JPH0587834U - 外部接続端子付きケース基板 - Google Patents

外部接続端子付きケース基板

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JPH0587834U
JPH0587834U JP3580692U JP3580692U JPH0587834U JP H0587834 U JPH0587834 U JP H0587834U JP 3580692 U JP3580692 U JP 3580692U JP 3580692 U JP3580692 U JP 3580692U JP H0587834 U JPH0587834 U JP H0587834U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計器を端子付き基台に固定するに当り、接続
コネクタ接触子のピン数に制約されることなく計器の機
能を増加できるようにする。 【構成】 ケース基板23は計器25に固定して使用さ
れ、計器25を端子付き基台29に固定する。ケース基
板23は計器25に接続した第1の外部接続端子41お
よびおすコネクタ接触子27を有する。ケース基板23
は、おすコネクタ接触子27を端子付き基台29のソケ
ット31に接続するようにして端子付き基台29に固定
する。ケース基板23の第1の外部接続端子41および
端子付き基台29の第2の外部接続端子35に外部ケー
ブルが接続可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は外部接続端子付きケース基板に係り、いわゆるDINレール接続型の 計器をそのDINレールに支持された端子付き基台に接続する外部接続端子付き ケース基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
温度調節計やこの温度調節計の出力を変換する変換器等の計器をDINレール に接続する構成としては、例えば図8および図9に示すものが知られている。 すなわち、おすコネクタ接触子1を突設させた端子基板3に複数の回路基板5 を支持して全体をケース7で覆った計器9に対し、おすコネクタ接触子1の嵌ま るめすコネクタ接触子(図示せず)を有するソケット11および外部への配線ケ ーブル(図示せず)の接続される外部接続端子13(図8では省略)を設けた端 子付き基台15をDINレール17に固定し、計器9のおすコネクタ接触子1を 端子付き基台15のソケット11に嵌めるようにして計器9を端子付き基台15 に固定するとともに、端子付き基台15に設けたフック19(図9では省略)を 計器9に係止させて確実な固定を確保している。
【0003】 なお、図8中の符号21はDINレール17を支持する支持部材であり、同図 ではケース7を端子基板3から多少引抜いた状態で計器9を示している。 そして、端子付き基台15では、そのソケット11の各めすコネクタ接触子が 個々の外部接続端子13に接続される一方、端子付き基台15および計器9にお けるコネクタ接触子の数(ピン数)は8ピン、11ピン、14ピン、20ピンと 言ったように予め規格化されており、コネクタ接触子の数が多い端子付き基台1 5ほどその形状が当然大きくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構成では、計器9に搭載する機能を増加するとおすコ ネクタ接触子1の数を増加しなければならず、その数が足りなくなる場合が多い 。 例えば、11ピンのおすコネクタ接触子1を有する計器9では、入出力用に4 ピン、通信用に5ピン、電源用に2ピンを使用すると、警報機能やヒータ電流測 定機能を搭載したくてもピン数が足りない。 そのため、計器9では端子基板3や端子付き基台15のコネクタ接触子のピン 数に応じて搭載機能数が限定される難点がある。
【0005】 もっとも、ピン数の多い端子基板3や端子付き基台15を使用すれば、ある程 度は解決されるが、上述したように形状が大型化するうえ、計器9の機能変化に 応じて端子付き基台15および端子基板3を交換する必要がある。 本考案はこのような従来の欠点を解決するためになされたもので、端子付き基 台に接続する計器側のコネクタ接触子の数を増加することなく接続手段の数を増 加でき、計器側の機能増加の可能な外部接続端子付きケース基板の提供を目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案の外部接続端子付きケース基板は、計 器に固定されこの計器に接続された第1の外部接続端子を有し、第2の外部接続 端子およびコネクタ接触子を有する端子付き基台に対して、そのコネクタ接触子 に接続するようにしてその計器を固定するものである。
