JPH0588765A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
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- JPH0588765A JPH0588765A JP3247199A JP24719991A JPH0588765A JP H0588765 A JPH0588765 A JP H0588765A JP 3247199 A JP3247199 A JP 3247199A JP 24719991 A JP24719991 A JP 24719991A JP H0588765 A JPH0588765 A JP H0588765A
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Abstract
動しないようにして正常で安定した出力電圧を発生させ
る。 【構成】 出力トランジスタ(1)に過電流が流れたこ
とを検出する過電流保護回路(6)を有する電源回路に
おいて、入力電圧Vinの立上がり時、出力電圧Voが定
常状態に達するまでの過渡状態を検出する検知回路(1
1)と、この検知回路(11)の出力に基づいて上記過渡
状態にのみ作動し、出力トランジスタ(1)に接続され
た出力コンデンサ(9)を充電する充電回路(12)とを
具備し、入力電圧Vinの立上がり時、検知回路(11)の
検出出力に基づいて出力電圧Voが定常状態に達するま
での過渡状態にのみ充電回路(12)を作動させ、出力コ
ンデンサ(9)を充電して交流的にオープン状態とし、
出力トランジスタ(1)にインラッシュ電流が流れるこ
とを阻止して過電流保護回路(6)を作動させないよう
にする。
Description
は、負荷に安定した電源電圧を供給する電源回路に関す
る。
の電源回路は、負荷短絡時に備えて、後述するように出
力トランジスタに過電流が流れたことを検出する過電流
保護回路を有するのが一般的である。
路の従来例を図4及び図5を参照しながら説明する。
力トランジスタ(1)を有し、この出力トランジスタ
(1)とトランジスタ(2)とでカレントミラー回路
(3)を構成する。また、上記トランジスタ(2)に抵
抗(4)及びトランジスタ(5)からなる過電流保護回
路(6)が接続され、このトランジスタ(5)はドライ
バに接続されている。更に、上記出力トランジスタ
(1)とGND間に出力電圧Voが生成され、抵抗
(7)と(8)との分圧点が、出力電圧Voを生成する
ための基準電圧Vrefを発生させる基準電圧発生回路
〔図示せず〕に接続されている。尚、上記出力トランジ
スタ(1)とGND間には、発振防止等の目的のために
出力コンデンサ(9)が接続されるのが通常である。
Vinが供給されると、基準電圧発生回路で発生した基準
電圧Vrefに基づいて出力トランジスタ(1)とGND
間に所定の出力電圧Voを生成するようにしている。そ
して、何等かの原因により上記出力トランジスタ(1)
に過電流が流れた場合、カレントミラー回路(3)を構
成するトランジスタ(2)に電流が流れて過電流保護回
路(6)を作動させ、過電流保護回路(6)のトランジ
スタ(5)をONさせ、ドライバを不動作状態にするこ
とにより出力トランジスタ(1)をOFFさせている。
回路では、前述したように出力トランジスタ(1)とG
ND間に、発振防止等の目的のために出力コンデンサ
(9)を接続している。そのため、図5に示すように入
力電圧Vinの立上がり時、上記出力コンデンサ(9)が
交流的に短絡した状態となっているために出力コンデン
サ(9)を充電するためのインラッシュ電流(a)が電
源回路の短絡電流とほぼ等しい状態で出力トランジスタ
(1)に流れる。その結果、定格の出力電流が100mA程
度以下の電源回路では、過電流保護回路(6)が作動
し、特に、フの字特性を有する電源回路では、電流をか
なり押さえないと正常な出力電圧Voを発生しないで発
振等の現象が生じるという問題があった。
ンスの二次側の電流能力を押さえるとか、或いは電源回
路の入力側に大容量のコンデンサを接続して入力電圧V
inの立上がりを遅くする等の対策を必要とする。しかし
ながら、入力トランスの二次側の電流能力を押さえた場
合、入力トランスが制約され、また、電源回路の入力側
に大容量のコンデンサを接続した場合、応答性が低下す
るというそれぞれの問題があった。
されたもので、その目的とするところは、入力電圧の立
上がり時、過電流保護回路が作動しないようにして正常
で安定した出力電圧を発生させることができる電源回路
を提供することにある。
の技術的手段として、本発明は、出力トランジスタに過
電流が流れたことを検出する過電流保護回路を有する電
