JPH0589395U - 高所作業車のシザースリンク機構 - Google Patents

高所作業車のシザースリンク機構

Info

Publication number
JPH0589395U
JPH0589395U JP3259192U JP3259192U JPH0589395U JP H0589395 U JPH0589395 U JP H0589395U JP 3259192 U JP3259192 U JP 3259192U JP 3259192 U JP3259192 U JP 3259192U JP H0589395 U JPH0589395 U JP H0589395U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
link
stay
hose
link mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3259192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2551489Y2 (ja
Inventor
孝康 佐藤
雄次 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP1992032591U priority Critical patent/JP2551489Y2/ja
Publication of JPH0589395U publication Critical patent/JPH0589395U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551489Y2 publication Critical patent/JP2551489Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は高所作業車において、伸縮するシザ
ースリンク機構に沿って配置するハーネスやホースのガ
イド機構に関する。 【構成】 3段以上のシザースリンクにより構成した高
所作業車のシザースリンク機構Sにおいて、交叉枢支軸
17において交叉した2本のシザースリンクの中の内側
リンク12より、更に内方へ交叉枢支軸17を突出し
て、ハーネスステー3を枢支し、該ハーネスステー3を
外側リンク15に沿って延長し、上下端部において、他
の内側リンクより更に内側に突出した端部枢支軸19・
18に係合させ、該ハーネスステー3に沿ってハーネス
やホース4を配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高所作業車において、伸縮するシザースリンク機構に沿って配置する ハーネスやホースのガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、高所作業車に関する技術は公知とされているのである。例えば、実 開平2−18492号公報や、実開平2−43892号公報や、実開平1−70 796号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
高所作業車においては、シザースリンク機構により昇降機構を構成し、該シザ ースリンクに沿って、ハーネスやホースを伸縮可能としているのである。しかし 、該シザースリンク機構Sが2段・3段・4段と高くなると、シザースリンクに 沿わせたハーネスやホースが何かの拍子に撓み、開閉するリンクの間に挟まれて 剪断され、ハーネスやホースに不具合が発生するのである。これにより、作業台 が突然危険な状態を発生するという不具合があったのである。本考案はこのよう な不具合を解消するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するた めの手段を説明する。即ち、3段以上のシザースリンクにより構成した高所作業 車のシザースリンク機構Sにおいて、交叉枢支軸17において交叉した2本のシ ザースリンクの中の内側リンク12より、更に内方へ交叉枢支軸17を突出して 、ハーネスステー3を枢支し、該ハーネスステー3を外側リンク15に沿って延 長し、上下端部において、他の内側リンクより更に内側に突出した端部枢支軸1 9・18に係合させ、該ハーネスステー3に沿ってハーネスやホース4を配置し たものである。
【0005】
【作用】
次に作用を説明する。本考案のハーネスステー3は、外側リンク15と内側リ ンク12が交叉している部分において、内側リンク12の更に内側に配置されて いる。しかし、ハーネスステー3の動きは外側リンク15に沿った動きをするの である。これにより、外側リンク15に沿って回動する必要のある部分でありな がら、内側リンク12よりも内に配置することが出来るので、該ハーネスステー 3に延設したハーネスやホース4が、リンクの間に挟持されることのないように ガイドすることが出来るのである。
【0006】
【実施例】
次に実施例を説明する。図1は本考案の高所作業車の全体側面図、図2はシザ ースリンク機構Sを縮小した状態の側面図、図3はシザースリンク機構Sを伸長 した状態の側面図、図4はハーネスステー3の取付状態を示す側面図、図5は外 側リンク15と内側リンク12とハーネスステー3との位置関係を示す前面図、 図6はハーネスステー3の側面図、図7はハーネスステー3の平面図である。
【0007】 図1において、高所作業車の全体構成について説明する。走行フレーム1の下 方にクローラ式走行装置2が配置されており、該クローラ式走行装置2の駆動ミ ッション装置Mがクローラ式走行装置2の前方で、走行フレーム1の下方に配置 されている。該駆動ミッション装置Mは前方を低く、後方を高く構成している。 該クローラ式走行装置2により移動される中部内側リンク12と、作業台Dとの 間に、シザースリンク機構Sが配置されている。該シザースリンク機構Sを伸縮 する為に、下部油圧シリンダ9と上部油圧シリンダ8が配置されている。
