JPH0844158A - 帯電ローラクリーニング装置 - Google Patents
帯電ローラクリーニング装置Info
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- JPH0844158A JPH0844158A JP17712594A JP17712594A JPH0844158A JP H0844158 A JPH0844158 A JP H0844158A JP 17712594 A JP17712594 A JP 17712594A JP 17712594 A JP17712594 A JP 17712594A JP H0844158 A JPH0844158 A JP H0844158A
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- Japan
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- roller
- charging roller
- cleaning
- toner
- charge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 経時の汚れや環境変化に影響を受けずに，帯
電ローラクリーニング性を維持する。 【構成】 感光体１０１を帯電する接触式の帯電ローラ
１０２表面に接触し，帯電ローラ１０２表面に付着した
トナーまたは異物を帯電ローラ１０２から除去する帯電
ローラクリーニング装置において，導電性材質で構成さ
れたクリーニングローラ１０４と，前記トナーまたは異
物と逆極性の電荷をクリーニングローラ１０４に印加す
る電源１０５と，電源１０５の印加制御を行なう制御部
１０６とを備えている。
電ローラクリーニング性を維持する。 【構成】 感光体１０１を帯電する接触式の帯電ローラ
１０２表面に接触し，帯電ローラ１０２表面に付着した
トナーまたは異物を帯電ローラ１０２から除去する帯電
ローラクリーニング装置において，導電性材質で構成さ
れたクリーニングローラ１０４と，前記トナーまたは異
物と逆極性の電荷をクリーニングローラ１０４に印加す
る電源１０５と，電源１０５の印加制御を行なう制御部
１０６とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，感光体を帯電するため
の接触式の帯電ローラをクリーニングする帯電ローラク
リーニング装置に関し，より詳細には，所定の電荷を印
加したクリーニングローラを用いて帯電ローラのトナー
または異物を除去する帯電ローラクリーニング装置に関
する。
の接触式の帯電ローラをクリーニングする帯電ローラク
リーニング装置に関し，より詳細には，所定の電荷を印
加したクリーニングローラを用いて帯電ローラのトナー
または異物を除去する帯電ローラクリーニング装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来，帯電ローラを接触させて感光体を
帯電する接触式の帯電装置では，帯電ローラを被帯電体
面である感光体に所定の押圧力をもって接触させて帯電
を実行させているため，被帯電体面上にある各種の付着
異物を吸着してしまい，帯電ローラが汚れやすいという
欠点を有している。
帯電する接触式の帯電装置では，帯電ローラを被帯電体
面である感光体に所定の押圧力をもって接触させて帯電
を実行させているため，被帯電体面上にある各種の付着
異物を吸着してしまい，帯電ローラが汚れやすいという
欠点を有している。
【０００３】このため，これを解決するものとして，特
開平４−６０６６０号公報「接触帯電装置及び画像形成
装置」に示す装置が提案されている。この装置は，図２
に示すように，感光体２０１を帯電するための帯電ロー
ラ２０２表面をクリーニングするクリーニングローラ２
０３の材質を，帯電ローラ２０２との帯電系列上，帯電
ローラ２０２に付着する異物の極性とは逆極性の摩擦帯
電性をもつようにして帯電ローラ上の異物の除去を行っ
ている。
開平４−６０６６０号公報「接触帯電装置及び画像形成
装置」に示す装置が提案されている。この装置は，図２
に示すように，感光体２０１を帯電するための帯電ロー
ラ２０２表面をクリーニングするクリーニングローラ２
０３の材質を，帯電ローラ２０２との帯電系列上，帯電
ローラ２０２に付着する異物の極性とは逆極性の摩擦帯
電性をもつようにして帯電ローラ上の異物の除去を行っ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，特開平
４−６０６６０号公報「接触帯電装置及び画像形成装
置」においては，クリーニングローラ２０３の極性およ
び電荷量を，摩擦帯電によって制御しようとしている
