JPH0915488A - オートフォーカス機能付光学機器及びオートフォーカス機能付カメラ - Google Patents

オートフォーカス機能付光学機器及びオートフォーカス機能付カメラ

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JPH0915488A
JPH0915488A JP18651895A JP18651895A JPH0915488A JP H0915488 A JPH0915488 A JP H0915488A JP 18651895 A JP18651895 A JP 18651895A JP 18651895 A JP18651895 A JP 18651895A JP H0915488 A JPH0915488 A JP H0915488A
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JP
Japan
Prior art keywords
autofocus
eyepiece
detection
mode
switch
Prior art date
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Application number
JP18651895A
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English (en)
Inventor
Shinichi Matsuyama
眞一 松山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 何れのオートフォーカス用の動作モードが選
択されていても、煩雑な操作をすること無しに所望の対
象物に対するピント合わせを可能にする。 【構成】 ワンショットモード時には、スイッチ手段の
操作が為されることによりオートフォーカスを開始し、
サーボモード時には、接眼検出手段10,12,13に
よる接眼検出によりオートフォーカスを開始するオート
フォーカス手段22,23,24,25を設け、サーボ
モード時には、接眼検出結果に基づいてオートフォーカ
スを開始し、観察光学系接眼部を使用者が覗くと、覗い
ている間、見ている観察対象に対し常にピントを合わせ
続け、ワンショットモード時には、スイッチ手段の操作
が為されることによりオートフォーカスを開始し、スイ
ッチ手段が操作されている際に見ていた観察対象に対し
ピントを合わせるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば合焦時にオート
フォーカスを終了するワンショットモードと合焦後も継
続してオートフォーカスを行うサーボモードの二つの動
作モードを有するオートフォーカス手段を備えたオート
フォーカス機能付光学機器やオートフォーカス機能付カ
メラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接眼検出機能を有する光学機器
は、例えば特開平3−192338号にて、接眼を検出
してオートフォーカスを開始するものが提案されてい
る。
【0003】また、例えば特開昭55−115023号
にて、合焦によりオートフォーカスを終了するワンショ
ットモードと、合焦後も継続してオートフォーカスを行
うサーボモードを有するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−192338号で示される上記従来例の場合、接眼
検出時、必ずしも焦点を合せるべき観察対象の方を向い
ているとは限らず、オートフォーカスのモードがワンシ
ョットモードの場合、必要なピント合せが出来ない可能
性があった。
【0005】また、特開昭55−115023号で示さ
れる上記従来例の場合、ワンショットモードとサーボモ
ードを状況等に応じ切り換える場合、別の操作スイッチ
を操作する等の煩雑さが有り、また、サーボモード時に
おいてオートフォーカスを続けさせたい間はスイッチを
押し続けるなどの操作の継続が必要で、更にそれがシャ
ッタレリーズ釦の第1ストロークであった場合は、シャ
ッタレリーズ釦を途中まで押した状態を維持せねばなら
ず、その操作は容易ではなく、使用には慣れを必要とす
る、と言った欠点があった。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、何
れのオートフォーカス用の動作モードが選択されていて
も、煩雑な操作をすること無しに所望の対象物に対して
ピント合わせを行うことのできるオートフォーカス機能
付光学機器及びオートフォーカス機能付カメラを提供す
ることである。
【0007】本発明の第2の目的は、煩雑な操作をする
こと無しに所望の対象物に対してピント合わせを行うこ
とのできるオートフォーカス機能付光学機器及びオート
フォーカス機能付カメラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、複数の動作モード
のうちの一方のモード時には、接眼検出手段による接眼
検出によりオートフォーカスを開始し、他方のモード時
には、接眼検出手段の検出結果に依らずにオートフォー
カスを開始するオートフォーカス手段を設け、複数の動
作モードのうちの一方のモード時には、接眼検出結果に
基づいてオートフォーカスを開始し、観察光学系接眼部
を使用者が覗くと、覗いている間(つまり、例えばスイ
ッチ手段を押し続けることなく)、見ている観察対象に
対し例えば常にピントを合わせ続け、他のモード時に
は、接眼検出手段の検出結果に依らず、例えばスイッチ
手段の操作に応答してオートフォーカスを開始し、スイ
ッチ手段の状態変化時に見ていた観察対象に対し(つま
り、意図して操作された時点の観察対象に対し)ピント
を合わせるようにしている。
【0009】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、動作モードがワンショットモ
ード時には、スイッチ手段の操作が為されることにより
オートフォーカスを開始し、サーボモード時には、接眼
検出手段による接眼検出によりオートフォーカスを開始
するオートフォーカス手段を設け、サーボモード時に
は、接眼検出結果に基づいてオートフォーカスを開始
