JPH058830U - 接点装置 - Google Patents

接点装置

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JPH058830U
JPH058830U JP155791U JP155791U JPH058830U JP H058830 U JPH058830 U JP H058830U JP 155791 U JP155791 U JP 155791U JP 155791 U JP155791 U JP 155791U JP H058830 U JPH058830 U JP H058830U
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JP
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movable
piece
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movable frame
contact plate
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Application number
JP155791U
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English (en)
Inventor
孝史 小倉
健司 川崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点寿命の確保と省スペースを図ると共に、
可動接点板の可動枠に対するスムーズな移行が確保でき
る。 【構成】 可動接点板5を、可動枠3の窓孔30に接圧バ
ネ7と共に収納した中片50と、この中片50の両側を折曲
して窓孔30を形成した可動枠3の側面33に近接する側片
51と、この側片51の先端を折曲して可動枠3の側面33よ
り離れる方向に傾斜させた傾斜片52と、この傾斜片52の
先端を中片50と略同方向となるよう折曲形成する接点片
53とで構成し、可動枠の水平移動により接点片53に取着
した可動接点54を固定接点60に接離させて電気的開閉を
行わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁接触器或いは手動開閉器等の電気スイッチに採用される橋絡型 可動接点板を用いた接点装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の接点装置は、水平移動可能に装備され移動方向に対し直交する窓孔を 形成した可動枠と、この可動枠の窓孔に略中央部を介在させると共に窓孔から突 出した両側部に可動接点を各々取着した橋絡型可動接点板と、この可動接点板の 可動接点に対向する固定接点を装備した一対の固定接点板と、この固定接点板側 に前記可動接点板を付勢するよう前記可動接点板の略中央部を弾圧する前記可動 枠の窓孔に収納された接圧バネとで構成され、可動枠の水平移動により可動接点 を固定接点に接離させ接圧バネにより閉極時の接点圧力を与えて電気的開閉を行 う。
【0003】 しかして、この接点装置に於いて、橋絡型可動接点板は、可動枠の窓孔から抜 け出ないよう可動枠に対する引掛手段を設ける必要があり、この引掛手段として 先ず、第5図及び第6図の可動枠3内に引掛手段を設けたものがある。
【0004】 このものは、可動枠3の窓孔30に介在させた中片50を窓孔30より大きくして第 5図の左右方向の抜止めを行う引掛手段とすると共に、この中片50の窓孔30より 突出した両側を略Z型に折曲して略中片50と同方向に延びる可動接点54を取着し た接点片53を設けて、橋絡型可動接点板5を構成する。尚、接圧バネ7は、可動 枠3内に装備され、可動接点板5の中片50を弾圧している。
【0005】 しかしながら、この可動枠3内に引掛手段を設けるものにあっては、可動接点 板5の可動枠3の移動方向に対する傾きを抑制するものが無いため、接点開閉時 に可動接点54のいずれか一方が固定接点に軽度の溶着を発生させた場合に、可動 接点板5が大きく傾いて可動接点54と固定接点との接触部を変え、接点部の偏っ た消耗を発生させて接点寿命を短くする恐れがあった。
【0006】 そのため、第7図及び第8図の可動枠3外に引掛手段を設けた構成、すなわち 、可動枠3の窓孔30に介在させた中片50の窓孔30より突出した両側に窓孔30より 大きくした突出部9を形成して、第7図の左右方向の抜止めを行う引掛手段とす ると共に、この突出部9の両側を略Z型に折曲して略中片50と同方向に延びる可 動接点54を取着した接点片53を設けて、橋絡型可動接点板5を構成するものがあ る。
【0007】 この可動枠3外に突出部9を設けることにより、可動接点板5の可動枠3の移 動方向に対する傾きに対して突出部9が可動枠3の窓孔30を設けた側面33に接す る為にこの傾きを抑制することが出来るものの、可動枠3外に大きく飛び出した 突出部3を設ける空間が必要となった。
【0008】 そこで、第9図乃至第11図に示す如く、可動接点板5を、可動枠3の窓孔30 に介在した中片50と、この中片50の両側を折曲して窓孔30を形成した可動枠3の 側面33に近接する側片51と、この側片51の先端を折曲して中片50と略同方向とな るよう折曲形成する接点片53とで構成したものが考えされた。
【0009】 このものにあっては、可動枠3外に引掛手段を設けているために、可動接点板 5の可動枠3の移動方向に対する傾き抑制することが出来、しかも、引掛手段と なる側片51は可動接点板5の板厚のみとなるために、引掛手段のための空間を小 さくすることが出来る。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上述の第8図乃至第10図に示す接点装置にあっては、可動枠3外 に引掛手段を設けているため可動接点板5の可動枠3の移動方向に対する傾き抑 制することが出来、しかも引掛手段となる側片51は可動接点板5の板厚のみとな るために引掛手段のための空間を小さくすることが可能であるが、可動接点54と 固定接点と接触部の通電時の発熱或いは接圧バネの弾圧により、可動接点板5が 第10図の点線で示す方向に湾曲し始めると、可動接点板5の側片51と接点片53 との折曲部が可動枠3の側面33に当接し、可動接点板5が可動枠3の窓孔30をス ムーズに移行出来なくなるおそれがあった。