が，経時の汚れや環境変化により，摩擦帯電性能が変化
するため，帯電ローラクリーニング性が低下するという
問題点があった。
４−６０６６０号公報「接触帯電装置及び画像形成装
置」においては，クリーニングローラ２０３の極性およ
び電荷量を，摩擦帯電によって制御しようとしている
が，経時の汚れや環境変化により，摩擦帯電性能が変化
するため，帯電ローラクリーニング性が低下するという
問題点があった。
【０００５】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て，経時の汚れや環境変化に影響を受けずに，帯電ロー
ラクリーニング性を維持することを目的とする。
て，経時の汚れや環境変化に影響を受けずに，帯電ロー
ラクリーニング性を維持することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために，請求項１に係る帯電ローラクリーニング
装置は，感光体を帯電する接触式の帯電ローラ表面に接
触し，帯電ローラ表面に付着したトナーまたは異物を帯
電ローラから除去する帯電ローラクリーニング装置にお
いて，導電性材質で構成されたクリーニングローラと，
前記トナーまたは異物と逆極性の電荷を前記クリーニン
グローラに印加する電荷印加手段と，前記電荷印加手段
の印加制御を行なう制御手段とを具備したものである。
成するために，請求項１に係る帯電ローラクリーニング
装置は，感光体を帯電する接触式の帯電ローラ表面に接
触し，帯電ローラ表面に付着したトナーまたは異物を帯
電ローラから除去する帯電ローラクリーニング装置にお
いて，導電性材質で構成されたクリーニングローラと，
前記トナーまたは異物と逆極性の電荷を前記クリーニン
グローラに印加する電荷印加手段と，前記電荷印加手段
の印加制御を行なう制御手段とを具備したものである。
【０００７】また，本発明は上記の目的を達成するため
に，請求項２に係る帯電ローラクリーニング装置は，前
記制御手段が，電荷を印加するタイミングを，複写動作
時以外とするものである。
に，請求項２に係る帯電ローラクリーニング装置は，前
記制御手段が，電荷を印加するタイミングを，複写動作
時以外とするものである。
【０００８】また，本発明は上記の目的を達成するため
に，請求項３に係る帯電ローラクリーニング装置は，前
記制御手段が，電荷を印加するタイミングを，複写動作
終了後とするものである。
に，請求項３に係る帯電ローラクリーニング装置は，前
記制御手段が，電荷を印加するタイミングを，複写動作
終了後とするものである。
【０００９】
【作用】本発明の帯電ローラクリーニング装置（請求項
１）は，導電性材質で構成されたクリーニングローラに
トナーまたは異物と逆極性の電荷を印加して，クリーニ
ングローラをトナーまたは異物と逆極性の電荷に帯電さ
せ，帯電ローラに付着したトナーまたは異物を除去す
る。
１）は，導電性材質で構成されたクリーニングローラに
トナーまたは異物と逆極性の電荷を印加して，クリーニ
ングローラをトナーまたは異物と逆極性の電荷に帯電さ
せ，帯電ローラに付着したトナーまたは異物を除去す
る。
【００１０】また，本発明の帯電ローラクリーニング装
置（請求項２）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを複写動作時以外とすることにより，複写
動作時以外に帯電ローラに付着したトナーまたは異物を
除去する。また，複写動作時における帯電ローラの帯電
性能への影響が防止される。
置（請求項２）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを複写動作時以外とすることにより，複写
動作時以外に帯電ローラに付着したトナーまたは異物を
除去する。また，複写動作時における帯電ローラの帯電
性能への影響が防止される。
【００１１】また，本発明の帯電ローラクリーニング装
置（請求項３）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを複写動作終了後とすることにより，複写
動作終了後に帯電ローラに付着したトナーまたは異物を
除去する。しがたって，複写動作終了後にトナーまたは
異物が放置されて帯電ローラ表面に固着することが防止
される。
置（請求項３）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを複写動作終了後とすることにより，複写
動作終了後に帯電ローラに付着したトナーまたは異物を
除去する。しがたって，複写動作終了後にトナーまたは
異物が放置されて帯電ローラ表面に固着することが防止
される。
【００１２】
【実施例】以下，本発明の帯電ローラクリーニング装置
