JPH058761B2 - - Google Patents

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JPH058761B2
JPH058761B2 JP60096633A JP9663385A JPH058761B2 JP H058761 B2 JPH058761 B2 JP H058761B2 JP 60096633 A JP60096633 A JP 60096633A JP 9663385 A JP9663385 A JP 9663385A JP H058761 B2 JPH058761 B2 JP H058761B2
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cursor
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Yukihiko Toyozumi
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Tokina Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH058761B2 publication Critical patent/JPH058761B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/022Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness by means of tv-camera scanning

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は陰極管デイスプレイCRT等、適当な
モニタ画面上に表示された物体の測長装置に関
し、特に、特定の測長方向において複数の物体の
各センタ位置を表示できる相対測長装置に関す
る。
〈従来の技術〉 陰極管デイスプレイ等のモニタ画面上の映像に
対し、一対の測長要素、一般に線分状のカーソル
を重ね表示し、使用者の外部操作により、これら
一対のカーソルの各位置を変えられるようにし
て、画面上に表示されている特定の物体を両側か
らこれら一対のカーソルで挟み込み、そのときの
各カーソルの位置から当該物体の寸法、すなわち
幅乃至高さを絶対値において測長する装置は公知
である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来装置では、単一の物体の寸法を測るこ
とはできても、複数の物体相互の相対的な位置関
係は知ることができない。
例えば昨今、各種電子部品の機械的な組立作業
等にあつては、当該組立てられていく電子部品を
モニタ画面上に写し出し、各部が所期の通りに軸
整合しているか否か、すなわちそれらのセンタ位
置相互が整合しているか否かとか、あるいは所定
の公差範囲内に入つているかどうか等を直観的に
監視したいとする要望がなされているが、従来装
置では当然のことながら、この種の要請には応え
ることができない。
本発明はこうした点に鑑みて成されたもので、
モニタ画面上における複数の物体の絶対値におい
ての測長はともかく、まずもつてそれらの間のセ
ンタ位置を直観的に表示できる手段を提供せんと
するものである。
但しもちろん、上記各物体の測長方向における
センタ位置の表示に併せて、各物体の絶対値にお
ける測長や、センタ位置の相互のずれ量等を定量
的に表し得るようにすることを妨げるものではな
い。それはむしろ望ましい。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記目的を達成するため、次のよう
な構成の相対測長装置を提供する。
モニタ画面13の水平、垂直走査方向の少なく
ともいづれか一方を物体の測長方向とし、該測長
方向に対向する第一、第二の一対のカーソル14
−1,144−2,…から成るカーソル組14,
15,…を複数組、上記モニタ画面上に重ね表示
し、かつ、外部操作により、各カーソル組の第