【0011】 本考案は、かかる事由に鑑みて成したもので、その目的とするところは、接点 寿命の確保と省スペースを図ると共に、可動接点板の可動枠に対するスムーズな 移行が確保できる接点装置の提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案の接点装置は、可動接点板を、可動枠の窓 孔に介在した中片と、この中片の両側を折曲して窓孔を形成した可動枠の側面に 近接する側片と、この側片の先端を折曲して可動枠の側面より離れる方向に傾斜 させた傾斜片と、この傾斜片の先端を中片と略同方向となるよう折曲形成する接 点片とで構成してなるものである。
【0013】
【作用】
本考案の接点装置は、可動接点板の可動枠の移動方向に対する傾きに対して両 側片が可動枠の側面に接する為にこの傾きを抑制することが出来、またこの両側 板は可動接点板の板厚のみとなるために空間を大きくすることがなく、併せて可 動接点板が多少湾曲しても傾斜片によって可動枠の側面への近接を抑制し可動接 点のスムーズな移行を確保することが可能となる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、電磁接触器を使用した図面第1図乃至第3図に基 づき説明する。
【0015】 この電磁接触器は、器体1の下部に励磁電流が流れるコイル20とこのコイル20 への励磁により水平可動するプランジャ21を設けた電磁石装置2を、また器体1 の上部に水平移動する可動枠3、この可動枠3を復帰方向に付勢する復帰バネ4 、可動枠3に装備された可動接点板5、可動接点板5に対向する固定接点板6、 可動接点板5を付勢する接圧バネ7を設けた接点装置Aを装備すると共に、器台 1の一端側に電磁石装置2のプランジャ21と接点装置Aの可動枠3とを連動させ る略中央枢支の反転枠8を装備している。
【0016】 この構成により、電磁接触器は、電磁石装置2のコイル20への通電の有無によ ってプランジャ21が水平移動し、このプランジャ21の水平移動に連動して反転枠 8が揺動し、この反転枠8の揺動に連動して可動枠3が水平移動を行うこととな る。
【0017】 次に、接点装置Aをさらに説明すると、可動枠3には可動枠3の移動方向に対 し直交する方向の窓孔30が複数形成され、この窓孔30の可動枠3の移動方向の一 端側をバネ座31とすると共に他端側を可動接点板5の当接面32としている。
【0018】 また、可動接点板5は、可動枠3の窓孔30に介在した中片50と、この中片50の 両側を折曲して窓孔30を形成した可動枠3の側面33に近接する側片51と、この側 片51の先端を折曲して可動枠3の側面33より離れる方向に傾斜させた傾斜片52と 、この傾斜片52の先端を中片50と略同方向となるよう折曲形成した接点片53と、 この接点片53に取着された可動接点54とで構成し、橋絡型を成している。
【0019】 尚、側片51の間隔は、可動枠3の側面33の距離より若干広くして、可動接点板 5が可動枠3の窓孔30内をスムーズに移動できるようにしている。
【0020】 さらに、固定接点板6は可動枠3を介在させて両側の位置に各々器体1に取着 され、可動接点54に対して接離する固定接点60を先端に取着している。
【0021】 しかも、接圧バネ7は可動枠3の窓孔30に収納され、一端部70を窓孔30のバネ 座31に座らせ、他端部71を可動接点板5の中片50に当接させて、固定接点板6側 に可動接点板5を弾圧させている。
【0022】 しかして、可動枠3が水平移動すると、可動接点54が固定接点60に接離し、可 動接点54が固定接点60に接触した時点で可動接点板5が可動枠3の窓孔30内を移 動すると同時に接圧バネ7の弾圧作用により可動接点54と固定接点60との間に接 圧が付与されるようになっている。
【0023】 また、可動接点54と固定接点60との間の通電による発熱或いは接圧バネ7の弾 圧によって可動接点板5が湾曲した時には、第1図の点線で示す如く、傾斜片52 の傾きが可動枠3の側面33に近づく方向に変形するものの、可動枠3の側面33へ の当接が抑制されるために可動接点板5の窓孔30内のスムーズな移動を確保でき る。
【0024】
【考案の効果】
かように、本考案の接点装置は、可動接点板を、可動枠の窓枠に介在した中片 と、この中片の両側を折曲して窓孔を形成した可動枠の側面に近接する側片と、 この側片の先端を折曲して可動枠の側面より離れる方向に傾斜させた傾斜片と、 この傾斜片の先端を中片と略同方向となるよう折曲形成する接点片とで構成した ので、可動接点板の可動枠の移動方向に対する傾きに対して両側片が可動枠の側 面に接する為にこの傾きを抑制することが出来、またこの両側板は可動接点板の 板厚のみとなるために空間を大きくすることがなく、併せて可動接点板が多少湾 曲しても傾斜片によって可動枠の側面への近接を抑制し可動接点のスムーズな移 行を確保することが可能となり、安定した電気的開閉を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面上面図である。
【図2】第1図の断面側面図である。
【図3】第1図の可動接点板の斜視図である。
【図4】第1図の全体を示す要部断面正面図である。
【図5】従来の技術を示す断面側面図である。
【図6】第5図の可動接点板の斜視図である。
【図7】異なる従来の技術を示す断面側面図である。
【図8】第7図の可動接点板の斜視図である。
【図9】さらに異なる従来の技術を示す断面側面図であ
る。
【図10】第9図の断面上面図である。
【図11】第9図の可動接点板の斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 2 電磁石装置 20 コイル 21 プランジャ 3 可動枠 30 窓孔 33 側面 4 復帰バネ 5 可動接点板 50 中片 51 側片 52 傾斜片 53 接点片 54 可動接点 6 固定接点板 61 固定接点 7 接圧バネ 8 反転枠