し、観察光学系接眼部を使用者が覗くと、覗いている間
(つまり、例えばスイッチ手段を押し続けることな
く)、見ている観察対象に対し常にピントを合わせ続
け、ワンショットモード時には、スイッチ手段の操作が
為されることによりオートフォーカスを開始し、スイッ
チ手段が操作されている際に見ていた観察対象に対し
(つまり、意図して操作された時点の観察対象に対し)
ピントを合わせるようにしている。
【0010】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、動作モードのうちの一方のモ
ード時には、接眼検出手段による接眼検出によりオート
フォーカスを開始し、他方のモード時には、接眼検出手
段の検出結果に依らずにオートフォーカスを開始するオ
ートフォーカス手段を設け、複数の動作モードのうちの
一方のモード時には、接眼検出結果に基づいてオートフ
ォーカスを開始し、ファインダ光学系接眼部を使用者が
覗くと、覗いている間(つまり、例えばスイッチ手段を
押し続けることなく)、見ている被写体に対し例えば常
にピントを合わせ続け、他方のモード時には、接眼検出
手段の検出結果に依らず、例えばレリーズ釦の操作に連
動するスイッチ手段の状態変化に応答してオートフォー
カスを開始し、該スイッチ手段の状態変化時に見ていた
被写体に対し(つまり、意図して操作された時点の被写
体に対し)ピントを合わせるようにしている。
【0011】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項4記載の本発明は、動作モードがワンショットモ
ード時には、レリーズ釦の第1ストロークに連動するス
イッチ手段の状態変化によりオートフォーカスを開始
し、サーボモード時には、接眼検出手段による接眼検出
によりオートフォーカスを開始するオートフォーカス手
段を設け、サーボモード時には、接眼検出結果に基づい
てオートフォーカスを開始し、ファインダ光学系接眼部
を使用者が覗くと、覗いている間(つまり、例えばスイ
ッチ手段を押し続けることなく)、見ている被写体に対
し常にピントを合わせ続け、ワンショットモード時に
は、レリーズ釦の第1ストロークに連動するスイッチ手
段の状態変化に応答してオートフォーカスを開始し、該
スイッチ手段の状態変化時に見ていた被写体に対し(つ
まり、意図して操作された時点の被写体に対し)ピント
を合わせるようにしている。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項5記載の本発明は、接眼検出手段による接眼検出
によりオートフォーカスを開始し、スイッチ手段の操作
が為されることによりフォーカス状態を固定するオート
フォーカス手段を設け、接眼検出結果に基づいてオート
フォーカスを開始し、観察光学系接眼部を使用者が覗く
と、覗いている間(スイッチ手段の操作が為されない間
において)、見ている観察対象に対し例えば常にピント
を合わせ続け、その後スイッチ手段の操作が為されるこ
とにより、この際見ていた観察対象に対しピントを合わ
せるようにしている。
【0013】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項6記載の本発明は、接眼検出手段による接眼検出
によりオートフォーカスを開始し、レリーズ釦の第1ス
トロークに連動するスイッチ手段の状態変化によりフォ
ーカス状態を固定するオートフォーカス手段を設け、接
眼検出結果に基づいてオートフォーカスを開始し、ファ
インダ光学系接眼部を使用者が覗くと、覗いている間
(スイッチ手段の状態変化がない間において)、見てい
る被写体に対し例えば常にピントを合わせ続け、その後
スイッチ手段が状態変化することにより、この際見てい
た被写体に対しピントを合わせるようにしている。
【0014】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項7記載の本発明は、接眼検出手段による接眼検出
時には、視線検出手段にて得られる注視位置に基づき有
効な測距点を決定すると共にここでのオートフォーカス
を繰り返し行い、スイッチ手段の操作が為されることに
よりこの時に有効な測距点を固定してここでのオートフ
ォーカスを行うオートフォーカス手段を設け、接眼検出
結果に基づいてオートフォーカスを開始し、観察光学系
接眼部を使用者が覗くと、覗いている間(スイッチ手段
の操作が為されない間において)、使用者が注視してい
る観察対象に対し常にピントを合わせ続け、その後スイ
ッチ手段の操作が為されることにより、この際に使用者
が注視していた観察対象に対しピントを合わせるように
している。
【0015】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項8記載の本発明は、接眼検出手段による接眼検出
時には、視線検出手段にて得られる注視位置に基づき有
効な測距点を決定すること共にオートフォーカスを繰り
返し行い、レリーズ釦の第1ストロークに連動するスイ
ッチ手段の状態変化によりこの時に有効な測距点を固定
してここでのオートフォーカスを行うオートフォーカス
手段を設け、接眼検出結果に基づいてオートフォーカス
を開始し、ファインダ光学系接眼部を使用者が覗くと、
覗いている間(スイッチ手段の状態変化がない間におい
て)、使用者が注視している被写体に対し常にピントを
合わせ続け、その後スイッチ手段が状態変化することに
より、この際に使用者が注視していた被写体に対しピン
トを合わせるようにしている。
【0016】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項9記載の本発明は、接眼検出手段による接眼検出
によりサーボモードにてオートフォーカスを開始し、ス
イッチ手段の操作が為されることによりワンショットモ
ードにてオートフォーカスを開始するオートフォーカス
手段を設け、接眼検出結果に基づいてオートフォーカス
を開始し、観察光学系接眼部を使用者が覗くと、覗いて
いる間(スイッチ手段の操作が為されない間におい
て)、使用者が注視している観察対象に対し常にピント
を合わせ続け、その後スイッチ手段の操作が為されるこ
とにより、この際に使用者が注視していた観察対象に対
しピントを合わせるようにしている。