【0008】 該上部油圧シリンダ8は、摺動枢支軸23と交叉枢支軸27の間に介装されて いる。また下部油圧シリンダ9は、交叉枢支軸28と固定枢支軸21との間に介 装されている。該油圧シリンダ8と9が伸長すると、シザースリンク機構Sが上 昇し、縮小すると下降する。作業台Dは作業台フレーム22と操作ボックスBに より構成されている。そして、ハーネスやホース4は下方の油圧バルブや制御ボ ックスと、上方の上部油圧シリンダ8や操作ボックスBとの間を連結するもので あり、シザースリンク機構Sの伸縮に併せて、折り畳み・伸長される必要がある のである。故に、シザースリンクに沿って配置されているのである。
【0009】 次に図2・図3・図4、図5において説明する。シザースリンク機構Sは3段 リンク機構で、6本のリンクにより構成されている。下部内側リンク11と下部 外側リンク14と、中部内側リンク12と中部外側リンク15と、上部内側リン ク13と上部外側リンク16の3組6本である。そして下部内側リンク11と下 部外側リンク14は交叉枢支軸27により枢支されている。内側リンク12と中 部外側リンク15は交叉枢支軸17により枢支している。上部内側リンク13と 上部外側リンク16は交叉枢支軸28により枢支している。
【0010】 そして下部内側リンク11の下部は固定枢支軸20として中部内側リンク12 に枢支されており、下部内側リンク11の上部は端部枢支軸18により中部外側 リンク15の下端と枢支している。また中部外側リンク15の上端は端部枢支軸 19により上部内側リンク13の下端と枢支している。また上部内側リンク13 の上端には摺動枢支軸24が枢支されており、ローラーにより上部内側リンク1 3の上端は作業台フレーム22に対して摺動移動可能としている。
【0011】 下部外側リンク14の下端には摺動枢支軸23が枢支されており、ローラーに より中部内側リンク12の上で摺動を可能としている。また下部外側リンク14 の上端に端部枢支軸25により内側リンク12の下端と枢支されている。該内側 リンク12は上部外側リンク16との間で端部枢支軸26を介装し枢支している 。上部外側リンク16の上端は固定枢支軸21により作業台フレーム22の下面 に固設されている。
【0012】 そして、本考案の要部を構成するハーネスやホースは、両側に設けたシザース リンク機構Sの内側に配置して、シザースリンク機構Sの伸縮に際して、外部の 障害物に接当することの無いよう構成している。中部内側リンク12の部分から 立ち上がったハーネスやホースは、まず固定枢支軸20の部分から、下部内側リ ンク11の内側に固設または支持されて上方へ伸びている。該下部内側リンク1 1の内側にハーネスやホースを固定する際においては、下部内側リンク11に固 定する固定具30により固定している。
【0013】 そして下部内側リンク11の上端に至ると、次は中部外側リンク15があるの で、ハーネスやホースが中部外側リンク15の内側には固定出来ないのである。 何故なら、下部内側リンク11と中部外側リンク15の間にはリンクの厚さだけ の隙間があるので、この部分にハーネスやホースを固定すると、他方のリンクが 下降した時に、ハーネスやホースを挟んで切断するからである。
【0014】 本考案においては、該下部内側リンク11から、上方の端部枢支軸18に至る 間においては、下部内側リンク11の内側を用い、該中部外側リンク15に沿う 場合には、本考案の要部であるハーネスステー3に沿って配置するのである。
【0015】 そして該ハーネスステー3に沿って、中部外側リンク15の上方の端部枢支軸 19に至ったハーネスやホースは、上部内側リンク13の内側の半分に沿って上 昇し、途中から、上部外側リンク16の内側に固定されるのである。該上部外側 リンク16に沿った位置のハーネスステー3は、作業台Dに至るのである。
【0016】 以上のような全体構成とする為に、ハーネスステー3は次の位置に配置したの である。即ち、3段以上のシザースリンクにより構成した高所作業車のシザース リンク機構Sにおいて、交叉枢支軸17において交叉した2本のシザースリンク の中の内側リンク12より、更に内方へ交叉枢支軸17を突出して、ハーネスス テー3を枢支し、該ハーネスステー3を外側リンク15に沿って延長し、上下端 部において、他の内側リンクより更に内側に突出した端部枢支軸19・18に係 合させ、該ハーネスステー3に沿ってハーネスやホース4を配置したのである。
【0017】 図5・図6・図7に図示した如く、ハーネスステー3は長い板であり、中央部 に枢支ブラケット5を固定して、該枢支ブラケット5の部分により、交叉枢支軸 17を枢支している。枢支ブラケット5の両端は、端部枢支軸19と18の上部 に載置係合されており、中部外側リンク15の回動に連れて、内側リンク12の 内側にあるハーネスステー3が同じ方向に傾動する。これにより、ハーネスステ ー3は内側リンク12の内側にあるが、中部外側リンク15の動きと同じ動きを し、かつハーネスやホースをハーネスやホース4を延設することが出来るのであ る。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 3段以上のシザースリンク機構Sとなった場合には、内側リンクだけにハーネス やホース4を沿わせることが出来ず、途中で外側リンクに沿わせる必要があるが 、該中部外側リンク15に沿わせる場合にも、内側リンク12の内側位置に配置 し、中部外側リンク15と同じ動きをするハーネスステー3に延設することによ り、ハーネスやホース4がリンクの間に挟まれて剪断されることが無くなったの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高所作業車の全体側面図。