一、第二カーソルを、それぞれ上記モニタ画面上
の上記測長方向に沿つて動かすことのできるカー
ソル表示制御部20,23,25,27,29,
31,33,37,51,55,49,60,1
9,…と; 上記各カーソル組における第一、第二カーソル
間の間隔を二等分した位置を指示する中央カーソ
ル14ct,15ct,…を上記モニタ画面上に重ね
表示するセンタ示制御部20,23,27,3
1,35,57,49,60,19,…と; を備えたことを特徴とするモニタ画面上における
物体の相対測長装置10。
〈作用〉 上記構成の本発明にあつては、複数のカーソル
組の中、どれか一つの第一、第二カーソル組でモ
ニタ画面上に表示されているある物体の両側を挟
むと、その物体の測長方向におけるセンタ位置
(第一、第二カーソル間の間隔を二等分した位置)
を指示する中央カーソルが重ね表示される。その
センタ位置の表示形態は限定的ではないが、例え
ば第一、第二カーソルとして通常のカーソル状の
形態を選択した場合、同様にカーソル状のものと
することができる。
次に、別のカーソル組の第一、第二カーソルな
いし第一、第二カーソルで他の物体の両側を挟む
と、同様にこの物体に関しての測長方向センタ位
置を指示する中央カーソルが重ね表示される。
従つて、上記二つの物体のセンタ位置相互が整
合しているか否かは、モニタ画面上で直感的に一
目で分かる。
カーソルの組がさらに数多くあれば、それらに
よつて挟み込んだ全ての物体の間でのセンタ位置
関係を指示する中央カーソルが重ね表示される。
上記が本発明に係る基本的な作用であるが、こ
れに加えて、各組の第一、第二カーソルで挟み込
んだ物体の当該寸法を計測し、選択した任意単位
の絶対値に置いて表示したり、ある物体に関して
表示されたセンタ位置と他の物体に関して表示さ
れたセンタ位置と間のずれ量を選択した任意単位
で定量的に計測、表示することも可能である。
また測長方向は、本発明の要旨によれば、モニ
タ画面の水平、垂直走査方向の少なくともいづれ
か一方と記されているが、これは勿論、両走査方
向に対して本発明を適用することも可能なこと、
すなわち物体を測長する(上下または左右から物
体を挟む)カーソル対を水平方向に代えて垂直方
向に設けたり、あるいは双方に設けても良いこと
を意味する。このようにするための具体的な回路
構成自体は、公知既存の電子回路技術をして当業
者には極めて容易に組めるものである。
さらに各カーソルは、測長方向のみならず、測
長方向と直交する方向にも移動可能であつて良
い。
〈実施例〉 以下、添附の図面に即し、本発明の望ましい一
実施例につき説明する。
但し簡単のため、この実施例においては、それ
ぞれモニタ画面上において測長方向センタ位置を
表示できる対象物体の数は二つとしている。
第3図以降がここで説明する実施例の回路に係
る説明であるが、第1図にはこの実施例により実
現されたモニタ画面上における表示モード例が示
され、第2図には同じくこの実施例におけるシス
テム構成例が示されている。
そこで、まず、理解を助けるため、この実施例
により達成される機能につき、第1図、第2図に
即して説明する所から初める。
本発明による相対測長装置10は、第2図に示
されるように、通常のカメラ等の撮像装置11
と、通常の陰極線管であつて良いモニタ装置12
との間に介挿して用いられる。
しかし、撮像装置11により撮像された画像、
例えば第一物体o1と第二物体o2の画像情報を
担う映像信号Sgは、本相対測長装置10を実質
的に素通りし、従つてテレビジヨン等における公
知既存の画像処理メカニズムにより、モニタ装置
12のモニタ画像13上には当該物体o1,o2
が写し出される。
本相対測長装置10は、モニタ装置12のモニ
タ画面13上にあつて、こうした物体画像o1,
o2に重ね合せて、第1図に示されるように、二
組のカーソル組14,15を表示する。
換言すれば、本相対測長装置10の出力映像信
号Sgoには、少なくとも入力映像信号Sgの成分は
そのまま載せられているが、これに加えて各測長
要素表示成分が重畳されているのである。
図示の場合、各カーソル組14,15の第一、
