JP2002251256A - 液晶プロジェクタプレゼンテーション用指し棒及びこれを用いたプレゼンテーションシステム並びにポインタの表示方法 - Google Patents

液晶プロジェクタプレゼンテーション用指し棒及びこれを用いたプレゼンテーションシステム並びにポインタの表示方法

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JP2002251256A
JP2002251256A JP2001047553A JP2001047553A JP2002251256A JP 2002251256 A JP2002251256 A JP 2002251256A JP 2001047553 A JP2001047553 A JP 2001047553A JP 2001047553 A JP2001047553 A JP 2001047553A JP 2002251256 A JP2002251256 A JP 2002251256A
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screen
intersection
liquid crystal
crystal projector
presentation system
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JP2001047553A
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Masami Mori
政美 森
Shuichi Takano
修一 高野
Koyu Terunuma
孝勇 照沼
Tadashi Horiguchi
正 堀口
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶プロジェクタにより画像信号をスクリーン
に投影するプレゼンテーションシステムにおいて、スク
リーン上の走査光を受光することによりポインタマーク
の位置を指定することを可能とする。 【解決手段】スクリーン2上の任意の点を指し棒4の延
長線との交点3として指し棒4で指示し、指示した交点
3に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、その走査光
を指し棒4の内部に設けた光電素子6で受光し、この光
電素子6から得られる交点の情報信号8と液晶プロジェ
クタの画像走査同期信号11、12とを受けて、座標検
出手段13により、交点3のスクリーン右辺及び上辺か
らの距離X、Yのスクリーン全幅及び全高に対する寸法
比率を座標(x%、y%)として検出し、その座標位置
にポインタマーク20を液晶プロジェクタの合成画像と
して投影させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
で投影したスクリーン上の任意の点を指示するための液
晶プロジェクタプレゼンテーション用指し棒及びこれを
用いたプレゼンテーションシステム並びにポインタの表
示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶プロジェクタにより、パソ
コン(パーソナルコンピュータ)等からのビデオ出力信
号のような画像信号を、スクリーンに投影するプレゼン
テーションシステムにおいては、指し棒によって、表示
画面の任意の位置つまりスクリーンに投影された画像上
の説明に関係している部分を指し示すことが行われる。
【0003】この液晶プロジェクタプレゼンテーション
用指し棒としては、従来、伸縮自在に多段に構成した、
いわゆるOHP指し棒がある。
【0004】しかし、このOHP指し棒の場合、次のよ
うな問題がある。すなわち、液晶プロジェクタを使いプ
レゼンテーションを行う場合、プロジェクタを制御する
パソコンはスクリーンから離れた位置にあることが多
い。説明の為スクリーン上の図や文字を指し棒で指し示
している状況で、画面切り替えやページ送り等でパソコ
ンを操作しなければならないことがあり、かかる場合、
説明者はスクリーンからパソコンまで移動しなければな
らず、説明を中断しなければならない。
【0005】このような欠点のない液晶プロジェクタプ
レゼンテーション用指し棒としては、上記のような状況
下でもパソコンを制御できるプレゼンテーション用リモ
コンマウスやレーザポインタ付きリモコンマウスがあ
る。しかし、前者のプレゼンテーション用リモコンマウ
スの場合、スクリーン上の矢印を動かすのにジョイパッ
ドを使っているため、操作性が悪い(思い通りにポイン
タを動かせない)欠点がある。また後者のレーザポイン
タ付きリモコンマウスの場合、レーザ光を使うため、安
全性に問題がある。すなわち、目にレーザ光が当たると
視力低下を招く。また、画像を映しているスクリーンの
表面にガラスが存在する場合はレーザ光がどこを指して
いるのか視認性が極めて悪いという問題がある。
【0006】また、ポインタマークを液晶プロジェクタ
で投影するようにしたプレゼンテーションシステムも、
幾つか提案されている。
【0007】特開平2−170193号公報では、レー
ザポインタによってスポット上の任意の点を赤外線レー
ザビームで投射する。そのスクリーンを赤外線カメラで
撮影し、その信号出力から赤外線の輝点のスクリーン上
の位置を位置検出器で検出する。その検出信号は、マー
ク信号発生画像処理回路に送られ、ポインタマーク信号
