JPH0588179B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0588179B2 JPH0588179B2 JP60257396A JP25739685A JPH0588179B2 JP H0588179 B2 JPH0588179 B2 JP H0588179B2 JP 60257396 A JP60257396 A JP 60257396A JP 25739685 A JP25739685 A JP 25739685A JP H0588179 B2 JPH0588179 B2 JP H0588179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pipe
- manufacturing
- guide wire
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は螺旋管の製造方法に関し、特に螺旋
管の誘導方法に特徴を有するものである。
管の誘導方法に特徴を有するものである。
(従来の技術)
製造工程における螺旋管の誘導支持方法として
は、従来より第3図に示されるように、2本のレ
ール32にローラー33が回転自在に挿入されて
なる架台31を設置し、その上を螺旋管13が回
転しながら前進する方法が用いられている。ま
た、第4図に示されるように、老朽既設管14内
に、螺旋管13を製管機132により製管しなが
ら挿入し、該既設管14を更生する工事において
は、螺旋管13の管端部にワイヤー41を取り付
け該ワイヤー41を引張ることにより前記螺旋管
13を誘導する方法が採用されている。
は、従来より第3図に示されるように、2本のレ
ール32にローラー33が回転自在に挿入されて
なる架台31を設置し、その上を螺旋管13が回
転しながら前進する方法が用いられている。ま
た、第4図に示されるように、老朽既設管14内
に、螺旋管13を製管機132により製管しなが
ら挿入し、該既設管14を更生する工事において
は、螺旋管13の管端部にワイヤー41を取り付
け該ワイヤー41を引張ることにより前記螺旋管
13を誘導する方法が採用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、第3図に示される架台31を用いる方
法では螺旋管の外周に管体強化用リブ等の突条が
設けられている場合には、ローラー33と管外周
面との間の進行方向の摩擦が大きくスムーズに管
が誘導されないという問題点がある。
法では螺旋管の外周に管体強化用リブ等の突条が
設けられている場合には、ローラー33と管外周
面との間の進行方向の摩擦が大きくスムーズに管
が誘導されないという問題点がある。
また、第4図に示されるワイヤー41にて引張
る方法では、ワイヤー41を引張る速度と螺旋管
13の製造速度とが一定でなく、引張り速度が遅
い場合には、前記螺旋管13が下方へたわみ管端
部が既設管14のスケールや汚泥等が付着した管
底に接触するためその前進が妨げられる。また引
張り速度が早過ぎる場合には、螺旋管13を形成
する帯状体131の嵌合もしくは接着された重な
り部に過度の引張り応力がかかり、該部が外れる
場合がある。
る方法では、ワイヤー41を引張る速度と螺旋管
13の製造速度とが一定でなく、引張り速度が遅
い場合には、前記螺旋管13が下方へたわみ管端
部が既設管14のスケールや汚泥等が付着した管
底に接触するためその前進が妨げられる。また引
張り速度が早過ぎる場合には、螺旋管13を形成
する帯状体131の嵌合もしくは接着された重な
り部に過度の引張り応力がかかり、該部が外れる
場合がある。
このようにワイヤー41にて引張る方法ではそ
の引張り加減が非常に難かしいという問題がある
上に、既設管14が少し曲がつている場合には、
管壁に接触させることなく螺旋管13を誘導する
ことは不可能である。
の引張り加減が非常に難かしいという問題がある
上に、既設管14が少し曲がつている場合には、
管壁に接触させることなく螺旋管13を誘導する
ことは不可能である。
(問題点を解決するための手段)
この発明は上述の問題点に鑑み、製造する螺旋
管の管軸方向にガイド用線材を設け、この線材に
螺旋管のサポート治具を遊貫状態で挿通してお
き、製造される螺旋管の端部内面にサポート治具
を押圧取着することにより、螺旋管を先端部分に
おいてサポート治具でガイド用線材に回動前進可
能に支持して、螺旋管を管軸方向に一致させて誘
導しながら製造でき、管外周面にいかなる物体を
も接触させることなく、また管体に不必要な負荷
をかけることなく極めて円滑に螺旋管を製造でき
るものである。
管の管軸方向にガイド用線材を設け、この線材に
螺旋管のサポート治具を遊貫状態で挿通してお
き、製造される螺旋管の端部内面にサポート治具
を押圧取着することにより、螺旋管を先端部分に
おいてサポート治具でガイド用線材に回動前進可
能に支持して、螺旋管を管軸方向に一致させて誘
導しながら製造でき、管外周面にいかなる物体を
も接触させることなく、また管体に不必要な負荷
をかけることなく極めて円滑に螺旋管を製造でき
