JPH0588523A - 記録用紙の記録方法及び電子写真装置の記録方法並びに電子写真装置 - Google Patents

記録用紙の記録方法及び電子写真装置の記録方法並びに電子写真装置

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JPH0588523A
JPH0588523A JP3251148A JP25114891A JPH0588523A JP H0588523 A JPH0588523 A JP H0588523A JP 3251148 A JP3251148 A JP 3251148A JP 25114891 A JP25114891 A JP 25114891A JP H0588523 A JPH0588523 A JP H0588523A
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信義 保志
Yasuo Takuma
康夫 託間
Masato Miwa
正人 三輪
Koji Doi
孝二 土井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的手段がなくとも記録用紙を記録体から
容易かつ確実に剥離することを可能にする。 【構成】 感光体1の位置aにスペーサトナー51を生
成するレーザ光線を照射し、現像器4で現像すると、感
光体1上のスペーサトナー51により転写時に記録用紙
7が感光体1に吸引される力を弱めるので、感光体1の
曲率半径が大きい場合でも記録用紙7を感光体1から剥
離することが可能となる。しかも機械的手段が不要なの
で、感光体1の寿命が短くなるのを防ぎ、さらに除電器
9の除電効果を高めることが不要なので、記録画像が乱
れると云うこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録体上に形成された
トナー画像を記録用紙に転写した後、該記録用紙を記録
体から剥離するようにした記録方法と電子写真装置に係
り、特に、電子写真装置において、記録用紙を感光体か
ら剥離させる技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真装置に代表されるよう
に、記録体上に画像情報に応じ現像機によってトナーを
付着させてトナー画像を形成し、このトナー画像を前記
記録体から記録用紙に転写させるようにしたものがあ
る。このような記録方法において、記録用紙は用紙カセ
ットからピックされた後、転写部において感光体上のト
ナー画像を静電的に転写し、その後、記録体から剥離さ
れて定着部に搬送され、該定着部で熱的に定着される。
記録用紙は、主な力として記録用紙の剛性力が記録体と
記録用紙の静電的な吸着力よりも勝ったときに剥離する
ので、一般的にはトナー画像の転写後、装置内に設置さ
れた除電器によって交流コロナ放電を発生させることに
より、記録用紙の電荷を中和する方法がとられている。
この場合、記録用紙の剥離を確実に行うため、記録体に
吸着した記録用紙を機械的に分離する分離爪を設けるこ
とがある。また、故意に記録表面にトナー画像の背景部
へのカブリと称する不要なトナー付着を生じさせること
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般に、記録
用紙を記録体から剥離させるには、記録用紙の剛性力が
作用しやすいように記録体の曲率半径が小さい場合、即
ち記録体ドラムの径が小さい場合や、記録体がベルト状
をなしてかつ転写部の曲率半径が小さい場合に対しては
有効である。
【0004】しかしながら、近年の電子写真装置などの
ように高速で印刷しようとすると、記録体ドラムの周り
に設置される帯電器,現像機,クリーナなどが大きなも
のであるため、記録体ドラムの径が大きくならざるを得
ず、記録用紙が記録体ドラムから剥離しずらいと云う問
題がある。また、分離爪によって記録体から記録用紙を
強制的に剥離させるものにあっては、分離爪が記録体に
接触するので、その接触を繰り返すことによって記録体
の寿命が短くなると云う問題がある。一方、記録体表面
にカブリと称する不要なトナーを付着させるものにあっ
ては、トナー付着を安定してコントロールすることがで
きない問題がある。さらに、除電器による除電を強める
と、記録用紙に転写したトナー画像が飛び散ってしま
い、その結果、画像が乱れると云う問題が発生する。
【0005】本発明の目的は、上記事情に鑑み、機械的
な手段を付加しなくとも、記録用紙を記録体から容易か
つ確実に剥離することができ、しかも記録体の寿命が短
くなることを防止できると共に、画像が乱れることがな
いようにした記録体の記録方法及び電子写真装置の記録