【0017】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項10記載の本発明は、接眼検出手段による接眼検
出によりサーボモードにてオートフォーカスを開始し、
前記スイッチ手段のオンによりワンショットモードにて
オートフォーカスを開始するオートフォーカス手段を設
け、接眼検出結果に基づいてオートフォーカスを開始
し、ファインダ光学系接眼部を使用者が覗くと、覗いて
いる間(スイッチ手段の状態変化がない間において)、
使用者が注視している被写体に対し常にピントを合わせ
続け、その後スイッチ手段が状態変化することにより、
この際に使用者が注視していた被写体に対しピントを合
わせるようにしている。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例に係るオート
フォーカス機能を具備した光学機器であるところの一眼
レフカメラの要部を示す構成図である。
【0020】図1において、1は撮影レンズ、2はハー
フミラーで構成されたクイックリターンミラー、3はオ
ートフォーカス検出部に光を導くサブミラー、4はフィ
ルム面、5はフォーカシングスクリーン、6はペンタプ
リズム、7は接眼視線検出部にファインダ接眼部よりの
光(赤外光)を導くダイクロイックミラー、8はファイ
ンダ接眼レンズ、9はファインダを覗く使用者の眼であ
る。
【0021】10は接眼視線検出のための照明光源であ
るところの一対の赤外発光ダイオード、11は接眼視線
検出のための結像レンズであって、前記ファインダ接眼
レンズ8とともに接眼視線検出のための結像光学系を構
成する。12は結像レンズ11によって結像される結像
面に略配置される接眼視線検出のためのエリアセンサで
あって、観察光学系接眼部であるファインダ接眼レンズ
8近傍の略ファインダを覗く使用者の眼9の反射像を撮
像する。13は接眼視線検出回路で、赤外発光ダイオー
ド10の点灯,消灯やエリアセンサ12の駆動をマイク
ロコンピュータ22の指示に従い制御し、エリアセンサ
12の画像信号にて得られる前記マイクロコンピュータ
22に与える。
【0022】14は複数の測距領域を決定する視野マス
ク、15はフィールドレンズ、16は各測距領域毎に一
対ずつ有する二次結像レンズ、17は各測距領域毎に一
対ずつラインセンサを有する測距用撮像センサであっ
て、前記視野マスク14から測距撮像センサ17までは
例えば図2に示すように配置され、図3のような撮影画
面上の複数の(この場合3つの)測距領域の測距を可能
にする。18は測距回路で、前記測距用撮像センサ17
の駆動を前記マイクロコンピュータ22の指示に従い制
御し、測距用撮像センサ17にて得られる画像信号をマ
イクロコンピュータ22に与える。
【0023】19はシャッタレリーズ釦、20は前記シ
ャッタレリーズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第
1ストロークでオンするスイッチ(以下、スイッチSW
1と記す)、21は前記シャッタレリーズ釦19の比較
的深い押し下げ量である第2ストロークでオンするレリ
ーズスイッチ(以下、スイッチSW2と記す)である。
つまり、前記シャッタレリーズ釦19を押し下げると先
ずスイッチSW1がオンし、次にスイッチSW2がオン
する。
【0024】前記マイクロコンピュータ22はカメラの
各種の制御を司るものであり、その一つとして、接眼視
線検出回路13を介して赤外発光ダイオード10,エリ
アセンサ12を駆動し、ファインダ接眼部近傍の画像を
得、使用者の目9、特に瞳孔,照明光源である赤外発光
ダイオード10の角膜前面での反射像であるプルキンエ
像等を認識し、その位置関係などから、ファインダ接眼
部に接近した目の有無を検出する接眼検出、或は使用者
の見ている方向を検出する視線検出を行う。その他、測
距回路18を介して測距用撮像センサ17を駆動し、各
測距視野毎に一対の再結像像を得、その相関より、各測
距視野毎に撮影レンズ1の焦点状態を得る。そして、先
の視線検出情報と各測距視野毎の撮影レンズ1の焦点状
態に基づき、撮影レンズ1をレンズ制御回路23を介し
て制御して合焦状態にする視線オートフォーカスを行
う。
【0025】尚、接眼検出については、例えば特開平3
−192338号にて、視線オートフォーカスについて
は、例えば特開平1−241511号にて周知であり、
本発明の要旨ではないので詳細な説明は割愛する。ま
た、カメラの制御としてはその他に、測光,露光制御,
シャッタレリーズ制御,フィルム給送などが必要である
が、これらも本発明の要旨ではないので無視して説明す
る。
【0026】23はレンズ制御回路であり、カメラの制
御を司るマイクロコンピュータ22よりの信号に基づい
て不図示の距離環を駆動し、撮影レンズ1の焦点状況を
変更する。24は不図示の距離環の駆動量をモニタする
ためのパルスエンコーダ、25は不図示の距離環を駆動
するモータであって、前記レンズ制御回路23はパルス
エンコーダ24により駆動量をモニタしながら、前記モ
ータ25をして不図示の距離環を駆動し、撮影レンズ1
の焦点状態を変更する。
【0027】以上の様な構成におけるカメラの動作につ
いて、以下に説明する。
【0028】不図示のモード切換スイッチによりサーボ
モードが選択されていた場合について、図4のフローチ
ャートにより説明する。 [ステップ#101:接眼検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の画像を得、使用者の
目9の画像の特徴の有無から、ファインダを覗く目の有
無を検出する。この検出の結果、目が無いと判別した場
合はこのステップ#101を繰り返す。
【0029】その後、ファインダ接眼部近傍に目がある
と判別した場合はステップ#102に進む。 [ステップ#102:視線検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の目の画像を得、照明
光源である赤外発光ダイオード10の角膜前面での反射
像であるプルキンエ像等を認識し、その位置関係などか
ら、目の回転角を得て、使用者の見ている方向を検出す
る。 [ステップ#103:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状況を得る。 [ステップ#104:合焦判別] 上記ステップ#10
