JPH0569427B2 - - Google Patents
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- JPH0569427B2 JPH0569427B2 JP61255142A JP25514286A JPH0569427B2 JP H0569427 B2 JPH0569427 B2 JP H0569427B2 JP 61255142 A JP61255142 A JP 61255142A JP 25514286 A JP25514286 A JP 25514286A JP H0569427 B2 JPH0569427 B2 JP H0569427B2
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、反転現像プロセスにより像担持体上
に一旦画像を形成したのち、この画像を転写材に
転写するようにした画像形成装置の改良に関す
る。
に一旦画像を形成したのち、この画像を転写材に
転写するようにした画像形成装置の改良に関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点]
近年、レーザプリンタは電子計算機の出力記録
用等に多用されている。
用等に多用されている。
通常、露光光線として半導体レーザ光線等を用
いる場合には、像担持体としての感光体に形成し
た静電潜像の電荷放電部に帯電電荷と逆極性に帯
電した着色粉体(トナー)を付着させて現像する
反転現像プロセスを採用している。
いる場合には、像担持体としての感光体に形成し
た静電潜像の電荷放電部に帯電電荷と逆極性に帯
電した着色粉体(トナー)を付着させて現像する
反転現像プロセスを採用している。
しかしながら、従来の反転現像プロセスは第1
図に示すように(1)帯電→(2)露光→(3)現像→(4)転写
→(5)清掃→(6)除電→(1)帯電を繰返すことにより連
続的に画像形成が行なえるようにしている。な
お、図中1は像担持体としての感光体、2は帯電
チヤージヤ、3は露光光源、4は現像ローラ、5
は転写チヤージヤ、6は剥離チヤージヤ、7はク
リーニングブレード、8は除電ランプ、Pは転写
材、aは着色粉体(トナー)を示す。
図に示すように(1)帯電→(2)露光→(3)現像→(4)転写
→(5)清掃→(6)除電→(1)帯電を繰返すことにより連
続的に画像形成が行なえるようにしている。な
お、図中1は像担持体としての感光体、2は帯電
チヤージヤ、3は露光光源、4は現像ローラ、5
は転写チヤージヤ、6は剥離チヤージヤ、7はク
リーニングブレード、8は除電ランプ、Pは転写
材、aは着色粉体(トナー)を示す。
このように従来においては除電ランプ8による
光除電工程を転写チヤージヤ5による転写工程の
後に行なうようにしており、転写材Pが感光体1
から剥離されるときにはまだ、感光体1の除電が
なされていない。なお、半導体レーザ光源等によ
り線画的に電荷が除去された部分に着色粉体a…
を付着する反転現像プロセスにおいては、現像工
程後、感光体1のほとんど全体に亘つて電荷が除
去されずに残つた状態にある。
光除電工程を転写チヤージヤ5による転写工程の
後に行なうようにしており、転写材Pが感光体1
から剥離されるときにはまだ、感光体1の除電が
なされていない。なお、半導体レーザ光源等によ
り線画的に電荷が除去された部分に着色粉体a…
を付着する反転現像プロセスにおいては、現像工
程後、感光体1のほとんど全体に亘つて電荷が除
去されずに残つた状態にある。
したがつて、この状態で転写材Pに粉体像を転
写した場合、転写材Pが感光体1上の電荷により
ほぼ全体に亘つて静電吸着されて感光体1からの
剥離がしずらくなり、ジヤムの機会が多くなる。
また、転写材Pを感光体1から剥離したとき感光
体1と転写材Pとの間に生じる放電作用によつて
粉体像が乱れるといつた問題がある。
写した場合、転写材Pが感光体1上の電荷により
ほぼ全体に亘つて静電吸着されて感光体1からの
剥離がしずらくなり、ジヤムの機会が多くなる。
また、転写材Pを感光体1から剥離したとき感光
体1と転写材Pとの間に生じる放電作用によつて
粉体像が乱れるといつた問題がある。
[発明の目的]
本発明は、上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、反転現像プロセス
により像担持体上に一旦画像を形成したのち、こ
の画像を転写材に転写するようにしたものにおい
て、転写材の剥離が容易に行なえるとともに剥離
時に生じる放電現像による粉体像の乱れもない良
好な画像形成が行なえる画像形成装置を提供しよ
うとするものである。
で、その目的とするところは、反転現像プロセス
により像担持体上に一旦画像を形成したのち、こ
の画像を転写材に転写するようにしたものにおい
て、転写材の剥離が容易に行なえるとともに剥離
時に生じる放電現像による粉体像の乱れもない良
好な画像形成が行なえる画像形成装置を提供しよ
うとするものである。
[発明の概要]
本発明は、かかる目的を達成するために、反転
現像プロセスにより移動する像担持体上に像を形
成する画像形成手段と、この画像形成手段にて形
成された像を転写材に転写する転写手段とを具備
し、像担持体の1回転で1画像を得る画像形成装
置であつて、前記画像形成手段は、前記像担持体
を特定の極性に帯電する帯電手段と、この帯電手
段により帯電された前記像担持体に光を照射して
光が照射された部分に静電潜像を形成する露光手
段と、前記像担持体に対向して設けられ回転に伴
