい
    て、前記モータに組み付けられたタコジエネレー
    タからの出力を回転数に応じた矩形波に変換する
    波形成形器と、該波形成形器からの矩形波に含ま
    れる単位時間当りのパルス数をカウントしてカウ
    ント値とし、予め設定された基準回転数に対応す
    る設定値と該カウント値が連続的に繰り返して一
    致するときに、前記モータが空転していると判定
    して前記モータの回転を停止させる停止命令を出
    力するパルス数比較器と、該パルス数比較器から
    の停止命令が出力された後、一定時間前記モータ
    の再起動を阻止する短時間再起動阻止回路とを具
    えることを特徴とする気泡発生装置の空転防止回
    路。
JP1988008062U 1988-01-27 1988-01-27 Expired - Lifetime JPH058991Y2 (ja)

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JP1988008062U JPH058991Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

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JPH01112828U JPH01112828U (ja) 1989-07-28
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JPS61109526A (ja) * 1984-11-02 1986-05-28 三洋電機株式会社 調理機
JPS628719A (ja) * 1985-07-04 1987-01-16 株式会社日立ホームテック 電気コ−ヒ−沸かし器
JPS6250636B2 (ja) * 1982-12-20 1987-10-26 Tone Boring Co

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JPS6250636U (ja) * 1985-09-19 1987-03-28

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