を出力して重畳させた映像をプロジェクタからスクリー
ン上に投影する。これによって、見やすいポインタマー
クでスクリーン上の任意の位置を指し示すことができ
る。
【0008】また、特開平4−371063号公報は、
レーザポインタからのレーザ光が照射されたスポット
を、スクリーン上のレーザセンサで感知し、その検出信
号を座標検出装置に供給するとともに、ここからの座標
データを画像信号処理装置に入力して、画像信号にマー
ク信号を合成してプロジェクタからスクリーンに投影す
ることによって、ポインティング機能を実現している。
ここで、上記スクリーンは複数の上記レーザセンサが配
置されたものであり、検出信号を出力したレーザセンサ
の位置を検出可能にしている。
【0009】更に、特開平11−085395号公報
は、液晶プロジェクタによってスクリーン上に入力画像
信号と座標検出の基準となる基準スポットを投影し、講
演者はレーザポインタによってスクリーン上に指示赤外
線スポットを投影し、CCDカメラと赤外線透過フィル
タからなる検出手段によって検出し、位置検出手段によ
って上記基準スポットの位置を座標の基準にして指示位
置を検出し、検出した指示位置にポインタマーク発生手
段によってマークを発生させ、ポインタマーク重畳手段
によって入力画像信号に重畳させることで、スクリーン
上の指示位置にポインタマークを正確に表示する。
【0010】これらの技術によれば、画像信号に重畳さ
れた形でポインタマークをスクリーン上の指示位置に表
示することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶プロジェクタ・プレゼンテーションシステムは、レ
ーザポインタによってスクリーン上に赤外線スポット等
の指示光を投影する形式のものであり、レーザ光を使う
ため、目にレーザ光が当たった場合に視力低下を招くと
いう上記の問題を完全には解決することができない。ま
た、画像を映しているスクリーンの表面にガラスが存在
する場合はレーザ光がどこを指しているのか視認性が極
めて悪いという問題も残る。
【0012】さらにまた、指し棒に画面のページ送り等
のパソコン制御機能を持たせることは困難である。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、上記のようなレーザポインタを用いないで、スクリ
ーン上の走査光を受光することによりポインタマークの
位置を指定することのできる、液晶プロジェクタプレゼ
ンテーション用指し棒及びこれを用いたプレゼンテーシ
ョンシステム並びにポインタの表示方法を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。
【0015】(1)請求項1の発明に係る液晶プロジェ
クタプレゼンテーション用指し棒は、光学的開口を一端
に有する棒状部材と、前記棒状部材の内部に設けられ、
棒状部材の延長線との交点としてスクリーン上の任意の
点を指示し、その指示点に液晶プロジェクタの走査点が
来たとき、その走査光を前記光学的開口を通して受光す
る光電素子と、前記光電素子から得られる交点の情報信
号を外部に取り出す送信手段とを有することを特徴とす
る。ここで光学的開口とは、棒状部材の一端が開放され
たパイプ状の部材である形態、及び棒状部材の一端側が
レンズ等により閉鎖されている形態の両方を含む。
【0016】(2)請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記棒状部材の先端側に、スクリーンからの入射光
の指向性を向上させるレンズ系を設けたことを特徴とす
る。
【0017】この特徴によりスクリーン上の指し示した
位置の精度を向上させることができる。
【0018】(3)請求項3の発明に係るプレゼンテー
ションシステムは、画像制御装置の下で液晶プロジェク
タにより画像信号をスクリーンに投影し、そのスクリー
ン上の任意の点を指し棒で指示するプレゼンテーション
システムにおいて、前記指し棒が、光学的開口を一端に
有する棒状部材の内部に、棒状部材の延長線との交点と
して指示したスクリーン上の任意の指示点に液晶プロジ
ェクタの走査点が来たとき、その走査光を前記光学的開
口を通して受光する光電素子と、前記光電素子から得ら
れる交点の情報信号を外部に取り出す送信手段とを有す
る構成であり、画像制御装置が、前記指し棒からの交点
の情報信号を受け取る受信手段と、受信した交点の情報
信号及び液晶プロジェクタの画像走査同期信号に基づ
き、指し棒の延長線とスクリーンの交点に液晶プロジェ
クタの走査点が来た座標を検出する座標検出手段と、当
該検出された交点の座標にポインタマークを形成し、こ
れを液晶プロジェクタの合成画像として投影させる画像
処理手段とを有することを特徴とする。
【0019】(4)請求項4の発明は、請求項3におい
て、前記座標検出手段が、前記交点に液晶プロジェクタ
の走査点が来たとき、その交点のスクリーンの一側辺か
らの距離Xを、画像信号の水平同期信号がX位置検出手
段に入力されてから当該交点の光が前記指し棒の光電素
子に受光されるまでの時間から算出するX位置検出手段
と、前記交点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、
その交点のスクリーン上辺からの距離Yを、画像信号の
垂直同期信号がY位置検出手段に入力されてから当該交