を複写機に適用した場合を一実施例として図面を参照し
て詳細に説明する。なお，本発明は，導電性材質で構成
された帯電ローラクリーニング装置に加えて，帯電ロー
ラクリーニング装置に電荷を印加する電荷印加手段とを
備えることにより，経時の汚れや環境変化に影響を受け
ずに，帯電ローラクリーニング性を維持するものであ
る。
を複写機に適用した場合を一実施例として図面を参照し
て詳細に説明する。なお，本発明は，導電性材質で構成
された帯電ローラクリーニング装置に加えて，帯電ロー
ラクリーニング装置に電荷を印加する電荷印加手段とを
備えることにより，経時の汚れや環境変化に影響を受け
ずに，帯電ローラクリーニング性を維持するものであ
る。
【００１３】先ず，図１を参照して，複写機の作像系の
動作について説明する。図１は，本実施例の複写機にお
ける作像系の構成の１部を示す説明図であり，静電潜像
およびトナー像を形成する，像担持体としての感光体１
０１と，感光体１０１を帯電させる接触式の帯電ローラ
１０２と，帯電ローラ１０２に電圧を印加する電源１０
３と，帯電ローラ１０２表面に付着したトナーまたは異
物を除去するためのクリーニングローラ１０４と，クリ
ーニングローラ１０４にトナーまたは異物と逆極性の電
荷を印加するための電源１０５と，電源１０３および電
源１０５を制御する制御部１０６と，感光体１０１上に
形成された静電潜像を可視像化するための現像ユニット
１０７と，感光体１０１上に形成されたトナー像を記録
紙（図示せず）に転写するための転写部１０８ａと，転
写処理後の記録紙を感光体１０１から分離させる分離部
１０８ｂと，分離処理後の感光体１０１表面の残留トナ
ーを除去するためのクリーニングユニット１０９と，感
光体１０１の残留電位を除電する除電ランプ１１０とか
ら構成されている。
動作について説明する。図１は，本実施例の複写機にお
ける作像系の構成の１部を示す説明図であり，静電潜像
およびトナー像を形成する，像担持体としての感光体１
０１と，感光体１０１を帯電させる接触式の帯電ローラ
１０２と，帯電ローラ１０２に電圧を印加する電源１０
３と，帯電ローラ１０２表面に付着したトナーまたは異
物を除去するためのクリーニングローラ１０４と，クリ
ーニングローラ１０４にトナーまたは異物と逆極性の電
荷を印加するための電源１０５と，電源１０３および電
源１０５を制御する制御部１０６と，感光体１０１上に
形成された静電潜像を可視像化するための現像ユニット
１０７と，感光体１０１上に形成されたトナー像を記録
紙（図示せず）に転写するための転写部１０８ａと，転
写処理後の記録紙を感光体１０１から分離させる分離部
１０８ｂと，分離処理後の感光体１０１表面の残留トナ
ーを除去するためのクリーニングユニット１０９と，感
光体１０１の残留電位を除電する除電ランプ１１０とか
ら構成されている。
【００１４】なお，１０７ａは，現像ユニット１０７に
おいて，トナーを感光体１０１へ導くための現像ローラ
を示し，１０９ａは，クリーニングユニット１０９にお
いて，感光体１０１表面の残留トナーを掻き落とすため
のクリーニングブレードを示している。
おいて，トナーを感光体１０１へ導くための現像ローラ
を示し，１０９ａは，クリーニングユニット１０９にお
いて，感光体１０１表面の残留トナーを掻き落とすため
のクリーニングブレードを示している。
【００１５】ここで，帯電ローラ１０２について説明す
る。帯電ローラ１０２は，金属の芯金外周に導電性の弾
性部材が巻き付けられた構成を有し，感光体１０１と連
れ回る方向に回転する。
る。帯電ローラ１０２は，金属の芯金外周に導電性の弾
性部材が巻き付けられた構成を有し，感光体１０１と連
れ回る方向に回転する。
【００１６】以上の構成により，作像系の動作について
説明する。先ず，除電ランプ１１０により，感光体１０
１へ光が照射され，感光体１０１の表面電位が０〜−１
５０Ｖの基準電位となる。次に，帯電ローラ１０２によ
り，感光体１０１にチャージが与えられ，感光体１０１
の表面電位が−１１００Ｖ前後となる。なお，帯電ロー
ラ１０２には，電源１０３により電圧が印加される。−
１１００Ｖに帯電した感光体１０１には，レーザダイオ
ード（図示せず）から射出したレーザ光が照射される。
説明する。先ず，除電ランプ１１０により，感光体１０
１へ光が照射され，感光体１０１の表面電位が０〜−１
５０Ｖの基準電位となる。次に，帯電ローラ１０２によ
り，感光体１０１にチャージが与えられ，感光体１０１
の表面電位が−１１００Ｖ前後となる。なお，帯電ロー
ラ１０２には，電源１０３により電圧が印加される。−
１１００Ｖに帯電した感光体１０１には，レーザダイオ
ード（図示せず）から射出したレーザ光が照射される。
【００１７】ここで，上記レーザ光について説明する。