つて前記帯電手段が像担持体を帯電するのと同極
性の電荷を有する現像剤を像担持体側に搬送する
現像剤搬送部材およびこの現像剤搬送部材に対し
前記像担持体の未露光部分に付着している現像剤
が現像剤搬送部材に向かい、かつ、前記像担持体
の露光部分に現像剤搬送部材から現像剤が向かう
ような電界が生じるようなバイアスを印加するバ
イアス印加手段を有し、前記露光手段により光が
照射されることにより像担持体に形成された前記
静電潜像を前記現像剤により顕像化すると同時に
残留現像剤を清掃する現像清掃手段と、前記像担
持体の移動方向に沿い前記現像清掃手段と前記転
写手段との間に設けられ前記像担持体への光除電
を行う光除電手段とを有し、前記転写材の剥離前
に前記像担持体上の電荷を除去し得る構成とした
ものである。
現像プロセスにより移動する像担持体上に像を形
成する画像形成手段と、この画像形成手段にて形
成された像を転写材に転写する転写手段とを具備
し、像担持体の1回転で1画像を得る画像形成装
置であつて、前記画像形成手段は、前記像担持体
を特定の極性に帯電する帯電手段と、この帯電手
段により帯電された前記像担持体に光を照射して
光が照射された部分に静電潜像を形成する露光手
段と、前記像担持体に対向して設けられ回転に伴
つて前記帯電手段が像担持体を帯電するのと同極
性の電荷を有する現像剤を像担持体側に搬送する
現像剤搬送部材およびこの現像剤搬送部材に対し
前記像担持体の未露光部分に付着している現像剤
が現像剤搬送部材に向かい、かつ、前記像担持体
の露光部分に現像剤搬送部材から現像剤が向かう
ような電界が生じるようなバイアスを印加するバ
イアス印加手段を有し、前記露光手段により光が
照射されることにより像担持体に形成された前記
静電潜像を前記現像剤により顕像化すると同時に
残留現像剤を清掃する現像清掃手段と、前記像担
持体の移動方向に沿い前記現像清掃手段と前記転
写手段との間に設けられ前記像担持体への光除電
を行う光除電手段とを有し、前記転写材の剥離前
に前記像担持体上の電荷を除去し得る構成とした
ものである。
[発明の実施例]
以下、本発明を第2図〜第6図に示す一実施例
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第5図は画像形成装置としてのレーザプリンタ
を示す。図中20は本体であり、この本体20内
には像担持体としてのドラム状感光体21が設け
られているとともにこの感光体21の周囲にはそ
の回転方向に沿つて帯電チヤージヤ22、レーザ
露光装置23のビーム照射部、現像清掃手段とし
ての現像清掃兼用装置24、光除電手段としての
除電ランプ25、転写手段としての転写チヤージ
ヤ26、および剥離チヤージヤ26が順次配設さ
れている。
を示す。図中20は本体であり、この本体20内
には像担持体としてのドラム状感光体21が設け
られているとともにこの感光体21の周囲にはそ
の回転方向に沿つて帯電チヤージヤ22、レーザ
露光装置23のビーム照射部、現像清掃手段とし
ての現像清掃兼用装置24、光除電手段としての
除電ランプ25、転写手段としての転写チヤージ
ヤ26、および剥離チヤージヤ26が順次配設さ
れている。
上記レーザ露光装置23はレーザ発振器(図示
しない)から発振したレーザビーム28をレーザ
スキヤンモータ29で走査するとともにFQレン
ズ30、第1ミラー31、および第2ミラー32
を介して感光体2上に照射するようになつてい
る。また、上記現像清掃兼用装置24は第1の現
像ローラ33および第2の現像ローラ34を有し
た構成となつている。
しない)から発振したレーザビーム28をレーザ
スキヤンモータ29で走査するとともにFQレン
ズ30、第1ミラー31、および第2ミラー32
を介して感光体2上に照射するようになつてい
る。また、上記現像清掃兼用装置24は第1の現
像ローラ33および第2の現像ローラ34を有し
た構成となつている。
一方、本体1内下部にはカセツト35が装着さ
れていて取出しローラ36を介して転写材Pが順
次1枚ずつ取出されるようになつている。この取
出ローラ36によつて取出された転写材Pは上記
感光体21の周面かつ回転方向に沿うようL字状
に曲げて形成された搬送路37を介して本体1の
上部に設けられたトレイ38に向けて搬出される
ようになつている。
れていて取出しローラ36を介して転写材Pが順
次1枚ずつ取出されるようになつている。この取
出ローラ36によつて取出された転写材Pは上記
感光体21の周面かつ回転方向に沿うようL字状
に曲げて形成された搬送路37を介して本体1の
上部に設けられたトレイ38に向けて搬出される
ようになつている。
また搬送路37の上流側にはアライニングロー
ラ対39a,39bが、また、下流側には定着器
40、および排出ローラ対41a,41bが配設
されている。さらに、アライニングローラ対39
a,39bの前後にはアライニングローラ前ガイ
ド対42a,42bおよび転写前ガイド対43
a,43bが、また、定着器40の前後には定着
器前ガイド44および排出ローラ前ガイド対45
a,45bが配設されている。また、上記転写前
ガイド対43a,43bに対応して転写前センサ
46が、また、排出ローラ前ガイド対45a,4
5bに対応して排出ローラ前センサ47が配置さ
れている。
ラ対39a,39bが、また、下流側には定着器
40、および排出ローラ対41a,41bが配設
されている。さらに、アライニングローラ対39
a,39bの前後にはアライニングローラ前ガイ
ド対42a,42bおよび転写前ガイド対43
a,43bが、また、定着器40の前後には定着