方法を提供することにあり、他の目的は、上記方法を的
確に実施し得る電子写真装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による記録方法に
おいては、露光手段による照射時、記録体の表面におけ
る記録用紙の先端部と対応する位置に、前記記録すべき
画像情報と異なりかつ記録体に対する記録用紙の吸引力
を弱めさせる情報の光を照射するようにしている。本発
明による電子写真装置においては、感光体と、該感光体
に記録すべき画像情報に基づいた光を照射して静電潜像
を形成する露光手段と、感光体の静電潜像を現像して画
像情報に応じたトナー画像を形成する現像機と、感光体
から転写して記録する記録用紙とを有し、かつ前記露光
手段が、感光体の表面における記録体の先端部と対応す
る位置に、記録すべき画像情報と異なりかつ記録体に対
し記録用紙の吸引力を弱めさせる情報の光を照射させる
剥離用露光部を有している。
【0007】
【作用】本発明方法においては、上述の如く、記録体の
表面における記録用紙の先端部と対応する位置に対し、
記録すべき画像情報と異なりかつ記録体に対する記録用
紙の吸引力を弱めさせる情報の光を照射し、記録用紙が
記録体から吸引される力を弱めるように構成したので、
記録体の曲率半径が大きくとも、記録用紙を記録体から
容易に剥離するのが可能となる。しかも何等の機械的手
段が不要になることによって記録体の寿命が短くなるの
を防止でき、さらに除電効果を高めなくともよいので印
刷画像が乱れると云うことがなくない。その結果、それ
だけ信頼性を高め得る効果がある。また本発明装置にお
いては、感光体と露光手段と現像機と記録用紙とを有
し、また露光手段が剥離用露光手段を有しているので、
上記方法を的確に実施し得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は本発明方法を実施するための電子写
真装置の一実施例を示し、図2はレーザ光の光量とトナ
ーの付着量との関係を示す説明図である。図1におい
て、記録体をなすドラム状の感光体1が回転可能に取付
けられ、その感光体1が時計方向に回転する。感光体1
の回転時の過程においては、帯電器2を通過することに
よって例えばプラスに一様に帯電され、次いで露光手段
3Aがレーザ光線3を照射することにより、感光体1に
静電潜像が形成される。露光手段3Aは記録すべき画像
情報を変調し、その変調した光をレーザ光線3として照
射する。また、感光体1の回転がさらに進むと、感光体
1の静電潜像が現像機4内のプラスに帯電したトナーに
よって反転現像されることにより、トナー画像5が形成
される。現像機4内にはトナーとキャリアからなる二成
分が入っており、トナーはキャリアとの摩擦によりプラ
スに帯電される。そして、形成されたトナー画像5は転
写器8に達すると、該転写器8がマイナスのコロナ放電
を発生させることにより、用紙搬送路6上の記録用紙7
に静電的に転写される。転写器8の近傍には除電器9が
設置され、該除電器9は、トナー画像5の転写によって
記録用紙7がマイナスに帯電すると、その記録用紙7が
プラスに帯電している感光体1に強く吸着され、感光体
1に巻き付いてしまうのを防ぐためのものであって、記
録用紙7のマイナスの電荷をACコロナ放電によって除
電する。従って、トナー画像5が転写された記録用紙7
は除電器9を通過することによって除電され、その後、
定着機10を通過することにより、熱的に定着される。
一方、感光体1は転写すると、感光体1の表面に残って
いる残留電荷をイレーサ11によって消去され、また残
留トナーをクリーナ12によって除去することにより、
再利用されることなる。
【0009】実施例では、感光体1の表面において記録
用紙7の先端部Aと対応する位置aに、現像機4により
スペーサトナー51を付着させるようにしている。具体
的に述べると、このスペーサトナー51は、感光体1と
記録用紙7との間でスペーサとして作用し、両者1,7
間の静電吸引力が弱められて記録用紙7の剥離を容易に
するためのものであり、トナー画像5の背景部に付着す
るカブリと称する不要なトナーとほぼ同様に、ほとんど
目立たなく、現像機4による現像時、感光体表面におけ
る記録用紙7の先端部Aと対応する位置aにのみ形成さ
れるようにしている。スペーサトナー51の付着する範
囲としては、記録用紙7に記録されたとき、記録すべき
画像に重なることがないようにすることと、剥離性を得
ることとが重要であり、例えば記録用紙7の先端からお
よそ20mm以内の範囲が好ましく、実際には10mm
以内である。そのため、露光手段3Aは感光体1への照
射時、剥離用露光部3Bにより感光体1の位置aに対
