JPS6118602Y2 - - Google Patents

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JPS6118602Y2
JPS6118602Y2 JP12821279U JP12821279U JPS6118602Y2 JP S6118602 Y2 JPS6118602 Y2 JP S6118602Y2 JP 12821279 U JP12821279 U JP 12821279U JP 12821279 U JP12821279 U JP 12821279U JP S6118602 Y2 JPS6118602 Y2 JP S6118602Y2
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JP
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contact
movable contact
movable
coil spring
crossbar
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JP12821279U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は閉路時に可動接点側に圧力を加え、
安定した接触状態を保つようにした開閉装置の改
良に関するものである。
第1図、第2図は電磁石により開閉動作を行う
従来の開閉装置を示すもので、図において1は電
磁石(図示せず)により駆動されるクロスバー、
2はクロスバー1に装着される可動接触子、3は
可動接触子2に取付けられた固定接触子、6は可
動接触子2を押圧するコイルばね、7はコイルば
ね6の位置決め用ばね受けである。
以上のように構成され、電磁石の付勢によりク
ロスバー1が下方に移動すると、可動接点3は固
定接点4に接触し、通電が開始される。ついでク
ロスバー1がコイルばね6のばね圧に抗して下方
に移動することにより、固定接点4と可動接点3
間に所定の接触圧力を保持する。
以上のように動作するが、可変接点3と固定接
点4とが衝突するとき、反動により可動接点3が
振動するいわゆる接点バウンスによりアークが発
生し,接点の寿命を損する欠点があつた。
第3図に示されるものは上記の欠点を改善した
他の従来例を示し,コイルばね6と可動接触子2
間に板ばね8を挿入し、接点3,4間の接触圧力
を高めることにより接点バウンスを防止するよう
にしたものである。
以上のようにして固定接点4からの反動による
接点バウンスを改善することができるが、接点バ
ウンスとしてはこれ以外に固定鉄心に可動鉄心が
衝突することにより、時間が遅れて発生するもの
があり、さらにばね圧を高めると可動鉄心を吸引
する固定鉄心の吸引力が不足する恐れが生ずるな
どの欠点があり、また接点3,4間の開路時にお
いては接点3,4間にアークが発生し、接点3,
4の寿命が短縮するなどの欠点があつた。
この考案は以上のような従来のものの欠点を改
善することを目的とするもので、クロスバーの窓
上面とコイルばねとの間に挿入され、両側部が斜
め下方に湾曲した板ばねを設け、この板ばねの湾
曲部と可動接触子との間に所定の間隙を設けると
ともに、接点間が開路されたとき発生するアーク
を板ばねの湾曲部の延長上に誘引するようにした
開閉装置を堤供するものである。
以下、この考案の一実施例を第5図〜第10図
により説明する。図において第1図〜第4図と同
一符号は同一または相当部分を示し、9はクロス
バー1の窓上面1aとコイルばね6との間に挿入
され、両側部を斜め下方に傾斜させ湾曲部9aを
形成した板ばねで、コイルばね6が圧縮されない
状態においては、第5図に示されるように板ばね
9と可動接触子2との間には所定の間隙g1が形成
される。なお、その他の部分については従来のも
のと同様である。
以上のように構成され、第5図の状態において
クロスバー1が電磁石の付勢により下方に駆動さ
れると、第7図に示されるように固定接点4に可
動接点2が接触し、通電が開始される。この状態
では板ばね9と可動接触子2との間には開隙g1
あり接触圧力はコイルばね6だけにより与えられ
る。クロスバー1がさらに下方に駆動されると第
8図に示されるように可動接触子2は板ばね9に
よつても押圧され、接触圧力はコイルばね6と板
ばね9とにより与えられる。また、以上のように
動作することにより第7図の状態で接点3,4の
接触により発生する1次接点バウンスは短時間の
うちに板ばね9で可動接触子2を押圧することに
より抑制するとともに、クロスバー1の駆動装置
で遅れて発生する鉄心間の衝突などに基因する2
次接点バウンスを解消することができる。また、
閉成された接点3,4間に流れる電圧を遮断する
とき第9図に示されるように接点3,4間にアー
ク10が発生するが、第10図に示されるように
アーク10は透磁率の高いばね板9の湾曲部9a
の延長上のアーク誘引部9bに誘引されて速かに
消孤するので、可動接点3の消耗、荒れを軽減す
ることができる。また、第11図に示されるよう
に固定接触子5に突起5aを設けることにより、
第10図における固定接点4側のアーク発生点を
突起5a上に移動させることができ、固定接点4
の消耗、荒れを同様に軽減できる。
以上のように、この考案によるときは、電磁石
の吸引力が小さい付勢開始時には可動接触子はコ
イルばねだけで押圧され、板ばねには押圧されな
いように構成したので、電磁石の吸引力不足が生
ずる恐れがなく、時間の経過とともに電磁石の吸
引力が十分に大きくなつてから板ばねにより接点
間の接触圧力を高めるようにしたので、初期に発
生する1次接点バウンスならびに遅れて発生する
2次接点バウンスを除去することができ、また接
点間を開路したとき発生するアークは可動接触子
から開離された板ばねに誘引されるようにしたの
で、接点寿命を延長することができ、安価で信頼
性のすぐれた開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例の断面図と斜視図、第
3図、第4図は他の従来例の断面図と斜視図、第
5図〜第10図はこの考案の一実施例を示し、第
5図は構成を示す断面図、第6図は斜視図、第7
図、第8図は接点閉路時の動作説明図、第9図、
第10図は接点開路時の動作説明図、第11図は
他の実施例の固定接触子の部分正面図である。 図において、同一符号は同一または相当部分を
示し、1はクロスバー、3は可動接点、4は固定
接点、6はコイルばね、9は板ばね、9aは湾曲
部、9bはアーク誘引部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石の可動鉄片に駆動されるクロスバーと、
    このクロスバーの窓内に装着され、両側部の下面
    に可動接点を固着した可動接触子と,この可動接
    触子の中央部を上記窓の下面に押圧するコイルば
    ねと、上記可動接点と所定間隙をもつて対向する
    固定接点とを備えた開閉装置において、上記クロ
    スバーの窓上面と上記コイルばねとの間に押入さ
    れ、両側部を斜め下方に傾斜させ湾曲部を形成
    し、上記可動接触子両端より突出させた板ばねを
    設け、上記湾曲部と上記可動接触子との間に所定
    の間隙を設けるとともに、開路時に発生するアー
    クを誘引するアーク誘引部を上記湾曲部の延長上
    に設けたことを特徴とする開閉装置。
JP12821279U 1979-09-17 1979-09-17 Expired JPS6118602Y2 (ja)

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JP12821279U JPS6118602Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

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JP12821279U JPS6118602Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

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JPS5644453U JPS5644453U (ja) 1981-04-22
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JP6153794B2 (ja) * 2013-07-10 2017-06-28 株式会社日立産機システム 電磁接触器

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CN104704598A (zh) * 2012-12-05 2015-06-10 富士电机机器制御株式会社 电磁接触器
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JPS5644453U (ja) 1981-04-22

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