先ず，公知の技術である画像処理部（図示せず）から送
られてきたデジタル記録画像情報は，ラインドライバ回
路（図示せず）で受信され，レーザドライバ回路（図示
せず）で増幅される。該デジタル記録画像情報は１画素
あたり１ビット（記録／非記録）の２値化信号であり，
レーザドライバ回路が該２値化信号に対応して，レーザ
ダイオード（図示せず）を発光付勢する。レーザダイオ
ードが射出したレーザ光は，前述したように，感光体１
０１へ結像照射される。
先ず，公知の技術である画像処理部（図示せず）から送
られてきたデジタル記録画像情報は，ラインドライバ回
路（図示せず）で受信され，レーザドライバ回路（図示
せず）で増幅される。該デジタル記録画像情報は１画素
あたり１ビット（記録／非記録）の２値化信号であり，
レーザドライバ回路が該２値化信号に対応して，レーザ
ダイオード（図示せず）を発光付勢する。レーザダイオ
ードが射出したレーザ光は，前述したように，感光体１
０１へ結像照射される。
【００１８】感光体１０１の表面において，光（レーザ
光）が照射された部分（以下，画像部と記す）の表面電
位は０〜−２９０Ｖとなり，光が照射されていない非画
像部（以下，地肌部と記す）の表面電位は−１１００Ｖ
のままとなり，感光体１０１表面に静電潜像が形成され
る。該静電潜像は，現像ユニット１０７によりトナー現
像され，感光体１０１表面にトナー像が形成される。
光）が照射された部分（以下，画像部と記す）の表面電
位は０〜−２９０Ｖとなり，光が照射されていない非画
像部（以下，地肌部と記す）の表面電位は−１１００Ｖ
のままとなり，感光体１０１表面に静電潜像が形成され
る。該静電潜像は，現像ユニット１０７によりトナー現
像され，感光体１０１表面にトナー像が形成される。
【００１９】現像ユニット１０７においては，現像ロー
ラ１０７ａに−８００Ｖ前後のバイアスがかけられてい
るため，現像ユニット１０７内のトナーが，画像部（表
面電位０〜−２９０Ｖ）に付着し，非画像部（表面電位
−１１００Ｖ）には付着しない。
ラ１０７ａに−８００Ｖ前後のバイアスがかけられてい
るため，現像ユニット１０７内のトナーが，画像部（表
面電位０〜−２９０Ｖ）に付着し，非画像部（表面電位
−１１００Ｖ）には付着しない。
【００２０】感光体１０１表面へのトナー像の形成に伴
って，図示しない給紙部から記録紙（図示せず）が搬送
される。記録紙の搬送は，トナー像における画像先端部
と記録紙の先端部が，転写部１０８ａの位置で一致する
タイミングで行なわれる。感光体１０１表面に形成され
たトナー像は，転写部１０８ａにより，搬送された記録
紙に転写され，転写処理後の記録紙は，分離部１０８ｂ
により，感光体１０１から分離される。感光体１０１か
ら分離された記録紙は，図示しない定着部へ送られ，熱
と圧力により，転写されたトナー像が記録紙に融着さ
れ，コピーとして，装置外部へ排出される。
って，図示しない給紙部から記録紙（図示せず）が搬送
される。記録紙の搬送は，トナー像における画像先端部
と記録紙の先端部が，転写部１０８ａの位置で一致する
タイミングで行なわれる。感光体１０１表面に形成され
たトナー像は，転写部１０８ａにより，搬送された記録
紙に転写され，転写処理後の記録紙は，分離部１０８ｂ
により，感光体１０１から分離される。感光体１０１か
ら分離された記録紙は，図示しない定着部へ送られ，熱
と圧力により，転写されたトナー像が記録紙に融着さ
れ，コピーとして，装置外部へ排出される。
【００２１】一方，感光体１０１に残った残留トナー
は，クリーニングユニット１０９により感光体１０１か
ら除去される。すなわち，クリーニングブレード１０９
ａにより，感光体１０１から残留トナーを掻き落とす等
の処理が行われる。残留トナーの除去後，感光体１０１
は，トナーの無い状態で次の作像工程へ移行する。
は，クリーニングユニット１０９により感光体１０１か
ら除去される。すなわち，クリーニングブレード１０９
ａにより，感光体１０１から残留トナーを掻き落とす等
の処理が行われる。残留トナーの除去後，感光体１０１
は，トナーの無い状態で次の作像工程へ移行する。
【００２２】次に本発明の特徴となるクリーニングロー
ラ１０４の動作について説明する。クリーニングユニッ
ト１０９で取り除くことができなかった感光体１０１表
面の残留トナーまたは異物は，帯電ローラ１０２に付着
してしまう。このため，クリーニングローラ１０４は，
帯電ローラ１０２に付着した残留トナーまはた異物を帯
電ローラ１０２から取り除く動作を行っている。
ラ１０４の動作について説明する。クリーニングユニッ
ト１０９で取り除くことができなかった感光体１０１表
面の残留トナーまたは異物は，帯電ローラ１０２に付着
してしまう。このため，クリーニングローラ１０４は，