第二カーソル14−1,14−2,15−1,1
5−2は、通常のいわゆるカーソル状をなしてい
て、第一カーソル組14の第一、第二カーソル1
4−1,14−2は黒地で、第二カーソル組15
の第一、第二カーソル15−1,15−2は白地
で、それぞれ弁別的に表されている。
測長方向はこの実施例においてはモニタ画面1
3の水平走査方向であつて、各物体o1,o2を
各カーソル組の第一、第二カーソルで横方向両側
から挟んで測長する。
そのために、各カーソルは、第2図に模式的に
示されている操作部16により、使用者の操作に
よつて水平方向に動かすことができる。
すなわち、使用者が、操作部16に設けてある
第一カーソルを動かすための位置設定摘み等(第
2図中には図示せず)を操作すると、相対測長装
置10は、各水平走査期間の開始から表示までの
時間を可変制御する等して、モニタ画面上、左端
からの距離d1,d2を変え、当該第一、第二カ
ーソル組14,15の各第一カーソル14−1,
15−1の表示位置を設定し、同様にして、使用
者が、これを第2図中では図示していない第二カ
ーソル位置設定摘み等を操作すると、上記第一カ
ーソル14−1,15−1の表示からの経過時間
を対応的に可変制御して、距離ないし間隔d3,
d4を変えることにより、当該第二カーソル14
−2,15−2の表示位置を設定する。
そして、各カーソル組14,15にあつて、第
一、第二カーソル間の間隔d3,d4を二等分し
たに等しい位置には、センタ位置表示がなされ
る。この場合、第一カーソル組14に関するセン
タ表示手段は黒字のセンタ・カーソル14ct、第
二カーソル組15のセンタ位置表示手段は白地の
センタ・カーソル15ctとなつている。ここに、
各センタ・カーソルは中央カーソルに相当してい
る。
なお、各カーソルに関する白地、黒地の設定や
反転は、一般に公知既存の回路系によつても簡単
になすことができるため、必要によつてはこのた
めの切換えスイツチ等を操作部16に設けて置い
ても良い。
このような各カーソル14−1,14−2,1
4ct;そして15−1,15−2,15ctは、そ
の長さ、すなわち垂直走査線方向の高さが、操作
部16における使用者の設定により、または本相
対測長装置10の本体内における既設定により、
適当に定められる。
このようになつているため、使用者が操作部1
6を操作し、第一カーソル組14の第一カーソル
14−1を第一物体o1の左側にあてがい、また
第二カーソル14−2を右側にあてがつて、これ
ら一対のカーソル14−1,14−2で当該物体
o1を両側から挟み込むようにすると、自動的に
当該物体の測長方向に関するセンタ位置がセン
タ・カーソル14ctにより、表示される。
同様にして、操作部16の操作を介し、第二カ
ーソル組15の第一、第二カーソル15−1,1
5−2を用いて第二物体o1の両側を挟むと、当
該第二物体に関する測長方向センタ位置がセン
タ・カーソル15ctにより自動的に表示される。
従つて、使用者は、モニタ画面13を見ている
だけで、これら二つの物体o1,o2がセンタ整
合しているか否かを直感的に判断することができ
る。整合していれば、両センタ・カーソル14
ct,15ctは一本の直線上に並ぶし、そうでなけ
れば左右いづれかに離れて位置する。そのため、
物体o1,o2が例えば互いにセンタ整合して組
立てられなければならない電子部品の構成要素で
あつた場合には、モニタ画面による監視だけで、
これがその通りの要求を満たしているか否かを直
ちに判断することができる。
本発明において達成されるべき最低限の機能は
上記の通りであるが、この実施例においては、こ
れに加えて、第一、第二物体o1,o2の任意単
位に変換しての絶対値測長や、両物体のセンタず
れ量の任意単位に変換しての定量的表示をも可能
としている。
これらの測長結果表示装置17は、第2図に示
されるように、本相対測長装置10に付加して用
いることができ、これに和は例えば、第一物体o
1の長さないし幅d3の表示部17−1、第二物
体の長さないし幅d4の表示部17−2、そして
両物体o1,o2のセンタ位置の相互のずれ量