点の光が前記指し棒の光電素子に受光されるまでの時間
から算出するY位置検出手段とを有することを特徴とす
る。
【0020】(5)請求項5の発明は、請求項3におい
て、前記座標検出手段は、前記交点に液晶プロジェクタ
の走査点が来たとき、その交点のスクリーンの一側辺か
らの距離Xのスクリーン幅Wに対する寸法比率を、画像
信号の水平同期信号がX位置検出手段に入力されてから
当該交点の光が前記指し棒の光電素子に受光されるまで
の時間から算出するX位置検出手段と、前記交点に液晶
プロジェクタの走査点が来たとき、その交点のスクリー
ン上辺からの距離Yのスクリーン縦寸法Hに対する寸法
比率を、画像信号の垂直同期信号がY位置検出手段に入
力されてから当該交点の光が前記指し棒の光電素子に受
光されるまでの時間から算出するY位置検出手段とを有
することを特徴とする。
【0021】(6)請求項6の発明は、請求項3〜5の
いずれかに記載のプレゼンテーションシステムにおい
て、前記指し棒に水平ホールドボタンを設けると共に、
前記画像処理手段に、この水平ホールドボタンを押した
場合に、指し棒の垂直方向の動きは無視してポインタマ
ークを水平方向のみに動かす機能を追加したことを特徴
とする。
【0022】(7)請求項7の発明は、請求項3〜5の
いずれかに記載のプレゼンテーションシステムにおい
て、前記指し棒に垂直ホールドボタンを設けると共に、
前記画像処理手段に、この垂直ホールドボタンを押した
場合は、指し棒の水平方向の動きは無視してポインタマ
ークを垂直方向のみに動かす機能を追加したことを特徴
とする。
【0023】(8)請求項8の発明は、請求項3〜7の
いずれかに記載のプレゼンテーションシステムにおい
て、前記画像処理手段が、前記ポインタマークを矢印の
形に形成するポインタマーク発生手段を具備することを
特徴とする。
【0024】(9)請求項9の発明は、請求項8のプレ
ゼンテーションシステムにおいて、前記画像処理手段
が、前記矢印の視認性を向上させるための手段として、
矢印を点滅させる機能、最初に大きい矢印を画面中央に
表示して次に矢印表示位置に矢印をズームダウンする機
能、及び矢印に移動の軌跡をある時間残す機能のいずれ
かを具備することを特徴とする。
【0025】(10)請求項10の発明は、請求項3〜
9のいずれかに記載のプレゼンテーションシステムにお
いて、液晶プロジェクタにより投影する画像の一部に、
ページ送りやアニメーション指示等のソフトキーを作成
しておき、これにポインタマークが重なったときに、ペ
ージ送りやアニメーション等の動作を実行する機能を具
備することを特徴とする。
【0026】(11)請求項11の発明に係るポインタ
の表示方法は、液晶プロジェクタにより画像信号をスク
リーンに投影するプレゼンテーションシステムにおい
て、前記スクリーン上の任意の点を指し棒の延長線との
交点として指し棒で指示し、指示した交点に液晶プロジ
ェクタの走査点が来たとき、その走査光を前記指し棒の
先端より内部に入射させ、指し棒内部に設けた光電素子
で受光し、この光電素子から得られる交点の情報信号と
液晶プロジェクタの画像走査同期信号とを受けて、座標
検出手段により、交点のスクリーンの一側辺及び上辺か
らの距離X、Yのスクリーン全幅及び全高に対する寸法
比率を座標(x%、y%)として検出し、その検出され
た座標位置にポインタマークを液晶プロジェクタの合成
画像として投影させることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0028】図1に示すプレゼンテーションシステム
は、画像制御装置100の下で、液晶プロジェクタ1に
より画像信号をスクリーン2に投影する構成のものであ
り、そのスクリーン2上の任意の点(後述する交点3)
を指し棒4で指示するポインティング機能を有する。
【0029】指し棒4は、光学的開口5aを一端に有す
る中空の棒状部材5と、その棒状部材5の内部に設けら
れ、棒状部材5の延長線との交点3としてスクリーン上
の任意の点を指示し、その指示点に液晶プロジェクタ1
の投影光の走査点が来たとき、その走査光を光学的開口
5aを通して受光する光電素子6と、この光電素子6か
ら得られる交点の情報信号(受光信号)8を、有線又は
無線(赤外線による場合を含む)のいずれかの形で外部
に取り出す送信手段7とを有する。ここで棒状部材5
は、多段の伸縮自在な構造の中空体として構成されてお
り、光電素子6はその棒状部材5の内部の底部に設けら
れている。また、この指し棒には、スクリーン上の指し
示す位置の精度を向上させる手段として、棒状部材の先
端側にレンズ系(望遠レンズ)を設置してあり、スクリ
ーンからの入射光の指向性を向上させている。
【0030】一方、画像制御装置100は、上記指し棒
4からの交点の情報信号8を受け取る受信手段9と、液
晶プロジェクタ1の画像走査同期信号である水平同期信
号11及び垂直同期信号12を作成する走査信号発生回
路10と、受信した交点の情報信号8及び液晶プロジェ
クタの画像走査同期信号(水平同期信号11及び垂直同
期信号12)に基づき、指し棒4の延長線とスクリーン
の交点に液晶プロジェクタの走査点が来た座標を検出す
る座標検出手段13と、当該検出された交点3の座標に
ポインタマークを形成し、これを液晶プロジェクタの合
成画像として投影させる画像処理手段16とを備えてい
る。
【0031】上記座標検出手段13は、受信した交点の
情報信号8及び液晶プロジェクタの水平同期信号11に
