JPH058965A - エレベータの改造方法 - Google Patents

エレベータの改造方法

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Publication number
JPH058965A
JPH058965A JP3192814A JP19281491A JPH058965A JP H058965 A JPH058965 A JP H058965A JP 3192814 A JP3192814 A JP 3192814A JP 19281491 A JP19281491 A JP 19281491A JP H058965 A JPH058965 A JP H058965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
new
electric motor
control
control panel
elevator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3192814A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sakurada
博明 櫻田
Makoto Kuroki
誠 黒木
Yoshio Matsuzaki
義夫 松崎
Toshihiro Nakagawa
敏博 中川
Kanehisa Yokoyama
金久 横山
Hideki Takasu
秀樹 高須
Kunitoshi Saito
国寿 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication of JPH058965A publication Critical patent/JPH058965A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短期間に低コストで行なえると共に標準化を
図った制御盤を用いることができる。 【構成】 既設制御盤を可変周波数で三相交流を出力す
る新設制御盤32に交換する場合、この交換と共に既設
電動機を可変周波数対応形の新設電動機31にし、一
方、巻上機8は既設のものを流用することにより、改造
作業を短時間で低コストで行なえるようにすると共に、
新設電動機31の既知の諸特性を把握して制御する新設
制御盤32を標準化できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの改造方法に
係り、特にエレベータの制御方式を変更するエレベータ
の改造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベータにおいては、一部また
は全部の装置を取り換える改修工事が実施されており、
例えば既設エレベータの制御方式を最新式の可変周波数
を用いた制御方式に変更して、乗心地、着床誤差等を大
幅に改善している。こうした改修収方法においては、新
設品交換を必要とする装置を極力少なくして、可能な限
り既設品を流用することで工事期間の短縮や費用の低減
を図っている。その種のものに、特開昭61−2488
76号公報に記載のような提案があり、図3のシステム
構成を示すブッロク図に示すように、制御盤32を可変
電圧可変周波数を出力する制御盤を新設品に交換して、
電動機を含む巻上機31を既設品のまま流用してエレベ
ータの制御方式を変更しようとするものである。
【0003】ところで、エレベータの制御方式つまり電
動機の制御方式を可変電圧可変周波数による制御方式と
する場合は、その電動機の速度応答特性やトルク特性、
入出力特性、巻線定数等諸特性に合った電圧、電流、周
波数等の制御指令値を与える必要がある。また、その制
御指令値に対して電動機が与えられた制御指令値どおり
制御されているか検出し、帰還制御することで常に安定
した制御がなされることが重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの改
造方法のように既設の電動機をそのまま流用して、制御
方法を可変電圧可変周波数による制御方式にしようとす
る場合、既設電動機は使用条件や使用環境が個々に異な
り諸特性も様々であるのでその都度調査や試験決定を行
ない、各々の条件に基づいて制御指令値を設計,製作す
ることになるため、標準化された制御盤を使用すること
ができない。従って、この改造には多大な設計,製作時
間を要すると共に多くの費用も費やしていた。
【0005】本発明の目的とするところは、短時間にか
つ低コストで可変周波数による制御方式に変更するエレ
ベータの改造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくとも巻上機は既設品を流用し、制御
盤を可変周波数で出力する新設制御盤と交換し、電動機
を可変周波数対応形の新設電動機と交換し、その後、こ
れら新設制御盤と新設電動機によって上記巻上機を駆動
するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によるエレベータの改造方法は、上述し
たように制御盤と電動機を交換し巻上機は既存のものを
流用するので、短期間に改造でき、しかも電動機を交換
するので、新設電動機の諸特性を知りこれに合わせた制
御を新設制御盤によって行なうことができ、こうして新
設制御盤を標準化することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例によるエレベータの改造方
法に関わるシステム構成を示すブロック図である。昇降
路1内の乗かご2およびつり合いおもり2aは、昇降路
1の上部に位置する機械室などに設置された綱車5およ
びそらせ車4に巻き掛けた主策3により連結されてい
る。綱車5には減速機6およびマグネット式制動機7が
連結されて巻上機8を構成しており、巻上機8は連結装
置を介して新設電動機31に連結されて駆動される。こ
の新設電動機31は三相交流電源17を制御盤32で制
御して駆動されるように構成されている。尚、この新設
電動機31としては可変周波数対応形の三相誘導電動機
が用いられている。新設制御盤32は、可変電圧可変周
波数で三相交流を出力する駆動回路35と、この駆動回