器前ガイド44および排出ローラ前ガイド対45
a,45bが配設されている。また、上記転写前
ガイド対43a,43bに対応して転写前センサ
46が、また、排出ローラ前ガイド対45a,4
5bに対応して排出ローラ前センサ47が配置さ
れている。
さらに、上記アライニングローラ前ガイド42
b、アライニングローラ39b、転写前ガイド4
3b、転写チヤージヤ26、剥離チヤージヤ2
7、および定着器前ガイド44は支軸48を支点
として回動自在なフレーム(図示しない)に取着
されており、2点鎖線で示すように全体を本体2
0に形成されたメインテナンス用開口部49側に
変位するようになつている。
b、アライニングローラ39b、転写前ガイド4
3b、転写チヤージヤ26、剥離チヤージヤ2
7、および定着器前ガイド44は支軸48を支点
として回動自在なフレーム(図示しない)に取着
されており、2点鎖線で示すように全体を本体2
0に形成されたメインテナンス用開口部49側に
変位するようになつている。
図中50は搬送路37に対向して形成されたメ
インテナンス用開口部49を開閉するアクセスド
アであり、2点鎖線で示すように支軸51を支点
として大きく外方に回動変位し得る構成となつて
いる。
インテナンス用開口部49を開閉するアクセスド
アであり、2点鎖線で示すように支軸51を支点
として大きく外方に回動変位し得る構成となつて
いる。
また、上記排出ローラ前ガイド45aおよび排
出ローラ41aは支軸52を介して本体1に枢支
されたカバー53に取着されていて、2点鎖線で
示すように回動変位するようになつている。
出ローラ41aは支軸52を介して本体1に枢支
されたカバー53に取着されていて、2点鎖線で
示すように回動変位するようになつている。
なお、上記感光体2の周速は133.3mm/秒、感
光体2の直径78mm、感光体2上のレーザパワーは
3.5mWである。
光体2の直径78mm、感光体2上のレーザパワーは
3.5mWである。
さらに、この画像形成装置においては、連続し
た1つの記録画像の感光体2の回転方向に沿う最
長画像長よりも感光体2の周長が短くなつてお
り、また、感光体2の表面の画像転写領域を像形
成領域より大として完全にカバーするようになつ
ている。
た1つの記録画像の感光体2の回転方向に沿う最
長画像長よりも感光体2の周長が短くなつてお
り、また、感光体2の表面の画像転写領域を像形
成領域より大として完全にカバーするようになつ
ている。
つぎに、本装置の動作について説明する。印字
命令が本装置に伝達されると、まず、駆動モータ
が回転し、装置の各部分が動きだす。同時に帯電
チヤージヤ22、及び、除電ランプ25がSW・
ONされる。こうして、帯電チヤージヤ22によ
り一様に帯電された感光体21にレーザ光28
がスキヤナ29により走査され、感光体21にネ
ガテイブ(Negative)な静電潜像が形成される。
命令が本装置に伝達されると、まず、駆動モータ
が回転し、装置の各部分が動きだす。同時に帯電
チヤージヤ22、及び、除電ランプ25がSW・
ONされる。こうして、帯電チヤージヤ22によ
り一様に帯電された感光体21にレーザ光28
がスキヤナ29により走査され、感光体21にネ
ガテイブ(Negative)な静電潜像が形成される。
今、感光体21の回転速度をωラジアン/sec
とし、帯電チヤージヤ22と第1現像ローラ33
の位相差θ1ラジアンとすると、θ1/ω秒後静電潜
像の先端部が第1現像ローラ33に到達する。こ
のとき、第1現像ローラ33、及び第2現像ロー
ラ34に現像バイアスVが印加される。現像バイ
アスVは、感光体21の未露光部の表面電位V0
の約半分V0/2に設定されている(0<V<
V0)。したがつて前記のレーザ光28により露光
され、形成された静電潜像の露光部には帯電極性
と同一の極性、つまり、帯電された着色粉体
(トナー)が吸着され、上記静電潜像の未露光部
には粉体は吸着されず、つまり、ネガテイブな静
電潜像が第1、及び第2の現像ローラ33,34
で現像される。一方、感光体21上の前記静電潜
像の移動に同期され、カセツト(転写材収納容
器)35より、転写材Pが取出しローラ36によ
りアライニングローラ対39a,39bに向つて
送り出される。さらに、転写材Pと前記静電潜像
は、予め設定されたタイミングでアライニングロ
ーラ対39a,39bが回転されることにより、
レジストレーシヨンされて像転写位置まで移動す
る。転写材Pが像転写位置に到達すると、つまり
現像バイアスVが印加されてからθ3/ω秒(ここ
でθ3は第1現像ローラ33と転写チヤージヤ26
の位相差である)経過すると、転写チヤージヤと
剥離チヤージヤ(転写材除電チヤージヤ)27が
同時にSW・ONされる。こうして、転写材Pの
裏面より電荷が印加され、転写材Pの電位が下
降し、これによつて、感光体21上の現像された
粉体像が転写材P上に移動する。この後転写材P
は1kVにバイアスされたACチヤージヤの剥離
チヤージヤ27によつて、除電されて感光体21
より剥離された後、定着器前ガイド44に沿つて
上昇し定着器40の加熱ローラに挟持される。こ
こで、転写材Pの粉体像は溶融し、転写材Pに定
着される。この後、転写材Pはさらに排出ローラ
対41a,41bに回転挟持され、装置外に排出
され、トレイ38上に積載される。
とし、帯電チヤージヤ22と第1現像ローラ33
の位相差θ1ラジアンとすると、θ1/ω秒後静電潜
像の先端部が第1現像ローラ33に到達する。こ
のとき、第1現像ローラ33、及び第2現像ロー
ラ34に現像バイアスVが印加される。現像バイ