源回路において、入力電圧の立上がり時、出力電圧が定
常状態に達するまでの過渡状態を検出する検知回路と、
この検知回路の出力に基づいて上記過渡状態にのみ作動
し、出力トランジスタに接続された出力コンデンサを充
電する充電回路とを具備したことを特徴とする。
流が流れたことを検出する過電流保護回路を有する電源
回路において、入力電圧の立上がり時、出力電圧が定常
状態に達するまでの過渡状態を検出する検知回路と、こ
の検知回路の出力に基づいて入力電圧の立上がり時にの
み作動し、過電流保護回路を非作動状態とするカットオ
フ回路とを具備したことを特徴とする。
り時、検知回路の検出出力に基づいて出力電圧が定常状
態に達するまでの過渡状態にのみ充電回路を作動させ、
出力コンデンサを充電して交流的にオープン状態とし、
出力トランジスタにインラッシュ電流が流れることを阻
止する。
電圧の立上がり時のみカットオフ回路を作動させ、過電
流保護回路を非作動状態とする。
回路により過電流保護回路を作動させないようにしたこ
とにより正常で安定した出力電圧を得る。
例を図1乃至図3を参照しながら説明する。尚、図4及
び図5に示す電源回路と同一部分には同一参照符号を付
して重複説明は省略する。
図1に示すように入力電圧Vinの立上がり時、出力電圧
Voが定常状態に達するまでの過渡状態を検出する検知
回路(11)と、この検知回路(11)の出力に基づいて上
記過渡状態にのみ作動し、出力トランジスタ(1)に接
続された出力コンデンサ(9)を充電する充電回路(1
2)とを具備する。検知回路(11)は、複数のトランジ
スタ(13a)〜(13d)からなるコンパレータ(14)と
抵抗(15a)〜(15d)で構成され、この抵抗(15a)
と(15b)、抵抗(15c)と(15d)の分圧比の調整で
もって上記コンパレータ(14)を、入力電圧Vinの立上
がり時、出力電圧Voが定常状態に達するまでの過渡状
態の間でのみONさせる。充電回路(12)はトランジス
タ(16a)(16b)で構成され、検知回路(11)のコン
パレータ(14)に接続されると共に出力コンデンサ
(9)に接続されており、上記コンパレータ(14)のO
Nにより出力コンデンサ(9)を強制的に充電する。
尚、図中の(17)はバンドギャップ回路(18)などから
なる基準電圧発生回路で、誤差アンプ〔図示せず〕等を
介して、帰還抵抗(7)と(8)の間に出力電圧Voを
生成するための基準電圧Vrefを発生させる。ここで、
出力電圧Voは次式で与えられる。
入力電圧Vinの立上がり時、出力電圧Voが定常状態に
達するまでの過渡状態を検知回路(11)で検出する。こ
の検知回路(11)では、抵抗(15a)〜(15d)の分圧
比でもってコンパレータ(14)を上記過渡状態の間での
みONさせる。検知回路(11)の検出出力に基づいて、
即ち、上記コンパレータ(14)のONにより、充電回路
(12)を過渡状態時のみ作動させて出力コンデンサ
(9)を強制的に充電する。この出力コンデンサ(9)
が充電されると無限大のインピーダンスとなってオープ
ン状態となる。このように出力コンデンサ(9)がオー
プン状態となるため、図2に示すように出力トランジス
タ(1)がONするに際して出力コンデンサ(9)が充
電されることがないのでインラッシュ電流が流れず、過
電流保護回路(6)が誤動作することなく非作動状態を
維持する。これにより、出力トランジスタ(1)とGN
D間に正常で安定した出力電圧Voが得られる。
図3に示すように入力電圧Vinの立上がり時、出力電圧
Voが定常状態に達するまでの過渡状態を検出する検知
回路(11)と、この検知回路(11)の出力に基づいて入
力電圧Vinの立上がり時にのみ作動し、過電流保護回路
(6)を非作動状態とするカットオフ回路(19)とを具
備する。検知回路(11)は、前述した第1の実施例と同
様、コンパレータ(14)などから構成され、このコンパ
レータ(14)を、入力電圧Vinの立上がり時、出力電圧
Voが定常状態に達するまでの過渡状態の間でのみON
させる。カットオフ回路(19)は、出力トランジスタ
(1)とでカレントミラー回路(3)を構成するトラン
ジスタ(2)と過電流保護回路(6)のトランジスタ
(5)との間に介設されたトランジスタ等のスイッチン
グ素子からなり、上記コンパレータ(14)の出力により
入力電圧Vinの立上がり時にのみ作動して、上記カレン
トミラー回路(3)と過電流保護回路(6)間を遮断す
る。
入力電圧Vinの立上がり時、出力電圧Voが定常状態に
達するまでの過渡状態を検知回路(11)で検出し、コン
パレータ(14)を上記入力電圧Vinの立上がり時のみO
Nさせる。検知回路(11)の検出出力に基づいて、即