し、トナー画像5を生成するためのレーザ光線3による
照射と異なるレーザ光線を照射するようにしている。即
ち、前記剥離用露光部3Bはスペーサトナー51を生成
するためのレーザ光線の1ドット照射を、トナー画像5
を生成するためのレーザ光線3の照射と同じにするので
はなく、トナー画像5生成用のレーザ光線3の照射に比
べ、スペーサトナー51生成用のレーザ光線を弱くする
ようにしている。
【0010】そこで、レーザ光線の光量とトナーの付着
状態との関係を図2を用いて説明する。同図(a)にお
いて、(1)はトナー画像5を形成するための通常の1
ドットのビーム形状を示し、(2)はパワー変調により
レーザパワーを半分に下げたときのビーム形状を、また
(3)はパルス幅変調により照射時間を半分に短くして
スポット径を小さくしたときのビーム形状を夫々示して
いる。図2(b)において、(1)〜(3)は同図
(a)に示す(1)〜(3)に対応したトナーの付着状
態を夫々表している。図2(a)及び(b)から、トナ
ーの付着状態は、トナー画像生成用の場合の(1)に比
較すると、レーザパワーを半分に下げた場合の(2)と
スポット径を小さくした場合の(3)とがおよそ1/5
〜1/8程度の面積となり、狭くなることが判る。従っ
て、露光手段3Aによる感光体1の位置aへの照射時に
は、剥離用露光部3Bがレーザ光線の光量を少なくしも
しくはレーザスポット径を小さくし、現像時にスペーサ
トナー51の付着面積を狭くすることにより、1ドット
の黒点とは認識されないようにする。しかもその際、ス
ペーサトナー51が何等かの周期性や規則性をもって付
着すると目立ちやすいので、まばらになるよう無秩序に
付着させることが好ましい。さらに、剥離用露光部3B
はレーザ光線の照射時、感光体1の位置aにおいては記
録用紙7の先端から内側に至るに従いレーザ光線の光量
を次第に減少させ、記録用紙7に付着したスペーサトナ
ー51をいっそう目立たないようにすると共に、記録用
紙7に記録された画像情報に支障をきたすことがないよ
うにしている。
【0011】次に実施例の動作に関連して本発明方法の
位置実施例について述べる。
【0012】感光体1が回転すると、感光体1が帯電器
2によってプラスに帯電され、またその感光体1の表面
に露光手段3Aによって、記録すべき画像情報を変調し
たレーザ光線3が照射することによって現像する。この
場合、露光手段3Aが剥離用露光部3Bを有し、該剥離
用露光部3Bが画像情報を変調したレーザ光線3と異な
るレーザ光線を、感光体1の表面における記録用紙7の
先端部Aと対応する位置aに照射する。その際、位置a
に照射するレーザ光線は、画像情報を変調したレーザ光
線に比較すると、それより光量を少なくし、もしくはス
ポット径を小さくする。その後、感光体1の回転に伴い
現像器4が感光体1を現像すると、感光体1上に画像情
報に応じてトナー画像5が形成される他、感光体1の位
置aにスペーサトナー51が付着する。さらに感光体1
の回転が進み、感光体1上のトナー画像5及びスペーサ
トナー51が、転写器8によって用紙搬送路6の記録用
紙7に静電的に転写される。このとき、記録用紙7がマ
イナスに帯電するので、プラスに帯電している感光体1
に強く吸引されようとする。
【0013】しかしながら、前述の如く、感光体1の位
置aにはスペーサトナー51が付着しているので、該ス
ペーサトナー51が感光体1と記録用紙7との間のスペ
ーサとして作用し、感光体1に対する記録用紙7の静電
吸引力を確実に弱めることができる。そのため、感光体
1によって記録用紙7に転写しても、記録用紙7を感光
体1から容易に剥離することが可能となる。このこと
は、感光体1の現像時、感光体1上においてトナー画像
5の背景部にカブリと称する不要なトナー付着が発生す
るが、カブリの強い画像のときほど感光体1への記録用
紙の巻き付きが少ないと云う現象からも明かである。
【0014】従って、転写された記録用紙7はスペーサ
トナー51によって感光体1への静電吸引力が弱まるの
で、除電器9によって除電したときには感光体1から容
易にかつ確実に剥離することができ、しかもその際、除
電器9の除電効果を高めなくとも良い。なお、除電され
た後、記録用紙7は定着器濡10によって熱的に定着さ
れ、装置外部に排出される。
【0015】本発明方法においては、上述の如く、感光
体1の表面における記録用紙7の先端部Aと対応する位
置aにスペーサトナー51を生成するためのレーザ光線
を照射し、現像器4によって現像すると、感光体1の位
置aにスペーサトナー51を付着させ、該スペーサトナ
ー51により転写時に記録用紙7が感光体1に吸引され
る力を弱めることができるので、感光体1の曲率半径が
大きい場合であっても、記録用紙7が感光体1から容易