アスVは、感光体21の未露光部の表面電位V0
の約半分V0/2に設定されている(0<V<
V0)。したがつて前記のレーザ光28により露光
され、形成された静電潜像の露光部には帯電極性
と同一の極性、つまり、帯電された着色粉体
(トナー)が吸着され、上記静電潜像の未露光部
には粉体は吸着されず、つまり、ネガテイブな静
電潜像が第1、及び第2の現像ローラ33,34
で現像される。一方、感光体21上の前記静電潜
像の移動に同期され、カセツト(転写材収納容
器)35より、転写材Pが取出しローラ36によ
りアライニングローラ対39a,39bに向つて
送り出される。さらに、転写材Pと前記静電潜像
は、予め設定されたタイミングでアライニングロ
ーラ対39a,39bが回転されることにより、
レジストレーシヨンされて像転写位置まで移動す
る。転写材Pが像転写位置に到達すると、つまり
現像バイアスVが印加されてからθ3/ω秒(ここ
でθ3は第1現像ローラ33と転写チヤージヤ26
の位相差である)経過すると、転写チヤージヤと
剥離チヤージヤ(転写材除電チヤージヤ)27が
同時にSW・ONされる。こうして、転写材Pの
裏面より電荷が印加され、転写材Pの電位が下
降し、これによつて、感光体21上の現像された
粉体像が転写材P上に移動する。この後転写材P
は1kVにバイアスされたACチヤージヤの剥離
チヤージヤ27によつて、除電されて感光体21
より剥離された後、定着器前ガイド44に沿つて
上昇し定着器40の加熱ローラに挟持される。こ
こで、転写材Pの粉体像は溶融し、転写材Pに定
着される。この後、転写材Pはさらに排出ローラ
対41a,41bに回転挟持され、装置外に排出
され、トレイ38上に積載される。
一方、転写材Pに転写された粉体像の一部が感
光体21上に残る。この感光体21上の転写残り
粉体の挙動について、第3図の感光体21のくり
返し使用プロセスに沿つて説明する。上述した説
明により、各工程は(1)→(2)→(3)→(4)→(5)と転写工
程(5)まで進んでいる。ここでは、(5)の転写工程か
らさらに、もう1シート印字記録の動作される場
合における、本実施例装置の感光体21のくり返
し使用方法について述べる。転写工程(5)で感光体
21上に反転現像された粉体像はほとんど大部分
が転写材Pに転写する。しかし、図示するように
一部の粉体は感光体21に残る。ここで、感光体
21の吸着電荷は予め除電工程(4)でほとんど全て
放電された状態にあり、ついで帯電工程(1)におい
て、感光体21、及び感光体21上の残存粉体は
一様に帯電されることになる。しかし、第4図お
よび第5図の実験結果より次のことが明らかにな
つた。つまり、感光体21上にD=1.3ぐらいの
濃度で現像された粉体層が上から感光体21に帯
電した場合、大部分の電荷は粉体層を通過して、
感光体21の表面を一様に帯電してしまうという
事実である。第4図は実験装置の概略図で、+
400Vにバイアスを印加した、二成分の現像ロー
ラ60で感光体21にD=1.3まで一様に黒色ト
ナーを付着させている状態を示す。この後、感光
体21上の粉体層の上から帯電チヤージヤ61に
より一様に帯電する。次に、粉体層の上から、
表面電位計Aで感光体の表面電位を測定する。こ
れが第5図の図の横軸で示した値である。さら
に、この後、感光体21上の粉体導をクリーニン
グブレード62で完全に除去し、粉体層のなくな
つた感光体21の表面電位を、表面電位計Bで測
定する。これが第5図の縦軸の値である。表面電
位計Aでの電位が+700Vのとき、表面電位計B
による電位は約+500Vである。したがつて、こ
の状態では、粉体層の担つた表面電位は約+
200Vになる。しかし、実際は、感光体21のSe
とクリーニングブレード62のウレタンゴムとの
摩擦帯電により、感光体21は約−100Vに帯電
することが分つているため、実際に粉体層の担つ
た上記表面電位は約100Vになる。すなわち、感
光体21上に、D=1.3の濃度で粉体層を付着さ
せた上から帯電しても帯電電荷はほとんど大部分
感光体21の表面にいつてしまうということが分
る。まして、本実施例のように転写残り粉体の濃
度は極めて薄い。したがつて、本実施例のように
感光体21上の残存粉体層の上から帯電しても、
感光体21は一様に帯電されうるし、帯電電荷は
大部分、残存粉体層の下側にまわり込んでしま
う。次に再び第3図の感光体21のくり返し使用
プロセスにもどると、次の露光工程(2)において、
前記した帯電した感光体21が露光される。この
場合、露光部に、先に述べた転写残り粉体が存在
することはありうることである。そこで、一様に
帯電した感光体21に一様にベタ現像(感光体の
濃度D=1.3)し、これを転写チヤージヤ26の
強さを変化させて転写効率を変え、転写残り粉体
層の上からさらに+750Vになるように両帯電し
た後、レーザ露光した時の感光体21の表面電位
を調べた。この実験結果が第6図に示されてい
る。このときの条件は、帯電後露光前ドラム電位
750V、感光ドラムの現像濃度D=1.3、現像バイ
アス400V、ドラム感度;半減露光量1.5μJ/cm2、
レーザパワー;5.6μJ/cm2(ドラム表面)第6図
から分るように、転写効率約70%以上では感光体
21の表面電位は約80Tぐらいまで落ちてしま
う。これは、正常露光時の感光体21の残留電位
と全く同じである。つまり、転写効率が70%以上
になると、感光体21上の転写残り粉体層は露光
に悪影響を与えないことがわかる。したがつて、
露光工程(2)では、露光部に転写残り粉体が存在し
