JPH0588075A - 焦点調節装置 - Google Patents

焦点調節装置

Info

Publication number
JPH0588075A
JPH0588075A JP3276787A JP27678791A JPH0588075A JP H0588075 A JPH0588075 A JP H0588075A JP 3276787 A JP3276787 A JP 3276787A JP 27678791 A JP27678791 A JP 27678791A JP H0588075 A JPH0588075 A JP H0588075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
focus detection
lens
area
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3276787A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Moriyama
啓二 守山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP3276787A priority Critical patent/JPH0588075A/ja
Publication of JPH0588075A publication Critical patent/JPH0588075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Abstract

(57)【要約】 【目的】連続焦点調節モード時に焦点検出領域内の複数
の被写体の中から撮影者の意図する被写体を正確に補捉
して撮影レンズを駆動する焦点調節装置を提供する。 【構成】焦点検出領域内に設定された複数のスポット領
域の中から、視線検出手段2で検出された視線位置に最
も近いスポット領域を選択する選択手段3と、連続焦点
調節モードが選択された直後の初回のレンズ駆動時に
は、選択手段3で選択されたスポット領域内の被写体に
ピントが合うように撮影レンズを駆動し、それ以後のレ
ンズ駆動時には、焦点検出領域内のすべての被写体の中
で、前回の焦点検出結果の被写体距離に最も近い距離に
ある被写体にピントが合うように撮影レンズを駆動する
駆動手段4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの焦点調節装置に
関し、特に、連続焦点調節モード時に焦点検出領域内の
複数の被写体の中から意図する被写体を選択して撮影レ
ンズの焦点調節を行なうものである。
【0002】
【従来の技術】焦点検出操作中は繰り返し焦点検出を行
ない、その焦点検出結果に基づいて常に被写体にピント
が合うように撮影レンズを駆動し続ける連続焦点調節モ
ード(以下、コンティニュアスAFモードと呼ぶ)が選
択された場合、焦点検出領域内の複数の被写体の中から
前回の焦点検出結果の被写体距離に最も近い距離にある
被写体にピントが合うように撮影レンズを駆動する焦点
調節装置が知られている(例えば、特開昭62−476
12号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の焦点調節装置では、焦点検出領域内の選択さ
れた被写体が撮影者の意図する被写体と一致しないこと
があり、その場合、焦点検出操作を中止して初めからや
り直さなければならないという問題がある。
【0004】例えば、初回のレンズ駆動時に焦点検出領
域内の最も至近距離に存在する被写体を選択する場合、
初回に補捉された被写体がその後に移動しても、次回の
焦点検出では、初回の焦点検出結果の被写体距離に最も
近い距離にある被写体が選択され、その被写体にピント
が合うように撮影レンズが駆動される。この結果、コン
ティニュアスAFモードでは、初回に補捉された被写
体、すなわち初回の焦点検出時に最も至近距離にあった
被写体に対してその後も常にピントが合うように撮影レ
ンズが駆動される。ここで、初回に補捉された被写体が
撮影者の意図した被写体であればよいが、そうでない場
合は、いったん途中で焦点検出操作を中止して初めから
やり直さなければならない。
【0005】また、例えば、初回のレンズ駆動時に焦点
検出領域内の撮影画面中央に存在する被写体を選択する
場合、コンティニュアスAFモードにおける初回の焦点
検出時に、必ず意図する被写体が画面中央に位置するよ
うに構図を設定しなければならず、操作性に難点があ
る。
【0006】本発明の目的は、連続焦点調節モード時
に、焦点検出領域内の複数の被写体の中から撮影者の意
図する被写体を正確に補捉して撮影レンズを駆動する焦
点調節装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、撮影画
面内に所定の幅の焦点検出領域を有する焦点検出手段1
で撮影レンズの焦点調節状態を繰り返し検出し、その焦
点検出結果に基づいて撮影レンズを駆動し続ける連続焦
点調節モードを有した焦点調節装置に適用される。そし
て、撮影者の視線位置を検出する視線検出手段2と、焦
点検出領域内に設定された複数のスポット領域の中か