に剥離するのを可能にさせることができる。しかも従来
のような機械的手段を設けなくともできるので、感光体
1の寿命が短くなるのを防止でき、さらに除電器9の除
電効果を高めなくともよいので、記録画像が乱れると云
うこともない。また、感光体1に対するレーザ光線3の
照射時、スペーサトナー51を生成するためのレーザ光
線が、トナー画像5を生成するためのレーザ光線3に比
べ光量を少なくし、或いはスポット径を小さくして照射
するので、感光体1の位置aにおけるスペーサトナー5
1の付着面積を小さくでき、記録用紙7へ記録した際
に、人間の目からはスペーサトナー51の跡が1ドット
の黒点として認識されるのを防ぐことができ、目立つこ
とがない。さらに、まばらに照射すると、スペーサトナ
ー51が無秩序に付着するので、いっそう目立つことが
ない。しかも、感光体1の位置aに対し、記録用紙7の
先端から内側に至るに従い次第に減少させるように照射
すれば、それに応じスペーサトナー51の付着量が変わ
るので、記録用紙7に付着したスペーサトナー51をい
っそう目立たないようにすると共に、記録用紙7に記録
された画像情報に支障をきたすことがない。
【0016】また電子写真装置の実施例においては、感
光体1と、露光手段3Aと、現像機4と、記録用紙7と
を有し、かつ露光手段3Aが剥離用露光部3Bを有し、
該剥離用露光部3Bにより感光体1の位置aにレーザ光
線を照射するので、上記方法を的確に実施し得る。なお
図示実施例においては、感光体1から記録用紙7へのト
ナー画像5の転写や除電器9による記録用紙7の剥離
を、記録用紙7への直接的なコロナ放電によって行って
おり、これを記録用紙7の上に誘導体ベルトを介して転
写するベルト転写方式に利用すると、該ベルト転写方式
のものはすばやく除電し難く、記録用紙の剥離性が弱い
ので、適用効果が大きい。また図示実施例では、露光手
段が感光体1にレーザ光線3を照射するようにしたレー
ザ走査系で構成された例を示したが、それ以外のもの、
例えば誘電体上に記録すべき画像情報に応じて変調した
イオンを噴射してトナー記録するいわゆるイオノグラフ
ィー技術のものや、静電記録技術更には磁気潜像を磁性
トナーで現像するマグネトグラフィー技術などのように
トナーを用いた記録技術のもの全般に適用することがで
きるのは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1及
び7によれば、記録体の表面における記録用紙の先端部
と対応する位置に対し、記録すべき画像情報と異なる情
報の光を照射し、記録用紙が記録体から吸引される力を
弱めるように構成したので、記録体の曲率半径が大きく
とも、記録用紙を記録体から容易に剥離するのが可能と
なり、しかも何等の機械的手段が不要になることによっ
て記録体の寿命が短くなるのを防止でき、さらに除電効
果を高めなくともよいので印刷画像が乱れると云うこと
がなくなる結果、それだけ信頼性を高め得る効果があ
る。請求項2,3及び8によれば、記録体の位置におけ
るスペーサトナーの付着面積を小さくでき、人間の目か
らはスペーサトナーの跡が1ドットの黒点として認識さ
れるのを防ぐことができるので、目立つことがない結
果、記録しても見苦しさがない効果があり、請求項4に
よれは、まばらに照射することによってスペーサトナー
が無秩序に付着するので、いっそう目立つことがない。
請求項5及び6によれば、記録体に対し、記録用紙の先
端から後部側に至るに従い次第に減少させるように照射
するので、記録用紙に付着したスペーサトナーをいっそ
う目立たないようにすると共に、記録用紙に記録された
画像情報に支障をきたすことがなく、特に請求項6にお
いては実用上有益である。請求項9によれば、請求項1
及び7と同様の効果を得ることができ、高速印刷した場
合、印刷画像が乱れると云うことがなくなり、それだけ
信頼性を高め得る効果があり、請求項10〜12によれ
ば、請求項2〜4と同様の効果を得ることができる。請
求項13によれば、請求項1及び7の方法を的確に実施
し得る効果があり、請求項14〜16によれば、請求項
2〜4及び8の方法を的確に実施し得る効果があり、特
に請求項13〜16において露光手段がレーザ光を用い
れば、請求項9〜12の方法を実施し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための電子写真装置の一
実施例を示す全体図である。
【図2】レーザ光の光量を夫々変えたときの説明図
(a),レーザ光量を夫々変えたときに対応させたトナ
ーの付着状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…感光体、a…感光体表面における記録用紙の先端部