2で得た視線検出情報と上記ステップ#103で得た各
測距視野毎の撮影レンズ1の焦点状態に基づき、合焦か
否か判別する。ここでの判別は、例えば上記ステップ#
102で得た視線検出情報、即ち使用者の見ている位置
に、視野上最も近い測距領域の上記ステップ#103で
得た測距結果で判別する。判別の結果、非合焦であると
判別した場合はステップ#105へ進む。 [ステップ#105:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
上記ステップ#102,#103の結果に基づいて撮影
レンズ1の距離環をレンズ制御回路23を介してモータ
25により駆動し、ステップ#101に戻り、以下同様
の動作を繰り返す。
【0030】その後、上記ステップ#104において合
焦したことを判別すると、ステップ#106へ進む。 [ステップ#106:スイッチSW2の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的深い押し下げ量である第2ス
トロークでオンするスイッチSW2がオンか否かを判別
し、オンでなければステップ#101に戻る。一方、オ
ンであればステップ#107へ進む。 [ステップ#107:レリーズ動作] レリーズ動作や
フィルム巻上げ等一連の撮影動作を行い、その後再びス
テップ#101に戻る。
【0031】次に、不図示のモード切換スイッチにより
ワンショットモードが選択されていた場合について、図
5のフローチャートにより説明する。 [ステップ#111:スイッチ検出] シャッタレリー
ズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第1ストローク
でオンするスイッチSW1がオンか否かを判別し、オン
でなければこのステップ#111を繰り返す。
【0032】その後、スイッチSW1がオンすることに
よりステップ#112に進む。 [ステップ#112:視線検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の使用者の目9の画像
を得、瞳孔,照明光源である赤外発光ダイオード10の
角膜前面での反射像であるプルキンエ像等を認識し、そ
の位置関係などから、目の回転角を得て、使用者の見て
いる方向を検出する。 [ステップ#113:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状態を得る。 [ステップ#114:合焦判定] 上記ステップ#11
2で得た視線検出情報と上記テップ#113で得た各測
距視野毎の撮影レンズ1の焦点状態に基づいて合焦か否
か判別する。ここでの判別は前述したステップ#104
と同様に、例えば上記ステップ#112で得た視線検出
情報、即ち使用者の見ている位置に、視線上最も近い測
距領域の上記ステップ#113で得た測距結果で判別す
る。判別の結果、非合焦と判別した場合はステップ#1
15へ進む。 [ステップ#115:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
上記ステップ#112,#113の結果に基づき、撮影
レンズ1の距離環をレンズ制御回路23を介してモータ
25により駆動し、ステップ#111に戻り、以下同様
の動作を繰り返す。
【0033】その後、上記ステップ#114において合
焦したことを判別すると、ステップ#116へ進む。 「ステップ#116:スイッチSW2の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的深い押し下げ量である第2ス
トロークでオンするスイッチSW2がオンか否かを判別
し、オンでなければステップ#117に進む。 [ステップ#117:スイッチSW1の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第1ス
トロークでオンするスイッチSW1がオンか否かを判別
し、オンで有ればステップ#1163へ戻り、オンでな
ければステップ#111に戻る。
【0034】前記ステップ#116においてスイッチS
W2がオンしたことを判別すると、ステップ#118へ
進む。 [ステップ#118:レリーズ動作] レリーズ動作及
びフィルム巻上げ等一連の撮影動作を行い、その後再び
ステップ#111へ戻る。
【0035】以上の様にサーボモード時には、ファイン
ダ接眼部に目が近づくことを検出して、視線検出と測距
を行い、それらの結果に基づき合焦に向けて動作する視
線オートフォーカスを開始し、ファインダ接眼部から目
が離れるまで、一旦合焦と判別されても繰り返しこの視
線オートフォーカスを行い、ワンショットモード時に
は、スイッチ操作、この場合はシャッタレリーズ釦19
を第1ストロークまで押し下げることで、視線オートフ
ォーカスを開始し、合焦と判別されるまでこの視線オー
トフォーカスを行い、合焦と判別されると該視線オート
フォーカスを終了する。
【0036】(第2の実施例)図6は本発明の第2の実
施例に係る一眼レフカメラの動作を示すフローチャート
であり、以下これに従って説明する。尚、該カメラの構
成は図1と同様であるのでここでは省略する。 [ステップ#201:接眼検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の画像を得、使用者の
目9の画像の特徴の有無から、ファインダを覗く目の有
無を検出する。この結果、目が無いと判別した場合はこ
のステップ#201を繰り返す。
【0037】その後、使用者の目があると判別した場合
はステップ#202へ進む。 [ステップ#202:視線検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の使用者の目9の画像
を得、瞳孔,照明光源である赤外発光ダイオード10の
角膜前面での反射像であるプルキンエ像等を認識し、そ
の位置関係などから、目の回転角を得て、使用者の見て
いる方向を検出する。 [ステップ#203:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状態を得る。 [ステップ#204:合焦判別] 上記ステップ#20
2で得た視線検出情報と上記ステップ#203で得た各