ら、視線検出手段2で検出された視線位置に最も近いス
ポット領域を選択する選択手段3と、連続焦点調節モー
ドが選択された直後の初回のレンズ駆動時には、選択手
段3で選択されたスポット領域内の被写体にピントが合
うように撮影レンズを駆動し、それ以後のレンズ駆動時
には、焦点検出領域内のすべての被写体の中で、前回の
焦点検出結果の被写体距離に最も近い距離にある被写体
にピントが合うように撮影レンズを駆動する駆動手段4
とを備え、これにより、上記目的を達成する。
【0008】
【作用】選択手段3が、焦点検出領域内に設定された複
数のスポット領域の中から、視線検出手段2で検出され
た視線位置に最も近いスポット領域を選択し、駆動手段
4が、連続焦点調節モードが選択された直後の初回のレ
ンズ駆動時には、選択手段3で選択されたスポット領域
内の被写体にピントが合うように撮影レンズを駆動し、
それ以後のレンズ駆動時には、焦点検出領域内のすべて
の被写体の中で、前回の焦点検出結果の被写体距離に最
も近い距離にある被写体にピントが合うように撮影レン
ズを駆動する。
【0009】
【実施例】図2は、一実施例の一眼レフレックスカメラ
の構成を示すブロック図である。図において、100は
撮影レンズ、200は焦点検出光学系、301は主ミラ
ー、302はサブミラー、401は焦点板、402はペ
ンタダハプリズム、504は接眼レンズ、0は撮影レン
ズ100の光軸である。撮影レンズ100を通過した被
写体からの光束の一部は、主ミラー301で反射され、
焦点板401,ペンタダハプリズム402および接眼レ
ンズ504から成るファインダー光学系によって撮影者
眼球600へ導かれる。
【0010】また、501は赤外照明光源、502は半
透過性の光分割器、503は集光レンズ、505は光電
変換器であり、上記接眼レンズ504とともに視線検出
光学系500を構成する。なお、接眼レンズ504内に
は、例えば赤外光を反射するダイクロイックミラーのよ
うな光分割器が設けられている。赤外照明光源501を
発した光束は、光分割器502を透過し、集光レンズ5
03を経て接眼レンズ504内の光分割器で反射され、
上述した被写体からの光束とほぼ平行にファインダー光
路に沿って撮影者眼球600へ射出される。撮影者眼球
600で反射された光は、接眼レンズ504内の光分割
器で反射され、集光レンズ503を経て光分割器502
で反射され、光電変換器505へ導かれる。撮影者眼球
600からの反射光(プルキンエ像)の位置を光電変換
器505によって検出し、撮影者の視線位置を検出す
る。この検出方法は、特開平1−241511号公報に
開示されているので詳細な説明を省略する。
【0011】さらに、700は、マイクロコンピュータ
およびその周辺部品から構成される制御回路であり、後
述する制御プログラムを実行して焦点検出演算,スポッ
ト領域選択,焦点調節制御などを行なう。800は駆動
回路であり、制御回路700からの撮影レンズ100の
駆動方向および駆動量信号に従ってレンズモータ900
を駆動する。
【0012】図3は、焦点検出光学系の基本原理を示す
図である。図において、10は撮影レンズ100の射出
瞳、20は、撮影レンズ100のフィルム面と共役な予
定焦点面(第1次結像面)、30は視野マスク、40は
コンデンサーレンズ、50は絞りマスク、60は再結像
レンズ、70は光電変換素子アレイである。予定焦点面
20の近傍に配置される視野マスク30は、撮影画面内
に焦点検出領域を設定するための開口を有しており、こ
の開口を通過した光束が焦点検出用光束となる。撮影レ
ンズ100を通過し、さらに主ミラー301を通過して
サブミラー302で反射された被写体からの一部の光束
は、この視野マスク30の開口を通過し、焦点検出用光
束としてコンデンサーレンズ40へ導かれる。コンデン
サーレンズ40を通過した光束は、絞りマスク50の開
口51,52によってさらに不要光束が制限される。な
お、絞りマスク50の開口51,52は、コンデンサー
レンズ40を介して射出瞳10の領域11,12と共役
関係にある。絞りマスク50の開口51,52を通過し
た光束は、再結像レンズ60のレンズ部61,62によ
って光電変換素子アレイ70の一対の受光部71,72
上に導かれ、一対の被写体の第2次像として再結像され
る。これらの第2次像の相対的な位置ずれ量に基づい
て、撮影レンズ100の焦点調節状態、すなわち撮影レ
ンズ100の結像面と予定焦点面20との光軸上の距離
に対応するデフォーカス量が検出される。
【0013】図4は、一実施例の焦点検出光学系200
の斜視図である。なお、図3と同様な機器に対しては同
符号を付して説明を省略する。この実施例では、撮影画
面の長辺方向(水平方向)に3つの焦点検出領域を設定
し、各焦点検出領域ごとに上述した焦点検出光学系が設
けられる。なお、中央の焦点検出領域は撮影レンズ10
0の光軸0を含む。
【0014】図5は、図4に示す焦点検出光学系200
の撮影画面(予定焦点面20)の図である。視野マスク
30によって設定された3つの焦点検出領域T0,T
1,T2は、撮影画面の長辺方向に所定の幅を有してお
り、境界部分が互いに重なるように配置される。また、
各焦点検出領域T0,T1,T2の中央に、スポット領
域S0,S1,S2を設定する。