Δdの表示部17ctを設けることができ、それら
はまた、適当桁数の7セグメント・デイイスプレ
イ等、公知既存の適当な数値デイスプレイ技術に
より構成することができる。
なおこの場合、センタずれ量表示部17ctに
は、第一カーソル組のセンタ・カーソル14ctに
対して第二カーソル組のセンタ・カーソル15ct
がモニタ画面上、右にずれているか左にずれてい
るかを選択的に“+”,“−”で表すことのできる
極性表示17pも備えられている。ここでは第二
カーソル組15のセンタ・カーソル15ctの方が
第一カーソル組14のセンタ・カーソル14ctよ
りもモニタ画面上で図示のように右に位置する場
合を“+”と約束する。
また、各数値表示Δd,d3,d4に付される
共通単位は、撮像装置11を含む光学系の拡大な
いし縮小度等によつて定まるが、あらかじめ述べ
て置けば、本出願人の試作例にあつては、cm,mm
単位はおろか、μm単位までの分解解能をも発揮
し得ることが実証されている。
上記のような作用は、一つの実施例として、第
3図以降に示される回路構成により実現すること
ができる。
第3図に示されるように、先に第2図に関して
述べた撮像装置11からの物体o1,o2の画像
情報を含む映像信号Sgは、適当な映像信号増幅
器18を介し、後述のようにミキシング回路19
にて各カーソル表示情報が重畳された後、出力映
像信号Sgoとして第1図、第2図に示されている
公知既存の適当な形態のもので良いモニタ装置1
2に出力されていく。
しかし一方で、入力映像信号Sgは、本相対測
長装置10に設けられている垂直、水平の各同期
信号分離回路20にも入力され、垂直、水平の各
同期信号が取り出される。説明に都合が良いの
で、ここでは主として水平同期信号Shについて
のみ、考えて置く。
この水平同期信号Shに基づき、第一カーソル
組表示回路21と第二カーソル組表示回路22と
が稼動するが、両回路21,22の内容自体は、
共に全く同様で良いので、第3図中においては第
一カーソル組表示回路21についてしか、具体的
な内容を示していない。
以下、この第一カーソル組表示回路21の回路
動作で第二カーソル組表示回路22のそれをも代
表させると、第6図Aに示されるように、水平同
期信号Shがこの場合、負方向に立ち上がるパル
ス状信号として入力されるたびに、同図Bに示さ
れるように、まず、タイマ23が時間設定ボリユ
ーム25で設定された時間Ttに亘り、その出力
を有意論理、例えば論理“H”にする。
このタイマ23が有意論理“H”を出力し続け
ている間は、可変周波数発振器27は発振を停止
している。
タイマ23に設定されている時間を経過する
と、第6図Cに示されるように、可変周波数発振
器27が発振周波数設定ボリユーム29にて設定
された周波数で発振を開始し、この発振パルス列
はカーソル表示用カウンタ31にてカウントされ
る。
そして、一発目のパルスがカウントされると、
その“1”信号検出回路33からの出力は後述す
る長さ設定回路41の出力とのアンド論理を取ら
れた後、第一カーソル14−1を表示すべき水平
走査線であつた場合には、アンド・ゲード51か
らオア・ゲート49を介して混合回路60に出力
され、白黒反転回路61を経て設定スイツチ62
により選択された白あるいは黒の色モードでミキ
シング回路19に送られ、出力映像信号Sgoに載
せられてモニタ装置12に与えられて、もつて当
該モニタ装置のモニタ画面上にあつて第一カーソ
ル14−1のその水平走査線部分が表示される。
このことから顕かなように、第一カーソル14
−1を表示すべき測長方向位置、すなわち第1図
にあつてモニタ画面左端からの距離d1は、第一
カーソル組表示回路21中のタイマ23に設定さ
れている時間Ttの長さの如何によつて定まる。
従つて、この時間設定ボリユーム25を第2図
に示した操作部16中に設けておいて、使用者が
自由に走査できるようにして置けば、使用者の当
該操作により、モニタ画面13上での第一カーソ
ル14−1の水平方向位置は任意に取り得るよう
になる。
この意味からすれば、時間Ttの設定用ボリユ
ーム25は、第一カーソル位置設定ボリユームと
