JPH0588566A

JPH0588566A - 電子写真式画像形成装置

Info

Publication number: JPH0588566A
Application number: JP27842191A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Kobayashi; 康夫小林; Takeo Nanba; 健夫南波
Original assignee: Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1991-09-30
Filing date: 1991-09-30
Publication date: 1993-04-09

Abstract

(57)【要約】【目的】転写定着ベルト上における未転写定着の残留
トナー像の残存をなくすことにより、常に良好な印字出
力の継続を図った電子写真式画像形成装置を提供するこ
と。【構成】感光体２０の外表面にトナー像を形成する現
像転写手段２と、この現像転写手段２の上記トナー像を
印刷用紙としての媒体２９に転写し定着させる転写定着
機構２４とを有し、表面部２５Ａに感光体２０のトナー
像を一時的に吸着し当該トナー像を転写定着機構２４に
搬送する転写定着ベルト２５を備え、この転写定着ベル
ト２５が、現像定着手段２から転写定着機構２４に送り
込まれ，その後当該転写定着機構２４から送り出されて
再び現像転写手段２に戻るエンドレス状の形状を有して
いる。そして、転写定着機構２４における転写定着ベル
ト２５の送り出し側個所２４Ａに、転写定着ベルト２５
の表面部２５Ａに対し押圧するクリーナ３を装備し、こ
のクリーナ３に対応するローラとしてのゴムローラ４を
転写定着ベルト２５の裏面部２５Ｂに設けている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式画像形成装
置に係り、特に、感光体上のトナー像を一時的に吸着し
転写定着機構へ搬送する転写定着ベルトを具備した電子
写真式画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種の電子写真式画像形成装置は、図
６に示すように円筒状の感光体２０と、この感光体２０
の外表面にトナー像を顕像化する一次帯電器２１，露光
器２２，現像機構２３とを有し、上記感光体２０におけ
る外表面のトナー像を一時的に吸着して転写定着機構２
４まで搬送するエンドレス状の転写定着ベルト２５を備
えて構成されている。ここで、符号２６は、転写定着ベ
ルト２５の表面部に感光体２０の外表面のトナー像を一
時的に吸着させる転写帯電器を示し、符号２７は感光体
外表面の残留トナーを除去する感光体クリーニング機構
を示めす。

【０００３】また、転写定着機構２４は、転写定着ベル
ト２５によって搬送されてきたトナー像を給紙ホッパ２
８から供紙される媒体（印刷用紙）２９に転写定着させ
るものである。そして、トナー像が形成された媒体２９
は、排出トレー３０に向けて排出されるようになってい
る。

【０００４】一方、転写定着機構２４によって媒体２９
にトナー像を転写した転写定着ベルト２５は、感光体２
０に向けて送り出され、再びトナー像を一時的に吸着し
転写定着機構２４まで搬送するようになっている。ここ
で、符号３１は、上記の転写定着ベルト２５を、感光体
２０及び転写定着機構２４の間を循環させる搬送ローラ
を示している。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、転写定着機構２４において、転写定着ベ
ルト２５から媒体２９へのトナー像の転写定着が完全で
ない場合、未転写定着画像（残留トナー）が転写定着ベ
ルト２５上に残り、次の形成画像（感光体２０のトナー
像）と重なってしまうという不都合があり、かかる場合
印字品質が悪くなるという不都合があった。

【０００６】

【目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、転写定着ベルト上における未転写定着
の残留トナー像の残存をなくすことにより、常に良好な
印字出力の継続を図った電子写真式画像形成装置を提供
することを、その目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明では、電子写真方
式により感光体の外表面にトナー像を形成する現像転写
手段と、この現像転写手段の上記トナー像を印刷用紙に
転写し定着させる転写定着機構とを有し、表面部に感光
体のトナー像を一時的に吸着し該トナー像を転写定着機
構に搬送する転写定着ベルトを備え、この転写定着ベル
トが、現像定着手段から転写定着機構に送り込まれ，そ
の後当該転写定着機構から送り出されて再び現像転写手
段に戻るエンドレス状の形状を有して成る電子写真式画
像形成装置を設けている。そして、転写定着機構におけ
る転写定着ベルトの送り出し側個所に、転写定着ベルト
の表面部に対し押圧するクリーナを装備し、このクリー
ナに対応するローラを転写定着ベルトの裏面部に設ける
等の構成を採っている。これにより前に述べた目的を達
成しようとしている。