ち、上記コンパレータ(14)のONにより、カットオフ
回路(19)を入力電圧Vinの立上がり時のみ作動させて
カレントミラー回路(3)と過電流保護回路(6)間を
遮断し、この過電流保護回路(6)を非作動状態に維持
する。この時、出力コンデンサ(9)が交流的に短絡し
た状態となっているために出力コンデンサ(9)を充電
するためのインラッシュ電流(a)が電源回路の短絡電
流とほぼ等しい状態で出力トランジスタ(1)に流れる
が、上述したように過電流保護回路(6)が非作動状態
に維持されているため、出力トランジスタ(1)とGN
D間には正常で安定した出力電圧Voが得られる。
圧の立上がり時、検知回路の検出出力に基づいて出力電
圧が定常状態に達するまでの過渡状態を検知回路で検出
し、その検知回路の検出出力に基づいて、充電回路を上
記過渡状態のみ作動させてインラッシュ電流が流れない
ように出力コンデンサを予め充電したり、或いはカット
オフ回路を入力電圧の立上がり時のみ作動させて過電流
保護回路を遮断することにより、その過電流保護回路を
非作動状態とすることができるので正常で安定した出力
電圧が供給できる信頼性の高い電源回路を提供すること
ができる。
路図
示す波形図
路図
図
Claims (2)
- 【請求項1】 出力トランジスタに過電流が流れたこと
を検出する過電流保護回路を有する電源回路において、
入力電圧の立上がり時、出力電圧が定常状態に達するま
での過渡状態を検出する検知回路と、この検知回路の出
力に基づいて上記過渡状態にのみ作動し、出力トランジ
スタに接続された出力コンデンサを充電する充電回路と
を具備したことを特徴とする電源回路。 - 【請求項2】 出力トランジスタに過電流が流れたこと
を検出する過電流保護回路を有する電源回路において、
入力電圧の立上がり時、出力電圧が定常状態に達するま
での過渡状態を検出する検知回路と、この検知回路の出
力に基づいて入力電圧の立上がり時にのみ作動し、過電
流保護回路を非作動状態とするカットオフ回路とを具備
したことを特徴とする電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247199A JPH0588765A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247199A JPH0588765A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588765A true JPH0588765A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17159928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247199A Pending JPH0588765A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0588765A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0555207U (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-23 | シャープ株式会社 | 安定化電源回路 |
US5859757A (en) * | 1996-10-08 | 1999-01-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Output driving circuit for use in DC stabilized power supply circuit |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247199A patent/JPH0588765A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0555207U (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-23 | シャープ株式会社 | 安定化電源回路 |
US5859757A (en) * | 1996-10-08 | 1999-01-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Output driving circuit for use in DC stabilized power supply circuit |
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