測距視野毎の撮影レンズ1の焦点状態に基づき、合焦か
否か判別する。ここでの判別は、第1の実施例のステッ
プ#104と同様に、例えばステップ#202で得た視
線検出情報、即ち使用者の見ている位置に、視野上最も
近い測距領域のステップ#18で得た測距結果で判別す
る。この判別の結果、非合焦と判別した場合はステップ
#205へ進む。 [ステップ#205:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
上記ステップ#202,#203の結果に基づき、撮影
レンズ1の距離環をレンズ制御回路23を介してモータ
25により駆動する。
【0038】上記ステップ#205の動作が終了した
後、或は、前記ステップ#204にて合焦であることを
判別した場合には、以下のステップ#206へ進む。 [ステップ#206:スイッチSW1の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第1ス
トロークでオンするスイッチSW1がオンか否かを判別
し、オンでなければステップ#201に戻る。
【0039】一方、前記スイッチSW1がオンであれば
ステップ#207へ進む。 [ステップ#207:スイッチSW2の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的深い押し下げ量である第2ス
トロークでオンするスイッチSW2がオンか否かを判別
し、オンで有ればステップ#208へ進み、オンでなけ
ればステップ#206に戻る。 [ステップ#208:レリーズ動作] レリーズ動作及
びフィルム巻上げ等一連の撮影動作を行い、その後再び
ステップ#201に戻る。
【0040】以上の様に、ファインダ接眼部に目が近づ
くことを検出して、視線検出と測距を行い、それらの結
果に基づき合焦に向けて動作する視線オートフォーカス
を開始し、ファインダ接眼部から目が離れるか、スイッ
チ操作、この場合はシャッタレリーズ釦を第1ストロー
クまで押し下げられるまで、一旦合焦と判別しても繰り
返し視線オートフォーカスを行い、スイッチ操作、この
場合はシャッタレリーズ釦を第1ストロークまで押し下
げることで、視線オートフォーカスを終了する。
【0041】(第3の実施例)図7は本発明の第3の実
施例に係る一眼レフカメラの動作を示すフローチャート
であり、以下これに従って説明する。尚、該カメラの構
成は図1と同様であるのでここでは省略する。 [ステップ#301:接眼検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の画像を得、使用者の
目9の画像の特徴の有無から、ファインダを覗く目の有
無を検出する。この結果、目が無いと判別し場合はこの
ステップ#301を繰り返す。
【0042】その後、使用者の目があると判別した場合
はステップ#302に進む。 [ステップ#302:視線検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の使用者の目9の画像
を得、瞳孔,照明光源である赤外発光ダイオード10の
角膜前面での反射像であるプルキンエ像等を認識し、そ
の位置関係などから、目の回転角を得て、使用者の見て
いる方向を検出する。 [ステップ#303:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状態を得る。 [ステップ#304:合焦判別] 上記ステップ#30
2で得た視線検出情報と上記ステップ#303で得た各
測距視野毎の撮影レンズ1の焦点状態に基づき、合焦か
否か判別する。ここでの判別は、第1の実施例のステッ
プ#104と同様に、例えばステップ#302で得た視
線検出情報、即ち使用者の見ている位置に、視野上最も
近い測距領域の上記ステップ#303で得た測距結果に
て判別する。この結果、非合焦と判別した場合はステッ
プ#305へ進む。 [ステップ#305:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
ステップ#302,#303の結果に基づき、撮影レン
ズ1の距離環をレンズ制御回路23を介してモータ25
により駆動する。
【0043】上記ステップ#305の動作が終了した
後、或は、前記ステップ#304にて合焦であることを
判別した場合には、以下のステップ#306へ進む。 [ステップ#306:スイッチSW1の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第1ス
トロークでオンするスイッチSW1がオンか否かを判別
し、オンでなければステップ#301に戻る。
【0044】一方、前記スイッチSW1がオンであれば
ステップ#307へ進む。 [ステップ#307:視線検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の使用者の目9の画像
を得、瞳孔,照明光源である赤外発光ダイオード10の
角膜前面での反射像であるプルキンエ像等を認識し、そ
の位置関係などから、目の回転角を得て、使用者の見て
いる方向を検出する。 [ステップ#308:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状態を得る。 [ステップ#309:合焦判別] 上記ステップ#30
7で得た視線検出情報と上記ステップ#308で得た各
測距視野毎の撮影レンズ1の焦点状態に基づき、合焦か
否か判別する。ここでの判別は、第1の実施例のステッ
プ#104と同様に、例えばステップ#307で得た視
線検出情報、即ち使用者の見ている位置に、視野上最も
近い測距領域の上記ステップ#308で得た測距結果に
て判別する。この結果、非合焦と判別した場合はステッ
プ#310へ進む。 [ステップ#310:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
ステップ#307,#308の結果に基づき、撮影レン
ズ1の距離環をレンズ制御回路23を介してモータ25
により駆動し、ステップ#306に戻る。
【0045】その後、上記ステップ#309において合
焦と判別した場合には、ステップ#311へ進む。 [ステップ#311:スイッチSW2の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的深い押し下げ量である第2ス