【0015】図6は、焦点検出光学系の他の実施例を示
す斜視図、図7は、その撮影画面の図である。なお、上
述した図4,図5に示す焦点検出光学系200を構成す
る機器と異なる形状であっても、同じ機能を有する機器
に対しては同符号にAを付けて表す。この実施例では、
撮影画面の長辺方向(水平方向)および短辺方向(垂直
方向)に成分を有した十字型焦点検出領域が視野マスク
30Aにより画面中央に設定される。これら撮影画面の
長辺方向および短辺方向の各焦点検出領域に対応した焦
点検出光学系は、撮影レンズ100の光軸0上で交差す
るように配置される。なお13,14は、撮影画面短辺
方向(垂直方向)の焦点検出光学系に対応する撮影レン
ズ100の射出瞳10の領域である。この十字型焦点検
出領域には、図7に示すように5つのスポット領域SA0
〜SA4を設定する。
【0016】図8は、焦点検出光学系の他の実施例を示
す斜視図、図9は、その撮影画面の図である。なお、上
述した図4,図5に示す焦点検出光学系200を構成す
る機器と異なる形状であっても、同じ機能を有する機器
に対しては同符号にBを付けて表す。また図8では、予
定焦点面は、視野マスクと一致しているので図示を省略
する。この実施例では、撮影画面の長辺方向(水平方
向)に3つの十字型焦点検出領域が視野マスク30Bに
より設定される。なお、中央の十字型焦点検出領域は撮
影レンズ100の光軸0を含む。また、3つの十字型焦
点検出領域の中の画面長辺方向の各焦点検出領域は、重
ならないように設定する。これら3つの十字型焦点検出
領域には、図9に示すように11個のスポット領域SB0
〜SB10を設定する。
【0017】図10は、制御回路700で実行される制
御プログラム例を示すフローチャートである。このフロ
ーチャートにより、動作を説明する。制御回路700
は、不図示の焦点調節モード選択スイッチによってコン
ティニュアスAFモードが選択されると、このプログラ
ムの実行を開始する。実行開始後のステップS1で、初
期状態にリセットした後、ステップS2で、不図示のシ
ャッターレリーズ半押しスイッチSW1がオンしている
か否かを判別し、スイッチSW1がオンしていればステ
ップS3へ進み、そうでなければステップS1へ戻る。
ステップS3では、上述した視線検出光学系500によ
って撮影者の視線位置を検出する。なおこの視線位置の
検出は、撮影者が所定時間以上にわたって同じ位置また
は領域を注視したときに、その点または領域を視線位置
と判定する。つまり、撮影時に撮影者の注視している点
または領域には、撮影者が意図する被写体が存在する。
【0018】ステップS4で、検出された視線位置また
は領域に最も近いスポット領域を選択し、続くステップ
S5で、不図示のファイダー内の表示器によって選択さ
れたスポット領域を表示する。なおこれ以後、撮影者が
視線を動かしてもスポット領域を変更しない。次にステ
ップS6で、スイッチSW1により引続いてシャッター
レリーズボタンが半押しされているか否かを判別し、半
押しされていればステップS7へ進み、そうでなければ
ステップS1へ戻る。ここで撮影者は、選択されたスポ
ット領域の表示を確認し、意図する被写体が存在する領
域であればそのままシャッターレリーズボタンを半押し
状態にし、そうでなければいったんシャッターレリーズ
ボタンを解放して上記スポット領域の選択をやり直すこ
とができる。ステップS7では、上述した焦点検出光学
系200(200A,200B)によって選択されたス
ポット領域の焦点検出を行ない、デフォーカス量を算出
する。ステップS8で、算出されたデフォーカス量に基
づいて撮影レンズ100の駆動量を算出し、駆動回路8
00を制御して撮影レンズ100を選択されたスポット
領域の被写体に合焦させる。
【0019】ステップS9で、スイッチSW1によりシ
ャッターレリーズボタンが半押しされているか否かを判
別し、半押しされていればステップS10へ進み、そう
でなければステップS1へ戻る。ステップS10では、
不図示のシャッターレリーズ全押しスイッチSW2がオ
ンしているか否かを判別し、オンしていればステップS
17へ進み、そうでなければステップS11へ進む。コ
ンティニュアスAFモードが選択された直後の初回のレ
ンズ駆動時に、撮影者の意図するスポット領域の被写体
に撮影レンズ100が合焦した時点で、シャッターレリ
ーズがなされなければステップS11で、焦点検出領域
をスポット領域から全領域に拡大し、続くステップS1
2で、選択スポット領域の表示を停止する。そしてステ
ップS13で、全焦点検出領域の中で前回の焦点検出結
果の被写体距離に最も近い距離にある被写体に対する焦
点検出を行ない、デフォーカス量を算出する。続くステ
ップS14で、算出されたデフォーカス量に基づいて撮
影レンズ100の駆動量を算出し、駆動回路800を制
御して撮影レンズ100を選択された被写体に合焦させ
る。
【0020】ステップS15で、ふたたびスイッチSW
1によりシャッターレリーズボタンが半押しされている
か否かを判別し、半押しされていればステップS16へ
進み、そうでなければステップS1へ戻る。ステップS
16で、スイッチSW2によりシャッターレリーズボタ
ンが全押しされているか否かを判別し、全押しされてい