呼ぶことができる。
第一カーソル14−1が表示されてから、距離
d3を経ての第二カーソル14−2の表示は、可
変周波数発振器27の出力パルス数を所定の奇数
“n”だけカウントしたときに行なわれる。ここ
で“n”を奇数としたのは、後述するように、セ
ンタ・カーソル表示のための距離d3/2を表す
場合に、一番目からn番目までのパルス列の中央
のパルスの存在を確保するためである。
しかるに、第一カーソル14−1の表示のため
に、カウンタ31が“1”をカウントした後に、
やがてのことに“n”をカウントするに至ると、
第6図Gに示されるように、“n”検出回路37
から出力パルスPn1が発せられ、そのときの水
平走査線が第二カーソル14−2を表示するため
の一部分をなすものであつた場合には、第一カー
ソル用と共用の長さ設定回路41の出力とのアン
ド論理が取れるため、当該パルスはアンド・ゲー
ト55からオア・ゲート49を介して混合回路6
0、白黒反転回路61、ミキシング回路19を経
た後、出力映像信号Sgoに載せられてモニタ装置
12に与えられ、当該モニタ装辰置のモニタ画面
上にあつて第二カーソル14−2のその水平走査
線部分が表示される。
このことから分かるように、第二カーソル14
−2の測長方向(水平走査線方向)の位置は、可
変周波数発振器27の発振周波数を可変にするこ
とで変えられる。従つてそのための周波数設定ボ
リユーム29はまた、第二カーソル位置設定ボリ
ユームと読み換えることができ、これは使用者が
操作できるように、第2図中における操作部16
に設けて置けば良い。
これに対して、第一カーソル組14のセンタ・
カーソル14ctは、カウンタ31が“(n+
1)/2”をカウントしたときに表示される。
すなわち、カウンタ31が“(n+1)/2”
をカウントするに至ると、第6図Fに示されるよ
うに、“(n+1)/2”検出回路35からセンタ
位置検出の出力パルスPct1が発せられ、そのと
きの水平走査線がセンタ・カーソル14ctを表示
するための一部分をなすものであつた場合には、
長さ設定回路45の出力とのアンド論理が取れる
ため、当該パルスはアンド・ゲート53からオ
ア・ゲート49を介して混合回路60、白黒反転
回路61、ミキシング回路19を経た後、出力映
像信号Sgoに載せられてモニタ装置12に与えら
れ、当該モニタ装置のモニタ画面上にあつてセン
タ・カーソル14ctのその水平走査線部分が表示
される。
このようなメカニズムが各水平走査線ごとに繰
返されていくことにより、モニタ画面上にあつて
は使用者により設定された第一カーソル14−1
の位置と第二カーソル14−2の位置に応じ、そ
れらの間隔を二等分した位置に自動的にセンタ・
カーソル14ctが表示されていく。
なお、参考までに述べれば、上記数値“n”
は、本出願人の実用化例にあつては“403”に選
ばれ、従つてセンタ位置検出回路35からの検出
信号Pct1は“202”発目のパルスで現れる。
上記の回路動作は第一カーソル組表示回路21
と全く同じ回路構成を取る第二カーソル組表示回
路22にても全く同様に行われる。ここに、同期
信号分離回路20と、タイマ23と、時間設定ボ
リユーム25と、可変周波数発振器27と、発振
周波数設定ボリユーム29と、カーソル表示用カ
ウンタ31と、“1”信号検出回路33と、“n”
検出回路37と、アンド・ゲート51および55
と、オア・ゲート49と、第二カーソル組表示回
路22における同様の部分と、混合回路60と、
ミキシング回路19はカーソル表示制御部を構成
している。また、同期信号分離回路20と、タイ
マ23と、可変周波数発振器27と、カーソル表
示用カウンタ31と、“(n+1)/2”信号検出
回路35と、アンド・ゲート57と、オア・ゲー
ト49と、第二カーソル組表示回路22における
同様の部分と、混合回路60と、ミキシング回路
19はセンタ表示制御部を構成している。
従つて、この第二カーソル組に関しても、第一
カーソル15−1と第二カーソル15−2の測長
方向位置を任意に設定できるボリユーム群、例え
ば上記の第一カーソル位置設定ボリユーム25相