と対応する位置、2…帯電器、3…レーザ光線、3A…
露光手段、3B…剥離用露光部、4…現像機、5…トナ
ー画像、51…スペーサトナー、7…記録用紙、A…記
録用紙の先端部。
フロントページの続き (72)発明者 三輪 正人 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 土井 孝二 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録体の表面に、露光手段により記録す
    べき画像情報に基づいた光を照射して静電潜像を形成
    し、その記録体を現像機により現像して記録体の表面上
    にトナー画像を形成し、そのトナー画像を記録用紙に転
    写した後、該記録用紙を記録体から剥離するようにした
    記録用紙の記録方法において、露光手段による照射時、
    記録体の表面における記録用紙の先端部と対応する位置
    に、前記記録すべき画像情報と異なりかつ記録体に対す
    る記録用紙の吸引力を弱めさせる情報の光を照射するこ
    とを特徴とする記録用紙の記録方法。
  2. 【請求項2】 記録体の表面に、露光手段により記録す
    べき画像情報に基づいた光を照射して静電潜像を形成
    し、その記録体を現像機により現像して記録体の表面上
    にトナー画像を形成し、そのトナー画像を記録用紙に転
    写した後、該記録用紙を記録体から剥離するようにした
    記録用紙の記録方法において、露光手段による照射時、
    記録体の表面における記録用紙の先端部と対応する位置
    に、前記記録すべき画像情報と異なりかつ記録体に対す
    る記録用紙の吸引力を弱めさせる情報の光を照射すると
    共に、前記画像情報に基づいた光より光量が少ない光を
    照射することを特徴とする記録用紙の記録方法。
  3. 【請求項3】 記録体の表面に、露光手段により記録す
    べき画像情報に基づいた光を照射して静電潜像を形成
    し、その記録体を現像機により現像して記録体の表面上
    にトナー画像を形成し、そのトナー画像を記録用紙に転
    写した後、該記録用紙を記録体から剥離するようにした
    記録用紙の記録方法において、露光手段による照射時、
    記録体の表面における記録用紙の先端部と対応する位置
    に、前記画像情報と異なりかつ記録体に対する記録用紙
    の吸引力を弱めさせる情報の光を照射すると共に、前記
    画像情報に基づいた光よりスポット径が小さい光を照射
    することを特徴とする記録用紙の記録方法。
  4. 【請求項4】 前記画像情報と異なる光は、まばらに照
    射することを特徴とする請求項1乃至3の一項に記載の
    記録用紙の記録方法。
  5. 【請求項5】 前記画像情報と異なる光は、記録体の表
    面における記録用紙の先端から内側に至るに従って次第
    に減少せしめることを特徴とする請求項1乃至3の一項
    に記載の記録体の記録方法。
  6. 【請求項6】 前記画像情報と異なる光は、記録体の表
    面における記録用紙の先端から内側に至るに従って次第
    に減少せしめ、かつその範囲は記録用紙の先端からほぼ
    20mm程度の範囲であることを特徴とする請求項1乃
    至3の一項に記載の記録体の記録方法。
  7. 【請求項7】 記録体上に形成した静電潜像に、現像機
    によりトナー像を付着させて画像情報としてのトナー画
    像を形成し、そのトナー画像を記録用紙に転写した後、
    該記録用紙を記録体から剥離するようにした記録用紙の
    記録方法において、前記転写に際し、記録体の表面にお
    ける記録用紙の先端部と対応する位置に、前記トナー画
    像と異なりかつ記録体に対する記録用紙の吸引力を弱め
    させるスペーサトナーを予め付着することを特徴とする
    記録用紙の記録方法。
  8. 【請求項8】 記録体上に形成した静電潜像に、現像機
    によりトナー像を付着させて画像情報としてのトナー画
    像を形成し、そのトナー画像を記録用紙に転写した後、
    該記録用紙を記録体から剥離するようにした記録用紙の
    記録方法において、前記転写に際し、記録体の表面にお
    ける記録用紙の先端部と対応する位置に、前記トナー画
    像と異なりかつトナー画像の1ドットに占めるトナーの
    付着面積よりも小さい面積のドット情報からなるスペー
    サトナーを予め付着することを特徴とする記録用紙の記
    録方法。
  9. 【請求項9】 感光体にレーザ光を照射して感光体の表