ても静電潜像の形成にあまり悪影響を与えないと
いうことがわかる。こうして、次の現像工程(3)に
到達する。ここで、前述した第4図、第5図およ
び第6図の実験にもとづいて、また、実際に印字
記録実験でも、次のことが確認された。 本実施
例のような二成分反転現像プロセスにおいては、
静電潜像の帯電部に存在する転写残り粉体は現像
工程(3)で感光体21より除去され、上記静電潜像
の露光・放電部には帯電と同極性に帯電した粉体
が吸着する。すなわち、静電潜像の現像と同時
に、感光体21の清掃が行なわれるということが
確認されたのである。この理由について考えてみ
ると次のようになる。まず、帯電工程(1)では感光
体21は一様に+V0に帯電された。この後、露
光工程(2)において、露光部に転写残り粉体層が存
在しても第6図の説明から分るように、感光体2
1の露光部表面電位は露光残留電位まで下降して
いる。一方、未露光部においては大部分の帯電電
荷が転写残り粉体層の下側の感光体21の表面
に、一様に吸着するようになることは、第4図お
よび第5図の実験から知れ、かつ、この未露光部
の表面電位は+V0である。ここで、ほぼV=
V0/2(0<V<V0)にバイアスされた現像ロー
ラ33,34により、先に静電潜像の形成された
感光体21の表面が摺でられる。したがつて、静
電潜像の未露光・帯電部では、感光体21から現
像ローラ33,34に向う電界が発生する。この
電界内に、先に述べた未露光部の転写残り粉体は
置かれており、自らも帯電極性と同極性に帯電し
ているために、感光体表面より離脱し、現像ロー
ラ側33,34に移動するのである。これが感光
体21の清掃作用である。
光体21上に残る。この感光体21上の転写残り
粉体の挙動について、第3図の感光体21のくり
返し使用プロセスに沿つて説明する。上述した説
明により、各工程は(1)→(2)→(3)→(4)→(5)と転写工
程(5)まで進んでいる。ここでは、(5)の転写工程か
らさらに、もう1シート印字記録の動作される場
合における、本実施例装置の感光体21のくり返
し使用方法について述べる。転写工程(5)で感光体
21上に反転現像された粉体像はほとんど大部分
が転写材Pに転写する。しかし、図示するように
一部の粉体は感光体21に残る。ここで、感光体
21の吸着電荷は予め除電工程(4)でほとんど全て
放電された状態にあり、ついで帯電工程(1)におい
て、感光体21、及び感光体21上の残存粉体は
一様に帯電されることになる。しかし、第4図お
よび第5図の実験結果より次のことが明らかにな
つた。つまり、感光体21上にD=1.3ぐらいの
濃度で現像された粉体層が上から感光体21に帯
電した場合、大部分の電荷は粉体層を通過して、
感光体21の表面を一様に帯電してしまうという
事実である。第4図は実験装置の概略図で、+
400Vにバイアスを印加した、二成分の現像ロー
ラ60で感光体21にD=1.3まで一様に黒色ト
ナーを付着させている状態を示す。この後、感光
体21上の粉体層の上から帯電チヤージヤ61に
より一様に帯電する。次に、粉体層の上から、
表面電位計Aで感光体の表面電位を測定する。こ
れが第5図の図の横軸で示した値である。さら
に、この後、感光体21上の粉体導をクリーニン
グブレード62で完全に除去し、粉体層のなくな
つた感光体21の表面電位を、表面電位計Bで測
定する。これが第5図の縦軸の値である。表面電
位計Aでの電位が+700Vのとき、表面電位計B
による電位は約+500Vである。したがつて、こ
の状態では、粉体層の担つた表面電位は約+
200Vになる。しかし、実際は、感光体21のSe
とクリーニングブレード62のウレタンゴムとの
摩擦帯電により、感光体21は約−100Vに帯電
することが分つているため、実際に粉体層の担つ
た上記表面電位は約100Vになる。すなわち、感
光体21上に、D=1.3の濃度で粉体層を付着さ
せた上から帯電しても帯電電荷はほとんど大部分
感光体21の表面にいつてしまうということが分
る。まして、本実施例のように転写残り粉体の濃
度は極めて薄い。したがつて、本実施例のように
感光体21上の残存粉体層の上から帯電しても、
感光体21は一様に帯電されうるし、帯電電荷は
大部分、残存粉体層の下側にまわり込んでしま
う。次に再び第3図の感光体21のくり返し使用
プロセスにもどると、次の露光工程(2)において、
前記した帯電した感光体21が露光される。この
場合、露光部に、先に述べた転写残り粉体が存在
することはありうることである。そこで、一様に
帯電した感光体21に一様にベタ現像(感光体の
濃度D=1.3)し、これを転写チヤージヤ26の
強さを変化させて転写効率を変え、転写残り粉体
層の上からさらに+750Vになるように両帯電し
た後、レーザ露光した時の感光体21の表面電位
を調べた。この実験結果が第6図に示されてい
る。このときの条件は、帯電後露光前ドラム電位
750V、感光ドラムの現像濃度D=1.3、現像バイ
アス400V、ドラム感度;半減露光量1.5μJ/cm2、
レーザパワー;5.6μJ/cm2(ドラム表面)第6図
から分るように、転写効率約70%以上では感光体
21の表面電位は約80Tぐらいまで落ちてしま
う。これは、正常露光時の感光体21の残留電位
と全く同じである。つまり、転写効率が70%以上
になると、感光体21上の転写残り粉体層は露光
に悪影響を与えないことがわかる。したがつて、
露光工程(2)では、露光部に転写残り粉体が存在し
ても静電潜像の形成にあまり悪影響を与えないと
いうことがわかる。こうして、次の現像工程(3)に