当のカーソル位置設定ボリユームと、第二カーソ
ル位置設定ボリユーム29相当のボリユームとを
操作部16に備えて置けば良い。但し、第一、第
二カーソル及びセンタ・カーソルの垂直方向の長
さを設定するボリユーム43,47は、そうたび
たび操作する必要がないのが普通と考えられるの
で、操作部16に操作可能に設ける必要は必ずし
もなく、相対測長装置10の本体内に内蔵とし
て、出荷時にメーカ・サイドでのみ、調整可能な
ようにしても良い。
また、白黒反転回路61による白黒色モード切
換えスイツチ62についても、操作部16に設け
ても良いし、本体内に内蔵としても良い。
本実施例においては、さらに、第一、第二物体
o1,o2の測長結果d3と、両物体相互のセン
タ位置のずれ量Δdをも、任意単位で絶対値表示
可能としている。
この機能についても第一カーソル組14にて代
表させて説明すると、カーソル表示用カウンタ3
1の出力に関し、第二カーソル位置を指定する
“n”検出信号ないし第二カーソル位置信号Pn1
と、距離ないし間隔d3の測長のためにその開始
を知らせる“2”検出信号ないし測長スタート信
号Ps1とを、第一測長回路71に入力させてい
る。
この第一測長回路71の構成は、第4図にその
一例が示されている。
“1”検出信号ないし第一カーソル位置検出信
号が発せられた後に、直ぐ引き続いて発せられる
“2”検出信号Ps1がこの第一測長回路71に送
られてくると、その入力のフリツプ・フロツプ7
3がセツトされ、以降、第6図Iに示されるよう
に、有意論理、例えば論理“H”が出力され続け
る。
すると、第6図Jに示されるように、周波数設
定ボリユーム77で設定された周波数で測長用発
振器75が発振を開始する。
この発振パルス数は、経時的に測長用カウンタ
79にてカウントされていくが、やがて、“n”
検出信号ないし第二カーソル位置信号Pn1が送
られてきてフリツプ・フロツプ73がリセツトさ
れ、発振器75の発振が停止すると、その時点ま
でのカウンタ79のカウント数が、第2図に併記
された表示装置17の第一物体長d3の表示部1
7−1に表示される。
こうした計数機能は、第二カーソル組にて挟ま
れた第二物体o2に関しても、同様に行なわれ
る。第4図において測長スタート信号Ps1を第
3図中で第二カーソル組表示回路22から出力さ
れてくるスタート信号Ps2に置き換え、第二カ
ーソル位置信号Pn1を同様にPn2に置き換えれ
ば、当該第4図に示される回路系はそのまま第二
カーソル組用の第二測長回路72となり、その結
果は表示装置17の第二物体長d4の表示部17
−2に表示される。
こうした測長結果は、各表示部に必要な単位を
付すだけで、そのまま絶対値表示とすることが可
能である、例えばμm単位を設定した場合、第一
物体長表示部17−1における数値表示が“875”
であつた場合には、実寸875μmを意味するよう
にできる。但しもちろん、このようにするために
は、当該実測値とカウント数値とが一対一で対応
するように、光学系の縮小ないし拡大率を定めた
り、測長用発振器75の発振周波数を定めたりす
ることが必要である。
逆に、実寸とカウント数値とは一対一で対応さ
せずとも、カウンタの出力を電子的に逓倍、分周
処理する等して、対応した実寸表示結果に導くこ
とも、昨今の技術をすれば簡単にできる。
また、ここでは、本発明の原理を簡単に理解す
るため、実際的な細かな配慮は省いているが、上
記物体長d3,d4の測長は、各水平走査線周期
ごとに行なう必要はない場合も考えられ、例えば
モニタ画面の一フレームないし数フレームごとに
特定の水平走査線周期に関して行なつても良く、
さらには幾つかの時系列的に隣接する計数結果の
平均を取つて表示するようにしても良い。
上記に加えてのさらに望ましい機能として、両
物体間のセンタずれ量Δdの検出表示は、この実
施例においては次のようになされている。
第3図中にあつて第一カーソル組表示回路21
と第二カーソル組表示回路22からそれぞれ出力
される“(n+1)/2”検出信号、すなわち第
一、第二センタ・カーソル位置信号Pct1,Pct
2は、共にセンタずれ量計測回路81に入力して