帯電ローラ１０２に付着した残留トナーまはた異物を帯
電ローラ１０２から取り除く動作を行っている。
【００２３】クリーニングローラ１０４は，芯金部の外
周に，導電性の多孔性のスポンジ状部材，毛ブラシ状部
材，またはフェルト状部材を巻き付けた構成を有し，こ
のクリーニングローラ１０４に電源１０５より，帯電ロ
ーラ１０２上に付着したトナーまたは異物と逆極性の電
荷を印加し，帯電ローラ１０２上のトナーを電気的に吸
着する。これにより，従来のように摩擦帯電にたよって
いた場合の不具合，すなわち経時の汚れや環境変化によ
り摩擦帯電性能が変化し，帯電ローラクリーニング性が
低下する不具合が解消される。
周に，導電性の多孔性のスポンジ状部材，毛ブラシ状部
材，またはフェルト状部材を巻き付けた構成を有し，こ
のクリーニングローラ１０４に電源１０５より，帯電ロ
ーラ１０２上に付着したトナーまたは異物と逆極性の電
荷を印加し，帯電ローラ１０２上のトナーを電気的に吸
着する。これにより，従来のように摩擦帯電にたよって
いた場合の不具合，すなわち経時の汚れや環境変化によ
り摩擦帯電性能が変化し，帯電ローラクリーニング性が
低下する不具合が解消される。
【００２４】ここで，帯電ローラ１０２上に付着したト
ナーまたは異物と逆極性の電荷をクリーニングローラ１
０４に印加するタイミングについて説明する。このタイ
ミングは制御部１０６が制御しており，制御部１０６
は，コピー動作時以外のタイミングで電荷を与えてい
る。したがって，クリーニングローラ１０４に印加され
た電荷が，帯電ローラ１０２の帯電性に影響して画像品
質を低下させる等の不具合が防止できる。
ナーまたは異物と逆極性の電荷をクリーニングローラ１
０４に印加するタイミングについて説明する。このタイ
ミングは制御部１０６が制御しており，制御部１０６
は，コピー動作時以外のタイミングで電荷を与えてい
る。したがって，クリーニングローラ１０４に印加され
た電荷が，帯電ローラ１０２の帯電性に影響して画像品
質を低下させる等の不具合が防止できる。
【００２５】さらに，制御部１０６は，コピー動作終了
直後のタイミングで電荷を与えることができ，コピー動
作終了後（画像形成動作終了後），電源１０５による電
荷の印加およびクリーニングローラ１０４によるクリー
ニングを行うようにする。したがって，コピー動作終了
直後に放置された場合に，帯電ローラ１０２にトナーが
固着し，トナーがとりにくくなることを防止できる。
直後のタイミングで電荷を与えることができ，コピー動
作終了後（画像形成動作終了後），電源１０５による電
荷の印加およびクリーニングローラ１０４によるクリー
ニングを行うようにする。したがって，コピー動作終了
直後に放置された場合に，帯電ローラ１０２にトナーが
固着し，トナーがとりにくくなることを防止できる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように，本発明の帯電ロー
ラクリーニング装置（請求項１）は，導電性材質で構成
されたクリーニングローラにトナーまたは異物と逆極性
の電荷を印加して帯電ローラに付着したトナーまたは異
物を除去するため，経時の汚れや環境変化に影響を受け
ずに，帯電ローラクリーニング性を維持することができ
る。
ラクリーニング装置（請求項１）は，導電性材質で構成
されたクリーニングローラにトナーまたは異物と逆極性
の電荷を印加して帯電ローラに付着したトナーまたは異
物を除去するため，経時の汚れや環境変化に影響を受け
ずに，帯電ローラクリーニング性を維持することができ
る。
【００２７】また，本発明の帯電ローラクリーニング装
置（請求項２）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを，複写動作時以外とするため，帯電処理
における帯電性の影響や画像品質の低下を招くことな
く，帯電ローラクリーニング性を維持することができ
る。
置（請求項２）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを，複写動作時以外とするため，帯電処理
における帯電性の影響や画像品質の低下を招くことな
く，帯電ローラクリーニング性を維持することができ
る。
【００２８】また，本発明の帯電ローラクリーニング装
置（請求項３）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを，複写動作終了後とするため，放置され
た残留トナーまたは異物が固着し，トナーまたは異物の
除去が困難になることを回避できる。
置（請求項３）は，クリーニングローラに電荷を印加す
るタイミングを，複写動作終了後とするため，放置され
た残留トナーまたは異物が固着し，トナーまたは異物の