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 水平移動可能に装備され移動方向に対し
    直交する窓孔を形成した可動枠と、この可動枠の窓孔に
    略中央部を介在させると共に窓孔から突出した両側部に
    可動接点を各々取着した橋絡型可動接点板と、この可動
    接点板の可動接点に対向する固定接点を装備した一対の
    固定接点板と、この固定接点板側に前記可動接点板を付
    勢するよう前記可動接点板の略中央部を弾圧する前記可
    動枠の窓孔に収納された接圧バネとで構成した接点装置
    に於いて、前記可動接点板を、前記可動枠の窓孔に介在
    した中片と、この中片の両側を折曲して前記窓孔を形成
    した可動枠の側面に近接する側片と、この側片の先端を
    折曲して前記可動枠の側面より離れる方向に傾斜させた
    傾斜片と、この傾斜片の先端を前記中片と略同方向とな
    るよう折曲形成する接点片とで構成したことを特徴とす
    る接点装置。
JP155791U 1991-01-22 1991-01-22 接点装置 Pending JPH058830U (ja)

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JP155791U JPH058830U (ja) 1991-01-22 1991-01-22 接点装置

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JP155791U JPH058830U (ja) 1991-01-22 1991-01-22 接点装置

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JPH058830U true JPH058830U (ja) 1993-02-05

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JP155791U Pending JPH058830U (ja) 1991-01-22 1991-01-22 接点装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4322989Y1 (ja) * 1966-03-11 1968-09-28
JPS5521897A (en) * 1978-07-31 1980-02-16 Siemens Ag Bridge switching instrument

Patent Citations (2)

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