ればステップS17へ進み、そうでなければステップS
13へ戻る。ステップS17では、不図示のシャッター
を駆動して撮影を行ない、続くステップS18で、フィ
ルムの駒送りを行なった後、ステップS1へ戻る。
【0021】図11は、上記実施例のカメラのファイン
ダー画面を示す図である。なお、ここでは、図6,7に
示す焦点検出光学系を備えたカメラを例に上げて説明す
る。今、撮影画面内には、カメラに近い側から木a,車
b,山cの3つの被写体があり、撮影者の意図する被写
体は車bであるとする。まず図11(A)に示すよう
に、コンティニュアスAFモードが選択された直後の初
回の焦点検出時に、撮影者が所定時間以上車bを注視す
ると撮影者の車bへの視線が検出され、その視線位置に
最も近い位置にある左端のスポット領域SA1が選択さ
れ、その領域の表示器が点灯する。そして、そのスポッ
ト領域SA1の被写体、すなわち車bにピントが合うよう
に撮影レンズ100が駆動される。次にこの状態でシャ
ッターレリーズがなされないと、図11(B)に示すよ
うに、焦点検出領域がスポット領域SA1から十字型全領
域に拡大され、選択スポット領域SA1の表示器が消灯さ
れる。それ以後の焦点調節では、前回の焦点検出結果の
被写体距離に最も近い距離にある被写体にピントが合う
ように撮影レンズ100が駆動されるので、初回に補捉
された車bに対して引続きピントが合うように撮影レン
ズ100が駆動される。
【0022】このように、コンティニュアスAFモード
が選択された直後の初回のレンズ駆動時に、撮影者の視
線位置を検出し、その視線位置に最も近い位置にあるス
ポット領域の被写体にピントが合うように撮影レンズを
駆動するようにした。また、それ以後のレンズ駆動は、
前回の焦点検出結果の被写体距離に最も近い距離にある
被写体にピントが合うように撮影レンズが駆動されるの
で、コンティニュアスAFモードにおいて撮影者の意図
する被写体を正確に補捉することができる。
【0023】なお、焦点検出領域および焦点検出光学系
の配置,スポット領域の個数およびその配置は、上記実
施例に限定されない。また、撮影者の視線を検出する方
法は、上記実施例に限定されない。
【0024】上記実施例では、検出された撮影者の視線
位置に基づいてスポット領域を選択するようにしたが、
スポット領域の選択方法は上記実施例に限定されなく、
カメラにスポット領域を選択するためのスイッチを設け
て選択してもよい。
【0025】上記実施例では、TTL位相差検出方式の
焦点検出手段を備えた焦点調節装置を例に上げて説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されなく、パッシブ型
三角測量方式の焦点検出装置にも応用することができ
る。
【0026】以上の実施例の構成において、焦点検出光
学系200,200A,200Bおよび制御回路700
が焦点検出手段を、制御回路700,駆動回路800お
よびレンズモータ900が駆動手段を、制御回路700
が選択手段を、視線検出光学系500が視線検出手段を
それぞれ構成する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続焦点調節モードが選択された直後の初回のレンズ駆動
時には、焦点検出領域内に設定された複数のスポット領
域の中から撮影者の視線位置に最も近いスポット領域内
の被写体にピントが合うように撮影レンズを駆動し、そ
れ以後のレンズ駆動時には、焦点検出領域内のすべての
被写体の中で、前回の焦点検出結果の被写体距離に最も
近い距離にある被写体にピントが合うように撮影レンズ
を駆動するようにしたので、連続焦点調節モードにおい
て撮影者の意図する被写体を正確に補捉することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】一実施例の一眼レフレックスカメラの構成を示
すブロック図。
【図3】焦点検出光学系の基本原理を示す図。
【図4】一実施例の焦点検出光学系の斜視図。
【図5】図4に示す焦点検出光学系の撮影画面の図。
【図6】焦点検出光学系の他の実施例を示す斜視図。
【図7】図6に示す焦点検出光学系の撮影画面の図。
【図8】焦点検出光学系の他の実施例を示す斜視図。
【図9】図8に示す焦点検出光学系の撮影画面の図。
【図10】焦点調節制御プログラム例を示すフローチャ
ート。
【図11】実施例のカメラのファインダー画面を示す
図。
【符号の説明】
1 焦点検出手段 2 視線検出手段 3 選択手段 4 駆動手段 100 撮影レンズ 200,200A,200B 焦点検出光学系 500 視線検出光学系 501 赤外照明光源 502 光分割器 503 集光レンズ 504 接眼レンズ 505 光電変換器 600 撮影者眼球 700 制御回路 800 駆動回路 900 レンズモータ S0〜S2,SA1〜SA4,SB0〜SB10 スポット領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影画面内に所定の幅の焦点検出領域を有
    する焦点検出手段で撮影レンズの焦点調節状態を繰り返
    し検出し、その焦点検出結果に基づいて前記撮影レンズ
    を駆動し続ける連続焦点調節モードを有した焦点調節装