除去が困難になることを回避できる。
【図１】本実施例に係る帯電ローラクリーニング装置お
よびその周辺部を示す説明図である。
よびその周辺部を示す説明図である。
【図２】従来に係る帯電ローラクリーニング装置を示す
説明図である。
説明図である。
１０２ 帯電ローラ １０４ クリーニングローラ １０５ 電源 １０６ 制御部
Claims (3)
- 【請求項１】 感光体を帯電する接触式の帯電ローラ表
面に接触し，帯電ローラ表面に付着したトナーまたは異
物を帯電ローラから除去する帯電ローラクリーニング装
置において，導電性材質で構成されたクリーニングロー
ラと，前記トナーまたは異物と逆極性の電荷を前記クリ
ーニングローラに印加する電荷印加手段と，前記電荷印
加手段の印加制御を行なう制御手段とを具備したことを
特徴とする帯電ローラクリーニング装置。 - 【請求項２】 前記制御手段は，電荷を印加するタイミ
ングを，複写動作時以外とすることを特徴とする請求項
１記載の帯電ローラクリーニング装置。 - 【請求項３】 前記制御手段は，電荷を印加するタイミ
ングを，複写動作終了後とすることを特徴とする請求項
２記載の帯電ローラクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17712594A JPH0844158A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 帯電ローラクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17712594A JPH0844158A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 帯電ローラクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0844158A true JPH0844158A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16025612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17712594A Pending JPH0844158A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 帯電ローラクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0844158A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240919A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置及び画像形成装置 |
| US7693459B2 (en) * | 2006-09-15 | 2010-04-06 | Ricoh Company Limited | Charging device for charging a surface of a latent image bearing member and an image forming apparatus including the charging device |
| KR101445640B1 (ko) * | 2007-09-14 | 2014-10-02 | 삼성전자주식회사 | 대전장치 및 이를 이용한 화상형성장치 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17712594A patent/JPH0844158A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240919A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置及び画像形成装置 |
| US7693459B2 (en) * | 2006-09-15 | 2010-04-06 | Ricoh Company Limited | Charging device for charging a surface of a latent image bearing member and an image forming apparatus including the charging device |
| KR101445640B1 (ko) * | 2007-09-14 | 2014-10-02 | 삼성전자주식회사 | 대전장치 및 이를 이용한 화상형성장치 |
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