【0007】 また、本考案は、端子付き基台のコネクタ接触子に接続するおすコネクタ接触 子、並びにそれら第1の外部接続端子およびおすコネクタ接触子を上記計器内の 回路基板に接続する接続基板とを具備すると良い。 さらに、本考案は、いずれかの上記第1の外部接続端子が、上記計器内の回路 基板における接続基板側の先端部に配置された温度補償素子に直接空間を介して 近接配置するよう構成可能である。 さらにまた、本考案は、上記計器に係合するフックを設けたり、上記計器との 固定用に互いに形状の異なる複数のガイド部材を設けると良い。
【0008】
【作用】
このような手段を備えた本考案の外部接続端子付きケース基板では、第1の外 部接続端子を有しかつ端子付き基台のコネクタ接触子に接続可能に構成されてい るから、計器に固定した状態で端子付き基台に接続できるとともに、端子付き基 台への接続を介さずに外部接続端子付きケース基板自体の第1の外部接続端子に 一部のケーブル等の接続が可能となる。 また、おすコネクタ接触子を有するとともに、このおすコネクタ接触子および 上記接続基板とを備える構成では、計器をその接続基板に接続すれば、計器がそ れら第1の外部接続端子およびおすコネクタ接触子に接続される。
【0009】 さらに、上記第1の外部接続端子と計器内の温度補償素子を直接空間を介して 近接配置する構成では、上記第1の外部接続端子付近の温度で温度補償可能とな る。 さらにまた、上記計器に係合するフックやガイド部材を設ける構成では、フッ クによって外部接続端子付きケース基板と計器が確実に固定されるし、そのガイ ド部材によって外部接続端子付きケース基板の計器に対する固定方向が特定され る。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1および図2は、本考案に係る外部接続端子付きケース基板(以下の説明お よび図では単にケース基板と略す。)の一実施例を示す概略斜視図および分解斜 視図であり、図1では計器および端子付き基台とともに示している。 図1において、本考案のケース基板23は、計器25に固定されて使用され、 突設したおすコネクタ接触子(図1では隠れる)27を端子付き基台29のソケ ット31にはめ込むようにしてその計器25を端子付き基台29に固定するもの であり、詳細は後述する。
【0011】 端子付き基台29は、全体が合成樹脂を成形加工してブロック状に形成された 従来公知の構成を有し、上述した図9の端子付き基台15と同様に図1では図示 しないレールに固定されている。 すなわち、端子付き基台29は、ケース基板23のおすコネクタ接触子27に 対応してこれらが挿入される挿入孔33を有し、内部にはおすコネクタ接触子2 7と接触するめすコネクタ接触子(図では内部に隠れる)が配置されており、各 めすコネクタ接触子に導通する外部接続端子35が分散して配置されている。
【0012】 これら外部接続端子35は、図示しない配線ケーブルをねじ止めする公知のね じ付き端子板であってケース基板23の後述する外部接続端子41に対して第2 の外部接続端子として機能し、端子付き基台29との当接面側より奥まった位置 に配置されている。 図1中の符号37は環状に配置された挿入孔33の内側領域に形成されたガイ ド孔であり、これら挿入孔33、図示しないめすコネクタ接触子、ガイド孔37 等によって端子付き基台29に公知のソケット31が形成されている。
【0013】 ケース基板23は、図2および図3に示すように、合成樹脂を成形加工した比 較的偏平な細長い箱型形状の基板本体39に、おすコネクタ接触子27、第1の 外部接続端子としての外部接続端子41、接続基板43および一対のフック45 を有している。図では縦置きした状態で示している。 基板本体39の底部39aの中央部には導電性ピンからなる複数のおすコネク タ接触子27が底部39aを貫通するように環状に植設されており、底部39a から外部へ突出する部分が端子付き基台29の挿入孔33に挿入されてめすコネ クタ接触子に接続され、基板本体39の内側では接続基板43に挿通されて所定 の回路に接続されている。
【0014】 基板本体39の内部はH形の横断面を有する収納部39bとなっており、挿通 孔43aを有しやや小さいH形の接続基板43が、挿通孔43aにおすコネクタ 接触子27の端部を挿通するようにして、底部39aと接触しないまでもこれに 極めて近接させた状態で重なるように収納部39b内に収納固定されている。 縦置きした基板本体39の上下両短辺側は多少凹陥された形状になっており、 それら両短辺側には外部接続端子41が各々4個ずつ配置されている。これら外 部接続端子41は、端子付き基台29の外部接続端子35と同様に、図示しない 配線ケーブルをねじ止めするねじ付き端子板であり、計器25との当接面側から 奥まった位置に配置されている。