トロークでオンするスイッチSW2がオンか否かを判別
し、オンでなければステップ#312に進む。 [ステップ#312:スイッチSW1の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第1ス
トロークでオンするスイッチSW1がオンか否かを判別
し、オンで有ればステップ#311へ戻り、オンでなけ
ればステップ#301に戻る。
【0046】上記ステップ#311においてスイッチS
W2がオンしたことを判別すると、ステップ#313へ
進む。 [ステップ#313:レリーズ動作] レリーズ動作及
びフィルム巻上げ等一連の撮影動作を行い、その後再び
ステップ#301に進む。
【0047】以上の様に、ファインダ接眼部に目が近づ
くことを検出して、視線検出と測距を行い、それらの結
果に基づき合焦に向けて動作する視線オートフォーカス
を開始し、ファインダ接眼部から目が離れるか、スイッ
チ操作、この場合はシャッタレリーズ釦を第1ストロー
クまで押し下げられるまで、一旦合焦と判別しても繰り
返し視線オートフォーカスを行い、スイッチ操作、この
場合はシャッタレリーズ釦を第1ストロークまで押し下
げることで、視線オートフォーカスを終了する。
【0048】(第4の実施例)図8は本発明の第4の実
施例に係る一眼レフカメラの動作を示すフローチャート
であり、以下これに従って説明する。尚、該カメラの構
成は図1と同様であるのでここでは省略する。 [ステップ#401:接眼検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の死傷者の目9の画像
を得、目の画像の特徴の有無から、ファインダを覗く目
の有無を検出する。この結果、目が無いと判別した場合
はこのステップ#401を繰り返す。
【0049】その後、使用者の目があると判別した場合
はステップ#402に進む。 [ステップ#402:視線検出] 赤外発光ダイオード
10,エリアセンサ12を接眼視線検出回路13を介し
て駆動し、ファインダ接眼部近傍の使用者の目9の画像
を得、瞳孔,照明光源である赤外発光ダイオード10の
角膜前面での反射像であるプルキンエ像等を認識し、そ
の位置関係などから、目の回転角を得て、使用者の見て
いる方向を検出する。 [ステップ#403:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状態を得る。 [ステップ#404:合焦判別] 上記ステップ#40
2で得た視線検出情報と上記ステップ#403で得た各
測距視野毎の撮影レンズ1の焦点状態に基づき、合焦か
否か判別する。ここでの判別は、第1の実施例のステッ
プ#104と同様に、例えば上記ステップ#402で得
た視線検出情報、即ち使用者の見ている位置に、視野上
最も近い測距領域の上記ステップ#403で得た測距結
果で判別する。この結果、非合焦と判別した場合はステ
ップ#405へ進む。 [ステップ#405:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
ステップ#402,#403の結果に基づき、撮影レン
ズ1の距離環をレンズ制御回路23を介してモータ25
により駆動する。
【0050】上記ステップ#405の動作が終了した
後、或は、前記ステップ#404にて合焦であることを
判別した場合には、以下のステップ#406へ進む。 [ステップ#406:スイッチSW1の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的浅い押し下げ量である第1ス
トロークでオンするスイッチSW1がオンか否かを判別
し、オンでなければステップ#401に戻る。
【0051】一方、前記スイッチSW1がオンであれば
ステップ#407へ進む。 [ステップ#407:測距] 測距回路18を介して測
距用撮像センサ17を駆動し、各測距視野毎に一対の再
結像像を得、その相関より、各測距視野毎に撮影レンズ
1の焦点状態を得る。 [ステップ#408:合焦判別] 一番最後に上記ステ
ップ#402を実行したときに得た視線検出情報と上記
ステップ#407で得た各測距視野毎の撮影レンズ1の
焦点状態に基づき、合焦か否か判別する。ここでの判別
は、第1の実施例のステップ#104と同様に、例えば
一番最後に上記ステップ#402を実行したときに得た
視線検出情報、即ち、シャッタレリーズ釦19の比較的
浅い押し下げ量である第1ストロークでオンするスイッ
チSW1がオンする直前の使用者が見ていた位置に、視
野上最も近い測距領域の上記ステップ#407で得た測
距結果で判別する。この結果、非合焦と判別した場合は
ステップ#409へ進む。 [ステップ#409:レンズ駆動] 合焦状態にすべく
一番最後に実行した上記ステップ#403と上記ステッ
プ#407の結果に基づき、撮影レンズ1の距離環をレ
ンズ制御回路23を介してモータ25により駆動し、ス
テップ#406に戻る。
【0052】その後、上記ステップ#408において合
焦で有る事を判別した場合には、ステップ#410へ進
む。 [ステップ#410:スイッチSW2の検出] シャッ
タレリーズ釦19の比較的深い押し下げ量である第2ス
トロークでオンするスイッチSW2がオンか否かを判別
し、オンで有ればステップ#411へ進み、オンでなけ
ればステップ#406に戻る。 [ステップ#411:レリーズ動作] レリーズ動作及
びフィルム巻上げ等一連の撮影動作を行い、その後再び
ステップ#401に戻る。
【0053】(変形例)また、本発明は、一眼レフカメ
ラに適用した例を述べているが、これに限定されるもの
ではなく、レンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等のカ
メラ、その他の光学機器にも適用することができるもの
である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
合焦時にオートフォーカスを終了するワンショットモー
ド時には、カメラであればシャッタレリーズ釦の第1ス
トローク等でオンするスイッチ手段の操作にてオートフ
ォーカスを開始することで、フレーミング終了後の的確
なタイミングでオートフォーカスが行え、所望の観察対
象(被写体)にピント合せが行える。