【図2】シザースリンク機構Sを縮小した状態の側面
図。
【図3】シザースリンク機構Sを伸長した状態の側面
図。
【図4】ハーネスステー3の取付状態を示す側面図。
【図5】外側リンク15と内側リンク12とハーネスス
テー3との位置関係を示す前面図。
【図6】ハーネスステー3の側面図。
【図7】ハーネスステー3の平面図である。
【符号の説明】
S シザースリンク機構 3 ハーネスステー 4 ハーネスやホース 15 外側リンク 12 内側リンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3段以上のシザースリンクにより構成し
    た高所作業車のシザースリンク機構Sにおいて、交叉枢
    支軸17において交叉した2本のシザースリンクの中の
    内側リンク12より、更に内方へ交叉枢支軸17を突出
    して、ハーネスステー3を枢支し、該ハーネスステー3
    を外側リンク15に沿って延長し、上下端部において、
    他の内側リンクより更に内側に突出した端部枢支軸19
    ・18に係合させ、該ハーネスステー3に沿ってハーネ
    スやホース4を配置したことを特徴とする高所作業車の
    シザースリンク機構。
JP1992032591U 1992-05-18 1992-05-18 高所作業車のシザースリンク機構 Expired - Lifetime JP2551489Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992032591U JP2551489Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 高所作業車のシザースリンク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992032591U JP2551489Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 高所作業車のシザースリンク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0589395U true JPH0589395U (ja) 1993-12-07
JP2551489Y2 JP2551489Y2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=12363109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992032591U Expired - Lifetime JP2551489Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 高所作業車のシザースリンク機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551489Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522487U (ja) * 1991-03-27 1993-03-23 株式会社アイチコーポレーシヨン シザース式高所作業装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522487U (ja) * 1991-03-27 1993-03-23 株式会社アイチコーポレーシヨン シザース式高所作業装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2551489Y2 (ja) 1997-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11198599B2 (en) Vehicle lift device
US5967494A (en) Power lift for vehicles
US4059281A (en) Mounting assembly for a controllably movable fluid tank
JPH0589395U (ja) 高所作業車のシザースリンク機構
CN206952004U (zh) 汽车天窗顶盖的滚边抓取装置
RU2307062C2 (ru) Устройство для подъема и раскладывания мачты и для подъема стрелы подъемного крана
JP2515263Y2 (ja) 高所作業車
JP4554945B2 (ja) 高所作業車
JP2684511B2 (ja) 高所作業車
JP3269755B2 (ja) 高所作業車
JP2504725Y2 (ja) 高所作業車
JP2019194048A (ja) ホームドア
SU1199549A1 (ru) Поточна лини дл сборки и сварки кабин грузовых автомобилей
JPH0738314Y2 (ja) 高所作業車の揚力補助機構
JPH07323997A (ja) 高所作業装置
JP2541804Y2 (ja) 高所作業車の走行規制装置
JPH0510397U (ja) 高所作業車
JP2561498Y2 (ja) 高所作業車の作業用パワーユニット取付構造
JPH0230333Y2 (ja)
KR900004110Y1 (ko) 차량 크레인의 횡방향 이동장치
JPH06183374A (ja) 連節形車両
KR200275118Y1 (ko) 용접용 갠츄리로봇 거더의 통로절첩장치
JPH0338198B2 (ja)
JPH0645987U (ja) 移動式昇降作業車の安全装置
JPS6164566A (ja) 収納型安定脚