JPH0588850A - 加算器 - Google Patents

加算器

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Publication number
JPH0588850A
JPH0588850A JP24868791A JP24868791A JPH0588850A JP H0588850 A JPH0588850 A JP H0588850A JP 24868791 A JP24868791 A JP 24868791A JP 24868791 A JP24868791 A JP 24868791A JP H0588850 A JPH0588850 A JP H0588850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel mos
level
carry
output signal
input signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP24868791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Murakami
雅和 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP24868791A priority Critical patent/JPH0588850A/ja
Publication of JPH0588850A publication Critical patent/JPH0588850A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演算部の低周波数帯における誤動作を排除
し、且つ構成素子数を低減した加算器を提供する。 【構成】 本発明は、演算部に入力される被加算入力信
号X1 、Y1 および桁上り入力信号Ci1に対応して、加
算処理により加算結果出力信号S1 および桁上り出力信
号Co1を出力する加算器において、ゲートに被加算入力
信号X1 、Y1 または桁上り入力信号Ci1が入力されて
直列接続された複数のPチャネルMOSトランジスタ1
0、11および12、NチャネルMOSトランジスタ1
および2、NチャネルMOSトランジスタ3および4、
NチャネルMOSトランジスタ5および6、Nチャネル
MOSトランジスタ7、8および9等により、それぞれ
形成されて低電位側が接地電位に接続される複数の演算
ラインと、ソースに所定の電源が接続され、ゲートに接
地電位または中間電位が接続されて常時オン状態に設定
されるとともに、ドレインが少なくとも1ライン以上の
前記演算ラインに接続される複数のPチャネルMOSト
ランジスタと、を前記演算部に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加算器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加算器の一例が図3に示される。
図3において、クロック信号CLKが“H”レベルの時
には充電期間となり、節点CおよびDは“H”レベル、
節点Eは“L”レベルに固定されて、被加算入力信号X
2 、Y2 および桁上り入力信号Ci2には無関係に、加算
結果出力信号S2 および桁下り出力信号Co2は“H”レ
ベルとなる。また、クロック信号CLKが“L”レベル
の時には、被加算入力信号X2 およびY2 が“L”レベ
ルの時においてのみ、節点Dのレベルが“L”レベルと
なり、NチャネルMOSトランジスタ41がオン状態と
なって、桁上り出力信号Co2が“L”レベルに転移され
る。この際、節点Cにおいては、充電電位が保持されて
いるため“H”レベルの状態にあり、NチャネルMOS
トランジスタ40はオフの状態となっている。なお、加
算結果出力信号S2 としては、節点Cが“H”レベルの
状態にあるため、NチャネルMOSトランジスタ46お
よびPチャネルMOSトランジスタ47が共にオンの状
態にあり、このために桁上り入力信号Ci2の値がそのま
ま加算結果出力信号S2 として出力される。
【0003】また、被加算入力信号X2 およびY2 が、
それぞれ異なったレベルの場合においてのみ、節点Cの
レベルが“L”レベルとなり、NチャネルMOSトラン
ジスタ40および45と、PチャネルMOSトランジス
タ44がオン状態となる。この時、桁上り出力信号Co2
としては、桁上り入力信号Ci2の値がそのまま出力さ
れ、加算結果出力信号S2 としては、桁上り入力信号C
i2の反転された論理値が出力される。
【0004】被加算入力信号X2 およびY2 が共に
“H”レベルの場合には、節点Cのレベルは“H”レベ
ルとなり、NチャネルMOSトランジスタ40および4
5と、PチャネルMOSトランジスタ44はオフ状態と
なって、NチャネルMOSトランジスタ46とPチャネ
ルMOSトランジスタ47のみがオン状態となる。この
時には、桁上り出力信号Co2としては、クロック信号C
LKが“H”レベルの時の充電の電位が保持されている
ために“H”レベルが出力され、加算結果出力信号S2
としては、桁上り入力信号Ci2の値がそのまま出力され
る。なお、最上位段の桁上り信号Co2には、Pチャネル
MOSトランジスタ51の充電回路が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加算器
においては、ダイナミック回路により回路構成が成され
ているため、保持ラインが設けられており、低周波数帯
において生じる保持抜けにより、誤動作を発生するとい
う欠点がある。また、回路構成を完全スタティック回路
により構成する場合には、回路素子数が増大するという
欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の加算器は、演算
部に入力される被加算入力信号および桁上り入力信号に
対応して、所定の加算処理により加算結果出力信号およ
び桁上り出力信号を出力する加算器において、ゲートに
前記被加算入力信号または前記桁上り入力信号が入力さ
れる直列接続された複数のPチャネルMOSトランジス
タまたはNチャネルMOSトランジスタにより形成さ
れ、低電位側が接地電位に接続される複数の演算ライン
と、ソースに所定の電源が接続され、ゲートに接地電位
または中間電位が接続されて常時オン状態に設定される
とともに、ドレインが少なくとも1ライン以上の前記演