【0055】また、合焦後も継続してオートフォーカス
を行うサーボモード時には、カメラであればファインダ
である観察光学系の接眼部への目の接近を検出する接眼
検出手段にて、接眼即ち使用者が観察光学系を覗いてい
る状態を検出し、接眼している間、オートフォーカスを
継続することで、オートフォーカス期間中、カメラであ
ればシャッタレリーズ釦を途中まで押した状態を維持等
の、スイッチを押し続ける操作の継続を不要とし、快適
な操作が可能となる。
【0056】つまり、合焦時にオートフォーカスを終了
するワンショットモードと、合焦後も継続してオートフ
ォーカスを行うサーボモードの何れのモードにおいて
も、使い易いオートフォーカス機能を具備した光学機器
やカメラを提供可能になる。
【0057】また、本発明によれば、カメラであればフ
ァインダである観察光学系の接眼部への目の接近を検出
する接眼検出手段にて、接眼即ち使用者が観察光学系を
覗いている状態を検出し、接眼している間、オートフォ
ーカスを継続することで、オートフォーカス期間中、カ
メラであればシャッタレリーズ釦を途中まで押した状態
を維持等の、スイッチを押し続ける操作の継続を不要に
するとともに、カメラであればシャッタレリーズ釦の第
1ストローク等でオンするのスイッチ手段の操作にて、
オートフォーカスを終了することで、フレーミング終了
後の的確なタイミングでオートフォーカスを終了出来、
所望の観察対象(被写体)にピント合せをした状態が選
択できる。
【0058】また、本発明によれば、カメラであればフ
ァインダである観察光学系の接眼部へ目の接近を検出す
る接眼検出手段にて、接眼即ち使用者が観察光学系を覗
いている状態を検出し、接眼している間、オートフォー
カスを継続することで、オートフォーカス期間中、カメ
ラであればシャッタレリーズ釦を途中まで押した状態を
維持等の、スイッチを押し続ける操作の継続を不要にす
るとともに、カメラであればシャッタレリーズ釦の第1
ストローク等でオンするのスイッチ手段の操作にて、合
焦時に終了するオートフォーカスを開始することで、フ
レーミング終了後の的確なタイミングでオートフォーカ
スが行え、所望の観察対象(被写体)にピント合せが可
能となる。
【0059】また、本発明によれば、カメラであればフ
ァインダである観察光学系の接眼部への目の接近を検出
する接眼検出手段にて、接眼即ち使用者が観察光学系を
覗いている状態を検出し、接眼している間、視線検出と
その結果に基づき測距領域を決定する多点オートフォー
カス、所謂視線オートフォーカスを継続することで、視
線オートフォーカス期間中、カメラであればシャッタレ
リーズ釦を途中まで押した状態を維持等の、スイッチを
押し続ける操作の継続を不要にするとともに、カメラで
あればシャッタレリーズ釦の第1ストローク等でオンす
るのスイッチ手段の操作にて、視線検出の継続を終了す
ることで、フレーミング終了後の的確なタイミングで測
距領域が選択出来、所望の観察対象(被写体)にピント
合せが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る一眼レフカメラの
要部を示す構成図である。
【図2】図1の測距光学系の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例において観察者に対する
複数の測距領域を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例においてサーボモード時
における一連の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例においてワンショットモ
ード時における一連の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施例に係る一眼レフカメラの
一連の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例に係る一眼レフカメラの
一連の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例に係る一眼レフカメラの
一連の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 8 ファインダ接眼レンズ 10 赤外発光ダイオード 12 エリアセンサ 13 接眼視線検出回路 17 測距用撮像センサ 18 測距回路 19 シャッタレリーズ釦 22 マイクロコンピュータ 23 レンズ制御回路 24 パルスエンコーダ 25 モータ SW1 シャッタレリーズ釦の第1ストロークにより
オンするスイッチ SW2 シャッタレリーズ釦の第2ストロークにより
オンするスイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの動作モードを有するオ
    ートフォーカス手段と、観察光学系接眼部に対する使用
    者の目の接近,離反を検出する接眼検出手段とを備えた
    オートフォーカス機能付光学機器において、 前記オートフォーカス手段は、前記動作モードのうちの
    一方のモード時には、前記接眼検出手段による接眼検出
    によりオートフォーカスを開始し、他方のモード時に
    は、前記接眼検出手段の検出結果に依らずにオートフォ
    ーカスを開始する手段であることを特徴とするオートフ
    ォーカス機能付光学機器。
  2. 【請求項2】 使用者により操作されるスイッチ手段を
    具備し、又前記少なくとも二つの動作モードは、合焦時
    にオートフォーカスを終了するワンショットモードと合
    焦後も継続してオートフォーカスを行うサーボモードで
    あり、 前記オートフォーカス手段は、前記動作モードがワンシ
    ョットモード時には、前記スイッチ手段の操作が為され
    ることによりオートフォーカスを開始し、サーボモード
    時には、前記接眼検出手段による接眼検出によりオート
    フォーカスを開始する手段であることを特徴とする請求
    項1記載のオートフォーカス機能付光学機器。
  3. 【請求項3】 少なくとも二つの動作モードを有するオ
    ートフォーカス手段と、ファインダ光学系接眼部に対す