【０００８】

【作用】まず、現像転写手段を構成する各機器によって
形成された感光体上のトナー像は、エンドレス状の転写
定着ベルトの表面部上に一時的に吸着される。そして、
このトナー像が転写たれた転写定着ベルトは、巡回して
転写定着機構に送り込まれる。すると、転写定着機構
は、転写定着ベルトにおける表面部のトナー像を媒体と
しての印刷用紙に転写定着させる。媒体に転写定着され
なかった未転写定着トナーは、残留トナーとして転写定
着ベルトにおける表面部に残りクリーナまで搬送され
る。そして、このクリーナまで搬送されてきた残留トナ
ーは、クリーナの押圧と転写定着ベルトの巡回動作及び
ゴムローラの加圧によりかき落とされ拭き取られる。

【０００９】

【発明の実施例】以下、本発明の実施例を、図１ないし
図５に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と同
一の構成部材については、同一の符号を用いるものとす
る。

【００１０】

【第１実施例】図１は、本発明に係る電子写真式画像形
成装置１の概略断面図を示す。この図１に示す電子写真
式画像形成装置１は、電子写真方式により感光体２０の
外表面にトナー像（図示せず）を形成する現像転写手段
２と、この現像転写手段２の上記トナー像を印刷用紙と
しての媒体２９に転写し定着させる転写定着機構２４と
を有し、表面部２５Ａに感光体２０のトナー像を一時的
に吸着し当該トナー像を転写定着機構２４に搬送する転
写定着ベルト２５を備え、この転写定着ベルト２５が、
現像定着手段２から転写定着機構２４に送り込まれ，そ
の後当該転写定着機構２４から送り出されて再び現像転
写手段２に戻るエンドレス状の形状を有している。そし
て、転写定着機構２４における転写定着ベルト２５の送
り出し側個所２４Ａに、転写定着ベルト２５の表面部２
５Ａに対し押圧するクリーナ３を装備し、このクリーナ
３に対応するローラとしてのゴムローラ４を転写定着ベ
ルト２５の裏面部２５Ｂに設けている。

【００１１】これを更に詳述すると、現像転写手段２
は、図示しない駆動手段により図１に示す矢印Ａ方向に
回転駆動される円筒状の感光体２０と、この感光体２０
の外表面を一様に帯電させる一次帯電器２１と、感光体
２０の外表面を露光して静電潜像を形成する露光器２２
と、感光体２０外表面に現像剤としてのトナーを供給し
て静電潜像の可視化を行なう現像機構２３と、感光体２
０の外表面に形成されたトナー像を一時的に転写定着ベ
ルト２５の表面部２５Ａに転写させる転写帯電器２６
と、転写後の感光体２０の外表面の残留トナーを除去す
る感光体クリーニング機構２６Ａとを備えている。

【００１２】転写定着機構２４は、現像転写手段２のト
ナー像を印刷用紙としての媒体２９に転写し定着させる
ものであり、上記現像転写手段２の下方（図１に示す下
方）に配置されている。そして、この転写定着機構２４
の右側（図１に示す右側）には、媒体２９を収納すると
共に転写定着機構２４に給紙する給紙ホッパ２８が装備
されている。また、転写定着機構２４の左側（図１に示
す左側）には、印刷された媒体２９が排出される排出ト
レー３０が装備されている。

【００１３】また、現像転写手段２と転写定着機構２４
との間には、感光体２０の外表面のトナー像を一時的に
吸着し転写定着機構２４まで搬送するエンドレス状の転
写定着ベルト２５が装備されている。この転写定着ベル
ト２５は、その上端側（図１に示す上端側）が二個の搬
送ローラ３１，３１によって可動自在に支持されてお
り、下端側（図１に示す下端側）は転写定着機構２４内
を経由するように構成されている。更に、この転写定着
ベルト２５は、その一部が感光体２０と転写帯電器との
間を通るようになっており、表面部２５Ａが感光体２０
の外表面に近接するようになっている。つまり、転写帯
電気２６が、転写定着ベルト２５を介して感光体２０の
外表面に対応して配置された状態になっており、この転
写帯電気２６の作用によって感光体２０におる外表面の
トナー像が、一時的にベルト２５の表面部２５Ａに吸着
されるようになっている。そして、上記の転写定着ベル
ト２５は、各搬送ローラ３１の回転力により現像転写手
段２と転写定着機構２４との間を図１に示す矢印Ｂ方向
に巡回して可動するようになっている。