【0015】 すなわち、図4に示すように、外部接続端子41は基部41aとこれから延び る細長い接続片41bを有し、この接続片41bの先端部41cがL字型に曲げ られており、計器25側に開口する端子収納部47に外部接続端子41の基部4 1aを嵌め込み、基板本体39の側壁39cに設けた連通孔39dを介して外部 接続端子41の接続片41bを差込んで基板本体39の収納部39b内に突出さ せ、その先端部41cを接続基板43に挿通して接続されている。 なお、符号41dは座金、符号41eは外部接続端子41の基部41aにねじ 込むねじであり、全ての外部接続端子41およびその近傍の構成もこれとほぼ同 様である。図2では一部外部接続端子41の図示を省略した。
【0016】 もっとも、一部の外部接続端子41の近傍は、図2および後述する図5に示す ように、側壁39cに設けた連通孔39eを介して収納部39b内と連通してお り、連通孔39eを塞がないように接続基板43は連通孔39eより深い位置で 固定されている。 そのため、外部接続端子41が連通孔39eを介して後述する計器25側の温 度補償素子60と並置されるようになっている。
【0017】 基板本体39の収納部39bに収納された接続基板43は、おすコネクタ接触 子27および外部接続端子41の接続片41b(先端部41c)に半田付け固定 されており、接続基板43の計器25側には、後述する回路基板55、57と接 続する図2のような複数のコネクタ49a、49bが固定されている。 フック45は、図2に示すように、ケース基板23の両短辺側の中央部に回転 自在にはめられた係合部45aおよび後述するケース51に係止する係止部45 bとを両端に有している。
【0018】 基板本体39の開放端面において対向する部分には、計器25内に嵌め込むガ イド部材としてのガイド片52a、52bが一体的に突設されている。一方のガ イド片52aは二分されているが、他方のガイド片52bは二分されておらず、 互いに形状の異なるガイド片52a、52bによって本考案のケース基板23の 計器25への取付け方向を特定可能になっている。 図1に示した計器25は、図5に示すように、箱型のケース51と、ケース5 1の操作面側に貼付けられる操作パネル53と、ケース51内に収納された複数 の回路基板55、57と、熱遮蔽板59とを有している。なお、熱遮蔽板59は 必須ではない。
【0019】 回路基板55、57は、計器25例えば温度調節計の主体をなす電子部品を搭 載して電子回路を形成したものである。これら回路基板55、57は、上下両辺 に各々係合突起55a、57aを有し、ケース51に設けた係合孔51a(下側 は隠れて見えない)に係合してケース51内に固定されており、ケース基板23 側の端辺にはケース基板23のコネクタ49a、49bに嵌まるコネクタ55b 、57bが設けられている。 回路基板55、57のコネクタ55b、57bは基板の延長構成であったり、 基板とは別個でこれに固定されたコネクタ部材である。
【0020】 一方の回路基板57のケース基板23側にはその端辺下部から設けたスリット によって支持片57cが形成されており、この支持片57cの先端部にはセンサ ー例えば温度補償素子60が配置されて回路基板57の電子回路に接続されてい る。なお、図5では温度補償素子60が見えるように配置されているが、好まし くはその裏面側に隠れるように回路基板57に配置して連通孔39eに臨むよう にすると良い。 そして、ケース基板23が計器25に固定された状態では、回路基板55、5 7の一部、すなわちコネクタ55b、57bや支持片57c部分が熱遮蔽板59 より突出し、回路基板55、57がコネクタ55b、57bおよび49a、49 bを介してケース基板23の接続基板43に接続されるとともにおすコネクタ接 触子27および外部接続端子41に接続される一方、支持片57cの先端が接続 基板43に当接又は近接し、温度補償素子60が連通孔39eを介して一部の外 部接続端子41に近接配置される。
【0021】 なお、ケース51内側には、上述した基板本体39の個々のガイド片52a、 52bが嵌まる嵌合部(内部に隠れる)が形成されている。 操作パネル53は操作上の種々の表示が印刷等されるとともに、回路基板55 、57に接続されたLED等の表示素子や調整用ボリューム(いずれも図示せず )の固定される止め孔53a等が形成されている。
【0022】 熱遮蔽板59は、ケース51内で発熱する内部発熱をケース基板23側へ伝わ るのを遮蔽する合成樹脂板であって上下両端に係止片59aを有し、その係止片 59aをケース51に設けた係止孔51bに嵌めるようにしてケース51の開口 部側を塞いでいる。 ケース51にはケース基板23に取付けられたフック45の係止部45bが係 合する係合孔51c(図では下側が隠れる)が形成され、ケース51とケース基 板23の合体強度を向上させるような構造になっている。なお、ケース51には 通風孔51dが形成されているが、図5では図示を省略した。