基づき、指し棒4の延長線とスクリーンの交点3のX座
標を検出するX位置検出回路14と、そして受信した交
点の情報信号8及び液晶プロジェクタの垂直同期信号1
2に基づき、指し棒4の延長線とスクリーンの交点3の
Y座標を検出するY位置検出回路15とから成る。
【0032】X位置検出回路14は、具体的には図2に
示すように、1つの時間測定回路141とこれに縦続接
続された比率演算回路142とで構成される。時間測定
回路141は、上記交点3に液晶プロジェクタ1の投影
光の走査点が来たとき、その交点3のスクリーンの一側
辺(ここでは図6に示すスクリーン原点Oの存在する右
端)からの距離Xを求めるものであり、図2及び図3に
示すように、当該時間測定回路141に画像信号の水平
同期信号11が入力された時点からクロックパルスのカ
ウントを開始し、当該交点3の光が指し棒4の光電素子
6に受光された時点でカウントを終了し、その期間中の
クロックパルスを抜き取ることによって、当該パルスカ
ウント数をX寸法相当走査時間(走査点が指し棒の延長
線上に来るまでの時間)txとして算出する。このX位
置検出回路14に続く比率演算回路142は、上記の抜
き取られたクロックパルス群から成る計測されたX寸法
相当走査時間txと、所定幅のパルスから成る走査線1
本の横方向の走査時間txとを受け、上記の距離Xの位
置を、当該距離Xのスクリーン幅Wに対する寸法比率
{x%=(X/W)×100}の形に変換するものであ
る。
【0033】一方、Y位置検出回路15は、図4に示す
ように、1つの時間測定回路151とこれに縦続接続さ
れた比率演算回路152とで構成される。時間測定回路
151は、上記交点3に液晶プロジェクタ1の投影光の
走査点が来たとき、その交点3のスクリーンの上辺から
の距離Y(図6)を求めるものであり、図4及び図5に
示すように、当該時間測定回路151に画像信号の垂直
同期信号12が入力された時点からクロックパルスのカ
ウントを開始し、当該交点3の光が指し棒4の光電素子
6に受光された時点でカウントを終了し、その期間中の
クロックパルスを抜き取ることによって、当該パルスカ
ウント数をY寸法相当走査時間(走査点が指し棒の延長
線上に来るまでの時間)tyとして算出する。このY位
置検出回路15に続く比率演算回路152は、上記の抜
き取られたクロックパルス群から成る計測されたY寸法
相当走査時間tyと、所定幅のパルスから成る走査線1
本の垂直方向の走査時間Tyとを受け、上記の距離Yの
位置を、当該距離Yのスクリーン縦寸法Hに対する寸法
比率{y%=(Y/H)×100}の形に変換するもの
である。
【0034】図1に戻り、画像処理手段16は、図6の
ように矢印形のポインタマーク20を発生するポインタ
マーク発生手段17と、このポインタマーク20を液晶
プロジェクタ1の画像信号に重畳する合成手段18とを
備えており、その合成画像を、上記座標検出手段13で
検出された交点3のX、Y座標に液晶プロジェクタ1に
より投影させる働きをする。
【0035】次に、上記構成の作用について説明する。
【0036】指し棒4によりスクリーン上の任意の一点
(図6のP点)を指した状態下において、その指し棒4
の延長線とスクリーン上の交点3に液晶プロジェクタ1
の投影する走査点が来ると、この交点3の走査光が、指
し棒4の光電素子6に受光される。従って、指し棒4の
送信手段7から交点の情報信号8が送信され、有線又は
無線により画像制御装置100に送られ、受信手段9に
て受信される。
【0037】受信された交点の情報信号8は、液晶プロ
ジェクタの画像走査同期信号(水平同期信号11及び垂
直同期信号12)と共に、座標検出手段10に入力され
る。座標検出手段10において、X位置検出回路14の
時間測定回路141には、図2及び図3に示すように、
受信された交点の情報信号8と画像信号の水平同期信号
11が入力され、またY位置検出回路15の時間測定回
路151には、図4及び図5に示すように、受信された
交点の情報信号8と画像信号の垂直同期信号12が入力
される。
【0038】X位置検出回路14の時間測定回路141
は、水平同期信号11が入力された時点からクロックパ
ルスのカウントを開始し、その後に交点3の走査光が指
し棒4の光電素子6に受光された時点でカウントを終了
し、その間のカウント数をX寸法相当走査時間txとし
て算出する。この距離Xの位置は、X位置検出回路14
に続く比率演算回路142により、当該距離Xのスクリ
ーン幅Wに対する寸法比率{x%=(X/W)×10
0}の形に変換されて出力される。
【0039】一方、Y位置検出回路15の時間測定回路
151は、当該時間測定回路151に画像信号の垂直同
期信号12が入力された時点からクロックパルスのカウ
ントを開始し、その後に交点3の走査光が指し棒4の光
電素子6に受光された時点でカウントを終了し、その間
のカウント数をY寸法相当走査時間tyとして算出す
る。この距離Yの位置は、Y位置検出回路15に続く比
率演算回路152により、当該距離Xのスクリーン縦寸
法Hに対する寸法比率{y%=(Y/H)×100}の
形に変換されて出力される。
【0040】そして、画像処理手段16は、この座標検
出手段13で検出された交点3の座標(X、Y)又は座
標(x%,y%)にポインタマーク20の矢印を形成
し、この矢印を液晶プロジェクタ1の合成画像としてス
クリーン2に投影させる。
【0041】上記から明らかなように、指し棒4で指し