算ラインに接続される複数のPチャネルMOSトランジ
スタと、を前記演算部に備えて構成される。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図1に示されるように、本実施例は、NチャネルM
OSトランジスタ1〜9、20および21と、Pチャネ
ルMOSトランジスタ10〜14、19および22と、
インバータ15〜18とにより構成されており、Pチャ
ネルMOSトランジスタ13とNチャネルMOSトラン
ジスタ1、2、3、4、5および6によりレシオ回路が
形成され、またPチャネルMOSトランジスタ14とN
チャネルMOSトランジスタ7、8および9、Pチャネ
ルMOSトランジスタ10、11および12とによりレ
シオ回路が形成されるように、それぞれのMOSトラン
ジスタのゲート長およびゲート幅が設計されている。
【0009】PチャネルMOSトランジスタ13および
14のゲートには、接地電位または中間電位が入力され
ていて常時オン状態にあり、従って、常時“H”レベル
が出力されている。被加算入力信号X1 、Y1 および桁
上り入力信号Ci1の内、2信号以上が“L”レベルの時
には節点Aのレベルは“H”レベルとなり、桁上り出力
信号Co1は“L”レベルの信号として出力される。ま
た、被加算入力信号X1 、Y1 および桁上り入力信号C
i1の内、2信号以上が“H”レベルの時には、Nチャネ
ルMOSトランジスタ1、2、3、4、5および6の
内、縦積み2段のNチャネルMOSトランジスタが同時
にオンすることにより、節点Aの電位は、PチャネルM
OSトランジスタ13のオン抵抗値と、この時点におい
てオンした前記縦積み2段のNチャネルMOSトランジ
スタの合成オン抵抗値との抵抗比に分圧された電位レベ
ルとなる。NチャネルMOSトランジスタ1、2、3、
4、5および6のオン抵抗値を、PチャネルMOSトラ
ンジスタ13のオン抵抗値に比較して小さい抵抗値に設
定することにより、節点Aの電位は“L”レベルに設定
され、桁上り出力信号Co1は“H”レベルにて出力され
る。
【0010】PチャネルMOSトランジスタ14が常時
オン状態で、被加算入力信号X1 、Y1 および桁上り入
力信号Ci1の内、1信号が他の2信号と反転の論理値で
ある時に、節点Bのレベルは“H”レベルとなり、加算
結果出力信号S1 としては、桁上り出力信号Co1の反転
の論理値が出力される。また、被加算入力信号X1 、Y
1 および桁上り入力信号Ci1が3信号とも“H”レベル
の時には、NチャネルMOSトランジスタ7、8および
9が同時にオン状態となり、これらの3信号とも“L”
レベルの時には、PチャネルMOSトランジスタ10、
11および12が同時にオン状態となる。この時の節点
Bの電位は、PチャネルMOSトランジスタ14のオン
抵抗値と、この時にオンした縦積み3段のMOSトラン
ジスタの合成オン抵抗値との抵抗比により分圧された電
位レベルとなる。この場合、NチャネルMOSトランジ
スタ7、8および9と、PチャネルMOSトランジスタ
10、11および12のオン抵抗値を、PチャネルMO
Sトランジスタ14のオン抵抗値に比較して小さい抵抗
値に設定することにより、節点Bの電位は“L”レベル
に設定され、加算結果出力信号S1 は、桁上り出力信号
o1と同一の論理値として出力される。図2には本実施
例による加算器の真理値表が示される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、演算部
がレシオ回路により構成されるため、低周波数領域にお
ける保持抜けによる誤動作が回避されるという効果があ
り、また、素子数を低減することができるために、レイ
アウト面積を小さくすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本実施例における真理値表を示す図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1〜9、20、21、26〜34、40、41、45、
46 NチャネルMOSトランジスタ 10〜14、19、22、35、36、39、44、4
7、51 PチャネルMOSトランジスタ 15〜18、23〜25、37、38、42、43、4
8、49、52 インバータ 50 最上位段充電回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算部に入力される被加算入力信号およ
    び桁上り入力信号に対応して、所定の加算処理により加
    算結果出力信号および桁上り出力信号を出力する加算器
    において、 ゲートに前記被加算入力信号または前記桁上り入力信号
    が入力される直列接続された複数のPチャネルMOSト
    ランジスタまたはNチャネルMOSトランジスタにより
    形成され、低電位側が接地電位に接続される複数の演算
    ラインと、 ソースに所定の電源が接続され、ゲートに接地電位また
    は中間電位が接続されて常時オン状態に設定されるとと
    もに、ドレインが少なくとも1ライン以上の前記演算ラ
    インに接続される複数のPチャネルMOSトランジスタ
    と、 を前記演算部に備えることを特徴とする加算器。
JP24868791A 1991-09-27 1991-09-27 加算器 Pending JPH0588850A (ja)

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JP24868791A JPH0588850A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 加算器

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JP24868791A JPH0588850A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 加算器

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JPH0588850A true JPH0588850A (ja) 1993-04-09

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ID=17181845

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980929