    置において、 撮影者の視線位置を検出する視線検出手段と、 前記焦点検出領域内に設定された複数のスポット領域の
    中から、前記視線検出手段で検出された前記視線位置に
    最も近いスポット領域を選択する選択手段と、 前記連続焦点調節モードが選択された直後の初回のレン
    ズ駆動時には、前記選択手段で選択された前記スポット
    領域内の被写体にピントが合うように前記撮影レンズを
    駆動し、それ以後のレンズ駆動時には、前記焦点検出領
    域内のすべての被写体の中で、前回の焦点検出結果の被
    写体距離に最も近い距離にある被写体にピントが合うよ
    うに前記撮影レンズを駆動する駆動手段とを備えること
    を特徴とする焦点調節装置。
JP3276787A 1991-09-27 1991-09-27 焦点調節装置 Pending JPH0588075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276787A JPH0588075A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 焦点調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276787A JPH0588075A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 焦点調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588075A true JPH0588075A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17574372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3276787A Pending JPH0588075A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 焦点調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0588075A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792395A (ja) * 1993-09-21 1995-04-07 Nec Corp ゴーグル型暗視装置
US5627621A (en) * 1994-06-22 1997-05-06 Olympus Optical Co., Ltd. Camera

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792395A (ja) * 1993-09-21 1995-04-07 Nec Corp ゴーグル型暗視装置
US5627621A (en) * 1994-06-22 1997-05-06 Olympus Optical Co., Ltd. Camera

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04331908A (ja) 自動焦点検出装置
JP4499271B2 (ja) カメラ
JP2632941B2 (ja) カメラ
JPH08271784A (ja) 視線検出機能付き光学機器
JPH10170813A (ja) 焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラ
JPH07199042A (ja) 視線検出機能付カメラ
JPH0588075A (ja) 焦点調節装置
US5737642A (en) Camera having a line-of-sight detecting means
US5576796A (en) Optical apparatus having function to detect visual axis
JP3186212B2 (ja) 視線入力可能なカメラ
JP4054436B2 (ja) 光学装置
JPS6340112A (ja) 自動合焦装置
JPH07301742A (ja) カメラ
JPH07311331A (ja) 視線検出装置を備えるカメラ
JP3184542B2 (ja) カメラ
JPH0651188A (ja) 自動焦点カメラおよび撮影方法
JPH10170814A (ja) 焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラ
JPH04267230A (ja) 視線検出装置を有するカメラ
JP2772593B2 (ja) 望遠鏡機能付きズームカメラ
JP2952953B2 (ja) 自動焦点検出装置を有するカメラ
JP3134440B2 (ja) 視線検出装置付きカメラ
JPH08234273A (ja) 光学機器
JPH06138377A (ja) 焦点検出手段と視線検出手段とを有したカメラ
JPH0915488A (ja) オートフォーカス機能付光学機器及びオートフォーカス機能付カメラ
JPH0529015U (ja) 自動焦点調節カメラ