到達する。ここで、前述した第4図、第5図およ
び第6図の実験にもとづいて、また、実際に印字
記録実験でも、次のことが確認された。 本実施
例のような二成分反転現像プロセスにおいては、
静電潜像の帯電部に存在する転写残り粉体は現像
工程(3)で感光体21より除去され、上記静電潜像
の露光・放電部には帯電と同極性に帯電した粉体
が吸着する。すなわち、静電潜像の現像と同時
に、感光体21の清掃が行なわれるということが
確認されたのである。この理由について考えてみ
ると次のようになる。まず、帯電工程(1)では感光
体21は一様に+V0に帯電された。この後、露
光工程(2)において、露光部に転写残り粉体層が存
在しても第6図の説明から分るように、感光体2
1の露光部表面電位は露光残留電位まで下降して
いる。一方、未露光部においては大部分の帯電電
荷が転写残り粉体層の下側の感光体21の表面
に、一様に吸着するようになることは、第4図お
よび第5図の実験から知れ、かつ、この未露光部
の表面電位は+V0である。ここで、ほぼV=
V0/2(0<V<V0)にバイアスされた現像ロー
ラ33,34により、先に静電潜像の形成された
感光体21の表面が摺でられる。したがつて、静
電潜像の未露光・帯電部では、感光体21から現
像ローラ33,34に向う電界が発生する。この
電界内に、先に述べた未露光部の転写残り粉体は
置かれており、自らも帯電極性と同極性に帯電し
ているために、感光体表面より離脱し、現像ロー
ラ側33,34に移動するのである。これが感光
体21の清掃作用である。
なお、本実施例では、第1現像ローラ33と第
2現像ローラ34を有しているため、感光体21
の上述した清掃作用はきわめて完全に実行され
る。第1現像ローラ33より見れば、第2現像ロ
ーラ34は、上記清掃作用の点からみて、清掃補
助手段として見ることもできる。
2現像ローラ34を有しているため、感光体21
の上述した清掃作用はきわめて完全に実行され
る。第1現像ローラ33より見れば、第2現像ロ
ーラ34は、上記清掃作用の点からみて、清掃補
助手段として見ることもできる。
一方、静電潜像の露光・放電部では、現像ロー
ラ33,34から感光体21に向う電界が発生す
る。本実施例の二成分現像剤では、キヤリアが現
像ローラ33,34の磁場の力で現像ローラ3
3,34に保持され、粉体はこのキヤリアと摩擦
帯電して、に帯電し、キヤリアの鏡像電荷
()により、キヤリア表面に電気的に吸着して
いる。この帯電した着色粉体が上記した現像ロ
ーラ33,34から感光体21に向う電界内に置
かれ、現像ローラ33,34より感光体21の露
光・放電部に向つて移動し、感光体21のベース
の鏡像電荷()によりこの露光・放電部に電気
的に吸着するのである。すなわち、静電潜像が現
像されるのである。こうして、本実施例装置の感
光体21のくり返し使用方法では現像と同時に感
光体清掃が行なわれるのである。したがつて、転
写工程で転写残り粉体が転写材Pに転写し、印字
画像の地カブリや地汚れの原因となることはない
のである。
ラ33,34から感光体21に向う電界が発生す
る。本実施例の二成分現像剤では、キヤリアが現
像ローラ33,34の磁場の力で現像ローラ3
3,34に保持され、粉体はこのキヤリアと摩擦
帯電して、に帯電し、キヤリアの鏡像電荷
()により、キヤリア表面に電気的に吸着して
いる。この帯電した着色粉体が上記した現像ロ
ーラ33,34から感光体21に向う電界内に置
かれ、現像ローラ33,34より感光体21の露
光・放電部に向つて移動し、感光体21のベース
の鏡像電荷()によりこの露光・放電部に電気
的に吸着するのである。すなわち、静電潜像が現
像されるのである。こうして、本実施例装置の感
光体21のくり返し使用方法では現像と同時に感
光体清掃が行なわれるのである。したがつて、転
写工程で転写残り粉体が転写材Pに転写し、印字
画像の地カブリや地汚れの原因となることはない
のである。
さて、次に感光体21の光除電の方法について
述べる。従来では転写工程と帯電工程の間に光除
電工程を有しているが、本発明はこの光除電工程
を現像工程と転写工程の間に光除電工程を配置し
ている。第3図の感光体のくり返し使用方法から
分るように、本発明の反転現像プロセスを使用す
る電子写真記録装置においては、第3図の(1)→(2)
→(3)→(4)→(5)→(1)という感光体21のくり返し使
用方法であつても、感光体21上の帯電電位のメ
モリを除去できる。つまり、光除電が妨害される
である粉体付着部分、つまり、現像部分は、すで
に露光工程において露光され放電しており、未露
光・帯電部分には粉体は付着していないので、除
電工程(4)において、完全に放電するからである。
このように除電工程(4)を現像工程と転写工程の間
に配置すれば、従来例に比較し、次のような利点
が存在する。反転現像プロセスでは現像領域に比
較し、バツクグランドの未露光・未放電部分の面
積が圧倒的に大きい。このため、転写工程直後の
転写材Pの感光体21よりの剥離が上記感光体2
1の残存電荷の影響で、悪化したり、剥離時に放
電が生じて粉体像がずれるという現像が生じる。
しかし、転写工程前に光除電工程を設けることに
より、このような転写材Pの剥離悪化要因を予め
除去できるという長所があると共に、他のどの部
分にも光除電工程を配置する必要がなく、画像形
成装置の性能を向上させながら、装置体積を小型
化することが可能になるという長所が存在する。
述べる。従来では転写工程と帯電工程の間に光除
電工程を有しているが、本発明はこの光除電工程