【００１４】そして、転写定着機構２４における転写定
着ベルト２５の送り出し側個所２４Ａ付近には、転写定
着ベルト２５の表面部２５Ａに対し押圧するクリーナ３
が装備されており、このクリーナ３に対応するゴムロー
ラ４が転写定着ベルト２５の裏面部２５Ｂに設けられて
いる。

【００１５】上記のクリーナ３は、押圧部としての弾性
部材から成るウレタンブレード３Ａと廃トナーボックス
３Ｂとにより形成されている。このうちウレタンブレー
ド３Ａは、転写定着ベルト２５の表面部２５Ａに対し押
圧し、当該表面部２５Ａの残留トナー５を転写定着ベル
ト２５の巡回動作によってかき落とすものである。ま
た、廃トナーボックス３Ｂは、ウレタンブレード３Ａに
よってかき落とされた残留トナー５を一時的に収納する
ものである。更に、ゴムローラ４は、転写定着ベルト２
５の裏面部２５Ｂに当接し当該転写定着ベルト２５の巡
回運動に伴って従動し回転するようになっており、ウレ
タンブレード３Ａが転写定着ベルト２５の表面部２５Ａ
を押圧する際の押圧力を転写定着ベルト２５の裏面部２
５Ｂ側で受け止めるようになっている。このようにする
と、転写定着ベルト２５が、ウレタンブレード３Ａから
退くことがなくなり、常に一定の押圧力でその表面部２
５Ａをウレタンブレード３Ａに当接させることができ
る。

【００１６】次に上記実施例の全体的動作について説明
する。

【００１７】まず、現像転写手段２を構成する各機器に
よって形成された感光体２０上のトナー像は、転写帯電
器２６により転写定着ベルト２５の表面部２５Ａ上に一
時的に転写される。そして、このトナー像が転写たれた
転写定着ベルト２５は、各搬送ローラ３１の回転力によ
って現像転写手段２と転写定着機構２４との間を巡回し
トナー像を転写定着機構２４まで搬送する。すると、転
写定着機構２４は、転写定着ベルト２５における表面部
２５Ａのトナー像を給紙ホッパ２８から送り込まれる媒
体２９に転写定着させる。この一方、媒体２９に転写定
着されなかった未転写定着トナーは、残留トナー５とし
て転写定着ベルト２５における表面部２５Ａに残りクリ
ーナ３まで搬送される。そして、このクリーナ３まで搬
送されてきた残留トナー５は、ウレタンブレード３Ａと
転写定着ベルト２５の巡回動作及びゴムローラ４の圧縮
によりかき落とされる。このかき落とされた残留トナ
は、廃トナーボックス３Ｂに収納される。そして、残留
トナーが排除された転写定着ベルト２５は、巡回して再
び現像転写手段２に戻り、次のトナー像を転写定着し転
写定着機構まで搬送する。

【００１８】以上説明したように、本実施例によると、
転写定着機構２４における転写定着ベルト２５の送り出
し側個所２４Ａに、転写定着ベルト２５の表面部２５Ａ
に対し押圧するクリーナ３を装備し、このクリーナ３に
対応するローラとしてのゴムローラ４を転写定着ベルト
２５の裏面部２５Ｂに設けてたことから、転写定着ベル
ト２５上における未転写定着の残留トナー５をかき落と
すことができる。このため、転写定着ベルト２５におけ
る表面部２５Ａに未転写定着の残留トナー５が残存する
という状態を有効に防止することができる。したがっ
て、残存トナー５が、次の形成画像（感光体２０のトナ
ー像）と重なってしまう状態が無くなり、常に良好な印
字出力の継続を図った電子写真式画像形成装置１を提供
することができる。

【００１９】

【第２実施例】次に、本発明における第２実施例を図２
に基づいて説明する。

【００２０】この図２に示す電子写真式画像形成装置１
は、前述した第１実施例において説明したクリーナ３
を、押圧部としてのクリーニングフェルト３Ｃと，この
クリーニングフェルト３Ｃを転写定着ベルト２５の表面
部２５Ａに押圧させるスプリング３Ｄとにより構成した
ことに特徴を有する。

【００２１】これを更に詳述すると、スプリング３Ｄ全
体は、転写定着ベルト２５の表面部２５Ａに向けて装備
された円筒形の容器３Ｆ内に挿入されており、このスプ
リング３Ｄの左端（図２に示す左側）のみ支持台３Ｅに
固着されている。また、円筒形の容器３Ｆの右端（図２
に示す右側）には、クリーニングフェルト３Ｃが装着さ
れている。このため、スプリング３Ｄは、円筒形の容器
３Ｆを介してクリーニングフェルト３Ｃを常に図２に示
す矢印Ｃ方向に付勢し、転写定着ベルト２５の表面部２
５Ａに加圧させて押圧させるようになっている。その他
の構成及び動作は前に述べた第１実施例と同様になって
いる。