示したスクリーン上の位置に矢印を表示する方法の概要
は、次のようになる。
【0042】まず、指し棒がスクリーンのどの位置を指
し示しているか(スクリーンと指し棒の延長線との交点
3の座標位置)を知るため、交点3のスクリーン上の座
標(X,Y)、または画面の寸法を100%とした時の
交点のX寸法及びY寸法の比率(x%,y%)を検出す
る。ここで、x%=(X/W)×100、y%=(Y/
H)×100、W:スクリーン幅寸法、H:スクリーン
縦寸法である。
【0043】次に、スクリーン上のX,Y座標の位置
(X,Y)のところに、または、画面寸法を100%と
した時の交点寸法比率(x%,y%)の座標位置のとこ
ろに、ポインタマーク20の矢印(図6)を、画像信号
との合成画像として表示する。なお、(X、Y)も(x
%,y%)も同じ位置に矢印が表示される。
【0044】寸法比率x%、y%の求め方は、次のよう
になる。 (A)x%の求め方(x%=(x/W)×100): (i) 水平走査のスタート信号となる水平同期信号11の
到来で時間測定回路141がクロックパルスのカウント
を開始する。
【0045】(ii) 走査点が交点3に到達すると、指し
棒4の底部に設置した光電素子6に光が入射し、交点の
情報信号(受光信号)8が時間測定回路141に送られ
る。
【0046】(iii) 時間測定回路141は、交点の情報
信号(受光信号)8を受け取るとクロックパルスのカウ
ントを止め、上記(i) 〜(ii) の間の経過時間であるX
寸法相当走査時間tx(実際にはこれに対応するクロッ
クパルス列)を比率演算回路142に送る。
【0047】(iv) 比率演算回路142では、このX寸
法相当走査時間txを受け、1本の走査線の走査時間tx
に対するtxの比率x%=(tx/tx)×100を計算
する。 (B)y%の求め方(y%=(Y/H)×100): (i) 画面走査のスタート信号となる垂直同期信号12の
到来で時間測定回路151がクロックパルスのカウント
を開始する。
【0048】(ii) 走査点が交点3に到達すると指し棒
4の底部に設置した光電素子6に光が入射し、その交点
の情報信号(受光信号)8が時間測定回路151に送ら
れる。
【0049】(iii) 時間測定回路151は、交点の情報
信号(受光信号)8を受け取るとクロックパルスのカウ
ントを止め、上記(i) 〜(ii)の間の経過時間であるY寸
法相当走査時間tyを比率演算回路152に送る。
【0050】(iv) 比率演算回路152では1画面の走
査時間TYとtyの比率y%=(ty/TY)×100を計
算する。
【0051】そして、上記の(x%,y%)の値を、画
像処理手段16としての例えばパソコンに送り、図6の
スクリーン2の右上の原点Oからx%=(tx/tx)×
100=(X/W)×100、y%=(ty/TY)×1
00=(Y/H)×100の位置に矢印を表示する。
【0052】このように、スクリーン原点Oからスクリ
ーン全寸法の(x%,y%)の位置に矢印を表示する
と、結果的に指し棒4で指し示した位置に矢印が表示さ
れたことになる。
【0053】このことは、液晶プロジェクタにより投影
する画像の一部に、ページ送りやアニメーション指示等
のソフトキーを作成しておき、これにポインタマーク2
0を重ねることにより、ページ送りやアニメーション等
の動作を実行することもできることを意味する。この意
味おいて、指し棒は、液晶プロジェクタを制御している
パソコンをリモートコントロールできる機能も有する。
従って、本システムは、液晶プロジェクタで投影したス
クリーン2上に指し棒4で指し示した位置に矢印を表示
することを可能にし、また指し棒に画面のページ送り等
のパソコン制御機能を持たせた指し棒システムでもあ
る。
【0054】次に、具体例を説明する。
【0055】図7は、本発明のプレゼンテーションシス
テムの適用例を示したもので、説明者(講師)21が指
し棒4を持ち、その指し棒4でスクリーン2上の必要個
所をポインタマーク20の矢印で指し示しながら、受講
生22に説明をする様子を示している。
【0056】図8に、ここで用いたプレゼンテーション
システムの構成を示す。なお、上述した構成要素と同一
の構成のものには同じ符号を付して説明を省略する。
【0057】同図において、30は画像制御装置100
として機能するパソコン(パーソナルコンピュータ)で
あり、その画像処理手段16の一部として、上述の走査
信号発生回路10、ポインタマーク発生手段17及び合
成手段18の機能を具備する。座標検出手段13に対す
る水平同期信号11、垂直同期信号12、全幅水平走査
時間tx及び全高垂直走査時間Tyは、このパソコン30
から得る。そして座標検出手段13から得られる寸法比
率x%、y%{x%=(X/W)×100、y%=(Y
/H)×100}の信号も、パソコン23に取り込んで
処理する。
【0058】次に、指し棒を使って、その延長線とスク
リーンの交点に、ポインタマークを表示する方法は、既
に述べたところと同じであり、次のようにする。
【0059】まず、説明者21が、底部に光電素子6を
有する中空パイプ状の指し棒4を使って、指し棒4の延
長線とスクリーン2の交点3を指示する。
【0060】液晶プロジェクタ1の投影する走査光が交
点3に来たとき、その走査光が光電素子6に受光され
る。この交点の情報信号(受光信号)8を送信手段7に
より送信し、パソコン23が設定されている側の受信手