を現像工程と転写工程の間に光除電工程を配置し
ている。第3図の感光体のくり返し使用方法から
分るように、本発明の反転現像プロセスを使用す
る電子写真記録装置においては、第3図の(1)→(2)
→(3)→(4)→(5)→(1)という感光体21のくり返し使
用方法であつても、感光体21上の帯電電位のメ
モリを除去できる。つまり、光除電が妨害される
である粉体付着部分、つまり、現像部分は、すで
に露光工程において露光され放電しており、未露
光・帯電部分には粉体は付着していないので、除
電工程(4)において、完全に放電するからである。
このように除電工程(4)を現像工程と転写工程の間
に配置すれば、従来例に比較し、次のような利点
が存在する。反転現像プロセスでは現像領域に比
較し、バツクグランドの未露光・未放電部分の面
積が圧倒的に大きい。このため、転写工程直後の
転写材Pの感光体21よりの剥離が上記感光体2
1の残存電荷の影響で、悪化したり、剥離時に放
電が生じて粉体像がずれるという現像が生じる。
しかし、転写工程前に光除電工程を設けることに
より、このような転写材Pの剥離悪化要因を予め
除去できるという長所があると共に、他のどの部
分にも光除電工程を配置する必要がなく、画像形
成装置の性能を向上させながら、装置体積を小型
化することが可能になるという長所が存在する。
なお、上述の一実施例では除電タンプ25を現
像清掃兼用装置24と転写装置26との間のほぼ
中間部に配置したが、第7図に示すように転写装
置26に隣設して設けてもよいことは勿論であ
る。
像清掃兼用装置24と転写装置26との間のほぼ
中間部に配置したが、第7図に示すように転写装
置26に隣設して設けてもよいことは勿論であ
る。
また露光光線として半導体レーザ光線を感光体
21上に集光し、かつ、感光体21の軸方向に走
査・記録しているが、これは、他の露光手段によ
つても可能なことは勿論である。例えば、衆知の
露光方法であるがレーザ光線の代りにLEDアレ
イを使用し、この光線をセルフオツクレンズ等を
用い感光体21上に投影しても良い。
21上に集光し、かつ、感光体21の軸方向に走
査・記録しているが、これは、他の露光手段によ
つても可能なことは勿論である。例えば、衆知の
露光方法であるがレーザ光線の代りにLEDアレ
イを使用し、この光線をセルフオツクレンズ等を
用い感光体21上に投影しても良い。
その他、本発明は本発明の要旨を変えない範囲
で種々変形実施可能なことは勿論である。
で種々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果]
本発明は、以上説明したように、像担持体に形
成された静電潜像を現像剤により顕像化すると同
時に残留現像剤を清掃する現像清掃手段を備えた
構成となつている。このため、像担持体の1回転
で1画像形成が可能となり、像担持体の使用効率
を高めることができるとともに、画像形成効率を
高めることができる。
成された静電潜像を現像剤により顕像化すると同
時に残留現像剤を清掃する現像清掃手段を備えた
構成となつている。このため、像担持体の1回転
で1画像形成が可能となり、像担持体の使用効率
を高めることができるとともに、画像形成効率を
高めることができる。
また、従来、像担持体を繰返して使用するため
に必要とされた専用の清掃手段を不要とすること
ができ、清掃手段により引起こされていた現像剤
の飛散による汚損や像担持体の損傷を防止でき、
しかも、装置の大幅な小型化ができる。
に必要とされた専用の清掃手段を不要とすること
ができ、清掃手段により引起こされていた現像剤
の飛散による汚損や像担持体の損傷を防止でき、
しかも、装置の大幅な小型化ができる。
また、現像清掃手段が、静電潜像部分に現像剤
を付着させ、そうでない部分から現像剤を除去す
る方向の電界が生じるようなバイアス電圧を現像
剤搬送手段に印加して現像と清掃を行うため、残
留現像剤はバイアスによつて生じる電界によつて
積極的に吸引除去されるため、確実かつ安定した
清掃が行える。
を付着させ、そうでない部分から現像剤を除去す
る方向の電界が生じるようなバイアス電圧を現像
剤搬送手段に印加して現像と清掃を行うため、残
留現像剤はバイアスによつて生じる電界によつて
積極的に吸引除去されるため、確実かつ安定した
清掃が行える。
また、現像清掃手段と転写手段との間に光除電
手段を設け、像担持体への光除電を行うようにし
たから、転写剤の剥離前に像担持体上の電荷を除
去でき、転写剤の剥離が容易に行えるとともに剥
離時に生じる放電現像による粉体像の乱れを防止
できる。
手段を設け、像担持体への光除電を行うようにし
たから、転写剤の剥離前に像担持体上の電荷を除
去でき、転写剤の剥離が容易に行えるとともに剥
離時に生じる放電現像による粉体像の乱れを防止
できる。
さらに、光除電を行うことにより転写効率が向
上させることができ、これにより残留現像剤の量
が少なくなつて現像清掃手段の清掃負担が軽くな
り、良好な清掃状態を維持でき良好な画像形成が
可能となる。また、現像清掃手段に回収される現
像剤の量が少なくなることから、例えば回収現像
剤が再使用される際の帯電不足等の悪影響による
現像機能の低下等を極力防止することができ、良
好な現像状態が維持できるといつた効果を奏す
る。
上させることができ、これにより残留現像剤の量
が少なくなつて現像清掃手段の清掃負担が軽くな
り、良好な清掃状態を維持でき良好な画像形成が
可能となる。また、現像清掃手段に回収される現
像剤の量が少なくなることから、例えば回収現像
剤が再使用される際の帯電不足等の悪影響による