【0023】 また、上述した端子付き基台29にも、図5に示すような一対のフック61が 取付けられており、端子付き基台29に固定したケース基板23の係止孔70 (図7参照)に係止させてケース基板23と端子付き基台29の合体強度を向上 させるような構造になっている。 図6および図7は、計器25と本考案のケース基板23を合体させた状態を示 す側面図および上面図である。図中の符号63は端子付き基台29のガイド孔に 挿入されるガイド柱である。
【0024】 このように構成したケース基板23は、計器25に接続した外部接続端子41 およびおすコネクタ接触子27を有し、計器25に固定可能に形成するとともに そのおすコネクタ接触子27を端子付き基台29のソケット31に接続可能に構 成したから、計器25がおすコネクタ接触子27を介して端子付き基台29の外 部接続端子35へ電気的に導出されるとともに、ケース基板23自体の外部接続 端子41にも電気的に導出される。 そのため、ケース基板23を介して計器25を端子付き基台29に接続すれば 、ケース基板23のおすコネクタ接触子27や端子付き基台29のめすコネクタ 接触子の数、すなわちそれらのピン数以上の外部接続が可能となり、計器25の 機能増加に対応できる。
【0025】 例えば、ケース基板23に11ピンのおすコネクタ接触子27を用いた場合、 このおすコネクタ接触子27で制御出力用に4ピン、警報機能に2ピン、ヒータ 電流測定用に2ピン、電源用に2ピン分を使用し、通信機能や測定入力用として ケース基板23の複数の外部接続端子41を割当てれば良い。 しかも、ケース基板23のおすコネクタ接触子27や端子付き基台29のソケ ット31のピン数を変更する必要はない。 このように本考案のケース基板では、コネクタ接触子のピン数に応じて計器2 5の搭載機能数が限定され難い。
【0026】 しかも、ケース基板23内には、計器25の回路基板55、57が接続される コネクタ49a、49bを設けた接続基板43を配置するとともに、この接続基 板43によっておすコネクタ接触子27や外部接続端子41と接続したから、回 路基板55、57を接続基板43に接続すれば、計器25とおすコネクタ接触子 27や外部接続端子41がコンパクトに接続される。 また、ケース基板23には計器25と係合するフック45を設け、上述したコ ネクタ49a、49bとともに計器25と固定する構成であるから、計器25を 本考案のケース基板23を介して端子付き基台29に固定しても、計器25をケ ース基板23から簡単に取外すことが可能となり、ケース基板23の外部接続端 子41からケーブル等を外す必要もなく、計器25自体の交換やメンテナンス等 が簡単となる。
【0027】 さらに、ケース基板23には計器25との固定用の互いに形状の異なるガイド 片52a、52bを設けたから、ケース基板23と計器25の取付け方向が特定 され、固定方向や位置を誤ることがない。 もっとも、本考案においてガイド片52a、52bは互いに形状の異なるもの であればよいから、設ける位置や形状を任意に選定可能であり、突出する片形状 に限定されない。 そして、本考案では、ケース基板23に連通孔39eを形成し、外部接続端子 41と計器25側の温度補償素子60が直接空間を介して近接配置される構成と したから、温度調節計としての計器25にケース基板23を固定したケース基板 付き計器25を構成した場合、外部接続端子41の温度を正確に測定可能となる ため、温度補償が正確となる。
【0028】 この点、従来の図8に示す構成では、端子付き基台15の外部接続端子13に 測定入力用のセンサー(図示しない例えば熱伝対)を接続してソケット11およ びおすコネクタ接触子1を介して計器9の回路基板5へ入力する構成であったか ら測定誤差が大きくなる。 しかも、その回路基板5に温度補償素子(図示せず)を配置して温度補償する から、測定用入力のセンサーを接続する端子から比較的距離が離れてしまって温 度補償の誤差が大きくなり易かった。
【0029】 これに比べて本考案では、外部接続端子41のうち測定用のセンサーが接続さ れる端子近傍に温度補償素子60の配置が可能であるから、ケース基板23に配 置した外部接続端子41の温度を測定可能であり、極めて高い精度の温度測定が 可能となる。 ところで、上述した実施例のケース基板23では、端子付き基台29のソケッ ト31に挿入するおすコネクタ接触子27を突出するよう形成したが、本考案で はおすコネクタ接触子27を突出する構成に限定されず、端子付き基台29のコ ネクタ接触子に接触するコネクタ接触子であれば任意に選定可能である。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のケース基板は、計器に接続される第1の外部接続 端子を有し、第2の外部接続端子およびコネクタ接触子を有する端子付き基台に 対して、そのコネクタ接触子に接続するようにしてその計器を固定する構成を有 するから、端子付き基台との接続に用いるコネクタ接触子のピン数を増加するこ となく外部への接続数を増加できる。 