るものである。
(作用)
この発明では、サポート治具をガイド用線材に
遊貫状態で挿通させているので、サポート治具は
ガイド用線材に対して回動前進が可能となつてお
り、螺旋管が製造されるときの回動前進の推進力
がそのままサポート治具に伝わり、ガイド用線材
に対して回動前進可能に支持することができ、螺
旋管を管軸方向に誘導しながら製造できるように
なつている。
遊貫状態で挿通させているので、サポート治具は
ガイド用線材に対して回動前進が可能となつてお
り、螺旋管が製造されるときの回動前進の推進力
がそのままサポート治具に伝わり、ガイド用線材
に対して回動前進可能に支持することができ、螺
旋管を管軸方向に誘導しながら製造できるように
なつている。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第1図はこの発明の方法により螺旋管をつくり
ながら既設老朽管内に誘導挿入するところを示し
た説明図であり、11はサポート治具、12はガ
イド用線材、13は螺旋管、14は既設老朽管、
132は製管機を示す。
ながら既設老朽管内に誘導挿入するところを示し
た説明図であり、11はサポート治具、12はガ
イド用線材、13は螺旋管、14は既設老朽管、
132は製管機を示す。
第2図は第1図をA,A面で切断した拡大断面
図であり、111は支持腕、112は通孔を示
す。
図であり、111は支持腕、112は通孔を示
す。
製管機132(但し内部構造については本発明
とは直接関係ないので図示せず)をマンホール1
5内に設置した後、サポート治具11にその通孔
112を介して遊具したガイド用線材12を老朽
既設管14の管軸及び製管機132の成形口13
3の中心を通るようにマンホール15,16間に
張架させる。
とは直接関係ないので図示せず)をマンホール1
5内に設置した後、サポート治具11にその通孔
112を介して遊具したガイド用線材12を老朽
既設管14の管軸及び製管機132の成形口13
3の中心を通るようにマンホール15,16間に
張架させる。
ガイド用線材12としてはワイヤーロープ等が
好適に用いられるが、多少の荷重がかかつてもた
わむことのないように充分に張る必要がある。
好適に用いられるが、多少の荷重がかかつてもた
わむことのないように充分に張る必要がある。
地上より帯状体131を製管機132に供給し
て螺旋管13の製造を開始した後に、前記螺旋管
13の管端内周面に前記サポート治具11を押圧
支持させる。この際通孔112の中心すなわちガ
イド用線材12の中心を螺旋管13の管軸に一致
させる必要がある。サポート治具11は、第2図
にその一例を図示したように、中心に通孔112
が穿設され、放射状に三方向に等間隔で支持腕1
11が設けられている。
て螺旋管13の製造を開始した後に、前記螺旋管
13の管端内周面に前記サポート治具11を押圧
支持させる。この際通孔112の中心すなわちガ
イド用線材12の中心を螺旋管13の管軸に一致
させる必要がある。サポート治具11は、第2図
にその一例を図示したように、中心に通孔112
が穿設され、放射状に三方向に等間隔で支持腕1
11が設けられている。
通孔112の内周にボールベアリング114が
設けられていると、前記支持腕111がガイド用
線材12に沿つてより一層円滑に回転・前進する
ことができる。
設けられていると、前記支持腕111がガイド用
線材12に沿つてより一層円滑に回転・前進する
ことができる。
支持腕111には管内周面を直接押圧するアー
ム115が伸縮自在に取り付けられ、締付具11
3により締付け自在とされている。
ム115が伸縮自在に取り付けられ、締付具11
3により締付け自在とされている。
図示はしていないが、支持腕111内にスプリ
ングを挿入し、該スプリングによりアーム115
が管内周面を押圧する構造を有するものも好適に
用いられる。
ングを挿入し、該スプリングによりアーム115
が管内周面を押圧する構造を有するものも好適に
用いられる。
このように製管直後の螺旋管13の管端内周面
にサポート治具11を押圧支持させると、製造に
よる推進力により前記螺旋管13はガイド用線材
12に沿つて前進する。こうして螺旋管13は老
朽既設管14の内周面に全く接触することなくス
ムーズに挿入される。ガイド用線材12は鋼材で
もよく、老朽既設管が大きな曲率半径を有する曲
管の場合には、同じ曲率半径を有した鋼材を前記
曲管の管軸に一致するように固定することにより
螺旋管は自身の可変範囲内において直進ばかりで
なく曲進することもできる。
にサポート治具11を押圧支持させると、製造に
よる推進力により前記螺旋管13はガイド用線材
12に沿つて前進する。こうして螺旋管13は老
朽既設管14の内周面に全く接触することなくス
ムーズに挿入される。ガイド用線材12は鋼材で
もよく、老朽既設管が大きな曲率半径を有する曲
管の場合には、同じ曲率半径を有した鋼材を前記
曲管の管軸に一致するように固定することにより
螺旋管は自身の可変範囲内において直進ばかりで
なく曲進することもできる。
以上のようにこの発明の方法は内周面にスケー
ルや汚泥等が付着し、その接触摩擦により新管を