段9にて受信し、座標検出手段13により、指し棒4の
延長線とスクリーン2の交点3の座標(x%,y%)を
知る。
【0061】ここで座標(x%,y%)は、図9に示す
ように、y%=(Y/H)×100=(ty/Ty)×10
0、x%=(X/W)×100=(tx/tx)×100で
あり、その求め方は次の通りである。
【0062】(A)x%の求め方: 水平走査のスタート信号となる水平同期信号11の到
来で、時間測定回路141がクロックパルスのカウント
を開始する。
【0063】走査点が交点3に到達すると指し棒4の
底部に設置した光電素子6に光が入射し、その出力の交
点の情報信号(受光信号)8を送信手段9が有線又は無
線(または赤外線)で時間測定回路141に送る。
【0064】時間測定回路141は、この交点の情報
信号(受光信号)8を受け取るとクロックパルスのカウ
ントを止め、これにより計測された上記〜の間のX
寸法相当走査時間txを比率演算回路142に送る。
【0065】比率演算回路142では、このX寸法相
当走査時間txを受けて、1本の走査線のスクリーン全
幅の水平走査時間txに対するX寸法相当走査時間txの
比率{x%=(tx/tx)×100}を計算する。
【0066】(B)y%の求め方: 画面走査のスタート信号となる垂直同期信号12で時
間測定回路151のクロックパルスのカウントを開始す
る。
【0067】走査点が交点に到達すると指し棒4の底
部に設置した光電素子6に光が入射し、その出力の交点
の情報信号(受光信号)8を送信手段9が有線又は無線
(または赤外線)で時間測定回路151に送る。
【0068】時間測定回路151は、この交点の情報
信号(受光信号)8を受け取るとクロックパルスのカウ
ントを止め、これにより計測された上記〜の間のY
寸法相当走査時間tyを比率演算回路152に送る。
【0069】比率演算回路152では、このY寸法相
当走査時間tyを受けて、スクリーン全高の垂直走査時
間つまり1画面の走査時間TYとY寸法相当走査時間ty
の比率{y%=(ty/TY)×100}を計算する。
【0070】次に、このスクリーン2上の交点3の情報
(x%,y%)をパソコン23に有線又は無線(または
赤外線)にて送る。
【0071】次に、パソコン23が構成する画像処理手
段16により、上記交点3の情報(x%,y%)に基づ
き特定されるパソコン画面とスクリーン上の座標(x
%,y%)に相当する位置に、ポインタマーク20とし
て矢印を表示する。
【0072】以上の処理により、指し棒4の操作者は、
自分が指し棒4で指し示したスクリーン2上の位置Pに
矢印が表示されているように感じる。
【0073】上記の表示方法によれば、次のような利点
が得られる。
【0074】(1)液晶プロジェクタとスクリーンを使
ったプレゼンテーションを行う場合に、操作性の良いポ
インタつまり液晶プロジェクタ・プレゼンテーション用
指し棒が提供される。操作性が良いとは、第1に、スク
リーン上に指し棒で指し示した位置に矢印を表示できる
ことである。第2は、指し棒に、液晶プロジェクタを制
御するパソコンをリモートコントロールする機能、例え
ば、ページ送りとかアニメーション指示等の機能を付加
することができることである。これは、例えば液晶プロ
ジェクタにより、ページ送りとかアニメーション指示等
のソフトキーを画像の一部として作成しておき、これに
ポインタマーク20の矢印が重なったときに、ページ送
りとかアニメーション等の動作を実行する機能を付加し
ておくことで実現することができる。
【0075】(2)液晶プロジェクタとスクリーンを使
ったプレゼンテーションを行う場合に、従来のようにレ
ーザ光を発射するレーザポインタを用いるシステムと異
なり、スクリーンに投影された光を受光する方式のシス
テムであるので、安全性が高く操作性の良い液晶プロジ
ェクタ・プレゼンテーション用指し棒を提供することが
できる。 <他の実施形態、変形例>以上、本発明の好ましい実施
形態について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、その精神の範囲内で種々の変形を行うこと
ができる。
【0076】例えば、画面上に表示された矢印の視認性
を向上させる機能として、次のような機能を追加したシ
ステムを構成することができる。
【0077】(1)指し棒は水平方向に動かす場合が多
いので、指し棒に水平ホールドボタンを付け、当該ボタ
ンを押した場合は、指し棒の垂直方向の動きは無視し
て、矢印を水平方向のみに動かす機能を追加した液晶プ
ロジェクタ・プレゼンテーションシステム。
【0078】(2)矢印を垂直方向に動かしたい場合に
備え、指し棒に垂直ホールドボタンを付け、当該ボタン
を押した場合は指し棒の水平方向の動きは無視して、矢
印を垂直方向のみに動かす機能を追加した液晶プロジェ
クタ・プレゼンテーションシステム。
【0079】(3)矢印の視認性を向上させるために矢
印を点滅させることができる機能を追加した液晶プロジ
ェクタ・プレゼンテーションシステム。
【0080】(4)矢印の視認性を向上させるために、
最初に大きい矢印を画面中央に表示して、次に矢印表示
位置に矢印をズームダウンして、その所在地を明示でき
る機能を追加した液晶プロジェクタ・プレゼンテーショ
ンシステム。
【0081】(5)矢印に移動の軌跡をある時間残すよ
うにして視認性を向上させる機能を追加した液晶プロジ