現像機能の低下等を極力防止することができ、良
好な現像状態が維持できるといつた効果を奏す
る。
第1図は従来の反転現像による画像形成プロセ
スを示す説明図、第2図ないし第6図は本発明の
一実施例を示すもので、第2図は画像形成装置全
体の概略的断面図、第3図は画像形成プロセスを
示す説明図、第4図はプロセス調査用実験装置の
概略図、第5図はトナー層を介しての感光体表面
への電荷注入特性を示す図、第6図は感光体上の
残存トナーを介しての感光体露光特性を示す図、
第7図は本発明の他の実施例を示す概略的構成図
である。 P……転写材、21……像担持体(感光体)、
24……現像清掃手段(現像清掃兼用装置)、2
6……転写手段(転写チヤージヤ)、25……光
除電手段(除電ランプ)。
スを示す説明図、第2図ないし第6図は本発明の
一実施例を示すもので、第2図は画像形成装置全
体の概略的断面図、第3図は画像形成プロセスを
示す説明図、第4図はプロセス調査用実験装置の
概略図、第5図はトナー層を介しての感光体表面
への電荷注入特性を示す図、第6図は感光体上の
残存トナーを介しての感光体露光特性を示す図、
第7図は本発明の他の実施例を示す概略的構成図
である。 P……転写材、21……像担持体(感光体)、
24……現像清掃手段(現像清掃兼用装置)、2
6……転写手段(転写チヤージヤ)、25……光
除電手段(除電ランプ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 反転現像プロセスにより移動する像担持体上
に像を形成する画像形成手段と、この画像形成手
段にて形成された像を転写材に転写する転写手段
とを具備し、像担持体の1回転で1画像を得る画
像形成装置であつて、 前記画像形成手段は、 前記像担持体を特定の極性に帯電する帯電手段
と、 この帯電手段により帯電された前記像担持体に
光を照射して光が照射された部分に静電潜像を形
成する露光手段と、 前記像担持体に対向して設けられ回転に伴つて
前記帯電手段が像担持体を帯電するのと同極性の
電荷を有する現像剤を像担持体側に搬送する現像
剤搬送部材およびこの現像剤搬送部材に対し前記
像担持体の未露光部分に付着している現像剤が現
像剤搬送部材に向かい、かつ、前記像担持体の露
光部分に現像剤搬送部材から現像剤が向かうよう
な電界が生じるようなバイアスを印加するバイア
ス印加手段を有し、前記露光手段により光が照射
されることにより像担持体に形成された前記静電
潜像を前記現像剤により顕像化すると同時に残留
現像剤を清掃する現像清掃手段と、 前記像担持体の移動方向に沿い前記現像清掃手
段と前記転写手段との間に設けられ前記像担持体
への光除電を行う光除電手段とを有し、 前記転写材の剥離前に前記像担持体上の電荷を
除去し得る構成としたことを特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255142A JPS6296982A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255142A JPS6296982A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296982A JPS6296982A (ja) | 1987-05-06 |
JPH0569427B2 true JPH0569427B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=17274670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61255142A Granted JPS6296982A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08305074A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-11-22 | Canon Inc | 画像形成方法 |
EP2244129A2 (en) | 2002-10-02 | 2010-10-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Silicia fine particle, toner, two-component developer and image forming method |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5276932A (en) * | 1975-12-23 | 1977-06-28 | Toshiba Corp | Electrophotographic means |
JPS53123146A (en) * | 1977-04-01 | 1978-10-27 | Hitachi Koki Kk | Device for taking electrophotography |
JPS5430039A (en) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | Ricoh Co Ltd | Recorder |
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JPS6296982A (ja) | 1987-05-06 |
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