挿入することが困難な老朽既設管を螺旋管により
更生する場合に特に有効であるが、工場の製造現
場においてもこの方法は有効である。
ルや汚泥等が付着し、その接触摩擦により新管を
挿入することが困難な老朽既設管を螺旋管により
更生する場合に特に有効であるが、工場の製造現
場においてもこの方法は有効である。
(発明の効果)
以上の如く、この発明によれば、極めて安価で
しかも簡易な装置で、管外周面にいかなる物体を
も接触させることなく螺旋管を円滑に誘導しなが
ら製造することができる。
しかも簡易な装置で、管外周面にいかなる物体を
も接触させることなく螺旋管を円滑に誘導しなが
ら製造することができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す説明図、第
2図は第1図をA,A面で切断した拡大断面図、
第3図及び第4図は従来の方法の一例を示す説明
図である。 11……サポート治具、12……ガイド用線
材、13……螺旋管、14……老朽既設管、13
2……製管機、111……支持腕、112……通
孔。
2図は第1図をA,A面で切断した拡大断面図、
第3図及び第4図は従来の方法の一例を示す説明
図である。 11……サポート治具、12……ガイド用線
材、13……螺旋管、14……老朽既設管、13
2……製管機、111……支持腕、112……通
孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 帯状体を螺旋状に巻いて重なり合う両縁部を
嵌合もしくは接着することにより螺旋管を製造す
るに当たり、管内周面を着脱自在に押圧すること
のできる複数の支持腕と中心部に通孔とを有して
なるサポート治具を、前記通孔を介して前記螺旋
管の管軸方向に設けられたガイド用線材に遊貫さ
せた状態で、製造開始の螺旋管の管端内周面に、
前記通孔の中心が該管軸と一致するように押圧支
持させ、製造による推進力を利用して前記螺旋管
を前記ガイド用線材に沿つて誘導せしめることを
特徴とする螺旋管の製造方法。 2 ガイド用線材が張架されたワイヤーロープで
ある特許請求の範囲第1項記載の螺旋管の製造方
法。 3 通孔内周面にベアリングが設けられている特
許請求の範囲第1項記載の螺旋管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60257396A JPS62116130A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 螺旋管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60257396A JPS62116130A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 螺旋管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116130A JPS62116130A (ja) | 1987-05-27 |
JPH0588179B2 true JPH0588179B2 (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=17305804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60257396A Granted JPS62116130A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 螺旋管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62116130A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0688256B2 (ja) * | 1988-05-02 | 1994-11-09 | 積水化学工業株式会社 | 既設管のライニング工法 |
US5778936A (en) * | 1996-07-30 | 1998-07-14 | Danby Of North America | Full flow winding machine |
JP5286183B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2013-09-11 | 積水化学工業株式会社 | 更生管の製管方法 |
CN103727933B (zh) * | 2014-01-01 | 2016-06-29 | 中国二十二冶集团有限公司 | 管道安装中心定位装置及其定位方法 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP60257396A patent/JPS62116130A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62116130A (ja) | 1987-05-27 |
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