ェクタ・プレゼンテーションシステム。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。
【0083】(1)本発明の液晶プロジェクタプレゼン
テーション用指し棒、プレゼンテーションシステム及び
ポインタの表示方法によれば、スクリーン上に指し棒で
指し示した位置に、液晶プロジェクタからの投影画像の
一部として矢印等のポインタマークを表示することがで
きる。また、この矢印等のポインタマークを投影画像中
のソフトキーに重ねることにより、ページ送りとかアニ
メーション等の指示を行うこともできるため、操作性に
優れる。
【0084】(2)従来のレーザ光を発射するレーザポ
インタを用いるシステムでは、液晶プロジェクタとスク
リーンを使ったプレゼンテーションを行う場合に、目に
レーザ光が当たって視力低下を招く恐れがあるのに対
し、本発明のプレゼンテーションシステムは、スクリー
ンに投影された光を受光する方式のシステムであるの
で、この問題を完全に解決することができ、安全性が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶プロジェクタ・プレゼンテーショ
ンシステムを示したブロック図である。
【図2】本発明におけるX位置検出回路の構成例を示し
た図である。
【図3】図3のX位置検出回路の動作の説明に供するタ
イミングチャート図である。
【図4】本発明におけるY位置検出回路の構成例を示し
た図である。
【図5】図4のY位置検出回路の動作の説明に供するタ
イミングチャート図である。
【図6】本発明における液晶プロジェクタで画像が投影
されるスクリーンを示したもので、指し棒で指し示した
スクリーン上の交点と、その点の走査光を受光して座標
を検出し矢印を投影表示する方法の説明に供する図であ
る。
【図7】本発明の液晶プロジェクタ・プレゼンテーショ
ンシステムを用いた具体例を示した概念図である。
【図8】本発明の液晶プロジェクタ・プレゼンテーショ
ンシステムをパソコンを利用して構成したブロック図で
ある。
【図9】本発明における液晶プロジェクタで画像が投影
されるスクリーンを示したもので、指し棒で指し示した
スクリーン上の交点と、その点の走査光を受光して座標
を検出し矢印を投影表示する方法の説明に供する図であ
る。
【符号の説明】
1 液晶プロジェクタ 2 スクリーン 3 交点 4 指し棒 5 棒状部材 5a 光学的開口 6 光電素子 7 送信手段 8 交点の情報信号(受光信号) 9 受信手段 11 水平同期信号 12 垂直同期信号 13 座標検出手段 14 X位置検出回路 15 Y位置検出回路 16 画像処理手段 17 ポインタマーク発生手段 18 合成手段 20 ポインタマーク 23 パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照沼 孝勇 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 堀口 正 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA12 EA67 HA06 MA20 5B087 AA09 AB02 AB09 AE03 BC12 BC13 BC26 BC32 DE03 DE07 DG02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的開口を一端に有する棒状部材と、 前記棒状部材の内部に設けられ、棒状部材の延長線との
    交点としてスクリーン上の任意の点を指示し、その指示
    点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、その走査光
    を前記光学的開口を通して受光する光電素子と、 前記光電素子から得られる交点の情報信号を外部に取り
    出す送信手段とを有することを特徴とする液晶プロジェ
    クタプレゼンテーション用指し棒。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶プロジェクタプレゼン
    テーション用指し棒において、 前記棒状部材の先端側に、スクリーンからの入射光の指
    向性を向上させるレンズ系を設けたことを特徴とする液
    晶プロジェクタプレゼンテーション用指し棒。
  3. 【請求項3】画像制御装置の下で液晶プロジェクタによ
    り画像信号をスクリーンに投影し、そのスクリーン上の
    任意の点を指し棒で指示するプレゼンテーションシステ
    ムにおいて、 前記指し棒が、光学的開口を一端に有する棒状部材の内
    部に、棒状部材の延長線との交点として指示したスクリ
    ーン上の任意の指示点に液晶プロジェクタの走査点が来
    たとき、その走査光を前記光学的開口を通して受光する
    光電素子と、前記光電素子から得られる交点の情報信号
    を外部に取り出す送信手段とを有する構成であり、 画像制御装置が、 前記指し棒からの交点の情報信号を受け取る受信手段
    と、 受信した交点の情報信号及び液晶プロジェクタの画像走
    査同期信号に基づき、指し棒の延長線とスクリーンの交
    点に液晶プロジェクタの走査点が来た座標を検出する座
    標検出手段と、 当該検出された交点の座標にポインタマークを形成し、
    これを液晶プロジェクタの合成画像として投影させる画
    像処理手段とを有することを特徴とするプレゼンテーシ