    面に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像機によって
    現像して感光体の表面に画像情報としてのトナー画像を
    形成し、そのトナー画像を記録用紙に転写させて該記録
    用紙に画像を記録する電子写真装置の記録方法におい
    て、前記レーザ光の照射時、感光体における記録用紙の
    先端部と対応する位置に、レーザ光が記録すべき画像情
    報と異なりかつ記録体に対し記録用紙の吸引力を弱める
    情報の光を照射することを特徴とする電子写真装置の記
    録方法。
  10. 【請求項10】 感光体に、記録すべき画像情報に基づ
    いたレーザ光を照射して感光体の表面に静電潜像を形成
    し、その静電潜像を現像機によって現像して感光体の表
    面に画像情報としてのトナー画像を形成し、そのトナー
    画像を記録用紙に転写させて該記録用紙に画像を記録す
    る電子写真装置の記録方法において、前記レーザ光の照
    射時、感光体における記録用紙の先端部と対応する位置
    に、レーザ光が記録すべき画像情報と異なり、かつ記録
    体に対し記録用紙の吸引力を弱めさせる情報の光を照射
    すると共に、前記画像情報の光量より少ない光量で照射
    することを特徴とする電子写真装置の記録方法。
  11. 【請求項11】 感光体に、記録すべき画像情報に基づ
    いたレーザ光を照射して感光体の表面に静電潜像を形成
    し、その静電潜像を現像機によって現像して感光体の表
    面に画像情報としてのトナー画像を形成し、そのトナー
    画像を記録用紙に転写させて該記録用紙に画像を記録す
    る電子写真装置の記録方法において、前記レーザ光の照
    射時、感光体における記録用紙の先端部と対応する位置
    に、レーザ光が記録すべき画像情報と異なり、かつ記録
    体に対し記録用紙の吸引力を弱めさせる情報の光を照射
    すると共に、前記画像情報の照射時よりスポット径が小
    さい径で照射することを特徴とする電子写真装置の記録
    方法。
  12. 【請求項12】 前記レーザ光をまばらに照射すること
    を特徴とする請求項9乃至11の一項に記載の電子写真
    装置の記録方法。
  13. 【請求項13】 感光体と、該感光体に記録すべき画像
    情報に基づいた光を照射して静電潜像を形成する露光手
    段と、感光体の静電潜像を現像して画像情報に応じたト
    ナー画像を形成する現像機と、感光体から転写して記録
    する記録体とを有し、かつ前記露光手段が、感光体の表
    面における記録体の先端部と対応する位置に、記録すべ
    き画像情報と異なりかつ記録体に対し記録用紙の吸引力
    を弱めさせる情報の光を照射させる剥離用露光部を有す
    ることを特徴とする電子写真装置。
  14. 【請求項14】 感光体と、該感光体に記録すべき画像
    情報に基づいた光を照射して静電潜像を形成する露光手
    段と、感光体の静電潜像を現像して画像情報に応じたト
    ナー画像を形成する現像機と、感光体から転写して記録
    する記録体とを有し、かつ前記露光手段が、感光体の表
    面における記録体の先端部と対応する位置に、記録すべ
    き画像情報と異なる情報を照射させる剥離用露光部を有
    し、かつ該剥離用露光部は、記録すべき画像情報と異な
    りかつ記録体に対し記録用紙の吸引力を弱めさせる情報
    の光を照射すると共に、前記画像情報に基づいた光より
    光量が少ない光を照射することを特徴とする電子写真装
    置。
  15. 【請求項15】 感光体と、該感光体に記録すべき画像
    情報に基づいた光を照射して静電潜像を形成する露光手
    段と、感光体の静電潜像を現像して画像情報に応じたト
    ナー画像を形成する現像機と、感光体から転写して記録
    する記録体とを有し、かつ前記露光手段が、感光体の表
    面における記録体の先端部と対応する位置に、記録すべ
    き画像情報と異なる情報を照射させる剥離用露光部を有
    し、かつ該剥離用露光部は、記録体に対し記録用紙の吸
    引力を弱めさせる情報の光を照射すると共に、前記画像
    情報に基づいた光よりスポット径が小さい光を照射する
    ことを特徴とする電子写真装置。
  16. 【請求項16】 前記剥離用露光部は、光をまばらに照
    射することを特徴とする請求項13乃至15の一項に記
    載の電子写真装置。
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