JPH0587595U - 時計外装ケースと時計部品の同時挿入接着装置 - Google Patents

時計外装ケースと時計部品の同時挿入接着装置

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JPH0587595U
JPH0587595U JP2854592U JP2854592U JPH0587595U JP H0587595 U JPH0587595 U JP H0587595U JP 2854592 U JP2854592 U JP 2854592U JP 2854592 U JP2854592 U JP 2854592U JP H0587595 U JPH0587595 U JP H0587595U
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JP
Japan
Prior art keywords
winding stem
stem pipe
nozzle
watch
outer case
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Pending
Application number
JP2854592U
Other languages
English (en)
Inventor
高市 鈴木
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 該加工物である外装ケースに該加工物の巻真
パイプを治具上で同時に正確かつ容易に挿入接着すると
ともに組立てコストを低減する。 【構成】 外装ケース5を位置決め治具1に取付けてレ
バー2を倒すことにより、板ばね3を介して一連の動作
をクランク状のノズル4が外装ケース5、巻真パイプ挿
入径7の内側より進入し定量の接着液が滴出され、同時
に外装ケース5の外側より巻真パイプ挿入棒8により巻
真パイプ6が挿入され接着する。 【効果】 外装ケースと巻真パイプが治具上で組付けが
同時に正確かつ短時間で行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、時計外装ケースに時計部品である巻真パイプを同時に挿入し、接 着する挿入接着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図2に示すように時計外装ケース5に巻真パイプ6を挿入し、接着す るにあたっては、巻真パイプ挿入孔7に上部より注射器等により接着液を定量滴 出し巻真パイプ挿入孔に巻真パイプ6を挿入し接着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、接着液の滴出と巻真パイプの挿入との二段階動作が必要であった。ま た接着液の外装ケース外面への垂れ等の問題があり、後処理に手間がかかってい た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は、外装ケース内側より接着液滴出用のノ ズルを巻真パイプ挿入孔に進入させ、定量の接着液が滴出され、同時に巻真パイ プも巻真パイプ挿入孔に進入し、接着されるものである。接着液は巻真パイプと 巻真パイプ挿入孔の間隙を毛細管現象の作用で接着され、一動作で挿入接着を同 時に行えるようにした。
【0005】
【作用】
この考案の装置を用いることにより、取付け治具盤のレバーにより容易に短時 間で時計外装ケースへ巻真パイプを挿入し、接着することができる。
【0006】
【実施例】
以下に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、被加工物である時計外装ケース5は、時計外装ケースと巻真パ イプの同時挿入接着装置上に設けられた被加工物をセットするための位置決め治 具に取付けられており、その側面に巻真パイプ挿入孔7が設けられている。被加 工物の巻真パイプ6を巻真パイプ挿入棒8の先端に装着し、被加工物の時計外装 ケース5に設けられた巻真パイプ挿入孔7に挿入し、同時に時計外装ケース5の 内側よりノズル4により接着液が滴出され巻真パイプ6を接着するようになって いる。
【0007】 レバー2は、図省略のラックとピニオンによりスライドヘッド12を移動させ る構造を有する。スライドヘッド12は、装置の本体15上に摺動自在に保持さ れ、板ばね3、巻真パイプ挿入棒8、マイクロスイッチ9を装備し一体化されて いる。ノズル移動板11とノズル4は、クランク状に一体化され、ノズル固定板 14によりフリーに遊動されるようになっている。すなわち、ノズル移動板11 はノズル固定板14に設けられた回転支軸に回動自在に保持されており、R板ば ね13により一側から押圧され、他側から板ばね3が係合し、押圧されるとわず かに回動して傾く。R板ばね13によりノズル4位置は原点に復帰するようにな っている。
【0008】 従って、レバー2の動作はスライドヘッド12、板ばね3、巻真パイプ挿入棒 8を移動させ、同時にマイクロスイッチ9を作動させる。これにより板ばね3は 、ノズル移動板11を押圧し、ノズル4を前述のとおり作動することにより、一 連の挿入接着ができるようになっている。接着液滴出のタイミングは、スライド ヘッド12の前進時、マイクロスイッチ9により液滴出装置であるディスペンサ 10を作動させて行っている。
【0009】 なお、この装置は巻真パイプ以外の部品と外装ケースとの挿入接着をすること ができ、レバー2の操作と部品装着を同期化することにより自動化することは容 易である。
【0010】
【考案の効果】
この考案は、以上のとおり時計外装ケースと巻真パイプが同時に挿入接着され て正確、かつ短時間で組付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わる装置の外観斜視図である。
【図2】この考案の装置の外観斜視拡大図である。
【図3】従来の装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 位置決め治具 2 レバー 3 板ばね 4 ノズル 5 時計外装ケース 6 巻真パイプ 7 巻真パイプ挿入孔 8 巻真パイプ挿入棒 9 マイクロスイッチ 10 ディスペンサ 11 ノズル移動板 12 スライドヘッド 13 R板ばね 14 ノズル固定板 15 本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上に摺動自在に保持され、挿入棒を
    保持したスライドヘッドと、前記本体上に設けられ、被
    加工物をセットするための位置決め治具と、前記被加工
    物の内側に設けられ、ディスペンサに接続されて前記ス
    ライドヘッドの前進時に接着液を滴出するノズルと、前
    記本体に弾性部材により押圧されて取付けられたノズル
    固定板と、該ノズル固定板に回動自在に保持され、前記
    ノズルに一体化されたノズル移動板と、前記スライドヘ
    ッドに取付けられ、前記ノズル移動板を押圧する手段と
    を備えたことを特徴とする時計ケースと時計部品の同時
    挿入接着装置。
JP2854592U 1992-04-28 1992-04-28 時計外装ケースと時計部品の同時挿入接着装置 Pending JPH0587595U (ja)

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JPH0587595U true JPH0587595U (ja) 1993-11-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114035415A (zh) * 2021-10-29 2022-02-11 歌尔科技有限公司 表冠夹持工装及具有其的表冠转角检测装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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