    ョンシステム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のプレゼンテーションシステ
    ムにおいて、 前記座標検出手段が、 前記交点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、その
    交点のスクリーンの一側辺からの距離Xを、画像信号の
    水平同期信号がX位置検出手段に入力されてから当該交
    点の光が前記指し棒の光電素子に受光されるまでの時間
    から算出するX位置検出手段と、 前記交点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、その
    交点のスクリーン上辺からの距離Yを、画像信号の垂直
    同期信号がY位置検出手段に入力されてから当該交点の
    光が前記指し棒の光電素子に受光されるまでの時間から
    算出するY位置検出手段とを有することを特徴とするプ
    レゼンテーションシステム。
  5. 【請求項5】請求項3記載のプレゼンテーションシステ
    ムにおいて、 前記座標検出手段が、 前記交点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、その
    交点のスクリーンの一側辺からの距離Xのスクリーン幅
    Wに対する寸法比率を、画像信号の水平同期信号がX位
    置検出手段に入力されてから当該交点の光が前記指し棒
    の光電素子に受光されるまでの時間から算出するX位置
    検出手段と、 前記交点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、その
    交点のスクリーン上辺からの距離Yのスクリーン縦寸法
    Hに対する寸法比率を、画像信号の垂直同期信号がY位
    置検出手段に入力されてから当該交点の光が前記指し棒
    の光電素子に受光されるまでの時間から算出するY位置
    検出手段とを有することを特徴とするプレゼンテーショ
    ンシステム。
  6. 【請求項6】請求項3〜5のいずれかに記載のプレゼン
    テーションシステムにおいて、 前記指し棒に水平ホールドボタンを設けると共に、前記
    画像処理手段に、この水平ホールドボタンを押した場合
    に、指し棒の垂直方向の動きは無視してポインタマーク
    を水平方向のみに動かす機能を追加したことを特徴とす
    るプレゼンテーションシステム。
  7. 【請求項7】請求項3〜5のいずれかに記載のプレゼン
    テーションシステムにおいて、 前記指し棒に垂直ホールドボタンを設けると共に、前記
    画像処理手段に、この垂直ホールドボタンを押した場合
    は、指し棒の水平方向の動きは無視してポインタマーク
    を垂直方向のみに動かす機能を追加したことを特徴とす
    るプレゼンテーションシステム。
  8. 【請求項8】請求項3〜7のいずれかに記載のプレゼン
    テーションシステムにおいて、 前記画像処理手段が、前記ポインタマークを矢印の形に
    形成するポインタマーク発生手段を具備することを特徴
    とするプレゼンテーションシステム。
  9. 【請求項9】請求項8記載のプレゼンテーションシステ
    ムにおいて、 前記画像処理手段が、前記矢印の視認性を向上させるた
    めの手段として、矢印を点滅させる機能、最初に大きい
    矢印を画面中央に表示して次に矢印表示位置に矢印をズ
    ームダウンする機能、及び矢印に移動の軌跡をある時間
    残す機能のいずれかを具備することを特徴とするプレゼ
    ンテーションシステム。
  10. 【請求項10】請求項3〜9のいずれかに記載のプレゼ
    ンテーションシステムにおいて、 液晶プロジェクタにより投影する画像の一部に、ページ
    送りやアニメーション指示等のソフトキーを作成してお
    き、これにポインタマークが重なったときに、ページ送
    りやアニメーション等の動作を実行する機能を具備する
    ことを特徴とするプレゼンテーションシステム。
  11. 【請求項11】液晶プロジェクタにより画像信号をスク
    リーンに投影するプレゼンテーションシステムにおい
    て、 前記スクリーン上の任意の点を指し棒の延長線との交点
    として指し棒で指示し、 指示した交点に液晶プロジェクタの走査点が来たとき、
    その走査光を前記指し棒の先端より内部に入射させ、指
    し棒内部に設けた光電素子で受光し、 この光電素子から得られる交点の情報信号と液晶プロジ
    ェクタの画像走査同期信号とを受けて、座標検出手段に
    より、交点のスクリーンの一側辺及び上辺からの距離
    X、Yのスクリーン全幅及び全高に対する寸法比率を座
    標(x%、y%)として検出し、 その検出された座標位置にポインタマークを液晶プロジ
    ェクタの合成画像として投影させることを特徴とするポ
    インタの表示方法。
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JP2015080218A (ja) * 2014-11-05 2015-04-23 船井電機株式会社 プロジェクタ
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