【００２２】この第２実施例においても前述した第１実
施例の場合と同一の作用効果を有するほか、クリーナ３
における拭き取り作用を尚いっそう増大させることがで
きるという利点がある。

【００２３】

【第３実施例】次に、本発明における第３実施例を図３
に基づいて説明する。

【００２４】この図３に示す電子写真式画像形成装置１
は、第１実施例において説明したローラをヒートローラ
４Ａで形成すると共に、クリーナ３を第２実施例で説明
した押圧部としてのクリーニングフェルト３Ｃと，この
クリーニングフェルト３Ｃを転写定着ベルト２５の表面
部２５Ａに押圧させるスプリング３Ｄとにより構成した
ことに特徴を有する。その他の構成及び動作は前に述べ
た第１実施例と同様になっている。

【００２５】この第３実施例においても前述した第２実
施例の場合と同一の作用効果を有するほか、転写定着ベ
ルト２５上における未転写定着の残留トナー５が固まり
かけたとしても、この残留トナー５は、ヒートローラ４
Ａの熱によって溶解され且つ同時にクリーニングフェル
ト３Ｃによって有効に拭き取られるという利点がある。

【００２６】

【第４実施例】次に、本発明における第４実施例を図４
に基づいて説明する。

【００２７】この図４に示す電子写真式画像形成装置１
は、第１実施例において説明したクリーナ３が、転写定
着ベルト２５の表面部２５Ａに対して押圧するエンドレ
ス状のクリーニングベルト３Ｈと、このクリーニングベ
ルト３Ｈを回転させ転写定着ベルト２５の表面部２５Ａ
に対して摺動させる駆動機構としての駆動ローラ３Ｉ
と，この駆動ローラ３Ｉに従動する従動ローラ３Ｇとを
含んで構成したことに特徴を有する。

【００２８】これを更に詳述すると、クリーニングベル
ト３Ｈは、駆動ローラ３Ｉ及び従動ローラ３Ｇに巻装さ
れており、このクリーニングベルト３Ｈの右端（図４に
示す右側）は転写定着ベルト２５の表面部２５Ａに当接
し押圧している。駆動ローラ３Ｉは、図示しない駆動手
段により回転駆動されるようになっている。従動ローラ
３Ｇは、駆動ローラ３Ｉの回転力がクリーニングベルト
３Ｈによって伝達され該クリーニングベルト３Ｈと共に
回転駆動するようになっている。従って、クリーニング
ベルト３Ｈの右端（図４に示す右側）は、転写定着ベル
ト２５の表面部２５Ａに対して摺動して回転するように
なっている。その他の構成及び動作は前に述べた第１実
施例と同様になっている。

【００２９】この第４実施例においても前述した第３実
施例の場合と同一の作用効果を有するほか、転写定着ベ
ルト２５上における未転写定着の残留トナー５が比較的
強く付着して残っていたとしても、クリーニングベルト
３Ｈの摺動作用によって有効に拭き取られるという利点
を有する。

【００３０】

【第５実施例】次に、本発明における第５実施例を図５
に基づいて説明する。

【００３１】この図５に示す電子写真式画像形成装置１
は、クリーナ３を第４実施例で説明したエンドレス状の
クリーニングベルト３Ｈと、このクリーニングベルト３
Ｈを回転させ転写定着ベルト２５の表面部２５Ａに対し
て摺動させる駆動機構としての駆動ローラ３Ｉと、この
駆動ローラ３Ｉに従動する従動ローラ３Ｇとを含んで構
成すると共に、ローラを第３実施例で説明したヒートロ
ーラ４Ａで形成したことに特徴を有している。

【００３２】この第５実施例においても前述した第４実
施例の場合と同一の作用効果を有するほか、転写定着ベ
ルト２５上における未転写定着の残留トナー５が比較的
強く付着して残っていたとしても、クリーニングベルト
３Ｈの摺動作用とヒートローラ４Ａの熱溶解作用とによ
って有効に拭き取られるという利点が有る。