    る使用者の目の接近,離反を検出する接眼検出手段とを
    備えたオートフォーカス機能付カメラにおいて、 前記オートフォーカス手段は、前記動作モードのうちの
    一方のモード時には、前記接眼検出手段による接眼検出
    によりオートフォーカスを開始し、他方のモード時に
    は、前記接眼検出手段の検出結果に依らずにオートフォ
    ーカスを開始する手段であることを特徴とするオートフ
    ォーカス機能付カメラ。
  4. 【請求項4】 シャッタレリーズ釦の第1ストロークに
    より状態変化するスイッチ手段を具備し、又前記少なく
    とも二つの動作モードは、合焦時にオートフォーカスを
    終了するワンショットモードと合焦後も継続してオート
    フォーカスを行うサーボモードであり、 前記オートフォーカス手段は、前記動作モードがワンシ
    ョットモード時には、前記スイッチ手段の状態変化に応
    答してオートフォーカスを開始し、サーボモード時に
    は、前記接眼検出手段による接眼検出によりオートフォ
    ーカスを開始する手段であることを特徴とする請求項3
    記載のオートフォーカス機能付カメラ。
  5. 【請求項5】 合焦後も継続してオートフォーカスを行
    うオートフォーカス手段と、観察光学系接眼部に対する
    使用者の目の接近,離反を検出する接眼検出手段と、使
    用者により操作されるスイッチ手段とを備えたオートフ
    ォーカス機能付光学機器において、 前記オートフォーカス手段は、前記接眼検出手段による
    接眼検出によりオートフォーカスを開始し、前記スイッ
    チ手段の操作が為されることによりフォーカス状態を固
    定する手段であることを特徴とするオートフォーカス機
    能付光学機器。
  6. 【請求項6】 合焦後も継続してオートフォーカスを行
    うオートフォーカス手段と、ファインダ光学系接眼部に
    対する使用者の目の接近,離反を検出する接眼検出手段
    と、シャッタレリーズ釦の第1ストロークにより状態変
    化するスイッチ手段とを備えたオートフォーカス機能付
    カメラにおいて、 前記オートフォーカス手段は、前記接眼検出手段による
    接眼検出によりオートフォーカスを開始し、前記スイッ
    チ手段の状態変化に応答してフォーカス状態を固定する
    手段であることを特徴とするオートフォーカス機能付カ
    メラ。
  7. 【請求項7】 観察画面内における使用者の注視点を検
    出する視線検出手段と、観察画面内の複数の測距点のフ
    ォーカス状態を検出するオートフォーカス手段と、観察
    光学系接眼部に対する使用者の目の接近,離反を検出す
    る接眼検出手段と、使用者により操作されるスイッチ手
    段とを備えたオートフォーカス機能付光学機器におい
    て、 前記オートフォーカス手段は、前記接眼検出手段による
    接眼検出時には、前記視線検出手段にて得られる注視位
    置に基づき有効な測距点を決定すると共にここでのオー
    トフォーカスを繰り返し行い、前記スイッチ手段の操作
    が為されることによりこの時に有効な測距点を固定して
    ここでのオートフォーカスを行う手段であることを特徴
    とするオートフォーカス機能付光学機器。
  8. 【請求項8】 撮影画面内における使用者の注視点を検
    出する視線検出手段と、撮影画面内の複数の測距点のフ
    ォーカス状態を検出するオートフォーカス手段と、ファ
    インダ光学系接眼部に対する使用者の目の接近,離反を
    検出する接眼検出手段と、シャッタレリーズ釦の第1ス
    トロークにより状態変化するスイッチ手段とを備えたオ
    ートフォーカス機能付カメラにおいて、 前記オートフォーカス手段は、前記接眼検出手段による
    接眼検出時には、前記視線検出手段にて得られる注視位
    置に基づき有効な測距点を決定すると共にここでのオー
    トフォーカスを繰り返し行い、前記スイッチ手段の状態
    変化に応答してこの時に有効な測距点を固定してここで
    のオートフォーカスを行う手段であることを特徴とする
    オートフォーカス機能付カメラ。
  9. 【請求項9】 合焦時にオートフォーカスを終了するワ
    ンショットモードと合焦後も継続してオートフォーカス
    を行うサーボモードの二つの動作モードを有するオート
    フォーカス手段と、観察光学系接眼部に対する使用者の
    目の接近,離反を検出する接眼検出手段と、使用者によ
    り操作されるスイッチ手段とを備えたオートフォーカス
    機能付光学機器において、 前記オートフォーカス手段は、前記接眼検出手段による
    接眼検出によりサーボモードにてオートフォーカスを開
    始し、前記スイッチ手段の操作が為されることによりワ
    ンショットモードにてオートフォーカスを開始する手段
    であることを特徴とするオートフォーカス機能付光学機
    器。
  10. 【請求項10】 合焦時にオートフォーカスを終了する
    ワンショットモードと合焦後も継続してオートフォーカ
    スを行うサーボモードの二つの動作モードを有するオー
    トフォーカス手段と、ファインダ光学系接眼部に対する
    使用者の目の接近,離反を検出する接眼検出手段と、シ
    ャッタレリーズ釦の第1ストロークにより状態変化する
    スイッチ手段とを備えたオートフォーカス機能付カメラ
    において、 前記オートフォーカス手段は、前記接眼検出手段による
    接眼検出によりサーボモードにてオートフォーカスを開
    始し、前記スイッチ手段の状態変化に応答してワンショ
    ットモードにてオートフォーカスを開始する手段である
    ことを特徴とするオートフォーカス機能付カメラ。
JP18651895A 1995-06-30 1995-06-30 オートフォーカス機能付光学機器及びオートフォーカス機能付カメラ Pending JPH0915488A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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