そのため、計器の機能が増加して外部への必要な接続端子数が増加しても、ケ ース基板自体の第1の外部接続端子を用いて接続可能となり、端子付き基台との 接続に用いるコネクタ接触子の数によって計器の機能が限定され難い。 また、おすコネクタ接触子を有し、第1の外部接続端子およびおすコネクタ接 触子を上記計器内の回路基板に接続する接続基板を具備する構成では、計器と第 1の外部接続端子およびおすコネクタ接触子の接続が簡素化される。 さらに、それら第1の外部接続端子と計器内の温度補償素子を直接空間を介し て近接配置する構成では、上記第1の外部接続端子付近の温度を正確に補償でき る。 さらにまた、上記計器に係合するフックや形状の異なる複数のガイド部材を設 ける構成では、フックによって外部接続端子付きケース基板と計器が確実に固定 されるし、そのガイド部材によって外部接続端子付きケース基板の計器に対する 固定方向が特定されて組立て誤りを生じさせ難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケース基板(外部接続端子付きケース
基板)の一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1のケース基板の分解斜視図(一部破断して
示す)である。
【図3】図1のケース基板を示す正面図である。
【図4】図3のケース基板の要部を示す断面図(図3中
のIV−IV間断面図)である。
【図5】本考案のケース基板を計器及び端子付き基台と
ともに示す分解斜視図である。
【図6】本考案のケース基板を固定した計器を示す側面
図である。
【図7】本考案のケース基板を固定した計器を示す上面
図である。
【図8】計器を端子付き基台に固定する従来の構成を示
す図である。
【図9】図8の計器および端子付き基台の接続状態を説
明する斜視図である。
【符号の説明】
1、27 おすコネクタ接触子 3 端子基板 5、55、57 回路基板 7、51 ケース 9、25 計器 11、31 ソケット 13 外部接続端子 15、29 端子付き基台 17 DINレール 19、45、61 フック 21 支持部材 23 外部接続端子付きケース基板(ケース基板) 33 挿入孔 35 第2の外部接続端子(外部接続端子) 37 ガイド孔 39 基板本体 39a 底部 39b 収納部 39c 側壁 39d、39e 連通孔 41 第1の外部接続端子(外部接続端子) 41a 外部接続端子の基部 41b 接続片 41c 先端部 41d 座金 41e ねじ 43 接続基板 43a 挿通孔 45a 係合部 45b 係止部 47 端子収納部 49b、49b、55b、57b コネクタ 51a、51c 係合孔 51b、70 係止孔 52a、52b ガイド部材(ガイド片) 53 操作パネル 53a 止め孔 55a、57a 係合突起 57c 支持片 59 熱遮蔽板 59a 係止片 60 温度補償素子 63 ガイド柱

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器に固定されこの計器に接続された第
    1の外部接続端子を有する外部接続端子付きケース基板
    であって、第2の外部接続端子およびコネクタ接触子を
    有する端子付き基台に、前記計器を前記コネクタ接触子
    に接続するようにして固定する外部接続端子付きケース
    基板。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ接触子に嵌まるおすコネク
    タ接触子と、前記第1の外部接続端子およびおすコネク
    タ接触子を前記計器内の回路基板に接続する接続基板と
    を有する請求項1記載の外部接続端子付きケース基板。
  3. 【請求項3】 いずれかの前記第1の外部接続端子が、
    前記計器内の回路基板における前記接続基板側の先端部
    に配置された温度補償素子に近接するとともに直接空間
    を介して配置された請求項1又は2項記載の外部接続端
    子付きケース基板。
  4. 【請求項4】 前記計器に係合するフックを有する請求
    項1〜3のいずれか1項記載の外部接続端子付きケース
    基板。
  5. 【請求項5】 前記計器との固定に用いられる互いに形
    状の異なる複数のガイド部材を有する請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の外部接続端子付きケース基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016220487A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 東芝三菱電機産業システム株式会社 電気機器取付装置

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