いる。このセンタずれ量計測回路81の構成は、
例えば第5図に示されるようなものとすることが
できる。
センタ・カーソル位置信号号Pct1,Pct2は、
入力段のオア・ゲート82を介してT型フリツ
プ・フロツプ83に入力している。従つて、第1
図に示されるように、第一センタ・カーソル14
ctの方が画面の左手にあるときには、その位置信
号Pct1の方が先に入力してくる。
今この状態から説明を続けると、当該第一セン
タ・カーソル位置信号Pct1の入力により、T型
フリップ・フロップ83がセツトされ、その出力
論理を“H”にする。これに伴い、センタずれ量
計測用発振器84が発振を開始する。その発振パ
ルス列の周波数は、周波数設定用ボリユーム85
で設定することができる。
これに次いで少し後に、第二センタ・カーソル
位置信号Pct2が入力してくると、T型フリツ
プ・フロツプ83はリセツトされ、従つて発振器
84は発振を停止する。
この発振器84の発振開始から発振停止までの
パルス数の計数がセンタずれ量計測用カウンタで
なされ、その結果が混合回路88を介して表示装
置17のセンタずれ量表示部17ctに表示され
る。
混合回路88を通したのは、極性表示を重畳す
るためである。
先に述べたように、第一センタ・カーソル14
ctが第二センタ・カーソル15ctよりも左側にあ
る場合を“+”、右側にある場合を“一”で表示
すると約束した場合、T型フリツプ・フロツプを
セツトしたのが第一、第二センタ・カーソル位置
信号Pct1,Pct2のどちらの信号であるかを当
該T型フリツプ・フロツプの出力論理とのアンド
を取る等して+/−検出回路87で判別すれば、
第2の表示部17ct中に正負極性表示17pをな
すことができる。
このセンタずれ量Δdの計測に関しても、先の
物体長に関して述べた種々の配慮はそのまま適用
することができる。
また、物体長d3,d4の計測やセンタずれ量
Δdの計測に関しての初期校正は、寸法が正しく
分かつたスケールを使うことによつて簡単に行な
える。
例えばモニタ画面13上に写し出された既知寸
法の校正用スケールを両側から各カーソル組1
4,15の第一、第二カーソル14−1,14−
2,15−1,15−2で挟み込んだ場合、表示
装置17の第一、第二物体長表示部17−1,1
7−2に現れる数値が当該校正用スケールの実寸
に等しくなるように、第4図における測長用発振
器75の発振周波数設定ボリユーム75を調整す
れば良いし、また、両センタ・カーソルのずれ量
Δdの校正は、当該校正用スケールを量センタ・
カーソル14ct,15ctで挟み込み、そのときに
センタずれ量Δd表示部17ctに表される数値が
当該校正用スケールの実寸と等しくなるように、
第5図中のセンタずれ量計測用発振器84の発振
周波数設定ボリユーム85を調整すれば良い。
以上、図示された実施例につき説明したが、当
該実施例に対する改変は数多く考えられる。
例えば、図示実施例においては、第二カーソル
14−2,15−2の位置設定、すなわち第一カ
ーソルの表示から第二カーソルの表示までの経過
時間の設定は、可変周波数発振器27の発振周波
数を変えることによりなしていたが、逆にこの周
波数は合理的なある一定値に固定し、“n”値を
可変にしても良い。その場合には、センタ・カー
ソルの表示のために(n+1)/2の演算回路が
必要となるが、これは比較的簡単な回路で組むこ
とができる。
また、図示の場合には物体の測長方向はモニタ
画面に関して水平走査線方向であつたが、これを
垂直走査線方向に変えることも比較的簡単に行な
えるし、両方向に各対向したカーソル組を設ける
ことも可能である。このようにすればもちろん、
測長対象となる物体の二次元測長が行なえる。
なお、本発明において測長とは、すでに顕かな
ように、少なくともセンタ・カーソル(中心位置
表示)を得るために基準となる物体両側位置を知
ることを言い、従つて相対測長である。図示実施
例においては、この基本的な相対測長に加えて、
絶対測長機能が備えられているのである。
もちろん、モニタ画面に重畳表示すべきカーソ
ル組の数は任意であり、少なくとも二組以上であ