【００３３】

【発明の効果】本発明では、以上のように構成され機能
するので、これによると、転写定着ベルト上における未
転写定着の残留トナーは、転写定着ベルトの巡回動作と
クリーナの押圧作用及びローラの加圧作用によって有効
にかき落とされ拭き取られることから、転写定着ベルト
における表面部に未転写定着の残留トナーが残存すると
いう状態を有効に防止することができる。したがって、
残存トナーが、次の形成画像（感光体外表面のトナー
像）と重なってしまう状態が無くなり、常に良好な印字
出力の継続を図ることができるという従来にない優れた
電子写真式画像形成装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を説明する概略断面図であ
る。

【図２】本発明の第２実施例を説明する概略断面図であ
本。

【図３】本発明の第３実施例を説明する概略断面図であ
る。

【図４】本発明の第４実施例を説明する概略断面図であ
る。

【図５】本発明の第５実施例を説明する概略断面図であ
る。

【図６】従来例を説明する概略断面図である。

【符号の説明】

１電子写真式画像形成装置２現像転写手段３クリーナ４ゴムローラ４ヒートローラ２０感光体２４転写定着機構２４Ａ送り出し側個所２５転写定着ベルト２５Ｂ裏面部２５Ｂ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電子写真方式により感光体の外表面にト
ナー像を形成する現像転写手段と、この現像転写手段の
前記トナー像を印刷用紙に転写し定着させる転写定着機
構とを有し、表面部に前記感光体のトナー像を一時的に
吸着し当該トナー像を前記転写定着機構に搬送する転写
定着ベルトを備え、この転写定着ベルトが、前記現像定
着手段から前記転写定着機構に送り込まれ，その後当該
転写定着機構から送り出されて再び前記現像転写手段に
戻るエンドレス状の形状を有して成る電子写真式画像形
成装置において、前記転写定着機構における前記転写定
着ベルトの送り出し側個所に、前記転写定着ベルトの表
面部に対し押圧するクリーナを装備し、このクリーナに
対応するローラを前記転写定着ベルトの裏面部に設けた
ことを特徴とする電子写真式画像形成装置。
【請求項２】前記クリーナの前記ベルト表面に対する
押圧部が、ゴム状の弾性部材から形成されていることを
特徴とする請求項１記載の電子写真式画像形成装置。
【請求項３】前記クリーナの前記ベルト表面に対する
押圧部が、スプリングによって前記ベルトの表面部に押
圧されていることを特徴とする請求項２記載の電子写真
式画像形成装置。
【請求項４】電子写真方式により感光体の外表面にト
ナー像を形成する現像転写手段と、この現像転写手段の
前記トナー像を印刷用紙に転写し定着させる転写定着機
構とを有し、表面部に前記感光体のトナー像を一時的に
吸着し当該トナー像を前記転写定着機構に搬送する転写
定着ベルトを備え、この転写定着ベルトが、前記現像定
着手段から前記転写定着機構に送り込まれ，その後当該
転写定着機構から送り出されて再び前記現像転写手段に
戻るエンドレス状の形状を有して成る電子写真式画像形
成装置において、前記転写定着機構における前記転写定
着ベルトの送り出し側個所に、前記転写定着ベルトの表
面部に対し押圧するクリーナを装備し、このクリーナに
対応するローラを前記転写定着ベルトの裏面部に設け、
前記クリーナが、前記転写定着ベルト表面部に対して押
圧するエンドレス状のクリーニングベルトと、このクリ
ーニングベルトを回転させ前記転写定着ベルトの表面部
に対して摺動させる駆動機構とを含んで構成したことを
特徴とする電子写真式画像形成装置。
【請求項５】電子写真方式により感光体の外表面にト
ナー像を形成する現像転写手段と、この現像転写手段の
前記トナー像を印刷用紙に転写し定着させる転写定着機
構とを有し、表面部に前記感光体のトナー像を一時的に
吸着し当該トナー像を前記転写定着機構に搬送する転写
定着ベルトを備え、この転写定着ベルトが、前記現像定
着手段から前記転写定着機構に送り込まれ，その後当該
転写定着機構から送り出されて再び前記現像転写手段に
戻るエンドレス状の形状を有して成る電子写真式画像形
成装置において、前記転写定着機構における前記転写定
着ベルトの送り出し側個所に、前記転写定着ベルトの表
面部に対し押圧するクリーナを装備し、このクリーナに
対応するローラを前記転写定着ベルトの裏面部に設け、
当該ローラをヒートローラで形成し、前記クリーナが、
前記転写定着ベルトの表面部に対して押圧するエンドレ
ス状のクリーニングベルトと、このクリーニングベルト
を回転させ前記転写定着ベルトの表面部に対して摺動さ
せる駆動機構とを含んで構成したことを特徴とする電子
写真式画像形成装置。