路35、速度検出装置33および制動機7に接続されて
新設電動機31の作動および回転方向を制御すると共
に、制動機7の作動を制御する制御回路36と、この制
御回路36に接続されて乗かご2の停止階を検出する管
理回路37と、駆動回路35および三相交流電源17間
に設けられる主スイッチ38a,38b,38cとを備
えている。駆動回路35は、主スイッチ38a〜38c
に接続されるコンバータ41と、コンバータ41および
新設電動機31に接続されるインバータ42と、これら
のコンバータ41およびインバータ42間に設けられる
コンデンサ43とを備えている。
【0009】改造に際しては、先ず従来の制御盤を新設
制御盤32と交換し、図4に示す従来の電動機9を巻上
機8から取外して、新設電動機を巻上機に取付けた状態
を示す部分断面図である図2に示すように、軸端31a
に速度検出装置33が組込まれた新設電動機31に間座
34を取付け、間座34を既設の巻上機8に取付けて電
動機の交換を行なう。
【0010】新設電動機31が作動するとき、速度検出
装置33は新設電動機31の回転速度を検出して、この
回転速度に対応する速度信号を新設制御盤32へ出力す
る。この新設制御盤32では、制御回路36により上記
の速度信号に応じて新設電動機31の作動を制御する制
御信号を出力し、駆動回路35により制御信号に対応す
る電圧、周波数に三相交流を出力する。この制御信号は
新設電動機31の周波数応答特性や巻線定数等の諸特性
を考慮して設定されたものであり、新設制御盤32と新
設電動機31が同時に交換されるので、電動機毎に各々
の制御設計が不要となり、標準化された新設制御盤32
を適用することができる。
【0011】しかも、乗かご2の制動時に乗かご2の速
度が過大となるとき、検度検出装置33から出力される
速度信号に基づいて新設制御盤32から出力する三相交
流の電圧、周波数を少なくすることにより、この電圧、
周波数の変更に応じて新設電動機31の回転数および巻
上機8の回転数も少なくなり、その結果、乗かご2の制
動距離が短縮されて着床精度が向上する。同時に、上述
した三相交流の電圧、周波数を過少とすることなく所定
の電圧、周波数以上に保つことによって、乗かご2の停
止時のショックが過大になることを防止することができ
る。
【0012】このように本改造方法においては、速度検
出装置33の付設を考慮した新設電動機31を用いてる
いため、この速度検出装置33より突出する軸端31a
に非常時の救出用ハンドルを連結する部分も同時に確保
することができる。この点、従来の既設電動機9を流用
する改造方法と比べると、図4に示すように既設電動機
の制御状態を検出するための速度検出装置を取付けよう
とすると、巻上機と連結する反対側の軸端9aはエレベ
ータ非常時の救出用ハンドルを取付けるために確保して
あるものなので、上記速度検出装置を取付けることはで
きず、それ以外に上記速度検出装置を取付けようとする
場合は、巻上機側を現地で改造して取付けることが必要
となる。この制御状態を検出するための速度検出装置が
不付のままで、可変電圧可変周波数による制御方式を採
用しても、新設制御盤32より発生される制御指令通り
動作しているか実際の制御状態と比較してみることがで
きないため、常に、安定した制御ができなくなる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、巻上機を
既設品で流用したために乗かごの吊上げ、吊降ろし等の
大掛りな作業を要することがなく、エレベータの改造作
業を短い期間で行なうことができ、また、新設制御盤と
同時に、あらかじめ制御上の諸特性が知られた新設電動
機に交換するようにしたため、すでに多種類納入されて
いる電動機毎の制御設計が不要となるため、標準化、量
産化によるコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベータの改造方法
に係るシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の電動機を巻上機に取付けた状態を示す
部分断面図である。
【図3】従来のエレベータに係るシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図4】従来の電動機を巻上機に取付けた状態を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
2 乗かご 3 主索 8 巻上機 31 新設電動機 32 新設制御盤
フロントページの続き (72)発明者 中川 敏博 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 横山 金久 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 高須 秀樹 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 斎藤 国寿 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端に乗かごが取付けられる主索を巻上
    げる巻上機と、上記巻上機を駆動する電動機と、上記電
    動機を制御する制御盤とを有するエレベータにおいて、
    少なくとも上記巻上機は既設品を流用し、上記制御盤を
    可変周波数で出力する新設制御盤と交換し、上記電動機
    を可変周波数対応形の新設電動機と交換し、その後、こ
    れら新設制御盤と新設電動機によって上記巻上機を駆動
    するようにしたことを特徴とするエレベータの改造方
    法。
JP3192814A 1991-07-08 1991-07-08 エレベータの改造方法 Pending JPH058965A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3192814A JPH058965A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 エレベータの改造方法

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