れば本発明の要旨を満足することができる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、複数の物体間の中心位置のず
れがモニタ画面上で直観的に視認できる。
しかも当該中心位置を表示させるために使用者
に要求される操作も極めて単純であり、熟練を要
さない。単に各測長要素組の第一、第二カーソル
を対象とする物体の測長方向両側にあてがうだけ
で良い。
従つて、各種電子品の組立工程等にあつては、
当該部品の各部の絶対寸法を知らなくても、それ
らが正しい相対位置関係にあるか否かを一目で判
断することができ、組立工程は著しく合理化す
る。
もちろん、他の測量関係等にも用いることがで
き、特に相対位置関係が問題となる場合に本発明
は極めて有効な作用を営む。
【図面の簡単な説明】
第1図はモニタ画面上において本発明により達
成されるべき一機能例の説明図、第2図は本発明
相対測長装置を組入れるためのシステム構成例の
説明図、第3図は本発明の望ましい一実施例にお
ける回路構成図、第4図は絶対値において対象物
体を測長するための測長回路例の構成図、第5図
は絶対値において複数物体の中から選んだ二つの
物体の中心位置ずれ量を定量的に計測するための
センタずれ量計測回路例の構成図、第6図は第3
図及び第4図に示された実施例の回路系における
要部波形図、である。 図中、10は本発明による相対測長装置、11
は撮像装置、12はモニタ装置、13はモニタ画
面、14は第一カーソル組、14−1は第一カー
ソル組の第一カーソル、14−2は第一カーソル
組の第二カーソル、14ctは第一カーソル組のセ
ンタ・カーソル、15は第二カーソル組、15−
1は第二カーソル組の第一カーソル、15−2は
第二カーソル組の第二カーソル、15ctは第二カ
ーソル組のセンタ・カーソル、16は操作部、1
7は測長結果の表示装置、17−1は第一物体長
表示部、17−2は第二物体長表示部、17ctは
センタずれ量表示部、19はミキシング回路、2
0は同期信号分離回路、23はタイマ、25は第
一カーソル位置設定ボリユーム、27はカーソル
表示用可変周波数発振器、29は第二カーソル位
置設定ボリユーム、31はカーソル位置表示用カ
ウンタ、61は白黒反転回路、71は第一測長回
路、72は第二測長回路、75は測長用発振器、
79は測長用カウンタ、81はセンタずれ量計測
回路、84はセンタずれ量計測用発振器、86は
センタずれ量計測用カウンタ、87は+/−検出
回路、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モニタ画面13の水平、垂直走査方向の少な
    くともいづれか一方を物体の測長方向とし、該測
    長方向に対向する第一、第二の一対のカーソル1
    4−1,14−2,…から成るカーソル組14,
    15,…を複数組、上記モニタ画面上に重ね表示
    し、かつ、外部操作により、各カーソル組の第
    一、第二カーソルを、それぞれ上記モニタ画面上
    の上記測長方向に沿つて動かすことのできるカー
    ソル表示制御部20,23,25,27,29,
    31,33,37,51,55,49,60,1
    9,…と; 上記各カーソル組における第一、第二カーソル
    間の間隔を二等分した位置を指示する中央カーソ
    ル14ct,15ct,…を上記モニタ画面上に重ね
    表示するセンタ表示制御部20,23,27,3
    1,35,57,49,60,19,…と; を備えたことを特徴とするモニタ画面上における
    物体の相対測長装置10。
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WO2005001185A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. 編地見本の作成方法、ニットデザイン方法、糸径測定装置、及び編地見本の作成装置

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